つれづれ日記
DiaryINDEXpastwill


2007年05月31日(木) 5匹に給餌。ハイシロー、キジー欠席。

夕刻から激しい雷鳴が轟き雨も降ってきた。全国的らしい。これでたくさんの犬たちがリードを引き千切って逃げ出したことだろう。ヤレヤレ。J先生家ではいち早くキセキちゃんを家の中に入れたとか。

山手へはヨソからの帰りに車で向う。7時半ごろだ。正門を入る前に徐行して階段を見たが猫は見当たらなかった。車を雨天餌場の前に付けると、雨天餌場にいたポオが外へ出る。

荷物を出して餌場に上がると、ゲンキ、コロン、ワカメが来た。ハイシローとポオがいない。さっき見たのは確かにポオだと思ったのだがコロンだったのかなあ?

新聞紙を敷きカリカリを与えるがあんまり食べない。缶詰を1缶だけ開ける。みんなが食べている間にハイシローとポオを呼びに行く。

庭園餌場辺りを見るとどうやら昼間に部員が給餌した形跡がある。道理で猫たちはお腹が空いていないはずだ。昼間は素晴らしい晴天だったので草刈りも行われたようだ。

門扉の内側から「ハイシロー!ポオー!」と何度も叫ぶ。どこからか声がするがこちらへ来ない。首を出して覗くとポオとコロンがいて鳴いていたのはコロンだった。いつの間にかコロンは雨天餌場から私を追ってきていたらしい。

2匹を雨天餌場まで誘導する。ポオはノロノロとこちらに向ってくる。雨天餌場に上がっても階段下のスペースに入り込んでじっとしている。食べに来ないのでつかまえてフードのところまで連れて来る。あんまり食べずにちょっと水を飲んでまた外へ出て行った。

コロンがゲンキを攻撃するものだから堪忍袋の緒が切れたのか、ゲンキがコロンに跳びかかって本気になった。コロンはギャーギャー声を上げて外へ逃れ出る。それを見た母親のワカメはすっ飛んで行き「ウチの娘に何をする!!!」とばかりにゲンキを威嚇する。母は強し、子供を守ろうとするワカメのこんな姿はこれまでにも何度も目撃した。

コロンはもう6歳のそろそろ中年猫で、ワカメは14歳のお婆ちゃん猫だがいつまでも母は母、娘は娘なのは人間と同じ。

雨天餌場にいる間にも雷鳴は鳴り止まない。雨も激しく降っている。新聞紙を片付けて余ったカリカリは持参のトレイに入れておく。昨日もトレイを置いておいたのだが、トレイごとなくなっている。昼間に片付けられてしまったらしい。

車に乗り込む間にも濡れてしまう。駐車場に車を置き、家に戻る。すぐに花子用のトレイを持って家を出る。

5号棟の奥に駐車している車の下にでもいるかと思ったら、花子は奥の自転車置き場にいた。一番奥の自転車置き場は建物に一番近くて置き場内に雨があんまりかからないので雨天時の給餌には適している。

花子は食べながらちょっとキョロキョロしていたがマロが近くまで来ているのかなあ?花子がある程度まで食べるのを見届けて帰宅する。


2007年05月30日(水) 7匹全員に給餌。

7時50分ごろ家を出る。雨は何とか上がっているが地面は濡れた感じだ。プレイロットの植え込みも濡れているから花子はいるかな?と近付いて行くとどこからか出てきて足元で鳴いている。

餌場の近くにポリ袋のようなものが落ちている。ライトで照らすとそれはラップで、その上にカリカリが少し乗っている。花子が誰か猫好きさんにもらったようだ。

餌の用意をしてきたトレイを置くと缶詰部分だけを食べ始めた。マロは来ていないかと探すが分からない。花子はカリカリには口を付けずにトレイから離れる。

山手へ向うとクネクネしながら従いて来た。結局ピーチみたいにずーっと従いて来て山手への道路も渡る。が、階段の方から山手猫たちの鳴き声が聞こえてくると足がピタと止まりそこから先へは進まない。生まれ故郷なのに。

何度も呼ぶと少しこちらに向ってきたがゲンキの姿が目に入ると踵を返してしまった。

庭園餌場の床は濡れているので猫たち5匹を連れて雨天餌場に行く。新聞紙を広げカリカリを置くと今日はよく食べる。缶詰を開けようとしていると坂道の下の方から黒いものが上がってきた。キジーに違いない。呼ぶとキジーは立ち止り、庭園餌場へ行こうとしてらしいがこちらに向ってくる。

するとゲンキが跳び出して行って怒る。然しキジーには通用せずキジーは構わずこちらに向ってくる。キジーが雨天餌場に上がろうとするとゲンキはもう一度すごい唸り声で威嚇しようとする。が、結局諦める。

みんなに缶詰を与えた後、キジーにも消炎剤入りを与える。パクパク食べてしまってから、やはり長期間、薬から遠ざかっていたせいで口の中が痛いようで頭を振って苦しい素振りをし、片隅でうずくまる。

どうかなあ、と思いながらカリカリも盛っておくとしばらくして立ち直り、それもよく食べた。まだ物足りないのかしばらくじっとして外を眺めたりしていたがやがて坂道を下り、正門の方へ右折しゆっくりと去って行った。

その後、ハイシロー、ポオ、ゲンキたちがカリカリを食べ終わるのを待って余った分をトレイに空ける。トレイに入れると目先が変わっておいしそうに見えるのかまたゲンキが食べ始めた。ので、トレイはそのままにしておく。

狸のフードを置いて帰ろうと、坂道を下っていると下からガードマンが上がってきた。こんばんは!と声を掛けると「ごくろうさんですねえ」と返事。

野次馬のハイシローが従いてきている。通路は濡れているが狸のフードを置いておく。さっき鳴き交わしているような声が聞こえていたし。

1号棟前の駐車場に差し掛かると以前よくその下に潜んでいたワゴン車の下から花子がニャーと出て来た。私が戻ってくるのを待っているなんてまるでピーチそっくりの行動をする。40分間くらいは山手にいたのに、その間じっと待っていたのだ。そして小学校沿いにトコトコ従いて5号棟まで戻る。

プレイロットへ行きトレイを見るとカリカリもきれいに無くなっている。やっぱりマロが来たに違いない。

トレイにカリカリを入れると花子は食べ始めた。マロがまだその辺に潜んでいるような気がするが花子ももう食べたことだし大丈夫だろう。


2007年05月29日(火) 5匹に給餌。ハイシロー、キジー欠席。

今朝も8時半ごろ、南側に面した部屋の窓を開けると幼稚園児がH川家脇の「猫道」に踏み込むのが見えた。H川さんもいて話している。どうやら伸介を見つけた幼稚園児が伸介の後を追って猫道に踏み込んだらしい。子供たちが行ってしまうと伸介が歩道に出てきてH川さんに甘えている。

*****

夜、車で山手に入る。正門を通過する時、右側にゲンキが急に出て来たので驚いた。轢きそうにはならなかったが、車の傍に出てくると肝を冷やす。

坂道に停めるとゲンキとコロンが追ってきた。その後ろからポオもやって来た。私の車がはっきり分かるようだ。まだ7時15分くらいでいつもよりずーっと早い。

庭園餌場で新聞紙を広げているとワカメもやって来た。ハイシローがいないので盛んに呼んでみたが現れない。まだ時間が早いからかな。

カリカリだけ与えておいて給水場に水汲みに行く。

戻ってきて缶詰を2個開ける。みんなこのカリカリが好きではないようで缶詰ばかり食べる。コロンとワカメを撫でて可愛がる。

4匹が食べ終わったので新聞紙に残ったカリカリを2個のトレイに入れる。餌場の端っこに置いておく。片付け始めるとワカメはいなくなった。ハウスにも入っていない。

狸のフードをちょっぴり置いて帰ることにする。もう8時になったのにハイシローもキジーもやって来ない。カリカリだけはたっぷりあるので後で来ても食べるものはある。

駐車場に車を置き、一旦帰宅する。花子のトレイを持ってプレイロットに行くと花子が鳴きながら出て来た。トレイにカリカリと缶詰を開けていると、いそいそとやって来たのはマロだ。毎朝M上さんに給餌されているので私からももらおうとしたのだろうが、私が???という顔をしたので慌てて植え込みの中に入りこちらの様子を伺う。

ハハーン、やっぱり!急に花子が食欲旺盛になったわけではないのだ。私が去った後、マロに横取りされていたのだな。道理で花子は辺りを警戒しながら食べていたはずだ。横取りされるものだからお腹が一杯にならず、山手帰りの私を待ってもう一度カリカリをもらおうとしていたのだった。

そこで今日は花子が食べ終わるまで花子の前にしゃがみ込んで待つことにした。花子は缶詰部分だけを食べてしまうといつもの植え込みの中に入ってしまった。一旦去ったかに見えたマロが顔を出す。

トレイを花子の顔の前に持って行ってみるが花子はもういいようだ。マロが伺っているので元の場所にトレイを置くと太ったマロがコソコソと食べに行く。

マロは早朝M上さんからたっぷりもらって太っているので、マロの餌までは用意しない。花子が食べるのを見守り、残りをマロにあげるだけで十分だ。


2007年05月28日(月) 7匹全員に給餌。コロン、キジー戻る!

