つれづれ日記
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2007年07月31日(火) 6匹に給餌。ハイシロー欠席。

今朝9時過ぎ、M上さんから電話がかかってきた。仔猫たちの棲息域である辺りの草刈りが行われ、仔猫たちはどこかに潜んで出て来ないという。猫好きのお掃除おじさんには仔猫がいる旨告げておいたそうだ。が、今朝は業者らしき二人連れが駐車場の草刈りをしていたのだが、気難しそうで声をかけられなかったとか。

こういうことがあるとやはり心配なので、来週あたりに捕獲して犬山動物病院に預かってもらいたいと言う。そうでしょ?ケージはイヤだのナンだのと言ってる場合じゃないはず。まず保護してそれから精力的に里親探しをすればよい。

M上さんがあの駐車場を使っている住民数人に話をしたところ、仔猫たちはちょくちょく目撃されていたそうだ。そしてガリガリに痩せて弱ったゴールデンも見かけた人がいるという。あの辺りに生存していて殆ど姿を見せないということは、また出産していたのではないか?もしそうなら、悲劇は繰り返される。何としてでもゴールデンを捕獲しないと始まらない。

午後、駐車場に行くと丁度私の車の前で女性が草刈りをしていた。目が合ったので挨拶し、仔猫を見かけたらそっとしておいてくれるよう頼んだ。もうひとりの草刈り人は成る程、気難しそうなおじいさんだった。

******

午後8時過ぎ、給餌に出る。昨日も一昨日もプレイロットの脇を通る時、植え込みの切れ目から、いつもマロが待っていた辺りを観察してみるのだがマロはいないようだった。

花子は1号棟ミニプレイロットで待っていた。用意したトレイを置いて山手へ。

山手では4匹全員と庭園内ではキジーが待っていた。雷が怖くて来られなかったのかな?

5匹全員にトレイを与えカリカリを入れる。汚れた水容器を洗いに行く。戻ってきたら、キジーがむせかえっている。ワカメとコロンはビックリしたのか、1段上に避難している。

缶詰を開け、キジーにはやはり飛び石餌場で与える。消炎剤をたっぷり入れたから口の痛いのは少しは軽減するだろう。

給水場でトレイを洗う。餌場に戻ってワカメを可愛がっていると、給水場の下の方から猫の争う声がする。給水場へ行き下を覗いてみたが誰もいない。

帰り支度をして坂道を降り、正門側へ回る。新館への道路にポオが座っていた。やっぱり!ポオがコロンを追いかけていたらしい。

1号棟ミニプレイロットへ行こうとしていると昨日、一昨日と同じ場所で花子に呼び止められる。一緒に1号棟ミニプレイロットへ行き、カリカリを少々与える。花子は砂の無い砂場でコロコロひっくり返る。

トレイを引き上げると、少々残している。マロがいれば5号棟プレイロットに置いておこうかと思い、行ってみたがマロはいない。花子と一緒に並んで食べることに「意義」があったようだ。花子が去ったので食欲も失せたらしい。


2007年07月30日(月) 5匹に給餌。ハイシロー、キジー欠席。ポン吉?登場

昼間は雷雨だったが、夕方には止んだ。予報では遅くなるにつれ再び雷雨が
ひどくなると言っている。

M上さんがA公園下駐車場の奥でゴールデンの子供2匹に給餌していると
いうので、今日午後5時半ごろ、車を降りてから見に行ってみた。

奥のフェンスの扉の向こうに大きな物置がある。物置の陰にトレイが2つと水容器が
置いてある。すると扉の方から茶虎の仔猫が走ってきた。M上さんが餌を持って
来てくれたと思ったらしい。すぐに物置の下に潜り込んだが、顔を覗かせたり、
引っ込んだり。フードは持っていないが、M上さんがまもなく来る頃なのだろう。
そのまま行きかけるともう1匹も物置の陰から顔を覗かせる。

この間、一瞬見た時にはもう4ヶ月くらいになっていると思ったがもっと小さい。
3ヶ月くらいのものだろう。母猫のゴールデンは行方不明だ。

どうにも気になり、M上さんに電話してみた。捕獲するとしたら、その後はどうする
つもりかと訊くと、まず貰い手が決まってからでないと捕獲しても仕方がないと言う。
何もせず餌だけやり続けるような口ぶりだ。

地域猫にしておくにしても、捕獲して手術は必要だ。捕獲してひとまず犬山動物病院に
預かってもらうのはどうかと提案すると、ケージに入れっぱなしになるし、長期に入れて
おくと元の場所に戻せなくなるからイヤだと言う。

M上さんに限らず、愛護活動家というものはなかなか協調性がなく、自分のペースで
やりたい人が殆どだ。実際に餌やりをしているのはM上さんだし、いよいよ必要となれば
これまでも西公園の猫たちに手術も受けさせてきたのだから、ほったらかしということは
ないだろう。また私に丸投げしようなどという気も全くないし、彼女に任すしかないか。

******

午後7時半過ぎに家を出る。花子は1号棟前駐車場の出入り口で待っていた。
こんなことろで待っていては危ないなあ。
昨日と同じく東端の黒い車の下にトレイを入れる。花子は潜り込んで食べる。

山手に行くと階段にはゲンキとポオのみ。上がって行くとワカメが山から降りて来た。
コロンがいないなあと思いつつ庭園内に入ると、コロンは雨天餌場から駆けてきた。
ああ、よかった!ハイシローとキジーは来ない。

途中で雨が降りそうなので雨天餌場で給餌する。やはりワカメは食が細い。

ゲンキが外へ首を伸ばしているので見てみると、「猫庭園」の土手からポン吉が
現れた。先日来、何度も見かけているウリ坊のような狸だ。どうもこの狸はポンやポンコ
とは顔が違う。ポン吉にしよう。ポン、ポンタ、ポンザ、ポンコ、ポン吉、一体何匹いるの
やら。その上、ハクビシンにアライグマ。

しばらくこちらを見ていたが、私に気付くと慌て庭園餌場の方へ行ってしまった。
後でここの残り餌を食べればよろしい。

激しく雷鳴が轟く。雨も降ってきた。犬と違って猫たちは平気だ。

さて、帰ろう。

1号棟前駐車場でトレイを引き上げる。カリカリを少し残している。花子はいないな、と
思っていたら、やっぱり自販機あたりで後ろからニャー。一緒に道路を渡り
1号棟ミニプレイロットへ。カリカリを足して食べさせる。



2007年07月29日(日) 5匹に給餌。ハイシロー、キジー欠席。

7時過ぎ、「横浜地方に大雨洪水注意報!」とのテロップが流れた。外を見てもまだ気配はないがヤバイ。早く行こう。

それでも7時半になった。傘を持って外へ出るとまだ降ってはいないが遠くで雷が鳴っている。1号棟ミニプレイロットへ行ったがいつもより時間が早いせいか花子はいない。多分1号棟前駐車場にいるだろうと思ったらやっぱり。ニャニャニャと鳴きながら出て来た。

東端の黒い車の下にトレイを突っ込む。花子も潜り込んで食べ始めた。

山手に行き、山に向って「ワカメ〜〜!」と叫んでいるとコロン、ゲンキ、ポオが走ってきた。階段でまたワカメを呼ぶ。ワカメは庭園内にいたらしく踊り場に出て来た。ハイシローとキジーはいない。

庭園餌場の水容器が空っぽなので給水してから雨天餌場へ。猫たちは「雨は降っていないのに・・・」と訝りながら従いてくる。

雨天餌場で4匹に給餌するが食べっぷりはよくない。昼間にもらったのかな。まあ、例年、夏場の食欲は冬の半分だから心配することはない。みんな元気で丸々している。

風向きでまたあの糞の匂いがしてきた。去年まではこんな匂いはしなかった。猫の糞ではない。狸が糞の山を築いているのかな。そんなにたくさん棲息しているわけではないと思うが。

変な音がしたと思ったらパラパラと大粒の雨が降ってきた。雷もゴロゴロピカピカ。

降ってきたところでゲンキが外へ出て行った。私がくしゃみをするとコロンが驚いて前のトラックの下に入る。

正門から引越しトラックのような車両が入ってきて新館の前に停まりしばらくして出て行った。

ワカメは相変わらず甘えている。あまり食べずにすぐにゴロリと横になるのがちょっと気になる。注意深く観察していこう。

雨の合間に帰ることにしよう。猫たちは追って来ない。

1号棟前駐車場で車の下からトレイを引き出すと、まあ驚いた。きれいに完食だ。舐めたらしく洗ったようだ。こんなにキレイだと花子が他の猫に横取りされたのでは?と不安になる。

歩いているとニャニャニャと鳴きながら花子が追いかけてきた。戻って車の下にカリカリを置くと食べ始めた。

そこから家までの数分間にどんどん土砂降りになり、相当濡れてしまった。


2007年07月28日(土) 6匹に給餌。ハイシロー、キジー欠席。

8時ごろ家を出る。マロが最近、食べなくなってきた。朝、M上さんからおいしい餌をたっぷりもらっているし、花子の餌につられて出てきていただけかもしれない。花子がいなくなったので張り合いもなくなったか。

