つれづれ日記
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2006年09月30日(土) 7匹出席。花子、キジー欠席。

午後7時前、もしかしたタビーがいるかもしれないと思い、駅からの帰りに若竹山手を通った。U野さん宅ガレージに車はなく煌々と明かりが点いている。ござを敷き、男女数人が何やら宴会らしきものを催している様子。2歳くらいの幼児も混じっている。

これではタビーどころかアニーもいられない。アニーや牛若はどこかに隠れただろう。三毛は食事時だけでその他の時間にはどこか別の場所に隠れている。

帰宅してJ先生に電話するとまだ山手の給餌前だというので、私が行くことにする。

が、モタモタしていたら出発が8時半になった。ピーチは車の下にいたが、花子が出て来ない。容器だけを置いておく。

山手へ行くと待ちかねた猫たちが押し寄せてきた。タビーが看板の下にいないと思ったら階段にいた。そしてソーセージが切って置いてある。他の猫はそれを食べようとはしないが、タビーは盛んにかぶりついている。塩気が強いからよくないのだが、嬉しそうに食べるのを見ると取り上げるに忍びない。

タビーのように痩せてしまって食も細くなってしまうと何でも食べられるものを食べさせてもいいかな、とも思う。取り上げてもk/dを食べてくれるかどうかわからないし。

水だけはたっぷり飲めるように大きな容器に1リットル入れる。

庭園餌場で給餌する。タビーが来ないのだったら毎日缶詰を与えなくてもいいのだが、今日は学園祭で、昼間は餌がもらえなかった猫たちはガツガツ食べる。よしよしと缶詰をどんどん開ける。

庭園餌場用と踊り場用と1,5Lのペットボトル2本に給水する。私がいる間にはキジーは現れなかった。

階段のソーセージを見ると大分かじっているが、タビーの姿は消えている。

5号棟に戻っても花子は出て来ない。プレイロットの餌場に行ってみると花子の容器は手付かずだ。

2時間後、花子が食べたのかどうかは分からないが容器はほぼ空になっていた。


2006年09月29日(金) 全員に給餌。タビー食欲不振

明日、明後日と学園祭が行われる。「校内ネコロジー」でも目玉の「ふれあい里親会」を始めいろいろと趣向を凝らした展示をするので準備におおわらわだ。私も「ふれあい里親会」用のゴロニャン仔猫を集めるのに数日間を費やした。明日はのっぴきならない用事で展示のお手伝いができないのが残念だ。明日は犬山動物病院に長らくお世話になっているサチを連れて来るつもりだ。

J先生と打ち合わせ後、山手に給餌に行く。猫たちはワイワイと車のところまで寄ってくるがタビーの姿が見えない。H川さんが今日午後、若竹山手を通ったところ、U野さん宅ガレージ内にいるタビーを見つけたそうだ。
おやまあ、またあそこに戻ってしまったのかしら。1リットル以上入る大きな水容器を持ってきたのに。早速ポオが飲んでいる。

ポオも庭園餌場になかなかやって来ないので大声で呼ぶとしばらくしてやって来た。好物のシーバを与えると喜んで食べる。

猫たちにはカリカリだけを与えておいてキジーも来ていないし先に給水に行く。戻ってきて缶詰を開けているいつの間にかキジーが来ている。飛び石餌場に置いたカリカリを食べようともしない。缶詰を与えようとそちらに向うとギャギュギュギューというような変な鳴き声を立てながら移動する。缶詰をたっぷり置いておいてもじっと座っていて動こうとしない。

帰ろうかと思ったが、しばらく座ってワカメを可愛がる。ふと見るとキジーが食べている。よしよし。でも何だかおかしいなあ。

踊り場に出るとポオが付いてきた。キョロキョロしてもタビーはいない、と思ったが、眼を凝らすと正門前の看板の下になにやら黒いものがうずくまっている。タビーだ!もしかしたらさっきからいた?そうだとしても私が到着しても駆け寄っても来なかった。

タビーの傍に寄り、そこでk/dを与えようと思っているとタビーが階段の下まで来た。階段でk/dを少し与えると食べるふりをするのだが、口に入っていない。そのうちに看板の下に戻ってしまった。そこにk/dを少し置いておく。昼間にもらったとか、もう満腹だとかだといいのだがとにかく心配だ。

車で家の前まで行くと、ピーチが自転車置き場に座っていた。私が車から降り、荷物を家の中に置いてピーチたちの餌容器を持って出るとピーチは玄関口で待っていた。

プレイロットに容器を置き、花子を探しに行くと、花子はプレイロット隣の自転車置き場で待っていた。


2006年09月28日(木) 8匹に給餌と思ったがタビーは今日も食べていない。キジー欠席。

家を出るとピーチが待っていた。何となく痩せたような、一回り小さくなったような気がする。花子はいないがプレイロットの餌場に容器を2個置いておく。

山手に行くとキジーを除く全員がいた。水容器は空っぽでタビーはよほど咽喉が渇いていたらしい。ゴクゴク飲んでいる。

昨日と同じく庭園餌場にはタビーはやって来ない。キジーもいない。他の5匹はいつもと変わらずよく食べる。仔狸たちも食べに来るのでカリカリだけはたっぷり置いておく。

タビーが心配なので食べている猫たちを置いて踊り場へ。正門前の看板の下にもいない。昨日と同じだ。誰か先客がタビーにしょっぱいものを与えて行ったのだろうか?昨日も今日も、私が持ってくる水だけを待っていたのか?いずれにしても心配だ。

5号棟へ戻ってくると花子が追ってきた。プレイロットに行くとピーチが寛いでいた。花子の分は手付かずだ。よかった。2匹でまた食べ始めた。

*****

ちょっと用件があって帰宅後M上さんに電話する。期せずして彼女もピーチが小さくなったと言う。夏痩せかな。伸介も伸吉もひところよりはずい分痩せた。伸吉は投薬でメキメキ元気を取り戻しているそうだ。オセロが強くなって伸吉に勝っているらしい、と私が言うと、マロに対してもオセロの方が強くなっているとM上さんは言う。伸介はこのところずーっと7号棟の端っこでM上さんから給餌されているらしい。そういえば、しばらく前、午前8時半ごろにその辺りで歩いている伸介を見た。

M上さんが面倒をみているスカイラインの4匹(そっくりさん、かりん、ベージュ、スカイラインてっぺんのタニー)はみな元気だそうだ。一昨日の午後7時近く、風の強い日に黒っぽく見える猫がプールに向って鳴いていたという。もしやチコでは?!と目をこらしたそうだが、すぐに姿が見えなくなりよく分からなかったそうだ。


2006年09月27日(水) 8匹に給餌。が、タビーは食べていない。キジー欠席。仔狸現る

ピーチと花子には先に給餌しておいて外出したので、山手へ回るのが遅くなった。みんな待っていたがタビーの姿が見えない。よくよく見ると正門前の看板の下に座って動かない。踊り場で水を替えているとタビーもやって来た。

が、庭園内に入り待ったがタビーは来ない。キジーもいない。その代わり、仔狸が慣れた様子でやって来た。私がいるので、通路の3段くらい下で立ち止りこちらを窺う。道路側庭園内に入り待機するらしい。

給水する為に道路側庭園に入り、給水場に行くが子狸の姿は見えない。巧みに隠れているのだろう。

タビーのことが気になるので帰ることにする。ポオが付いてきて踊り場で水を飲む。私からは餌をもらっていないのにタビーの姿がどこにも見えない。看板の下にもいない。う〜ん、どうしたのかなあ?他の人にもらっているといいが。


2006年09月26日(火) 8匹に給餌。タビー欠席。グレー里子に行く!