昨日の朝、6号棟前の歩道をトコトコ歩く伸介がリビングの窓から見えた。前を行くH川さんを追っているのだった。伸介は途中で立ち止り、H川さんがゴミ置き場から戻ってくるのを待っている。そうしてまた従いて歩いている。H川さんが丹精込めて手入れをしている前庭の中に入って木登りしたりして遊んでいる。とても可愛い。伸介を可愛がって給餌してくれる人も複数人おり、体格もよく健康そうだ。

今朝、フジコ・へミングさんの本「パリ・下北沢猫物語」を大急ぎで読んだ。図書館へ返す日なのに読んでいなかったのだった。一読してビックリ。フジコさんが描いた猫の絵と愛猫たちの写真が満載で猫好きには堪えられない一冊だ。買うことにしよう。フジコさんが無類の猫好きで有珠山の噴火の際、被災動物たちに100万円寄付したことは知っていたが、猫シッターさんと一緒に野良猫たちを捕獲して手術を受けさせ、里親探しをしたり自身で引き取ったり、バリバリの猫ボランティア活動をしている!とは知らなかった。

午後8時ごろ給餌に出る。プレイロットに近付くとすぐに花子が駆け寄ってくる。トレイを出し、カリカリと缶詰を入れると夢中になって食べる。

山手に行くと久々に山の上からワカメが呼んでいる。他の猫たちも駆け寄ってくる。あら!コロンがいる!お帰り!!!ちょっと痩せたかな。ハイシローが妹の帰還を喜んでか盛んにコロンに跳びかかる。

庭園餌場でカリカリと缶詰を与える。昼間に部員たちが缶詰を与えた形跡がある。汚れたトレイとスプーン、ミニ缶空き缶が2個転がっている。給水場で洗っておく。

給水場から戻るとコロンがいなくなっている。なんだヨー!可愛がって遊ぼうと思っていたのに・・・コロン!コロン!と叫んでみたが出て来ない。

憮然として座っているとどこからともなく戻って来た。良かった!コロンは母親のワカメが可愛がられていると出てくるのだ。2匹を撫でていると通路の奥からのっしのっしと歩いてくるのは・・・キジーではないか!!!

あらま、嬉しい!キジーも戻ってきてくれた!ちょっとお腹がぺちゃんこのように見えるが全体的には元気そうだ。缶詰はもうないよ、ちょっと遅かった。キジーは餌場のカリカリを懸命に食べる。

こうして6匹全員が揃うと嬉しい。ポオは道路側庭園の中で寛いでいる。元気は飛び石の上。コロンは水場の後ろのツツジの茂みの中。ワカメとハイシローは餌場で私にくっ付いている。

キジーは餌場のカリカリを食べ終わると飛び石の前でじっとしている。まだもの足りないのだな。缶詰はないがカリカリを飛び石餌場に置くと食べ始めた。

コロンも餌場に戻ってカリカリをまた食べている。コロンとキジーに「明日も来るんだよ!」と声を掛けて帰ることに。狸の餌場にフードを置いているとコロンとゲンキがやってきた。コロンがゲンキを追い回している。

5号棟に戻ると花子がニャーとお出迎え。プレイロットへ行くとトレイは空っぽになっている。カリカリを足して食べさせる。


2007年05月27日(日) 5匹に給餌。コロン、キジー欠席。

今日も昼間はものすごく暑かった。夜になっても気温は高いが風が強い。8時前に家を出るが花子は見当たらない。

山手に行くと今夜もワカメ、ハイシロー、ゲンキ、ポオの4匹のみ。風が強いので新聞紙は敷けずフードは直置き。昨日、残りのフードを入れておいたトレイも遠くに吹っ飛んでしまっている。

給水場に行き、給水栓周りの雑草を引き抜く。あっという間にいろんな場所が丈高い雑草で覆われてしまう。そろそろ草刈りをしてもらわないと。

しばらくワカメとハイシローを可愛がる。ワカメがハウス1号に入ったのをしおに立ち上がる。狸の餌場にフードを置く。さっきゲンキとポオが盛んに後ろを凝視していたから狸が来ているのだと思う。

帰りにも花子の姿はなかった。

9時過ぎになって外へ出ていた家人が、プレイロットで花子が待っていると言う。慌ててフードの用意をしてプレイロットに駆けつける。


2007年05月26日(土) 5匹に給餌。コロン、キジー欠席。狸?出現

「しむら動物園」というのを見ていたら8時になってしまった。動物と話せるアメリカ人女性に相談したい視聴者の話が印象に残った。中学生の男の子が仔猫を拾いミルクを与えて育て一緒に寝るなどとても可愛がっていた。その中学生が遠隔地の高校に進学することになり家を離れた。取り残された猫のネオは寂しくて毎日○○君の部屋の前で泣き叫んでいたがやがて帰省した○○君に激しく怒り攻撃するようになった。

猫のネオは初対面の番組スタッフにも愛想よく接しとても可愛いサバ白猫だ。ところが○○君が現れるや盛んに威嚇し爪を出す。そこでくだんの米人女性登場。○○君がネオにきちんと説明せずいきなり消えてしまったので、ネオの悲しみは怒りに変わったのだという。関係を修復するには○○君がネオにひたすら謝るしかないという。

その米人女性によれば、猫は人間と同じように複雑な感情を持っているとのこと。勿論、我が家の猫たちや外猫たちとの長い付き合いから振り返ってみても確かに感情はとても豊かだ。10年間平和なひとり暮らしだったロミは、ミーシャを入れたことを、私に対してものすごく怒り散々噛まれて医者通いまでしたことを思い出した。

「ブロードキャスター」を見ながらこれを書いているのだが、とんでもない映像が目に飛び込んできた。中国のサファリパークだ。放し飼いの虎たちが何頭もいるところへゴミ収集車のような車がやって来て後ろを開けると牛が1頭転がり出てきた。呆然とする牛はたちまち数頭の虎に襲いかかられて生き餌となってしまった。それをサファリバスの中から見ていた見物人が拍手して喜んでいる!

鶏や牛などの生き餌は見物人が購入するのだそうだ。鶏や痩せたホルスタイン柄の牛が食べられている映像が更に流された。動物愛護団体の調査で分かったらしいが、どんどん抗議して止めさせないと。

翻って日本では、犬の合同誕生会がとあるドッグレストランで行われている映像だ。犬に三角帽子を被せバースデーケーキを囲んでろうそくを吹き消している。どう見ても飼い主だけが喜んでいる図だ。団塊世代の定年を機にこのようなペットブームは増々盛況になるらしい。それならそれで悪質ペットショップを排除し、登録や予防注射などを徹底してもらいたい。

*****

さて花子は車の下で待っていた。また撫でながら給餌する。

山手に行くとハイシロー、ゲンキ、ポオの3匹しかいない。戻って山に向って「ワカメ!ワカメ!」と呼びかけていると階段の方からワカメが走ってきた。よかった!コロンもキジーもずーっと出て来ないのにワカメまでいなくなった困る。

庭園内は一段と雑草が生い茂ってきている。昨日の雨で通路はきれいになった。新聞紙を敷きカリカリと缶詰を与える。みんなが食べている間に給水場へ行く。

戻って座っているとゲンキとポオが盛んに辺りを見回している。道路側庭園内に目を凝らすと何かが植え込みの前を横切ったのが見えた。しばらくするとすぐ脇の植え込みでブルンと身体を振るわせる音がしてフンワリ尻尾が一瞬見えた。ん?狸のようだが・・・

猫たちが食べ終えたので余ったカリカリをまとめてトレイに入れる。ハイシローがまたトレイから食べている。ワカメはどこかへ行ってしまった。

狸の餌場にちょこっとフードを置く。

ワカメはハウスに入っているのかと思ったら、珍しく岩場にいた。

5号棟に戻ると花子はバイクカバーの下から出てきてニャー。トレイにカリカリを少々入れると食べ始めたので帰る。


2007年05月25日(金) 5匹に給餌。コロン、キジー欠席。

今日は早朝から一日中雨だ。夜になっても一向に雨脚が弱まらない。午後8時に家を出る。5号棟奥の車の下から花子が鳴きながら出て来た。その前の自転車置き場も床はびしょ濡れだが仕方がない。自転車の下にトレイを置く。

