つれづれ日記
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2006年04月30日(日) 山手猫にはJ先生が、花子とピーチにはS井が給餌。

今夜はS井所用のため、山手猫への給餌はJ先生にお願いした。

花子とピーチにはS井が帰宅後、午後10時ごろに給餌した。
5号棟プレイロットに行ってみると猫たちは出て来ないがベンチ下には2箇所にカリカリが置いてあった。昨夜、ここでH川さんに出会った時、「明日は大丈夫だが今後給餌をお願いするかもしれない」と言っておいたので気をきかしてカリカリを置いてくれたものとみえる。が、猫たちが食べた形跡は全くない。

探しに行こうとプレイロットを出るとどこからか花子の鳴き声が聞こえてきた。だがなかなか出て来ない。しばらく待っているとフェンスを越えてやって来た。プレイロットまで誘導し缶詰も与える。

キョロキョロして辺りを警戒しながら食べているので花子がある程度食べてしまうまで付き添う。そうしてピーチを探しに行く。3号棟の植え込みにいるかと思ったらどこからか出て来た。一緒にプレイロットまで戻る。

チャトが出没していたのでピーチも警戒しながらベンチに近寄る。花子が食べていることに気付きピーチも食べ始める。

チャトのことは放っておこうかとも思ったが花子やピーチが追われるのも困る。そこで1号棟のミニプレイロットまで行く。さすがに時間が遅いのでチャトは待っていなかった。が、缶詰を半分くらい置いておく。

戻る時、遥か前方、4号棟から公園に向って何か(猫だと思うが)が道路を渡って行った。

ピーチはもう4号棟まで戻ってきていて私が通りかかったので出て来た。また一緒に5号棟のプレイロットへ行く。ライトで照らして見ると缶詰だけなくなっている。チャトが来たのかなあ?缶詰の残り半分を置いていると花子が出てきてまた食べ始めた。

ピーチはもう食べる気がしないのかプレイロットの真ん中でじっとしている。目の回りが汚いので大きな背中にまたがって目やにを取る。嫌がって後ずさりをするが私がまたがっているので逃げられない。勿論大きなピーチのこと、本気で逃げようと思えばいくらでも逃げられるのだが。すっかり目やにを取ってしまうと撫で回して可愛がる。

花子が近くにやって来た。ピーチの大きさは花子の3倍くらいあるように見える。この2匹は仲良しなのでいいが、チャトには困ったものだ。


2006年04月29日(土) 10匹に給餌。チャトに追われたらしい花子は欠席

今夜も遅くなってしまった。8時半ごろ家を出てプレイロットに入ったところ、向こうから歩いてきた2人連れに「S井さん!」と呼び止められた。よくよく見るとH川さんとご近所のMさんだった。瀬上の森と蛍を守る運動を熱心に続けてくれている。今夜も蛍の様子を観察に行ってきたところだという。山手も回ってきてハイシローが階段で待っていたという。

プレイロットのベンチに案内し、給餌の様子をお見せする。昨夜ここを通りかかったMさんは2匹が懸命に食べている姿を目撃したという。私が給餌出来ないとき、H川さんに代わってもらうことをお願し快諾を得た。

しばらく姿を消していた「伸吉」が丸々太ってまたH川家のベランダに現れたとか。伸吉は人間は好きだが猫を苛めるのだ。飼い猫だったに違いない。

お二人と別れ、ピーチたちを呼ぶが現れない。仕方なく山手へ向おうとしていると4号棟の端っこからピーチが出て来た。ピーチを連れてプレイロットへ戻るとベンチの下でチャトが食べている!

チャトが苦手なピーチは様子を窺っていたが、私が近寄ったのを見たチャトが離れたので恐る恐るベンチに近付く。

チャトにはベンチから大分離れたところに缶詰を置いておく。が、チャトはベンチ下に未練があってなかなか自分の缶詰のところに来ない。しばらく待ってチャトが食べ始めたのを確認して山手へ。

さて、チャトがプレイロット付近で待機していたのでは花子はどこかへ行ってしまったのだろうなあ。1号棟前駐車場にいるかと思ったが姿はなかった。

山手へ行き、いつも通り給餌する。みんなよく食べた。今夜は長居できないのでハウスのチェックだけして食べている猫たちを残して立ち去る。

帰りにも花子は出て来ない。4号棟脇を歩いているとピーチが追ってきた。プレイロットのベンチ下を見ると缶詰だけがきれいになくなっている。きっとチャトが食べたに違いない。

チャトの分は?と見ると半分以上残している。缶詰は混ぜてあるのでチャトの分があんまりおいしくない缶詰に当たったのだろう。贅沢者め!

