つれづれ日記
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2006年10月31日(火) 7匹に給餌。キジー欠席。タビー逝く。

朝から日比谷公会堂まで出かけていた。帰りは5時ごろになった。若竹山手のU野さん宅ガレージ前を通るとキジ白の見知らぬ猫が餌を食べている。アニーたちの姿は見当たらない。ウ〜〜ン、また捨て猫が増えたか!然しここは別の餌やりさんのテリトリーなので深入りはしないことにする。

帰宅すると、伝言があってタビーが今日昼過ぎ療養先で亡くなったという。J先生と2人で山手の「猫庭園」内に丁重に葬った。(近々追悼ページアップの予定)。


2006年10月30日(月) 7匹に給餌。ハイシロー欠席。

遡って書いているので詳細は忘れてしまったが、ハイシローがいないのを除いて普段通り。キジーが増々懐っこくなってきた。といっても距離が縮まっているだけで決して触らせない。


2006年10月29日(日) 7匹に給餌。ハイシロー欠席。

朝11時ごろ、家人が集合郵便受けの下に猫の餌と牛乳入り容器が置いてあるという。見に行くと、殆ど手付かずのご馳走が置いてある。これはM上さんの餌だ。カリカリはシーバ、缶詰は多分カルカンかフリスキー。

今朝は豪雨だったからここに置いて行ったのかな?電話してみると珍しく伸吉がそこに出て来たので与えたとのこと。回収し忘れたらしい。それは構わないのだが、新聞配達の後、朝の用事を済ませて寝ていたらしいM上さんを起こすことになってしまい申し訳なかった。容器は洗ってM上さんの郵便受けに入れておくことにする。

*****

車で山手へ行く。Uターンして大木の下に駐車すると停め方で私だと分かるらしく猫たちが駆け寄ってくる。ハイシローがいない。キジーは庭園の中から盛んに鳴いて私を呼ぶ。

餌場に行きみんなに給餌する。キジーは心もちみんなと離れた石の上に餌を置かれるのが不満で更にみんなに接近。山手猫たちに混じろうとする。キジー用の缶詰には勿論消炎剤を入れる。この薬はかなり匂うのだがもう慣れたのかパクパク食べている。

ポオは好物のシーバも残してどこかへ行ってしまった。
給水場でペットボトル2本に水を詰めていると近くをポオが通った。

みんなが食べ終わってもキジーはいつまでも食べている。ワカメが戻ってきて撫でてもらいたがる。ワカメとコロンを撫でて可愛がる。

みんなが行ってしまい、ゲンキだけが残ったがキジーはまだ食べている。2匹を残して帰ることにする。

一旦帰宅してから餌容器を持って外へ出るがピーチも花子もいない。プレイロットの前で待っていると花子だけが出て来た。花子に給餌しておいてピーチを探しに行くと4号棟の端っこから出て来た。ノンビリ従いてくる。プレイロットへ行くと花子は食べていたがすぐに容器から離れてゴロゴロひっくり返る。2匹とももう既に給餌されたのかな?

そのまま帰ろうとすると後ろから花子がニャーニャー鳴く。かといって触られるのは嫌いだし、どうやって花子と遊ぶんだい?


2006年10月28日(土) 7匹に給餌。キジー欠席。

またまた遅くなり、ピーチと花子にだけ先にプレイロットで給餌する。それから山手猫たちの餌の用意をして出かける。8時20分ごろだったか。

山手では踊り場の水容器を空けると変な匂いがしたような気がする。しっかり洗って水を入れておくが???だ。とにかく暗いのではっきりとは見えないので、何か液体を入れられても分からない。これからはライトで照らしてからにするか、タビーはここにいないのだから水容器は引き上げてもいい。

庭園餌場に行くと、プラスチックの容器も木製の容器も投げ飛ばされている。週末には外部の者が自由に入り込んで狼藉を働くので困る。

キジーが欠席だ。週末にはどこか(多分、Y光台マンションの若い夫婦)でもらえるのか欠席のことも多い。

時間が遅いので食べているみんなを残して帰る。帰りがけポツポツと降り出した。

5号棟へ戻ると花子がニャーと鳴いて出て来た。プレイロットへ行くとピーチが食べていた。少し降ってはいるがカリカリを足すと花子も食べ始めた。


2006年10月27日(金) 8匹全員に給餌。

昼間、所用があって徒歩で出かけた。Pハイツテニスコート下の道路を下っていくと、アパート脇の草ぼうぼうの空き地に向って三毛猫が座っている。虫か何かを見つけたようだ。

猫の邪魔をしないように、道路の反対側を歩くとその猫は振り向いてニャーニャーと鳴きやけに人懐っこい。きれいな猫でまだ6〜7ヶ月といったところか。首輪はしていない。白地の多い縞三毛はS木家のさくらや我が家のミニーを彷彿とさせる。ん?まさか捨て猫ではあるまいな。一緒にいたS木さんとしばし途方にくれる。スリスリしていた三毛猫はまた草むらの向こうを凝視し、関心はそちらに移った。多分飼い猫が散歩しているのだと思い(そう願いたい)、その場を離れる。

いたち川プロムナードを天神橋方面へ向う。空き地にカーペットがたくさん敷いてあり、そこで白地に茶色の帽子をかぶった巨大な猫(故プリンス似)が寛いでいる。座っている胴体はのし餅のように拡がっている。とても穏やかな顔をしている。S木さんと二人その猫に見とれて話していると下校途中の小学生の女の子数人がやってきて、「この猫はあっちの家の猫だったんだけど、家の中でカーペットにおしっこしちゃったんで追い出したんだって!」と得意げに由来を述べる。

観客がうるさくなったのか白茶猫はノッソリと立ち上がり移動して行った。尻尾は白茶の縞々でプリンス、トニー、タニーと同じ系列だった。然し、オスには違いないのにまるで臨月のようなお腹が垂れ下がっている。十分に給餌されているらしい。ピーチやサミーも巨大だが、まだお腹は垂れ下がってはいない。巨大ではないが我が家のトムのお腹は垂れている。そういう体型になり易い猫がいるということか。

天神橋で用を済ませ、帰りも同じ道を辿る。いたち川の向こう側のベンチに白猫と茶色の猫が昼寝をしている。橋を渡って見に行くと白猫は未去勢のオスで人懐っこい。薄茶色の猫は尻尾がポオのように短く、下顎に傷があるのか舌が出がちだ。こちらは一応警戒して離れるので性別は分からなかったが大きさからいってもオスだと思う。外猫のメスは悲惨な目に遭い、こんなにノンビリしていられない。栄養満点だったから餌やりさんがいるに違いないし、この辺りの家の外飼いの猫かもしれない。オスまでは手術しようという気にはならないのだろうが、私としては気になる。

先日、とあるところで知り合った女性は飼い猫のメスには手術を受けさせたが、未去勢のオス家猫2匹を自由に外に出しているという。飼い猫のメスは雨の日にいたち川沿いで鳴いていたのを保護したというのだし、オスを放置しているということはそんな仔猫を増やすことになるのだからと、先般、当選して入手した市の助成金の用紙を2枚あげて是非早急に手術を受けさせるようにと、お節介を焼いた。11枚当選したので十分なはずだったがここへきて次々に需要があり足りないくらいだ。

今日はやたらと猫たちに出会う日だった。

*****

夜、そろそろ給餌に行こうという時間になって、息子のベッドが、臭い大量のおしっこで濡れているのを発見。羊毛敷きパッドとダウンケット、カバー類3枚が臭い。厚い敷きパッドは人間の子供のおねしょくらいの染みが裏側にまで通っている。家猫の仕業に違いないがはっきりとは誰かは分からない。が、多分具合の悪い老猫ロミが直前までそこで寝ていたというから、そうなのだろう。仕方ない。それから臭い部分を60度の熱湯で洗い、即洗濯だ。