山手へ行くと、何とワカメ、ハイシロー、ゲンキ、ポオ、4匹全員が雨のかかりにくい山側に寄るでもなく、びしょ濡れになって階段で待っていた。ハウスとか雨天餌場とか濡れないですむ場所はいくらでもあるのに・・・

雨天餌場に行き、カリカリと缶詰を与える。そうしておいて猫たちの身体をポケットティッシュで丹念に拭く。みんなビショビショだ。

みんなが食べ終わるまで待つ。カリカリをまとめて持参のトレイに入れておく。

さて帰ろう。今夜はゲンキが従いて出てこなかった。もう濡れるのはイヤなのかも。良いことだ。ここで雨宿りするかハウスに入るかしなさい。

坂道を下り、正門側へ右折。道路側庭園の植え込みの中でびしょ濡れのコロンが鳴いていたことがあった。もしかして今日も?と覗きながら歩くがいなかった。コロンはもう1週間も出て来ない。キジーも来ないが。

5号棟へ戻ると、花子はさっきの自転車置き場にいた。トレイはきれいに空っぽになっている。カリカリを足すとまた食べ始めた。このごろ花子はよく食べる。


2007年05月24日(木) 5匹に給餌。コロン、キジー欠席。

午後7時10分ごろ車で山手へ。坂道に停め、まず給水する。トレイをたくさん持ってきたが風が強いのでカリカリを直置きする。

誰も来ないので呼びに行く。ハイシロー、ゲンキ、ポオが階段の下の方にいた。ワカメは多分、山の上から私が徒歩で来るのを見張っているのだろう。
グルリと回り、ワカメを呼ぶと駆け下りてきた。

一緒に庭園餌場へ。缶詰を2個開けて4匹に与える。ワカメはさほど食べない。昼間にもらったのだろう。ポオはカリカリばかり食べて缶詰は食べない。

狸の餌場にはちょっぴりフードを置く。ビタワンは評判が悪いので処分した。

それにしても、コロンもキジーもどうして来ないのだろう?特にコロンは今日で6日欠席だ。昼間出てきているかJ先生に訊いておこうと思って訊くのを忘れていた。。

さて、帰ろう。

一旦家に戻り、花子の給餌に行く。いつも通りにプレイロットの植え込みで待っていた花子にカリカリと缶詰を与える。

10時前に家人がトレイを引き上げに行ったところ、花子が植え込みの中からニャーと鳴いているという。トレイはほぼ空っぽ。花子は私がいつも山手帰りにもう一度カリカリを与えるのを楽しみにしているらしい。可哀相なのでトレイにカリカリを少々足してもう一度プレイロットに行く。花子は待っていた。喜んでカリカリを食べる。


2007年05月23日(水) 5匹に給餌。コロン、キジー欠席。

7時半ごろ所用があって6号棟、7号棟へ行く。帰りにプレイロットを通るが給餌スタイルではないので花子には見つからないだろうと思っていたら、あにはからんや、植え込み内からニャニャニャと呼ばれてしまった。

ひとまず花子の分だけでも取りに帰ろうとすると家の前まで従いて来た。そこへ上階の住民がフレンチブルドッグを抱えて降りて来た。花子は逃げて隠れるかと思いきや、全く平気だ。

花子のトレイを持って出るとその直前を猫嫌いそうな住民が通ったのだが、花子はこれまた平気。

プレイロットへ向うとピューッと全速力で花子は餌場へ。撫でながら給餌する。

家に戻り、改めて山手へ。プレイロット前を通るとまた花子が飛び出してくるといけないので4号棟を回る。

山手へ行くとハイシローとゲンキしかいない。餌場に行く。やはりビタワンだけ残っている。昼間に来て掃除しよう。

餌場でカリカリを出しても2匹はいい顔をしない。もらったのかなあ?

ワカメ!と叫んでも来ないので、呼びに行くが山からも反応がない。ポオもいないなんて。

缶詰を1個だけ開けて座っていると、ワカメがやって来た。また1缶開ける。するとポオもノンビリとやって来て、あちこちの水容器から水を飲んでいる。空腹ではなさそうだ。餌場に来たのでカリカリを少々与えるとちょっぴり食べてまた水を飲む。ポオは毛艶も良くなり、太からず細からずとてもハンサム。

ワカメを可愛がってから帰ることに。コロンは4日連続欠席だ。昼間に出てきているかJ先生に訊いておこう。

5号棟に戻ると花子が待っていた。顔の前に手を出すとパンチを食らったが以前のように爪を出すことはなく柔らかいパンチ。トレイはほぼ空っぽでカリカリを足すと喜んで食べ始めた。


2007年05月22日(火) 5匹に給餌。コロン、キジー欠席。アライグマ登場。

午後7時40分、車で山手へ。正門前で徐行しながら横を見るとゲンキたちが私の車に気付いて追ってきた。坂道に停めるとゲンキとハイシローが追いついてきた。ポオは後からゆっくりとやって来た。ワカメは山の上にいて相変わらず気付かなかったらしい。狸の餌場ではやはりビタワンだけが残っている。しようがないなあ。狸はもう来ていないのかな。

猫の餌場でカリカリを与えておいてワカメを呼びに行く。ゲンキとハイシローも従いてくる。みんなに缶詰を与えてから給水場に行く。

生徒が放置しているフードボウルやスプーンを洗う。モンプチの空き缶2個も回収する。

餌場に戻るとワカメが缶詰を結構残したままいなくなっている。ハウスを見ても入っていない。と、その時、ポオに追われてワカメが給水場の方から走り出て来た。そしてハウス1号に飛び込んだ。追ってきたポオは元気溌剌。

さて帰ろうとして振り向くと坂道に狸?!と思ったがどうも違う。狸のような顔だが尻尾がシマシマだ。アライグマだ。しかもほっそりしていて若そう。去年まで来ていたラックとは違う。アライグマも食べに来ていることが分かった。猫の他に、狸、ハクビシン、アライグマ、カラス。それにしてはビタワンを誰も食べないとは失礼な!口が肥えているのか?

一旦帰宅してから花子に給餌しに行く。もう8時20分になっている。花子はプレイロットで待ちくたびれていた。撫でながら給餌する。


2007年05月21日(月) 6匹に給餌。コロン欠席。

8時少し前に給餌に出る。その10分くらい前に外へ出た家人が「花子がプレイロットで待ってるよ!」と言っていた。

ニャーと小さく鳴いて花子が出て来た。撫でながら餌場へ行く。しっかり食べ始めたのを見届けて山手へ。

山手では今夜もワカメ、ハイシロー、ゲンキ、ポオの4匹が出迎えてくれる。コロンがいないな。キジーは餌場で待っていた。

アララ、狸用のフードのうち、ビタワンが大分残っている。カラスも食べなかったのかなあ?散らばって汚い。ナントカしなくちゃ。ハクビシン?の糞はバラバラになり木の実が目立つ。

昨日持参した黄色のフードボウルは早速使用されている。カリカリを与えておいて、給水場でそのフードボウルやスプーンを洗う。

モンプチの缶が入ったポリ袋が置いてあるのを発見。持ち帰る。

花子はバイク置き場で待っていた。撫でながらまた餌場へ。見るとトレイにはカリカリが十分に残っている。促すとそれをまた食べ始めた。時々辺りを伺うような仕草をする。オス猫を警戒しているらしい。


2007年05月20日(日) 5匹に給餌。コロン、キジー欠席。

8時少し前に給餌に出る。花子はいつも通りプレイロットの植え込みの中から鳴いている。出てきて頭突きをせんばかりに力強くスリスリ。

山手に近づくとワカメが山から駆け下りてきて道路っぷちまで出てきている。慌ててこちらからも駆け寄る。ワカメと一緒に階段まで行くと昨日と同じくハイシロー、ゲンキ、ポオだけ。
多分、コロンとキジーには下の方で週末だけくれる人がいるのだろう。

今日昼間、百均へ行って黄色の大ぶりのフードボウルを買ってきた。「山手ネコロジー」のシールを3枚も貼っておいた。普段は水容器にしておこう。黄色だと紛失しても分かり易いにちがいない。

給水場に行って作業をしているとゲンキがいつも従いてきて観察する。
餌場に戻って缶詰を2個開けるつもりが3個開けてしまった。4匹しかいないからちょっと多い。

狸のフードを置いていると、ん?親指の先大の糞のようなものが転がっている!ライトを当ててみるとやっぱり糞だが、消化されない木の実がいっぱい入っている。この糞には見覚えがある。去年だったか一昨年だったか全く同じような糞を発見し写真を撮ったことを思い出した。どういう状況だったかは思い出さない。

犬糞ではなく、木の実を沢山食べるような動物の糞だ。狸は複数が一箇所に糞の山を作るというから狸ではないと思う。するとハクビシンか?狸の餌場に糞があるということは、フードはやっぱり食べられているのだ。ハクビシンが食べても構わないが、ボロボロだったポン、ポンコの口にも入っていないと困る。

