つれづれ日記
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2006年11月30日(木) 7匹に給餌。花子欠席。ポン出席。

昨日と打って変わって今夜は8時半ごろになった。ワカメは山のてっぺんで私の来るのを待っているのだろう。庭園餌場で呼んでもやって来ない。そこで門扉のところまで行き、声を張り上げると転がるようにしてこちらに向ってくる。6匹全員集合。

タヌキのお出ましが遅いなあと思っていたら、いつの間にか道路側庭園内の遠くからこちらを窺っているタヌキがいる。ポンだと思うが、昨日私が近くに行ったので、ポンタに「お前の甘言に乗せられてきてみたら、人間がこっちにやってくるじゃないか。油断するんじゃないぞ!」とでも言い含められたのかもしれない。それ以上姿を現すことはなかった。

家に近付くと遠くからピーチが大声で鳴いている。餌容器を取りに家に入り出てくるとドアの前にピーチがいた。ピーチだけ?とりあえずピーチに給餌しておいて花子を探しに行くが見当たらない。プレイロットに花子の餌容器も置いておく。


2006年11月29日(水) 6匹に給餌。ピーチ、花子欠席。仔狸は3兄弟!

今夜は都合で7時前には山手に着いてしまった。ワカメ、ハイシロー、コロン、ゲンキの4匹しか集まらない。庭園餌場で4匹に給餌しているとポンが「猫庭園池」の辺りに現れてこっちを見ていたがすぐに隠れた。

ポンは道路側庭園に渡り岩場付近でウロウロしている模様だ。給水場の方にも行っているはずだから飛び石餌場の上に猫たちが食べないカリカリを置く。その上にジャジャーン!抗疥癬薬を注入したみかんの一袋を置く。

然し、全然そちらの方に行かないので、餌を通路の下の方へ移動させる。ポンは通路を何度か往復するのだが、ちょっと離れた段なので餌には気付かない。そこでまた餌を移動させる。

猫たちのカリカリを置いておくとそればかり食べて薬入りみかんを食べないといけないので、余ったカリカリは引き上げることにする。と、そこへキジーがやって来た。仕方なくキジーの為に缶詰をまた開けていると他の猫たちが黙っていない。またパーティが始まる。

そうこうしているうちに道路側庭園の中をポンが行ったり来たりしているのが見える。水場の奥にいるらしい。と思ったらすぐ、少し離れた岩場に姿を現した。ずい分早いなあ。通路を渡る途中でポンは遂に餌に気付いた。食べてる、食べてる。パリポリ音を立てている。みかんはもう食べたに違いない。そこへもう1匹、ポンにそっくりな顔をした仔狸が現れた。???「猫庭園」で音がするので見るとそこにもポンがもう1匹。2匹はいると思っていたが結局3匹いるのだ。顔もそっくりだし大きさは同じくらいなので兄弟だろう。ポン、ポンタ、ポンザと名付けよう。
ポンタはポンと一緒に食べているがみかんはポンが真っ先に食べたと思う。

見に行くとポン、ポンタは慌てて逃げる。みかんは勿論無くなっており、カリカリが数粒残っているのみ。みかんさえ食べてくれれば猫のカリカリを置いておいても問題ない。それに3匹もいるんじゃ餌はとても足りないなあ。他にも何か食べているだろう。ポンの姿はひどいが、ポンタ、ポンザはまだフサフサに見えた。が、一緒にいるのだから疥癬にヤラレているとは思うが。

これじゃあキリがないので、今回は私に助けを求め、曲がりなりにも投薬できるポンだけに治療を絞ろう。3ひきに、と思うと結局1匹に3倍投薬することになったり、1匹にも十分でなくなったりする。

3匹もいっぺんに現れたということは、ポンが「餌くれるおばさんがいるよ、兄ちゃんたちも一緒にもらいに行こう!」と誘ったに違いない。

とにもかくにもポンに投薬できたので帰ることに。

が、ピーチと花子がいない。5号棟、4号棟を探してみたが全然見当たらない。


2006年11月28日(火) 8匹全員に給餌。仔タヌキ【ポン】出席。

午後7時半ごろ車で山手構内に入る。今日は雨模様だったので猫たちは心得て雨天餌場付近にいた。ワカメだけが見えないので庭園餌場で叫ぶと踊り場の方からすっ飛んできた。

雨は上がっているがいつまた降ってくるかもしれないので雨天餌場へ行く。みんながモリモリ食べていると「猫庭園」から仔狸ポンが現れてこちらを見ている。一旦本館前庭園内に姿を隠した。

満腹になったキジーが去った頃、空腹で我慢できなくなったポンがやって来て雨天餌場に上がりキジーが残した僅かなカリカリを食べ始めた。あっという間に食べ終わり、ミニベンチ前の新聞紙のカリカリを食べたそうにする。そこには他の猫たちがいるので、みんなでポンを威嚇する。

ポンは諦めてスゴスゴと外へ出るが、しばらくしてまたやって来た。上がるとゲンキにえらい剣幕で攻撃され仕方なくポンは外へ。

そうしたいきさつはポンの写真ページに詳しいのでそちらを。
だが、写真をよく見るとポンの疥癬は相当ひどい。これまでもタヌウを始め、疥癬のためハゲチョロケになったタヌキたちを見てきた。このポンはまだ仔狸なので可哀相だ。もっと餌を与え、何とか投薬もできないものかと思案中だ。私が去った後は残り餌を食べていることと思う。ポンだけに餌をやろうとすると、ヤキモチ妬きの猫たち(特にゲンキなど)は妨害するだろうなあ。

家の前まで来るとピーチと花子が待っていた。荷物を置き、餌容器を持ってプレイロットへ向うと途中で2匹は私を追い抜き先回りしている。


2006年11月27日(月) 8匹全員に給餌。仔タヌキ【ポン】出席。

午後7時45分ごろ車で山手に行く。正門前にK山さんの車が駐車している。その後ろにもう1台停まっていてその車の傍に立って運転者と話しているのはどうやらK山さんのようだ。その横を通過し雨天餌場の前に駐車する。

荷物をミニベンチに置いて庭園通路へ行きかけるとゲンキが跳び出してきた。ハウスに入っていたのかも。そこで叫んでみたが他の猫たちには聞こえなかったようだ。門扉の内側からもう一度「ワカメ〜〜!」と叫ぶとワカメ、コロン、ハイシロー、ポオの4匹がすっ飛んできた。振り向くとモコモコに太ったキジーも来ている。週末だけ他所で給餌されているようだ。