ピーチがカリカリを食べ始めたので帰宅する。


2006年04月28日(金) 11匹(含チャト)に給餌

プレイロットに行き、ピーチと花子の餌の用意をする。猫たちは出て来ない。私が行くよりも15分くらい前、家人が外に出たところ、プレイロットの向い側の石垣の上にピーチと花子が仲良く並んで待っていたとのこと。
が、私が行ったときには2匹ともどこかへ行ってしまったようだ。

プレイロットを出て階段に向っていると花子が4号棟芝生から出てきてフェンスを乗り越えて降りて来た。プレイロットのベンチまで誘導し、また階段に向っているとピーチが4号棟の端っこ植え込みから出て来た。そこでピーチを連れてまたプレイロットへ行く。

2匹が食べ始めるのを確認し、山手へ。途中1号棟ミニプレイロットへ寄ってみると、チャトがベンチの上で待っていた。ベンチ横に缶詰を盛っておく。私が離れると植え込みから出てきてパクつく。

山手へ行くとすぐに猫たちに囲まれる。キジーも待っていたが何だか痩せてきたような気がしてならない。そこそこよく食べてはいるのだが。

茶々は相変わらずゼイゼイ言っているが今夜はいつもよりよく食べる。反対にタビーがあんまり食べない。

しばらく猫たちを見守った後、ハウスのチェックに行く。2号の奥の発泡スチロールが前に倒れていてその分ベッドが前に押し出されていたので直しておく。その間にワカメが1号に入っていた。今夜は暖かいので他のハウスは空っぽだ。他の猫たちは餌場や通路にいる。

ミニプレイロットへ行くとチャトは昨日と同じく少しだけ缶詰を食べ残している。本当にお行儀が悪いんだから。

5号棟へ向っているとピーチが4号棟端の植え込みから出て来た。一緒に歩いていると5号棟のバイク置き場のカバーの下から花子が出て来た。当然のように花子がプレイロットへ行くので後を従いて歩く。

カリカリが残っているので2匹はまた食べ始めた。少し足しておく。食べている花子の背中を撫でる。手触りといい尻尾の曲がり具合といい、我が家にいるアンディのようだ。が、顔はまったく違う。


2006年04月27日(木) 11匹(含チャト)に給餌

プレイロットへ行くとチャトがベンチの上にいる。私が行くと飛び退いたのでベンチ下左右にピーチと花子の餌の用意をする。近くでチャトが窺っているので大分離れたところで缶詰を与える。

花子は私と一緒に来てすぐに食べ始めたが、ピーチはチャトが苦手でためらっていた。が、ベンチ下までやって来て食べ始めた。

山手へ行くと猫たちは待ちかねていてみんなでワイワイと迎えに出ていた。
キジーがいると、茶々とタビーは以前キジーに苛められたので「猫庭園池」の傍で待機していてしばらくは餌場にやって来ない。

キジーが自分の餌場で食べ始めるのを見届けてからやっと2匹はこちらにやって来る。茶々の薬は今日で切れたがしばらく様子を見てみよう。ゼイゼイ言うのは変わらないし缶詰はよく食べる。

パラパラ雨が降っているので早めに切り上げる。

ミニプレイロットへ行ってみるとチャトはほんの少しだけ缶詰を残している。きれいに食べればいいのに。山手猫たちは舐め取ったようにきれいに食べるのに。

5号棟へ戻ってもピーチも花子も出て来ない。プレイロットのベンチ下を見ると缶詰はなくなっているがカリカリは結構残っている。もしかしたらチャトが来たのかも。


2006年04月26日(水) 11匹(含チャト)に給餌

遡って書いているので詳細は忘れてしまったが、いつも通りで変化なし。
茶々もゼイゼイ言いながらもよく食べた。

1号棟ミニプレイロットでチャトが待っていたのがちょっとした変化か。


2006年04月25日(火) 11匹(含チャト)に給餌

5号棟プレイロットに入りベンチ下左右を手ホウキで掃いて缶詰とカリカリを置く。プレイロットを出たところで花子がやって来た。花子を誘導し戻りかけるとピーチがやって来た。2匹が食べ始めるのを見届け山手へ。

