つれづれ日記
DiaryINDEXpastwill


2006年06月30日(金) 全員に給餌

長らく犬山動物病院に預けたままになっている保護猫のサチとグレーを7月9日(日)に行われる磯子区の「ねこの会」主催の里親会に出すことにした。支払いや報告かたがた今日4時頃、久々に犬山動物病院へ行った。

すると院長夫妻がサチ、グレー、チビスケ(へその緒が付いたまま捨てられた4兄弟のうち1匹貰われずに残っている)を待合室で遊ばせているところだった。院長夫人もとても猫好きらしくおもちゃで遊ばせながら何度も手を引っ掻かれていた。3匹ともきれいでとても幸せそうだ。

「ねこの会」の里親会にサチとグレーを出すにあたり、ワクチン接種が必須なのでお願いした。チビスケは手のつけられないやんちゃ坊主に育っていてグレーがよく面倒を見ているそうだ。里親会にチビスケも一緒に出しましょうか?と持ちかけると、「実は仔猫がまだ2匹いるんです。」とのこと。エーッ?!去年、九州へ里帰りした際、捨て仔猫3匹(学園祭でお披露目した)を空輸で連れ帰り、犬山動物病院に預けた婦人が5日前、関内で見かけた捨て仔猫2匹をまたまた犬山動物病院へ持ち込んだとのこと。

その仔猫たちを見せてもらう。ブラウンのアメショーハーフのメス猫だ。チビスケと同じく3ヶ月くらい。院長夫人がアメリ(ブラウンタビー模様がくっきり)、とリカ(只の茶虎縞)と名付けて可愛がっている。リカがとても臆病で抱き上げても怯えて震えている。ついでにこの仔たちも里親会に出してはいかが?と持ちかけてみる。2匹も5匹も運搬の手間は同じだ。それにもう3ヶ月なのであっという間に中猫に育ってしまう。仔猫の方が圧倒的に有利だ。

*****

夕方、ピーチが家の前まで夕ご飯の催促に来た。慌てて餌容器2個を用意し、プレイロットに行く。花子もすぐにやって来て2匹でお食事。

家に戻り山手猫用の餌の用意をする。プレイロットの前を通りかかりチラッと見ると食事を終えたらしくピーチが入り口近くで寛いでいた。しまった!付いてくる!と思ったら花子まで一緒に追ってくる。が、階段を上がったあたりで諦めたようだ。

山手に行くと正門前でみんなに囲まれる。庭園内ではキジーが待っていた。昨日と同じくカリカリと缶詰を与えておき、水を汲みに行く。ポオの表情はずい分良くなったが、食が相変わらず細い。大きなくしゃみをして鼻水が垂れる。捕まえて洟を拭く。

今夜も蚊がすごい。20匹以上は叩いた。毎日何匹くらい生まれているのかなあ。猫たちもさぞかし痒いだろう。蚊を食べる益虫、益鳥などはいないのかなあ。蚊を叩くために少し長居をした。

正門前は用のなさそうな車がウロウロしていたせいかタビーは階段中ほどに座っていた。少し撫でてから立ち去る。

餌容器を引き上げにプレイロットへ行くと、私の足音が近付きライトも当てられているのにピーチと花子は再び餌容器に顔を突っ込んで食べているところだった。そのまま帰宅する。

それから1時間半ほどして餌容器を引き上げにいくと結構残している。ピーチが現れた。家の前で目の具合を見ようと一緒に歩いているとどこかで見ていたらしい花子もやって来た。

家の入り口の明るいところでピーチの目をチェック。意外ときれい。更にきれいにする。花子を呼ぶとやって来た。2匹が思い思いに寝そべりとっても平和。と、上の住民が階段を降りて来た。花子もピーチも逃げはしなかったが、潮時だと思ったのかゆっくりと去って行った。


2006年06月29日(木) 全員に給餌

このところメチャクチャに蒸し暑い。それでも雨が降るよりは猫たちにとってはいいかも。

夜の給餌に出ると、ピーチと花子はプレイロットの入り口で寛いでいた。奥まったところで2匹に給餌する。

山手に行くと全員が「山手猫階段」下に集まっていた。キジーは庭園で待っていた。いつも通りカリカリと缶詰を与える。キジーが飛び石餌場で食べているのでちょっと遠回りして水を汲みに行く。

また藪蚊に襲われパチリパチリやっている間に猫たちは姿を消す。キジーが近くに来ているので写真を撮った。どうやら、毎日同じような安物の缶詰に飽きて他の猫たちが違う餌を貰っているのではないかと偵察に来たようだ。

私が動かないのでそのうちに諦めて道路側庭園の中に入ってしまった。缶詰とカリカリを少しだけ食べてどこかへ行ってしまっていたポオが戻ってきてまたカリカリを食べ始めた。結局最後まで食べているのはハイシローとゲンキだ。

帰ろうと、階段を降りるとタビーが正門前の石垣の上に座っていた。タビーを撫でていると気配を嗅ぎつけゲンキがやって来た。とっても野次馬。

5号棟のプレイロットで餌容器を回収する。それぞれに大きな蟻が2匹づつ入っていた。花子が出て来たので残りを食べるかと思ったがもういいようだ。家の前まで従いてきてしばらくブラブラしていたが急にいなくなった。


2006年06月28日(水) 全員に給餌。フロントラインの危険性について

今夜は家庭の都合で給餌に行くのが遅くなった。外へ出るとピーチと花子が駆け寄ってくる。プレイロットへ行こうと思ったが、花子がやはり自転車置き場がいいと言うのでそこで与える。

山手に急ぐ。ゲンキとポオが迎えに出てきてくれる。すぐにワカメたちも集まる。一緒に庭園餌場に入る。通路の両側に置いたハウス1号、3号をチェック。OKだ。だがこのところ晴天が続くので猫が入った形跡はない。大雨になれば誰かが入るだろう。

キジーも来ている。みんなにカリカリと缶詰を与える。タビーはガツガツした感じで缶詰を食べる。ポオはカリカリを少しと缶詰もまあまあ。キジーは大分残している。

今夜はいつもにも増して蚊の来襲がすごい。いっぺんに数匹が襲ってくる。猫が刺されるのを少しでも防ごうと私の身体に蚊を止まらせて片っ端から叩く。それでも毎夜大分刺されるので痒い。

蚊と格闘している間に猫たちは姿を消し、餌場にはゲンキとハイシローしかいない。

正門の看板の足元で寛いでいるシルエットが見えた。きっとタビーだろうと近付いて確認するとやっぱりタビーだった。ゲンキは道路脇まで従いてきた。

家の近くまで戻ると花子が出て来た。餌容器を見ると大分残っている。花子がもう一度食べ始めたのでそのままにして帰宅する。回収は2時間後になった。

*****

夕方、フロントラインを小分けにしようと思った丁度その時、FAXが入った。見ればJ先生からで、内容は「週刊金曜日6月23日号」に載った、フロントラインの危険性についての記事だった。一読して思わず手が止まり、ひとまず今日、フロントラインを小分けにするのはやめた。

週刊金曜日は、以前も「買ってはいけない商品」を列挙し企業から相当叩かれた。私は23年来、生活クラブ生協の組合員だが、環境撹乱ホルモン等、人体有害物質を多用しているという商品を片っ端からヤリ玉に挙げているので、ライターは生活クラブ生協の回し者かと思ったほどだ。

山手の「猫庭園」での蚊やゴキブリの被害にも殺虫剤などは猫の身体によくないだろうとひたすら叩き潰したり、踏んづけたりの原始的かつ環境に優しい(蚊たちには優しくない)方法を採っている。

フロントラインのことをよくよく考えてみる。これまでもフロントラインが生体に有害な農薬であることは重々承知の上で投与してきた。説明書を読むと万が一手に付いた場合にはよく洗うようにとか、24時間は滴下部位を触らないようにとか書いてあるのだから人体に有害なことは疑いようがない。人体に有害なのだから直接滴下される動物にはもっと有害だ。

犬用の大容量のものを小分けにする時や、小分けしたものを猫たちに投与する時に毎回手に付く。すると何となく指先にピリッとした刺激が走る。その度、「あーあ、毒が指先から入った!」と思う。

週刊金曜日の記事では、≪飼い主のためにも、犬・猫のためにも、フロントラインを安易に使用せず、ノミトリ櫛やブラッシングで、やさしく接するのが一番です。≫と結論付けている。ご尤もであるが、ノミトリ櫛だけでは到底取り切れない。

我が家の老猫ロミは16年前の6月10日に我が家にやって来た。その夏、ロミの身体にはノミが大繁殖。家族全員大被害を被った。家人は脚を100箇所くらいノミに咬まれ2年以上痕が消えなかった。その時、ノミ取り薬を使うことは頭に浮かばずひたすらノミ取り櫛とシャンプーをした。毎日、ノミ取り櫛で100匹も取ったが、全滅させることは出来なかった。

結局、動物病院に相談し、当時「アドバンテージ」という結構匂いのきついいかにも農薬、といった感じのノミトリ薬を半年くらい使ってやっと絶滅させた。

その数年前、S木さんちでも保護した仔猫、フーちゃんにノミが大繁殖。当時、我が家に猫はいなかったのだが、S木さんが帰った後、じゅうたんにノミが飛んでいた。それほどS木家の被害はひどく、クーラーを買い替え、朝夕掃除機をかけ、大格闘してやっとノミを退治した。