雨天餌場でみんなが缶詰に舌鼓を打っていると「猫庭園」と本館前庭園を行ったり来たりしている仔タヌキのシルエットが見える。割と近くまで来てこっちを伺っている。ずい分小さいなあ。

キジーが食べ終わってゆっくり立ち去って行くと仔狸【ポン】が出てきてキジーと交差する。キジーは威嚇するでもなく悠然と立ち去る。

しばらくしてポンは待ちきれなくなったとみえ、雨天餌場に上がってきた。よく見ると顔の周りはまだ毛がなんとか残っているが首から下は殆ど毛が抜け落ちている。尻尾も先っぽの方だけに毛が残っているのみ。それでも全体的にスケスケではあるがまばらな毛が生えているので遠目には何となくフワッとしているように見える。オスの仔狸だ。

お腹がぺこぺこなのだろう。カリカリを食べようと近寄ろうとすると、ワカメ、ハイシロー、ゲンキが一斉に威嚇する。仕方なくポンはスゴスゴと雨天餌場を降りてどこかへ隠れた。

あんなに毛がなく食べ物もカリカリの残りだけではこの冬は越せないだろう。可哀相に。

新聞紙を片付け、残ったカリカリを山にしておく。車に乗り込みエンジンを掛けたところで、仔狸が本館前庭園から道路を渡ってこちら側にやって来た。何だか毛がフサフサしているように見える。ポンの兄弟か?人間(私)が去ったので早速もう一度、餌場訪問をトライするのだろう。

徐行しながら探すといた、いた。遠目にはフサフサと見えたがやっぱり薄毛のポンだった。

ずーっと前にちょくちょく餌場に来ていたタヌウも毛が殆ど抜け落ちていたし、アライグマのラックも胸の毛が薄くなっていた。疥癬だと思うが今のところ猫たちに移っていない。タヌキたちも心から可哀相だと思うが疥癬が猫に移っては大変困る。

そんなこんなで重い気分で山手を後にする。

家の前まで来るとピーチが自転車置き場の塀の上に座って私を待っていた。花子もすぐにやってきて餌箱を取りに家に入る私に従いてくる。

私と一緒に飛び出そうとしたサミーがドアから顔を出すとそこにはピーチが待っていて2匹は鼻をつき合わせて鉢合わせ。サミーを無理やり家の中に戻す。

雨も上がっているのでプレイロットまで誘導しそこで給餌する。


2006年11月26日(日) 7匹に給餌。キジー欠席。

午後7時10分ごろ車で山手へ。「山手猫階段」の踊り場にポオが座っているのが見える。ゆっくりと構内へ乗り入れる。坂道に駐車していると本館前庭園からハイシローがやって来て車の傍で待機。

ゲンキも庭園からやって来た。2匹に話し掛けていると私の声を聞きつけてワカメ、コロン、ポオがすっ飛んできた。

カリカリを与え水を入れる。水容器は2つとも空っぽだ。今日は風がなく昨日よりずーっと暖かく感じられる。

缶詰2個を与えておいてハウスのチェックに行く。3号内の発泡スチロールの小片が外に放り出されている。猫の仕業か誰か人間がしたのか?1号内のルーバー窓を塞いでおいた発泡スチロールも奥の方に移動している。いずれも元に戻しておく。

今夜もみんなが食べている間に立ち去る。

帰宅する時に以前はピーチと花子が私のことを目ざとく見つけて駆け寄ってきたものだが、近ごろはシーンとしている。餌容器を持って出るが2匹は出て来ない。奥の階段を上がると5号棟側の植え込みからピーチが出てきて鳴く。花子は多分4号棟のベランダ下だろうと思い、そちらの方へ行きかけるとピーチの声を聞いて花子が出て来た。

2匹を連れてプレイロットへ行く。2匹揃っているとホッとする。


2006年11月25日(土) 7匹に給餌。ピーチ欠席

また車で山手へ。今夜は午後7時15分ごろ。正門を通過する時にチラリと左側を見ると階段の踊り場にハイシローが待っているのが見えた。

昨日と同じところに駐車し、庭園餌場に荷物を置くと心得た猫たちがすぐに集まってくる。「ポオ!」と呼ぶとハウス2号からホカホカしたポオがやって来た。キジーは週末だからか欠席だ。

カリカリを与えておいて給水の支度をする。そして缶詰2個を開け、みんなが食べている間にもう帰ることにする。もうすっかり寒くなっているし猫たちも私がいるとハウスに入らず傍にいつまでもいるから。

帰宅し荷物を置くとすぐにピーチと花子用の容器を持って外へ出る。が、2匹ともいない。4号棟端のベランダ下を覗くと花子だけがいてすぐに跳び出してきた。プレイロットまで連れて行き給餌する。ピーチ用の容器も置いておいたのだが、その後も食べに来た様子なし。既に給餌されたかな?


2006年11月24日(金) 8匹全員に給餌。

午後7時半過ぎ、ハイシローたちが踊り場に座っているのが見えたが車で正門を通る。まだ早いのに構内には全然車が見えない。

庭園餌場の後方の坂道に車を停め、バッグを手に降りると庭園通路で待っていたらしいキジーがいち早く駆けつけてくる。

猫たちを呼ぶとたちまち全員集まった。カリカリと缶詰を与え、給水する。ネコロジーと書いた真新しいスポンジも水容器もそこいらへんに転がっている。風が強かったので飛んだのかな。

猫たちの無事と健康状態、食べ具合を観察したので、後のスケジュールも詰まっていることだし早々に立ち去る。

帰宅し、ピーチと花子の容器を持って家を出る。が、姿がないプレイロットを見回してから通路へ出るとやっとピーチが出て来た。ピーチに給餌しておき、花子を探しに行く。5号棟階段上の植え込みの中からニャーと声がする。そこへ通りかかった住民が植え込みを覗き込むので、「花子!」と呼びかけると出て来た。住民の女性は猫好きのようだ。花子を「タマ」と読んでいた人かもしれない。地域猫であること、手術済みで決まった餌やりさんがいることなどを話しておく。「寝床はあるんですか?」と訊かれたが残念ながら寝床はなく、ベランダの下などで寝ている模様だと答えておく。

花子をプレイロットへ誘導すると既に自分の分を殆ど食べてしまっていたピーチが花子の容器に顔を突っ込もうとする。ピーチを押しのけながら何とか花子に食べさせる。花子が食べるのが遅いので不利だ。