ピーチと花子が家の前まで来ているというので、2匹にはプレイロットで与える。山手猫たちにはちょっと待っててもらおう。

結局山手に着いたのは8時半を大幅に過ぎていた。みんなで庭園餌場へ。キジーもそこで待機。段々距離も縮まり、私のすぐ足元まで来てカリカリを食べている。キジーは投薬してもらって口が治ったことを感謝しているようだ。他の山手猫たちもキジーに対して警戒心が薄らいでいる。キジーが敵意のオーラを出していないのだ。「ボクは仲間だよ」と言っているの違いない。

5号棟に戻るとピーチと花子が従いてきた。プレイロットへ行き、またカリカリを与える。


2006年10月26日(木) 8匹全員に給餌。

午後7時半ごろ、そろそろ山手へ、と思っていたらグレー改め「らぶ」ちゃんの新しい里親さんからやっと写メールが届き、それをPCに転送しようとして悪戦苦闘していたので出るのが遅くなった。(帰宅してから携帯電話の取り扱い説明書を読むと、写メールはPCなどへ転送できないし、受信してダウンロードした画像もPCに送信できないことが分かった。不便!)

外へ出るとピーチが道路の真ん中に座って待っていた。花子はいないがプレイロットには餌容器を2つ置いておく。

通路の奥を通過中、花子が出て来た。が、プレイロットへ戻ろうとする私を急いで追うでもない。道路の端っこでひっくり返ってゴロゴロしている。それでもノロノロとプレイロットへやって来た。

ピーチは自分の分の缶詰部分だけを食べてしまって、花子の分も食べようとしている。容器を取り上げて花子に与える。ピーチが横取りしにくるをはねのけて花子に与えているのに結局食べようとしない。
時間が遅いので、奥のN村さんにでも既に給餌されたのかもしれない。

山手に行くと、ハイシロー1匹がギャーギャー鳴いて、ゲンキを攻撃したり賑やかだ。踊り場の水容器は門扉の中深く吹っ飛んでしまっている。
キジーも迎えに出て来た。

庭園餌場でキジーを含む6匹全員に給餌する。キジーはみんなと一緒に食べるんだ!と頑張っている。キジーの缶詰は薬入りだ。消炎剤のおかげでキジーは絶好調。食べる、食べる。最後まで食べ続け、終ってもいつものように立ち去らず、餌場で他の山手猫たち同様寛いでいる。

ポオの目やにを取り洟を拭く。抱き上げると重量がある。4kgくらいかな。とてもハンサムだ。

以前はコロンやワカメがキジーを怖がるので、飛び石餌場でキジーだけに与えていたのだが、さほど怖がらなくなったし、キジーもこちらの方がいいようだ。いつまでも寛いでもいられない。帰ろう。

4号棟脇の通路の真ん中にピーチが座っていた。3時半に出てくるM上さんを待つつもりかな。そのままやり過ごせるかと思ったが従いてきた。プレイロットに行き、目やにを拭き取る。容器に残っているカリカリを食べ始めたので帰宅する。


2006年10月25日(水) 8匹全員に給餌。仔タヌキ出席。

今日は抜けるような青空が広がり絶好の洗濯日和だった。素晴らしい晴天が即、洗濯日和にしか直結しないのが悲しいが。

夜も思ったより冷え込まず猫たちもノビノビしている。ピーチと花子にはいつも通りプレイロットで給餌。

山手に行くと6匹全員集合。飛び石餌場にカリカリを置いてもキジーはこちらにやって来てニャーニャー鳴く。消炎剤を入れた缶詰を置きに行っても庭園餌場から動かない。ここで山手猫たちと一緒に食べたいようだ。名実ともに「山手猫」の一員になりたいのかな?それならフーシャーせずにゴロニャン猫にならなきゃ。

オヤ!「猫庭園」から通路に仔タヌキが姿を現した。こちらをしばらく見つめていたが、通路を渡って道路側庭園内に入った。私が去るのを待つつもりだな。あのタヌキはいつまでもあんまり大きくならないがあれで大人なのかなあ?確か、仔タヌキ2匹に大人タヌキ1匹、合計3匹いたはずだが。

キジーはこちらの餌場でカリカリを食べ続けている。じゃあ、仕方がない。飛び石餌場の薬入り缶詰を回収してこちらでキジーに与えようとしたら、ポオと睨みあった後、キジーは飛び石餌場に行き、缶詰を食べ始めた。

消炎剤は劇的に効いたようで、カリカリもパリポリといい音を立ててモリモリ食べていた。

ポオの目やにを取り洟も拭いたし、帰ろう。

5号棟へ戻るとピーチと花子に捉まった。プレイロットで餌容器にカリカリを足すと2匹とも再び食べ始めた。


2006年10月24日(火) 8匹全員に給餌。

午後8時を過ぎてしまった。
外へ出ると、待ち構えていたピーチと花子が駆け寄ってくる。アレッ?!昼間にはすっかり上がって陽まで差していたのに道路が濡れていてほんの少しまた小雨が降っている。傘を取りに戻ると、ピーチと花子が家の前まで追いかけてきた。一緒にプレイロットへ行く。

山手に行くと4匹が「山手猫階段」で待っていた。庭園からワカメが跳び出してきた。キジーは「猫庭園池」の傍で待っている。

雨天餌場へ行く。まず5匹にカリカリを与えているとキジーがニャーニャーと可愛い声を出して催促する。昨日の薬入り缶詰が効いたかな。今日も、猫たちに人気の缶詰に消炎剤を混ぜてキジーに与えると喜んで食べた。カリカリもお替りした。1回の投薬で劇的に効いたようだ。

虫がノソノソと入ってきた。ゴキブリかな?ライトで照らすと小さめのゴキブリだった。即退治する。ドスドスと踏みつけるので猫たちは驚いて外へ跳び出すが勿論すぐに戻ってくる。

若い教員が通りかかったので挨拶しておく。初めて見る人だが、坂道を降りてから振り返り振り返りしながら去っていく。

しばらくしてガードマンがライトを手に上がってきた。とても愛想の良い人だ。気持ちがいい。

いつの間にか姿を消していたワカメが庭園から駆け戻って来た。トイレに行っていたのかなあ。

キジーは満腹してゆったりと去っていく。

猫たちとしばし和んだ後、帰ることにする。

今日はずい分冷える。昼間、猫ベッドを「アクト」で大小4個買った。
「猫庭園」内のハウス2号と4号も洗って冬に備えないと。

帰りにプレイロットを覗くと餌容器は見事に空っぽになっていた。マロが来て食べたかな。ピーチも花子もいない。


2006年10月23日(月) 8匹全員に給餌。

7時半ごろに給餌に出ようとした時、家猫の粗相発見。いろいろと片付けていると8時を過ぎた。

家を出て前の道路を見るとピーチと花子が奥の方へと去っていく。呼ぶが聞こえないようだ。歩いて行くと、階段の上から私を発見して降りてくる。そしてプレイロットへ私を先導する。小雨だったので餌容器を置く。

山手に行くとすぐに猫たちが集まった。庭園内にはキジーもいる!良かった!もう出てきてくれないかと心配した。

雨天餌場に行くと痩せたゴキブリがじっとしている。情け容赦なく踏み潰す。庭園餌場にゴキブリは出てこないのに雨天餌場は建物の一部だからか、よく出てくる。そういえば、6号棟脇でノワールに給餌していた頃、餌容器を引き上げに行くとよくゴキブリが入っていたものだった。3匹が跳び出してきたこともあった。