7月9日に磯子の「ねこの会」主催の里親会にサチ、グレー、チビスケを出した。それに先立ちサチとグレーのポスターを「ねこの会」に送っておいたのだが、「ねこの会」ではそのポスターをいろんな場所の動物病院に貼付をお願いしてくれていたようだ。

一昨日、見知らぬ女性から突然電話があり、その女性の飼い犬のかかりつけ獣医さんである井土ヶ谷のミュー動物病院で可愛い成猫のポスターを見た、ついては厚木在住の友人がその猫を飼いたいと言っているとのこと。

犬山動物病院に預けっぱなしになっているサチ、グレーの処遇についてはずーっと頭を痛めていたので寝耳に水、棚からボタモチ。訊けば里親候補さんは犬、猫に囲まれて育ったとかで、現在の家族構成、家庭環境も申し分ない。もう有頂天になってしまった。

善は急げとばかりに、2日後の今日、犬山動物病院で落ち合うことにした。遠路遥々厚木から仲介者の友人と一緒に現れたのは、とても感じのよいファミリーだった。おばあちゃんとまだ幼ない次女も一緒。みんなとても猫好き。グレーを見るなり「可愛い、可愛い」と相性バッチリ。

一応、プラーナ様式の契約書を交わし、運転免許証も写真に撮る。里親負担金1万円也を申し受ける。これまでグレーの保護にかかった費用はとてもそんなものでは済まないが1万円は大金だ。それを快く出してくれるかどうかは良い里親さんを計るバロメーターになる。(詳細は省くが少し前、とても不審な里親希望者が現れたのだ。)

真新しいキャリーのみならずケージまで車に積んで期待に燃えてグレーを迎えに来てくれた。グレーの幸せは間違いなし。時々はグレーの写真を送ってくれるよう頼んでおいた。良かったね、グレーちゃん!

*****

一日中雨だ。ピーチと花子は以前の雨の日と同じく4号棟端っこの家のベランダ下のスペースにいたようで通りかかる私を見つけて跳び出してきた。5号棟へ戻って端っこの自転車置き場に容器を置く。今日はさすがに乾いている床はない。

山手に行くとポオとハイシローが濡れそぼって石垣の上に座っていた。もう・・・雨天餌場で待っていればいいのにィ。みんなを連れて行く。

タビーはいなかった。後からやって来たのはキジーだけ。ゲンキが唸ってキジーを雨天餌場に上がらせまいとする。

みんなが食べている間、ティッシュでせっせと背中を拭く。キジーに缶詰を与えるとゲンキが横取りするが、キジーは取り返せないでいる。そこでこちらで食べ残している缶詰を集めてキジーのところに持っていく。

ワカメは一旦出て行って、多分ベランダ下にいたのだろう。しばらくして全速力で本館前庭園へ向って駆けて行く姿が見えた。と思ったら雨天餌場に戻って来た。また身体を拭く。

ちょっと座を外すとハイシローがベンチの上に乗るので座れなくなってしまう。

しばらく猫たちの相手をしたが、雨脚はどんどんひどくなる。帰ることにする。

小学校横の通路を歩いていると6号棟側から花子が駆けてきた。足元にはピーチも来ている。餌容器を回収すると付いてきた。そこで我が家入り口の自転車置き場でカリカリを足して更に給餌する。2匹とも背中がグッショリと濡れているのが不憫だ。


2006年09月25日(月) 8匹に給餌。コロン欠席。

リビングの窓を開けていたら、午後7時過ぎ、遠く外で猫の鳴き声が聞こえた。喧嘩しているふうでもない。

7時半過ぎ、給餌に出る。ピーチと花子はプレイロットで待機していて2匹仲良く並んで餌場へ向う。

山手に行くとニャニャニャッ!と大歓迎の鳴き声と共に山からワカメが転がり降りて来た。よほどお腹が空いているらしい。

踊り場の水を替えてから庭園内に入る。今夜はタビーもしっかり付いてきている。ポオにはシーバの半生カリカリ、タビーにはk/d缶を与える。ポオはタビーが残したk/d缶も食べる。太からず細からずポオは元気一杯。

キジーは途中でやって来たがコロンが来ない。どうしたのかな。

水容器を洗ったりしているうちに、食べ終えたワカメは「猫庭園」内に消えてしまった。私も帰ろう。来る時にはちょっと涼しいかなと思い、長袖を羽織ってきたがここまで上り坂だし、あれこれと立ち働いているうちにすっかり暑くなってしまった。

タビーは相変わらず正門前の看板の下にいる。

5号棟に戻ってくると車の下から花子が出て来た。一緒にプレイロットに行ってみるとピーチが花子の容器から食べている。ピーチの容器にもまだまだ残っている。

花子は座ってお腹を噛み噛みしている。当然ノミがいるのだろう。ほうら、フロントライン投与をさせないからこんなことになるんだよ。


2006年09月24日(日) 9匹全員に給餌。久々にフロントライン投与

午後5時前、若竹山手を通るとアニーがU野さん宅ガレージ前の道路の真ん中で餌やりさんを待っていた。とても元気そうだった。ガレージには以前は2台、車が並んでいたが、1台になっており、空いたスペースには何故かソファが置いてあり、その上には無造作に青いビニールシート。物置になっているようだ。

今夜は出先から車で山手へ。いつものように正門前に停めると猫たちがワイワイと寄って来る。

踊り場の水を替え、庭園内へ。タビーが踊り場からこっちにやって来ない。
今日は久々にフロントラインを用意してきたので早速猫たちに投与。が、ワカメには失敗した。警戒して離れ、様子を窺っている。しばらくして戻って来たのでまたスポイトを手にすると逃げてしまう。

諦めて給水に行く。キジーの餌場を見るとパテ状の療法食を与えて置いたのに食べていない。そこをクンクンしていたのはどうやらキジーと同じ柄のタビーのようだ。柄は同じだが、横広の顔をしたキジーと違ってタビーの顔は細長い。

餌場に戻ってくるとキジーは餌場で他の猫たちと一緒になって食べていたが私の姿を見て慌てて自分の餌場に戻る。

ワカメが戻ってきて甘えるので今度こそ投与だ。プシュッとやるとワカメは怒って「猫庭園」の中に入ってしまった。そんなに怒らなくてもいいのに・・・

タビーは食べていないので正門前まで行くと、いつも通り看板の下で座っていた。k/d缶を開けると寄ってきたので少し与えるがちょっぴりしか食べずに元の位置に戻ってしまう。今日は日曜だから誰かが給餌しに来たのだろう。

赤い車がやって来てタビーの鼻先30センチくらいのところに停まる。赤いチェックのシャツの男性が降りてきて学院の中に入って行った。教員かなあ?それともここに駐車してどこか(駅前?)へ行く一般人かなあ。

家に戻り、ピーチと花子の餌容器を持って出ると2匹は待ちかねていてすぐに跳び出してきた。食べている花子にフロントライン投与をしようとすると、その素振りだけで逃げられてしまった。ピーチには難なく投与する。

花子は警戒しているが、食べられないのは可哀相なので投与は諦める。するとその心が通じるのか、安心して食べ始めた。


2006年09月23日(土) 9匹全員に給餌

土曜日は家庭の都合でいつも慌しいが今日は出かけていたので更に遅くなった。今夜は出るのが8時半になってしまった。

プレイロットに近付くと花子とピーチが駆け寄ってきて、2匹並んで餌場へ向う。レディーファーストで花子の容器から先に置く。

山手でも猫たちが待ちわびていた。山の中からワカメとコロンの母子が鳴きながら駆け下りてきた。ハイシローとゲンキが駆け寄りながら小競り合いを始める。

踊り場の水を替えて庭園内へ。キジーもいつの間にか岩の傍で静かに座っている。取り寄せていた粗挽きのk/d缶をやっと購入できたのでタビーとポオに与える。

昼間DIYのアクトで買った400gr入りのトール缶をみんなに与えてみると目先が変わって大好評だ。大缶2,5缶分くらいか。キジーも缶詰をくれ!と跳び出してきていたがその缶詰はキジーの口には入らずいつもの缶詰になった。