近いところ(どこかのベランダか窓)から汚い咳払いの声が何度も聞こえてくる。それに怯えた花子が食べるのを止めて逃げて行ってしまった。餌をまとめてピーチに与えて帰宅する。


2006年11月23日(木) 8匹全員に給餌。イタチ?登場。

夕刻から雨が降り出した。
午後7時半過ぎ、車で山手に行く。正門は両側に大きく開いている。そのまま雨天餌場の前まで行って駐車する。雨天餌場の階段下にはキジーが待っていた。キジーも冬に備えてずい分太っている。荷物をミニベンチに置き、猫たちを呼びに行く。ゲンキとポオが気付いてやって来た。ワカメを呼ぶとすぐに出て来た。

ハイシローとコロンを呼ぶ。階段側にいたらしいが私の声が耳に届き2匹はすっ飛んできた。

キジーはそのまま雨天餌場で待っていればいいものをわざわざ雨の中、庭園餌場まで来ている。

6匹全員で雨天餌場へ。雨は結構激しく降っている。

6匹に対しカリカリ450grくらいと缶詰大3缶を与える。水を替え、猫たちの濡れた背中をティッシュで拭く。

本館前庭園から「猫庭園」へとイタチのような動物が道路を横切って行く。ワカメがオヤ?というような顔をして見ている。

猫たちが食べ終わったのですかさず新聞紙を片付ける。ゲンキは本当に太っているが体格が大きいのでデブデブではなく固太りに見える。

帰宅してから、ピーチと花子の餌容器を持って家を出る。5号棟奥の自転車置き場にピーチだけがいる。そこでピーチにだけ与えて4号棟端っこのベランダ下へ向う。もう花子の鳴き声が聞こえている。花子はそこから出てこようとしていたが、濡れるので脇から餌容器を押し込む。ここの土にはどんなにひどい雨でも染みてくることがなく狭いので風も通らず、寒い雨の日にはいい隠れ場所だ。


2006年11月22日(水) 7匹に給餌。キジー欠席。

昨日と全く同じ。


2006年11月21日(火) 7匹に給餌。キジー欠席。仔タヌキ【ポン】出席

今日も車で山手へ。7時半ごろだったのでいつもより幾分早かったせいかワカメ、ポオ、ゲンキの3匹しかいない。

昨日から踊り場の水容器もなくなっているので、ここに容器を置くのをやめることにする。

庭園餌場へ行くとハウス4号のビニールカーテンが上げられたままになっている。覗くとマットに少し泥がついているので猫が入ったと分かる。他のマットはきれいだが猫たちは入っていると思う。

3匹にカリカリを与えておいて給水しに行く。時間がいつもより少し早いので学院内には明かりが点いていたり人気がある。こんな時間に来た方が安全かもしれない。

ハイシローもやってきたので缶詰を2個開ける。みんな何となく満腹の感じ。部員にもらったのかな?

みんなが食べ終わった頃、コロンがやって来た。ゲンキとハイシローを押し退けて、ポオが残していた缶詰をコロンに食べさせる。

ポオは「猫庭園」内を歩き回っているが、トイレをしてきたのだろう。今夜は暖かいので猫たちもゆったりとしてワカメ母子は私の傍を離れない。

じーっとしているとハウス1号の陰から仔タヌキが現れた。【ポン】と名付けよう。こちらをじっと見て来ようかどうしようか迷っている風だ。毎晩のように見るこのおばさんは?と考えた挙句、やっぱり用心して隠れようというわけだ。通路を渡って道路側庭園内に入ってからもこっちを伺っていたが給水場の方へ消えた。私が去ってから食べにくるのだろう。

かなり近くまで来ていたからそのうち私がいても食べに来るかもしれない。
猫たちは全く無反応だ。

さて帰ろう。駐車場に車を置いて帰宅する私の姿をどこかからピーチと花子は見ていたらしい。玄関に置いておいた餌容器を持ってすぐに出てくるともうピーチと花子が家の前で待っていた。

*****

チラッとテレビで見たのだが、もう5日間も断崖絶壁の中腹で身動き取れなくなっている野良犬の救出作戦が行われている。これを知って全国から数十件、この犬の引き取り希望が寄せられているそうだ。

広島の500匹の件でも、全国から4千人だったか多くの人々が犬を引き取りに馳せ参じていた。

アメリカでも処分のためのガス室(アウシュビッツと同じく大体30分はもがき苦しみ壁に爪を立て苦悶の果てに絶命する)で生き延びた犬を引き取りたいと全米から申し込みが殺到したそうだ。そんな地獄を生き延びたラッキー?!な犬だからだと。何がラッキーか、かわいそうに。

で、希望したにもかかわらずこれらの犬猫を引き取れなかった人々は、身近にいる同じようにかわいそうな(もしかしたらもっとかわいそうな)犬猫を是非引き取って頂きたいものだ。


2006年11月20日(月) 8匹全員に給餌。

日中は止んでいた雨が給餌に行く頃になってまた降り出した。所用のついでに山手へ。8時ごろになった。猫たちはキジーも含め全員集合している。石垣の上に登ったキジーの顔がすぐ目の前にある。挨拶すると慌てて逃げる。

みんなを連れて雨天餌場へ行く。カリカリと缶詰を与える。ここでもキジーは定位置の階段下のスペースがもうイヤになってみんなと同じところで食べたそうな素振りをする。が、新聞紙1枚のスペースは狭い。そこにいなさい。缶詰を与えているとキジーがこっちにやって来る。彼の缶詰には消炎剤を入れなくては。

食べ終わったハイシローはいつも私が座っているミニベンチの下で寛ぐ。ワカメも甘えてくるしコロンも。コロンはポオに頭を舐めてもらおうとして寄り添って頭を擦り付けるがポオは知らん顔。コロンの頭を舐めてくれるのは両親の故タビーとワカメだけ。

ゲンキは強そうに見えてその実、見掛け倒し。ポオは弱そうに見えてその実、結構強い。

新聞紙を片付け始めるとワカメは私がもう帰るのだと察し、外へ出て行く。多分ベランダ下にいるのだろう。ポオとコロンはトラックの下に入る。

止んだかと思った雨はまだ降っている。ゲンキが付いて来る。ハウスの中をライトで照らしてみるが異常なし。

帰宅すると、ピーチと花子に家人が既に給餌してくれていた。出かける前に餌容器を用意しておいたのだ。

昨日置いたままにしておいた餌容器を昼間に取りに行った。4号棟端っこの住戸ベランダ下を覗いてみると、狭くて雨が染みていない土の部分が結構広範囲にあり、雨宿りや寒さをしのぐにはもってこいだ。大雨の日には昨日のように、あそこに餌容器を置けばいいことが分かった。