S木家も我が家も猫がたった1匹しかいない時にこれだ。飼い猫が複数匹となると全滅させるのは容易ではないだろう。そこで農薬系のノミトリ薬を生体に有害と知りつつも、獣医さんも我々も「必要悪」として使ってきた。数あるノミトリ薬の中でも、フロントラインはダニも取れるし、比較的有害度が少ないとされているのだ。

とはいうものの、体調の悪い猫には使うのを躊躇する。タビーの目の縁にマダニが張り付いた時、むしり取れば目の縁の皮膚まで剥ぎ取ってしまう。痩せて決して体調が万全とは思えなかったタビーだが、目の縁のマダニを取るためにはフロントラインを使わざるを得なかった。結果、マダニは取れたが、滴下部位の被毛がゴッソリ抜けてしまった。明らかな副作用だ。

2年前の5月12日、山手猫たちにフロントライン投与をする私の後を新黒が従いて回っていた。そこで新黒にもフロントライン投与した。そのころ新黒は食欲不振ではあったが弱っている風では全くなかった。が、その翌々日を最後に新黒は姿を消した。後から思えば体調が悪かったに違いない新黒に農薬のフロントライン投与をしたことを悔いた。

そういうこともあるのだが、例えば、数百匹のノミやマダニ多数にたかられる被害と農薬に因る被害とどちらが猫に対してより重篤な害を及ぼすだろうか?悩ましいところだ。J先生とも相談してみよう。


2006年06月27日(火) キジー欠席

午後3時半ごろ山手に行く。洗って干しておいたハウスに新しいビニールカーテンを掛けるためだ。昨日はすごく雨が降ったから相当ハウスの中に降り込んだと思う。

行ってみるとN西くんが餌場でゲンキと遊んでいた。私が来たのでタビーとワカメも出て来た。3匹には缶詰とカリカリを与えておく。タビーはよく食べた。

通路を挟んで左右に1号と3号を置いているのだが、一昨日、中に敷いた新聞紙(1日で相当湿気ていた)を取替え、発泡スチロール板も入れる。あっちこっち行き来していると足がもつれたかまた転びそうになり、岩にしたたか向こう脛を打ち付けてしまった。痛〜〜い!!!

何とかビニールカーテンを取り付けた。これで雨の日も安心だ。ハウス正面(ファサード)に「山手ネコロジー」のシールを2枚貼った。犬糞人の被害に遭いませんように。警備員さんに「猫庭園」の方も気にしておいてもらうように頼もうと思っていたのだが、全然出会わなかった。

犬糞はないようだったが2号の入り口には蜘蛛の巣が張っていたし、4号のベッドもとても汚くなっていた。

*****

7時前に山手に行く。まだ十分に明るい。キジーのみ欠席。

ピーチと花子には8時ごろに給餌する。


2006年06月26日(月) 全員に給餌。M上さんの代わりに早朝給餌。

せっかく書いた文章をまたしても飼い猫のロミの足の一撃でパーにされてしまった。同じものを書く元気は残っていないので、要点だけ。

急な不幸で故郷に帰るM上さんに頼まれて早朝給餌(3時〜5時くらい)をした。外はまだまだ暗い。まず4号棟のM上さんちの前にはピーチがちんまりと座っていた。しばらく姿を消していたが最近舞い戻ったキジトラというのは私に慣れていないので出てこなかった。

ピーチを5号棟まで引っ張っていくと花子も現れた。2匹をプレイロットまで連れて行く。植え込みに逃げ込む白黒の姿が!まだ4時前なのにプレイロット隣接の住居には灯りが灯っている。植え込みに伸吉が現れてピーチとにらみ合っている。ピーチを離し、伸吉には別に缶詰を開けて与える。

プレイロットから6号棟へ階段を降りて行くと植え込みに黒っぽい猫が跳びこむ。白黒かと思ったがどうも長毛のようだ。オセロか?猫道の入り口で缶詰を開け、容器を置いておく。プレイロットへの階段の前で振り向くといつの間にやら餌容器のところで光る2つの目が!素早いこと。

プレイロットに戻ると伸吉、花子、ピーチは既に食べ終えてもういない。白黒が残りを食べていたが逃げたので餌の残りをまとめて置いておく。

一旦帰宅し、しばらくして猫道の容器を引き上げに行く。するとプレイロットの階段のところでピーチが追いかけてきた。一緒に容器を引き上げに行き、プレイロット奥の容器を見に行くとカリカリが残っている。ピーチが食べ始めたのでそのままにして帰宅する。

5時ごろになり、容器を引き上げに外へ出てみると雨が降り始めている。プレイロットにはもうピーチはいなかった。

*****

夕刻、雨は殆ど止んでいたが地面は濡れているので雨天餌場に行く。全員集合してよく食べた。が、キジーの食べっぷりはイマイチかな。

帰宅し、用意しておいた餌容器を持って外に出る。2匹をプレイロットへ誘導しようとしたが、自転車置き場がいいと花子が態度で示すのでその通りにする。


2006年06月25日(日) キジー欠席

午後、H川家のショベルを借りて山手に行く。H川家に行く為にプレイロットを通ったら、ベンチの上で伸介がぐっすり寝ていた。そんなに無防備では何をされるか分からないのに。「伸介」と呟くとギクッとして顔を上げたが、そのまま私が立ち去るとすぐにまたグーグー。故小桃もお墓の前の草むらで無防備に寝ていたっけ。

昨日洗ったハウス1号、3号の下の地面を平らにし、コンクリートブロックを敷くためだ。家人にも手伝ってもらう。地面は思ったよりも固く、家人は汗だくになりブツブツ文句をいいながらもショベルを振るう。藪蚊の来襲にも閉口している。

タビーとワカメとゲンキが出て来たのでカリカリと缶詰を与える。金曜日の作業中も今日もカラスが全然来ないのには驚いた。どうしたのだろう?

1号のブロックを敷き終えたところで雨が降ってきた。まだまだ作業は残っているのにィ・・・とりあえず小型犬除けのスチロール板をガムテープで固定しておいた。新しいビニールカーテンも付けないとひどい雨なら中に降り込んでしまう。

3号の下にブロックを敷くことは出来なかったが、軽く固定しておく。
雨が降り出したので猫たちはどこかへ行ってしまった。ワカメなどはハウス2号か4号に入っているのかもしれない。

*****

夜、再び山手へ。午後の雨は夕方には止んでしまった。車で坂道に停めるとみんなもう心得てすぐに集まる。今日もキジーはいないが、週末だけ餌を貰っているのかもしれない。

昼間に放置しておいた餌はすっかりきれいに無くなっており全く形跡がない。ということは、やっぱりカラスが来てきれいに食べ尽くしてくれたんだ。

タビーには昼間与えた缶詰の残り半分を与える。1度に1缶は多いようだが半分だと気持ち、物足りないようだ。今夜も態度の悪いコロンが父母、兄を殴りつけてフードを独り占めしようとしている。

猫たちに囲まれているとガードマンがやって来てもう正門を閉めるという。まだ7時40分なのに!こないだの日曜日は8時ごろだったが段々休日の閉門が早くなる。

帰宅時にはまだまだ5号棟の通路には車が一杯だ。餌容器を2つ持って通路の置くまで行くと階段の右上に2匹がいる。私のところに駆け寄って来もしない。上がって行くと、花子は6号棟の方向へ先導しようとする。が、そんなところに行っても困るので戻ると2匹が従いて来た。花子がプレイロットに入ろうとするのでベンチのところは止めて階段脇の外からは見えないところに餌容器を置く。

2時間後に行ってみるときれいに空っぽになった容器が転がっており、そばにピーチがいた。花子もすぐに出て来た。多分2匹の食べ残しを白黒がきれいに食べ切ったのだろう。白黒も食べるとなるともう少し多めに入れてあげればよかったかも。

花子は家の前まで従いてきた。その後もバイク置き場のバイクの上に乗ってじっとしていたようだ。


2006年06月24日(土) 花子、キジー欠席

S井はずーっと睡眠不足続きだったので、24日(土)の夜は午後10時にバタンキューしてしまい、日記はパス。翌25日午後になって書いていたところ、飼い猫ロミにキーを踏まれてすべた白紙に。なので再び遡って詳しく書く意欲を無くしている。

*****

山手にはハウスのチェックかたがたJ先生と一緒に行った。昼間食べたタビー、ワカメ、ゲンキもそ知らぬ顔で空腹を装いモリモリ食べる。キジーが欠席。

週末のPハイツ内は泊りがけなどの来客で賑わい、不法駐車もいっぱい。5号棟の通路も行きかう人々や車が絶えないので花子たちが出て来にくいようだ。ピーチだけが出て来たのでいつもの自転車置き場で与える。花子を探したが出てこなかった。

花子を見かけたら給餌してくれるよう家人に頼み、玄関に餌容器を置いておいたが、結局この夜は花子に会えなかったようだ。


2006年06月23日(金) 全員に給餌

午後は「校内ネコロジー」の部活で猫ハウスを洗うことにする。しばらく前からハウス1号のビニールカーテンが屋根の上に上がったままになっており、内部がどうもいかがわしい、と気にかかっていた。