さて、みんなに給餌する。ポオにはシーバを与える。キジーには缶詰に消炎剤を混ぜたものを与える。今夜はモリモリ食べている。最初カリカリを食べた時、やっぱり口が痛そうに飛び退いていたが、よく食べたので安心した。

ポオは水をたくさん飲み、飲みすぎたのかグヒグヒ言っている。他の猫たちは殆ど濡れていないのにポオだけがグッショリ濡れている。慌ててティッシュで拭き取る。ポオは歯が1本しかないのだから缶詰の方が食べやすそうなものだが、カリカリしか食べない。それもシーバが大好物だ。さほど食べないので一頃よりずーっと痩せている。

餌場を片付けて帰る。4号棟脇からピーチが出て来た。5号棟への階段を下りると花子が出て来た。プレイロットの餌容器を回収し、我が家脇の自転車置き場でカリカリを追加する。花子は食べるがピーチは見向きもせず私に従いてくる。ピロティで、ピーチの身体を拭き可愛がる。するといつもにも増して甘えん坊になり、膝に乗ってくる。抱っこするとズッシリと重い。尖った爪で掴まろうとするので痛くてかなわない。降りてもらうとニャーととても不満そう。

が、いつまでも可愛がっているわけにもいかず家の中に入ってしまう。ドアスコープから覗くと玄関ドアの前にちんまりと座っている。・・・しばらくしてまた覗いてみるとまだ座っている。中から私の声が聞こえるのだろう。不憫でならないが、猫7匹でトラブルだらけの我が家に迎えるわけにはいかない。宝くじを当てて田舎に「猫牧場」を持つ夢が頭をよぎる。

然し、飼い猫だったに違いないピーチや伸介、伸吉を捨てる輩が一番悪いのだ。そんな輩に天罰を!呪いを!


2006年10月22日(日) 6匹に給餌。花子、キジー欠席。

午後から久々に雨が降り出した。気温も下がってきた。

他所を回ってから車で山手に行くのでピーチと花子の餌容器は玄関に置いておく。

7時40分ごろ山手に行くと、とっくに閉まっていると思った正門が開いていて、中に斜め駐車している車が2台見える。昼間何か行事があったのだろう。「山手猫階段」に猫たちの姿が見えるがそのまま中に入り、雨天餌場の前に停める。荷物をミニベンチに置き、庭園通路を通って猫たちを呼びに行く。

5匹はすぐにすっ飛んで来たがやはりキジーがいない。みんなで雨天餌場まで行きいつも通りの給餌をする。雨は殆ど上がっていたが、餌場は濡れていた。

坂道の下の方からドスンバタンと大きな音が聞こえてくる。正門を閉められては困るので、みんなが一応食べ終わったところで片づけをする。ワカメが吐き戻した。近ごろ時たま、ワカメはこんなふうになる。それも片付けて車に乗る。

帰宅すると、ピーチにねだられたとかで家人が既に給餌していた。花子はいなかったらしい。


2006年10月21日(土) 7匹に給餌。キジー欠席。

夕方犬山動物病院に電話してみると、一昨日保護した仔猫はオスだという。あの日は怯えきっていたが、もう大分リラックスしてきて撫でられるとゴロゴロと咽喉を鳴らすようになっているとらしい。結膜炎を治療し、各種検査をし、ものすごく痩せているので栄養をつけないと。

今夜はまたまた遅くなった。家を出たのはもう8時半近かった。ピーチと花子はプレイロットの植え込みで待っていて声も出さずにトットコ餌場へ行く。

山手に行くとみんなが待っていたがあんまりニャーニャー鳴かない。水を替え庭園餌場へ行く。キジーはいない。昨日のあの鳴き声はやっぱりキジーだったのかなあ。明日は出てくるだろうか?

餌場の水容器は蹴飛ばされたのか、プラスチックのは転がり落ちていて、木製のは見当たらない。ライトで照らすと、誰かが放り投げたか、蹴飛ばしたか道路側庭園の植え込みの下に転がっている。身を低くして回収したが、蜘蛛の巣にひっかかった。

猫たちは空腹だったらしくいつまでも食べているのでそっとその場を離れる。


2006年10月20日(金) 8匹全員に給餌。

出掛けに電話がかかってきて遅くなってしまった。
花子とピーチはプレイロットの植え込みで待っていた。餌場に行くと奥の砂場脇の植え込みの端っこにマロが待機している。我々が行くと隠れた。

山手に行く。踊り場の水は殆ど減っていないが替えておく。キジーも迎えに出てきている。「猫庭園池」の縁にキジーが隠れているとゲンキが襲う。ギャーッと声が上がる。キジーは弱くなったようだ。大分経ってから餌場にノソノソと姿を現した。

キジー用の缶詰に消炎剤を混ぜるがかなり匂いがきついので食べるかな?いつものようにキジーは岩の後ろに座って動かない。

キジーが食べるかどうか確認したくて餌場で待つ。どこからか、ギャーオというような声が聞こえてきた。何度か聞こえたがそれっきり。まさかまた捨て猫ではあるまいな。ゾッとするよ、全く。

キジーはソロリソロリと飛び石餌場に近付き、カリカリを少しだけ食べて餌場の前でじっとしている。ミニ缶を開けて他の猫たちに少しづつ与え、残りをキジーの缶詰の上に乗せる。キジーはまた岩の後ろに座っている。

いつまで待っても動きそうにないので、キジーに食べるようによく言い聞かせて立ち去る。踊り場まで来るとギャオーッギャオーッと激しく鳴く声が聞こえてきた。キジーが鳴いているのかと慌てて庭園内に戻ると本館前庭園の方から聞こえるような気がする。

本館前庭園に行ってみるが全然気配はない。私が何をしているのかと興味津々でゲンキやハイシローがやってきた。見るとキジーまでが来ている。こういう姿を見ると新黒を思い出す。

私が餌場に戻ると猫たちもゾロゾロと従いてきた。キジーも距離を空けて従いてくる。やっぱりキジーの声だったのかなあ。いずれにしろ、仔猫の声ではなくしゃがれていた。

今度こそ帰ろう。小学校の前を通過していると中から花子が出て来た。一緒に5号棟へ向っていると4号棟端っこの植え込みの中からピーチが出て来た。2匹寄り添ってプレイロットへ向う。マロは食べに来なかったのか、餌容器にはいくらか残っている。カリカリを足すと2匹はまた食べ始めた。


2006年10月19日(木) 8匹全員に給餌。正門前に捨て猫される!

今年は捨て猫がいないと喜んでいたが、やっぱり捨て猫されてしまった。
捨てたヤツに天罰が下らんことを!!!!!

