つれづれ日記
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2006年05月31日(水) 全員に給餌

「山手猫階段」で待っている猫を横目に見ながら構内に車で入る。いつものように坂道に車を停め、餌場に行く。

水容器を洗っているとか細くニャーと鳴く声が聞こえキジーが現れた。キジーに話し掛けていると私の声を聞きつけてワカメ、ハイシロー、コロンがやって来た。

カリカリを出しておいて、察しの悪い猫どもを呼びに行く。するとワカメたちは食べるのを止めて従いてくる。何度も呼んでやっとタビーがやって来た。

缶詰は8個開ける。タビーはまあまあよく食べたがポオは相変わらず缶詰を食べない。とびっきりおいしい高価な缶詰を出せば食べるのかな?ずーっと前、寄付でもらったk/dはよく食べていたが、それでも毎日同じものだと飽きてしまうだろう。カリカリは食べているし元気そうにしているのでまあいいか。

一旦帰宅する。

*****

昼間、5号棟プレイロットのベンチ下に撒かれていた白い結晶について区の保健センターに電話してみた。かくかくしかじかで、白い結晶は採取してあるので毒物かどうか検査してもらえるかと尋ねたが、結論として出来ないとのこと。では、有料でもどこか検査機関を紹介してもらえるかと更に尋ねると、それもしていないし検査機関も知らないとのこと。また多分、私的に依頼するとなると相当な出費になるだろうとも言う。

警察に相談してみてはどうかと、その食品衛生課(動物の担当はこちら)の人は言うが、警察ねえ・・・あの結晶が無害なものであることさえ分かれば安心するのだが。

私としてみれば今、他の重大事で忙殺されていて、このことで何者かと戦うエネルギーは残っていない。犯人を変に刺激して更に猫に危害が及ぶことは避けたいし。とにかく家猫でなく、外にいる猫なのでどんな虐待に遭うか分からない。現にチャトは変死している。本当に頭が痛い。

犯人はプレイロットのあの場所が見通せる場所に住んでいる。時間も7時〜9時ごろだと丁度耳を澄ませ易い。そこでプレイロットでのそんな時間帯での給餌は止めることにした。

・・・今夜もとにかくピーチと花子には給餌することが出来た。が、なんだかピーチは怯えた態度をしていた。

今朝3時半ごろ、ベランダの外でギャーッと猫の争う声がして家猫たちがパニックに陥った。慌ててベランダに出てみると暗くてよく分からないがどうやらピーチが芝生にいたようだ。目の前に山桜の大木があり、もう1匹がピーチから逃れて木に登っていたらしく、私が目の前に現れたので驚いて駆け下りた。それをピーチが追っていきギャギャギャッと絶叫が更に続く。夜の猫の喧嘩は割りに頻繁になった。

これでは猫嫌いの人は増々憎悪を募らせるだろう。然し昨夜からだと思うが大声でホーホケキョ!とうぐいすが夜っぴて鳴いているのだ!今夜も鳴いている。うぐいすも昼間ならほほえましいが夜通しとなると気味が悪い。こんなおかしなことがあるだろうか?!鳥は夜寝るものだろう。


2006年05月30日(火) コロン、花子欠席

今夜も早めに山手へ。「山手猫階段」の下にいたハイシローが私の車を見つけて一瞬顔を輝かせたが、正門の中に入ってしまったので違う車だと思ったようだ。

餌場の上の坂道に駐車し餌場に行くが猫たちは気付かない。水容器を洗っていると遠慮がちにニャーニャー鳴く声が聞こえる。見るとキジーが飛び石のところに来ている。

キジーにカリカリを与えておき、他の猫たちを呼びに行く。コロンだけがいない。餌場でカリカリと缶詰を与える。カリカリを食べようとしないタビーを抱えるようにして缶を開ける。ポオは今夜も殆ど食べないが、昼間に貰ったように思う。

大分前から蚊が出始めている。やっぱりワカメやタビーの黒い被毛を好んで刺すようだ。猫が刺されないように手を出すと指に止まる。今日は刺される前にやっつけたが大抵は刺されてチクッとしてから気が付く。

しばらくワカメを可愛がってから、餌場を後にする。

5号棟プレイロットに近付くと入り口で寛いでいたピーチがニャーニャーと声を張り上げる。花子はいない。ベンチ下で缶詰半個分とカリカリをピーチに与えておいて花子の名を呼ぶが出て来ない。

5号棟奥の階段まで行って呼んでみるがいない。おかしいなあ。昨未明に家人が家の前で新聞配達中のM上さんに会い、彼女は花子をここ3日ばかり見ていないそうだ。昨日はいたのに・・・


2006年05月29日(月) 全員に給餌

一家で外出の帰り、私だけ学院正門前で車から降りる。ハイシローやゲンキは「山手猫階段」の下まで降りて待っていた。車が停まるともうニャーニャーとうるさく鳴く。タビーは坂下からやってきた。下のY光台マンションの裏庭でパンダの息子として生まれ育ったので、母親のいる古巣にちょくちょく出入りしているのだろう。が、車の前後でも全く気にしないのでハラハラする。黒っぽい猫だから夜などは見落としてしまう。

庭園に入るとキジーが待っていた。ゲンキが大きな唸り声を上げて敵意を顕わにする。庭園内は雑草が刈られてサッパリしている。餌場の敷石が草や土で汚れているのでは、と危惧したがきれいになっている。良かった!

まずカリカリを与えるがタビーは見向きもせずバッグの後ろで待機している。水の用意をしてから缶詰を開ける。改めて身体を触るとタビーはガリガリに痩せている。缶詰には薬をかけずに好きなだけ食べさせることにした。

ポオは缶詰を全く食べず、カリカリも少ししか食べない。様子を見てあんまり小食なようなら、また薬を口の中に投入せねばなるまい。薬の匂いが嫌いで缶詰に混ぜても食べないし。

キジーは食べ終えてさっさといなくなった。タビーも食べ終えて「猫庭園池」近くの通路にいたのだがいつの間にか消えてしまった。

餌場ではゲンキ、ハイシロー、ワカメが並んでカリカリを食べている。

さて帰ろうとするとコロンが付いてくる。タビーは踊り場にいた。ゲンキもやってきた。タビーを撫でてバイバイする。

5号棟プレイロットに行くとすぐに花子とピーチが出迎えてくれる。ベンチに行き、缶詰とカリカリを与える。


2006年05月28日(日) キジー欠席

山手の正門に行くと、まだ8時にもならないのに門が閉まっている。休日に構内に用事のある人は決まっているから早々と閉めることにしたのだろう。正門前に車を停めると、待機していた猫たちが寄って来る。ハイシローはニャーニャーとうるさく鳴く。

キジーを除き全員いる。みんなで庭園餌場に行く。ハイシローは父母、妹を叩き態度の悪いことこの上ない。いつも通りカリカリを与え、缶詰を与える。タビーは早々に食べ終わりどこかに行ってしまった。

久々にワカメを重点的に可愛がる。身体中をマッサージするとだみ声を張り上げて喜ぶ。喜びながら目の前にいた息子のハイシローの背中を舐める。母の声を聞くといつもすぐにコロンがやって来る。母と兄妹が並んでなかなか微笑ましい。ポオも一列に並んでカリカリを食べている。

さて、帰ろう。5号棟プレイロット内にはピーチと花子が待機していた。2匹がノビノビしているのを見ると、チャトがいないことを実感する。ベンチに荷物を置き、缶詰を開けていると待ちかねた花子がスリスリしてベンチに上がってくる。花子はニャーニャーやかましく鳴いて寄っていく猫だが、撫でさせるような猫ではなかったのだが、少しづつ穏やかにやってきたかな。