もう給餌するのは止めようかとも思ったがプレイロットへ行ってみると奥の縁石の上に座っている。近寄ると逃げる。

トレイにモンプチ缶を開けたがマロは縁石でグターッとして動かない。私が立ち去るとトレイのところに来ていた。

1号棟ミニプレイロットへ行くと花子が植え込みの隙間から顔を覗かせて鳴く。トレイにカリカリとミニ缶を入れる。花子は元気そうだ。

ワカメが道路を渡ってこないように、石垣沿いの狭い道を通って山手へ。正門の看板下にいたコロンが駆け寄ってきて、ゲンキとポオもやって来た。アレッ?ワカメは?「ワカメ〜〜!!!」と叫んでいると山から駆け下りてきた。いつものように山のてっぺんから見張っていたらしいが、私が真下を通って来たので気付かなかったようだ。

ハイシローはいない。今朝考えていたのだが、6月初めにハイシローは口がめくれ上がって変だった。舌も切れていたのだったが、放置空き缶の切り口で怪我をしたものと結論づけてしまった。が、放置空き缶などこれまで何度もあったことだ。中身を舐めたとしても舌が切れたり口がおかしくなるだろうか?猫はそんなにバカではない。

耳を変な風に切られて変死していたニャン太のことが思い出される。近隣に虐待魔は確かに存在するのだ。切るのは北側の奴。錐のようなもので突き刺すのは正門側。ポパイもバニーも小桃も刺された。バニーは脇を切られて縫ったこともある。南北両方の犯人にやられている。犯人には是非天罰が下ってほしい。

庭園内に入ると水容器がふたつともひっくり返っている。キジーは待っていない。たった4匹だと本当に寂しい。
支度をする間、ワカメは餌場で寝そべる。この暑さが堪えているようだ。

ワカメはあんまり食べずに寛いでいる。痩せてはいないので昼間にもらっているのか?他の猫たちも缶詰だけ食べてカリカリはあんまり食べない。アイムスなどが混じっているのが気に入らないのかも。

すぐに食事が終り、片付ける。給水場に行くとコロンが寛いでいる。ジャブジャブ洗って餌場に戻る。ワカメをしばらく可愛がることにする。明日いなかったらと思うとゾッとする。具合が悪そうだというのなら手当てができるが或る日突然失踪してしまうのは困る。

私が座っていると、ワカメは脇に、ゲンキとポオは前に座って寛ぐ。家でも私がソファに座ると猫たちが両脇と前に集まってくる。全くの猫おばさんだ。

さていつまでもそうしているわけにもいかないので帰ることにする。ポオは今夜も狸の餌場に行ってドッグフードを食べている。

1号棟ミニプレイロットへ行くと花子の姿はもうなかった。トレイには少し残している。

5号棟プレイロットのトレイを引き上げて呆れた。殆ど食べていない。明日からは給餌を止めよう。マロがニャーニャー鳴いて欲しがったらあげるが。今夜も遠くから面倒くさそうにしていた。


2007年07月27日(金) 7匹に給餌。ハイシロー欠席。

「ポチたま・猫特集」を見ていたら遅くなった。8時10分に家を出る。プレイロットの植え込みにライトを当ててみたがマロはいない。しばらく待っているといつもの場所、奥の砂場前の植え込みに現れた。近寄ると逃げてしまう。トレイに大缶1個を開ける。

1号棟ミニプレイロットへ行くと花子がニャーと鳴きながら迎えてくれる。カリカリとモンプチ缶を開ける。

山手に向っていると、ア!ワカメが道路を渡ってこちらに向ってくる!そこへ下の道路から車がやって来て左折する。ワカメは急ぐ風もなくノロノロと道路を渡り終えた。もうちょっとで轢かれるところだった。肝を冷やした。

明日からは山側を石垣に張り付いて行こう。ワカメがちょくちょく道路を渡って出迎えてくれるのは困る。

コロン、ゲンキ、ポオも駆け寄ってきた。今夜もハイシローがいない。もうこれで4日目だ。昼間にあちこちで貰って食べていたとしても夜にも必ず待ち受けていてモリモリ食べたものだった。満腹だから来ないなんて考えられない。

何年も前、タニーが1ヶ月ぶりに戻って来た例もあるから勿論希望を持って待ち続けるが。

庭園内にはキジーが待っていた。
ワカメは少ししか食べずに甘ったれてばかり。可愛がると珍しく咽喉を鳴らす。

ポオは今夜も狸用のドッグフードを食べている。キジーも去り、たった4匹だと本当に閑散としている。トレイを洗って帰る。

1号棟ミニプレイロットへ行ってみるともう花子はいなかった。トレイはほぼ空っぽになっていたので引き上げる。何だか床に吐いたようなものが!ライトで照らしてみると大量に吐き戻している。もう一箇所にも!よくよく見ると黒っぽいものが混じっている。毛玉だろう。

あらまあ、全部食べて全部吐き戻したのだ。かわいそうに。

5号棟プレイロットのトレイも昨日より更に食べっぷりが悪い。大缶は4分の1くらいしか食べていない。朝、M上さんにたっぷりもらうから、私のフードは気に入らないのかな?


2007年07月26日(木) 7匹に給餌。ハイシロー欠席。

今夜も8時過ぎに家を出る。マロはプレイロットの凹み部分の植え込み内にいて私が来るのを待っていたようだ。缶詰大缶を1個与える。

1号棟ミニプレイロットの入り口に行くと花子が身体をくねらせて出て来た。トレイにカリカリとミニ缶を入れる。

山手に近づくとワカメが走り寄って来て道路を渡ろうとする。慌ててこちらから道路を渡る。今夜はコロンがいる。ゲンキとポオもやって来た。だが、ハイシローがいない。これで3日目だ。ハイシローはこのところずーっと皆勤だったのに。

庭園内ではキジーが待っていた。誰かが来て給餌したような感じ。トレイが散乱している。

みんなに給餌し、ふと思い立ってハウス1号の前の雑草を取り除く。ハウスの中に入り込みそうな勢いで伸びている。

ハウスの入り口に発泡スチロールをガムテープでガッチリ留めたので中が醜いのだが、クッションの上が汚い。何かが塊りになっている。割箸でつまみ出してみると臭い。また犬糞か!とにかく汚れたクッションは取り除かないと。

発泡スチロールのフェンスをまずはがそうとするがガムテープがなかなかはがれない。何とかはがし取り、クッションにライトを当ててその汚物をよく見ると、小さな煮干だった。ワカメが吐き戻したものが干からびかかって悪臭を放っているのだった。ワカメは年寄りなので、煮干はダメかも。ゴミ袋はいつも持参しているので、汚くなったクッションやら発泡スチロールやらを袋に入れる。床に敷いてあった新聞紙も取り除く。床置き発泡スチロールと敷きクッションはさほど汚くないので残しておく。これでワカメはまたハウスに入れる。

私がハウスを掃除している間、キジーは庭園餌場のトレイから盛んに食べていたが満腹していなくなった。

トレイを片付け、給水場で洗う。

戻ってきたら、ワカメはハウス1号の下に入って寛いでいる。

1号棟ミニプレイロットに近付くと、花子が植え込みから顔を覗かせている。何だかゴキゲンで砂がろくに入っていない砂場でコロコロひっくり返っている。少し残していたフードにカリカリをちょっぴり足して床置きする。

5号棟プレイロットでマロのトレイを引き上げる。結構たくさん残している。

帰宅するなり、M上さんに電話する。1ヶ月ぶりくらいかなあ。ハイシローのことを訊いてみるが、北側へはもう何ヶ月も来ていないという。ゴールデンが2週間くらい姿を消しているといって心配している。

先日の夜、4号棟前駐車場のシーマの上に乗っかっていた茶色の猫はゴールデンではなく、2号棟のSさんちの猫だという。

ゴールデンの子供2匹をウチの駐車場で見たとM上さんに言うと、M上さんは朝夕、あの駐車場奥で仔猫2匹に給餌しているのだとか。物置小屋の陰にハウスまでしつらえてあるのだという。だが、捕まえられるまでには至っていない。

花子が5号棟を離れたので朝4時半ごろ、新聞配達の折に1号棟前駐車場で給餌しているという。夜には1号棟ミニプレイロットで私が給餌しているから花子のことは大丈夫だと判明。

お互いにハイシローやゴールデンを見かけたら連絡し合うということで電話を切った。


2007年07月25日(水) 6匹に給餌。コロン、ハイシロー欠席。

家の都合で出るのが遅くなった。8時半を大幅に過ぎてしまった。プレイロットへ行くとマロがいない。探していると出て来た。今日はカリカリはなしにして大缶を1缶与える。

1号棟ミニプレイロットへ行くと花子が跳び出してきた。よかった!おいしいカリカリとミニ缶を与える。お腹が空いている様子で缶詰に飛びついた。朝も他の猫たちが大勢来るのでM上さんの餌はもらえていないのだろう。かわいそうに。

山手に行くとワカメが山から降りて来た。ゲンキとポオだけが跳び出してくる。コロンとハイシローはいない。ハイシローは昨日からいないがどうしたんだろう?キジーは庭園内にいた。