その顛末は以下のページで。
「里親さん募集中の猫【山手06-1号】」
http://members15.tsukaeru.net/necology/yamate06_1go.htm

他の猫たちはキジーを除いてみな元気。キジーには明日から消炎剤入りの缶詰を食べさせる。


2006年10月18日(水) 7匹に給餌。キジー欠席。

今夜も8時ごろにになった。外へ出るとピーチと花子が自転車置き場から跳び出してくる。プレイロットで給餌する。

山手に行き、猫たちを待たせて踊り場の水を替えるのが恒例となっている。
最初いなかったポオがいつの間にか餌場にいる。「猫庭園」内のハウスにでも入っていたのかな。あの2軒は洗わなくちゃ。ポオにシーバを持ってきたので食べさせる。

コロンがワカメの缶詰に顔を突っ込むと珍しくワカメが怒る。いつもは娘に甘いのに。ハイシローは既に食べてきたのかカリカリを無視して缶詰を待っている。

飛び石餌場にはカリカリだけを置いてキジーを待つが出て来ない。給水に行く途中、道路側庭園の中をキョロキョロしてみたがキジーはいなかった。

餌場でしばらく猫たちを可愛がっていたが、半袖なので寒くなってきた。どれ、帰ろう。

5号棟に戻ると車の下から花子が跳び出してくる。一緒にプレイロットへ行き、残っている餌容器に少しカリカリ足す。ピーチの姿はない。


2006年10月17日(火) 7匹に給餌。コロン欠席。

いつも通り、ピーチと花子にプレイロットで給餌。

山手に行く。コロンがいない。タビーは留守だが、踊り場の水は替えておく。庭園餌場に行き、寂しくワカメ、ハイシロー、ポオ、ゲンキの4匹に給餌。

給水を終え、キジー!と呼びながらボンヤリと座っているとゲンキとワカメが飛び石餌場の方を振り返る。外灯の明かりに照らされている飛び石餌場にはキジーはいない。

ん?岩の後ろになにやら黒い塊りが見える。ライトで照らすとキジーが座っているではないか!缶詰をもう1缶開け、飛び石餌場に置くと、既に満腹のはずのハイシローが早速食べている。

相変わらず岩の陰でじっとしているキジーに「ダメじゃない、横取りされてるよ。キジー!行けッ!」とけしかけると、しゃがれた声でノンビリとニャーッ!だって。

ハイシローが「う〜〜!もう食えん・・・」と一休みしたところで、堪り兼ねたキジーが忍び寄る。ハイシローの満腹の身体が身軽に跳びはねてやっとキジーの餌場から去る。キジーはのそのそとにじり寄って食べ始めた。

ポオの好きなシーバを持ってくるのを忘れたのでポオはおかんむりだ。私の傍へ来て盛んに催促する。シーバをあげる代わりに洟を拭く。ワカメが去ったところで腰を上げる。コロンはどうしたのだろう?寂しいよ〜〜。

5号棟へ戻り、プレイロットへ行ってみる。ピーチと花子はもういないが、2つの容器の残り餌をまとめてひとつにしておく。


2006年10月16日(月) 5匹に給餌。ハイシロー、コロン、キジー欠席。サチ里子に!

学園祭での「校内ネコロジー」ねころ部の「ふれあい里親会」に9月30日(土)のみ、犬山動物病院に長期に亘って預かってもらっている保護猫サチを参加させた。引き合いがあったようなのだが立ち消えになってしまった。先週の土曜日に、ある生徒のお母さんがとてもサチを気に入り、是非家族に迎えたいという話が舞い込んできた、とJ先生から喜びの報告があった。

そのうち犬山動物病院でお見合いを、などと話していたのだが、急転直下、何と今日の昼間、サチを一刻も早く迎えたいそのお母さんがやって来てJ先生を始めねころ部部員立会いの下、犬山動物病院でサチとご対面。お母さんはすっかりサチを気に入り、J先生からキャリーを借りて連れて帰ったとのこと。

サチをこよなく愛し、健康状態にもとても気を配ってくれていた犬山動物病院の院長はちょっぴり寂しそうだったそうだが、新しい飼い主さんにとても可愛がられているサチを見て、いつものようにフードをたっぷり付けて送り出してくれたとのこと。よかったね、サチ!

*****

所用で出かけていて帰宅が8時過ぎになった。ピーチは家の前で待っていたが、花子もやって来た。家の中に入り大慌てで2匹の餌容器を用意しプレイロットで給餌する。もう一度家に戻り、緊急電話などをしていたら9時頃になってしまった。

慌てて山手に行くと、山の石垣のてっぺんにワカメがいた。ゲンキが駆けつけ、ポオもやって来たがその3匹だけ。タビーは昨夜から療養生活に入っている。コロンとハイシロー、キジーは待ちくたびれてどこかへ行ってしまったのかな。

キジーを呼んでみたが出て来ない。それでもキジーの飛び石餌場にたっぷりのカリカリと缶詰を置いておく。

ワカメを可愛がり、ポオの目やにを取る。ポオの被毛がバリバリしている。変なところでゴロゴロ転がったのだろう。

後からコロンたちが来るかもしれないので、カリカリはたっぷり置いておく。

帰りかけると、正門からまっすぐ来たところの大木の下から、懐中電灯を手にしたこないだの女性2人連れが慌ててPハイツ側へ向う。いつもいつも一体何をしているのだろう?銀杏を取っているのかとも思ったが懐中電灯以外は手ぶらだ。袋なども持っていない。今日は若い方が、プラスチックの玉のようなものを足で蹴りながら(遊びながら)歩いている。いつもどこへ帰るのか見極めようと思うのだが、小学校の正門辺りでふっといなくなるような・・・そこからどこへ行ったのかいつも私の記憶が無くなってしまう。

気付くと私は小学校の切れるところで左折し、2人連れのことはきれいさっぱり忘れてしまっている。ピーチがそこにいてニャーと鳴きながら従いてくる。

5号棟へ降りると車が停まっていて幼児が3人くらい立っている。その中の男児が目ざとくピーチを見つけ追いかけようとする。ピーチは逃げてプレイロットの陰に隠れる。

プレイロットへ行ってみると、容器は2つとも見事に空っぽになっている。
ピーチの目やにを取り、しばらく可愛がる。カリカリ少々を与えておいて帰宅する。


2006年10月15日(日) 8匹に給餌。ハイシロー欠席。

所用があったので、今夜は6時過ぎに山手へ行く。もう辺りは真っ暗だ。時間が早いので猫たちはいないかと思ったが、「山手猫階段」に近付くとすぐにどこからともなく集まって来る。踊り場で水を替えていると庭園内から駆け寄ってくるキジトラがいる。タビーかと思ったらキジーだった。その駆け寄り方がいかにも山手猫になっている。

今夜のキジーは積極的だ。餌場近くで待機している。タビーも出てきて2匹のキジトラが相前後して並ぶ。キジーは昨日と打って変わってすぐに食べ始める。ハイシローがいないが後から来るだろう。

所用を済ませた8時前、家の前まで戻るとピーチと花子が待ち構えていた。
玄関に用意してあった餌容器を持ってプレイロットへ行く。


2006年10月14日(土) 9匹全員に給餌

このところ毎日夏日だったが、今夜は1枚羽織って出て正解だった。ピーチと花子がすぐに出て来たのでプレイロットで給餌。

山手に行くとまたタビーがいない。正門は左右に大きく開いており、新館には明かりが煌々と点いている。

キジーもいないなあと思いながら5匹に給餌していると、ハイシローが盛んに本館側を気にする。タヌキでもいるのかと思ったらタビーがやって来た。性悪のハイシローが父親のタビーを攻撃しようと待ち構えているのが分かったのでハイシローをタビーから遠ざけタビーを庇う。

k/dの缶詰を開けてタビーに与えたが、今日はいつもよりひどくて一口、口を付けただけで痛そうに顔をしかめ、首を振り飛び退いてしまう。そしていなくなってしまった。食べられなくて余りにもかわいそうだ。何とか対策を考えよう。

ふと見るとキジーが岩の傍にうずくまっている。缶詰を開け飛び石餌場にたっぷりと置いていると、キジーがギャッと叫んでいる。???どうしたんだろう。その後も餌を食べる様子は全くなく、こちらにお尻を向けて座っている。