いつも通り缶詰1個を半分コしてカリカリをたっぷり盛っておく。


2006年05月27日(土) ワカメ、コロン、ポオ、ゲンキ、ハイシローだけに給餌

今日も勿論!雨。車で学院構内に入り雨天餌場の前に駐車する。雨天餌場で待っている猫はいなかった。ここで待ってればいいのに。

庭園通路を通り猫たちを呼びに行く。途中道路側庭園からニャーニャーと声が聞こえる。ん?聞き覚えのない声?土曜日だし、もしかして捨て猫?とゾッとしていたら鳴き声は段々聞き慣れただみ声になり、木の枝に登っていたらしいワカメが走ってきた。

ゲンキもどこからかやって来た。2匹の鳴き声を聞いて「山手猫階段」からポオとコロンが走ってきた。タビーが心配で呼んでみるが反応がない。まさか濡れながら待っているということはないだろう。雨なのでどこか別のところにいるに違いない。

とにかくいる猫を連れて雨天餌場へ。タビーがいないので新聞紙トレイの上にカリカリだけを出す。

コロンは盛んにゲンキを攻撃する。ワカメまでがコロンに加勢するのでゲンキは新聞紙トレイに近づけない。

ワカメの背中をティッシュで拭く。今夜もひどく濡れている。あんな木の枝の上なんかでなくハウスに入っていればいいのに。もしくは雨天餌場で。

ポオを捕まえて身体を拭く。捕まえられるときには投薬とかロクな経験がないせいか逃げ回る。ポオは歯周病でお口が臭く、そのお口で舐めた身体も臭い。押さえつけていた左手はウェットティッシュで拭いても臭気が全然取れない。だがポオはカリカリも食べるし、目やにも出ておらずとても調子が良さそうだ。すごくハンサム。

4匹が一応食べ終えたので、カリカリの山を二つ作っておく。後で誰かが食べに来るだろう。

荷物を持って外へ出たところ、ハイシローがやって来た。餌場に上がろうとするハイシローをゲンキが上がらせまいとして意地悪する。

ハイシローを庇うと今度はハイシローが強気に出てゲンキに逆襲だ。僅かな頭数しかいないのに喧嘩するな!!!餌はたっぷりあるのに。

ハイシローはびしょ濡れで足元にスリスリする。ハイシローの身体をざっと拭く。多分彼は缶詰がないのが不満なのだろう、カリカリに飛びつかずウロウロしている。缶詰がないと分かると仕方なくカリカリを食べ始めた。「北門から雨の中、遥々来たのによォ!カリカリしかくれないのかよォ!」という態度だ。

いつの間にかワカメもポオも姿を消している。コロンとゲンキ、ハイシローだけだ。ここでしっかり雨宿りしていけばいい。

この雨ではピーチも花子もいないだろう。午前3時になればM上さんがくれる。その頃には小雨もしくは止んでいるだろう。


2006年05月26日(金) コロン欠席。チャト逝く。

いつも別れは突然やって来る。朝8時過ぎ、H川さんから電話がありチャトの突然の訃報だ。それからのことは【追悼チャト】ページをアップしたのでそちらで。チャトとは大分前からの顔見知りだが、やっと馴染みになってきて可愛くなってきた矢先だったのに。動物たちは事故ででもなければ人目につくところで死んだりはしないはずだが、体調悪く最後を猫の森で終えようとしてフェンスを乗り越えられず力尽きてしまったのかもしれない。H川さんに発見されてよかった。

*****

今夜はう〜んと早く山手に行く。庭園餌場背後の坂道に車を停めるとハイシローがまずニャーニャーやかましく鳴きながら寄ってきた。その声を聞いて猫たちが集まってきた。タビーもやって来た。コロンが来ないなあ。名前を叫んだが来ない。時間が早すぎるのかもしれない。キジーも来ない。

いつものように給餌する。ポオはこのところ全く缶詰を食べない。タビーにはミニ缶を与え薬を振り掛ける。ワカメも食べたがるので高齢だし半分分け与える。若いコロンにはあげない。普通缶を食べていなさい。

長居をする気がしなくて車のトランクに荷物を入れ、運転席に座ろうとした時、前方からキジーがやって来た。そこで再び荷物を持って餌場へ。キジーは元気そうだ。本館の方から来たということはもしかしたら、スカイライン北側のM上さんの餌場に行っていたのかも。

缶詰とカリカリを与える。しばらくハイシローが横取りして食べていたがシビレを切らしたキジーに追い払われた。


駐車場に車を置き、時間が早いので一旦帰宅しようと歩いていると、4号棟芝生側のフェンス沿いにニャオニャオ鳴きながら花子が追ってくる。花子は4,5,6号棟を根城にするようになっている。

花子が鳴きながら付いてくるので前方のやはり4号棟芝生側のフェンスから
ピーチが降りて来た。2匹を連れてプレイロットのベンチへ行く。チャトの分も含め缶詰を2個持ってきていたのだが、今日からは1個でいいのか。花子の給餌場、行く先々に現れては横取りしていたのでうっとうしく思っていたが、今となっては寂しい。

外猫には全員同じ危険があるのを再認識させられる。突然行方不明になった何匹もの猫たちも一体どうなってしまったのだろうか?


2006年05月25日(木) キジー、チャト欠席。

今日は一転久々の良い天気だった。
山手には早目に行く。正門前にはエンジンのかかったワゴン車が駐車している。両側に駐車するのもナンなので構内に入り、庭園餌場の背後の坂道に駐車する。正門の近くから猫たちの争う声が聞こえてきた。

「山手猫階段」にいるはずの猫たちを呼びに行く前に水を替えておこう。容器を洗っていると気付いたワカメがやって来た。

餌場にカリカリをたっぷり出しておき、猫たちを呼びにいく。またギャオッ!と激しく争う声がしてゲンキとコロンが現れた。コロンの声を聞きつけた母親のワカメも何事か?!と駆けつけている。娘を苛める猫には立ち向かう勇敢な老母なのだ。といっても最近はコロンが他の猫を苛めているのだが。

みんなゾロゾロと庭園餌場に集まる。今夜は従来通り缶詰を開けてみんなに食べさせる。コロンはいろんな猫に手当たり次第パンチしている。母親のワカメにもだ。呆れた。あんなにびしょ濡れだったコロンの被毛も今日はきれいに乾いている。

タビーにだけミニ缶を与えているとまずワカメが横取りしに来る。半分与えてもう1缶開ける。するとコロンもやってきて当然のように横取りしようとする。それを阻止するとムクレた顔をするがコロンたちはもう他の缶詰を十分に食べた後なのだ。

今夜もキジーは来ないが時間が早いからかもしれない。後から来てもカリカリが残っているからいいだろう。

5号棟プレイロットへ行ってみるがいつもと違う格好をしているせいか誰も出て来ない。チャトもベンチの上に座っていなかった。

そこで小声で「花子!花子!」と呼んでいると、まずピーチが、その後ろから花子が現れた。花子は本当にいつものオバちゃんか?!と警戒している。声を出すと安心して甘えてくる。

缶詰を開け、2匹で半分コ。カリカリも与える。

しかし、チャトはどうしたのかなあ?