2006年11月19日(日) 6匹に給餌。ポオ、キジー欠席。

朝から冷たい雨が降っている。夜になって増々降りがひどくなってきた。午後8時ごろ外へ出たがピーチも花子も待っていない。

4号棟脇へ差し掛かるとニャーオと声がする。植え込みの間からのぞいてみるとベランダの下に2匹が入っている。ここは芝生とベランダの間がとても狭くなっていて雨が降り込まず格好の隠れ場所となっている。芝生へ上がっていき、ベランダ下に餌容器を置く。

ベランダ下から出て来たピーチがなかなか餌容器に飛びつかないと思ったらおしっこの匂いがしてきた。ピーチが長々とおしっこしているのだった。そんなすぐ近くに餌容器を置いてしまってマズイが仕方ない。今度昼間にベランダ下の様子をよ〜く見ておこう。

山手へ行くと雨がひどいのにワカメ、ハイシロー、コロン、ゲンキの4匹が植え込みの中から出て来た。ハイシローなどひどい濡れようだ。

庭園通路を通って雨天餌場へ行く。ポオは多分ハウスの中で寝ているのだろう。キジーは今夜も来ないが給餌されているのだろう。

新聞紙を広げカリカリと缶詰を与える。ティッシュで猫たちの背中を拭く。ワカメがちょっぴり吐き戻す。ちょくちょくこういうことがあるが、食べすぎかなあ。茶々もそうだった。

ガードマンが車でやって来て、門を閉めるので私が車で来ていないか確認する。家の前が駐車場ならこんな雨の日には車で来るのだが、残念ながら駐車場は山手とは反対方向だし遠い。

さて帰ろう。4号棟脇を通るとピーチたちが出てきてはいけないので(無駄に濡れてしまう)、遠回りして管理事務所回りで帰ることにする。容器は明日にでも回収しよう。




2006年11月18日(土) 7匹に給餌。キジー欠席。仔タヌキ2匹出席。

ハウスを整えるため昼間に「猫庭園」に行った。ゲンキが2号から出て来た。ポオはいつものように2号に入っていたらしい。ワカメも出て来た。3匹にカリカリを与えておき、作業にかかる。

1号の脇に暫定的に置かれていた洗浄済みの4号を飛び石の脇に移動させることにする。まず足場を平らにするためスコップで土を掘る。ここは柔らかくて掘りやすい。ブロックを4個置きその上に4号を乗せる。中の発泡スチロールを整えて昨夜置いた保温マットを敷く。

そのすぐ隣の土も平らに整える。2号脇に置いたままになっている4号のブロックを持ってきて置く。3号をその上に乗せ、入り口に小型犬侵入防止柵として留めてあった発泡スチロールのガムテープをはがす。ガムテープの裏にはビッシリ干からびた団子虫と蟻んこが無数に付着している。

中の新聞紙と発泡スチロールも取り出してみると団子虫が入り込んでいる。ホウキで中をよく掃き出す。こげ茶色やベージュ色の毛があったがタビーとポオかなあ?発泡スチロールをもう一度入れてその上に保温マットを敷いておく。

4号のビニールカーテンが汚れているので新しいものと取り替える。可愛い猫たちと3号、4号の写真を撮りたかったがカメラを忘れた。

作業している間、ワカメは足元でスリスリしていたがいつの間にか1号に入っている。一度洗ったとはいえ、多分1号の内部もガムテープの内側も3号と同じく汚れているだろうと思うが今日は手を入れるのを止めた。

ポオが入っている2号はまだ全然洗ったり掃除したりはしていないが、2号は大きいので一人では動かせない。またの機会にしよう。

*****

7時50分ごろになり外へ出るとピーチはすぐに出て来た。プレイロットに花子の分の餌容器も置いておく。花子は4号棟脇から跳び出してきたのでプレイロットへ誘導。

山手に行くと正門前、工房側の大木の下になにやら白いものがある。近寄ってよく見ると、マックやファミマの大きなゴミ袋が4個捨ててあるのだ。昼間3時過ぎにはなかった。やっぱり監視カメラを付けないとね。

猫たちと庭園餌場へ。キジーは欠席だ。猫たちを見ながら黙って座っていると、後ろの坂道に仔タヌキが現れ、私に気付いて引っ込んだ。と、その時、反対方向の通路を「猫庭園池」の方から別の仔タヌキがやってきた。

シーンとしているので、人間はもういないものだと確信していたのだろう。が、私がいるのに気付くと踵を返して一目散に逃げ去った。

やっぱり2匹いるのだ。ずい分前、本館前庭園から「猫庭園」へ渡る小さい2頭を何度か目撃している。それなのにこのところ、1頭しか見ないからどうしたのかなあ?と不思議に思っていたのだった。
同時に3頭を見たときもあった。

然しタヌキというのはあんまり急速に大きくならないものらしい。あの2頭は以前よりは大きくなっているが大人ではない。

インターネットで沢山買ってしまい、家猫は勿論外猫も見向きもしないフードがある。捨てようと思っていたがタヌキに持ってきてあげようか。

昼間見たら踊り場の水容器がかなり汚れていたので取り替える。もうタビーはいないのだからここに置かなくてもいいのだが。

4号棟脇の植え込みにいたピーチに捕まる。プレイロットへ行くとまた食べ始めたので帰宅する。


2006年11月17日(金) 8匹全員に給餌。仔タヌキ出席。

8時少し前に家を出る。玄関ドアを開けるともうピーチの鳴き声がする。そこで待っていた。が、花子はいない。プレイロットに餌容器2個を置き、階段を上がって4号棟脇を歩いていると花子が出て来た。すぐにプレイロットまで誘導する。

山手に行くとキジーを含め6匹全員がすぐに集まった。カリカリと缶詰を与える。給水し、しばらく座って猫たちと和んでいると「猫庭園」の奥をポオが通っていくのが見えた。ハウス2号へ向ったようだ。その後、更にバリバリと枯れ枝を踏む大きな音が聞こえてきた。多分山からタヌキがやって来たのだろう。

気付かないうちにタヌキは通路を横切って道路側庭園に入った。そこで私が立ち去るのを待つつもりだろう。

ハウスのチェックをする。4号の入り口付近でカリカリを少し戻している。昨日敷いたばかりの保温シートの上だ。ティッシュで拭くとまだ濡れている。昼間にでも誰かが吐いたようだ。消毒液入りのウェットティッシュも持っていたので丁寧に拭いておく。