そんなことを考えていると、食べ終えてハウス1号に入ろうとしていたワカメがこっちを見ている。「また明日!」と話しかけると安心してハウスに入った。

5号棟に戻るとプレイロットの前に駐車している車の下から花子が可愛く鳴きながら出て来た。撫でるとその場でひっくり返る。トレイにカリカリを足して食べさせる。

9時過ぎに外へ出た家人が伸吉らしい猫を目撃。恰幅がよくのっしのっしと歩いていたとか。

昨日の朝、駐車場へ行くとこないだのボンボン尻尾のキジトラが慌てて逃げて行った。最近流れてきた猫なのかなあ?このキジトラは色が薄く顔はキジー似だ。

今日午後は中野町公園前付近のアパートの敷地内でやはり尻尾が短く丸まったキジトラを見た。顔は我が家のアンディにそっくり。

こないだはガスト裏で、去年秋、桂台で迷子になり2週間後に飼い主に発見されたクマちゃんに違いない猫を目撃したし。


2007年05月19日(土) 6匹に給餌。コロン欠席。

8時ごろ給餌に出る。花子はいつも通りプレイロットの植え込みの中から出て来た。スリスリして可愛い。数回撫でてからトレイにカリカリを入れ缶詰を開ける。もう一度撫でてから立ち上がる。あら、雨が降ってきた。傘を取りに戻る。

山手に行くとワカメ、ハイシロー、ゲンキ、ポオの4匹が駆け寄ってくる。コロンとキジーがいない。

ほんの小雨だが、給餌中に本降りになるやもしれぬ。やっぱり雨天餌場に行こう。猫たちは戸惑いながらも雨天餌場にやってきた。

ハウスの横に置いてあった、部の餌容器がひっくり返っていたから猫たちが何とかして蓋を開けようとしたのではないか。土曜日だから昼間に餌がもらえなかったのかもしれない。

4匹しかいないのはすこぶる寂しい。当然カリカリも少なめにし缶詰も2個だけ開ける。

しばらく座っていると、ミャウ!というような何かの鳴き声が間を置いて数回聞こえた。この時期、捨て猫では?!とゾッとするのだが猫のようでもない。鳥かもしれない。

雨はもう降っていないので庭園餌場に行き、残りのカリカリを置く。水容器も空っぽなので給水する。ペットボトルが汚くなっていたので新しいのと取り替える。猫たち4匹は全員こちらにやってきた。ワカメはハウス1号に入った。

狸のフードを置いて立ち去る。踊り場に出て階段を降りかけたところ階段の下をキジーがやってきたのが見えた。キジー!と呼んだが私の方へはやって来ないし姿も見えなくなったので、一旦戻りかけたが、カリカリが十分にあるのでそのままにして立ち去る。

大分時間が経ったが、花子はプレイロットの植え込みの中で待っていた。トレイを見るとほぼ完食。一撫でしてカリカリを足す。


2007年05月18日(金) 7匹全員に給餌。

「ポチたま」を見てから8時に家を出る。花子はプレイロットの植え込みの中からニャーと可愛く鳴いている。出て来たところを撫でる。以前は触ると猫パンチを食らったものだが、ピーチがいなくなってから気弱になっているのか結構撫でさせるようになった。
トレイを置き、用意をしている間にもスリスリしてくるので撫でる。

山手に行くと5匹が忽ち集まる。キジーも庭園内にいてこちらに駆け寄ろうとしている。

狸のフードは殆ど片付いている。狸が食べたのだと思いたい。

カリカリを与え、給水場に行く。いつもゲンキが様子を見に来る。3箇所の水容器に給水している間にもゲンキやハイシローが様子を見に来るのだ。猫って本当に野次馬。

缶詰を与え、狸のフードを置いて立ち去る。

プレイロットに戻ると花子が鳴いている。また撫でてカリカリを与える。


2007年05月17日(木) 7匹全員に給餌。

今日は出かけていたので久々に車で山手へ。7時40分ごろだった。階段にゲンキとポオがいたので正門を通過する前に窓を開けて2匹に呼びかけておく。

2匹は車の後を従いてきて坂道に集まる。他の猫たちは来ない。カリカリを置いてからワカメたちを呼びに行く。いくら呼んでも来ない。踊り場に出て下まで降りるとハイシローが出て来た。ゲンキも従いて来ている。

何度呼んでもワカメは出て来ないので餌場に戻る。キジーが来ている。そして反対方向からコロンもやって来た。残るはワカメのみ。

ひとまず給水して、缶詰を開ける。キジー用缶詰の用意をしているとワカメがノコノコやって来た。キジーとワカメとで1缶を半分こ。

昨日置いておいた狸の餌(ドッグフード)が雨を吸って広がっている。何でも食べるはずのカラスは食べなかったのか?今晩、狸が食べるかもしれないのでそのままにしておいた。明日もそのままなら片付けよう。

一旦帰宅し、花子用の餌を持って出る。花子はプレイロットの植え込みでか細く鳴いている。給餌する。


2007年05月16日(水) 5匹に給餌。コロン、キジー欠席。

8時に家を出る。もう猫の鳴き声が聞こえてくる。花子が待ち切れずに道路に出てこちらに駆け寄ってくる。撫でても以前のようには嫌がらない。しゃがんで餌の用意をしているとスリスリしてくる。ピーチもいないので相当心細いようだ。

山手に行くと猫たちが駆け寄ってくるがワカメ、ハイシロー、ポオ、ゲンキの4匹だけだ。コロンもキジーもいない。

狸の餌場にフードが少し残っている。今日もらったのかと思ったがどうも違う。昨夜私が置いたものだ。エーッ!?昨夜、狸が残したとしても今日の昼間にカラスが食べてしまわなかったのか?!

J先生のフード保存容器がまだ昨日と同じところに置いてある。どっちみちここで給餌するので、そこに置いておくことにしたのかな?

カリカリを与えておいて給水場に行く。持参した水容器にも給水する。

4匹だが缶詰は3個開けてしまった。後からキジーたちが来るかもしれないし。

狸のフードを置いて立ち去る。夜半から雨の予報だ。狸たち、早く来るんだよ!

5号棟プレイロットへ行ってみると花子の姿はなく、トレイは空っぽだった。花子が全部食べたのならいいが、他の猫に横取りされた可能性もある。


2007年05月15日(火) 7匹全員に給餌。

今朝9時前、駐車場から車を出して道路へ出ようとしているとゴールデンとその後を付いて回っているボンボン尻尾のキジトラに出くわした。そうして4号棟へ行ってみると自転車置き場でM上さんが餌トレイと水を置いているところだった。朝、ゴールデンとボンボン尻尾のキジトラがここで食べたのだという。

約1時間後、同じ場所でゴールデンとキジトラが管理事務所の方へ歩いているのをM上さんと二人で見送った。自転車置き場のカリカリはきれいになくなっている。あの2匹が食べたに違いない。

そこへある1階住民が通りかかった。自宅に猫を1匹飼っており、ベランダに猫がくれば餌を与えていると言っていたのだが、M上さんに話したところによれば、定年になったその夫が大の猫嫌いで、野良猫がベランダに入って来ようものなら妻に棒を持ってこさせて猫たちを叩くので、今では猫たちも寄り付かなくなったと平然と話したという。
M上さんが「ダンナの暴挙を止めないのか」と訊いたら、「だってしょうがない」とこともなげに言ったそうだ。あの二重人格ではさもありなん。

午後3時半ごろ、出かけるためまた駐車場へ行ってみるとあのキジトラが日向ぼっこをしていた。山手のキジーのような顔だが全体的に色が薄い。どうもこの辺りで面倒をみてもらっているらしい。M上さんの豪華な餌を目当てにPハイツまで出張しているものとみえる。プリプリしたタマタマが付いていたのでM上さんに捕まるようになればオスでもメスでも片っ端から手術を受けさせたい。

*****

8時に給餌に出る。花子はいつも通りプレイロットの植え込みにいた。最近は空トレイを持っていき缶詰とカリカリをその場で与えている。花子を何度も撫でたが怒らない。スリスリして甘える構え。

山手に行くと、足音を聞きつけてコロンとハイシローが走ってきた。キジーがいない。庭園内に入ると黄色のフードボウルが見えた。ハウスの横にJ先生のフードケースが置いてある。部員がここまで持ってきて戻すのを忘れているようだ。スプーンとフードボウルが缶詰で汚れているので後で洗っておこう。

カリカリを与えて給水場へ行き、戻ってくるとキジーが来ていて食べている。缶詰は3個開ける。水容器がひとつ無くなっている。どこか近くにあるとは思うが夜なのでどこにあるか分からない。ポオはまた水を飲んでいる。