ひとまずハウス1号と3号を通路まで運び、中のベッド類を捨てるべくゴミ袋に入れる。1号の床に敷いておいた高価な保温シートのカバーには犬糞がベットリと付着している。ハウスの内壁にも付着。ティッシュで拭き取るが木の壁に汚れが染み込む。汚いったらありゃしない(怒)。

3号にはゲジゲジが大小10匹以上入っていた。本館前で洗っている間にも続々と出てくる。どうやら1号を巣にして子育てでもしていたらしい。

ハウスを「猫庭園」の奥深いところに設置しているのがまずいような気もするので、もっと通路に近いところに移動させたい。とりあえず通路脇に1号、3号を向かい合わせに置いておく。その模様は既にページをアップしてある。

******

昼間、給餌されているからどうかな?と思いつつ車で山手に行く。坂道に車を停めると数匹が待機していた。

カリカリを与えておき、「山手猫階段」にいるに違いないタビーを呼びに行く。タビーは昼間にも缶詰をもらっているが、もう一度、違う缶詰を与える。猫たちは結構よく食べた。キジーは珍しく殆ど残さずにカリカリも缶詰も平らげている。

私の車の下にいたコロンはドアを開けたりしていると慌てて本館前庭園に移動する。車の下に猫がいてもエンジンをかければ確実に移動してくれるから大丈夫なようだ。

家の前まで来るとピーチが出て来た。花子も駆け寄ってくる。そこで餌容器を出して用意する。自転車置き場の奥に容器を置いておく。

駐車場から戻ってくるとピーチは食べ終えたらしく道路に座っていた。やはり猫は目が悪く、バッグを持っていないので私とは分からず脇の植え込みに入ってしまう。「ピーッ!」と呼ぶと慌てて出て来た。花子も出てきてまた食べ始めた。通行人やら車やらでゆっくり食べられなかったのかもしれない。1時間後に引き上げに行くと結構きれいに食べてある。いつも花子の方がよく食べている。ピーチは夕方H川家のベランダを覗いてちゃっかりいただいているのだろう。


2006年06月22日(木) 全員に給餌

雨が降り出した。おつかいの帰りに車で山手に行く。正門横の石垣の角にゲンキが座っている。私の車が分かっているような・・・正門を入ると「山手猫階段」の方へと急ぐハイシローに出会った。車の中から窓も開けずに「ハイシロー!」と叫んでみたらさすが猫、耳が超いいらしくピタッと脚が止まり、車の方を見る。窓を開けて更にハイシロー!と呼びかけているとゲンキもやって来た。

雨天餌場の前に車を停め、トランクを開けていると猫たちが集まってきた。そこへ小太りの学生のような男性がやって来た。その男性、私の後ろに駐車していた車に乗り込んで行ってしまった。ということは、教員か。若いなあ。

雨天餌場にはタビーを除く全員が集まっている。カリカリを与え、水の用意をしてからタビーを呼びに行く。庭園通路を踊り場の方へ向うとタビーがやってきた。振り向くと、ワカメ、コロン、ハイシロー、ゲンキが従いてきている。みんなで雨天餌場に戻り、缶詰を開ける。ここでも蚊に刺される。痒〜〜〜い!

猫たちがせっせと食べているといきなり、だらしなく靴を引きずる大きな音がして男子生徒が現れた。靴音が余りにも大きいのに驚いた猫が一斉に逃げ出す。その生徒も驚いて「どうもすみません」と言いながら相変わらず、踵を踏んだような歩き方でズリズリと大音響を立てながら坂道を降りていった。

タビーが食べかけていた缶詰をしめしめとハイシローとコロンが横取りしようとするのでまた缶に戻し、タビーを探しに行く。階段の裏にいたので抱きかかえて連れ戻す。抱きかかえられるとタビーはすごく抵抗する。元のところに戻し缶詰を与えると少しは食べたが、邪魔が入って食欲も飛んでしまったようだ。残りはコロンとハイシローがおいしくいただいた。

逃げ去っていたキジーも戻ってきて黙々と食べている。ちかごろキジーは私が餌を与えようと近寄るとシャーする。身体も痩せてきているしどうも変だ。人間に苛められたのかなあ?

みんなが十分に食べたところで餌場を片付ける。

駐車場から帰ってきたら自宅前でピーチが駆け寄ってくる。家に入り、慌ててピーチと花子用の餌容器を用意する。勿論ピーチは入り口で待っている。自転車置き場でピーチに給餌していると、花子も走りこんでくる。

午前3時半ごろにはM上さんが、大体同じ場所で2匹に給餌している。伸吉が加わることもある。


2006年06月21日(水) コロン、ハイシロー、キジー欠席

18日(日)に西公園入り口で死んでいた猫が、シルバーに間違いないかどうか、HPの写真を印刷して今朝方、M上さんに確認してもらった。やはり、シルバーだった。

*****

家を出るとすぐにピーチが道路脇の植え込みから出て来た。それを見て車の下にいたらしい花子も駆け寄ってきた。こうでなくっちゃ。少し戻って自転車置き場に餌容器を置くと2匹はすぐに食べ始めた。

山手に行くとゲンキが特徴あるガニマタで迎えに出てくる。その後からワカメとタビーも駆け寄ってくる。

庭園餌場に行き、カリカリだけ与えておいて水の用意をする。餌場の近くに水道栓があって助かる。

缶詰を開け食べさせるが、それほど空腹ではないようだ。昼間に十分に給餌されたかな?が、タビーはカリカリを食べなかったのだろう。いつもの缶詰を4分の3ほど食べて満腹になる。

タビーとゲンキは昼間の警備員さんに可愛がられているそうだ。警備員さんが山手猫たちの味方だと、虐待魔や嫌猫人からも守られるだろうし猫たちのために非常に心強い。

コロンたちが来ないのは既に給餌されたからだと思う。バッグのそばで寛いでいたワカメに「また明日!」と声をかけるとそれを理解したワカメが立ち上がって去って行く。おお!その姿はなんというか胴体が真ん丸だ。食べすぎだなあ。

タビーは門扉の内側で寛いでいる。タビーにもバイバイする。

5号棟を歩いているとどこからか花子が出てきて一緒に歩く。ピーチもやって来た。餌容器を見るといつもと同じ。きれいに食べてあり、カリカリが少々残っているだけ。そのカリカリを集めて置くと花子が食べ、ピーチが食べ、している。花子は道路でひっくり返っている。こんな平和がずーっと続けばいいのだが・・・


2006年06月20日(火) コロン、キジー欠席

昨夜、ピーチも花子も出てこなかったので、今朝方4時過ぎにM上さんに訊いてみようと外へ出る。5〜6〜7号棟へとM上さんを探して移動。その間に猫には出会わなかった。

M上さんは7号棟の西側まで来ていてもうすぐ新聞配達を終えるところだった。訊けばピーチは4号棟で、花子は5号棟奥で給餌したとのこと。一緒にトレイを引き上げに行くと、空になったトレイはあったが猫たちの姿はない。とにかくピーチも花子も無事だということが分かり、安心した。2匹の他に5号棟西端で伸吉と白黒に。7号棟東端でオセロに給餌したとのこと。

M上さんから、「シルバー」の訃報を聞いた。シルバーというのは、去年の12月初、どうやら捨てられたらしく突然山手に現れ、2度ほど給餌したのだが、ゲンキに追い立てられ姿を消したアメショーハーフ猫。耳の後ろにひどい怪我をしていたのでその後どうなったか気になっていた。M上さんの話では、シルバーらしき猫が西公園に現れ、給餌していたが、山手スカイライン北口に移動したので、そこで給餌を続けていたところ、そこからもいなくなった。

そうして3週間後の一昨日18日(日)朝、西公園の北東の入り口で息絶えて横たわっていたという。外傷は全くなくきれいなままだったが硬直していた。西公園に行くには交通量の激しい道路を2度も渡らなければならない。交通事故も多いところだ。歩道橋を渡ればいいが、猫がそんなことをするはずもない。西公園のボランティアたちは、やっと帰ってきたと思ったらこんな姿で・・・と涙したという。M上さんがシルバーをタオルで包み、西公園の一隅に埋葬したのだそうだ。初夏〜夏には猫たちが逝くことが多い。とても悲しい。

*****

思いっきり早く6時40分に山手に行く。坂道に車を停めているとワカメとタビー、ゲンキが出て来た。明るいので写真を撮った。まず水の用意をし、カリカリと缶詰を与える。明るいのにカラスがいない。蚊もまだ寄ってこない。・・・しばらくするとハイシローが本館の方からやって来た。するとゲンキがハイシローに跳びかかって威嚇する。何なんだ、これは。猫たちの頭数も少なく、餌は豊富にあるし、5年来一緒にいる猫たちなのだから喧嘩する理由など全くないのに。

ハイシローのお腹が凹んでいるのでもう1缶開ける。蚊がハイシローの白い身体に群がる。よく見ていると蚊は耳や額など毛の薄いところから吸血しようとしている。2匹ほど摘み取る。ワカメの耳に止まったのもむしり取ろうとしたら警戒心の強いワカメは気を悪くして私を睨みつける。プライドの高いワカメは怒っているゾ!とばかり、植え込みの下で私にお尻を向けて座る。タビーはどこかへ行ってしまったし、コロンとキジーは来ないのでカリカリをたっぷり盛っておく。