しばらくワカメたちを可愛がり、ポオの洟を拭き、ゲンキの目を拭く。

キジーにライトを当ててみると眩しそうにこちらを見ているが、食べに行く様子はない。そんなことをしているとハイシローたちに食べられてしまうよ。

さて、帰ろう。コロンは溝の中で転がっていて、従いてきたポオは「猫庭園池」の橋の砂地で転がっている。

タビーは階段にも正門前にもいない。タビーのことはとても心配だ。


2006年10月13日(金) 8匹に給餌。タビー欠席。

午後7時ごろ外へ出た家人が、ピーチが自転車置き場に来ていると言う。ヤレヤレ、ホッとした。

7時半過ぎ、改めて外へ出るが、ピーチも花子もいない。プレイロットの餌場を覗くが近くに気配もない。困ったなあと思いながら出ようとするとピーチと花子が連れ立ってやって来た。給餌し、山手へ向う。

「山手猫階段」や正門付近にタビーがいない。コロンもいない。庭園餌場へ行くと黄色のプラスチック容器に缶詰を入れた形跡があった。ということはコロンもタビーも給餌されたのだろう。

ワカメ、ハイシロー、ポオ、ゲンキの4匹しかいないのではいかにも寂しい。

いつものようにペットボトルを顔の前方で振り回しながら道路側庭園内を給水場へ向うとキジーがいて逃げた。

餌場に戻り、缶詰を開け、キジーの飛び石餌場にも置いておく。そこいら辺にタビーは見えなかったのに、どこからか出てきてすぐに缶詰を食べている。

ハウス1号の後ろの方から白茶の猫が出て来た。タニーかな?アレッ?2年前に行方不明になったバニーか?!と思っていたら、何だ、コロンだった。実際よりずーっと大きく見えた。コロンが来たのでもう1缶開ける。

さて帰ろう。5号棟に戻ると花子が出て来た。一緒にプレイロットに行き、2つの容器に残っている中身をひとつにまとめる。食べている花子を残して帰宅する。ピーチはもういなかった。


2006年10月12日(木) 8匹に給餌。ピーチ欠席。仔狸現る

今日は団地の階段高圧洗浄で大きな音が夕方までしていた。そのせいなのか、時間になってもピーチの姿がない。花子はいるのに。花子にプレイロットで給餌し、ふと見ると離れた植え込みの端っこにマロが座って待機している。

マロにも給餌しようと近寄ると逃げる。引き返すと戻ってくる。2〜3度繰り返しているうちに花子がいなくなった。大分残している。

花子は道路側の植え込みの中に座っている。道路側から餌場をライトで照らすと、花子が食べ残した餌をマロが食べている。マロもM上さんからの豊富な餌で丸々している。

山手に行く。タビーは本当にガリガリだ。タビーの名を盛んに呼ぶとノロノロと階段を上がってくる。

庭園餌場でタビーにk/dを食べさせるが相変わらずほんの少ししか食べられない。

給水に行くため、2本のペットボトルを振り回しながら(蜘蛛の巣を避けるため)身を低くして道路側庭園内を進んでいるとキジーがいて逃げる。

餌場に戻り、座っていると通路に仔狸が現れた。慣れた足取りでこっちに向ってこようとしたが、私がいるので脚が止まった。しばらく様子を窺っていたが、出直すようだ。

キジーの名前を連呼し、飛び石餌場でミニ缶を開けるとハイシローとゲンキに食べられてしまった。そこで普通缶も開け、丸々1個置くと食い意地の張ったハイシローはまだ食べている。キジーはすぐ傍まで来ていたのに何故か行ってしまった。戻ってきてももう缶詰はないよ!

5号棟に戻ると花子のみ出て来た。あのピーチはいないとは一体全体どうしたのだろう?ピーチの分の餌容器を花子の前に置くと、さっき殆ど食べていなかった花子はまた食べ始めた。さっきはマロの存在が気になっていたのかも。ピーチがいれば、マロを遠ざけてくれるが、花子1匹では弱い。


2006年10月11日(水) 7匹に給餌。ハイシロー、キジー欠席。

午後8時前に家人が玄関ドアを開けたところ、そこにはピーチが来ていて、玄関ドアから顔を出した家猫のトムと鉢合わせ。ピーチはトムの鼻の頭をペロリと舐めたという。驚き慌てたトムはパニクって一目散に家の中へ。気位の高いトムにしてみれば、「何をする!無礼者!」といったところかもしれない。

花子も来ているというのでとりあえず餌容器を持って外へ出ると雨が降った形跡がある。自転車置き場で給餌する。山手猫の給餌の支度を終え、外へ出ると、2匹とも餌容器のところにはいない。ピーチが出てきて従いてくる。

ずーっと従いてきて1号棟前駐車場に消えた。その辺りで、山の石垣のてっぺんからニャーニャー鳴く声が聞こえる。ワカメとコロン母子だ。私のすぐ前を歩いていた少女とその両親が、ワカメたちを見つけて、自分達に向って降りてくるのだと勘違いして騒いでいる。

そこで、「私に従いてくるんです。」と言っておく。ゲンキを見つけた少女は「この猫知ってる!こないだついてきた!」と興奮気味。両親に促されて学院内に入って行く。こんな時間に小学生連れでどこへ行くのだろう?

踊り場の水を替えていてすぐ傍にポリ袋のようなものがあるのに気付いたが暗くてよく見えない。

庭園餌場に行くがキジーは今日もいない。それにハイシローも。ワカメ、コロン、ポオ、ゲンキの4匹だけなのでカリカリを与えておいて給水に行く。戻ってきて缶詰を開けているとタビーがいきなり「猫庭園」から出て来た。

k/dを与えても知らん顔をしている。ポオに食べさせたがポオも少ししか食べない。しばらくしてタビーはk/dを食べようとしたがあんなに柔らかいし、歯にくっつくはずもないフードを、いつぞやのアニー状態でカッカッと口を開け首を振り苦しそうに飛び退く。他の食べ物にしろ、こんな風では殆ど食べられない状態に違いない。それでもガリガリに痩せてはいても挙動は軽快だ。またJ先生にも相談してみよう。

タビーが去ってもしばらくは餌場でワカメたちを可愛がる。みんな缶詰も残しているし、既に給餌された模様だ。だからハイシローやキジーがいないのかな。

踊り場に出て、更に給水し、脇のポリ袋様のものを片付けようとしたら何かが乗っかっている。ライトで照らしてみると、それは煮干だった。細い小さいタイプで、もしかしたら猫用かもしれない。たくさん残っていて猫たちが食べた形跡が殆どない。

片付けようかと思ったが、ここには猫の他にカラス、タヌキ、アライグマ、ハクビシン?なども出入りしている。雑食のカラスやタヌキたちが食べるだろうと思い、水容器から少し離して置いておいた。

1号棟前駐車場を通りかかるとピーチが飛び出してきた。さっきから30分以上も待っていたらしい。一緒に5号棟へ戻ると花子が出て来た。2匹を我が家入り口の自転車置き場に誘導し続きを食べさせる。


2006年10月10日(火) 8匹に給餌。キジー欠席。

家を出ると、ピーチと花子が隣の階段入り口の植え込み内で待っていた。一緒にプレイロットへ行き給餌。

山手に向っていると山の石垣のてっぺんにワカメがいてニャーニャー鳴いて歩いている私を呼ぶ。猫たちはキジーを除いて全員揃っていた。階段に座っているタビーの背中を撫でると一段と骨と皮になっている。

踊り場の水を替えて庭園内に入る。通路の真ん中に水のペットボトルが蓋を取った状態で置いてあり、黄色の容器にはカリカリが山盛りになっている。床にもたくさんカリカリが盛ってある。それが入っていたらしい空袋が無造作に転がっている。これは部員の誰かが夕方にでも給餌して行ったのかなあ?