ワーン!という声が聞こえる。狸に違いないと思うのだが・・・狸のフードを置いて立ち去る。

プレイロットに行くと花子が出てきて甘える。与えたカリカリが気に入らないようで残している。では別のカリカリを与えようとトレイを持って移動する。自転車置き場にトレイを置くと食べ始めたが、家に入って別のカリカリを取ってくる。「銀のスプーン」だ。トレイに入れると喜んで食べ始めた。


2007年05月14日(月) 7匹全員に給餌。

7時50分ごろ家を出る。プレイロットに行くと花子は植え込みの中からニャーと鳴きながら出て来た。空のトレイを置き、その場でカリカリの小袋を開け缶詰ミニ缶も開ける。このところ花子はとてもよく食べて毎夜ほぼ完食している。

山手へ行くとコロン以外の5匹は踊り場にすぐ集合。庭園内に入ると水容器として使っている黄色のフードボウルが通路の真ん中に置いてある。見ると缶詰を与えた形跡がある。

カリカリを与えているとコロンもやって来た。これで6匹全員揃った。給水場へ行き、黄色のフードボウルも洗う。

ポオは相変わらず水を飲んでいる。が、昨日は飲まなかったなあ。元気だし、多飲だからといってそれだけで即心配する必要はないらしい。

缶詰3個分をみんなに与え、狸のフードを置いて立ち去る。

プレイロットへ行くと花子は植え込みからまた出てくる。トレイを見るとほぼ空っぽだ。カリカリを足して食べさせる。ピーチは療養中だが、花子ひとりでもプレイロットへ来て元気におなかいっぱい食べている。良かった!


2007年05月13日(日) 7匹全員に給餌。

8時に給餌に出る。花子はプレイロット付近にいてすぐに出て来た。

山手に行くと今夜もキジーがいない。カリカリを与えておいて給水場に行く。転がっていたトレイも洗う。

餌場に戻ってくるとキジーが来ている。今日は日曜日だから昼間にもらっていないかもしれないと思い、缶詰は4個開ける。

ワカメを可愛がっていてふと見ると飛び石餌場で食べていたキジーがいなくなっている。缶詰も少し残している。

餌場のポオが盛んに道路側庭園の方を見ている。目を凝らすと何か(キジーかな?)が庭園の中を歩いて行く。木の根方に丸くなったようだがよく見えない。

食べ終わったワカメはハウスの前でじっとしていたがやっぱり中に入り、身づくろいを始めた。

狸のフードを置き立ち去る。

5号棟に戻るとプレイロットの前に駐車している車の下から花子が出て来た。トレイにカリカリを足す。今日はビクビクしていない。


2007年05月12日(土) 6匹に給餌。キジー欠席。

午前11時過ぎ、テニスコート脇の道を通った。イタチ川直前の道路左側の駐車場の奥に茶白の中猫がいて可愛らしい顔をしてこちらを見ていた。あんなに小さい(6ヶ月くらい?)ということは、この近辺で未手術の母猫が産んだということか?面倒をみている猫好きさん、どうか不妊手術を!

*****

午後8時過ぎ給餌に出る。山手まで行く間に花子は出てこない。

山手ではワカメ、ハイシロー、ゲンキ、ポオの4匹しか集まらない。それでも一応缶詰を3個開ける。ポオは盛んに水を飲む。プリンスも晩年よく水を飲んでいた。高齢による腎機能不全かもしれない。

が、ポオはきれいな顔をしているし抱き上げるとずっしり重い。まだまだ大丈夫だろう。

コロンがやって来た!まだみんなが缶詰を食べている。コロンはゲンキを押しのけて缶詰を横取り。ポオも食べ残しているのでそちらにコロンを向けると食べ始めた。

ポオは?と見るとまた水を飲んでいる。

ワカメは食べ終わるとまたハウス1号に入り、中で悠然と身づくろいをしている。

アレッ?トレイを入れたポリ袋がなくなっている!どうしたのかな?

狸のフードを置いて庭園を出る。ポオとゲンキが一緒に出て来た。門扉の下にトレイがある。生徒が使ったのかなあ。トレイは捨ててしまわずにそのままにしておいてくれると、給水場で洗うのに。

帰途、小学校に差し掛かると鳴き声がして花子が足元に来ている。1号棟付近にいたらしい。一緒にプレイロットまで行き、給餌する。花子は辺りを伺いながら食べる。しばらく付き添って確かに花子が十分に食べるのを確認してから立ち去る。


2007年05月11日(金) 7匹全員に給餌。

昨日書き忘れたが、午後5時ごろU野さん宅ガレージ前を通ったところ、ガレージのネットの内側に牛若がいて、その後ろに茶白猫がいる!エーッ?!と思って近寄るとスカイライン北側のマニーだった。あービックリした。アニーかと思った。アニーがいなくなったのでここまで出張してきているのか。ここはよほど居心地がいいとみえる。

牛若はカリカリを食べていて、マニーはちょっと離れてウロウロしている。携帯で写真を撮ったがあんまり近寄ると2匹が警戒するので、小さくてはっきりとは写らない。残念。

今朝、M上さんから電話がかかってきて、早朝新聞配達の折に何とマニーが4号棟まで来ていたという。早朝、M上さんから給餌されている猫は5匹以上いる。マニーはキジトラ短尾(10センチくらい)とにらみ合っていたというが、M上さんが配達を終えて戻ってきたらもう1匹もいなくなっていたとか。それから5号棟へ行き花子にたっぷり給餌。

昨日の大雨で、スカイラインでは出て来ない猫も多く心残りだったのでこれから様子を見に行ってくるという。

*****

午後7時50分に家を出る。花子の姿はどこにもない。とにかく山手へ行く。6匹全員が待っていた。

昨日たくさんあったポンプチの空き缶は2個しかない。蓋は3個。誰かが片付けた模様だ。空き缶を忘れずに引き上げよう。スプーンにはモンプチがこびり付いているので後で洗っておこう。

カリカリを与えているとゲンキがキジーにいじわるして食べさせない。仕方なく飛び石餌場にカリカリを置く。飛び石は給水場への最短通路なので、空けておきたかったのだが。

給水場へは以前のジグザグルートを使う。スプーンもよく洗った。

缶詰を3個開け、みんなに半個づつ与える。キジーには薬を入れるので最後なのだが、必ずもらえるのに、いつも自分の分はないのでは?と不安になるらしくソワソワしてみんなの周りを歩き回っている。

狸のフードを置いているとコロンがやって来た。ワカメもやって来たが、ハウス1号の中に入った。食前には山の中で私の到着を待ち、食後はハウスで休むようにしているようだ。ワカメも14歳になった。人間でいえば80歳くらいか。それにしては元気溌剌。毛艶も申し分ない。

帰りにも花子は出てこなかった。朝たっぷり食べたからか?

10時半ごろ外へ出た家人が慌てて戻ってきて、花子がプレイロットの植え込みで鳴いているという。トレイを手にすぐ駆けつける。花子が出て来たのでトレイを置くと跳びついている。オス猫にでも追われて隠れていたのかもしれない。


2007年05月10日(木) 7匹全員に給餌。

今朝、M上さんとピーチを見舞う。大分快復しているがまだまだ痩せている。甘えてゴロゴロ咽喉を鳴らす姿を見てM上さんもホッと胸を撫で下ろす。

天気予報は見事に当たり、午後から雨が降ってきて時折り激しく降る。給餌に行く午後8時頃にも小雨になったり雨脚がひどくなったり。

花子はきっと5号棟の奥か、4号棟ベランダ下で雨をしのいでいるだろうと思い、進んで行くとどこからともなく現れた。自転車置き場にトレイを置く。

山手に行くとさすがに階段などでは誰も待っていないかと思いきや、ハイシローが鳴きながら出て来た。勿論びしょ濡れだ。

昨日、部員に「片付けておいてあげるから放置しておいていい」と私が言いながら持ち帰るのを忘れてしまった空き缶が転がっている。今日の分も増えているが、雨なので明日持ち帰ることにする。

庭園内に入るとワカメ、ゲンキ、ポオがそれぞれハウスから跳び出してきた。一緒に雨天餌場へ向う。キジーはトラックの下で待っていたようでみんなが行くと出て来た。相変わらずゲンキがいじわるをして雨天餌場にキジーを上がらせまいとする。

またコロンがいないが、とにかく給餌する。あ、水を持ってくるのを忘れた!庭園餌場にペットボトルを取りに行く。

びしょ濡れのハイシローの身体をせっせと拭く。ワカメが吐き戻した。それを片付け、カリカリを一山にしてから外へ出る。雨が強いので猫たちは雨天餌場に留まっている。

正門へ向っていると猫の鳴き声がする。キョロキョロしていると道路側庭園からぬれねずみのようになったコロンが出て来た。コロンは以前にもこんなことがあった。雨が降ったら雨天餌場だということを何で覚えないんだろう?呆れながらコロンを雨天餌場に誘導する。