*****

帰宅し、遅くなってからピーチと花子の給餌に出ようと思っていたら、9時過ぎに家人が「ピーと花が家の前に来ている!」と言うので慌てて餌容器を持って跳び出す。ピーチと花子が左右から走り寄ってきた。可愛い!我が家横の自転車置き場で給餌し、1時間後くらいに容器を引き上げに行く。きれいに食べてあり、変な虫も入っていない。


2006年06月19日(月) 午後10時半現在ピーチ、花子欠席

今日も車で山手へ。ハイシロー、コロン、ワカメの母子3匹は私の車が正門を入るのを見ていたのか、坂道に駐車するとすぐに車のそばに来る。ゲンキやキジーもやって来た。

カリカリを与えておいて水を汲みに行く。銀杏の葉っぱをスポンジ代わりに使い、水容器の内側をゴシゴシこすり洗いする。

タビーを呼びに踊り場に行くと、スカイラインを降りて帰宅途中らしい男性に可愛がられていた。私の後からワカメたちも従いて来たのでそのサラリーマン風の男性は目を丸くしている。ちょっと言葉を交わし、猫たちのお食事タイムなので、と庭園餌場に引き返す。

缶詰を開けてみんなに食べさせる。タビーはこのところ大缶4分の3くらい食べておしまい。後はコロンに食べられてしまった。

今夜はいつもにも増して蚊の襲撃がすごい。叩いても叩いても腕や脚に止まっている。10匹以上は叩いたがかなり刺された。

ほうほうの体で引き上げる。

帰宅後、午後9時前になってからピーチと花子用の餌容器を持って外へ出る。ん?2匹ともいない!あちこち探し、呼んでみるが全く反応がない。

午後10時半にもう一度出てみるが音沙汰なし。???
昨日は夜通し、家の前にいたようなのに、今日はどうしたのだろう?

後でまた見に行ってみるが、2匹揃っていないというのがどうもおかしい。


2006年06月18日(日) ハイシロー欠席。

午後、雨が殆ど止んだところで、昨早朝逝ってしまったH川健くんのお墓にお参りしようと、H川家の脇の「猫道」を通りH川家ベランダ下に行く。時間は午後3時半ごろ。ベランダ下には伸介とオセロが健のお墓を守るような格好でじっと座っていた。花束を供え合掌する。

H川家の前で話しているとピーチが出て来た。呼ぶと喜んでいたがH川さんには懐いていないので遠巻きにしている。結局5号棟の方へ行ったが、植え込みで私が通りかかるのを待っていたようだ。家の前で目やにをしっかり拭き取る。

*****

車で山手に行く。坂道に駐車するとコロンが出て来た。すぐにゲンキとワカメ、キジーもやって来た。

雨は上がったばかりで庭園餌場は濡れているので雨天餌場に行く。カリカリを与えておいて、水を取りに行く。その足で踊り場まで行き、タビーを呼んでみる。気付くとゲンキ、ワカメ、コロンが従いて来ている。

タビーは石垣の下からノソリノソリとやって来た。雨天餌場に戻るとキジーだけが食べていた。ガツガツしている。缶詰を開けみんなに与える。タビーもよく食べたが真っ先に出て行ったきり戻ってこない。タビーの首の後ろの禿は増々広がっている。フロントラインを滴下したせいだという意見もあるのだが・・・

ふと見ると、さっきは気付かなかったのだが犬糞のようなものがひとかけら転がっている。カチカチに乾燥している。ひとかけらだけというのがいかにも変だ。人為的に放り込まれたような感じだが・・・その糞というのが木の実の種のようなものがいっぱいくっついている。この糞の落とし主が木の実をたくさん食べて消化されなかった種がそのまま糞と一緒に出た、というふうだ。気分のいいものではないが一応写真を撮っておいた。ピンボケになったが。

本館前庭園の方からギャギャギャッ!と猫の争う声がする。ワカメもゲンキも跳び出したが、庭園へ見に行くことはしない。覗いてみたが猫の姿はなかった。さて帰ろう。

車のドアを開けかかっていると、ガードマンの車が通りかかりこれから正門を閉めるという。まだ8時10分だが、日曜などは8時に閉めるのかもしれない。

*****

帰宅後しばらくしてピーチ、花子用の餌容器を持って出る。2匹はすぐに出て来てパクパク。1時間後に容器を引き上げに行くと、ピーチが出て来たが無視しておく。その時には花子はいなかったが、その後家人が外へ出ると今度はピーチはいなくて花子だけがいたそうだ。いずれにしろ、最近は2匹が我が家の前あたりでウロウロしているということだな。ピーチの哀願するようなひょっとこ目を見ると切ない。

ウチが狭いマンションなんかでなく、田舎の広い農家かなんかだったらみんな出入り自由の猫たちになるんだろうな。その代わり、内猫、外猫の区別なくみんなに屋根のある寝床を与えることが出来るのに。


2006年06月17日(土) タビー、コロン、キジー欠席。H川健くん急逝する。

H川家に引き取られて幸せな家猫生活を送っていた「瀬上の健」クンが今朝、早朝急逝したとの知らせが入った。近々追悼ページを作り、詳細を載せる。

*****

今日はS井所用のため、山手猫への給餌はJ先生にお願いした。夜になると生憎、雨が降り出し、そのせいかタビー、コロン、キジーは欠席だったという。

S井の帰宅は10時半になった。家人の話によればピーチと花子は9時半ごろに家の入り口までやって来たので郵便受けの奥でカリカリを与えたとのこと。缶詰を持って探しに出たが雨脚は増々強く2匹はもういなかった。

PCを開きメールチェックをしてみると、J先生からのメールが入っていた。時間は既に10時45分。雨は増々強くなっている。タビーのことが心配だが、電話で相談の上、S井が山手に行くのは止める。


2006年06月16日(金) 全員に給餌

また車で行く。庭園餌場の突き当たりの坂道に停める。ハイシローが見えたので呼ぶと、立ち止る。コロンも近くにいてワカメやゲンキもすぐに集まる。キジーもいる。私の車を猫たちは覚えたようだ。以前、Y沢さんの赤い車がやって来ると猫たちは争って突進して行ったものだった。

水の用意をし、カリカリを与えてからタビーを呼びに行く。野次馬猫たちはカリカリをほったらかして従いてくる。タビーの姿は見えないが餌場に戻る。

しばらくするとタビーがやって来た。ちゃんと聞こえていたようだ。みんな結構ガツガツしている。タビーも勢い込んで食べていたがさほど大量には口に入らず、大缶詰半分くらい食べるともう満足したらしく、身づくろいをしてどこかへ消えてしまった。最も大量に食べていたのはハイシローだ。タビーの残りもちゃっかり頂戴している。

帰宅するとテレビで「ポチたま」2時間スペシャルをやっている。後半を見る。岐阜のある保健所では、非情な飼い主がゴミでも捨てるように持ち込む捨て犬猫たちを、保健所の獣医さんがなるべく処分せず、ボランティアと一緒になって里親を見つける活動をしている。月1度の譲渡会を催したり、保健所のHPに情報を載せたり。全遺棄動物のうち、譲渡率は平均10%くらいのところ、ここでは62%だという。6年前から仔犬の処分はゼロだ。

「ポチたま」司会者の柴田理恵も泣きながら言っていたが、こうした活動は勿論素晴らしいが、そもそも元の飼い主が安易にペットを捨てなければこんな悲劇は起こらない。去年処分された犬は約10万頭、猫は約24万頭で殆どが勝手な飼い主により持ち込まれたものだ。ペットを捨てる2大理由は「ペットが病気になったから、引越しするから」というものだそうだ。手術を受けさせず、仔犬、仔猫が生まれる度に保健所に持ち込む「人でなし」も結構多い。

保健所に持ち込む労さえ面倒くさがる最低の輩が、近くのボランティアの餌場に捨てる。

我々ボランティアの夢は、ペットショップはすべて廃止する。レアな生き物を儲けの道具にするために輸入するなどは厳罰に処す。ペットを得るには保健所から引き取ったりするほかは、登録・免許制の優良ブリーダーからのみ購入できるものとする。(ブリーダーにもその動物に対する愛を第一義的に求め、法外な儲けを目的にはさせない)。犬も猫も飼うには登録制、チップ埋め込みにして、万が一遺棄した場合には飼い主が特定できるようにし、遺棄飼い主には厳罰を課す。それがイヤなら飼う資格なし。どれもこれもその気になりさえすればすぐにでも実現可能なことばかりではないか。

さて、「ポチたま」が終ったところでピーチと花子の給餌に出る。2匹はしばらく前から家の前でウロウロしていたらしい。家人は昼間も花子を家の外で目撃している。餌容器を置いてから30分以上経った。白黒猫はここまで食べにくるだろうか。もしそうならもう少し置いておこうか。