2006年05月24日(水) ゲンキ、ワカメ、コロンのみ出席(突然の落雷・豪雨により)

夕方から落雷が始まり、7時近くになると豪雨が加わる。大雨の中、一旦出かけたが帰りに山手には寄らず、しばらく様子を見ることに。

バケツどころかプールをひっくり返したような土砂降りではなくなったがまだまだ落雷と大雨は続いている。

然し、あんまり遅くなってもいけないので8時半ごろ山手に車で行ってみる。正門前に駐車し、「山手猫階段」を上がり庭園通路を抜ける。さすがに1匹も出て来ない。

雨天餌場を目指しているとミニクーパーが坂道をやって来た。車を停め窓を開けたK山さんと話をするには雨がひどすぎる。手を振るだけに留める。

雨天餌場にはゲンキが上がって待っていた。彼は全然濡れていない。1匹だけなので、床を手ホウキで掃きカリカリを盛る。

しばらくしてワカメが跳び込んできた。どこにいたのかずぶ濡れだ。今日の降りでは、ハウスからここに来るまででもこのくらいは濡れてしまうかも。

ティッシュボックスを持参するのを忘れた。ポケットティッシュで拭くが全部使ってもまだ濡れている。後は手でさすって乾かす。

更に時間が経ち、そろそろ帰ろうかと思ったころ、坂道の下から猫が上がってきた。誰かと思ったらビショビショになったコロンだった。池にはまって這い上がってきたかと思うほど濡れている。

バッグの中を探すがもうティッシュがない。ペットシーツがあったので拭こうとするとコロンは逃げる。食べている間にチョコチョコと拭くが、嫌がるしうまく拭けない。それでもペットシーツは段々重くなってくる。表面はサラッとしているのに。

コロンはまだ5歳だし栄養満点だ。これまでも散々雨には降られて濡れた経験多数だろう。後は自分で舐め取るしかないな。拭かせてくれないのだもん。

雨が止んだら他の猫たちもここへ来るかもしれないのでカリカリの山を3個作っておく。

雷が鳴るたび猫たちはビクッとしているがここから外へ跳び出したりはしない。雨が止むまでここにいるのがいいと思うよ。

私が傘を差して外へ出てもさすがにゲンキもコロンも従いて出てこない。

正門はいつの間にか閉まっている。いくら何でも「山手猫階段」で濡れながらじっとしている猫はいなかった。

一旦帰宅し、雨が止むか、小降りになればプレイロットへ行こうと思っているが夜半になっても一向に止む気配がない。神奈川県には注意警報が出ている。


2006年05月23日(火) キジー、チャト欠席。

今夜も車で山手へ。雨がシトシト降っている。雨天餌場の前に駐車し、車を降りるとゲンキとハイシローが早速寄ってきた。他の猫たちがいないので名前を呼びながら庭園通路を通って「山手猫階段」踊り場の門扉内側まで行く。途中ワカメが跳び出してきたがタビーなどがいない。時間が早すぎたのかも。

通路を戻っているとハウスにいたらしいポオが寝ぼけ顔で出て来た。雨天餌場に行き、寂しく新聞紙を広げる。カリカリを出すとみんなよく食べる。タビーはいないし、ポオはこのところ缶詰を食べないのでわざわざ缶詰を出すこともないだろう。それに毎日同じような缶詰でそろそろみんな飽きてきているし。

風か吹き込んで新聞紙がパタパタする。缶詰で四隅を押さえておく。コロンがやって来た。やはり缶詰をねだらない。キジーは来なかった。いつもより1時間近く早いのでまだ下の方にいるのかもしれない。

しばらくいて外を見ると雨は止んでいるようだ。片付けて外へ出る。コロンとゲンキも一緒に出る。

タビーが後から来て、「山手猫階段」で待っているかもしれない。正門前で車を停め、「タビー!」と呼ぶと石垣の奥から黒い塊りがノッソリと動き、こちらにやって来た。

山側は全く濡れていないので、石垣の上にさっきの新聞紙トレイを敷きミニ缶を開ける。薬をその上から少し振り掛ける。

と、ポオがやって来た。タビーが缶詰を貰っているので回りこんで一緒に食べようとするので慌ててもう1缶、ミニ缶を開ける。が、薬の匂いに気付いたポオは全く食べずにその場を離れ、大木の下でじっとしている。目やにも付いておらず可愛い顔をしている。

タビーは殆ど2缶全部を平らげた。ちょっぴり残った分は他の猫か明朝のカラスの餌になるだろう。

5号棟プレイロットに入ると後ろからピーチが付いてきていた。ベンチで缶詰を開けている間、ニャーニャーとうるさく鳴く。缶詰を半分とカリカリを与えておく。床に落ち葉が落ちていると思い、拾い上げようとしたらフニャーとした手触り。ナメクジだった!

帰宅してしばらくすると、外に出た家人が「花子が来ている!」と言うので缶詰とカリカリを持って表に出ると駐車している車の下から花子が鳴きながら現れた。プレイロットのベンチ下で缶詰を与えているとピーチもやって来て横取りしそうにする。

そこでもう1缶開けてピーチにも再び与える。チャトが来るかもしれないと思ってしばらく待ったが全然姿を現さない。どうしたのかなあ?
このところ急に弱々しい雰囲気になり、一昨日は食べ終わっても立ち去らずじっとこちらを見ていたのが気にかかる。

食べているピーチと花子を残して帰宅することに。私が立ち去るのを見てピーチが追いかけてきた。もう彼は満腹になっており、単に人恋しいだけだったようだ。そうだよね、寂しいよね。花子と仲良くしていなさい。


2006年05月22日(月) キジー、チャト欠席。

今夜も車で給餌に行く。「猫庭園」横の坂道に停め、猫たちを呼びに行く。全員「山手猫階段」にいて、私の「ニャーニャー!」では効果がなく、猫たちの名前を呼ぶとすぐにすっ飛んでくる。

キジーは欠席だ。時間が少し早かったのでまだ来ていなかったのかも。缶詰はみんなが食べてしまってもうないがカリカリならあるので後から来ても食べられる。

水を替えている間に、タビーの薬入りの特別食はハイシローに横取りされている。タビーを抱きかかえ、ハイシローを退けて食べさせる。

今日は晴れるはずだったのに、曇天で風も強かった。何だか落ち着かず長居をせずに帰ることにする。

ピーチは5号棟プレイロットの植え込みにいて遠くから私を見つけてニャーニャー鳴いている。プレイロットへ入り、チャトは?と見るがどこにもいない。花子も出て来ない。

チャトは一応缶詰は食べるもののここ数日、どうも元気がないような気がした。病気でなければいいのだが。

ベンチ下でピーチに缶詰とカリカリを与える。そういえばベンチ横の住居の住人、N夫人に昼間、ぱったり出会った。N家でも猫を飼っているのでプレイロットの猫たちの話をしておいた。

一旦帰宅し、10時前に出る用事があったので缶詰の残りとカリカリを持って家を出ると、すぐに鳴き声が聞こえ花子が現れた。8時や9時だとチャトが待機している可能性が高いのでその時間帯には出て来ないのかも。

プレイロットのベンチ下で給餌しておく。15分後くらいにまたプレイロットを通ると花子の姿は既になく缶詰だけを食べた形跡があった。カリカリはその前に置いたものを食べたのだろう。花子はカリカリも結構好きなのだ。

とにかく花子が無事でいることが分かってホッとした。


2006年05月21日(日) 花子欠席

今日は久々に晴れた。何でも5月に入ってから晴天はたったの2日しかなかったそうだ。湿度も低かったので窓を開け放ち気持ちよく過ごせた。
外猫たちも日向ぼっこできたことだろう。

午後4時頃、ベランダにいたら丁度お向かいのH川家入り口に伸介がいた。H川家の隣人夫妻が帰ってきて自宅に入った後、また伸介が表に出て来た。そして階段を上がって行ったからH川家の玄関ドアの前で「開けて!ニャー!」とでも鳴いていたのかも。ベランダからは声は聞こえなかった。伸介も栄養満点の大きな猫になっている。

*****

夜、山手へは車で入り、庭園餌場へのまん前、坂道に停める。こちらから入ると猫たちは全然気付かず1匹も来ない。餌場でニャーニャー鳴いてみても反応なし。そこで踊り場の門扉の内側まで行き猫たちに呼びかける。全員そちらに集まっていた。

キジーは庭園にいたようで通路を走ってきた。僅か数匹しかいないのに、食事前に猫たちはボカスカ殴り合いの喧嘩を始める。一番悪いのはハイシローとコロンの兄妹だ。手当たり次第に周りの猫たちを殴っている。特にハイシローは父親のタビーが特別扱いされているのをよく知っていてタビーを襲う。何たる親不孝者!