コロンの鳴き声を聞きつけてゲンキ、ポオ、ハイシローが雨天餌場から激しく降る雨の中に出てくる。みんなで雨天餌場に戻り、カリカリを食べるコロンの身体を拭く。コロンは嫌がるがポケットティッシュ1袋全部を使ってもまだまだ濡れている。

さてもう帰ろう。さっきまでいたワカメの姿が見えない。もうハウスに帰ったのだろう。

5号棟に戻り、トレイを見るとほぼ完食している。トレイを持ち上げていると車の下から花子が出て来たのでカリカリを足して別の自転車置き場で花子に与える。


2007年05月09日(水) 6匹に給餌。コロン欠席。

給餌はいつも通り。今日は時間がなく報告はこれだけ。


2007年05月08日(火) ピーチ発見!!!5匹に給餌。コロン、キジー欠席。

午後1時半ごろ6号棟のH川さんから電話がかかってきた。ピーチがいる!という!!!慌てて家を跳び出したがH川家脇の猫道に行ってみたりして遠回り。やっとテニスコートのフェンス前に立っているH川さんを見つけた。

ピーチはやはり5号棟の方からやってきて猫道を通ってH川家ベランダ前へ出て来たという。私に電話してからテニスコートフェンス沿いにピーチの後を追って行ったが鳴きはするもののノロノロと逃げ、テニスコート内に入ってしまった。私が到着した時にはフェンス内側の植え込みの中に座っていた。顔しか見えないがすっかり痩せて小さい顔になっている。いかにもしんどそうだ。

呼ぶと返事はするが出て来ない。テニスコートの扉は鍵がかかっているが、植え込みもフェンスで囲まれその上有刺鉄線までが張り巡らしてある。どうしたものかと思案しているとピーチは向こう向きにゴロリと横になってしまった。

とにかく捕獲したい。H川さんにキャリーとガムテープを持ってきてもらう。その間に夫に電話して車を回してもらう。到着した夫がテニスコートの扉と植え込みへの扉の鍵を管理事務所から借りてくる。私が植え込み内に入るとピーチは逃げようとする。片側は絶壁になっている。滑り落ちそうになりながらヨロヨロと逃げ草むらに隠れようとする。やっと捕まえて抱き上げる。見ていたH川さんはハラハラだ。M上さんに電話したが留守だった。

用意しておいたキャリーの中にピーチを入れしっかりガムテープで留める。これで安心だ。懇意の場所に預ける。

*****

今日午後、桂台と犬山町に行く用事があったので、救援物資寄贈を申し出てくれていたMさんに昨夜連絡しておいた。ピーチ発見騒ぎで遅れたが、午後3時に桂台のイトーヨーカドーまで物資を持参してもらう。Mさんは爽やかなお嬢さんだった。去年の11月、I井クマちゃん失踪時には有力情報をI井さんに寄せてくれた人だった。Mさん、有難う!

夕方S木さんがやって来た。6号棟の家の前で猫の写真を撮ったので、この猫は誰?と見せに来たのだった。見れば伸介だった。(伸介は部員にも給餌されているそうで体格もよく元気そうだ。)S木さんにピーチ発見を告げ、一緒に喜び合う。

さて、午後8時ごろ、心も晴々と給餌に出る。アレッ?花子がいない。階段に向って歩いているとか細い声が上の方から聞こえてきて花子が走ってきた。4号棟芝生にいたようだ。プレイロットへ戻り給餌する。

山手へ行くとワカメのだみ声で迎えられる。他の猫たちは?と見ると今日もコロンがいない。庭園に入ってもキジーもいない。

カリカリを与えておいて給水に行く。飛び石の傍に昨日は気付かなかったがティースプーンが落ちている。給水場で洗う。ポオはずーっと水を飲んでいる。

4匹しかいないので缶詰は2個だけ開ける。みんなよく食べる。その間に狸のフードを置き立ち去る。キジーの姿は全くない。畑の方のコロンの餌場を見つけたかな?

5号棟に戻ると花子の鳴き声がする。車の下から出てきて一緒にプレイロットへ。ライトで照らすとトレイはほぼ空っぽ。カリカリを足しておく。

帰宅してM上さんに電話する。彼女も大喜びだ。明後日の朝、一緒にピーチに会いに行く約束をする。


2007年05月07日(月) 6匹に給餌。ピーチ、コロン欠席。フロントライン投与。

午後7時40分に家を出る。花子はプレイロットの植え込みから出て来た。トレイを置き、レトルトの封を切る。花子はとびついて食べているが、より食べやすいようにスプーンでほぐす。カリカリも足す。ライトで照らして異常なし。

山手へ行くとワカメが山からすっとんでくる。他の猫たちも駆けつけるがコロンがいない。キジーは石垣の上にいた。みんな一緒に庭園餌場へ。

今日は湿気ていたので草が濡れている。オヤ?あちこちにトレイや紙切れやら猫缶の蓋などが散らばっている。今日は部活があった模様だ。モンプチの蓋が4個あった。缶は2個しか見つからないがどこかに転がっているのだろう。

餌場にトレイやスプーンを用意しておくから部員さんたち、どうぞお使いなさい。後は片付けておいてあげるわ。

この分ではゲンキ、ポオ、ワカメは満腹かと思いきやみんなよく食べる。

今年度2回目のフロントライン投与をする。

キジーやポオが後ろを振り返っていたからまた狸が傍まで来ているのかもしれない。

狸の餌場に行き、ドッグフードのサンプルと生活クラブ生協で買った犬・猫フード(無添加で身体にはいいはずだが猫たちからは総スカン)を置く。

ワカメはどこへ行くのかと思ったらこの暑いのにハウス1号に入る。何をしているのかとライトで照らしてみると向こう向きで身づくろいをしている。暑い寒いに拘わらずここが落ち着くのかな。

ハウス3号、4号にもライトを当ててチェック。異常なし。キジーは缶詰を食べ終えて行ってしまった。

踊り場に出ると、キジーが石垣の上にいる。呼ぶとこちらに来る代わりに、職員寮への坂道を降りて行った。以前はそちらの方にいたのだが、最近は小桃の駐車場の方から出入りしていたのに。

山手から小学校の前を通って戻る道がいけない。幾度となくピーチと往復したルートだ。

以前ピーチは3号棟あたりで待ち構えていて私が通りかかると跳び出してきた。それからおもむろに小学校の溝でトイレをしてから私と一緒に山手へ行く。山手でみんなと食べた後、私と一緒にPハイツに戻る。4号棟端っこなどで腰掛けてピーチを抱っこしたものだった。

紆余曲折を経てピーチと花子に5号棟プレイロットで給餌するようになってからも、ピーチはたまに3号棟から跳び出して来て山手に向う私に付いてきた。付いては来たが山手の手前まで来ると引き返し、私が戻ってくるのを1号棟駐車場などで待っていた。ピーチはとにかく甘えん坊だったから、引き取れない以上、辛くなるので可愛がるのもほどほどにしていたがなんとも心残りだ。

5号棟に戻るとカバーを掛けた大型バイクの中からか細い声がする。近寄ると花子が出て来た。プレイロットのトレイはほぼ空っぽだ。カリカリを足しておく。またライトで照らして確認する。


2007年05月06日(日) 7匹に給餌。ピーチ欠席。ポン、ポンコ出現。

今日は一日中雨。午後駅前から帰ってくる時には結構強く降っていた。午後3時半ごろU野さん宅ガレージ前を通る。中を整理中なのかネットが上げられていて明るい。アニーはガレージ内のダンボール箱の中に入って動けなくなっていたというがどこだったのだろう?4月1日午後4時頃、ガレージ前の道路にお座りしていた姿が目に焼きついている。


午後8時に給餌に出る頃には雨は殆ど上がっている。良かった!プレイロットに行っても花子はいない。多分4号棟ベランダ下にいるのだろうと思いそちらへ行こうとしていると花子が鳴きながら走ってきた。用意してきたトレイの蓋を開け給餌する。

山手へ行くとワカメがまずニャーニャー。それを聞いて他の猫たちも集まるのはいつも通り。今夜はコロンもいる。庭園餌場へ行くが通路はじっとりと濡れている。いつまた降ってくるか分からないので雨天餌場へ。いつの間にかキジーも混じって歩いている。

雨天餌場に近付くと、何かがさっと動いて逃げたような気がした。

給餌しているとゲンキが盛んに振り向いて唸る。と、本館前庭園から狸が現れた。小さくて身体もさほどフカフカではないが顔は紛れもなく狸だ。投薬が効いて毛が生えてきたのだろう。ポンコかな?ポンかなあ?とても小さいのでポンコのような気がするが。ポンコはしばらくこちらを見ていたが庭園餌場の方へ歩いて行った。