給水場から水を汲んで戻ってきたらワカメが吐き戻している。見ると食べたもの全部というわけではない。たまに吐くようだが、その他には問題がないので大丈夫だろう。

今夜は遅いのでしばらく居ただけでもう帰ることにする。
今日は風が強い。空を見上げると雲が流れて薄明るくて、それを背景にした5階建の建物のシルエットが不気味な雰囲気をかもし出している。


2006年09月22日(金) 9匹全員に給餌

昼間、業者が来て団地の芝生を大々的に刈っていたのだが、昼間もこの辺りで寛いでいたらしい花子が芝刈りの騒音に驚いて跳び出して来ていた、と家人から聞いた。花子は一日中住み着いてもうすっかりこの辺の地域猫になったようだ。さして目立って苛めるような人もいないようだしピーチという良き相棒も得て、餌やりも2人いるしこのままの状態がずーっと続くといいと思っている。

夜は猫関係の電話待ちをしていたのだが、掛かってこないので7時40分くらいに家を出る。ピーチと花子はプレイロット付近で待機していた。

山手に行くとこのところ山の中から見張っていて真っ先に私を見つけるのはコロンだ。そして鳴き声を張り上げると他の猫たちが聞きつけて馳せ参じてくる。

踊り場の水を替え、庭園餌場へ。タビーに種々の缶詰を与えてみるが殆ど食べない。キジーには療法食缶詰を与えておくが、食べずにじっとしている。タビーがそれを食べに行ったが果たしてどれくらいタビーの口に入ったことやら。

給水場の水栓は地中に掘った穴の中にあるのだが、どうやらそこは蟻んこの巣になっているらしく水栓をひねると右腕に蟻んこが複数付いてくる。火曜日だったか気付かずに身体に数匹付けたまま車に乗ってしまった。顔にも這っていたし、左腕が痛いと思ったら蟻んこが噛み付いていた。蟻んこといえどもものすごく痛かった。

餌場に戻り、タヌキたちが来るかもしれないので残りのカリカリを全部(全体で500grくらい)出す。その音を聞きつけてワカメが戻って来た。

ワカメを可愛がっていると、キジーが出てきて餌場のカリカリを食べ始めた。ポオやコロンは嫌がってさりげなくその場を立ち去る。ワカメとハイシローは私にへばりついて守ってもらう態勢を取る。

キジーの様子はいつもと変わらない感じだが、細部は分からないので写真を撮ることにした。キジーはストロボの光は平気なので何枚も取る。(写真で見る限り、キジーは全く問題はなさそうだ。)

ここ数日、「猫庭園」の奥の方?からバリバリとかドスンとか、変な音が聞こえてくる。音の方向は実のところ正確にはわからないのだが。暴走バイクの音がするが、まるで学院内の道路を駆け抜けているように聞こえるのだ。が、いつまで経ってもバイクはやって来ないから、すぐ傍を走る上郷舞岡線から聞こえてくるのだろう。

さて帰ろう。私が立ち上がるとワカメは察してすぐに庭園内に走りこんでしまう。

ポオが付いてきて猫墓所の茶々のお墓の近くでまたおしっこをしている。ゲンキも付いてきて一緒に踊り場に出ると階段の下でタビーが少女に可愛がられていてその傍に母親らしき長身の美人が立っている。

少女がポリ袋を持っていてタビーがポリ袋の中を覗きこむようにしていたので給餌しているかもしれないと思い、「こんばんは!」と声を掛ける。餌はやっていなくて、たまたま通行中の母子に寄ってきたので撫でていたとのこと。ゲンキを見て「ゲンちゃん!」と声を掛けていたから「山手猫ツウ」のようだ。甘えん坊のタビーには多くの人々に可愛がられることもいいリハビリになると思うので、よろしく言っておいた。


2006年09月21日(木) 9匹全員に給餌。中型タヌキ現る。

用事が立て込み、今夜は出かけるのが昨日より更に遅くなった。

ピーチと花子はプレイロットで待っていた。2匹揃ってイソイソと餌場へ私を誘導する。

山手に行くとニャーと声がして山の斜面を駆け下りてくるのはコロンだった。

踊り場の水容器はこのところ空っぽになっている。もっと大きな容器を用意しよう。

昨日から「猫庭園」の中は金木犀の香りが満ちている。どこに金木犀の木があるのか分からないし、去年まではこの香りに気付かなかったように思うのだが・・・

タビーは相変わらず食べにくそうにはしているが、思ったよりは食べてくれた。私はずーっとタビーのことを心配しているのだが、J先生の話では、昼間にタビーは生徒からカリカリをもらったりしているそうだ。いつも目立つところにいるのでいろんな人に可愛がられたりもしているらしい。
人懐っこいタビーの場合、可愛がられることも栄養になっていると思う。

キジーは缶詰をもらうまでカリカリには口を付けない。缶詰を食べてしまうとカリカリも食べている。彼も口内炎を患っているようだが、食欲は衰えないので大丈夫だろう。

ん?「猫庭園池」のところに昨日の仔狸よりは大分大きい狸が現れて通路をこちらにやって来る。餌場から3段くらい離れたところで立ち止りじっとこちらを見る。一旦、猫墓所の方へ消えたがしばらくするとまた出てきてウロウロしている。そのうちに給水場のあるテラスの方へ入った。その辺りで待機して私がいなくなるのを待つつもりだろう。写真を撮りたかったが無理なようだ。

本当に不思議なことに猫たちはタヌキを見ても全く反応せず無関心だ。タヌキの観察は諦めて帰ることにする。通路を歩いているとタヌキらしき影が植え込みの中で移動するのが見えた。カリカリがたっぷり残っているから大丈夫。仔狸2匹もこのタヌキも痩せている。母タヌキかなあ。

ポオが茶々のお墓の上に座っている。タヌキが何度もその辺りをウロウロしていたはずだ。どうやら猫たちとは共存しているらしい。

タビーは昨日と同じく正門前の看板の下で寛いでいた。


2006年09月20日(水) 8匹に給餌。ハイシロー欠席。仔タヌキ2匹現る。

ピーチと花子も、山手の猫たちもいつも通りの給餌。

タビーは少しだけ食べた。抱き上げると本当に軽い。背骨はとっくにゴツゴツしている。それでも辛うじて2,5kgくらいはあるだろうか?それにひきかえポオは見た目は痩せているが抱え上げるとズッシリとくる。4kg台だと思う。

餌場に座っていると「猫庭園」から何者かが覗きにやって来た、と思ったら引っ込んだ。イタチのような仔狸のような感じ。

するとしばらくして「猫庭園池」傍の木の陰からまた現れ、続いてもう1匹現れた。腰の感じ、紐みたいにぶら下がる尻尾の感じからいってタヌキだと思う。先日の夜、現れた1匹とは違う。あれはもっと大きかった。

それにしてもゲンキを始め山手猫たちは気配を感じてそちらを見はするものの、それらの動物に無関心だ。ゲンキはアライグマのラックが現れたらえらい剣幕で追い払っていたのに。ラックに攻撃性がないということを知ったからかなあ。

キジーは今夜は缶詰のみ食べてカリカリを無視している。然し立ち去らずに岩の傍でじっとしている。

踊り場に出るとポオが水を飲んでいてタビーの姿はない。ミニ缶の残りを石垣の上に置いてポオに食べさせるがあんまり食べない。

タビーは正門前の看板の下で寛いでいた。


2006年09月19日(火) 9匹全員に給餌

夜、出かける用事ができた。駐車場へ行く前にピーチと花子に給餌したい。出てみると昨日までと打って変わって車は1台も駐車していない。探すとピーチはプレイロット横の自転車置き場のバイクの上から眠そうに降りてきて盛んにノビをする。