ハウス3号にも誰かが入った形跡がある。振り向くと食後寛いでいたキジーの姿はなく、待ちくたびれた仔タヌキが坂道に立ってこちらを見ている。「タヌキ!」と声を掛けると慌てて逃げた。

いつの間にかハウス1号にワカメが入っている。保温シートは猫自身の体温で温まるという触れ込みだ。

さて帰ろう。

4号棟脇の植え込みからピーチが、端の住居のベランダ下からは花子が出て来た。プレイロットまで行くと少し残している。またカリカリを足して食べさせる。花子やピーチにはハウスはないが2匹とも若いから大丈夫だ。初めての冬でもないし。


2006年11月16日(木) 8匹全員に給餌。

午前11時に「キャットネットかまくら」のSさん姉妹と鎌倉パークホテル隣の「喫茶由比」で待ち合わせ。Sさんとは去年の10月、小袋谷のボランティア獣医さん、アヤイ動物病院で知り合ったのだった。

Sさんは自宅のある津西での餌やりの他に、「喫茶由比」の建物の裏で毎週金曜日の夜、外猫たちに餌やりをしている。その他の日はすぐ傍のアパートの住人に餌を渡して餌やりをしてもらっているそうだ。これまでには外猫を巡って地域住民との間でかなりのトラブルがあったそうだが、何とか認めてもらうまでになった。Sさん自身これまでに60匹以上の猫たちに不妊・去勢手術を受けさせたという。

早速裏手へ回り猫たちを呼ぶと2匹出て来た。高齢猫「おかあちゃん」は、山手のワカメにそっくり。その娘の「アゴ」は花子にそっくりだ。山手猫に負けず劣らず丸々太っている。私が持参したカリカリを与え水も用意するが水は飲まない。

Sさんちの駐車場では、しばしば老人介護のボランティアグループと合同でチャリティバザーを開いている。NPO法人キャットネットかまくらの地道な努力が認められて鎌倉市もやっと重い腰を上げて支援することになったそうだ。
来る12月3日(日)には鎌倉市の後援にて市役所隣の御成小学校多目的ルームで「第5回鎌倉の地域猫推進イベント」小春日祭2006が開かれる。獣医師の講演会もあるので行ってみようと思っている。

*****

7時半を過ぎているのにピーチと花子は待機していない。4号棟脇の通路の真ん中に2匹が座っている。私を見てもすっ飛んで来ない。が、近付いていくとノロノロとやって来た。一緒にプレイロットまで戻り給餌する。

山手に行くと階段に1匹も見えない。コロンだけが出て来た。が、すぐにみんなどこからか集まってきた。3日ぶりのキジーも「猫庭園池」の橋の上で待っている。ハイシローが見えないが。

みんなにカリカリと缶詰を与える。給水し、白いツツジをもぎ取ってまたタビーの墓所に供える。ふと見るとツツジの木には大きな蜘蛛がぶら下がっている。

ネットで買っておいたホットマットを3枚持参したので、早速ハウス1、3、4号に入れる。ハウス1号に内部はまあまあきれい。夏の間に沢山の蟻がウヨウヨしていたのだが、どこかへ行ってしまったようだ。4号は洗ったばかりだから勿論きれい。問題は3号だ。ライトで内部を照らすとなにやら怪しいモノ(巻貝みたいな黒いもの)が入っている。こげ茶色の動物の毛が落ちている。こげ茶色の猫って?タビーかなあ?とりあえずマットを入れておいたが昼間よく見て床を掃除しなくちゃ。

ハイシローがやってきて缶詰をくれろと足元にまとわりつく。もうないよ。食べ残しを舐め取りカリカリを食べる。甘えるハイシローを可愛がっているとワカメもやって来て甘える。コロンも来た。母子3匹似たようなコロコロした体型をしている。3匹揃って甘えん坊だ。

帰り道、また4号棟脇の通路でピーチと花子に捕まった。プレイロットへ行ってみると大分残している。やはり既に給餌されたようだ。が、カリカリを少し足すとまた食べ始めた。


2006年11月15日(水) 7匹に給餌。キジー欠席。仔タヌキ出席。

家の前の通路に出るとピーチと花子が揃って、通路の奥からこちらに向って突進してくる。そこで今日も自転車置き場で給餌する。

山手に行くとスカイラインに明かりが戻っている。よかった!
キジーを除いて全員集合。といってもたったの5匹。寂しいものだ。庭園餌場でカリカリを与え、缶切りで缶詰を開けようとキーコキーコやっていると車がやって来た。どうやらJ先生の車らしい。10月31日の夜、一緒にタビーを見送って以来だ。

積もる話をしているとあっという間に時間が経ってしまう。そこへタヌキがやって来て顔を覗かせる。我々がいるので引っ込んだ。

ワカメはハウス1号に入って中で発泡スチロールをガリガリやっている。ポオはとっくにハウス2号に入っているはずだ。ゲンキが来て足場が傾いている4号に入る。週末の昼間にでも来て冬支度をしよう。

帰りはまたピーチと花子に捕まったので、カリカリを与えておく。


2006年11月14日(火) 7匹に給餌。キジー欠席。

玄関ドアを開けるとそこにはピーチと花子が。一刻も早くくれろ!と動かない。そこでプレイロットまで行かずに自転車置き場で給餌する。

山手に行くと今日もスカイランは真っ暗。猫たちはすぐに集まる。キジーはいないようだ。

餌場に行くと黄色のプラスチック容器が転がっている。缶詰を給餌されたようだ。だからキジーはもう満腹したのか、出て来ないのか。猫たちにカリカリと缶詰を給餌。

ふと気付くとハウス1号の隣にハウス4号が置いてある。部活で移動させたのかな。

給水を済ませてからハウス4号をチェック。洗ったのかなあ?中はきれいだ。ついでに「猫庭園」内に残っている2号を見に行く。どうやらしばらく前からポオがここに入っているようなのだ。

汚れて不透明になっているビニールカーテンを上げて中を覗くと、入り口にセミの抜け殻がしがみついている。が、思ったほど汚れていない。ポオがやって来て中に入り、ベッドの中に納まった。

昨冬はタビーと交替でここに入っていたっけ。茶々も昨冬はハウスに出入りしていた。タビーも茶々ももういない。3日前、S井は愛猫ロミ(17歳超)を亡くしたばかり。心にぽっかり穴が開きまだまだ1日に何度も涙ぐんでいる。今年は多くの猫たちを見送った。大往生あり、無念の病死あり、様々だが、たとえ大往生だとしてもやはり寂しい。