2006年06月15日(木) 全員に給餌

雨天餌場のまん前に車を付ける。荷物をベンチに置き水の用意をしてから庭園通路を通って「山手猫階段」付近にいるに違いない猫たちを呼びに行く。

ワカメは木の上に上っていた。あんなところにいても雨はしのげないだろうに。他の猫たちも呼ぶとあちこちから続々と現れた。みんなを連れて雨天餌場に戻る。

後からやって来た猫をタビーだと思ったらキジーだった。ゲンキが早速唸り声を上げてキジーを威嚇しに行く。キジーは反撃もせずに、かといってたじろぎもせずにじっとしている。タビーが来ていないのでカリカリだけを与えているとタビーもやって来た。タビーの身体を拭いてから缶詰を開ける。

キジーにも与えると、ハイシローがすっ飛んで行って横取りしている。適当なところでキジーが取り戻すかと思ったら、ずーっと横取りされたままだ。どうも近ごろのキジーは覇気がない。そこでハイシローをこちらに連れて来る。ハイシローをどけてみると、缶詰はあらかた食べられてしまっている。

タビーが食べ残した缶詰少々をキジーに与える。タビーは半分くらい食べたところで外へ出て行ってしまった。

猫たちの身体をティッシュで拭く。みんなびしょ濡れだ。だから、雨天餌場か、車の下で待っていればいいのにィ。

携帯電話の着メロが鳴ると猫たちが驚くので、いつもはマナーモードにしているのだが、今日は忘れていて、メールの着メロが鳴り響いた。コロンは怯えて外へ跳び出してしまったが、すぐに戻って来た。

猫たちがいつまでもダラダラと食べているので、メールを打っているとワカメたちがそばで寛ぐ。

坂道を上がってきたスーツ姿の男性が、雨天餌場を覗き込んだようだが、猫たちを見て何も言わずすぐに立ち去って行った。誰かな?

1時間ほどいたが、タビーは戻ってこなかった。どこへ行ったのだろうか?

カリカリを片付けていると、コロンに意地悪をされて気が収まらないのかゲンキがいきなり私の手を引っ掻き噛み付いた。傷を負ったわけではないが、ゲンキは時々、こんな腹いせをする。

帰宅してから、ピーチと花子用の餌容器を持って外へ出る。歩いているとピーチと花子が出て来た。少し屋根のあるところに2つの容器を置き、小1時間してから取りに行く。


2006年06月14日(水) キジー欠席

車で山手に行く。「山手猫階段」にキジーを除く猫たち全員がいた。スカイラインから降りて来た白人男性がしゃがみこんで猫たちを順番に可愛がっている。小太り、坊主頭、短パンにリュックのカジュアルな若者だった。

庭園餌場に行き、まず水の用意をする。正門前の方からダンプカーでも突っ込んできて方向転換しているような大音響がする。路駐している私の車がこすられでもしたら困るので見に行くと、トレーラーのような巨大な車が切り返しつつ方向転換しているところだった。さすがプロ、駐車車両に傷を付けるようなドジはしていない。

しっかし、J先生も言っていたが、あるカーナビには学院内が通り抜けできるかのように表示されているのだとか。毎日何台もの車がそのつもりで突っ込んできて正門前で愕然として方向転換している。

山手猫たちも私を追ってきている。よしよし、餌場に戻ろうね。いつものようにカリカリと缶詰を与える。

一旦帰宅し、しばらくしてからピーチと花子の給餌に出かける。いつのも場所に餌容器を置き、3時間後に引き上げに出る。知らぬ間に雨が降った形跡がある。

餌容器はほぼ空っぽになっている。白黒猫が来て残りを食べたかな?雨が降ったせいか蟻もなめくじも入っていなかったが、そばの石垣に艶々とした薄茶色の若いゴキブリがいる。追い回してつっかけで踏んづける。つっかけは水溜りでよくすすぐ。つっかけではなくもっといいゴキブリ退治グッズを持参してこなくては。農薬のスプレーは猫たちに毒なのでやたらと噴射したくない。ゴキブリを追いかけてゴソゴソしていたら花子が現れた。


2006年06月13日(火) キジー欠席

ゆっくりしているとM上さんから電話がかかってきた。夕方、M上さんは毎日、西公園や山手北門外、スカイライン北口で給餌しているのだが今夜は帰りが遅くなったところ、バイク置き場に花子が現れて餌をねだったので食べさせたとか。なので私の給餌時に花子が出てこなかったり、食べなかったりしても心配なきよう、ということだった。

表へ出るとピーチだけが出てきてニャーニャー鳴く。いつものところに餌容器を1個だけ置く。山手に行くまでの間、花子は出てこなかった。

山手に近づくとすぐに、待ちかねた猫たちに囲まれる。給水を先にしてカリカリと缶詰を与える。ポオは一段とみすぼらしい。花子用の餌容器をポオの前に置くと少しづつ食べ始めたがはかどらない。

今日はキジーが来ない。昨日も殆ど食べずに餌場に出てきてしばらくいたがどこかへ行ってしまった。何となく痩せてきたし、心配だ。陽光台マンションや工房でちゃんと貰っているのならいいのだが。

タビーの首の後ろは何だか白い。よくよく見ると4センチ×3センチくらい、結構広範囲に毛がなくなっている。昨日は全くそんなことには気付かなかったから、抜けてはいなかったと思う。

アリャー、食べているタビーの真上でストロボがフラッシュすると嫌がってタビーは離れる。連れ戻してまた食べているところをよりよく撮ろうとフラッシュ。また逃げた。可哀相だからもう写真を撮るのを止めよう。

タビーはしばらくして戻って来たので、続きを食べさせる。タビーとワカメを可愛がってからバイバイする。とにかく蚊の襲撃がすごい。毎夜、数匹叩いているが勿論刺される。

帰り道、小学校の前を通過していると花子が小学校内から出て来た。通路側へ左折すると花子の声を聞きつけたピーチも出て来た。2匹には階段上の石垣の上にカリカリを置いて食べさせる。

ピーチ用の餌容器を回収しようとライトで照らすと猫がさっと逃げる。はっきりとは見えなかったが、白地に黒が混じったような猫だった。あれがM上さんが言っていたスカイラインからさすらって来た白黒猫なのか。餌が欲しくてここら辺りまで流れてきたがピーチに苛められているらしい。

先日、容器引き上げをすっかり忘れていて3時間後に引き上げに行ったら2個ともきれいになっていて驚いたが、多分この白黒猫がピーチと花子の食べ残しを頂戴したのだろう。

毎日結構たくさん食べ残しているが持ち帰って捨ててしまう。長く容器を放置しているとなめくじやら蟻やらが入って(これからはきっとゴキブリも)汚らしくなるので30分後には引き上げるようにしていたが、白黒猫が食べ残しを片付けてくれるのなら彼(きっとオス)のためにもなり一石二鳥だ。満腹になれば喧嘩も減るだろう。(甘いか)

が、餌があると分かるとどんどん他地区の猫たちをも惹きつけてしまうかもしれない。猫のせいではないがこれはこれで厄介だ。


2006年06月12日(月) 全員に給餌

俄か愛国者となり、手に汗握ってワールドカップを見ていたが終盤立て続けに3ゴールされ、3−1で惨敗。あーあ。でも素人目にもオーストラリアの方がうまかったから仕方がないか。アテネオリンピックの野球でもオーストラリアにまさかの2連敗だったし。スポーツの対戦相手としては相性悪し。

*****

夜、給餌に出かける。すぐにピーチが出て来たのでいつもの場所に餌容器を置く。花子は奥の方から出て来た。花子にも餌容器を与える。

山手に行くと道路を渡ったところでワカメが山から駆け下りてきた。他の猫たちも出迎えに走ってくる。キジーも踊り場まで出てきている。

庭園餌場に荷物を置き、まずペットボトルに給水する。水の用意をしてからカリカリと缶詰を与える。ポオは相変わらず目がしょぼしょぼしてい目やにがひどく殆ど食べない。然し弱った感じはなく足取りは軽い。水をたくさん飲んで口をカキカキしている。

他の猫たちはそこそこ食べている。キジーは一頃より痩せたと思う。今日はあんまり食べない。缶詰もおいしくないのか殆ど残している。こちらの餌場に出てきていたが別のものももらえないので消えてしまった。大丈夫だとは思うが。

庭園餌場を去り5号棟に戻る。ピーチと花子は餌容器の傍にいた。容器を引き上げると2匹は家の前まで従いてきた。入り口でピーチがもう一度残ったカリカリなどを食べる。

ピーチと花子は仲良くしていて本当に微笑ましい。


2006年06月11日(日) ポオ、キジー欠席

しっかり梅雨だ。朝からずーっと雨。午後6時ごろ所用で出かける際に山手の正門前まで行ってみたがさすがの猫の姿はなかった。その後一番降りのひどいときに給餌に出かける。車で雨天餌場のまん前に付ける。

庭園餌場付近に行くと道路側庭園の中からワカメが跳び出してきた。それからみんなの名前を大声で呼ぶとどこに隠れていたのか次々と出て来た。

とにかく雨天餌場に急ぐ。タビー、ポオ、キジーがいない。新聞紙を広げてカリカリを出す。タビーがいないので缶詰は出さないでいたら大分経ってからタビーがノッソリと現れた。そこで缶詰を開ける。みんなモリモリ食べる。その間にティッシュでみんなの背中を拭く。