プレイロットに餌容器を2個置く。花子が来ないので通路の奥までは探しに行ったが時間がないのでそのままにして出かける。

帰りに山手へ寄る。正門前でUターンしているとハイシローとポオが駆け寄ってくる。タビーは大丈夫かな?と思っていたら、ワカメが階段の下でゴホゴホ言っている。ワカメも超元気とはいえ13歳だから心配だ。が、すぐに立ち直っていつも通り階段を駆け上がる。

門扉前の水容器を洗って水を入れているとタビーがゴクゴク飲み始めた。みんなで庭園に入ってしまってもまだ飲んでいる。

タビーは餌場にやって来ない。もしかしたらアジの干物をもらったのかなあ?それで咽喉が渇いて水をゴクゴク飲んでいるのかも。

キジーも待機しているのでカリカリを持って行くと、思わずシャーしている。「シャーじゃなくてゴロニャ〜ンでしょ!」と叱る。

アララ、雨が降ってきた。もうカリカリはたっぷり与えた後だし、小雨決行だ。缶詰を開ける。

餌場で缶詰を振舞っているとキジーが待ちきれなくてやって来た。キジーにはこのところパテ状の療法食を主に与えている。

いつの間にかワカメがいなくなっているしタビーが心配なので踊り場に行く。タビーは階段に座っていた。昨日と同じくミニ缶を開け、タビーに食べさせる。少しでも食べてくれると嬉しい。

駐車場に車を置き、5号棟に戻ってきてからプレイロットを見に行く。餌容器は2つとも殆ど手付かずだ。ピーチもいない。花子を探しに行くと通路の奥の方からニャーニャー鳴きながら出て来た。プレイロットへ誘導すると食べ始めた。変なところで待っていないでプレイロットを見に行けばいいのに。


2006年09月18日(月) 9匹全員に給餌

今夜も「テレビのチカラ」なんぞを見ていて出るのが少し遅くなった。

テレビの力は本当にスゴイので、これを利用すれば迷子犬・猫なども保護主、飼い主双方から警察や保健所に届出があってもほったらかしにされて、殺処分に回されてしまうような(役所の怠慢による)悲劇はなくなるだろう。

ペット関連で儲けている業界がスポンサーとなって1日に3分でもいいから迷子動物のコーナーを設ければいいのに。とつくづく思う。

さて、連休のこととて通路は車がいっぱいだがピーチと花子はすぐに出てきてプレイロットへ。

山手でも全員集合していつも通りの給餌。タビーは今夜は少し普通缶を食べ、すぐに行ってしまった。

あんまり長居をせず立ち上がる。タビーは踊り場の石垣にいた。ミニ缶を開けて与えてみた。幸いにもゲンキもハイシローも来ない。タビーが食べ始めたのを確認して立ち去る。

5号棟まで戻ったがピーチも花子も出てこなかった。


2006年09月17日(日) 9匹全員に給餌。ハクビシン?現る

今夜は雨だ。出たついでに車で山手に寄る。8時前だが正門は既に閉まっていたので大木の下に駐車する。猫たちが車を見つけて駆け寄ってくる。結局6匹全員が雨の降る中集まった。

庭園に入る前に踊り場の水容器に水を入れる。庭園を通って雨天餌場へ。タビーは一番ひどく濡れている。ワカメはひょっとしたらハウスにでも入っていたのかそれほど濡れていない。

まずタビーの身体をティッシュでしっかり拭く。ん?いつもはいい匂いがするタビーだが、今夜は臭い。一頃のポオのような匂いがする。そして缶詰類を今夜は全然といっていいほど食べない。水を飲んでいたと思ったら姿が見えない。いつの間にか出て行ってしまったようだ。

キジーは今夜も療法食缶詰をしっかり食べ、カリカリも食べている。

本館前庭園から黒っぽいものが出て来た。てっきりタビーだと思ったのだが、坂道を渡るシルエットは違う。手足が猫よりずーっと短く体長は長い。尻尾もずい分長い。イタチのようだが猫くらいの大きさなのでハクビシンだろう。坂道をすーっと横切って「猫庭園」内に消えた。

こないだ「猫庭園池」に現れたのは確かにタヌキだったが、いろんな動物がいること!

キジーは満腹してノッソリと外へ出て一旦身づくろい。それからノソノソと歩いて行った。さっきのハクビシン?とは全然違うシルエットだ。

私の傍で寛いでいたワカメは、新聞紙を片付け始めるとさっさと外へ出た。外で虫でも見つけたのか遊んでいる。雨は上がったのかと思ったらまだ霧雨が降っている。が、このくらいの小雨なら太った成猫には何でもないらしい。ゲンキとハイシローが太ったお腹を揺らしながら私を追ってきた。

車を駐車場に置き、一旦家に戻る。餌容器を持って外へ出るとピーチと花子が待っていた。花子は自転車置き場に行こうとするが、小雨だしプレイロットへ行く。通路にはビッシリと車が駐車しているから人の出入りも多いはずだ。自転車置き場ではオチオチ食べてもいられないだろう。


2006年09月16日(土) 9匹全員に給餌

土曜日には家庭の都合でどうしても遅くなる。8時を大分過ぎてから家を出る。土曜日とあって家の前の通路は駐車車両でいっぱいだ。

プレイロットへ向っていると車の下からまずピーチが出てきてノビをしている。その後から花子が出てきて真似をしてノビをする。それからゆっくりと2匹がプレイロットへやって来てノンビリと食べ始めた。

山手へ行くと「山手猫階段」に全員うち揃って待っていた。ワカメは急いで庭園内に飛び込んだが、私が踊り場の水を替えていてなかなか来ないので戻って来た。

ポオ、ワカメ、ハイシローの3匹が押し合いへし合いくっついて並んで歩く。歩き難くくて3匹で小競り合いをしている。

キジーは?と思ったら、いつの間にか岩の傍に来て静かに待機している。タビーは黒缶のまぐろをまあまあよく食べた。

食欲は旺盛だが何となく挙動不審だったキジーにパテ状の療法食を与えてみたらよく食べたので今夜もそれを与える。長時間かけてしっかり食べている。

猫たちの食後、ワカメやポオを可愛がって過ごすがしぶといやぶ蚊が襲ってきて堪らない。パッチ〜ンと音を立てて叩くと猫たちが驚くので押しつぶすようにしているのだが、全然平気で飛び立つ。

キジーが去ったので餌場を見に行くと、先日のような大量の唾液の跡はなかった。口内炎がよくなってきたのかな。

踊り場にはタビーはいなかった。

5号棟に戻ると更に車がどんどん入ってきていて通行するのもままならない。赤い車の下にピーチが見えたが知らん顔して通過しようとしているのにわざわざ出て来た。プレイロットへ行ってみると少し残してはいるがまあまあ食べている。ピーチを少々撫でてから立ち去る。


2006年09月15日(金) 9匹全員に給餌。タヌキ現る。

暑からず寒からず今日は過ごし易い日だった。
所用で有楽町に行ったついでに日比谷公園に行ってみた。ベンチに座って周りを見渡すと、建物の傍に茶虎と白黒が2匹寄り添っている。芝生側には若いサバ白が1匹。しばらくすると袋を提げたおばさんが現れて建物の傍の2匹に何か与えている。私のような餌やりおばさんのようだ。不妊・去勢もしてくれているのか気にかかる。