カリカリと缶詰を与える。たった4匹だと本当に寂しい。ポオが何を思ったかワカメを攻撃する素振りをする。ワカメは息子、娘が来なくてしょんぼりしているのかも。ワカメもあんまり食べずに私に甘えてばかり。

コロンもハイシローもあれで結構華があるのでいないと火が消えたようだ。
トレイを洗って帰る。ポオは今夜も狸の餌場に置いたドッグフードを食べている。

1号棟ミニプレイロットへ行くとトレイはほぼ空っぽになっていたが花子はもういなかった。

5号棟プレイロットのトレイも引き上げる。完食している。


2007年07月24日(火) 6匹に給餌。花子、ハイシロー欠席。ポン?出席

8時過ぎに家を出る。毎夜のことだが、花子が車の下から走りよってこないと通路がとても寂しく感じられる。

プレイロットに行くとマロがいつもの場所にいた。手招きすると近くまで来て待機している。遠くでやかましい猫の鳴き声が一声する。マロは後ろを振り向いて緊張している。先だってやかましく鳴いていたのはマルオだったのか。

1号棟ミニプレイロットへ行くとその前の道路にヤマト運輸のトラックがエンジン音も高く停車している。花子はいない。1号棟前駐車場まで行ってみたがいない。トラックがブーブー大きな音を立てて走り去ったので1号棟ミニプレイロットまで戻ってみるが花子はいない。

山手へ行くと4匹が揃うが珍しくハイシローがいない。庭園餌場へ行くとキジーがみんなと混じる。

カリカリを与えておいて給水に行く。戻ってから缶詰を開ける。缶詰を食べ終わりカリカリを食べていたキジーが慌てて飛び石餌場から跳び出してくる。

ん?と思っているとポン?が狸の餌場に現れてさっき置いたフードを食べ始めた。パリポリと音を立て5分くらいも食べていただろうか。踵を返して姿を消した。

尻尾が豚のように細い、最近姿をよく見る狸だ。ポンコだとばかり思っていたがポンコより大きいようだ。あそこで食べるということはポンかなあ?

慌てて逃げたキジーは坂道側で身づくろいして去って行く。

トレイを片付け給水場で洗う。ワカメはバッグに寄りかかって寛いでいたが私が帰り支度を始めるとどこかへ行ってしまう。

ポオが狸の餌場で食べているので、ポンがフードを残したようだ。見に行くと殆ど残っている。あんなにパリポリいい音を立てて5分もかかっていたのに合計10粒くらいしか食べていないのではないか。愕然!

1号棟前駐車場と1号棟ミニプレイロットの間くらいのところにうるさいバイクと斜めに停車した車があり、騒然としている。

探したが花子の姿はどこにもない。不安だが、以前にも1号棟付近を放浪していたころには毎日必ず出てくるとは限らなかった。などと不安を鎮めながら帰途につく。

プレイロットのトレイは舐めたようにきれいだ。マルオが来たに違いない。


2007年07月23日(月) 8匹全員に給餌。

去年の学園祭時に仔猫を参加させてくれたN村さんが今日、山手に来てくれた。正午に正門前で待ち合わせ、J先生と一緒に「猫庭園」に案内する。N村さんはスコティッシュ・フォールドのブリーダーをしているが根っからの猫好きで、地域猫の世話もしているし、捨て猫の保護も途切れることがない。喫茶店に場所を移し猫の最新医療事情など貴重な話を聞かせてもらう。

*****

8時過ぎに家を出る。ほんの少しポツポツと降ってきたような気がしたが、プレイロットへ行く。いつもの縁石の上にマロがいない。グルリと回ってキョロキョロしていると凹み部分の植え込みの中にいたらしく顔を出す。

トレイの用意をしているとウーウーと唸る。マルオが近くに来ているのか?マロはすぐにムシャムシャ食べ始めたがマルオがいるようには見えなかった。

雨は降り続けるのか止むのか微妙なところだが、傘を取りに帰るのは面倒なのでそのまま1号棟ミニプレイロットへ急ぐ。花子はちゃんと待っていてトレイに跳び付く。

山手に行くと5匹はすぐに集まる。庭園内に入るとキジーも待っていた。午前中に部員が給餌に来てカリカリと煮干を与えたらしく昼ごろには大分残っていたが、今はきれいに一粒も残っていない。夜には全く気付かなかったがペットボトルも相当汚くなっていたので新しいのを持参した。

雨天餌場に行くことにする。みんなに給餌し終り、ベンチで休んでいるとキジーが食べている辺りにゴキブリがやって来た。キジーが食べ終わりトコトコと出て行く。ゴキブリはじっとしている。スニーカーで踏み潰すのはイヤだったので新聞紙を丸めて一撃を食らわせる。その音に驚いて猫たちが外へ跳び出す。

ワ〜〜ン、ワ〜ンというくぐもった鳴き声が近くなったり遠ざかったり。狸の家族が鳴き交わしているのだと思う。猫たちがキョロキョロするので近くまで来ているようだ。

みんなが食べ終わったので片付ける。帰りがけ庭園餌場の水を替える。

1号棟ミニプレイロットへ行ってみると雨が降っているせいか花子はもういなかった。トレイの中には大蟻が3匹入っている。蟻をつまみ出しながら帰ろうとしていると花子が道路を渡って走ってきた。向かいの駐車場の車の下にでもいたのだろう。

ベンチの下でカリカリを少々与えておいて帰る。

5号棟プレイロットのトレイにはカリカリがたくさん残っていた。缶詰を多めに与えたのだが、マルオは来なかったようだ。


2007年07月22日(日) 7匹に給餌。キジー欠席。ポンコ、マルオ出現

8時過ぎに家を出る。プレイロットへ行くと奥の植え込み縁石の上でマロがだらけた感じで待っていた。

ミニ缶を半分とカリカリを入れたトレイを置き、立ち去ろうとすると別の猫が近寄ってきていて私を見て慌てて逃げる。どうやらマルオらしい。ライトで照らすとキジトラで尾が丸い。もっとよく見ようと近付くと逃げる。

ハハーン、マルオが出没していたのか。道理で最近はトレイが舐めたようにきれいになっていた。花子はマロだけなら5号棟に留まっただろうが、マルオに追われて1号棟に逃げ去ってしまったのだな。

1号棟ミニプレイロットへ行くと花子が待っていた。トレイにフード入れる。

山手に行くと5匹がすぐに揃う。庭園内に入ると通路にトレイが2個出ている。部員が給餌しに来たのかな。

餌場に行くと中〜大型犬の足跡のようなものが5個、床に付いている。アライグマ?濡れた跡は水かなあ?ともかくトレイをきれいにして猫たちに給餌する。来てすぐに蚊取りアースのスイッチを入れたのに忽ち蚊に食われた。痒〜〜い〜〜!効き始めるまでに時間がかかるのか。

猫たちが盛んにキョロキョロする。見ると「猫庭園」内をポンコらしき狸が歩いて行く。慌てて狸の餌場にフードを置く。

猫たちが食べ終わってもキジーはやって来ない。飛び石餌場にもカリカリを盛っておく。

トレイを洗い終わって振り向くとゲンキ、ハイシロー、ポオ、コロンが来て見ている。猫たちは私が何をしているのかと興味津々。

餌場にはもうワカメはいなかった。

1号棟ミニプレイロットへ行くと花子が待っていた。床にカリカリを置いてトレイは引き上げる。ここは大蟻がいてトレイの中に入っている。

5号棟プレイロットのトレイはきれいになっている。マロは贅沢だから山手猫用のカリカリはあんまり食べない。マルオが来て残りを完食した模様だ。

う〜〜ん、花子がここに来なくなった以上、ここが複数猫の餌場になるのは嬉しくない。マロもマルオも朝、M上さんに給餌されている。マルオはH川さんちのベランダにも出入りしているらしい。


2007年07月21日(土) 8匹全員に給餌。

今日は出るのが遅くなった。8時15分くらいか。小雨が降り始めている。花子はやっぱり戻っていない。プレイロットにはマロが待っている。ミニ缶3分の2くらいとカリカリをトレイに入れる。

1号棟ミニプレイロットへ行ったが花子はいない。1号棟前駐車場へ行こうとしていると、花子がそちらから走ってきた。雨が降ってきたので車の下に入ったのかもしれない。1号棟ミニプレイロットのベンチの下で給餌する。

山手へ行くと5匹がすぐに揃う。庭園内の通路にトレイが1個、道路側庭園内に1個飛んでいる。誰かが給餌してくれたのかと思ったが、トレイを飛ばして遊んだだけかも。

雨天餌場に行き、新聞紙を広げるが風が強くてまくれ上がってしまう。餌容器やペットボトルで押さえる。

キジーは来ていないので、彼の分だけ残しておく。今朝犬山動物病院でキジー用の消炎剤を買ってきたのに。昨日も来なかったし、どうしたのかなあ?