食べ終わったタビーは外へ跳び出す。トイレかな。多分戻ってくるだろう。やっぱり戻って来たタビーに娘のコロンは盛んに甘える。頭を舐めろと父親に対して唸って脅している。呆れた!心優しいタビーは「仕方ないなあ」といった感じでコロンの頭を舐めてやるとコロンは満足そう。

半時間以上待ったがポオもキジーも現れない。カリカリを集めて2山にしておいて帰ることにする。

一旦帰宅し、小雨になった10時前、ピーチと花子用の餌容器を持って家を出るとピーチが家の前で濡れて待っていた。ピーチにはいつもの場所で給餌。花子を探すどこからともなく出て来た。

ピーチと並んでいつもの場所で食べさせようとしたが、花子はそこへ行かない。仕方なく少し離れたところに容器を置く。また雨が少し強くなってきた。早く食べておしまい。20〜30分後に容器の回収をする予定。


2006年06月10日(土) キジー欠席

午後6時頃、車で出る。昼間は晴天だったのにいきなり雨が降ってきた。坂道に車を止め、猫たちを探しに行くとワカメ、タビー、ハイシロー、ゲンキの4匹しかいない。雨天餌場へ行き、カリカリを与えておく。

まだまだ明るいので久々にハウスをチェックする。ビニールカーテンが上がっている1号の中は相当汚れていて銀蝿が出入りしている。う〜ん、また犬糞でも投げ入れられているのかもしれない。もう暑いし、中が汚いせいもあってか猫たちは全然入っていない。近々ベッドを撤去して掃除をしておかないと。猫たちが長雨の時にハウスに入ってしのげるようにしておかなくては。

そのまま所用で出かけ、8時半過ぎに山手に戻ると「山手猫階段」で待機している猫たちが見える。正門前に駐車し、庭園餌場に行く。まず給水を済ませ、水容器をきれいにする。

カリカリは雨天餌場で与えたので、缶詰を出す。みんなモリモリ食べる。ポオは相変わらず食べずにじっとしている。傍に来たので捕まえてスポイトの薬を口に投入しようとするとものすごく抵抗する。右手にスポイトを持ち、左手で両前脚を押さえると、口を開けさせることが出来ない。顔を振ってスポイトが口に来ないように巧みに抵抗する。ピュッと出したが見事に外れて液体はすべて私の左腕にかかってしまった。

それにしてもすごく抵抗するなあ。目はしょぼしょぼだがちっとも弱々しくない。もしかしたら陽光台マンションで好みの餌を貰っているのか。

雨天餌場のカリカリをこちらに持ってこようと見に行くと、???!!!きれいに一粒も残っていないばかりか、カリカリがあった形跡すらない。ハハーン、まだ明るい時間帯だったからカラスがきれいにお掃除したかの如く食べてしまったのだな。スゴイ!道理で毎夜、結構敷石の溝などにカリカリがはまるのだが、翌日にはきれいさっぱり無くなっているはずだ。

帰宅してから、ピーチ、花子用の餌容器を持って家を出る。ピーチはプレイロットの入り口、花子はその前に駐車している車の下から出て来た。2匹には「ある場所」で給餌。一旦帰宅し、40分後に餌容器を引き上げに行く。猫たちはどこかへ行ってしまっている。2つの餌容器にはそれぞれ2匹づつナメクジが入っていた。容器の底には蟻が張り付いている。家に持ち帰る前にそれらを落としておく。


2006年06月09日(金) 全員に給餌

入梅だ。それに相応しく朝からよく降った。が、夕方には上がって助かった。山手は雨天餌場を確保してあるからいいがピーチと花子への給餌に困る。

日が暮れてから出かける。花子は午後3時ごろウチの前の通路に駐車していた車の下にいたそうだ。

ピーチがプレイロットの入り口に座っていた。ピーチにまず缶詰の入った容器をあてがっておいて花子を探しに行く。花子は通路のもっと奥の方にいた。ピーチの横に花子用の容器を置く。

どうせ帰りにまたねだられるからカリカリは入れずに缶詰だけにしていたらどうやら不満な様子。カリカリを入れて別の場所に容器を置く。引き上げは帰りに。

山手に行くと昨日と同じくすぐに全員に囲まれた。庭園餌場に荷物を置いてすぐに水汲みをする。ユニフォーム姿のH田くんが雨天餌場にいる。

他の猫たちはいつもと変わりないがポオの目がしょぼしょぼしている。じっとしているが他の猫が食べ終わったらボチボチとカリカリを少量食べるのだろう。う〜ん、困ったな。

まだみんな食べている最中だが、帰ることにする。

ピーチと花子の容器を引き上げる。かなりきれいに食べている。歩いていると車の下から花子が出て来た。ちょっと撫でて帰宅する。花子は家の前まで来て立ち止り私の顔を見てそのまま行ってしまった。1号棟に戻ったように思ったのだが、やはりまたこの辺でブラブラしているようだ。

*****

数時間後に外へ出た家人がまた花子を目撃している。近ごろは車の下からニャニャニャと鳴きながら出てくるそうだ。






2006年06月08日(木) 全員に給餌

日が長くなった。7時ごろでもまだまだ辺りは薄明るい。ピーチと花子はまだ来ていないだろうと外へ出ると、ピーチが4号棟西端から5号棟西端へと渡っていくのが見えた。途中立ち止って私とお見合いになったが、猫は目が悪いというから、イマイチ私だと確信がもてなかったようでそのまま行ってしまった。

シメシメ、給餌は山手の帰りでいいだろうと歩いていたら、花子に呼び止められた。甲高い声で甘え鳴きをしていると野球のユニフォームを着た小学生がニコニコしながら通過して行った。ニコニコならいいが嫌猫家に出会うとマズイ。

ま、ともかくプレイロットまで戻り、入り口近くで餌の用意をしているとピーチが現れた。猫は目は良くないが、耳は飛び切りいい。花子の甲高い鳴き声が遠くからでも聞こえたのだろう。

餌容器2個にカリカリと缶詰を入れ、2匹が食べ終わるまで待つ。ピーチは缶詰を食べ終わると早々に離れるが食べるのが遅い花子はその倍くらいの時間をかけてゆっくりと食べている。花子はカリカリも結構好きだ。

待つ間、ピーチの目やにを拭く。食べ終わった花子はどこかに姿を消している。ピーチも花子はどこ?!状態だ。

山手に向っていると、小学校前の歩道を向こうからランニングしてくる人影が。もう薄暗くなっているし外灯の逆光なのですれ違ってもしかとは分からないが、一瞬驚いたように私の顔を見たので、H田くんだったのだろう。彼は最近よくこの辺を走っている。

山手に行くと先発隊のゲンキとハイシローがニャーニャー鳴いて出迎えに来る。その声を聞いて他の猫たちもすぐに集まる。こういうときは空腹なのだ。

庭園餌場に行くとキジーも出て来た。カリカリを与えておいて1,5Lのペットボトルを持ち給水に行く。戻ってきてから缶詰を開ける。タビーもモリモリ普通缶を食べているが、ミニ缶を開けてみる。このミニ缶は初めてだがポオもタビーもお気に召さないようだ。

ポオは結局じっとしていて何も食べない。水だけを飲んでいる。様子を見て出来たら投薬したい。他の猫たちが食べ終わってからポオはカリカリを少量食べ、また長々と水を飲んでいる。ゲンキも長々と飲んでいる。多飲多尿は病気(腎臓病だったか)のしるしなので心配になる。

ポオは口の周りをカキカキしている。歯周病だし口腔内に問題があることは確かなのだが。またじっとしているので投薬したくて立ち上がるとそれだけでもう気配を察して逃げてしまう。薬入りの缶詰も食べないしお手上げだ。弱った感じになったら病院に連れて行くしかないな。

さて帰ろう。昨日の場所にピーチと花子がいないと思っていたら、行く手にピーチが現れた。すぐに花子もどこかから出て来た。昨日と同じく階段脇の石垣の上にカリカリを盛るとまずピーチが。花子は軽々と石垣を駆け上りカリカリにありつく。


2006年06月07日(水) 全員に給餌

昼間、M上さんから電話がかかってきた。昨日から伸吉が舞い戻ってきてピーチと派手な喧嘩を繰り広げているという。のみならず、スカイライン北側から遥々流れてきたという小柄な白黒や、伸介も入り乱れて金切り声を上げるので、早朝のこととてM上さんは気が気でない。怯えた花子は逃げてしまってM上さんの餌にはありつけなかったが、夜に私からもらっているから大丈夫。

それよりも猫の喧嘩声がうるさいといって嫌猫家を刺激し、外猫たちに更なる危害が及ばないかと心配だ。嫌猫家でなくとも、早朝ギャギャギャッとすさまじい声がすると何事か!?と飛び起きたりして迷惑この上ない。これから夏に向って窓を開ける季節だし、とM上さんは盛んに気を揉んでいる。といっても妙案は浮かばず只々困惑するばかりだ。

*****

夜、家を出るとプレイロット前に駐車していた車の下から花子が出て来た。その後からピーチも。1号棟ミニプレイロットで給餌するつもりだったので困った。とりあえずプレイロットに入ると2匹は当然のようにベンチのところへ向う。待て、待て。そこは危ない!