1号棟ミニプレイロットのベンチ脇にいつものように缶詰をこんもり置く。こんな時間なのに東京電力の工事車両が駐車していて作業員が電柱に登っている。騒がしいので勿論チャトはいない。

山手に行き、いつも通りに給餌する。タビーは昨日キジーに襲われたので「猫庭園池」のそばで茶々と一緒に待機し、キジーが落ち着いて食べ始めてから餌場にやって来た。

茶々は相変わらずブヒブヒいっているが食欲は旺盛で普通缶も特別食もよく食べた。薬入り特別食をあまり喜ばなくなったのがポオとタビーだ。特にタビーは一見元気そうにしてはいるがガリガリに痩せて体重がすごく軽い。

デブのコロンは母に甘え、父に甘え、兄のハイシローまでいるのでものすごく強気だ。

ハウスを見に行くと3号にタビー、2号にポオと茶々が入っている。ポオは向こう向き、茶々はこちら向きだ。ワカメもやってきてお隣の4号に入った。可愛いので写真を撮ることにする。餌場にいたハイシローやコロンにもカメラを向ける。

ゲンキも戻って来たので撮る。餌場でカリカリを食べるゲンキを撮っていたらコロンがいきなり掛け声とともにゲンキに跳びかかった。数枚写真を撮り帰ることにする。

1号棟ミニプレイロットへ行き、LEDライトを取り出そうとするとない!!!さっきハウスのチェック後、確かにバッグに入れたはずなのに。通った道を点検しながら山手に戻る。

すると丁度閉まった門を開けてK山さんが車で出て来たところだった。以前は徒歩だったが車になって以来、餌場で私の後ろを通過するのを度々見るが話をするのは久しぶりだ。相変わらず感じがいい。

さて、餌場に戻り「猫庭園」内など探すがライトは見つからない。ずーっと前にはマグライトの蓋を落とし、それっきり見つからないし、ここではライトとの相性が悪いのか?!諦めて帰る。

もう一度ミニプレイロットへ行き目を凝らす。缶詰は食べられてない。しかもきれいに舐めたようには食べずカスは残っている。お行儀悪いゾ、チャト!

5号棟へ行くとバイク置き場から花子が出てきて、その上の4号棟芝生からピーチがやって来た。ベンチのところに行くと、前日彼等が自転車置き場で残した缶詰の残り(といっても殆ど手付かずだった)は食べていない。新しく用意した分だけ食べている。一度冷蔵庫に入ったものはおいしくないようだ。贅沢者メ。カリカリを足すと2匹とも食べ始めたので帰宅する。


2006年04月24日(月) 11匹(含チャト?)に給餌

午後、H川家を訪問。伸二と健はしっかり寄り添ってソファの上で寝ていた。伸二は後輩の健に構わないのだが健が伸二を慕って従いて回っている。

2時半ごろキジオがベランダに上がってきた。まだまだ夕ご飯には早いのでベランダの猫ハウスの屋根の上に敷かれた毛布の上で昼寝を始める。4時を過ぎてやっと伸介がやってきた。キジーにも伸介にも久しぶりに会う。伸介は太ったがキジオは痩せている。

2匹はカリカリを貰って食べ終わると外へ出て行った。ガラス戸の中では伸二と健が落ち着かない。

5時ごろまでお邪魔していたがオセロは来なかった。ピーチもよく来るというが今日は来なかった。ピーチはしょっちゅうやって来て猫ハウスの中を覗きこみチョッカイを出すのだという。

******

夜になり給餌に出かける。プレイロットに近付くと花子とピーチが駆け寄ってきた。いつも通りベンチ下左右に新聞紙トレイを置き、その上に缶詰とカリカリを盛る。2匹が食べ始めるのを見届けて山手へ向う。