今日は土曜日なのに車が本館前から坂道を何台も降りて行く。
中年男性が二人目の前を歩いて行き、坂道に駐車している車に乗り込んだ。そこで初めて雨天餌場にいる私たちに気付き、真ん前で徐行。ビックリして窓を開ける男性に「こんばんは!」と挨拶する。私が何者であるか(「山手ネコロジー」の猫おばさんだ!)すぐに理解して「こんばんは!」と言いつつ走り去った。

9時ごろになって坂道をノソノソ上がってくる猫がいる。キジーだ!カリカリをたっぷり与え、残しておいた缶詰に新しい消炎剤を振り掛ける。数日間、消炎剤が切れていたせいか、カリカリを食べてから口が痛そうに苦しんでいる。缶詰を与えるとすぐにゲンキが取りにきたが、無事キジーに食べさせることに成功。消炎剤が忽ち効いたのか、キジーはカリカリもせっせと食べる。

正門を閉める音がして、ガードマンが坂道を上がってきた。長身で感じの良いガードマンだ。しばらく話していると警戒心の強いキジーは逃げ出してしまった。それを見て優しいガードマンは気を遣って行ってしまった。

キジーは道路脇にしゃがみ込んでじっとしている。
大分経ってからキジーが雨天餌場に戻って来た。外に出ていたコロンやゲンキも戻ってきてまた食べ始める。

キリがないので新聞紙を片付けて残ったカリカリをひとまとめにしておく。
外へ出ると、コロンとゲンキが従いてきた。

1号棟ミニプレイロットでトレイを引き上げる。殆ど空っぽ。5号棟プレイロットのトレイも引き上げる。こちらはカリカリを残している。


2007年07月20日(金) 7匹に給餌。キジー欠席。

7時50分ごろ家を出る。やはり花子はいない。1号棟に戻ってしまってもう5号棟には来ないのか・・・マロだけならまだしも、どうやら他の猫も出没している気配がする。守護神ピーチが去って3ヶ月近く。花子はとても心細いに違いない。

マロに給餌し、1号棟へ向う。昨日のように駐車場の車の下に花子は隠れているものと思ったがいない。そこで1号棟ミニプレイロットをチェックしようと戻っているとやはり1号棟ミニプレイロットに続く植え込みの中から花子が跳び出してきた。さっきその前を通った時には花子は私に気付かなかったようだ。

1号棟ミニプレイロットで給餌して山手へ。階段を上がって行くとすぐに5匹が揃う。庭園内に入ったがキジーは待っていなかった。

黄色のトレイが2個動かされていたし、水がきれいだったので部員が昼間に給餌したらしい。

猫たちのトレイにカリカリを入れておいて給水場に行く。水場から消えていたペットボトルが転がっている。

缶詰を開け、キジーの分を取っておく。8時40分くらいまで待ったがキジーは現れない。仕方なく黄色トレイ大にまとめたカリカリの上に缶詰を乗せるとすぐに猫たちが集まってきてパクパク。

蚊取りアースのお陰で蚊は1匹しか来ない。大助かりだ。私がいる間は猫たちもたかられずに済む。

寛いでいる猫たちに別れを告げ立ち去る。1号棟ミニプレイロットに行きトレイを回収。花子は待っていなかった。5号棟ではあんなに寛いでいたのに。残念だ。缶詰を残している。朝もいろんな猫たちがM上さんの餌を目当てに集まってくるので花子は逃げてしまってロクに食べられないのだという。だからひところガッチリしていた花子は少し痩せたように思う。

5号棟プレイロットへ行きマロのトレイを回収。マロは缶詰だけ食べてカリカリは残している。


2007年07月19日(木) 8匹全員に給餌。ポンコ出現?

7時50分ごろ家を出る。通路には車は1台も駐車していない。バイクにはカバーもかかっていないので花子が隠れるところはなさそうだ。プレイロットへ行ってみるとマロはいつもの場所で待っていたが花子はいない。

花子を探しつつ、階段の方へ行きかけると外出から戻って来た家人にバッタリ。4号棟駐車場の車の上に茶色の猫が乗っかっているという。花子を探しがてら見に行くとどうやらゴールデンのようだった。近寄ると逃げてしまったがゴールデンだと思う。

グルリと回って5号棟に戻ったが花子がいる気配はない。プレイロットに行き、しばらく佇んでいるとマロが近寄ってきた。マロしかいないからといってせっかく待っているのだから給餌しないわけにはいかないなあ。チャトの二の舞になって死なれてから後悔するのはマズイ。マロのトレイを用意する。

山手に向っていると昔のように1号棟前駐車場の車の下から花子が跳び出してきた。1号棟ミニプレイロットまで誘導しそこでトレイにカリカリと缶詰を与える。

山手に近づくとコロンが正門の方から駆け寄ってくる。階段に回ると山からワカメが降りてきてすぐに5匹が揃う。キジーは庭園内から駆けてくる。

今日は蚊取りアース・ペット用を持参したのでスイッチオン!
みんなにまずカリカリを与えておいて水容器を洗って水を替える。

食べていた猫たちが道路側庭園の方を見つめる。飛び石餌場からキジーが慌てて逃げ出してきた。狸かアライグマが来たのかな?が、何も出てこなかった。しばらくどこかに隠れていたキジーも飛び石餌場に戻った。

缶詰を開けてみんなに与える。狸の餌場にドッグフードを置く。

蚊取りアースのお陰か殆ど蚊は来ないが、チクッとするので見ると1匹膝の上に止まっていた。

トレイを片付けて給水場で洗う。戻るとまだワカメは寛いでいたが帰ることに。

1号棟ミニプレイロットに行ってみると花子の姿はもうなかった。缶詰を少しだけ残している。5号棟のプレイロットでマロのトレイを引き上げる。


2007年07月18日(水) 8匹全員に給餌。

7時45分に家を出る。道路へ出たところで花子の鳴き声がするので振り向くと我が家の入り口から来た。え?どこにいたんだろう?

一緒にプレイロットに行くとまるでピーチのようなくぐもった鳴き声が聞こえた。2匹が争っているのか?と凹み餌場へ行くとマロが1匹だけいつものところにいた。

花子に先に食べさせてからマロのトレイを用意する。すぐ傍に待機しているマロの前にトレイを押しやる。ちょっと迷ったがすぐにトレイからパクパク。

もう1匹いるといけないので花子が食べるのを見守る。マロはあっという間に自分の分を平らげてしまった。花子は缶詰を少々残してその場を去る。

私が立ち上がるとマロは花子が残した缶詰を食べ始める。花子は私に従いてきた。今夜は人通りが多い。小学校の前を通り、1号棟前にも車や人の出が多いがそれでも花子は従いてくる。

駐車場から車が出ようとしている。その前を花子が横切る。花子は黒っぽいので気をつけないと轢かれてしまう。

花子は山手に戻る気はないだろうから電柱の陰でカリカリを与える。5年も前、ここでこうして花子の母の小桃に給餌するようになったことを思い出す。

山手に行くと階段にはポオだけがいた。上がって行くと山からワカメが、脇の庭園からはゲンキとコロンが現れた。庭園餌場に行くとキジーが待っていた。

トレイを並べているとハイシローもやって来た。いつものようにカリカリと缶詰を与える。4日前、ここで毒虫(何であるかは不明)にお尻を刺され赤く腫れ上がりまだまだ痛痒い。今夜は蚊の襲撃を受ける。蚊取りアースを持参するのを忘れた。10匹以上叩いたが十分に刺された。痒〜〜い!

猫たちが食べ終わったところでトレイを洗い、狸の餌場にフードを置き、帰る。さっきの電柱の陰を見ると花子は殆どカリカリを食べていない。

道中も5号棟に戻っても花子の姿はもうなかった。トレイはマロがきれいに食べて空っぽ。


2007年07月17日(火) 7匹に給餌。マロ欠席?

7時40分ごろ家を出る。勿論雨。花子は自転車置き場にいるかと思ったが声はすれども姿は見えず。しばらく立っていると駐車車両の下から出て来た。自転車置き場で給餌する。

山手へ行く。庭園内に入ると鳴き声がする。ワカメはハウス内ではなく、その傍の植え込み内で待っていた。向い側の道路側庭園の植え込みからゲンキとコロンも出て来た。

雨天餌場に向うと、雨天餌場内で待っていたポオとハイシローがこちらに向って走ってくる。そのまま待っていればいいのに。

キジーはいなかった。新聞紙トレイにカリカリを置く。水を替えてから缶詰を開ける。キジーの分は取っておく。後で来るかもしれない。

時計を見ると8時だった。それから30分近く経ってもう帰ろうかと思ったころ、雨の中悠然とキジーが坂道を上がって来た。遅いよ〜〜。

ゲンキが早速意地悪して段を上がらせまいとする。カリカリを盛り、キジーの分の缶詰を置くともう大変。他の猫たちが取りに来る。みんなを追い払いキジーに与えようとするが、キジーは私が触れるほど近くには寄ろうとしないので結局ゲンキに缶詰を取られてしまった。

他の猫は私が追い払うとアッサリ諦める(既に食べているし)が、ゲンキはヤキモチと一緒になって意地でもキジーに食べさせまいとする。身体を引っ張って缶詰から引き離そうとすると、腹いせに傍にいたハイシローを攻撃している。ゲンキったらもう・・・