黄色の容器に入っていたカリカリは餌場で使う。缶詰も開けているとタビーがやって来た。タビー用にk/dを開けても近寄ってこない。タビーを抱えてk/dの前に降ろすと食べ始めたが少し食べただけで、口に中にひっかかったように頭を振り、行ってしまった。ちゃんと食べてくれないと悲しいなあ。みんなも既に給餌されたせいか、缶詰も結構残している。

給水してからワカメを可愛がっていると、コロン、ハイシロー、ポオが私の周りに集まってきた。少し離れてゲンキ。とっても平和な光景。

いつまでもそうしているわけにもいかないので、立ち上がるとワカメはすぐに察して「猫庭園」の中に走りこんで行く。

踊り場の水をもう一度替える。タビーはもういなくなっている。

5号棟プレイロットの餌容器を見るとまだ少し残っているのでもう少し後で引き上げることにする。家の前まで来ると前方にお尻の白い猫が見える。ピーチかと思ったが、逃げていくのできっとマロだろう。


2006年10月09日(月) 9匹全員に給餌。タビーは食べず。タニー?現る。

例の広島の破綻ドッグパークのニュースを今日は日本テレビの午後の番組「ザ・ワイド」で取り上げていた。多分他局でも放映されたものと推察される。全国から毎日100人規模でボランティアが現地に駆けつけているという。やはりメディアの力はすごい!何かあればメディアとネットに訴えるに限る。既に去年の春には閉園に追い込まれたというから、それから1年以上も放置せず、こんなギリギリの惨状になる前にメディアやネットに訴えていれば、と悔やまれる。然し、あくどい業者は閉園してからも、比較的元気そうに見える犬達を東京のショーなどに出して少しでも金銭を稼がせようとしていたという。その悪徳業者は取材されていてもつべこべと口だけは達者なのだ。

午後8時前に車で家に戻ると、ピーチと花子が我が家の玄関ドアの前で待っていた。玄関に用意しておいた餌容器を持って出ると、プレイロットまで行くのももどかしく自転車置き場で食べたいと2匹が言う。餌容器を置くとすぐにムシャムシャ。

山手に行くと、私の車がUターンするのを見て猫たちがニャーニャー鳴きながら集まってくる。「山手猫階段」を上がり、踊り場に荷物を置いて上方を見ると白っぽい猫が座っている。スワ新猫か?!とライトを手に階段を上がって行くと逃げてしまった。逃げる後姿の尻尾が茶色だ。身体が白で尻尾が茶色ということは、場所からいってタニーに違いない。何だか大きく見えた。タニー柄で少し大きいといえばトニーだが、トニーが帰ってきたのなら逃げるはずはない。

タニーは山手から出た後、少し彷徨った後、スカイライン北口にいたが、そこでも縄張り争いに敗れたのかスカイラインのてっぺんに移動したと聞いていた。もう1年以上会っていない。私ひとりなら見忘れることはないと思うが私が給餌前に階段を上がればタニーが恐れるゲンキやハイシローも一緒に上がってくる。逃げるはずだ。が、何故降りてきていたのかな?M上さんに訊いてみよう。

「タニー!タニー!」と呼んでいると、キジーが駆けつけてきて返事をする。面白いキジー!

踊り場の水容器にはまだたっぷり水が入っていたが勿論取り替える。タビーは水を飲んでいたが庭園餌場にくるかなあ。

まずみんなにカリカリのみ与えておいて給水に行く。キジーもすぐにカリカリを食べている。体調はよくなったのかな?

タビーは来ないが缶詰を開けて猫たちに与える。タビーが気になるので踊り場に出てみたがタビーはいない。階段にも正門前にもいなかった。

水を飲むということは、何かしょっぱいものをもらったのかな?


2006年10月08日(日) 8匹に給餌。キジー欠席。

午後6時からの日本テレビ「バン記者」でまたまた広島の1年以上前に破綻したドッグパークの犬達の惨状を報道していた。殆どの映像はこないだのTBSのものと同じだったが、関西のアークエンジェルスという愛護団体が介入して本格的に保護に乗り出していた。無造作に敷地内に埋められた犬たちの無残な遺体を掘り出して丁寧に葬ろうともしている。地元獣医師会も懸命の介護をしていたが、肝心の広島市は重い腰をやっと上げてこれから調査に乗り出すという。何たる怠慢!広島県警もしっかりせい!1年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金というのを1匹につき適用してもらいたい。そうすれば500匹だから、欲ボケた業者に懲役500年を食らわせるか、5億円の罰金を科すべきだ。

ペットブームを当て込んで全国にはたくさんのドッグパークがあるらしいが既に何箇所かは破綻しているという。それらの破綻パークも同じようなことになっているのかもしれない。

メディアの力はやはり強力で早速里親希望者も現れ始めている。そういう人たちは最も惨めで誰からももらわれそうにない犬を引き取りたいと希望している。

7時からはTBSの動物奇想天外で犬猫特集だ。人気のデブ猫、ぴあちゃんとやらを見ていたら遅くなった。

ピーチと花子はすぐに駆け寄ってきてパクパク。

山手に行くとキジーを除く全員集合だ。タビーは水を飲んでいたがしばらくして庭園餌場にやって来た。今夜はk/dを半分ばかり食べたが、歯にくっつくのか、それとも口内炎を起こしているのか、途中でまた食べるのを止めて口をカキカキしている。

キジーは来なかったがカリカリだけを飛び石餌場に置いておく。今夜は遅いのでワカメを可愛がったりせずに帰る。タビーは正門前に座っている。

5号棟へ戻ると、プレイロットの植え込み内にいたピーチが出て来た。餌場に行くと、容器にはまだまだ残っている。また食べ始めたので立ち去ることに。


2006年10月07日(土) 8匹に給餌。ハイシロー欠席。

昨日と打って変わって素晴らしい晴天だった。
午前8時前、ベランダで洗濯ものを干しているとベランダ下の芝生に猫がいてこちらを見上げている。伸吉だった。こんなに明るいところで見たのは初めてだが、元気そうだ。こちらをじーっと見てベランダに上がって来そうな感じだったが、時間がなかったので敢えて呼ばなかった。

午後3時前、若竹山手を通ると、U野さん宅ガレージは以前のようにソファが置かれ、右側には車が駐車している。アニーがいて、ガレージ内外を我が物顔に歩き回っている。とても元気そうだ。

夜、外へ出て空を見上げると満月だ。それも煌々と光を放って明るい。しばらく見とれてしまった。

ピーチしかいないが、容器は2つとも置いておく。4号棟前の車の下あたりから出てくるかと思ったがいなかった。

山手に行くと猫たちはノンビリと待っていた。タビーもいたが庭園餌場に来ない。キジーはいるのになかなか飛び石餌場に行こうとしない。

「タビー!タビー!」と呼んでいると近くから「ニャー」と返事がする。見るとキジーが返事しているのだった。キジーときたら、キジー!と呼んでいるときには全然返事をしないくせに。

タビーが気になるので早めに立ち去ろうとしたらワカメが盛んに甘えるので、結局、ワカメ、コロン、ポオの3匹をしばらく可愛がる。珍しくハイシローが来なかった。ずい分経ってからキジーが自分のごはんに口を付けている。

「猫庭園」の奥で「シャー!」ガサゴソというような音がした。猫たちも一斉に音がした方を見るが、それ以上は何も起こらない。気味が悪いなあ。

いつの間にかキジーは食べ終えていなくなっている。餌場を見ると結構きれいに食べている。

踊り場に出て階段と正門前を見てみるがタビーはいない。今日は私から餌をもらっていないが、何か食べたのだろうか。

5号棟へ戻ると花子が駆け寄ってくる。一緒にプレイロットの餌場へ行くと餌容器はほぼ空っぽだ。花子が食べたのならいいが、マロに食べられてしまったのかもしれない。そこでミニ缶を開けているとピーチもやってきた。2匹に分け与えてカリカリも足す。


2006年10月06日(金) 7匹に給餌。タビー、キジー欠席。

今日は大変な天気だった。午後7時の天気予報では、明日は一気に晴天、夏日になるそうだ。

で、午後8時ごろに家を出る。雨はひどくないが風が強い。ピーチと花子は5号棟通路奥の車の下にいたので、その前の自転車置き場で給餌。

山手に行くとさすがに「山手猫階段」に猫は1匹もいなかった。庭園内の通路を歩いているとゲンキが私を見つけて駆け寄ってきて大声で鳴く。その声で、雨天餌場で待機していたワカメ、コロン、ハイシロー、ポオの4匹も駆け出してくる。待っていればいいのに。

昨日、1匹だけ雨天餌場で待っていたキジーは今夜はいない。昨日、タビーは大分遅れてやって来たが、今日はどうだろう?