1号棟ミニプレイロットのベンチ横に缶詰とカリカリを置いておく。チャトの姿は見えない。

山手へ行くと猫たちは全員「山手猫階段」にいた。庭園餌場へ行くと途中からキジーが合流している。餌の用意をしていると背後でギャーッ!と叫び声が!振り向くとタビーが仰向けになりキジーに威嚇されている。多分タビーが先にキジーを威嚇したのだろう。高齢でガリガリに痩せて体力のないタビーだからキジーにヤラレルとひとたまりもないだろう。慌てて助けに行く。

ワカメは娘のコロンが悲鳴を上げると相手が誰でもすっ飛んで助けに駆けつけるのだが夫のタビーがやられていても知らん顔だ。冷たいが、タビーも2年もここを留守にしていたのだから仕方ないか。

茶々は自分の療法食をしっかり食べるがタビーの療法食はコロンに横取りされ、ポオはもともとこの療法食をあんまり食べない。

ハイシローとワカメの背中を撫でながら回りを見渡すと、そろそろ白いツツジがつぼみを膨らませかけている。それを見て新黒が「プリンス猫階段」から半年振りに戻って来た時、白いツツジが咲いていたことを思い出した。

あれは・・・もう2年前だ。4月24日だったかな?それなら2年前の今日だ。(実際には4月25日だった。)それから5月12日を最後に姿を消した。最初はあんなにフーシャー猫だったのが、半年ぶりに戻って来たら甘ったれのゴロニャン猫に変身していた。喜んだのも束の間、それからわずか16日後には永遠に姿を消してしまうとは!

ノワールもずーっとフーシャー猫だったが、初めて撫でさせたのが最後の日だったなんて悲しすぎる。ノワールと新黒は面影が重なる。

そんな物思いに耽っててふと気付くと猫たちはいなくなっていてハイシローとワカメだけになっていた。さて、ハウスチェックをして帰ろう。2号に茶々が入っていた。よく食べるがやっぱり具合が悪いのかなあ。

ワカメが「猫庭園」に入ってきた。今夜は暖かいのですぐにはハウスに入る必要はないと思うが多分4号に入るのだろう。

1号棟ミニプレイロットに行くと、さっきの餌は全く手付かずだ。変だなあ。チャトは私がもっと遅くなると思っているのかな。

5号棟へ行くと花子とピーチが並んで現れた。プレイロットのベンチのところに行くと、新聞紙がない?!餌は広範囲に散らばっている!プレイロット内をライトで照らすと新聞紙はあっちこっちに飛ばされてしまっている!

ん?ここでの給餌後、階段を上がり4号棟脇を通過している時に強風が吹いたがあの時に餌ごと新聞紙が飛ばされてしまったのか?!そうすると2匹の口にはあんまり入っていないのではないか?
改めてプレイロットの床をライトで照らしながら散らばった餌をかき集める。

帰宅する私の後を2匹が従いてくるので一旦荷物を家に置き、ミニ缶2個を持ってまた2匹のところへ。プレイロット脇の一部の住人が猫に悪意を持っている可能性があるので、我が家の入り口の自転車置き場で缶詰を開ける。花子はすぐに食べ始めたがピーチは食べない。後で片付けておこう。


2006年04月23日(日) 11匹(含チャト?)に給餌

小雨が降っている。プレイロットへ行くと花子とピーチが出て来た。小雨なのでいつものベンチ下で給餌する。

チャトの姿はないが1号棟ミニプレイロットでも同じように缶詰を適量置いておく。

山手に行くと全員が「山手猫階段」にいた。雨天餌場へ行き給餌する。キジーがいない。茶々もタビーもポオも普通缶詰を食べているが、その上にそれぞれの療法食を乗せる。茶々はまだゼイゼイヒューヒューいっているが療法食はきれいに平らげた。タビーとポオは半分くらいしか食べない。

タビーは外へ出て行き、しばらくして本館前庭園から坂道を横切り庭園餌場へ向っている。そのうちに出てきて小雨の中、道路の真ん中でじっとしている。呼ぶとゆっくりとやって来てボイラー室前に上がり、端っこのダンボール箱の中に入ってゴソゴソやっている。ダンボールの中が大きな音を立てるので見に行くと、敷石がはがれた瓦礫が入っているのだった。そんなところに入って座ろうとすれば痛いだろうに。

タビーはこちらにやってきて階段下のスペースに置いたカリカリを食べ始めた。ポオもカリカリを食べている。

外からニャッ!というような声が聞こえてきた。まさか捨て猫?!ライトを持って外へ出てみるとその声は遠のいて「猫庭園」の方から聞こえる。そして更に遠のき遥か遠くから聞こえてくるような・・・これは猫ではないなあ、姿も見せずこんなに速く移動できない。鳥?