缶詰だけ食べるとプイとその場を離れる。そこでやっとキジーが食べ始める。缶詰の汁だけがかかったカリカリをおいしそうに完食。キジーはいつも何十粒も残して食べ散らかすのだが、今日は缶詰がないのできれいに食べた。まだ満腹ではないことを示すため、段の縁に座って動かない。

新聞紙トレイの残りが沢山あるのでこれを食べなさい。私はもう帰ろう。

コロンは雨が降っているのに道路へ出て遊んでいる。虫でも見つけたようだ。私が出るとゲンキとハイシローも外へ出る。

5号棟へ戻ると車の下から花子が跳び出してくる。自転車置き場へ行くとトレイはきれいに舐めたようになっている。もしかしたらマロが来たのかなあ?カリカリを足すが昨日もあんまり食べていなかった。


2007年07月16日(月) 6匹に給餌。コロン、マロ欠席。

台風一過というか、今日は青空だったのに夕方から雨が降り始めた。7時40分、家を出る。花子は入り口脇の自転車置き場で待っていた。マロは近くまで来ているのかどうか分からない。

山手に行くと雨なのに階段でハイシローとポオが待っていた。庭園内に入り雨天餌場を見ても猫はいない。それでも雨天餌場に到着すると、いつの間にかゲンキとキジーも合流している。コロンがいない。ポオがノロノロとこちらに向うが、一向に急ぐ気配がない。ずぶ濡れになってしまうのに。

新聞紙を敷きカリカリと缶詰を与える。今夜はハイシローが盛んにゲンキを攻撃する。先に山手猫たちに缶詰を与えているとキジーがやって来てゲンキのお尻をツンツンする。

「野溜めカンタービレ」の匂いは殆どなくなっている。良かった!

今日は祝日だが、教員の車が入ってきて坂道を上がってくる。
ズリズリと音がして驚いているとスポーツウェア、ゴム草履姿の(多分)教員が現れて挨拶しつつ通過していく。

食べ終えたキジーが帰ろうと外へ出たところへ大きな音を立てて教員の赤い車がやってきた。キジーは路肩に寄り身をすくめる。車が行ってしまうと歩道に上がり土手を登って「猫庭園」内に消えた。車が来た時、速度が速くどこへ逃げたらいいのか分からなくなり、慌ててしまうのだろう。

みんなが入れ替わり立ち代り食べていたがようやく一段落。新聞紙を片付ける。私の長靴の上で寛いでいたワカメはベンチ下へ移動。

雨は上がっている。ゲンキだけが従いて外へ出て来た。

5号棟に戻ると自転車置き場の前に駐車している車の下から花子が出て来た。トレイを見るときれいに空っぽ。カリカリを足して食べさせる。


2007年07月15日(日) 8匹全員に給餌。

台風は途中で腰砕けになり、もう雨も降っていない。が、地面はじっとりと濡れている。7時40分に家を出る。花子の鳴き声がすると思ったら、我が家からひとつプレイロット寄りの入り口から出て来た。そんなところで何をしているの?誰か猫好きの住民の後を従いて行ったのかも。

プレイロットへ行くとマロが待っていて「ニャニャニャ!待ってたよ!お腹空いたよ〜〜〜!」と鳴きながら駆け寄ってくる。

花子はマロに「フン!」をして意地悪っぽくふたつのトレイのカリカリを交互に食べる。缶詰を半分コしてトレイをマロの方に押しやるとマロはすぐに食べ始めた。大分慣れてはきたがキジーと一緒で撫でさせるようになるかどうか・・・

山手に行くと階段には1匹もいない。庭園内に入るとハウスからワカメが出て来た。雨天餌場に行こうかと思っていたが庭園餌場でも大丈夫そうだ。雨天餌場に4匹がいて私を見つけると走ってくる。猫たちは学習して地面が濡れているときには雨天餌場で待つようになった。それでよろしい。キジーも庭園餌場に現れた。

みんなにまずカリカリを与える。キジーにも黄色のトレイでカリカリを一段下で与える。が、ガツガツ食べた後、口をカキカキして苦しんでいる。

缶詰を与える。キジーには消炎剤入りのを飛び石餌場で。缶詰を食べ終わるとそそくさと立ち去った。

ゲンキが道路側庭園の中に何かを見つけたらしい。岩場に沿って首を動かす。私も目を凝らすが分からない。ポンコあたりが歩いていたのかも。

そこで狸の餌場にフードを置いておく。

みんなが食べ終わったのでトレイをを洗いに行く。どこもかしこもじっとりと濡れている。

ワカメはバッグにもたれかかるようにして寛いでいたが、私が帰り支度を始めるとどこかへ行ってしまった。

5号棟へ戻りプレイロットへ行くと花子が待っていた。トレイはふたつともきれいに空っぽ。カリカリを足す。


2007年07月14日(土) 6匹に給餌。キジー、マロ欠席。

やっぱり台風が列島横断するという。今日は今朝から雨だ。午後7時過ぎ、外はまだ薄明るいが花子のトレイを持って外へ出る。が、花子はどこにもいなかった。時間が早すぎたか。

7時18分、山手へ向う。途中花子はまだ現れない。山手ではさすがに階段には1匹もいない。庭園内に入り、ハウス内にライトを当てるが猫はいない。雨天餌場へ向おうとしていると、ワカメが坂道の方から駆けて来る。

見ると、雨天餌場にポオとハイシローがいて、その前のトラックの下からコロンとゲンキが走り出てくる。このところ毎日雨天餌場なのでみんな学習して、ここで待っていたようだ。それでよろしい。濡れなくて済むのだから。

ミニベンチが濡れている。猫が乗っかっていたのだろう。今日は全く臭くない。やっぱり、雨天餌場が臭いのではなく、風向きによって臭気がまともにここへ吹き付けていたようだ。「猫庭園」内のどこかが猫だけでなく狸やアライグマ、ハクビシンなどのトイレになっており、その臭気だったのかも。そういえば昨日、一昨日、いろんなところを通る度、変な臭気が立ち込めていた。

猫たちはモリモリ食べる。後でキジーが来るかもしれないので缶詰半個分を残しておく。

食べ終わった猫たちは思い思いに寛いで盛んに身づくろいをしている。のどかな情景。

残ったカリカリをひとまとめにしておく。キジーに取っておいた分も放出する。みんな集まってきたがゲットしたのは結局コロンだった。

花子が気になるので帰ることに。5号棟には車が何台も駐車しているが花子はその下にはいないのか跳び出してこない。

我が家入り口に入ろうとすると後ろから花子が追いかけてきた。雨もひどいので郵便受けの奥の方にトレイを置く。

10分くらいして家人が外へ出ると花子の姿はもうなくて、トレイにはまだフードが残っている。それを持って5号棟通路を行きつ戻りつしたが、花子はもういないようだ。どこか遠くで猫の鳴き声がしたような気がするのだが空耳か。


2007年07月13日(金) 8匹全員に給餌。

台風が接近するという。今日は時折り雨がパラつく程度だが、これからはどうだろう?

午後7時ごろには花子が外で鳴いていたという。そこでいつもより早めに家を出る。遠くで花子の鳴き声がしたようだが、現れない。プレイロットには花子もマロもいない。家の前まで戻ってみると花子の鳴き声がして我が家への入り口に現れた。

プレイロットに行き、トレイの用意をしたがマロはまだ来ない。そこで花子と反対側のいつもの場所にマロのトレイを置いておく。

そうそう、マロといえば、今日午後、7号棟東端1階の友人宅にいたところ、リビング外をマロが通りかかった。マロはよくそこを通るそうだ。

山手に行くと、昨日と同じく階段で5匹が揃う。キジーは庭園餌場で待っていた。今夜もやっぱり雨天餌場へ行く。

昨日も感じたのだが、風向きによって、田舎の肥溜めのような匂いが漂ってくる。今日はあんまり臭いのでミニベンチを思わずクンクンしてしまった。が、ベンチが臭いわけでも壁や床が臭いわけでもなさそうだ。然し感じが悪い。

新聞紙を敷いて、いつものように給餌する。ワカメはあんまり食べずに私の靴の上に乗っかって寛ぐ。

どこかで騒ぐ男女の声が聞こえる。どうやら向い側の記念館のようだ。そろそろ帰ることにする。大きなトラックのような車が入ってきて記念館前に付ける。車で乗りつけた男女も合流している。何かの部活だな。

5号棟に戻ると花子は自転車置き場にいた。プレイロットでトレイを引き上げ、我が家入り口の自転車置き場でカリカリを与える。雨が結構降っている。


2007年07月12日(木) 8匹全員に給餌。

今日も雨だったが、給餌に出る頃には止んでいた。花子はニャーニャー鳴きながら駆け寄ってくる。

プレイロットへ行くとマロも待っていた。マロ!と呼ぶと反応する。私がマロ、マロと口にするので花子はヤキモチを妬いたのか、マロ用のトレイにも口を付ける。するとマロは花子のトレイを狙っている。それに気付いた花子は自分のトレイに戻る。

悶着が起きないように凹み部分の両端に離してトレイを置いている。マロは花子の後ろの植え込みで待っていたのに、トレイが遠くなったのですぐには出て来ない。
それでも待ちきれず私が行ってしまう前に跳び出してきて食べ始めた。