テレビ東京の「ポチたま」を半分ほど見て感涙を流してから給餌に出かける。犬はいじらしくていけない。

ピーチが車の下からノビをしながら出て来た。プレイロットへ行き容器を2つ並べるが花子が来ない。プレイロットの外へ出たところで駆けつけてくる花子に出くわした。容器のところまで誘導し2匹が食べ始めるのを確認してから山手へ。

「山手猫階段」に集まっていた猫たちと庭園内へ。その前に踊り場で給水する。容器は空っぽになっていた。階段を上がる時、猫たちは争いながら移動することが多いのだが、今日は珍しくワカメが傍に来たゲンキと鼻を突き合わせて挨拶し、更にワカメはゲンキの頭を舐めてやっている。???天敵のはずではなかったのか?でも何はともあれ仲良きことは美しき哉。

が、餌場に到着するとワカメは10年も連れ添ったタビーを殴りつけている。タビーはワカメには全く反撃しない。タビーは普通缶を少しは食べてくれた。キジーは静かに待っていたがカリカリだけを先に与えて缶詰を後回しにしていると催促にやってきた。

療法食と普通缶を与える。思わずシャーしたが、食欲は旺盛だ。

給水のため道路側庭園の中を身を屈めてキジーの後方を通るのだが、キジーは振り向きもしない。

今日は缶詰をたくさん開けたがタビーが思ったほど食べてくれなかったのでキジーにお替りをあげる。いつもは私が近寄ると身を引いて待っているのだが、今日はよほどおいしかったのかあげるそばから食べていた。

餌場に戻るとワカメが戻ってきている。撫でて可愛がる。タビーは何故か道路側庭園の中にいたらしいが、通路へ出てきてポオと一緒に踊り場方面に消えた。

餌場にはワカメ、ハイシロー、コロン、ゲンキが残った。ちょっとノンビリする。が、蚊に刺されて痒い。

正面を見ているとアライグマのようなものが猫墓所の方から「猫庭園池」のところへ出て来た。ラックかと思ったが、どうもおかしい。ラックなら一目散にこちらに来るはずだが、じっとこちらを見つめた後、元の方面に消えてしまった。私の座っている場所からは「猫庭園池」の橋と通路しか見えない。

顔といい、横を向いた姿といい、アライグマではなくタヌキだ。割と体格が良く被毛もたっぷりしているようだし、これまで見たタヌキとは違う。以前見かけていた仔狸が成長したのかな。

ワカメに話し掛けているとコロンとハイシローがやってきて自分たちにも話しかけてほしいと言う。最近は無言のことが多いので猫たちは寂しかったかなあ。

風が吹いてきてちょっと肌寒くなってきたので立ち上がるとワカメは察して「猫庭園」の中に入ってしまった。すると中にいたゲンキがワカメを追いかけている。

ポオは「猫庭園池」の傍、門扉の内側で寛いでいた。タビーは踊り場にも階段にもいなかった。

5号棟へ戻ると石垣の上にピーチと花子が仲良く座っている。私を見て花子が降りてきて道路わきでコロコロ。ピーチは降りてくるつもりはなかったらしいが、ノロノロと降りて来た。

プレイロットを見に行くと2匹がやって来た。大分残っていたので2匹がまた食べ始めた。


2006年09月14日(木) 9匹全員に給餌

午後から雨が上がってホッとした。湿気はあるが多少なりとも涼しいので助かる。昨日は11月上旬の気温だったというが、暑がりの私はまだまだ真夏と同じ格好で給餌に出ている。缶詰やペットボトルなどの荷物を持ってずーっと上り坂なので餌場に到着した時にはやっぱり汗が出る。

今夜は大分遅くなった。8時をかなり過ぎている。プレイロットに近付くとすぐにピーチと花子が出て来た。

山手に行くと猫たちが迎えに飛び出して来ない。「山手猫階段」にもいないが階段を上がって行くとハイシロー、タビー、ポオが出て来た。踊り場の水を替え、庭園餌場に行っても3匹だけだ。ワカメ〜〜!コロン〜〜!などと叫んでいると本館前庭園から2匹が跳び出してきた。ゲンキもすっ飛んできた。

猫たちはよく食べたが、タビーが食べない。すぐに踊り場の方へ走り去った。ポオのお腹もしっかり膨らんでいるし既にある程度誰かから給餌されたのだろう。

キジーが来ていないなあ、と思ったらゲンキが盛んに唸る。よくよく見てみるとキジーが岩の傍で座っている。以前のように私の近くに来てウロウロしながらニャーニャー鳴かない。それでも飛び石餌場に缶詰とカリカリを置くと傍で待機していてすぐに食べ始めた。結局全部食べたようなのでカリカリを足すとまた食べ始めた。飛び石の上は唾だらけだからやはり口内に何らかのトラブルがあるのかもしれない。捕獲できないのでチェックもできないし、病院に連れて行くこともできない。それでもよく食べるので良かった!

ハウス1号の中をライトで覗いてみた。蟻んこもいないし特に汚れてもいない。ここに設置直後から猫が出入りした形跡は勿論ある。床置きの発泡スチロールで散々爪とぎをしている。

踊り場に出たがタビーはいない。お目当てのアジの干物おじさんは私の前にもう来たのかもしれない。

4号棟脇を通過しているとピーチのくぐもった鳴き声がする。戻ってみたらピーチが5号棟の方から駆けてきた。花子もいる。プレイロットまで行き容器を見るとカリカリは残っている。花子が食べ始めた。ピーチの目を拭いて撫でているとピーチも食べたくなったようでカリカリに口を付けている。


2006年09月13日(水) 8匹に給餌。キジー欠席。

やっぱり雨だ。5号棟の通路を奥まで歩いて行ってもピーチも花子も出て来ない。階段を上がると4号棟端っこの植え込みの中から鳴き声がしてピーチがノビをしながら出て来た。その後から花子も。

5号棟へ誘導するが、端っこの自転車置き場の屋根が入り口のファサードと並んでいるので、自転車置き場の床の一部が全く濡れていない。そこへ餌容器を置く。

山手へ行くとさすがに「山手猫階段」に猫の姿はない。と思ったら私が階段を上がり始めると足元にポオが現れた。タビーもいる。踊り場の水を替えている間にも2匹は更に濡れてしまう。

庭園内に入ると両脇からワッと猫たちが出て来た。みんなで雨天餌場へ行く。今夜はキジーがいない。

タビーは普通缶を殆ど食べなかった。痩せた背中がビッショリ濡れているのでティッシュで拭く。なのに外へ出て行った。本館側へ行ったから後で戻ってくるかな。

6匹の背中を次々と拭く。ポオが甘えてもっと拭いてくれとせがむ。コロンの背中を拭くとゴロゴロと咽喉を鳴らす。それを横で聞いたゲンキはいつものコロンからはフーシャーしか聞いたことがないので驚いて離れてしまった。

タビーが戻ってきたが、階段下で寛いでいる。また濡れたに違いないので傍に行って身体を拭く。するとポオ、ワカメ、ハイシローがゾロゾロ従いて来て私の回りに陣取る。

タビーの身体を私の暖かい両手(冬でもとても暖かいのだ)でさすってしっかり乾かす。ポオが「ボクにも!」と催促する。

昨日からの雨だが、雨天餌場にいる限り全然濡れないので猫たちも一息ついている。が、私がいなくなるとここから出てしまうのだ。夜の間はここにいればいいのに。

新聞紙を片付け始めるとワカメが出て行った。カリカリをひとまとめにしているとタビーがやって来て食べ始める。普通缶は食べなかったが空腹ではあるのだ。もっとモリモリ食べて欲しいがどうしたらいいのか分からない。

ミニベンチの上にゲンキが座り、下にいるコロンが怒っている。

外に出ると本館前庭園の木の下にワカメがいた。そこから出てきて「猫庭園」の方へ行こうとする。するとゲンキが追いかけてきた。ワカメは逃げずにエライ剣幕でゲンキを撃退している。