雨天餌場に戻るとゲンキがさっきのダンボール箱の中に入り壁に向って尻尾を立てて震わせている。どう見てもスプレーしているとしか見えない。近寄ると逃げたがダンボール箱に点々と染みが付いていて微かにおしっこの匂いがする。ゲンキぃ!

さて帰ろう。ミニプレイロットへ行ってみると食べた形跡がない。小雨が降っているので出て来ないのか。止むはずだから夜のうちにチャトはやって来るだろう。

考え事をしながら歩いていて、5号棟プレイロットへ寄らずに帰宅してしまった。荷物を置いてから行ってみる。ピーチと花子はすぐに出て来た。殆ど食べ切っていたがカリカリが少しだけ残っている。それを花子がまた食べる。逃げられないようにピーチのでっかい背中にまたがって目やにを取る。

食べ終わった花子とピーチが遊び始めたので帰宅する。


2006年04月22日(土) 11匹全員に給餌。

外出から早く帰れたので午後、茶々を動物病院に連れて行くことにした。4時過ぎ山手に行くと生徒たちはスカイラインをランニングしており、茶々は階段踊り場の門扉の内側にちんまりと座っていた。その後ろにはタビーが寝そべっている。土曜日だからか犬の散歩人などが我が物顔に構内を歩いている。

キャリーを持って行くと茶々は門扉の外へ出てしまった。が、すぐに捕まりキャリーの中へ。ゲンキやワカメたちも出て来たのでカリカリをたっぷり置いておく。

坂道に停めておいた車でさっさと犬山動物病院へ向う。車の中では茶々は盛んに鳴いていた。こんな可愛い鳴き声だったのか。茶々の鳴き声を初めて聞いたような気がする。

院長に症状を言うと、茶々の様子を見ながら心臓が悪いのではないかとのこと。体温を測ろうとすると嫌がって抵抗する。瞳孔が開き舌を出し呼吸が荒くなる。舌の色がものすごく悪いと院長が言う。レントゲンを撮りたいが無理やりに押さえつけると症状が悪化する恐れがある、どうしよう?と院長は途方にくれている。

とりあえず餌に混ぜられる薬を処方してもらうことに。錠剤はすりつぶして缶詰に混ぜてしまおう。

ごく最近、近くの子供がポリ袋に入れられてゴミのように捨てられていた生まれて間もないへその緒付きの仔猫4匹を犬山動物病院に持ち込んできたという。見せてもらうと2匹は白地に黒の模様、それにサバ虎とサバ白だ。3匹がオスで1匹がメスだとか。鳴き声が大きくとても元気だ。里親探しの手伝いを依頼された。生徒たちや学院関係者がもらってくれるといいが。

怯えてハアハア言っていた茶々だが、山手の踊り場で放すとすぐに元通りの顔になり、階段下まで追ってきた。心臓が悪いのだとすれば怯えさせるのは厳禁だ。

*****

猫たちの薬の用意をしたりしていて給餌に出かけるのがすっかり遅くなってしまった。家を出た途端に花子が駆け寄ってきた。ピーチも出てくる。プレイロットのベンチ下に餌の用意をし、2匹が食べ始めるとその場を離れる。

1号棟のミニプレイロットにはチャトは待機していなかった。ベンチ横に適当量の缶詰を置き、出ようとするとやってきたチャトと鉢合わせ。すぐに餌のところに行けばいいものをわざわざ後ろの植え込みの中に隠れる。可愛くないゾ!