山手に行くと階段で5匹が揃った。庭園内でキジーが待っていた。昨日と同じく餌場は濡れているし、雨が降ってくるかもしれないので雨天餌場へ行く。

いつもと同じように給餌する。コロンが隣に来たポオに殴りかかるとポオもしっかり応戦する。ポオは自分から攻撃することはないが、攻撃されると負けずに応戦し撃退する。強くなったもんだ。

缶詰を食べ終わるとワカメとコロンが外へ出る。ワカメはトイレかな。そのうちに戻ってくるだろう。

キジーは自分の分を食べ終わると新聞紙トレイの方にやって来た。少し食べたが外へ出て行く。いつものように正門へまっしぐらに行かず、本館前庭園へ行って植え込みに向ってスプレーしている。それからおもむろに坂道を降りて行った。

ワカメが土手の下に現れてこちらを見ている。行ってしまおうとしていたようだが、呼ぶと戻って来た。コロンもつられて戻って来た。私の足元はハイシロー、ワカメ、コロン、ポオと大賑わい。ポオも呼ぶと返事をするが殆ど声が出ていない。

私もゆっくり付き合ったので、そろそろ帰ろう。

5号棟に戻ると花子が植え込みから鳴きながら出て来た。一緒にプレイロットへ行き、空っぽのトレイにカリカリを足す。


2007年07月11日(水) 8匹全員に給餌。

7時50分ごろ家を出る。雨は上がっている。通路には車は1台も駐車していない。花子はプレイロット脇の植え込みの中から出て来た。マロはいないのかと思ったら、マロはいち早く餌場の凹みの植え込みの中にいた。

トレイの餌はもう準備してきたので花子の前にひとつ置き、反対側にもうひとつ置く。私が離れたらすぐにマロはトレイに駆け寄る。

山手に近付くと、正門から大型バスが出て行くところだった。何かの行事で生徒達が遠くへ出かけていたのかな。階段を覗くと行くとゲンキ、ポオ、ハイシロー、ポオの4匹しかいない。ワカメがいないなんて変だ。散々呼んでみたが現れない。???山の向こう側にいるのかもしれないと思って道路側まで戻って叫んでみたがいない。

庭園内に入る。雨は一応上がっているが餌場は濡れているし何時また降ってこないとも限らない。雨天餌場へ行こうとしているとワカメが足元にいる!良かった!

給餌していると時々車が通過する。みんな一応食べ終えたころ、話し声がして生徒なのか教員なのか分からないが男性が二人いきなり雨天餌場の前を通りかかる。ワカメ、ハイシロー、コロン母子はすっ飛んで逃げてしまった。ゲンキとポオは平然と食べている。

その後も次々と人が通る。が、猫たちに囲まれている私に気付いた人たちはみんな挨拶してくれる。「ねころ部」の知名度は高いようだ。

大分経ってまずハイシローが戻って来た。ワカメもコロンも戻って来た。そろそろ帰ろうかと思っているとキジーが坂道をゆっくりとこちらに向って歩いてくる。

早速ゲンキは威嚇態勢を取っている。一段高くなっている雨天餌場へキジーを上がらせまいとしているのだ。ポオもゲンキと並ぶ。するとハイシローまでが一緒に並んでキジーの上陸を阻止しようとしている。呆れた!

が、キジーは全く怯まず、ドサクサにまぎれて上がりこむ。キジーにカリカリを与える。缶詰を開け、他の猫たちに少しづつ与え、半個分に消炎剤を振りかけてキジーに与える。ゲンキが横取りしようとするので叱ると逆切れしたゲンキはやってきたハイシローを攻撃する。

とにかく満腹になったキジーは元来た道をゆっくりと帰っていく。

新聞紙を片付け帰ることにする。

5号棟に戻ると花子はいないようにみえた。トレイは2つともきれいに空っぽ。花子の鳴き声がして植え込みからノビをしながら出て来た。お約束のカリカリ第2弾を与える。


2007年07月10日(火) 5匹に給餌。コロン、キジー、マロ欠席。ハクビシン?登場。

雨がずーっと降り続いている。5号棟通路に駐車している車は奥に1台だけ。きっと花子はその下にいるに違いない。マロがいるかと一応プレイロットへ行ってみるが、じっと待つには屋根になるところが全くないのでマロはいない。

奥へ行くと花子が車の下から出て来たのでその前の自転車置き場で給餌する。

山手に行くと、ゲンキ、ポオ、ハイシローが山側で雨をしのいでいた。庭園内に入るとワカメが駆け寄ってきた。餌場にスプーンとスポンジが転がっているので片付ける。

雨天餌場に辿り着いた時には猫たちはかなり濡れてしまっていた。新聞紙を敷き、まず給餌する。水の用意もする。それから猫たちの背中を拭く。コロンとキジーは来ない。

ここはベンチがあるのでついゆっくりのんびりしてしまう。が、猫たちが食べ終わったので、新聞紙を片付け、余ったカリカリを山にしておく。するとハイシローがまた食べ始める。

ん?庭園餌場の方へ消えて行く猫のような姿が見えたが・・・猫ならこちらに来る筈だから、あれは多分ハクビシンだったのだろう。ハクビシンは毎夜のようにこんな時間に本館前庭園から「猫庭園」へと渡って行くが何をしているのだろう?私が去った後に猫餌を食べようとしているのかな。

今年は本当にゴキブリが少ない、と考えたのがいけなかった。「お呼びかえ?」とばかりタイミングよく真っ黒なゴキブリがベンチの下に現れた。そこにはワカメがいるが知らん顔だ。

食べているハイシローの尻尾の方へゴキブリがやって来た。と思ったら階段下スペースへ向う。追いかけて長靴で踏み潰し外へ蹴り出す。私が鬼の形相でもしていたのかハイシローが恐れをなして外へ跳び出す。他の猫たちは平気だ。

それをしおに立ち上がる。雨は小降りになったのでゲンキも外へ出て少し従いてきた。振り向くとワカメはベンチの上に座っている。

5号棟に戻ると花子は車の下からまた出て来た。トレイは空っぽだ。マロのために用意したトレイがもうひとつあるので、我が家入り口の自転車置き場まで花子を誘導して同じものをまた与える。

1時間半ばかりして家人がトレイを引き上げに行くと花子が後から付いて来て玄関前で鳴く。トレイには餌が大分残っている。トレイを持って私が外へ出ると花子が待っていた。郵便受けの下にトレイを置いてみたが食べない。そして我が家への階段を上がる。

いつもみたいに、別のカリカリを足してくれ、と催促しているのだ。仕方がない。別のカリカリを持ってきてトレイに入れると、花子は「これ、これ」とでも言うように食べ始めた。


2007年07月09日(月) 7匹に給餌。コロン欠席。ハクビシン、アライグマ出現

8時ごろ家を出る。花子もマロもいない。先に山手へ行ってこよう。

山手ではコロンがいない。5匹で寂しくお食事だ。ワカメは昼間にもらったのか沢山は食べない。

ふと後ろを振り向くと本館前庭園から「猫庭園」の土手へとハクビシンが渡って行く。

しばらくして道路側庭園内を何かが通って行き尻尾が見えた。キジーかと思ったがキジーは飛び石餌場でまだ食べている。

すると狸の餌場にいきなり狸が現れた!と思ったが目の周りが白かったからアライグマだろう。まだフードを置いていなかったので、すぐに引っ込んでしまった。

蚊取りアース・ペット用はなかなかよろしい。蚊は2匹叩いたが激減している。トレイを洗って帰る。

5号棟に戻ると花子が車の下から走り出て来た。良かった!一緒にプレイロットへ行くと、マロも植え込みの中で待っている。いつものように花子のトレイに先に餌を入れる。マロのトレイの用意をしている間、マロは走り回る。用意が出来たのでトレイを押しやり、そっぽを向いているとトレイに近付き食べている。


2007年07月08日(日) 8匹全員に給餌。

7時45分に家を出る。花子は車の下から走り出てくる。プレイロットへ行くと待っていたマロも鳴きながら近寄ってくる。すると花子がマロを威嚇しに行った。珍しい!花子のお腹はぺちゃんこだ。朝はちゃんと食べているのかな?