バッグの後ろで特別食をタビーに与えていると勿論娘のコロンが横取りしにくる。ポオにもその缶詰を与えたが食べない。薬も入っていなかったのに。そのおいしい缶詰は丸々ゲンキに食べられてしまった。

立ち上がって行こうとするとコロンが従いてきた。この頃コロンは私の後を追うのだ。特に甘えるわけでもないのに。

5号棟プレイロットへ行くとその前に駐車している車の下からピーチだけが出て来た。花子はどうしたのだろう?

プレイロットのベンチの上にはチャトがいる。チャトがいても花子はちゃんと出てきて食べるようになっていたのに。

ピーチはチャトがいるのが気に食わないが立ち去らず少し離れたところでじっとしている。

缶詰を開け、チャトとピーチに半分づつ与える。

花子を呼んでみるが出て来ない。ベンチの下にカリカリを盛っておく。ピーチを抱っこしてカリカリのところまで運ぶと食べ始めた。しかし、ピーチは重い。優に8kgくらいはあると思う。


2006年05月20日(土) キジー、花子欠席

今日もひどい天気だった。給餌の頃には止んでいたので庭園餌場でキジーを除く全員がおいしく夕食を頂いていると、いきなりバラバラと大粒の雨が降ってきた。ビックリしたがすぐに止んだので助かった。

一応庭園餌場で給餌することはできたがそこいら中が濡れているので早々に退散する。こんな天気ではオチオチ猫たちと遊んでもいられない。

5号棟プレイロットへ行くとベンチの上にチャトが座っていた。餌を待っている癖に逃げる。ニャーニャー言う代わりにゼイゼイ言っている。

缶詰を開けて3分の2ほどを与える。ピーチも花子もいないが5号棟の通路に出るとどうもピーチらしき声がする。と思ったら駐車している車の下からピーチが出て来た。

プレイロットへ誘導しようとしたが、チャトがいたのでなかなか入って来ない。チャトはもう立ち去った模様だ。入り口に近いところで、さっきの缶詰の残りとカリカリを与える。

*****

それから数時間経って花子を探しに行ってみるがいなかった。花子は既に来てチャトやピーチの食べ残しを食べた可能性もある。もうしばらくすればM上さんも来るし。が、花子に会えないのは寂しい。


2006年05月19日(金) 5匹(タビー、ワカメ、ハイシロー、ゲンキ、ポオ、キジー)に給餌

午後から雨が降ったり止んだりし始めた。夜半に向けて豪雨になるという。早めに山手に行く。車で雨天餌場の前まで入り、庭園通路を通って外の「山手猫階段」などで待機しているはずの猫たちを呼びに行く。

雨天餌場でいつも通り給餌する。タビーが汚い水を飲もうとしていたので慌てて新しい容器と水を用意しているのに、タビーは外へ行ってしまった。

しばらくして本館前庭園から餌場の方へと歩いて行くタビーらしき姿が見えたが呼んでも振り向かず来ようともしない。キジーだったのかなあ?

駐車場に車を戻し、歩いている間に雨が一時止んだ。チャンスだ!と思い、5号棟プレイロットへ行くが猫の姿はない。呼んでみたり、5号棟通路の奥まで探しに行くが、花子もピーチもチャトもいない。

さっきまで降っていたからどこかしっかり雨宿りできるところに退避しているのかもしれない。では、明け方のM上さんにもらいなさい。


2006年05月18日(木) 全員に給餌

一日中降り続いた雨も、給餌に行く頃にはうまい具合に上がっている。今夜も山手に先に行く。キジーも庭園通路で待っていた。

キジーの餌台(庭石)はずい分濡れているので餌場の一段下にカリカリを盛ると、自分のをほったらかしににて駆けつけたハイシローに横取りされる。

仕方なくキジーの分の缶詰は庭石の上に置く。キジーはやっぱりみんなと一緒に食べたいようで、ハイシローが上の段に行ってしまうとやって来てカリカリを食べていた。

餌場にしている通路の1〜2段が辛うじて乾いているだけで周りの草や土は濡れている。余り長居はせずPハイツに戻る。

プレイロットに近付くと自転車置き場のバイクの上にいたピーチがニャーニャー鳴く。一緒にプレイロットに入るとベンチの上にはチャトが座っている。花子も出て来た。もうチャトがいても平気だ。

3匹それぞれに給餌する。どうもチャトはキジーと同じで、ピーチ、花子と一緒の場所で食べたいようなのだ。だが、ピーチたちがまだまだ喜ばないのでもう少し様子を見ようね。それにやはりキジーと一緒で鳴いて餌はねだるくせに私に触らせもしないのだ。


2006年05月17日(水) キジーを除く全員に給餌。

夜になるとまた雨だ。途中ピーチに呼び止められることもなかったのでそのまま山手に行く。小雨だったので山側の石垣でタビーやハイシローが待っていたが濡れていない。

雨天餌場に行き、いつも通りみんなに給餌する。ハイシローとキジーがまだ来ていない。ベンチに座って少し長居をする。目の前をK山さんのミニクーパーが通過して行った。

ハイシローがやって来た。北門から来たのだろう。相当濡れている。が、ティッシュの吸水力は大したものだ。古いミニタオルよりもずっといい。

しばらく居たが帰ることにする。小雨なのでタビー、ポオ、コロンが一緒に出てくる。コロンは正門まで従いてきた。

5号棟プレイロットのベンチまで行くと花子が現れた。花子に給餌しているとチャトもいつの間にか来ている。チャトにも残りの缶詰を与える。

プレイロットの外へ出るとピーチがいる。中に戻るがチャトがいることが分かりムッとしている。ベンチ下にはもう花子がいない。と思ったら戻って来た。チャトは顔を覗かせていたがいつの間にか消えてしまった。

ピーチと花子が食べている間に帰宅する。小雨でよかった。


2006年05月16日(火) キジーを除く全員に給餌。

16日には何故か「使えるねっと」のサーバーがダウンしていたようで昼間も夜も何度アクセスしてみても「表示できません」の一点張り。クレームのメールを出しておいた。返信はないが翌17日には立ち直っていたので一日遅れで書いている。

J先生の話では、この日昼間にガードマンと話していると「猫庭園」に見知らぬ中年女性の後姿が見えた。不審に思って見に行くと小型犬を連れて庭園内を平然と歩き回っていたという。J先生が「ここは猫の聖域なので学院に無関係の人は入らないように、ましてや犬連れなどは大変困る」ということを丁寧にやんわりと言ったところ、その女性は少しも怯まず、ニコニコしながらつべこべと屁理屈をこね回し一歩も引く様子はなかったという。

つまり、自分と自分のお犬さまは他所の敷地内だろうがどこだろうが自由自在に入り込む権利があるといわんばかり。いくら止められても決して構内の犬散歩を止めない爺さんと全く同じ態度だが、爺さんが横柄な仏頂面なのに対し、この女性はニコニコしながら自分勝手にジコチューぶりを発揮するのだ。当然犬糞も放置していくのだろう。

こんな輩が昼間も傍若無人に「猫庭園」に入り込んでいるのでは、猫ハウス内には今後も犬糞を投げ入れられる可能性は高い。全くもって頭が痛い。早く監視カメラが付かないものか。

さて、山手の餌場ではいつもの猫たちが集まる。しっかり給餌してからPハイツ5号棟へ。プレイロットに行くと花子が出て来たので給餌しているとチャトが現れる。チャトにも給餌。ピーチもやって来たがチャトを見て怒っている。チャトには入り口近くで缶詰を与える。


2006年05月15日(月) 10匹に給餌。コロン欠席。

今夜も山手に先に行く。コロンが欠席だったが給餌はいつも通り。

5号棟プレイロットに行くと今夜もベンチの上にはチャトが陣取っていた。山手猫の残りの缶詰を与えようとしているとピーチがプレイロットに入ってきた。が、チャトがいるのに気付くと入り口付近で固まっている。

そこで先にピーチに缶詰を与え、チャトには新しく缶を開ける。半分以上与えておく。花子を探して5号棟の階段を上がってみるがいない。

11時過ぎにもう一度プレイロットに行ってみる。ベンチ付近で「はな!はな!」と呼んでいると花子が6号棟側からやって来た。もうチャトもピーチもとっくにいなくなっているのでベンチ下で缶詰とカリカリを与える。