入り口の階段で缶詰を空け、餌容器に入れる。カリカリも足し、2匹が食べ終わるまで待つ。ある程度食べてからピーチがちょっと移動。懸命に食べていた花子がピーチのいないのに気付き、食べるのを止めピーチを探す。植え込みの角を曲がったところでピーチは寛いでいる。

中身の残っている餌容器を引き上げ(ここにしばらくでも置いておくと何をされるか分からない)山手へ向う。

今夜は先発餌やりさんは来なかったらしく、すぐに猫たちに囲まれる。
餌場に行き、カリカリと缶詰をいつも通りに与えるが、いつもの缶詰には飽きてきたらしい。タビーとポオにはk/dを与える。タビーは喜んで食べるがポオは少し舐めるだけ。コロンがタビーのk/dを横取りしにくるので見張ってなくちゃ。

水を持ってくるのが重くて辛いので、現地調達することにした。道路側庭園内のテラスに水道栓があったらしく、しばらく前からそれが開けられおあつらえ向きにホースまで付けられているのだ。そこへの最短距離は飛び石を伝って行くことだがキジーが食べているので遠回りする。

持参の空の1,5リッターペットボトルに水を入れる。たっぷりなので水容器がじゃぶじゃぶ洗える。餌場に戻るとタビーもポオも消えている。ポオに投薬しようとスポイトに薬を小分けしてきたのに。

しばらくハイシローやワカメを可愛がっていると後ろから「こんばんは!」と声がかかる。「こんばんは!」と返事したものの誰だか分からない。K山さんかなあ?

帰ることにする。「猫庭園池」傍にはタビーがいた。タビーは昼も夜もよくここで寛いでいる。ポオの姿はなかった。残念。

4号棟端っこの植え込みの下からニャニャニャと花子が出て来た。ピーチも。また2匹仲良く行動を共にするようになったようだ。それはいいが、用心するんだよ!石垣の上にカリカリを置くと2匹はすぐに食べ始めた。嫌猫家が通りませんように!


2006年06月06日(火) コロン、キジー欠席(既に給餌された模様)

今日は外出していたので給餌に行くのが少し遅くなった。ピーチは昨日と同じく、小学校側の通路前の植え込みにいた。プレイロット周りにいて白粉散布人にでも苛められたのだろう。そうそう、危険だからもうこの辺にいない方がいい。ピーチを連れて1号棟ミニプレイロットを目指す。

7号棟からのT字路に花子らしき猫が出てきて自販機裏の駐車場に入っていくのが見えた。我々がミニプレイロットへ渡ろうとしていると花子が飛び出してきて先にプレイロットへ入る。持参の餌容器2個をピーチと花子の前に置く。

山手に行くと正門前には左右に車が駐車している。1台は中の灯りも点いていて誰かが脚を上げてひっくり返っているようだった。

ポオは正門の門柱のところに置物のように座っている。ハイシローやゲンキもいる。踊り場の隅にホウキが出しっぱなしになっていたので元通りに門扉の内側に立てかけておく。

餌場に着き、カリカリを出す。ポオが私の周りを回ってモノ欲しそうにしている。k/dの缶詰を開けてみるが欲しそうにするだけで食べない。そのうちにタビーがやって来たので与えると喜んで食べ始めた。タビーはこれが大好きなので全部食べればいいと思っていたらいつの間にかハイシローが父親を押しのけて食べている。

タビーは?と見ると遥か「猫庭園池」の方を踊り場に向って去っていくところだった。ハイシローを退けてk/dを回収する。

猫たちは缶詰を殆ど食べない。カリカリも。

ポオに投薬しようと薬ビンを振り、用意する。それから猫なで声でポオに近付くが警戒されて捕まらない。諦めて薬をしまうと寄ってくる。何て勘がいいのだろう。過去何年も同じようなことを繰り返しているからいくら何でも学習するか。

しばらくしてポオはカリカリを1粒づつ食べ始めた。10粒くらい食べただろうか、やはり調子が悪い。黒い目やにもたくさん出ているし。

猫たちはもう食べずに私の傍で寛いでいる。ハイシローはもう暑いのに座っている私の背後に相変わらずベッタリと張り付いている。足元にはワカメ。ハイシローを後ろ手に撫でたら何を思ったかギャッと叫んで前に回ってきた。ワカメはさすが母親だ。よしよし、という感じでハイシローの頭を舐めてやっている。

背後を車が走り回っている。???一旦正門から出てまた坂道を戻って来た。本館前まで行って談笑する大声が聞こえるから教職員だと思うが・・・

さて帰ることにする。踊り場に出てよく見るとあちこちにカリカリが落ちている。缶詰混じりだ。結構広範囲に散らばっているからみんな十分に食べたようだ。道理でコロンもキジーも出て来ず、猫たちの食べっぷりが悪いわけだ。ホウキが出ていたのは給餌前に一応踊り場を掃いてくれたのだろう。

ミニプレイロットに行くとピーチも花子もまだいて寛いでいる。荷物を置いて、しばらくピーチを撫でる。花子もひっくり返ったりベンチの上に登ってバッグのベルトにじゃれついたりしている。

2匹を残して立ち去ると花子が飛び出してきた。ピーチも後から走ってくる。追ってくるのかと思ったが、小学校のフェンスに中に入ったきり出て来ない。体育館では何かが終り、中年女性たちが車で続々と帰るところだ。花子たちは用心深く消えてしまったのだろう。


2006年06月05日(月) 全員に給餌

今日は車で山手に行く。昨日より遅い時間だったので庭園餌場にはキジーが待っていた。他の猫たちは「山手猫階段」にいるのだろう。

水を替え、キジーにカリカリを与える。歩き出しながらワカメ!と呼ぶとワカメがすっ飛んできた。ゲンキも駆けてきたが踊り場まで行かないとみんなは揃わないだろう。

放課後、部活があり既に給餌されているので全員揃わない。ポオもタビーも来ないので缶詰を出さずにいたらタビーが来ている。缶詰を開けるとよく食べる。

そこへJ先生がやって来た。しばらく話しているとコロンも来た。ポオが来ないので二人で久々にハウスを見に行くがこの暖かさだ、さすがに空っぽだった。

諦めかけた頃、ポオが「猫庭園池」の傍の通路に現れた。だが餌場にはやって来ない。昼間にも姿を見せたものの食べなかったそうだ。

缶詰を持ってポオのところに行き蓋を開ける。汁を舐めているが飛びつくという風でもない。

帰るJ先生を見送ってポオのところに戻ってみると、ポオはもういなくてタビーが缶から食べていた。餌場でちゃんと与えようとタビーを抱きかかえるとすごく嫌がって爪を出す。痛いので放すと逃げてしまった。怖がらせて悪かった。こんなことなら缶のまま食べさせておくんだった。

が、ポオの食欲のないのが気にかかる。一昨日までは食べていた。昨日も餌場近くまで来たものの、食べるだろうと思って立ち去ったがあの分では食べていない可能性が高い。

じゃあ、嫌がるポオを捕まえて口に投薬を試みないとダメかなあ。最近は捕まえようとするとすぐに逃げてしまうので気が重い。

*****

帰宅してから、ピーチと花子用の餌容器を持って家を出るが猫たちがいない。ピーチは階段の上の植え込みにいた。ノワールのように、そういうところで給餌しようとしたが、ピーチの大きな白っぽいお尻が通路にはみ出している。これはマズイ。そこで食べている容器を取り上げるとピーチは不満の悲鳴を上げている。結局、最近よく与えている場所に容器を置く。

花子はもしかしたら、昨日のように1号棟付近に戻ってしまったのかもしれないと思い、1号棟ミニプレイロットに向う。道路を渡ろうとしていると突然花子が現れてミニプレイロットへ行く。

後で容器を引き上げに来るのも面倒なので、ベンチに座って花子が食べ終わるまで待つ。

食べ終わった花子は道路を渡った竹やぶの前で転がっている。この中はまず安全だ。帰る私を追ってくることもしない。

ピーチの餌容器を引き上げる。ピーチはもういなかった。


2006年06月04日(日) 全員に給餌

辺りがまだ薄明るい午後7時過ぎに家を出る。ピーチたちには捕まらないだろうと思っていたら、ピーチに見つかった!追ってきてちょこちょこと立ち止るものの、私が振り向くと呼ばれたと思うらしくトコトコと追って来る。

山手まで引っ張って行こうと思っていたら、小学校の門の中から花子が出て来た。ピーチと花子は会えて喜んでいる。2匹して5号棟の方へ戻ろうとするが、ちょっとマズイ。

結局、2匹を1号棟中ほどのミニプレイロットまで連れて行き、ベンチ横で缶詰とカリカリを与える。

山手へ行くと階段には誰もいない。上がって行くとゲンキが飛び出してきて、気配でワカメが山から降りてくる。庭園に入る頃にはハイシロー、キジーを除いて全員集合。

餌場でカリカリと缶詰を与えているとキジーがやって来た。みんな悠然と食べていて全くガツガツしていない。昼間に公田町の老紳士からおいしいカリカリを貰ったのかな?