勿論花子の分を先に用意してからマロの分を入れているとマロは期待に燃えて走り回る。マロのトレイを置くとすぐには跳びつかず私が去るのを待っている。立って見ていると我慢しきれなくなってトレイに走り寄る。

山手ではワカメが山から駆け下りてくる。みんなバラバラだったが5匹が揃った。庭園内に入るとキジーが待っていた。

残り餌を入れて置いておいたトレイがまたなくなっている。道路側庭園を見渡しても転がっていない。

今日は電池式の「蚊取りアース・ペット用」というのを持参した。犬が蚊に刺されないように考案されたものらしい。スイッチを入れると薬剤が辺りに立ち上るようだ。今夜は蚊が少ないがそれでも膝に1匹止まったので叩いた。蚊がポトリ、ポトリと落ちるということでもないらしい。

みんなに給餌する。昨日具合が悪そうだったワカメは持ち直したようだ。キジーは飛び石餌場で缶詰を食べてしまうと、挨拶代わりにこちらの餌場にやって来てトレイから少しだけ食べて去って行く。
狸の餌場脇の植え込みにスプレーしてのっしのっしと歩き去る。

ワカメも岩場に行ってしまったので残り餌を片付けてトレイを洗いに行く。

どこかへ行っていたハイシローとコロンも戻って来た。ハイシローはまた狸用のドッグフードを食べている。ワカメは脇の岩場に座っている。

5号棟に戻ると花子がバイクカバーの下から出て来た。プレイロットへ行く途中、コロコロとひっくり返る。トレイは空っぽだ。カリカリを足して食べさせる。


2007年07月07日(土) 7匹に給餌。キジー欠席。

今夜も8時に家を出る。花子が全速力で駆けて来る。勢い余って私の前を大分通り過ぎてからUターンしてくる。一緒にプレイロットへ。マロが見えないと思ったが、トレイを出していると後ろに来ていた。

いつものように花子のトレイに先にフードを入れる。花子がおいしそうに食べるのを見てマロは待ちきれず、後ろの植え込みを行ったり来たり走り回っている。用意の出来たトレイを与えると10センチほど後ずさったがすぐにトレイに跳びついてガツガツ。

山手に向う。山のてっぺんから声がしたかと思うとワカメが山を駆け下り道路を斜めに渡って一直線にこちらに向って来ようとする。車でも来たら大変と、こちらも慌ててワカメを迎えに行く。

他の猫たちは駆けて来ないと思ったら、階段に寝そべっていた。コロンもやって来た。5匹揃う。

庭園内に入り餌の用意をする。キジーはいない。
みんなモリモリ食べていたが、ワカメが急に口をカキカキし始めた。見ればカリカリを少し吐き戻している。ワカメは時々吐くことがあったが調子が悪いのか。缶詰を入れても少ししか食べない。様子を見てみよう。

踊り場の方から「Sさん!」と呼ぶ声がする。誰だか分からないが「は〜い、こっちですよ〜〜!」と返事しておく。なかなか来ないので見に行くと、何と友人のMさんとM家ホームステイの女性だった。その女性は毎夜8時前にここを通ると猫たちが数匹階段にいるのに今夜は1匹もいないと言うので、Mさんが「Sさんが中で給餌中に違いない」と声をかけたのだとか。
その女性は猫好きで早速ハイシローは撫でてもらってご満悦。

2人が立ち去った後、トレイを片付ける。何やら正門前が騒がしい。給水場へ行きトレイを洗っていると、真っ赤なジャージのようなものを着た男性が携帯で話しながら正門から入ってきて坂道を本館の方へ上がって行くのが見えた。私が給水場にまだいる間にその男性は再び坂道を降りてきて正門の外へ出て行った。何者かな?

餌場に戻るとワカメはいなくなっている。さて、帰ろう。今夜は蚊が多かった。膝の好きな蚊だとみえ膝にたかったところをいっぺんに4匹も叩いた。合計30匹くらいか。

5号棟に戻ったが花子もマロもいなかった。トレイは空っぽになっている。


2007年07月06日(金) 8匹全員に給餌。【ポンコ】出席。

8時に家を出る。花子はバイクカバーの下から出て来た。マロはプレイロットのいつもの場所で待っていた。

プレイロットの凹み部分の左右で花子とマロに給餌する。マロは大分警戒心が薄らいできた。

山手に行くと山の石垣のてっぺんでワカメが鳴く。ワカメとハイシローとコロンが山から駆け下りてきた。

階段下で誰かがしゃがんで猫にかまっている。「こんばんは!」と声を掛けてよくよく見れば1号棟のS原さんだった。半年にいっぺんくらいしかお目にかからない。この場所でこうしてお会いすれば誰だか分かるが、他の場所ですれ違っても、一瞬誰だか分からずずい分失礼してしまった。

キジーは庭園内で待っていた。これで6匹全員集合。みんなにマイトレイをひとつづつ与えているのにコロンは傍の猫たちを次々と殴りつけている。一頃のかりんみたいだ。

キジーは飛び石餌場でカリカリを食べていたが、ケーケーと苦しんでいる。毎日消炎剤を与えてはいるがやはり口内炎は治らないのか。缶詰を長い時間かけて食べ終わり、こちらの餌場へやって来た。ちんまり座って、欲しそうにしているのでトレイを押しやると一瞬引いたがすぐに食べ始めた。もうひとつのトレイを覗いてからゆっくりと立ち去る。

オヤ?!道路側庭園の中をポンコが歩いてくる。やっぱりウリ坊のような姿だ。狸の餌場にフードを置いておいたが食べずに行ってしまうのか?それとも近くで待機しているのかも。

トレイを集めて給水場で洗う。いつも残り餌を入れたトレイをひとつだけ餌場脇に置いておくのだが、毎日道路側庭園内に飛ばされている。今日は水場のすぐ後ろにあった。

帰りかけるとハイシローが狸用のドッグフードを食べている。以前はドッグフードには口を付けなかったのに。

5号棟に戻ると花子は車の下から出てきてコロコロしながらプレイロットまで来る。オヤ?!今夜はマロも待っている。トレイを見るとふたつともきれいになっている。花子のトレイにカリカリを足し、しばらく見守っていると花子は気が済んだのか大して食べないで離れてしまう。この後はマロが食べるのだろう。


2007年07月05日(木) 8匹全員に給餌。【ポンコ】出席。フロントライン投与

明日は晴れマークだがその後はずーっと雨マーク。それでは、とフロントラインの用意をする。家を出たのは8時20分になっていた。玄関ドアを開けるとニャーニャー鳴く声が聞こえてくる。花子かなあ?と思っているとすぐ足元に花子が来ているが鳴いていない。

その鳴き声は辺りに響き渡る悲鳴となった。猫が喧嘩しているのかとも思ったが2匹が争う声でもなく1匹がギャーギャー鳴いている感じ。

プレイロットへ行くが花子もキョロキョロしている。プレイロットにはマロがいつもの場所で待っていた。マロの他にも猫がいるのかと見渡したがよく見えない。 鳴き声はピタリと止んだ。マロが「メシくれ〜〜〜!!!」と叫んでいたのか???

ともかく餌の用意をする。マロは駆け寄ってきて背後の植え込みの中に入り顔を覗かせている。花子が食べ始めるとマロは自分のトレイを見て唾ゴックン。私が少し離れるとすかさずトレイに跳び付く。

他に猫が潜んでいるといけない(花子が食べられない)ので、しばらく見守ることに。花子は食べ終わったのかプイとその場を離れる。マロも反対側へ逃げ去った。トレイを見るとちょっぴり残っている。

花子は私がこれから山手へ行くことを知っているのでもう追って来ない。ここで私の帰りを待つつもりだ。

山手に行くと階段のところで5匹がすぐに揃う。キジーは庭園内で待っていた。

トレイが5つしかない。5匹にはトレイで給餌し、キジーには飛び石餌場で給餌する。その間に5匹にフロントライン投与を済ませる。花子にはここに居たときには投与できたがここを離れてからは警戒心が強くなっているので無理強いするのはやめた。キジーには勿論できない。

ポンコが来るかもしれないので、狸の餌場にフードを置いておく。

時間も遅いので、トレイを片付けて給水場に洗いに行く。途中でもうひとつのトレイを見つけた。風で飛んだとは思えないが、誰かが飛ばしたのだろう。

給水場でジャブジャブ洗っていると道路側庭園の向こうからポンコがやって来た。私に気付いてしばらくじっとこっちを見ていたがクルリと踵を返して行ってしまった。ライトに照らされた身体はこげ茶色に黒光りして本当にカバみたい。尻尾もカバのように細い。

要所要所に猫たちがいるが、ポンコも近くに隠れていると思う。私が去ったらフードを食べるのだろう。こんなに頻繁に出てくるのならこないだの疥癬薬入りのパンも食べたに違いない。

5号棟に戻ると花子は車の下から出てきてゴロゴロひっくり返る。プレイロットに行ってみるとちょっぴり残っていたトレイはすっかりきれいになっている。誰かが来て食べたのかなあ?マロのトレイは引き上げて花子にはカリカリを与える。


2007年07月04日(水) 5匹に給餌。コロン、キジー欠席。マロ出席?