山手に行くとみんなが駆け寄ってくる。餌場に行くと夕方置いたカリカリは1粒残らず無くなっている。カラスが片付けたのかな。

昨日は部員たちがいたので居丈高になってキジーに文句をつけていたゲンキだが今日はキジーは一歩も引かない。

カリカリと普通缶詰を与え、まず茶々に2種類の薬入りの缶詰を与える。ラップ包みだったものだからタビーがそれは自分のものだと主張する。みんな記憶力がいいこと。タビーとポオには消炎剤入りの別の缶詰だ。

茶々の体重は4,76kgだった。以前より痩せたと思う。この薬でゼイゼイヒューヒューが取れればいいのだが。

ゲンキが「猫庭園」に向って盛んに唸る。見に行くとラックが来ている。「ラック!おいで!」と呼びかけると嫉妬したゲンキに脚タックルを掛けられた。騒いでいるとガードマンがやって来た。4月から勤務している新しいガードマンだという。「山手ネコロジー」のことをいろいろと説明し挨拶しておく。感じのいい人だった。

ガードマンと話している間にラックはキジーが残したカリカリを平らげ餌場に来ようとしてゲンキに撃退されてしまった。久々に見たが元気そうだ。ここに残しておくカリカリをよく食べに来ているのだろう。

ハウスを見に行くと4号にワカメが入っている。他の猫たちは餌場付近にいる。暖かくなったので 早々とはハウスに入りたくないようだ。

1号棟ミニプレイロットへ行くと缶詰はきれいに跡形もなくなっている。よしよし。

5号棟へ戻るとプレイロット前に駐車している車の下から花子が鳴いている。一緒にプレイロットに入ると向こうからピーチがやって来た。ベンチ下のトレイを片付ける。2匹が残りを食べている間に帰宅する。


2006年04月21日(金) 10匹に給餌。コロン欠席。

今夜は「校内ネコロジー」部主催の夜の山手猫観察会が行われるというのでいつもよりずーっと早めに家を出る。水は持たずカリカリも少量持って出る。バッグも着ているものもいつもとは違うから猫たちは私だと分かるかな?

5号棟プレイロットに入ってもピーチも花子も出て来ない。ベンチ下左右に2匹用の餌をセットしておいてプレイロットを出る。すると4号棟の芝生側から花子が鳴きながら降りて来た。目のいい花子は私のことがすぐに分かったようだ。花子をベンチまで誘導する。花子が食べ始めたのを見届けてプレイロットから出ようとすると、誰かが植え込みのコンクリート枠を何かで激しく叩きながら管理事務所側から歩いてきた。

プレイロット隣の入り口で郵便箱を開ける音がする。その前を通りかかって見ると男が空のペットボトルを手にしている。歩き去りながら時々振り向くと、さっき私が見たせいか、わざわざ入り口まで出てきて私をずーっと見ている。

ピーチや花子がよく入っている植え込みのコンクリートを激しく叩くということは猫に敵意を持っているのかもしれない。プレイロットに入って食べている花子に危害でも加えるのではないかと、とても心配になる。

猫好きのN村さんが与えたおいしそうな缶詰がずーっと手付かずだったこと(貪欲なカラスでさえ食べなかった)を思うと、あの男が農薬でも入れたのかと勘ぐりたくなる。最近特に弱いものいじめの残虐な事件が増えているのでそうした報道に接するたび暗澹たる気分になり段々疑り深くなってくる。

1号棟ミニプレイロットへ行き、缶詰を置いておく。山手の餌場に行くとJ先生と中2の部員達5人が既に給餌を済ませたという。ポオとゲンキとキジーしかいない。キジーはいつもと違う雰囲気を気にしながらも餌が欲しくてウロウロしている。ゲンキはいつもはキジーに頭が上がらないのに生徒たちがいるので後ろ盾を得たということをものすごく誇示してキジーに迫っている。キジーはいつもと違って大きな態度のゲンキに戸惑っていたが、缶詰を与えると喜んで食べた。

ハウスを見に行くと3号にタビー、4号にワカメが入っていた。私が顔を見せたのでワカメが出て来たが部員たちが歩き回っているのでちょっと食べては脇に飛び退いている。それをいいことにゲンキが缶詰を独り占めしている。