真っ暗な踊り場で水替えをしPハイツに戻る。5号棟に戻ると自転車置き場の前の道路の真ん中にピーチがどっかと座っている。傍の縁石には花子がいる。容器を見ると殆ど空っぽだ。カリカリを足して与える。


2006年11月13日(月) 8匹全員に給餌。

ソファでついウトウトしていると、「お休み中悪いけど、花とピーが家の前まで来てるよ!」と家人の声。

慌てて2匹の餌容器を用意し、玄関ドアを開けるとドアに顔をくっつけて中の様子を伺っていたらしいピーチがウロウロしている。その後ろには花子が。

階段下スペースでもらえるかと立ち止り、次いで自転車置き場で立ち止るが通行人が来るとゆっくり食べていられないだろうからやはりプレイロットへ。私がプレイロットへ向おうとしていることを理解した2匹は私を追い抜いてトットコ先導する。昨日見なかった花子だが丸々太っている。冬に向けて外猫たちは明らかに肉を付けている。

家に戻り山手猫用の餌を用意する。プレイロット前を通ると食べ終わった2匹が従いてくるといけないので、グルリと遠回りして山手へ。

オヤ!見渡す限りのスカイラインの外灯が消えている。庭園内は大丈夫だ。キジーは「猫庭園池」の傍で待っていた。

スニーカーで踏んづけられ凹んでいたタビーの墓所にはツツジの枝や花で凹みが覆われている。J先生や部員が気付いてくれたのか。

黄色のプラスチック容器がなくなっている。みんなにカリカリと缶詰を与える。キジーにはまだ消炎剤入りの缶詰だ。みんなに混じってしっかり「山手猫」している。

私もツツジの白い花や雑草を集めてタビーの墓所の凹みを更に覆う。

帰ろうとすると目の前の通路をワカメそっくりのお尻をプリプリさせて歩くコロンがいる。

真っ暗な踊り場に出ると、階段を上から降りてくるおじさんがいる。よくこんな暗いところを歩いてきたもんだ。そう言おうかと思ったが止めた。

懐中電灯を点けて水替えをする。ゲンキとコロンが従いてきている。山側の茂みに飛び込んだコロンのお尻が見えているのでつつくと慌てて中に引っ込む。可愛い。

4号棟脇からピーチと花子が出て来た。遊びながらプレイロットへ。少し残しているがカリカリを足すと2匹はまた食べ始めた。


2006年11月12日(日) 6匹に給餌。花子、キジー欠席。

7時半を過ぎてから外へ出たのにピーチも花子もいない。ということはもう誰かに給餌されたのかもしれない、と思っていたらプレイロット前の車の下からピーチがノビをしながら出て来た。プレイロットに餌容器を2個置いておく。

山手ではキジーの除く5匹はすぐに集合。庭園通路を通る時タビーの墓所をよくよく見ると、わざわざスニーカーで踏んづけた跡がある。昨日ここを通って雨天餌場に行く時、既に土が大幅に凹んでいるなあ、変だなあと思ったのだが小雨も降っており、よく確かめもしなかった。

昨日の日中は豪雨で夕方になって一時雨が止んだのだった。その時、不逞の輩がこんなところにやって来て雨で緩んだ墓所を踏んづけたのか。一体全体何の為に?スニーカーの靴底の模様がはっきりと凹んだ土に刻み付けられている。そんな罰当たりなことをする奴には天罰を!!!

猫たちは冬に向けてモリモリ食べて脂肪を蓄えている。コロンは本当に太った。ひところは心配するほど痩せていたのに。

帰ろうとするとコロンとゲンキが階段下まで従いてきた。

4号棟脇の植え込みからピーチが出て来た。プレイロットへ行ってみると餌容器にはたくさん残っている。花子の姿はない。ピーチの目やにを取り撫でているともう一度食べ始めた。


2006年11月11日(土) 8匹全員に給餌。

雷も鳴り大雨だった。7時半ごろには殆ど止んでおりホッとした。玄関ドアを開けるとピーチと花子が待っていた。自転車置き場に餌容器を置くと飛びついて食べている。

山手へ行くとすぐに6匹全員集合。雨天餌場で給餌するがこちらも食欲旺盛。キジーもお替りして十分満腹した後、のっしのっしと歩き去った。ワカメ、ハイシロー、コロンファミリーはみんなデブデブ。元々の骨格が大きいゲンキはデブぶりが目立たない。今のところポオが一番スマートだがこの頃よく食べる。

みんなが十分に食べたのを確認して新聞紙を片付ける。

帰ろうとするとハイシローとゲンキが途中まで追ってきた。

5号棟へ戻り、自転車置き場の容器を見ると殆ど空っぽだ。引き上げているとピーチがニャー。荷物を家の中に置き、もう一度外へ出てピーチを可愛がっていると花子もやって来た。どうもまだ食べたそうなのでわずかに上等なカリカリを取ってきて階段下で与える。

しばらくして外へ出た家人が、まだ2匹がいると言うので更にカリカリを与えてもらう。


2006年11月10日(金) 6匹に給餌。花子、コロン欠席。

午後7時15分に家を出る。ピーチも花子もいないなあと思っていたらピーチがノビをしながら現れた。プレイロットに誘導し、花子の容器も置いておく。

山手に行くとコロンを除いて全員集合。庭園餌場には、カリカリが少々残っている。金曜日だし部員が給餌した模様だ。だからコロンがいないのか?

今夜も長居をしていられないのでテキパキ用事をこなす。

5号棟へ戻るとまたピーチだけが出て来た。プレイロットへ行くと花子が来た形跡はない。ピーチも大分残している。既に給餌されたのだと思う。ピーチの目やにを取っているとお尻がプ〜ンと匂う。トイレ直後か。メス猫はお尻をきれいにしているがオス猫は汚いことが多い。