昨日の朝、桂台まで徒歩で行く途中、テニスコート脇の道を通った。テニスコート入り口正面には大きな家があり、その隣の家は一段道路から低くなっている。その家へは道路からは行けない。で、その家の軒先にダンボール箱が置いてあり、その上でキジトラが寝ていた。道路フェンスから身を乗り出すようにして(相当怪しいが)目を凝らしたがその猫がキジオかどうかは分からなかった。

帰り道、2時間後くらいにまたそこを通ったがもうキジトラはいなかった。また怪しさいっぱいの格好でダンボール箱を凝視すると、その箱は横に穴が開いており、毛布のようなものが敷いてある。つまり猫ハウスだった。横から見ると軒は深く少々の雨なら吹き込むこともないだろう。その家は猫好きで野良を外飼いしているらしい。今度M上さんに訊いてみよう。

今朝も区役所への行き帰り、そこを通った。ダンボール箱の上に猫が寝ていたがキジトラではないような・・・あるいは2匹が団子になって寝ているのか・・・はっきりとは分からなかった。

*****

予報通り午後から降り出した雨は時刻が遅くなるにつれて豪雨になってきた。7時40分ごろ家を出たときには普通の降りだった。花子は遠くから駆けてきたので我が家入り口の自転車置き場で給餌する。トレイにモンプチの缶詰をたっぷり。

マロはどこにいるのか分からないし、花子のように雨でも「ゴハンちょうだい!」と出て来たらあげるけど、そうでないなら放っておく。どっちみち明朝4時にはM上さんからご馳走がもらえるのだから。

でも、私を見て駆け寄るまでにはなっていないがマロも段々と学習して雨の日にはやっぱり車の下などで待機しているのかなあ?私が去ってから花子の分を横取りしていないといいが。

山手に行くとさすがに階段には1匹もいない。庭園内に入る。昨日の疥癬薬入りのパンは跡形もない。ちゃあんとポンコの口に入っているといいのだが。

ハウス1号に入っていたワカメが鳴きながら出て来た。一緒に雨天餌場に向う。雨天餌場ではポオとハイシローが待っていた。そのまま待っていればいいものをわざわざ雨の中に跳び出して私たちを迎える。

雨天餌場に陣取って新聞紙を広げていると遠くからゲンキがすっ飛んできた。今夜は、ワカメ、ポオ、ハイシロー、ゲンキの4匹だけかな。

雨脚はどんどん強くなる。猫たちも驚いてしばし外を眺めて呆然としている。どこかで雷も鳴っている。

雨は強くなったり、少し弱まったりを繰り返す。猫たちはダラダラ食べていてなかなか片付けられない。やっと片付けたがあんまり降りが激しいのでしばらくミニベンチに座ったまま様子を見る。

するとゲンキがベンチにスリスリして、自分が座りたいので私に退けと言う。ゲンキをかまっているとヤキモチを妬いたハイシローがやって来た。するとゲンキはいきなりハイシローにパンチ。ゲンキを叱ると私の長靴に2発パンチ。

今年は雨天餌場でゴキブリを見ないなあと思っていたら、早速やってきました。ちょっと小さめのが。勿論、そっと忍び寄って長靴で踏み潰し、外へ放り出す。汚れた靴裏はこの豪雨の中を帰っていけば雨で洗い流されるという寸法だ。

いつまで待っても雨脚は弱まらないので帰ることに。さすがのゲンキも外へ跳び出して来ない。一晩中あそこで雨宿りしていなさい。ガードマンが来るかもしれないが。

小学校の角を曲がろうとしたところで猫の鳴き声を聞いたような気がしてギョッとしたが、花子は現れないので、どこかの窓から子供の泣き声でもしたのだろう。

もよや待っていないと思ったのに、きれいに空っぽになっているトレイを引き上げようとすると近くで鳴き声がして花子が現れた。トレイがあまりにもきれいだし、花子が1時間以上もここで待っていたということは、もしかしたらマロに横取りされた?

トレイを入り口の郵便受けの下に置き、カリカリを足す。ここなら全く濡れずに済むが、誰かが来れば花子は跳び出してしまうだろう。

40分くらいして玄関ドアを開けると豪雨の音がすごい。花子はもういないが、どこか雨にかからない隠れ家へ行くまでに相当濡れてしまう。可哀相に。のうのうとしている家猫たちを見ると本当に外猫たちが可哀相で仕方がない。


2007年07月03日(火) 8匹全員に給餌。

7時45分に家を出ると花子はもう自転車置き場まで来ていてニャーと鳴く。ゴロンゴロンしながらプレイロットへ。マロがいないと思ったら、凹みの植え込みの中、花子の真後ろで待っていた。

カリカリを入れて缶詰を開ける。カリカリは割と高価なタイプのものを入れたが缶詰はちょっと安め。どうかな?

花子と反対側にトレイを置き、立ち去ろうとしていると、マロは花子の後ろを通り素早くトレイに駆け寄る。

山手に行くとキジーを含め6匹がすぐに揃う。キジーはこちらで食べたそうにするのでキジーの分もトレイに入れてみたがやっぱり飛び石餌場に行こうとする。たっぷりカリカリを盛ってあげる。

みんながカリカリを食べている間に給水に行く。

缶詰を開けるとキジーがソワソワとこちらにやって来て待っている。やっとキジーの分を持っていく。

キジーはまたこちらの餌場にやってきて唸るゲンキと向き合う。にらみ合いにはキジーが勝って、トレイのカリカリを盛んに食べる。同じものなのにこちらの方がおいしそうに見えるのか?

狸の餌場に疥癬薬を仕込んだレーズンバターロールを4個置いたのだが、今夜はポンコが現れない。が、遠くで鳴き交わすような声を聞いたし、きっと来るだろう。必ずポンコの口に入って欲しいものだ。

最後にトレイをジャブジャブ洗うから警戒心の強い狸は隠れているのだろう。

ワカメにたかろうとする蚊を引き受けていたらアチコチ刺された。今日は15匹くらい叩いたかな。

5号棟に戻ると花子が車の下から出てきて地面にゴロゴロ。プレイロットへ行ってみるとやっぱり缶詰は少し残している。カリカリを足し、花子に食べさせる。


2007年07月02日(月) 8匹全員に給餌。【ポンコ】出席。

8時に家を出たところで知り合いに会い、愛護活動の説明をしているうちに待ちくたびれた花子とマロがプレイロットで催促する。

プレイロットの凹み部分の端っこに花子のトレイを置き反対側の端っこにマロのトレイを置く。私がしゃがんだままトレイを押しやったので威圧感がなかったとみえマロはすぐに食べ始めた。

立ち上がるとマロは一瞬逃げようとしたが、私がマロの方へ行くのではなく立ち去ろうとしていることを理解してまた食べ続ける。

山手に行くと階段に5匹がすぐに勢ぞろいしキジーは庭園の中から駆けて来る。トレイが2個あらぬ方向に置いてある。誰か昼間にでも来て給餌したのかな?

雨天餌場に行くつもりだったが通路の石が乾いているので庭園餌場で給餌することに。飛び石もまあまあ乾いている。カリカリを与えておいて給水に行く。戻ってきて缶詰を開ける。

後ろの坂道を車が通って行った。振り向くとあの車はK山教諭のものだ。日曜日なのにごくろうさん。

みんなが食べ終えたころ、ポンコが道路側庭園にやって来た。よく見えないが尻尾が細い紐だ。あれでは身体にも毛がないに違いない。飛び石餌場にカリカリがたくさん残っていたのでポンコはそこへ行ってパリポリと食べ始めた。ビクビクしている。

ある程度食べてから水場の後ろを行ったり来たり。なんだかイノシシかカバの子供のようだ。つまり身体にフサフサした毛がない。う〜ん、これは急を要するかな。

ポンコは狸の餌場に行くが、今日はあいにくドッグフードを持参し忘れた。代わりにキャットのカリカリを置いておく。飛び石餌場にも置き、水場にもトレイに入ったカリカリがある。ワカメはハウス1号に入った。

5号棟に戻るが花子はいない。プレイロットのトレイは空っぽだ。蟻やゴキブリが来ないうちに引き上げる。


2007年07月01日(日) 8匹全員に給餌。

やっぱり夜になってまた雨が降り出した。花子は我が家入り口で家人を見つけてヤイノヤイノ言ってるらしい。餌の用意をして8時過ぎ家を出ると自転車置き場で待っていた。トレイを置く。

プレイロットへ行ってみるといつもの場所にマロが見当たらない。傍へ行くと雨を避けて植え込みの中に入っていたらしいマロが慌てて逃げて行く。トレイを見せて、いつもの場所に置き立ち去るとマロはトレイに駆け寄った。

山手に行くと今夜はみんな山側で待っていた。雨天餌場に行くとキジーもみんなに混じってやって来た。いつも通り給餌する。ハイシローがキジーのカリカリを横取りしようとするので抱え上げて新聞紙トレイのところまで運ぶ。今夜はコロンが特別空腹だったとみえよく食べる。

正門の外あたりか、犬の鳴き声がいつまでも聞こえてくる。猫たちも首を伸ばしてミーアキャットのような格好で耳を澄ます。

入れ替わり立ち代り、新聞紙トレイから猫たちが離れないのでミニベンチに座って待つ。ワカメは最近私の靴の上に乗っかって寛ぐようになった。すると私は動けないではないか。

やっとみんなが食べ終えたので新聞紙を片付け残ったカリカリを一箇所に盛っておく。早速ゲンキが食べている。

外へ出るとほぼ雨は止んでいる。庭園餌場の水を替えていると猫たちがやって来た。狸の餌場にドッグフードを置いて帰る。

5号棟へ戻ると車の下から花子が出てきて道路でゴロゴロひっくり返る。プレイロットのマロのトレイを引き上げようとすると中で何かがゴソゴソしている。暗いのでよくは見えないが多分ゴキブリだ。トレイを揺すって放り出す。

自転車置き場の花子のトレイにカリカリを足すと待ってましたとばかりに食べ始める。


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