雨なので庭園餌場には狸のフードを置いてこなかった。そのせいかしばらくすると戻って来てまた本館前庭園の中に消えた。

雨天餌場では猫たちは十分に食べそれぞれ寛いでいる。キジーは缶詰を食べ終えると外へ出て行った。

ポンコがまた庭園餌場の方へ行く。そこで持参のフードを狸の餌場に置いてくることにした。ゲンキがついてくる。ハイシローも外へ出ている。

私が戻るとゲンキは戻ったがハイシローとコロンは外に出たままだ。うっすら小雨が降っているというのに。ハイシローは道路に座り込んで寛ぐ。お腹が濡れてしまうのに。

ウワ〜ンというような狸の鳴き交わす声が聞こえてきた。庭園餌場からポンコが、「猫庭園」の土手からはポンが現れた。2匹は本館前庭園に入って行く。ポンコは本当に小さい。2匹はこちらを窺っている。キャットフードが食べたいのだ。

ポオが外へ出たと思ったら、土手でおしっこをしているようだ。済ませて戻って来た。

ワカメとコロンを少しだけ可愛がり、片付けて帰ることにする。雨天餌場では結構長居をする。

後を追ってゲンキとハイシローが出てくる。

5号棟に戻るとどこからか花子が出て来た。一緒にプレイロットへ行きカリカリを足す。ライトで花子を照らし異常のないのを確かめる。

ピーチがいなくなって丁度1週間。どこを歩いても思い出だらけ。まだまだ悲しみで胸がいっぱいだ。


2007年05月05日(土) 6匹に給餌。ピーチ、コロン欠席

昼ごろM上さんから電話がかかってきた。今朝7時ごろ犬の散歩で学院内を通り抜けたM上氏がピーチを見たという。ドッグフードを与えると口を付けた。目やにも出ていてピーチに間違いないといって慌てて帰宅してM上さんに告げる。半信半疑のM上さんはバイクを飛ばして駆けつけたがそれらしい猫は発見できなかった。

それはゲンキだったのだろう。よほどの猫好きでしかも毎日世話をしていなければピーチとゲンキの区別はつかないだろう。

猫好きで毎日世話をしていても、M浦さんなどは、不妊手術時には1週間も自宅で世話をしたのに(私が山手猫の保護活動を始める前のこと)、昼間に現れた「さくら」を新猫と勘違いし、テキパキとJ先生と私に指示し「さくら」を捕獲。不妊手術のため、即犬山動物病院に搬入した。

その夜、餌場に「さくら」が現れないのを不審に思ったM浦さんは、そこで初めて昼間捕獲した三毛猫は「さくら」だったのでは?と思い至った。

午後10時ごろ我が家にやって来たM浦さんはHPの「さくら」の写真を見たいという。写真を見てやはりアノ猫は「さくら」だと確信。もう午後11時ごろになっていたが、私は犬山動物病院に電話し、「さくら」を迎えに行った。危機一髪、「さくら」は2度も手術されるところだった。

話が逸れたが、写真を沢山撮っていないと毎日見ていてもイメージが薄いかもしれない。そこでピーチの写真を沢山とゲンキの写真をHPから印刷してアルバム仕立てにしてM上家郵便受けに入れておいた。

今朝はピーチのことが頭にこびりついたまま起床。午前中とても胸騒ぎがした。1週間どこかでうずくまっていたピーチが事切れたのかもしれない。4年前に変死した小桃が私を呼んだようにピーチも居場所を知らせてほしい。せめてウチのベランダ下に埋めてやりたい。
いろいろな理由から、或る住民に毒餌を盛られたか殺虫剤か除草剤を身体にかけられたのではないかと考えるに至った。いつもながら何の証拠も残さないが・・・

*****

午後8時に家を出る。花子は昨日と同じくプレイロットの植え込みの中から出て来た。トレイを出して用意をしている間、盛んに私にスリスリする。こんなことはなかったのでよほど心細いのだろう。ライトで照らし異常がないか確かめてから山手へ。

山手ではワカメが迎えに走り出てくる。他の猫たちもドドドッとやって来た。コロンがいない。キジーは庭園内。

みんなにカリカリを与え給水する。狸の水容器が相当汚れているのでゴシゴシする。缶詰を与えているとキジーは缶詰が欲しくて待ちきれない。消炎剤を入れなくてはいけないのだからちょっと待ちなさいと言い聞かせても今夜は聞かずにワカメのを横取りしそうな勢い。やっと用意ができて飛び石餌場で与えると即ムシャムシャ。

狸のフードを置いて立ち去る。

花子はプレイロットの植え込みで待っていた。出て来たところを撫でると以前のようには嫌がらない。せめて私には触らせるようになっておかないと病気の時に困る。
どうやら夜の給餌時には他のオス猫たちは横取りしには来ないようだ。


2007年05月04日(金) 7匹に給餌。ピーチ欠席

午後6時ごろ、西公園の猫たちを手始めに夜の給餌に出かける直前のM上さんから電話がかかってきた。お互いにピーチの手がかりがないことを嘆き合う。朝も花子はピーチがいないので他のオス猫たちを前にして怯えておりロクに食べないという。

今朝5時ごろ、7号棟端っこへM上さんが行くと下の竹やぶの方から全く久しぶりに伸吉が上がってきたそうだ。喜んだM上さんは、伸吉は牛乳が好きなので、フードと一緒に牛乳も置いておき、新聞配達のため階段を上がり、何分もしないうちに降りてきたのだが伸吉の姿は既になくフードや牛乳にも口を付けていなかった。

顔は傷だらけだったが優しげな顔つきをしていたとか。う〜〜ん、いつもと違う「優しげな顔」はクセモノだ。最後のお別れ風なのだ。

ピーチを思ってM上さんも涙していたそうだ。もう今日で5日目。思い起こせば4月27日(金)には動作も鈍く全く食べなかったがどこかで給餌されて満腹になっているものと思い込んでいた。そして山手の帰りにも待っていなかった。翌28日(土)には姿を現さなかったが、1日くらい欠席することはあったのでこの時もさほど気にしなかった。

翌日29日(日)には今から思えば最後の力を振り絞ってお別れを言いに来たのだと思う。プレイロットの前に駐車している車の下からやっとこさという感じで出て来たが、眠いのかと思っていた。餌場でトレイの用意をしている私のところへいつまで経ってもやって来ない。おかしいな、と思い始めたころやって来てトレイの前にちんまりと座る。それでもまだ私は気付かずにノーテンキにも満腹なのだろうと思っていた。

餌場は暗いし、あそこを餌場にするようになってからは黙ったまま給餌し、いつもそそくさと山手へ向ってしまう。帰りにもあの餌場に誘導しトレイにカリカリを足してすぐに立ち去っていた。可愛がることもしなくなっていた。

最後に久々に両手でピーチの身体を撫でた。それも一撫でだけ。25日(水)にはウチのドアの前や入り口に1時間以上もいたというのに、怪しげなゲロを片付けたり他のイヤガラセのことですっかり参ってしまっていて、少し心が痛んだがそのままにしてしまった。こんなにあっという間にいなくなってしまうとは夢想だにしなかった。本猫にしてみればちっとも「あっという間」ではなく、懸命に訴えていたのに私もM上さんも全く重大には捉えていなかった。つくづく悔やまれる。

*****

8時ごろ家を出る。花子はプレイロットの植え込みで待っていた。ピーチのいないこの界隈は火が消えたようだ。

山手に行くとワカメがだみ声で派手に鳴きながら出迎えてくれる。すぐに猫たち全員も駆けつけてくる。庭園餌場に行くとキジーもやって来た。カリカリを与え給水し、缶詰を与える。キジーの缶詰にはたっぷり消炎剤を振り掛ける。

最近は長居することなく、すぐに立ち去る。狸のフードは勿論置いておく。狸の姿を見るには小一時間は滞在しないと無理なのだが。

山手猫たちは全員よく食べている。庭園餌場はそこそこ明るいので猫たちに異常があればすぐに分かる。ピーチたちもここで食べててくれればいいのに、元々の山手猫でさえ次々とここを去ってしまった。ゲンキがいじめっこなのが原因なのだろうと思うが残念だ。
「食べない」ということは不調の最大のバロメーターなのだが、ピーチの場合、なまじ他に食べられる場所が数箇所あったせいで、見過ごしてしまった。

どこもかしこもピーチと一緒に歩いたところなので寂寥感に襲われる。ノワールと同じく私にとっては存在感のある猫だった。仔猫3匹よりも前にピーチを家に入れてやりたかった。雨の日など玄関ドアの前でいつまでも私が出てくるのを待っていたことが時々あった。ある時、ドアを開けてタタキの中に入れようとしたらそれは嫌がった。思い出は尽きない。