ともかく5匹にカリカリと缶詰を与える。外へ出て流れる雨水を飲もうとしているポオを抱きかかえて水容器の前に座らせる。

風が強いので時折り、雨がかなり奥まで降り込んでくる。猫たちはここにいたので殆ど濡れていない。そうそう、雨の日にはここで待っていなさい。

片付けて外へ出ると、小雨なので猫たちも次々と跳び出してくる。この子たちはヤワな家猫と違って少々の雨などモノともしないのだ。

5号棟へ戻り、餌容器を見ると大分残っている。と、思っていたらニャーと声がしてピーチと花子が出て来た。食べている最中に何らかの邪魔が入り、隠れていたのかもしれない。餌容器を持って我が家入り口の自転車置き場まで2匹を誘導し、そこで続きを食べてもらうことにした。


2006年10月05日(木) 9匹全員に給餌

夕刻、結構激しく雨が降ったが、全員出てきてよく食べた。
S井、疲労のため、今日の日記はこれだけ。


2006年10月04日(水) 9匹全員に給餌

ちょっと遅くなった。ピーチも花子もすぐに出て来た。

山手では、山の石垣のてっぺんで今夜もコロンが見張っている。ずーっと以前、花子がよくここで私の来るのを見張っていた。

コロンが駆け下りてきて、みんなで階段を上がる。水を替えて庭園内に入る。タビーも付いてきた。

昨日と全く同じくタビーとポオはk/dをそこそこ食べる。
飛び石餌場にカリカリだけを置いて、給水に行くためペットボトルで行く手の蜘蛛の巣を払いながら道路側庭園の中を低姿勢で進んで行くとキジーが座っていた。私がペットボトルを振り回しているので驚いて逃げてしまった。

ボトル2本に水を詰め、餌場に戻るとタビーはもういなかった。キジーが来ていることが分かったので、飛び石餌場に缶詰もたっぷり置いておく。

今夜は急ぐので帰ることにする。キジーの名を連呼しておいたので、近くまで来ている。私が行ってしまえばそろそろと食べに来るのかも。変なキジー!

踊り場で水を足す。1リットルは優に入る容器を置いている。タビーは階段の下の方に座っている。

段を下り、ふと見ると正門前の道路の先の大木の下でまた女性が2人懐中電灯を振り回している。私を見たからか、急に慌てて駆け出して行ってしまった。昨日と同じ2人連れのようだ。小学校の前をずんずん歩き去っていく。Pハイツの住人かなあ?よく分からない。母娘ではなく同年輩の若い女性の二人連れのようだ。
昨日も、一人は大木の下にいて、ライトを上に向けていた。何だろう?


2006年10月03日(火) 9匹全員に給餌

夕方のニュースで見たのだが、広島県のある地域で、ペットブームに便乗して金儲けを企んだ無責任な輩が、数百匹のブランド犬を集めた「ドッグパーク」なるものを開いた。が、欲に目がくらんだだけで安易に始めたいい加減な事業はたちまち経営破綻した。残された犬達は或るものは既に餓死し、辛うじて生きている犬たちも栄養失調と不衛生極まりない劣悪な環境で、感染症や皮膚病に罹り瀕死の状態だ。

小さいキャリーに閉じ込めっ放しにされた多数の犬たちはキャリーから出ようと中でもがき苦しみ、遂にはハンマーで叩いても容易には壊れないような頑丈なキャリーの壁面をかじりにかじって大穴を開けている。内部はもがいた犬達の爪跡だらけだ。

TBSの女性キャスターの取材を受ける事業者は、毎日餌はやっているだの、これからちゃんと世話をするだの、嘘涙を浮かべながらいい加減なゴタクを並べていた。TBSが調査したところ、取材されるよりもずーっと以前にその事業者は地元保健所に500匹を越すそこの犬達の処分を打診していたというのだ。さすがに驚いた保健所は勿論引き受けない。

保健所に断わられ、犬達を持て余した事業者はそのまま放置して餓死、病死させるつもりだったようだ。

ここへ来て行政も乗り出す一方、地元獣医師会やボランティアも犬達救済の活動を始めた。

よくある悪徳ペットショップやブリーダーの破綻でも多数のペットが捨てられるが500匹とはひどい。まあ、数の大小にかかわらず、生き物の命で金儲けを企み失敗すると簡単に惨死させるこうした残虐な輩は厳罰に処してもらいたい。

夕方の忙しい時間帯だったが、余りのひどさに思わず最後まで見入ってしまった。と言っても犬達の悲惨な映像は見るにしのびなく、そんなときはナレーションを聴いて立腹していた。

*****

昨日と同じ手順でピーチと花子に給餌。

山手に近づくと山のてっぺんで見張りをしているコロンが見えた。私を見て駆け下りてくる。その時、正門から出て来たらしい白いバンが徐行し、窓を開けて「や〜!猫たちが・・・」とニコニコしているのは猫シンパの教員さんか。ソニーの故盛田昭夫さん似の優しそうな白髪の紳士だった。

タビーはみんなと一緒に行こうかな、どうしようかな、という素振りだったので「タビー!タビ−!」と促すとやって来た。

踊り場の水容器を見ると水は入っていなくて缶詰の残りかすのようなものが僅かに付着している。誰かが餌容器として使用したか?ゆすいで手持ちの水を入れておく。

タビーも一緒に庭園餌場に行く。キジーは道路側庭園の中に座っている。
タビーはk/d缶を喜んで食べた。よかった!

キジーの分は飛び石餌場に用意したのに、そちらに行こうとはせず、私の顔を見て鳴く。

給水場でペットボトル2本に給水する。

キジーはまだ食べていなくて私に催促する。近寄るとファーと言いながらやっと飛び石餌場へ行き缶詰を食べる。変なキジー!