坂道を下り正門の方へ右折してしまってからもギャオーッ!と威嚇するワカメの声が聞こえてきた。

冷たい雨の時にはハウスに入っていてもらいたいが、どうだろう。以前ハウス1号の中には蟻んこがウジャウジャいたが、虫の死骸でも入っているのかなあ。

4号棟の脇を通過していると、さっきと同じ形でニャーと鳴きながらピーチが出て来た。餌容器を見ると花子のはほぼ空っぽでピーチの容器にまだ餌が残っている。ピーチが食べ始めると花子もやって来た。すぐ傍にいたらしい。ピーチが食べ終わるのを待って容器を引き上げる。

すると雨の中ピーチが追ってくる。切ないが振り切って行ってしまう。ピーチは若いし大きいし太っているので少々濡れても大丈夫だとは思うが、それでもとても不憫だ。


2006年09月12日(火) 9匹全員に給餌

今日からずーっと雨が続くという予報だ。今日はまだシトシトだがもっとひどく降るらしい。

雨の日にはピーチと花子の餌場は自転車置き場だ。家を出るとすぐにピーチが駆け寄ってきて、花子もずーっと奥から走ってきた。う〜ん、自転車置き場にはずい分スペースがあるなあ。まだこれから人々が自転車で帰ってくる可能性もある。が、仕方がない。餌容器を置くと2匹は飛びついて食べている。

山手に行くと猫たちは山側などで待っていたが、やはり濡れている。踊り場の水容器が空になっているので給水してから雨天餌場に向う。

ボイラー室の前あたりで待っていたのか、キジーがすぐに現れた。みんな雨の日にはここで待っていればいいのに。

タビーにパテの療法食を与えると喜んで食べていたがやはり歯にくっつくのがイヤですぐに食べるのを止めてしまう。

キジーには普通缶を半分とパテを少々与える。よく食べる。

タビーは立ち去らずにじっとしていて、他の猫たちが新聞紙トレイを離れるとカリカリを食べようとする。そこでミニ缶を開けてみるとパクパク食べる。全部は食べないものの、それで気が済んだらしくすぐに外へ出て行った。

キジーはカリカリも缶詰も食べてしまってもっと欲しそうにしている。ミニ缶の残りとカリカリを与える。

ワカメはとっくに出て行ったが近くにいるような気がする。

キジーはまだ食べている。カリカリを足すと喜んでいる。最近の挙動不審は、もう治ったのかな?そうだとすれば喜ばしい。どんどんお食べ。

やっとハイシローが食べ終えて外へ出る。ランチュウのようにお腹を膨らませている。キジーもやっと満腹になり外へ出て行った。

さて、片付けて帰ろう。外へ出るとまだ少し雨が降っている。振り向くとやっぱりワカメが部室のベランダ下の狭いスペースに陣取っている。

5号棟に戻り、自転車置き場の餌容器を引き上げていると2匹がやって来てまだ食べると言う。誰かが通りかかってゆっくり食べられなかったのかも。


2006年09月11日(月) 9匹全員に給餌

明け方の豪雨のせいか、今夜は大分しのぎ易い。

ピーチと花子に給餌してから山手へ。オヤ!工房入り口には今夜は駐車車両がない。

庭園餌場で給餌しているとキジーがやって来て岩にもたれてみている。キジー!と呼ぶとニャーと鳴き、飛び石餌場に置いた餌をすぐに食べ始めた。良かった!

昨日はキジーが食べ終わるまで待って、餌場をチェックした。全部食べてはいたが、唾液をたくさん出している。口内炎かなあ。完食まで時間がかかるし。

タビーは今日の療法食は気に入らなくて殆ど食べない。普通缶を与えるとそれはそこそこ食べた。残ったパテ状のを少々キジーに与えるとこちらはちゃんと食べている。

さあ、帰ろう。踊り場に出るとタビーは階段の真ん中でノンビリと寝そべっている。黒っぽいから通行人に見落とされて蹴飛ばされたり踏まれたりするのではないかと心配だ。


2006年09月10日(日) 9匹全員に給餌

ピーチと花子は以前のようにプレイロットで待っていることはなくなったが、車の下だとか自転車置き場などで半分寝ながら待っているようだ。

山手では6匹がすぐに集まる。庭園餌場で給餌しているといつの間にかキジーが餌場脇の岩にもたれかかってじっとしているようになった。心配になったので写真を撮ることにした。

おいしい缶詰を特別に与えたのにすぐに食べに行かないものだからハイシローとゲンキに食べられてしまった。

茶々を葬ってから1週間が経過した。頂いた花束は日に日に少々しおれはしたものの、白や黄色がまだまだ鮮やかだ。が、1週間経ったことだし、片付けることにした。

すると、花束を取り除いた後の盛り土をポオがクンクン嗅いでいたかと思ったらやおらその上にしゃがみ込みおしっこを始めた。長〜いおしっこが終り見てみるとたっぷりしたものだからその部分の土が凹んでいる。

その後からゲンキがやってきてポオのおしっこをクンクン嗅いで土を被せて隠した。茶々の身体からは外れたところだが、まさかポオがおしっこをするとは思わなかった。こんなことなら花束を朽ち果てるまでそのままにしておけばよかったかな。

このところ毎晩、工房への上り口に駐車している車がある。たまたま近寄ってみると窓が空いている。中にはアロハシャツ様のものを着た男が座っていた。毎晩毎晩、こんなところで暑いだろうなあ。何をしているのだろう?


2006年09月09日(土) 9匹全員に給餌

茶々を亡くした今、全員というのは、タビー、ワカメ、ハイシロー、コロン、ポオ、ゲンキ、キジー、ピーチ、花子の9匹。5年近く前、S井が初めて山手猫に給餌を始めた時には20数匹いた。もっと前にはJ先生が30数匹を数えたそうだ。

オスメスを問わず軒並み不妊手術を施したせいで、不幸な仔猫が生まれることはなくなったが、ここからもらわれて幸せになった猫たちは僅かで死亡や行方不明によって頭数が激減したのは悲しい。特に身体の小さなメス猫が外で生きて行くのは至難の技らしく、あんなに気の強いかりんでさえも北門に移動してしまった。

花子は生まれ育った山手から追い出され彷徨った挙句、仲良くしてくれるピーチに出会ってこのところPハイツの4〜5号棟に落ち着いているが、ずーっといてくれるかどうか・・・

*****

午後8時になってしまった。慌てて家を出る。ピーチと花子の姿はなくプレイロットの餌場を覗いていると後ろから2匹して現れた。

山手でも私を見つけると猫たちがワッと集まる。遅いので待ちわびていたようだ。踊り場の水を替え、庭園餌場へ。タビーはパテ状の療法食も食べるようになったので、与える。ポオはこれを食べない。

キジーが来ないなあと思いつつペットボトルを持って道路側庭園内に入ると目の前に猫がいて逃げる。なあんだ。キジーだ!水の用意をしてからキジーの餌を整える。キジーは餌をチラリと一瞥しただけで相変わらず岩にもたれてまったりとこちらを眺めている。

タビーはカリカリも食べてから立ち去った。キジーはゆっくり休んでから自分の餌に口を付けている。さて帰ろう。

踊り場にタビーはいなかった。

5号棟へ戻ったが猫たちは出て来ないのでプレイロットを覗くことはせずに帰宅する。容器を置いておくとマロが結構食べるのだ。


2006年09月08日(金) キジー欠席

昨日、全く久しぶりに駅前への往復に若竹山手を通った。行きは午前10時過ぎ。その時にはアニーの姿はなかったが、午後2時半ごろ帰りに通った時にはアニーは網が降りた車庫の中にまったりと座っていた。元気そうで安心した。