2006年11月09日(木) 8匹全員に給餌。

6時半に5号棟前を家人が通りかかったところ、住人女性に花子がニャーニャーと甘えて鳴き、その女性は「アラ!たま!」と言っていたそうだ。多分N村夫人か。

花子は家人を見て餌を持ってきてくれたものと思い込みプレイロットへトットコ行こうとする。手ぶらなので慌てて家に帰りその旨私に報告。

そこでピーチと花子の分の用意をしてプレイロットへ行くと花子だけがいた。2匹分の容器を置いておく。

その後また外へ出た家人がピーチを見かけプレイロットへ連れて行ったそうだ。

7時半になり山手に出かける。4号棟脇の植え込みからピーチと花子が出て来た。急ぐのでそのまま振り返らず山手へまっしぐら。

今夜はキジーもいて全員集合。キジーは丸々太っている。餌場では偉そうにハイシローをこっぴどくやっつけている。

黄色のプラスチック容器には缶詰肉がこびりついている。部員にもらったらしい。

とにかく今夜は長居できないので給餌と給水を手早く済ませて帰る。するとピーチ1号棟西端の駐車場から出て来た。花子は道路向い側のかつての餌場、1号棟ミニプレイロットからやって来た。2匹はさっき山手に向う私の後をこの辺りまで従いてきていたのか。

一緒に5号棟に戻り、プレイロットへ誘導。再び残りを食べ始めた2匹を残して立ち去る。


2006年11月08日(水) 7匹に給餌。キジー欠席。

午後7時40分ごろ家を出る。ピーチも花子もいない。プレイロット付近をウロウロしていると車の下からピーチが出て来た。眠そうだし空腹そうではない。一応プレイロットで給餌。花子の容器も置いておく。

山手へ行くとキジー以外は勢ぞろいしている。昨日と全く同じ展開だ。カリカリと缶詰を与えて給水。ワカメ母子を可愛がってから立ち去る。

タビーの墓所は土が軟らかいのでポオのトイレになってしまっている。これもポオなりの供養か。ポオは茶々の墓所にも同じことをしていた。茶々の埋葬時にはタビーが立会い、茶々の命を受け継いで少しの間だが元気になっていたのだが・・・今度はポオがタビーの命を受け継いでモリモリ食べるようになった。ポオは食後、珍しく本館前庭園の方へ行ってしまった。

キジーは今日も来ないがどうしたのだろう?

帰ろうとするとコロンが従いてきた。

4号棟脇を通ると植え込みからピーチが出て来た。階段を下りると花子も出て来た。プレイロットへ誘導するがすぐには容器に飛びつかない。お腹がぺこぺこではないことは確かだが、2匹とも食べ始めたので帰宅する。


2006年11月07日(火) 7匹に給餌。キジー欠席。

今日は一日中すごい風が吹き荒れた。そのせいか、7時半過ぎに外へ出てもピーチも花子もいない。夜には風は止んでいるのに。そのまま山手へ行く。

山手ではキジーがいない。いつも通りにカリカリと缶詰を給餌する。ポオがよく食べるようになったので嬉しい。まあ、今までも生徒たちにもらったりしていたのだろうが、夜の給餌で他の猫たちが争うようにパクパク食べているのに知らん顔をして行ってしまうと心配する。

餌場横の白いツツジは10個ほども大きな花を咲かせている。給水場の方でも数個咲いている。

キジーも来ないが、あの食いしん坊のキジーのこと。別のところでありついているのだろう。

小学校前を歩いて行くと向こうから猫が走ってくる。花子が私を見つけて走り寄って来るのかと思ったら、小学校の中へ入ろうとする。「花子!」と呼びかけるとやっと気付いてニャーとすり寄ってくる。すると3号棟から道路を渡ってピーチもやって来た。ん?変だなあ。

プレイロットへ誘導するがノロノロと歩みは遅い。ピーチは餌容器にすぐに飛びついたが花子はグズグズしている。やっと食べ始めたのでその場を離れる。


2006年11月06日(月) 8匹全員に給餌。

午後2時ごろ、駅からの帰りにU野さん宅ガレージ前を通った。先日の夜見かけたサバ白猫がいるかと思ったが時間が時間なのでアニーもいなかった。ガレージ内はずい分片付けられて見通しがよくなっている。以前は車が2台あったが1台に減り、空いたスペースは物置になっている。

午後7時半前、ピーチと花子が家の前まで来ているというので慌てて2匹の分だけ用意してプレイロットで給餌する。その後、山手猫のフードの用意をして出かける。外は風が強く肌寒いかと思ったが、緩い上り坂を山手に向い、「山手猫階段」を上がるともう暑くなった。

キジーもしっかり「山手猫」して私を先導する。が、フーシャー言いながらだ。『シャーじゃなくてニャーでしょ!』と教え込む。

みんなガツガツしているが、給水から戻ってきたらゲンキがいない。ゲンキ!と声に出すとすぐに現れた。ワカメにもコロンにも嫌われているので顔を寄せる距離ではカリカリを食べられないのだった。ゲンキに別のところで与えると喜んで食べ始めた。

今夜は急ぐので帰ることにする。

5号棟へ戻るとピーチが道路の真ん中に座っていた。プレイロットへ行ってみると容器はほぼ空っぽだ。そこへ花子も出て来たのでカリカリを与える。


2006年11月05日(日) 7匹に給餌。コロン欠席。

ちょっとした知り合い、Iさんの飼い猫クマちゃん(黒猫。黄色の首輪。胸元がツキノワグマ状に白い。)が10月31日の朝、桂台で飼い主がうっかりキャリーの蓋を開けた隙に飛び出して行方不明になった。飼い主夫妻は毎日探し回っているが今に至るも保護できていない。ポスターを作るよう勧めたところ、娘さんがパソコンで作ったのだが、いざ貼ろうとすると通りかかった住民にきつくとがめだてされ、めげて断念。風俗やサラ金の営業用ポスターではないのだ。子供が行方不明になれば立て看板やポスターを貼るだろう。家族同然のペットの行方不明もそれに準ずる。
Iさんは仕方なく、通りすがりの人々にポスターを手渡しているそうだ。

昨日、J先生が奇跡ちゃんの散歩の時にクマちゃんらしき黒猫目撃情報を聞き込んできた。すぐにIさんに知らせ、Iさん夫妻も現場に駆けつけたがクマちゃん発見できず。

明日から天気は下り坂だという。それで心配になり、山手猫への給餌に車で行き、その後、桂台の目撃現場に行くことにした。

ピーチと花子が家の前で待っていると家人が言うので2匹には先にプレイロットで給餌しておく。

改めて山手猫用のフードを用意する。キャリーをよく拭いてファブリーズをスプレーし、持参しようとしたのだが、サミーが盛んにキャリーの匂いを嗅ぐ。やっぱり洗ってからでないと違う猫は入れられないと思い、持参を断念。