2006年05月14日(日) 11匹全員に給餌

今夜は先に山手に行く。キジーも含め8匹全員集合。いつものように給餌する。

5号棟プレイロットへ行ってみるとベンチの上にチャトがちょこんと座って待っていた。缶詰を開け、砂場の前で半分だけチャトに与える。荷物を置いてピーチと花子を探しに行く。

「ピーッ!」と呼んでいるとどこからかかすかな返事がする。階段の上にピーチが出てきているようだが駆け下りて来ない。代わりに駆け下りてきたのは花子だ。「ピーッ!」と何度も呼んでやっと降りてくる。拗ねているのか、それともプレイロットにはチャトがいるので気が進まないのか。

花子にはベンチ下で缶詰の残りを与える。渋々といった感じでピーチがプレイロットに入ってきた。入り口付近で別の缶詰を開けて半分以上与える。

花子にもその缶詰を少々。チャトのところへ行くともうさっきの缶詰は食べ終わっている。そこで残りの缶詰を与える。

チャトがいるので花子が食べ終わるまで見守る。花子は後ろばかり気にしている。カリカリを与えるとそれも食べる。一段落したのかベンチ下から跳び出し、前方にチャトがいるのに気付くと慌てて芝生側へ逃げ去ってしまった。

ピーチも大体食べ終えているがいつものようには甘えない。植え込みの土を掘ってトイレの準備をしている。何もわざわざこんな人目につくところでしなくてもと思うが。


2006年05月13日(土) 7匹に給餌。花子、キジー、チャト欠席。ピーチには給餌せず

毎日雨ばかり続いてウンザリする。奄美では早や入梅だとか。五月晴れはないまま関東地方もこのまま梅雨に突入するのだろうか。人間はともかく外猫たちが可哀相だ。

山手では何とか雨天餌場を強引に確保しているが、困るのがピーチと花子だ。屋根のある手頃な餌場がない。

今夜も困ったなあと思いながら歩いていると5号棟階段上の植え込みからピーチが出て来た。花子はいないから山手まで連れて行こうと思ったが途中、小学校の側溝でトイレに入ったのだろう。それ以降は追ってこなかった。

山手に行くと雨なのに相変わらず「山手猫階段」で多くの猫たちが待機していた。茶々は植え込みの下でじっとしている。庭園に入るとワカメが転がるように走ってきた。みんなで雨天餌場に向う。

みんな到着しているのに茶々がなかなかこない。やっと姿が見えたと思ったら雨の中じっと佇んでいる。何度も名前を呼ぶとノロノロとやって来た。

いつものようにカリカリと缶詰を与える。上がり口近くにカリカリを置いた形跡がある。J先生が置いてくれたのかな?

ミニタオルで猫たちの身体を拭くのを止め、雨の日にはティッシュボックスを持参することにした。ティッシュの方が気持ちよく拭き取れる。

数日前からタビーの尻尾の先の毛がバリバリになっていて本猫も気にして盛んに舐めていた。触ってみると何がどうとは言えないのだが何となく変だ。

猫たちは7匹全員が雨天餌場で三々五々寛いでいる。途中トイレに出たらしいタビーも戻って来た。コロンがゲンキに飛び掛っていじわるしている。両親や兄がいるのでデカイ態度に出ているらしい。

そのうちポオはニャニャニャと変な鳴き声を上げながら外へ出て行った。ハウスに行ったのだろうと思っていたらしばらくして戻って来た。猫たちが戻ってくるたび身体を拭く。

少し寒くなってきた。追って来なかったピーチのことも気になるので帰ることに。相変わらずゲンキだけが従いて来た。

前方を白、黒2匹の小型犬を連れた若い女性が歩いている。4号棟端っこの住居の窓下で2匹が踏ん張っている。手ぶらみたいに見えるその女性がちゃんと糞の始末をするかどうか観察する。OKだ。

が、ピーチがどこにもいない。今なら雨も小降りなのでプレイロットで給餌することも可能なのに。冷たい仕打ちを受けたと思ってどこかへ行ってしまったのか。まあ、明け方にはM上さんから給餌されるからいいのだが、かわいそうなことをした。


2006年05月12日(金) 10匹に給餌。ピーチ欠席。

5号棟プレイロットのベンチに行くとチャトがベンチの上に座っている。花子もプレイロットに入ってきた。

まずチャトに給餌してしまおうと缶詰を1缶開ける。いつものチャトの場所に行くと花子が来る。そこで花子に缶詰半個分を与える。

チャトは?と見るとベンチ近くで待機している。どうしてもここで食べたいようだ。そこでベンチ下に缶詰の残り半分を置き、ベンチに座る。チャトは早速パクついている。暗くてよく見えないが正面には花子。

上を見たりして考え事をしていてふと見ると花子はおらずいつの間にかチャトが正面にいる。ライトを出して照らすとベンチ下も正面の階段上も缶詰はきれいになくなっている。チャトを照らすと離れながらも甘えた仕草をしている。そりゃそうでしょう。毎日缶詰をくれる優しいおばさんなんだから。

花子もチャトがいてもさほど気にせず食べていたから大丈夫なのか。大丈夫でないのはピーチかもしれない。チャトを怖がっているふうだし。今夜も姿を現さない。

プレイロットを出て階段を上がっていると花子が出て来た。そこで昨日と同じくフェンスの石垣の上にカリカリを少々置くと食べ始めた。

山手に行くと「山手猫階段」には1匹もいない。J先生が来ているようだ。庭園に入ると当のJ先生が顔を覗かせる。猫たちも後を従いて来ている。茶々が足元に来たので抱きかかえて餌場に行く。J先生は手持ちのカリカリを与えておいてくれたようだ。

すぐさま缶詰類を出してみんなに与える。キジーは餌場でみんなと一緒に食べていたらしい。キジーもチャトも仲間になりたいのかな。それぞれ同じ餌場で食べたがる。それは構わないのだが元々の猫たちが嫌がって平和に食べられないのは困ると思って別にしているのだ。他のみんながよければみんな一緒の方がこちらとしてもラクチンなのだが。

茶々は既にカリカリなどでお腹が満たされているのかいつもの半分くらいしか食べなかった。タビーは既にいっぱい食べたらしいがまたよく食べている。

缶詰がきれいになくなったところでJ先生と一緒に餌場を後にする。


2006年05月11日(木) 11匹全員に給餌

夕方J先生より電話があり後刻、山手の餌場で落ち合う約束をする。

やっと雨が上がったが湿度が高く地面はジトジト濡れている。5号棟プレイロットに入るが猫たちは出て来ない。ベンチに荷物を置いてから一旦外へ出て「ピーッ!花子ッ!」と呼んでみる。かすかに返事が聞こえ階段の上からピーチが降りて来た。その後ろから花子も降りてくる。

プレイロットの入り口まで来ると2匹の脚がピタリと止まる。見るとチャトが来ている。当たり前のようにベンチ下に入るが私が行くと慌てて飛び退く。

チャトの場所で缶詰を開け半分ほどを置くと食べ始めた。ピーチと花子はまだ入り口付近でためらっている。仕方がないので入り口近くで2匹に缶詰を与える。花子は少し食べたが落ち着かないようで植え込みの縁石に上がる。そこでも少し給餌する。

チャトは?と見るとまだ食べていたが少し残して離れる。プレイロットを出ようとすると植え込みの陰からチャトが顔を覗かせている。

階段を上がっていると花子が従いてきた。フェンス前の石垣の上にカリカリを少し置いて花子に食べさせる。

山手に行くと今夜はキジーも待っていた。「山手猫階段」は山の北側なのでジットリと濡れている。庭園餌場は辛うじて乾いていた。

茶々はよく食べ(ミニ缶2個分くらい)、タビーもいつもよりは食べる。ハイシローがタッパーに顔を突っ込んで食べていると、J先生がやって来た。まだ早いのに正門は閉められていたからここまで車で入ってこられない。