今日は雨が降りそうだったが何とか持った。が、ものすごく湿度が高い。
プレイロットに行ってみるがピーチも花子も出て来ない。通路を奥に進んでいると車の下から花子が出て来た。花子の声を聞いてピーチは手前の車の下からノビをしながら出て来た。ぐっすり眠りこけていたようだ。

山手に行ってみるとみんな階段にいた。踊り場の水はいつもほぼ空になっているので給水しておく。

庭園餌場に行きいつも通りに給餌する。腎臓疾患用の缶詰をもらったのでタビーには与えているとポオもやって来てパクパク食べる。

タビーは一旦餌場を離れていたが、給水場から戻ってきたらまた食べていた。トイレで席を外していたのかな。ともかくタビーが食欲旺盛なのは嬉しい。

ワカメが甘え、コロンも甘える。が、今日も蒸し暑いし蚊にも刺されて痒いし適当に引き上げる。タビーは踊り場の中ノ島の岩にもたれて寛いでいる。保護色になり通行人からは、よくよく見ないと分からない。無防備に階段で寝そべっていて通行人が知らずに踏んだり蹴ったりしたのかもしれない。タビーも気をつけなきゃ。

5号棟に戻ると車の下からニャーと声がして花子が出て来た。プレイロットの餌容器を見に行くと大分残している。後でマロが食べに来るだろう。

花子は車の傍でコロコロとしていてもう餌のところには行こうとしない。ピーチの姿はないが、車の下で爆睡しているのかも。


2006年09月07日(木) 全員に給餌

給餌に行こうと外へ出た途端、雨が降り出した。
プレイロットへ行ってみるとピーチと花子はいないが、逃げ去る黒いお尻が見えた。マロだな。

ピーチが来てマロの匂いがするのか植え込みの方へ追いかけて行った。ともかく餌容器を置き山手へ向うと、4号棟前の車の下に花子がうずくまっているのが見えた。呼ぶと出て来たのでプレイロットへ誘導する。ピーチはいなくなっていたが出てきてまだ植え込みを気にしている。花子はマロがいたので4号棟に避難していたようだ。ピーチと一緒にいれば大丈夫なのだが、餌場に来るまではバラバラなのだろう。

山手に行くと急に雨が降り出したせいで、みんな石垣の上にいた。踊り場の水容器が空っぽなので給水しておく。

毎夜、茶々の供花がしおれたら片付けようとライトで照らしてみているが、まだまだキレイなのだ。多分長持ちさせる薬液が切り口に沁み込ませてあるのだろう。

雨は殆ど止んでいるが、庭園餌場が濡れているので雨天餌場に行く。キジーもみんなと一緒にやってきて階段下のスペースにちょこんと座っている。よかった!

ゴキブリが待機していたので追いかけたが逃げられてしまった。

今夜もタビーにパテ状療法食を与える。ミニ缶も与えてみる。そこそこ食べて真っ先に出て行った。

キジーに与えた缶詰はポオに横取りされている。キジーはポオを追い立てずに横でじっと待っている。可哀相なので缶詰を与えるとさっきはシャーしていたのに、「ありがとさん!」と言っている。時間をかけてしっかり食べてノンビリと出て行った。

コロンが目の前の道路で何かを追いかけている。さっきのゴキブリのようだ。コロンも逃げられている。

今夜はポオがよく食べる。最後まで食べていた。ゲンキは満腹になり前のトラックの下でゴロリと横になっている。

今夜は暑い。雨天餌場は特に暑く、立ち働いているとアゴから汗が滴る。毎夜、背中が汗でグッショリと濡れる。去年はこんなにひどくなかったような気がするが・・・

引き上げて坂道を降りていると歩道でキジーが寛いでいる。後ろからゲンキとハイシローが従いてきたがキジーを見て立ち止る。


2006年09月06日(水) キジー欠席

朝、M上さんから電話がかかってきた。伸吉が殆ど食べないという。それでもおやつのカツオを与えてみるとそれは食べた。牛乳が好きだというから、T水家のベランダで牛乳をもらっている猫は伸吉に間違いないようだ。

伸吉は元々食べ物の好き嫌いが激しかったとM上さんは言う。殆ど食べられなくてもM上さんの新聞配達に従いて回り甘える。どうしたものかと言うので、多分そのままにしておくとチャトなんかの二の舞になるだろう。そのままにしておくか、抱っこができるM上さんが獣医さんに診せ治療を始めるかどうか、M上さん次第だと言っておいた。すると獣医さんに連れて行くようにするとのこと。

先日、西公園のボランティア仲間と交通事故に遭った猫を2時間がかりで捕獲し、主治医の南戸塚動物病院に運び込んだが損傷がひどく、苦しませて自然死させるよりは、と安楽死させたという。あちこちで猫たちの受難が続く。

*****

夜になり給餌に出かける。プレイロットに猫たちがいない、と思ったら2匹とも駆けつけてきた。

山手に行きいつものように給餌する。タビーが食欲を見せているので、一時は歯にくっつくので嫌がったパテ状の療法食を与えてみる。相変わらず歯にくっつくようだが大分食べた。

キジーが現れない。昨日は私の見ている前では食事をせずどこかへ行ってしまった。既にどこかで給餌された後だったのか?


2006年09月05日(火) 全員に給餌

今日は久々に真夏日だ。たまらず昼前からエアコンを入れる。

午後7時20分ごろ家を出る。まだ昼間の熱気が残っていてムッとする。プレイロットにピーチも花子もいないので、階段を降りて6号棟の友人宅の郵便受けに届け物をする。

するとピーチの鳴き声がどこかから聞こえてくる。キョロキョロするとプレイロットへの階段下の車の下から2匹が私目がけて突進して来る。私の動きを見ていて追ってきたらしい。一緒にプレイロットの餌場へ行き給餌する。

山手に行くとやはり時間が早いので猫たちはゆったりと待っていた。踊り場門扉前の水容器が空っぽになっていた。暑かったもんね。

庭園餌場に行き、給餌する。タビーが好む療法食が切れてしまい普通の缶詰を与えると少ししか食べず不満そう。が、結構ガツガツしていて結局他の缶詰を食べカリカリも食べた。茶々の食欲が乗り移ってくれたのか。

キジーは?と思っていたらいつの間にかやって来ている。それも餌場のすぐ脇の岩の上にまったりと座ってこちらを見ている。顔つきも穏やかだ。飛び石餌場に缶詰とカリカリを置いたが食べに行こうとしない。

その間に給水場へ行き、ペットボトルを満タンにする。1,5Lのボトルを置いているので3つの容器を洗い水を入れても十分に間に合う。

食べ終わったタビーが水を飲んでいたな、と思ったらちょっと視線を外している間にいなくなった。

余りにも暑くて汗だくだ。もう帰ろう。茶々の供花が枯れていたら片付けようと思っていたが、頂いた美しく立派な供花は多少萎れてはいるもののまだまだ色彩は美しい。まだ片付けるにはしのびない。明後日にしよう。追悼ページはもう少しお待ちを。

タビーは踊り場の中ノ島の上で身づくろいをしていた。外灯の真下なのでとても目立つ。

5号棟プレイロットにはピーチと花子がいた。餌容器を見ると昨日と同じく小容器にはたっぷり残っている。ピーチが食べ始め、花子は植え込み内に入ってゴロゴロひっくり返っている。

2日(土)に近隣の人(1階の住民)から聞いたのだが、ベランダにいつも来ていた猫が口の回りが腫れ上がり大分前から牛乳しか飲まないのだという。触らせるほどには懐いていないらしい。他の人の話も繫ぎ合わせると、どうやらその猫は伸吉らしいのだ。