山手に行くとコロンがいない。キジーも含め出席した猫たちはよく食べた。時間は8時半。さて桂台へ行ってみよう。

その現場はヨーカドーよりかなり南の方。横浜南環状道路予定地だ。フェンスで囲まれた草地の回りは一方通行になっているので車でゆっくりグルリと一回りする。グリーンベルト近くに駐車し、懐中電灯を手にフェンスに近付いてみる。草がギッシリ密集して生えていて、その中に猫が隠れていても全く分からない。9時前だが、中年女性が4人ほどウォーキングしている。

フードも持参したのだが、どこに置けばいいのやら。これは昼間にもう一度来てよく観察せねば。今夜は諦めて帰ることにする。



2006年11月04日(土) 7匹に給餌。キジー欠席。

昨日の給餌時間中に雷鳴が轟いていたが、その後雨が降ったようだった。今日は大体曇りで時折り陽が差した。

7時40分ごろ、外へ出ると雨がポツポツ。傘を持って出る。プレイロット近辺にいたピーチと花子に給餌する。昨日よりは車が少ないがまだまだ数台駐車している。

山手に到着するころ、雨が大粒になった。慌てて雨天餌場へ行く。キジーが来ていない。猫たちは結構ダラダラといつまでも食べる。ずい分長くいたがキリがないのでカリカリをひとまとめにする。

雷鳴が轟き時折り閃光が走る。驚いたポオがトラックの下に隠れる。猫はさほどでもないが、犬は本当に雷を怖がる。雷鳴に驚いて飛び出し行方不明になったり交通事故に遭う犬のなんと多いことか。

5号棟へ戻るとプレイロットの前に駐車している車の下からピーチが出て来た。プレイロットへ行くと花子も現れた。カリカリを足すと2匹はまた食べ始めた。


2006年11月03日(金) 8匹全員に給餌。

午前11時過ぎ、ベランダに出ていたところ、オセロがH川家脇の猫道から出てきてゆっくりと西側へ向かい、端っこの家の軒下、自転車置き場の奥でトイレをした。たまたま誰も通っていなかった。久々に見るオセロはとても太って大きく見えた。

今日の「ポチたま」は可愛い猫特集だった。ついつい最後まで見てしまったので出るのが遅くなった。休日なので5号棟の通路には車がギッシリ。ピーチも花子もいない。

4号棟端っこのベランダ下や植え込み内にもいない。仕方がないのでそのまま山手へ行こうとしたら花子がやって来た。花子だけだが、プレイロットへ戻る。途中でピーチもどこからか現れて合流する。プレイロットで給餌。

山手では全員集合。キジーは更に山手猫化してみんなと混じって食べたがる。ポオはずーっと給餌時間に何も食べなかったのだが、今日はカリカリも缶詰も食べている。ホッとした。食べなかった時でも特に具合が悪そうなところはなかったのだが、何しろ食いしん坊の山手猫が食べないととても心配だ。多分、昼間にもらっていたのだろう。

猫たちはキジーが近くで一緒に食べることに段々慣れてきたようだ。唸り合いはしなくなった。キジーも私が立ち上がったり動いたりしても一々ビクビクしなくなった。ここ正門側にはたった6匹しかいなくなってしまったのだから健康で長生きしてほしい。北門からスカイライン側にはかりん、マニー、ベージュ、タニーの4匹がいてM上さんが給餌している。

今年は、3月初にトニーが掻き消え、9月に茶々、10月末にタビーを見送った。他の猫たちの訃報も相次ぎ本当に寂しい。

去年もそうだったが、餌場の脇のツツジが白い花をいくつか咲かせている。白いツツジは新黒を思い起こさせる。

さて帰ろう。

4号棟端っこの植え込みからピーチと花子が出てきて甘える。夜は大体2匹でここに陣取って猫好きさんの前に姿を現しているらしい。一昨日の夜はたまたま通りかかったS木さんご夫妻に可愛がられたとか。

従いてくるのでプレイロットまで行き、カリカリを少量与える。


2006年11月02日(木) 8匹全員に給餌。

午後8時前、家を出たらそこにはピーチと花子が待ち構えていた。プレイロットで給餌し山手へ向う。今日はキジーも庭園内で待っていて全員集合だ。2日間見なかったがキジーは丸々している。別のところでもらっていたに違いない。

そして口内炎が治ったせいか、態度がデカイ。タビーのお墓の上でハイシローを追い散らし威張ること!ごはんも堂々と私の傍まで来て食べる。ハイシローは怯えて私の陰に隠れている。ゲンキも唸ってみるが迫力がない。

十分に食べたキジーはのっしのっしと通路を歩き、立ち止って脇の植え込みに向って派手にスプレーしている。もう少し近寄れるようになれば是非去勢手術を受けさせたい。

踊り場に出ると珍しくキジーが階段に座っていた。そんなことをすると柄もそっくりなことだし、タビーを彷彿とさせるではないか。面長なタビーはハンサムで丸顔のキジーはひょうきんだが。

タビーのお墓の横に座って墓守をしていたゲンキもやって来た。ゲンキが攻撃されないようにキジーによく言い聞かせると小さい声でニャー(分かった)と鳴く。

4号棟まで戻るとピーチがいた。一緒にプレイロットへ行き目やにを取り可愛がる。もう一度食べ始めたピーチを残して帰宅しようとすると我が家の入り口から花子がやって来た。一緒にまたプレイロットへ。花子が食べ始めたので立ち去るとすぐに2匹とも私の後を追ってきた。でもバイバイ。


2006年11月01日(水) 6匹に給餌。コロン、キジー欠席。タヌキが5号棟通路に!

今夜は出先から山手へ。コロンとキジーがいない。キジーはどうしたんだろう?一昨日はずい分懐っこくなってたくさん食べていたのに。ポオは一昨日くらいから食欲不振になり、昨日今日は好物のシーバも全く食べない。かといって特別痩せているわけでもなく元気に動き回っている。

5号棟へ戻ると、バイク置き場の陰から黒っぽい動物が走り出て通路をジグザグに走っていく。花子かなあと思いつつ我が家の前まで来ると我が家の軒下の植え込みから顔を出したのは紛れもなくタヌキだ!山手で見るタヌキと同じくらいの大きさだ。エ〜〜ッ?!Pハイツにもいるとは耳にしていたが7号棟や1号棟などの竹やぶや山に近い棟ならともかく、こんなど真ん中の棟の通路を走っているなんて!?

反対側の自転車置き場からピーチがニャーと姿を現した。餌容器は家人が既にプレイロットへ持って行ってある。プレイロットへ行くと少し残っていた餌をピーチが食べ始める。ひとつにまとめようとしていると花子もやって来てまた食べ始める。


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