キジーが割と早く立ち去ったので見に行くと、缶詰もカリカリも結構たくさん残している。このCADの缶詰はもう猫たち飽き飽きしているようだ。

キジーは飛び石の奥のテラスにいるのが見える。行ってみると何をするでもなく単に寛いでいるだけのようだ。キジーも公田町の紳士から貰っているようだし、段々贅沢になってきた。

餌場に戻り、坂道を見るとハイシローがいる。呼ぶとやって来てガツガツと食べ始める。ゲンキは今まで知らん顔していたのにハイシローがやってくると途端に自分もまた食べ始める。

そういえば、さっきコロンは母親のワカメを叩きながら食べていた。気の強いワカメだが、娘のコロンに叩かれて譲っている。甘やかしている!

さて帰ろう。ミニプレイロットに行ってみると缶詰はきれいになくなっておりカリカリも結構食べていた。猫たちの姿はない。

道路を渡ると小学校のフェンスの端っこからピーチが出て来た。私が戻ってくるのを待っていたようだ。一緒に5号棟まで戻り、階段の上で久々に撫でて可愛がる。目やには余り出ていなくて比較的きれいだが、右目にこびり付いたのを取ったり、左目の涙を拭う。

撫でていると膝に手を掛けて乗ってこようとする。そこで石垣に座ってピーチを膝の上に乗せる。ゴロゴロ喉を鳴らして嬉しそうだ。しばらくそうしていたが、適当なところで降ろして振り向かずに帰宅する。ピーチは不満の声を漏らしていたがすぐに諦めたようだ。

花子はもうどこかへ行ってしまっていなかった。


2006年06月03日(土) キジー欠席

今日は車で行くと正門が左右に大きく開いている。バスでも入ってくる予定かな?

坂道に車を停めているとコロンがやって来た。餌場にいるとコロンの声を聞きつけてワカメもやって来た。カリカリを広げ、水の用意をしているとゲンキとハイシローもやって来た。

では、タビーたちを呼びに行こう。門扉のところへ行ってみると階段の下にタビーがいる。呼んでいるのに動きが鈍い。餌場にいた他の猫たちが全員やって来た。それを見てタビーがやっと腰を上げる。

私が餌場に戻ると他の猫たちもゾロゾロと戻って来た。タビーもやっとノロノロとやって来た。ポオがいないなあ。キジーも。

キジーといえば、昼間に散歩のついでに度々給餌してくれる公田町の老紳士が、「懐かないキジトラ猫の名前は?」とJ先生に尋ねたそうだ。ということは、キジーが昼間に出てきてその老紳士からちゃっかり餌を貰っているということだ。

キジーは工房の方からやって来る猫だから、元々他に餌場がある筈だ。工房方面では毎日餌にありつけないのかもしれない。

ということで、老紳士にも貰っているとなると増々、欠席でもさほど心配する必要はないだろう。

ポオが来ないのはおかしいなあ、ハウスでも覗いてみようかと思っていたら、「猫庭園池」の方から悠然と姿を現した。そして餌場の一段下でじっとしている。全く空腹ではないらしい。たっぷりあるからそのうち他の猫たちが食べ終えたら餌場に上がってくるだろう。

食べているみんなをそのままにして帰宅する。

*******

ピーチと花子にはカリカリと缶詰をそれぞれのステンレス容器に入れて与えている。往年のノワール方式だ。容器を引き上げに行くと、蟻が入っていたり、なめくじが張り付いていたりする。

さ、これから引き上げに行って来よう。給餌してから30〜40分後に引き上げている。


2006年06月02日(金) キジー欠席

車ではないが早めに山手に行くことにする。7時過ぎに家を出るがまだほのかに明るいので途中ピーチたちに捕まらなかった。

山手に行くと時間帯が昨日と同じだが、「山手猫階段」で待機しているのはハイシローのみ。ニャーニャー鳴くハイシローの声を合図にワカメやゲンキが跳び出してきた。他の猫たちを呼ぶとタビーが庭園からやって来た。結局いないのはコロンとキジーだけか。時間が早いせいだろう。

昨日と同じく空手部の男生徒が2人、私の背後を通って下校する。黒い車の教員も乗って去っていく。

新聞紙を広げ、カリカリと缶詰を与えるのは昨日と同じ。やはり猫たちはさほど空腹ではないようだ。十分に食べたタビーは「猫庭園池」の方へ去る。

水容器の中は泥だらけになっている。イタズラされたかな?んもうーッ!

ワカメはいきなり吐き始めた。出すわ、出すわ。そんなに食べてたのか!と思うほど出している。お腹を触るとまだまだ膨らんでいる。多分単なる食べすぎだろう。すっかり吐き出してスッキリしたのかどこかへ行ってしまった。

ポオも少し甘えたりカリカリを食べたり水を飲んだりしている。調子は悪くなさそうだ。

さて、店じまいして帰ろう。時計を見ると7時37分だ。コロンとキジーは後から来るだろう。

タビーは門扉の内側で寝そべっている。今日も暑いから石の上に寝そべって涼を取っているのだろう。

踊り場へ出ようとするとコロンがやって来た。餌場の気配に気付かずここで待っていたのかな?母親のワカメは私が来るとすぐに気配を察して駆けつけてくるのだが、その娘にしてはコロンは勘が悪く何かとドジだ。両親、兄がいて警戒心薄く育ったせいかもしれないが。

ずーっと以前、雨天餌場での給餌を終えての帰り道、正門近くの石垣の上で雨に打たれて私の到着を待っているコロンに遭遇したことがある。他の猫が近くにいないのだから雨天餌場を覗いてみるくらいすればいいのに、と思ったものだった。或いは山側の石垣の上なら、さほどひどく濡れずに済むのに。

とにかくコロンを呼び、庭園餌場まで誘導し、食べ始めたのを確認してその場を離れた。タビーは相変わらず同じ場所で寛いでいる。

ゲンキが従いてきた。正門前の歩道で大きなかたつむりを見つけた。写真を撮っているとゲンキが邪魔をする。

ゲンキも道路を渡って来た。困ったな、と思っていたらそれ以上は従いてこなかった。

******

ピーチと花子には別の時間帯にそれぞれの容器に入れたフードを与えている。


2006年06月01日(木) コロン欠席。

今夜は都合で思いっきり早く午後6時45分ごろには学院構内に入った。辺りはまだ明るく餌場の頭上にはカラスが2羽飛び交っている。

オヤ?!水容器が1個ない。ずーっと前、部員が置き忘れたのか放置されたままになっている黄色いプラスチックの餌容器を洗って水を入れる。そうしているとワカメとゲンキがやってきた。

明るいところで見ると餌場もあんまりきれいじゃないなあ。新聞紙トレイを敷きカリカリを2匹に与えておき、踊り場へ他の猫たちを呼びに行く。

門扉の上にはポオが座っていた。ポオも黒い目やにを付けている。逃げようとするのを捕まえて目やにだけは取っておく。黒い鼻くそも取りたかったが逃げられた。ポオの身体を触ると手が本当に臭くなる。ウェットティッシュで拭いたぐらいでは臭気が全然取れない。お口の歯周病のせいだろうが段々ひどくなる。

ものすごく嫌がるので気が進まないが、ポオにはそろそろまた薬の投薬を強制的にしなければならないかなあ。

他の猫も呼び餌場に戻る。缶詰も開ける。そこそこ食べはするがさほどガツガツしていない。J先生の話では、昼間に公田町の方から毎日のように散歩にきて山手猫たちにカリカリを与えているという老紳士に出会ったそうだ。踊り場付近で待機している猫たちはみんな人懐こいので隠れたるファンがいる。

そうそう、無くなったと思っていた水容器は踊り場にあった。水も入っていたから部員が移動させたのかな。木のサラダボウルだが大分見た目が汚くなってきた。取り替えた方がいいかも。それも夜だとよく分からないが今日みたいにまた当たりが薄明るいといろいろと目に付く。

夕闇が迫り始めたころ、ホーホケキョとうぐいすの鳴き声がここでも聞こえてきた。昨日さんざん、鳥が夜鳴くのはおかしいとここで書いたが、よく考えるとナイチンゲール(Nightingale)というのは確か「夜鳴きうぐいす」と訳されていたはずだ。すると夜鳴くうぐいすは順当な勤めを果たしているということになる。花鳥風月には全く疎いので(単にモノを知らないだけ?!)いちいち驚くことばかりだ。

道路側庭園の中で唸りあう声が!見るとやって来たハイシローをゲンキが脅しているのだった。ハイシローを呼び、食べさせる。そういえばゲンキの目やにもひどいという話だったのでティッシュで拭いておく。目薬は極端に嫌がるがティッシュで拭く分には抵抗しない。

今夜は時間が早いので生徒達の声も聞こえてくるし、後ろの坂道を通って下校する生徒や教員の姿もある。ガードマンも通った。

もう帰ろうかと思っていたらキジーがやって来た。そこでもう1缶開ける。コロンはとうとう来なかった。といってもまだ7時半過ぎだったから後から来るかもしれないが。カリカリはたっぷり残っているから大丈夫だ。

******

ピーチと花子にもちゃんと給餌した。端っこの住居のベランダで時々牛乳をもらっているのがどうやら花子らしいとS木さんから聞いている。


ネコロジーHP主催者 |HomePage