踊り場までポオが付いてきた。水容器をよく洗ってたっぷりと水を入れておく。大木の下に女性が佇んでいて手にした強力ライトで木の上などを照らしている。犬の散歩かと思ったら、そうではなかった。

もうひとりライトを手にした若い女性がタビーの傍にいる。「こんばんは!」と話しかける。タビーに餌をやったりはしていないという。いつぞやもライトを手にした女性二人連れを見たような・・・おそらく母娘だろう。Pハイツの方へ帰って行った。

5号棟へ戻ってくるとプレイロットの植え込みにピーチが座っている。そのまま通過したが追いつかれた。花子もどこからかやって来た。ピーチの目やにを拭き可愛がる。帰ろうとすると追いすがるのでプレイロットに行ってみる。珍しくきれいに食べてあった。ミニ缶を開けて2匹に与える。


2006年10月02日(月) 9匹全員に給餌

ピーチはプレイロットの植え込みの中にいた。サバトラだが白地なので目立つ。餌場に容器を2個置いて花子を探しに行く。花子はすぐ隣の自転車置き場から出て来た。こういう場合が多いが、プレイロットに入るのが花子から見えないのかなあ?ピーチも小声だがニャーと鳴いているのに。

山手に向う途中でポツリ、ポツリ、小雨が降り出した。傘を持っていないが構わず行ってしまうことにする。「山手猫階段」に全員集まっている。

一応雨天餌場に行くことにする。オヤ、ゴキブリが1匹、期待に燃えて待機しているではないか。勿論退治する。
キジーもいそいそと待っている。キジーを見てゲンキがいじわるな唸り声を上げる。

タビーにk/dを与えるとムシャムシャ食べる。ポオにも与える。ゲンキが缶詰を食べている間にキジーのところに行き缶詰を与える。

ゲンキが外の本館側を見て低く唸っている。ライトを当ててみたが、何がいるのか分からない。

キジーは缶詰を食べ終わり、まだ食べたそうにしているのでカリカリを与える。ゲンキがいじわるして横取りしていたが、どうしても食べたいキジーに睨まれて途中で譲った。今日は口の調子がいいようだ。カリカリも食べている。

猫たちも食べ終わり、ワカメやポオを可愛がりながら和んでいると、どこかから「猫に餌をやっちゃいけないと書いてあるのになあ〜」という声が聞こえてきた。続いてガチャンバチャンというような音がする。

餌場を片付け、坂道を降りて行くと、正面の校舎の奥をチェックしているガードマンが2人見えた。訊いてみるとやはりガードマンの声だった。そこで今や、山手猫たちは学院挙げて保護している、病気もちの猫たちもいるので学院公認の地域ネコロジー給餌人の私が療法食を与えたりして猫たちの健康管理に気を配っている。が、知らずに良かれと思って猫たちの健康に悪いような食べ物を与える人たちも多いので、注意を喚起する意味であると話した。

改めて読んでみると「猫への餌付け禁止」と「犬の散歩禁止」が並んでいる。なるほど、これを読めば、「山手ネコロジー」のことを知らないガードマンは不思議に思うだろう。

例えば、『山手猫への不適切な給餌禁止』などの文言がいいだろう。書き換えには時間がかかるだろうから、シールを作って上から貼っておこうかな。


2006年10月01日(日) 9匹全員に給餌。学園祭「ねころ部」大盛況

昨日は所用で、学園祭の「校内ネコロジー」(ねころ部)出展のお手伝いが殆どできなかったのだが、午前中に犬山動物病院からサチを会場に届けた。恒例となっている「ふれあい里親会」に参加させるためだ。同じ区にお住まいのT田さんご夫妻が保護仔猫トムくんを連れて参加してくれた。

そして今日は、磯子から仔猫2匹が参加。保護主のN村さんは母上とご一緒に来てくれた。スコティッシュフォールドのブリーダーの傍ら保護活動も熱心にされている。良い里親さんを得るための契約書や懇切丁寧な飼い主心得などは長年の経験による自前の手作りだ。

わざわざ来ていただいた上、大量のフードのカンパも頂いた。そのフードが重いのでS井宅まで届けてもらったついでに家に上がってもらい、5匹の猫たちをお見せした。ミーシャとアンディは隠れて出てこなかった。

お昼も模擬店で当方が調達しようと思っていたら、手際よく沢山のおにぎりやドリンクを購入されていて、勧めてくださる始末。

今日も参加してくれたT田トムくんは、昨日は目を真ん丸くして隠れていたということだが、今日は段々寛いできて、午後には来客たちに抱かれても平気になった。T田さんも本当にお優しいご夫妻で、猫を飼ったこともなかったのに、庭先に目も開かない赤ちゃん猫が捨てられていたので動物クリニックと相談しながらミルクで育て上げたとのこと。大体3ヶ月くらいだが、本当に大切に育てられたことが分かる。

N村さんもT田さんも素晴らしい方々で出会えて本当に良かったと、J先生と話し合ったことだった。

仔猫の里親希望については少々引き合いはあったものの成約にこぎつけるかどうかはまだ分からない。他の場所・方法でも引き続きこの仔たちの里親探しを続ける。

「ねころ部」の会場は3階の廊下の奥だったのだが、昨日も今日も沢山の来場者があり部員達が殆ど徹夜で作り上げた作品もよく売れた。「山手ネコロジー」「ねころ部」の知名度は年々アップしている。雨にもかかわらず今年も盛況裡に終了した。

*****

夜になっても小雨が降っている。家を出るとピーチが道路の真ん中に座っているのが見えた。花子もすぐに跳び出してきた。自転車置き場で給餌する。

山手に行くと数匹が濡れながら待っている。庭園を通り雨天餌場へ。昼間N村さんをここに案内したとき、ゲンキがハウス1号から跳び出してきた。フードを持っていなかったので途中まで付いてきたが来客の多さに驚いてどこかへ消えてしまった。

雨天餌場に陣取ると昨日いなかったキジーが駆け寄ってくる。それを見てゲンキがいじわるする。キジーが弱気になっているのを見逃さず強気に出ているのだ。

みんなにたっぷり缶詰を与え、その間にキジーにもたっぷり缶詰を与える。
しっかり食べ終えた後、寛いでいたが急にフガフガガオッともがき始め、顔を盛んに振る。去年のアニーのような状態だ。当時アニーには抗菌剤を投与していたが、獣医さんに相談してみよう。キジーは捕まらないが病状を話して適切な薬をフードに混ぜて与えたい。懐かないキジーといえどもかわいそうだ。フーシャー言う猫をみると私の原点ノワールを思い出して仕様がない。毎日餌をくれる私に甘えたいに違いないのだが、表現方法を知らないのだ。

「猫庭園」の土手を斜めに降りてくる動物が見えた。こないだのハクビシン?か!と思ったらタビーだった。若竹山手にでも行っていたのかな?
タビーは昼間、スカイラインの下で道行く人に甘えていた。私の迎え前に正門前に到着していたN村さんにも早速甘えていた。

タビーを呼ぶと雨天餌場にやってきた。背中を拭いてk/d缶を与えるとガツガツ食べ始めるのだが、食べる量は少ない。しばらくいたが、そのうちに外へ出て行った。

キジーがじっとしているので、タビーのために開けたミニ缶を与えようと近付くと近付きすぎたのか逃げる。トラックの下に入ったのでそこに魚肉を置くとハイシローが横取りしようとする。するとゲンキがすっ飛んできてハイシローに跳びかかる。ギャーと叫んで逃げるハイシロー。デブのゲンキの勝ち。ゲンキに食べさせまいとどかそうとするのだが、巨岩のようになって微動だにしない。結局食べられてしまった。ダメじゃない、キジー。

雨天餌場に戻ってミニベンチに座っていると、ハイシロー、ゲンキが戻って来た。キジーまでが戻って来た。が、口内炎がひどいのかカリカリは食べようとせず、身づくろいを始める。こんなことは初めてだ。多分、私がまた缶詰をくれるんじゃないかと期待しているのだろうと思う。もうないし、あったとしてもゲンキに横取りされるからダメだ。

駐車車両の下にいたコロンは一旦戻って来たがまたそこに行ってしまった。帰ろうと外に出るとハイシローが付いてくる。振り向くとベランダ下の狭いスペースにワカメが入ってこちらを見ている。

5号棟に戻ってくるとピーチが餌容器の傍にいた。花子の容器は空っぽでピーチの容器には少し残っている。付いてきたので、家に荷物を置きピーチの目を拭く。しばらく撫でていたが外が騒がしくなってきたので帰宅する。この雨の中、どこで過ごすのかなあ?かわいそうに。


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