花子はプレイロットの植え込みで待っていた。トレイにはまだ少し残っているがカリカリを足す。花子に異常がないかライトを当てて確かめる。

1時間ほどして家人がプレイロットへ行ってみると花子が植え込みの中にまだいたとのこと。ピーチを待っているのかな。


2007年05月03日(木) 7匹に給餌。ピーチ欠席

午後、犬山動物病院に行きキジー用に消炎剤を購入する。

午後7時40分ごろ給餌に出る。連休中とあって通路には駐車車両がズラリ。その下にもしやピーチが隠れていないかとゆっくり歩くが勿論空振り。いればすぐに出てきてくれるはずだ。

プレイロットに入ると鳴き声がして花子が出て来た。トレイを出しフードを入れる。花子は空腹ですぐに食べ始める。

トボトボと山手へ向う。涙が溢れてきて止まらない。ワカメを先頭に山手猫たちはすぐに全員が揃う。

キジーはみんなと一緒ではなく飛び石餌場で給餌してほしがる。缶詰を開けるとキジーもやってきたがケッケッケと苦しんで口の周りをカキカキしている。また口内炎がぶり返したようだ。缶詰に消炎剤を入れてあげるからね。

狸のフードを置き、立ち去る。

小学校に差し掛かると猫の鳴き声がする。もしやピーチでは?!と立ち止り、待っているとやって来たのは花子だった。花子にピーチの居場所を訊いてみるが、どうやら花子も知らないようだ。犬(忠犬)ならきっとピーチがうずくまっている場所に案内してくれるだろうに・・・

昨日、「世界仰天ニュース」で忠犬の再現ドラマを見て号泣したばかりだ。虐待されていた犬を引き取り、たっぷり愛情を注いだ飼い主の女性が事故で片足を失った。その忠犬がまるで介護犬のように飼い主に仕えていた或る日、飼い猫が火の付いたろうそくを倒して火事になってしまった。

脚のせいで身軽には動けない飼い主はパニックに陥ったが忠犬は飼い主に電話機を渡し消防署に電話させる。また飼い主を首輪につかまらせて無事に戸外に誘導。再び燃え盛る家の中に入り、飼い主の義足を持って戻って来た。

火事の元となった飼い猫が家の中に取り残されて鳴いているのに気付いた忠犬は飼い主が止めるのも聞かず家の中に跳び込んだが2匹は出てこなかった、というもの。

11年一緒に過ごしたというから犬も猫も高齢だった。忠犬が最後に家の中に救いに戻ったのが、猫ではなく物体だったとしたら忠犬はそれをくわえて火傷を負いながらも家の外へ逃れ出ることができたかもしれない。

猫を助けようとしても猫を連れ出すことができず、モタモタしているうちに2匹とも煙を吸い焼け死んでしまったのだろう。

番組では最後に忠犬の墓の前で号泣する飼い主を映していたが、腹が立ったのは、自由に身動きならない身体で一人暮らしなのに火の付いたろうそくを置く飼い主の無神経さだ。映画「ハンニバル」を見ていたら、普通の家庭で同じような蜀台数本にろうそくを灯していたから、アメリカでは普通のことなのかもしれないが危険だ。

とにかくピーチのことを思うだけで涙が湧いてくる。毎日給餌していたのだから異変に気付いてやることができたはずだとか、いろんなことが頭の中に渦巻いて混乱の極みだ。

午後11時ごろ外へ出た家人が言うには、5号棟奥の自転車置き場に花子がいたとのこと。近寄ると地面でコロコロ転がっていたという。ピーチが来ないかと待っているのだろう。


2007年05月02日(水) 7匹に給餌。ピーチ欠席

今朝9時頃M上さんから電話がかかって来た。もしや交通事故にでも遭っていないか、猫が倒れているという情報でも管理事務所に入っていないかと掃除のおじさんに訊いたそうだ。今のところそんな情報はないという。

彼女は午前3時に新聞配達を始めるが、ピーチはいつも彼女宅の出入り口で待っていた。今朝は豪雨だったし、さほど隠れるところもない団地内でどうしているのかと彼女もとても心配している。

話しているうちに、若竹山手在住の犬仲間の飼い猫が最近怪死したという。この時期、庭木や畑に農薬を散布するのでそれを浴びたか舐めたかして農薬中毒になったのでは?という話になった。

そういえば、何年か前、青葉区のとある空き地では定期的に農薬の空中散布が行われるので猫ボランティアたちが手分けして猫たちを避難させるのだと聞いた。

山手でもさくらたちが体調を崩した時期があった。そして新黒は3年前の4月下旬に山手に戻ってきて5月上旬に永久に姿を消した。この時、5月1日に庭園内に農薬散布をされるというのでハウスにゴミ袋を何枚も被せたものだった。もともと体調不良で戻ってきていた新黒がその時の犠牲になったのかもしれない。チャトが死んだのも去年の5月だった。

ピーチも4月には既に食欲不振になり、体調を崩していたに違いない。M上さんがピーチが最近軽くなったと話していた。私は最近はピーチに構うことが殆どなくなっていたので偶に持ち上げても軽くなったかどうか分からなかった。今の餌場は真っ暗で腰掛ける場所もないが、それまではピーチを膝に乗せてよく可愛がったものだった。(こないだ死んだアニーにも膝乗りの快感を覚えさせたのに、山手を離れてしまった・・・)

何か分かれば連絡しあうということで電話を切ったが、心配でたまらない。午後、当てもないまま団地内を探し回る。ピーチどころか猫には全然出会わなかった。

散布農薬や交通事故、他の猫との喧嘩による猫エイズなど、外猫は危険がいっぱいだ。ピーチにしても、去勢手術時の血液検査ではエイズも白血病も陰性だったが、つい最近も派手な喧嘩をやらかしていたから罹患してしまっている可能性大だ。そんな折、農薬を浴びたり舐めたりすれば中毒症状は強く現れるだろう。外猫にしている限り、そういう危険から守ってやることはできない。無力感に打ちひしがれる。

一番いいのは家に入れることだが、仔猫が3匹入っただけで先住猫は全員体調を崩した。ピーチを入れることは到底できない。ピーチや伸介、伸吉を捨てた元飼い主に災いあれ!

*****

8時前に家を出る。誰も跳び出してこない。プレイロットの餌場に立ちしばらくキョロキョロしているとやっと花子が現れた。トレイの中にフードを入れると辺りを警戒しながら食べ始めた。山手から追われてさすらった後にピーチに出会い、やっとここに落ち着いたというのに。後ろ盾のピーチがいなくなってしまったら花子もここに居着くかどうか・・・

山手に行きいつも通り6匹に給餌する。キジーがまたむせ始めた。消炎剤を買ってこなくちゃ。狸のフードを置いて帰る。

5号棟に戻ると花子が車の下から出て来た。プレイロットへ行きカリカリを与える。花子は撫でられるのが嫌い(触られるのが嫌い)だが、撫でてみる。やっぱり嫌がる。ビクビクしていてピーチと一緒にいるときとは全然違う。


2007年05月01日(火) 7匹に給餌。ピーチ欠席

7時20分ごろ家を出る。雨は殆ど上がっている。5号棟通路には駐車車両は1台もいない。シーンとしている。プレイロットへ行くと鳴き声がして花子だけが出て来た。トレイを置き、レトルトとカリカリを与える。ピーチの気配は全くない。一体どうしたのだろう?

4号棟端っこのベランダ下を覗くがいない。3号棟植え込みからも出て来ない。

山手に行くと階段の山側は全然濡れていない。2日ぶりのコロンも待っていた。ワカメは階段を駆け下りてきた。キジーは庭園内。

ちょっと濡れているが庭園餌場で給餌する。カリカリを与え水を替える。缶詰をたっぷり与えて、狸の餌場にフードを置く。昨日のバターロール4個は勿論きれいさっぱり無くなっている。

帰りにもピーチは出て来ない。5号棟へ戻ると花子に呼びとめられた。見ると自転車置き場のバイクの上に座っている。従いて来たのでプレイロットへ行きカリカリを与える。ピーチがいないので花子も心細そうだ。

一昨日ピーチを撫でた時、ちょっと毛艶が悪いというか手触りがザラついているのが気になった。

帰宅してすぐM上さんに電話してみる。すると彼女もピーチをここ3日ばかり見ていないので私に電話しようと思っていたという。

しばらく前から食が細くなり、2〜3回吐き戻したこともあったとか。鼻をグズつかせてくしゃみをしていたともM上さんは言うが私の前ではそんなことはなかった。

再三、他の猫と派手な喧嘩をやらかしていたこともあり、猫嫌いに毒を盛られたりしたのかも。

探すといってもどこを探せばいいのか・・・ふらつきながらでも出てきてくれれば獣医さんに連れて行くのだが。あんなに甘えん坊なので家猫になれれば一番なのだが、なかなかそうもいかない。

飼い犬の散歩でよく外を歩いているM上さんが情報収集に努めてくれるという。


ネコロジーHP主催者 |HomePage