しばらく話しているとゲンキがキジーの餌場の奥に向って唸り声を上げる。そしてガラン!というような物音も聞こえた。アライグマが来たのではないかと思う。2人で見に行くと動物の姿は見えない。物音の正体は錆びた空き缶(みかんの空き缶)だった。アライグマがそれに当たって音を立ててしまったのだろう。

餌場に戻るとタビーとワカメが戻ってきていた。コロンが両親(タビーとワカメ)に盛んに甘えている。コロンを苛める者がいるとワカメが許さない。兄のハイシローもいるし、コロンは幸せ者だ。

4号棟角まで車で送ってもらったので5号棟プレイロットを見には行かなかったが、家に入る前に5号棟通路を透かし見るとピーチがプレイロット向い側、フェンス前の石垣の上に座っていた。私が凝視しているのが分かったようなリアクションをしていた。

チャトは花子に興味があるので、チャトがまだウロウロしているのなら花子はとっくにその辺りから姿を消してしまっているはずだ。


2006年05月10日(水) 9匹に給餌。キジー、チャト欠席

雨降りではないがジメジメして風も強い。給餌に出かける。5号棟プレイロットの前の通路の真ん中にどっかと座っている白っぽい大、黒っぽい小の塊りが見える。どうやらピーチと花子のようだ。

私が近付くと大小の塊りは立ち上がりニャーと鳴く。すぐ後ろにサラリーマン風の男性が迫っていて猫たちの姿を見て驚いている。猫たちも男性がすぐ後ろに来ているのに気付いて脇の植え込みに跳び込んだ。

プレイロットのベンチ下で缶詰を新たに開ける。昨日開けたのを冷蔵庫に保管していたがきっと花子たちは気に入らないだろう。2匹が食べるのをしばらくの間見ていたがチャトが来る気配がない。

チャトの場所に昨日の缶詰半個分を置いておいて山手へ。途中1号棟ミニプレイロットへ寄ってチャトがいないかチェック。

山手猫たち7匹は揃っていたがキジーが今夜もいない。タッパーに用意してきた缶詰はたっぷり過ぎるほどある。茶々は自分の分(ミニ缶1個)を食べてしまってまだ物足りなさそうだが、安物の缶詰はイヤなようだ。タビーは自分の分をしっかり食べた。ポオもいつもよりは食べた。

缶詰は余ったが後でキジーが来て食べてもいいし、アライグマやタヌキ、その他の動物もいるはずだ。

今夜も長居をせず山手を後にする。帰りにも1号棟ミニプレイロットを覗くがチャトの影はなし。

5号棟へ戻ると花子が出てきてプレイロットは素通りしようとする。が、一緒にベンチのところに行く。ピーチもやって来た。2匹は残していたカリカリを食べ始めた。

チャトの分は?と見に行くと手付かずだ。しばらくしてピーチがそれを見つけ食べ始めたが途中で止めた。食べ終わった2匹はその辺りをブラブラし始めたので帰宅する。


2006年05月09日(火) 8匹に給餌。キジー、花子、チャト欠席

家を出ると、何と!またパラパラと降ってきた。傘を取りに戻り出直す。もう遅い時間なのに5号棟プレイロット付近は何だか薄明るい。と思ったらプレイロット下で赤色灯が点滅している。覗きに行くと救急車が停まっている。サイレンを鳴らさずに来たようだ。停車しているだけで人の姿は見えない。

ピーチも花子も増してやチャトもいないのでそのまま山手に行く。念のため1号棟ミニプレイロットを覗いてみたがチャトの姿はない。

山手では私の到着をみんな待ちわびていた。パラパラ来ているが庭園餌場で給餌する。茶々はよく食べた。ゼイゼイ感も今夜は和らいでいるような・・・霧雨とはいえずーっと打たれていると段々濡れてくるので猫たちを可愛がることもせず早々に立ち去ることにする。猫たちにはハウスなり何なり雨のかからないところに早く行ってもらいたい。

帰りにも1号棟ミニプレイロットを覗いてみるがチャトの姿はなし。5号棟のプレイロットへ入ったところでピーチが4号棟芝生側のフェンスの破れから出て来た。ベンチ下でピーチにだけ給餌する。しばらく待つが花子もチャトも来ない。

さっき山手に行く前に5号棟の通路をブラブラしていた白い作業着の若者が山手から帰って来てもまだブラブラしていた。と思ったらプレイロットにやって来た。ベンチの前を通って6号棟の方へ行ってしまった。ピーチが食べるのを見守っている間にその若者がまた5号棟通路を歩いて行くのが見えた。

ピーチが食べ終わりプレイロットを出るとその若者は階段の上でブラブラしていた。どうも挙動不審だ。

帰宅して家人にそのことを言うと、リフォーム屋の御用聞きだとのこと。我が家にも来たそうだ。挙動不審者の身元が分かってホッとした。それにしても花子はどうしたのかなあ?


2006年05月08日(月) 10匹に給餌。チャト欠席?

また雨だ。今夜も遅めに出るがシトシト降っている。山手に行ってしまおうと歩いていると足元にピーチが来ている。山手までは一緒に行きたくなさそうだ。ピーチが振り向いている。花子の鳴き声を聞きつけたようだ。ほどなくして花子もやって来た。

困ったなあ。とりあえずプレイロットのベンチまで行ってみる。ベンチは横木を2本渡しただけでしかも2本の木は密着しておらず間が空いているので下もビショビショだ。が、いつものところに缶詰を置きカリカリも少々置く。ベンチには新聞紙を広げてみた。風はあるが水分で新聞紙がベンチに張り付くのでちょっとは屋根の役目をするのではないかと思ったのだ。

雨の日にはベンチにシートを被せてみようとか考えたのだが、風も結構強いことが多いので吹き飛んでしまいそうだ。それなら多少重量のあるボードはどうかとも思うのだが、そんなものはまた収納にも不便だしなあ。屋根のある適当な場所はないものか?

山手へ行くと数匹がまた濡れて待っていた。雨天餌場に行くと茶々やコロンが遅れてやって来た。7匹全員集合。茶々は昨日ほど濡れていない。他の猫たちも昨日よりはマシだ。

茶々はよく食べたがブヒブヒゼイゼイ言うのは全く軽減されていない。タビーが出たり入ったりするのでその度に身体を拭く。しゃがんでいると茶々がすり寄ってきた。タビーもベッタリ。後ろにはハイシローが張り付く。タビーがいるのでコロンがやってきてタビーに甘える。猫たちに囲まれてしまったがいつまでもしゃがんでいられない。脚が痺れてきた。

私が立ち上がるとタビーはまた外へ出て行ってしまった。ゲンキも外のトラックの下にいる。片付けて帰ることにする。

5号棟プレイロットへ行ってみるとグッショリ濡れた新聞紙が千切れている。缶詰はなくなっているが一盛りしておいたカリカリが吹き飛ばされている。やっぱり風が強いんだなあ。ここは風の通り道になっているのかなあ。ピーチが吹き飛んだカリカリを食べようとしているので新たに一盛りしておく。吹き飛んだのは明朝カラスが食べてしまうだろう。

チャトは見かけなかったが、もしかしたら私が去った後来て缶詰を横取りした可能性もある。


2006年05月07日(日) 11匹全員に給餌

予報通り昨夜から雨だ。日中は雨脚が弱まっていたが夜になってまた強く降り出した。困ったなあと思いつつ遅めに家を出る。

5号棟奥の自転車置き場のバイクの上にピーチがいた。給餌に困りそのまま一緒に山手へ。

「山手猫階段」では猫たちが大勢雨に打たれて待っていた。ハウスか雨天餌場にいればいいのに。今夜もコロンがいない。

雨天餌場にはキジーもやって来た。みんな結構濡れている。茶々がいないので心配していたら少し遅れてやって来たがずぶ濡れだ。

まず給餌してから茶々を拭く。タビーも相当濡れている。この2匹はずぶ濡れにさせたくない。ワカメやハイシローを拭いた後、茶々とタビーに身体に手を当てて擦る。私の手はすごく暖かいので被毛を擦っていると割と乾くのだ。するとポオも傍に来て、自分も撫でてくれとせがむ。手は2本しかないので交互に撫でる。