伸吉は去年の5月ごろ兄弟と思われる伸介と共に、引越しの置き去りか、捨てられてしまった。2匹とも首輪をしていた。伸介は無防備に1階のベランダを渡り歩いて元の飼い主を探していたから毎日人目に付いていたが、伸吉は余り見かけなかった。

が、M上さんや他の人々から餌を貰って一頃は丸々と太っていたのだが、一時姿を消していた。いたち川沿いでの目撃情報があったが、そのうち見違えるほど痩せて舞い戻ってきた。

そうしてまたM上さんらから給餌されていた。先日、M上さんの代わりに給餌したときには伸吉は出てこなかった。帰ってきたM上さんの前にも現れなかったという。可哀相に、明らかに何らかの病気に罹っている。まだやっと2歳くらいだというのに。捨てたヤツが憎くてたまらない。


2006年09月04日(月) 全員に給餌

霧雨が降ってきたというので早めに家を出る。プレイロットへ行くと花子だけが出て来た。餌容器は2個置いて山手に向う。

いつもより早いからか、霧雨を避けてか猫たちは集合していなかった。踊り場門扉前の水容器が無くなっている。勿論新しい容器を持参しているので水を入れておく。

大して降っていないので猫たちは庭園餌場がいいようだが、もしも土砂降りにでもなったら大変だ。大事をとって雨天餌場へ行く。

タビーは今日もヤル気満々。ワカメに叩かれながらもひるまずよく食べた。食後も私の足元で一休みした後、珍しくカリカリを食べた。そうして一旦外へ出てから「猫庭園」に入って行った。トイレだろう。しばらくすると全速力で土手を駆け下りてきて庭園通路へ悠然と歩き去った。

ワカメもしばらく足元にいた。コロンは外へ出てゴキブリを見つけて追い回していたが逃げられたようだ。その狩猟ぶりを観察すると、甘ちゃんのコロンは、どうしても捕獲するぞーという気迫に欠ける。

キジーが来ないが、十分に長居をしたので帰ることに。雨は止んでしまってもう降らないようだ。

正門の内側の歩道にキジトラがいる。てっきりタビーだと思って呼びかけると振り向いた顔はキジーだった。アラ、困ったな。仕方ない。庭園餌場でキジーに給餌しよう。元来た道を戻ると雨天餌場から猫たちが見ている。

庭園餌場に陣取り「キジーッ!」と何度も呼んでいるとキジーは来ずに雨天餌場の猫たちが5匹集まった。キジーが来ないのでまず給水しようとペットボトルを手に道路側庭園内に入ると走り去るキジーの姿が!ともかく給水し、3個の水容器を洗って水を入れ替える。

庭園餌場でカリカリを少々出し、缶詰を開け猫たちに少しづつ与える。キジーの飛び石餌場に缶詰とカリカリを置く。

キジーは岩にもたれてじっと座って動かない。ライトを当ててみると昨日と同じような感じ。落ち着いている。

荷物をまとめているとやっとキジーが餌場に行った。この頃おかしいなあ。飛びついて食べない割には完食するし。完食するまで待っていられないので帰ることにする。

タビーはいつものように階段で寝そべっていた。

5号棟に戻るとプレイロットにピーチも花子もいて寛いでいる。餌容器は?と見に行くと、そこそこ食べてある。食事時以外は別行動のようだが2匹が仲良くしているのを見るとホッとする。


2006年09月03日(日) 全員に給餌。茶々逝く。

療養生活を続けていた茶々が今日、天に召された。茶々を失った悲しみは深いがこの3ヶ月余、とても大切にされ、安らかに逝けて幸せな最期だったことは間違いない。小桃やプリンスたちが眠る猫墓所の一角に花に囲まれた茶々をJ先生と2人でスコップを振るい埋葬した。タビー、ワカメ、ポオ、ゲンキの4匹が埋葬に立会い茶々を見送った。埋葬後、4匹に精進落としのフードを振舞う。近々追悼ページをアップする予定。

*****

午後8時になって家を出る。この時間だとピーチと花子が待ちかねて我が家の前辺りで待機している筈なのに、プレイロットにもいない。通路の奥の方で名前を呼ぶとようやく花子が出て来た。プレイロットに誘導し容器を2つ置く。

ピーチはどうしたのかと思っていたらノロノロとやって来て、食べようとしない。2匹ともどうしたのかなあ?

そのままにして山手に行く。昼間しっかり食べた4匹も澄ました顔をして待機している。タビーがまたガツガツと食べるのが嬉しい。昼間見たタビーの被毛は結構艶々していてすごく痩せてはいるものの体調はいいようだ。もっともっとたくさん食べてくれるといいのだが。

キジーが来ないなあと思いつつ水を替えていると目の前に来ていてニャーと催促する。飛び石餌場にカリカリを置き、もう1缶開ける。少しづつ他の猫たちに与えて1缶の半分強をキジーに与える。見るとキジーはカリカリが口の中で突っかかっているのかケケケッと苦しそうだ。それとも口内炎にでも罹っているのかなあ?が、触らせない猫なので治療は無理。

とにかく缶詰を置いておくがすぐには飛びつかず植え込みでじっとしている。ライトを当てて観察するが特に異常は感じられない。

一旦離れていたワカメがまた戻ってきて甘える。撫でているとコロンがやって来て母親のワカメに頭を舐めてもらおうとする。ワカメは変な鳴き声を立てながら舐めてやっている。ワカメが食べていると息子のハイシローもやって来た。ワカメはハイシローの耳に噛み付き、押さえつけてから背中を舐めてやっている。が、そのうちまた耳に噛み付いてシャーしている。ドラ息子を叱っているのか?

ワカメは私の足元に座って寛いでいたが、突然吐いた。見るとカリカリを少しだけ。食べ過ぎかな?

キジーはしばらく植え込み内でじっとしていたが、結局、フードを完食した。よかった!

タビー以外は私の回りで全員寛いでいて立ち去り難いがそうもしていられない。タビーは階段に座っていた。

5号棟まで来るとピーチがいて一緒にプレイロットへ行ってみる。アララ、餌容器は二つとも殆ど手付かずだ。おかしいな。もしかしたらN村さんあたりから久々に給餌されたのかな。

ピーチが甘えて転がるので目やにを取って撫でて可愛がる。餌容器を覗き込んでいるのでまた食べるようだ。

数時間後、容器はほぼ空っぽになっていた。2匹でなければ、マロが食べたのだろう。


2006年09月02日(土) キジー欠席

昨日とは打って変わって素晴らしい晴天だった。今日も車で山手へ。踊り場の水を替えてから庭園に入る。

最近は「アジの干物おじさん」が来ないのか、タビーは食欲旺盛で、自分のが待ち切れずワカメの缶詰を横取りしてワカメに手ひどく叩かれていた。療法食缶詰もモリモリ食べ、食べ終わるとさっさと行ってしまう。

今日は早めに引き上げる。

ピーチと花子にはプレイロットで給餌。


2006年09月01日(金) 全員に給餌

今日も車で山手へ。雨上がりなので雨天餌場で給餌する。いつものようにカリカリと缶詰だ。キジーは階段下のスペースで待機している。タビーがノロノロしていてなかなかやって来ない。やっと来たと思ったらあろうことかゲンキが威嚇する。

今日は終日雨だったせいで餌がもらえなかったのか、猫たちはガツガツしている。タビーもよく食べてすぐに出て行った。坂道で身づくろいをしていたが庭園通路へ消えた。

キジーは時間をかけてゆっくりと全部平らげてまだ欲しそうだ。カリカリを足すとまた上がってきて食べている。

私がいるとみんないつまでも寛いでいるが、適当なところで引き上げる。

ピーチと花子にはいつも通りプレイロットで。


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