ピーチとタビーが一瞬睨み合っていたが大丈夫だった。他の猫たちはキジーを受け入れないがピーチはOKだ。

雨は上がったが私がいると猫たち全員雨天餌場から動かない。いつまでも可愛がっていたいが、雨が止んだから5号棟プレイロットへ行かなくては。

新聞紙を片付けているとコロンがやって来た。結構濡れている。コロンの身体を拭きお腹を触るといつもよりぺちゃんこだ。昨日も来なかったからカリカリだけでなく花子用の缶詰を与える。

ピーチは外で私が出てくるのを待っている。さて帰ろう。ピーチを連れて帰ることが分かってゲンキとタビーが正門まで追ってくる。が、それ以上は来なかった。

私の後をトットコ従いてくるピーチを見ながらまるで飼い犬の散歩だなと思う。

5号棟プレイロットへ行き、しばらくするとチャトが現れた。チャトに缶詰を与えていると花子もやって来た。そこでいつものベンチ下で持参の缶詰を開け、ピーチと花子に与える。カリカリも与え、花子がちゃんと食べてしまうまで見守る。

その間にピーチの目やにを取ろうとすると嫌がって逃げる。そうこうしているうちに花子も食べ終わり、我々がいる6号棟への階段上の植え込みまでやって来た。ここは逃げ場も隠れる場所もたくさんある。すばしっこい花子にはうってつけの場所だと思う。

ベンチ下の食べ残しはチャトが片付けるつもりのようだ。私が傍まで行くと逃げるがよく鳴くし少しづつは慣れてきた。


2006年05月06日(土) 10匹に給餌。コロン欠席。

チャトは山手猫(含む近隣)に仲間入りだ。もうすっかりPハイツに棲み付いてしまっているし給餌も毎日受けている。

ピーチと花子は5号棟通路に駐車していた車の下から出て来た。午後6時半に6号棟からプレイロットを通った時には辺りはまだ明るく猫たちはいなかった。

プレイロットベンチ下でまず缶詰だけを与えておく。1号棟ミニプレイロットへ行ってみたがチャトは待ち受けてはいなかった。が、とにかく缶詰をベンチ横に置いておく。

山手に行くとコロンがいなかった。休日にいないことが多いが下の餌場でもう給餌されたのだろう。キジーを含む他の7匹には十分に給餌する。今夜は茶々が食欲旺盛だった。昨日と同じく食べ終わると茶々とタビーは姿を消す。そしてワカメも昨日と同様、全速力で駆け出し、「猫庭園」に沿って曲がって行ってしまった。

猫ハウスのチェックをするが、1号、3号への通路には蜘蛛の巣が張っているのでその手前からライトで照らす。一旦餌場に戻り、別の場所から2号、4号に近寄る。夏日なのでいずれも空っぽだ。

帰りがけに1号棟ミニプレイロットに寄ってみたが缶詰は手付かずだ。5号棟プレイロットのベンチ下を見ると缶詰はきれいになくなっている。そのまま帰宅しようとしていると花子がフェンスを乗り越えて降りてきた。そこでまたプレイロットへ行きカリカリを与えているとピーチもやって来た。

2匹が食べるのを見ていると何と、チャトがやって来た。チャトは缶詰がもらえるものと思い込み、いつもの場所で待機している。何だ、チャトは。1号棟ミニプレイロットで待っていたりここに現れたり。缶詰はもうない。

チャトを1号棟ミニプレイロットに誘導しようと試みたがうまくいかない。私がチャトに構うのでピーチと花子がいつまでも私の傍から離れない。

その後の展開は写真ページをアップしたので、そちらで。


2006年05月05日(金) 11匹(含チャト)に給餌

昨夜、給餌の時間にはいなかった花子だが午前1時ごろ、我が家の前、4号棟の芝生側の植え込み内で鳴いているのを発見。プレイロットのベンチ下まで誘導して缶詰を与える。

*****

今夜は家を出ると目の前、石垣の上にピーチが座っていた。その後ろに4号棟芝生側のフェンスがあり、フェンスの内側に植え込みがある。その中に花子がいたらしく鳴き声が聞こえ、次いで姿を現した。フェンスを乗り越えて降りて来た。

2匹を連れてプレイロットへ行き、ベンチ下でカリカリと缶詰を与える。チャトは来ないが2匹がある程度食べてしまうまで待つことにする。ピーチは少ししか食べず餌場を離れる。花子はまだ食べているが山手に行くことに。

1号棟ミニプレイロットを念のため覗いてみると、何と!チャトがベンチの上に座っているではないか。ここはS内さんがチャトに給餌しているという「プリンス猫階段」から1号棟へ向って一直線の場所だ。チャトは単に休んでいただけか?いや、やはりここに私が来るだろうと待っていたのだろう。
缶詰をベンチ横に置いておく。

山手に行くと石垣の上にハイシローがいて大きな鳴き声を上げる。タビーは山側の石垣の上にいた。茶々は?と思っていると山から駆け下りてきた。ワカメはハウスにいたらしく庭園内の通路をこちらに向って全速力で駆けてくる。キジーも庭園通路にいた。

庭園餌場ではいつものように給餌する。茶々がゲンキに横取りされないように見張る。みんなよく食べて満足している。

ハウスのチェックに行くと蜘蛛の糸が顔にかかった。ハウス2号の裏側に脚の長い奇怪な虫が貼り付いている。そろそろ夜のハウスチェックはヤバイかも。思わぬ虫の襲撃に遭うかもしれない。

さて帰ろう。茶々とタビーは通路を踊り場の方へ去って行ったのだが、姿が見えない。

1号棟ミニプレイロットを覗くと缶詰はいつもより少なめにしたのできれいに無くなっている。そうだ、そうだ。5号棟プレイロットまで出張らずにここで待っていればよろしい。

家の近くまで来ると、さっきの植え込みの中から花子が飛び出してきた。そこでプレイロットまで戻る。ライトで照らしてみると私がさっき立ち去った後すぐに花子も去ったらしくカリカリも缶詰も残っている。また食べ始めたので食べ終わるまで見守る。ピーチは出て来ない。

食べ終わった花子と一緒にプレイロットを出る。花子は自転車置き場でひっくり返っている。家の前までは従いてこなかった。そうそう、山手にいられないのならこの辺りにいなさい。


2006年05月04日(木) 10匹(含チャト)に給餌。花子欠席

今夜はまず最初に山手に行った。正門前に猫たちがバラバラといる?!若い女性がホウキとちりとりを手にしている。ん?もしかしたら陽光台マンションの住民で、ひょっとしたら猫たちに餌を与えていたのかも。昨夜はいなかったコロンとキジーもいる。

とにかく庭園餌場に行く。いつもと同じ食事風景が繰り広げられる。タビーの食べっぷりが悪い。少しでも食べていたのにコロンに横取りされている。通路を歩み去っていく後ろ姿を見るとお腹が膨らんでいる。やっぱりもう食べたのだと思う。

5号棟プレイロットへはまだ行っていないので早々に山手を引き上げる。ピーチはプレイロット入り口の植え込みの中にいたが花子がいない。案の定チャトがいる。

ベンチ下でピーチに缶詰を与えておいて別の場所でチャトにも缶詰を与える。段々慣れてきたのか(ずーっと前から給餌しているのだが)ニャーなんて可愛い声を出して鳴く。

ベンチ下にカリカリを足しておく。遅くなってから花子が来たら少なくともカリカリにはありつける。


2006年05月03日(水) 9匹(含むチャト)に給餌。コロン、キジー欠席。

今夜は駐車車両が多い。その下から鳴き声が聞こえ花子が出て来た。一緒にプレイロットのベンチに行く。ベンチ真横のN家は連休でお留守なのか明かりが消えている。そこでライトを出してベンチ下を照らしているとピーチもやって来た。

2箇所に缶詰を盛って2匹に与える。と、ピーチが唸り始めた。見るとすぐ傍までチャトが来ている。チャトを昨日とところまで引き離す。チャトは植え込みの中から様子を窺っている。缶詰を盛ると私が離れてから食べに出てくる。

山手に行くと山の石垣の角で見張っていたハイシローが「ママが来たゾー!」と派手な鳴き声を上げる。それを合図に他の猫たちも駆け寄ってくる。コロンがいないなあ。庭園に入ったがキジーもいない。キジーは昨日もいなかった。おかしいなあ。

庭園餌場でいつも通りの給餌が始まる。コロンとキジーの分を残しておいたのだが、みんなの食欲がすごくて結局全部出してしまった。茶々はしっかりと食べたがゼイゼイと息が苦しそうだ。茶々もタビーもワカメもどこかへ行ってしまったのでハウスチェックをして帰ることにする。

5号棟のプレイロットに行くと花子が来た。缶詰は3箇所すべてきれいに無くなっている。カリカリを与えているとピーチもやって来た。ピーチにも与える。

私が立ち去るとピーチが追ってきた。従いてくるのかと思ったら植え込みの中に入ってしまった。夜中、2匹はここら辺で遊んでいるのだろう。


2006年05月02日(火) 10匹(含むチャト)に給餌。キジー欠席

雨がやっと上がったので給餌に出かける。5号棟プレイロットへ入り、濡れているベンチの上にバッグ類を置いていると入り口から大小2匹が駆け寄ってくる。ベンチ下2箇所に缶詰だけをたっぷり置いておく。

立ち去ろうとすると正面にチャトが来ている。(全く知らなかったのだが、チャトは「プリンス猫階段」でS内さんから給餌されているそうだ。)チャトにもたっぷりと缶詰を与えておき山手へ向う。

雨天餌場に行くつもりだったが庭園餌場は意外と乾いているのでここで給餌する。カリカリと缶詰を与え、キジーの分は確保しておく。みんなの食べっぷりはいつも通り。一番食が細いのはやはりタビーかなあ。タビーが食べているとコロンが堂々と横取りしに来る。するとタビーは娘に譲ってしまう。
茶々はよく食べて今夜はゼイゼイ音を立てていなかった。
キジーが来ないので缶詰は全部与えてしまう。

こないだ知り合った警備員さんとは違う人が「ご苦労さまです!」と声を掛けてくれる。猫おばさん出没の申し送りがキチンとされているのだろう。

しばらくぶりにタビーを膝の上に抱っこする。ちょっと鼻水が出ているので指で拭っておく。急に気温が15度も下がったので痩せているタビーには堪えるのかも。

タビーを下ろし、ハウスを見に行くと1号にワカメ、4号にポオが入っていた。茶々はどこかに行ってしまって姿が見えない。

5号棟に戻ると花子が出て来た。そこでプレイロットに行ってみるとチャトは自分の分を殆ど食べたようだがいつものように少しだけ残している。ベンチ下を見ると結構残っている。

自分の分を食べてしまったチャトがここへ来て、ピーチと花子を蹴散らしたのだろう。ところが同じ缶詰だったのでロクに食べずに行ってしまったようだ。

戻って来た花子にカリカリも与えると食べ始めた。ピーチは逃げてしまったらしく出て来ない。残った缶詰もカリカリも明け方にはカラスがきれいに食べてしまう。


2006年05月01日(月) 11匹(含チャト?)に給餌

一昨日、H川さんが「伸吉が帰ってきた」と言っていたが、そのせいか、また我が家のベランダの鉢植えがスプレー被害に遭っている。以前は毎夜スプレーされて一鉢枯れてしまったのだが、ここ2〜3週間、スプレー痕が無くなって喜んでいたのに・・・伸吉ではなくチャトかもしれないが。

さて、夜の給餌へ。プレイロットにさしかかっても声もしないな、と入り口でしばし佇んでいると中から花子が駆けてきた。見るとベンチの上にピーチが乗っかっている。2匹でベンチ回りで私の到着を待っていたようだ。よしよし。いつものように給餌して山手へ。

1号棟ミニプレイロットへ行くがチャトはいない。ベンチ横にたっぷり缶詰を盛っておく。

山手に行き、キジーを含む8匹に給餌。みんなでワイワイと食べるのが嫌いなタビーにはバッグの後ろで与える。パンダの息子たち(タビー、ポパイ、スミオなど)は上品で、一皿に顔を突っ込んで争って食べるというようなことは嫌いだ。ま、猫たちは大体、個食が好きなのだが。

茶々にも別のところで缶詰を与える。茶々とタビーはカリカリを食べないがポオは療法食缶詰は少しだけ食べて後はカリカリを食べる。ポオは薬の効きがいいので少しでも口に入っていればOKだ。

先日知り合った警備員さんは後ろを通る時いつも大きな声で「こんばんは!」と挨拶してくれる。感じがいい。

タビーはコロンに缶詰を横取りされてしまった。コロンを退けてもタビーはもう食べないだろうから、そのままにしておいた。

さっき通路で足を踏んづけてしまったハイシローは、怒っていたが食後にはすっかり機嫌が直りいつも通り私に寄り添っている。茶々は私の前に座ってじっとしている。右側にはワカメ。家でもちょっとソファに横になろうものなら猫たちが私の左右、足元などに集まってくる。(猫持ちの家庭ではどこも似たりよったりだろうが)

ワカメは13歳だがものすごく丈夫だ。1回に5匹、年2回出産したとして8年間、80匹は産んだはずだが、現在残っている子供たちは、北門のチコ、こちらのハイシローとコロンの3匹だけだ。数匹は貰われたりしたとは思うが70匹くらいは死亡したのだろう。できるだけ早い機会に不妊手術を受けさせることができればこのような死は避けられた。だが、今でこそワカメはゴロニャン猫だがかつてはなかなか捕まらなかったという。無造作にメス猫を捨てることがどんなに罪深いことか。死んでしまった数十匹が捨てた輩に祟るよう切に望む。

16歳のパンダも不妊手術時に命を落とした姉と競争でそれぞれ100匹くらい産んだと思うが、子供はタビー、ポパイ、フク、スミオだけになってしまった。小桃やラッキーももういない。小桃の忘れ形見も花子だけ。パンダの孫だ。

と、物思いに耽っていたら目の前の茶々が缶詰の残りはないかとクンクンしている。具合の悪い茶々にはどんどん食べてもらいたい。持参の1缶を開けるとその場にいなかったはずのコロンやゲンキまでがワッと寄ってきた。みんなに食べさせる。

7月下旬の暑さだったが一応ハウスのチェックをする。蔦のようなものがハウス1号の中にまで伸びているので抜き取る。ワカメが傍に来て見ている。

餌場ではまだ猫たちが食べている。ゲンキの目やにを拭き取る。通りかかったポオの目やにも取る。茶々が立ち上がって歩き出した。見ると腹部が左右に張り出して丸々している。追いかけているわけではないのに追われているフリをして「猫庭園池」の傍のいつの間にか高く伸びた雑草の中に隠れてしまった。かくれんぼをしているつもりらしい。「茶々みっけ!」

昨夜来なかっただけで餌場の左右の白いツツジも咲き始めているし雑草の伸びはすごい。

1号棟ミニプレイロットへ行くとさっきの缶詰は手付かずだ。チャトはもっと遅く来るのかな?

ピーチは5号棟への階段の上の植え込みにいた。階段を降りて行くと花子はバイク置き場にいた。一緒にまたプレイロットへ行く。缶詰だけなくなっている。2匹がカリカリを食べ始めたので帰宅する。


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