タビーも出て来たので薬入りの特別食を与えるがあまり食べない。そこでタッパーの普通缶詰を与える。それも少ししか食べず、しばらく餌場にいたがハウスに戻ってしまった。

しばらくしてやっと茶々が餌場にやって来た。特別食をたっぷり与える。よく食べるが相変わらず息遣いがヒューヒューいって苦しそうだ。気管支炎かなあ?23日(日)には動物病院に連れて行く予定だ。

ゲンキがいきなり茶々を攻撃する。いつもは逆なので茶々はビックリしてその場を去ってしまった。

時間がきて部員達が下校した後、餌場でJ先生と話をしているとハイシローがやって来てたくさん残っていた缶詰を全部食べてしまった。本当にデブデブだ。食べ終わると私にもたれかかっていたがそのうちに寒くなるとJ先生の脚の間に入ってちゃっかり暖を取っている。調子のいいヤツ!

しばらく餌場にいたがコロンはとうとう現れなかった。猫たちは部員たちが大挙してくるのに慣れていないので、これからもちょくちょく「夜の観察会」を催して、慣れてもらおうということになった。

J先生に会うのは全く久しぶりなのでついつい話し込んでしまう。積もる話は尽きないが遅くなったので正門前で別れる。

1号棟ミニプレイロットに行くとほんのちょっぴり缶詰の残りがあった。チャトが来て食べたに違いない。どうせならきれいに食べろ、チャト!

5号棟プレイロットに入るとまた花子がどこかから私を追って出て来た。ベンチ下の餌は両方とも缶詰部分はきれいに無くなっておりカリカリだけが少々残っている。花子がまた食べ始めたのでカリカリをまとめて新聞紙トレイを回収する。ピーチの姿は見ていないが餌は食べた模様だ。私の姿がいつもとちょっと違うので目の悪いピーチには通り過ぎる私が分からなかったのかも。ピーチ!と呼ばなかったし。


2006年04月20日(木) 11匹(含チャト)に給餌

夕方M上さんから電話がかかってきた。去年の12月初め庭園餌場に姿を現し3日間来ただけで無情にもゲンキに追い出されてしまった「新猫シルバー」が何とスカイライン北側のM上さんの餌場で給餌されているという。顔が大きくて太っていて耳の後ろに怪我をしているというので間違いない。怪我はかさぶたができると自分で掻き毟って取ってしまうのでなかなか完治しないのかもしれない。捨てられた家猫だと思うがゴロニャン猫でもなく捕まらない。が、M上さんからたっぷり餌を貰っているのなら心配ない。

M上さんは午前3時から新聞配達のかたわら7匹に給餌している。そして夕方、飼い犬の散歩を済ませると今度はバイクに乗って西公園、学院北門外とスカイライン北側で給餌する。学院内外だけで8匹だ。西公園は何匹か分からないが。スカイライン北側では最近白黒猫が餌を貰いにきているという。本当に次から次へと新顔が現れて餌やりおばさんの仕事は決して終らない。

*****

今夜は昨日より1時間ばかり早く出かける。プレイロットへ行き、私がベンチに近寄るとピーチと花子は6号棟側から駆け寄ってきた。給餌して山手へ。いつものように1号棟のミニプレイロットに缶詰を置き、1号棟前駐車場へさしかかると西端にチャトがいるではないか!何とかミニプレイロットへ誘導して缶詰を食べさせる。(詳細は写真ページ)

山手ではたちまち7匹とキジーが集まる。キジーは2日ぶりだがソワソワしながらみんなに混じって庭園餌場へ。

今日の突風で餌場が汚れているので新聞紙を4枚敷いてトレイを大きくする。食べる時に猫たち同士が近いと喧嘩するし。みんなよく食べて缶詰類はあっという間になくなる。ポオも薬の匂いがプンプンする特別食をちゃんと食べた。

石段に座っているとタビーとワカメが私の左右に寄り添う。ハイシローもベッタリともたれかかる。後ろにいた茶々の写真を撮っておく。茶々もコロンもやって来て座ってじっとしている。ゲンキは庭園内をひとりで駆け回っている。ポオは水を飲んだりカリカリを食べたりしている。とても平和だがぼちぼち片付けよう。と、いきなり茶々が食べているコロンを殴りつけた。コロンの悲鳴を聞いてすぐにワカメが怒って飛んで来た。

ふと見ると本館前庭園から「猫庭園」へ向けて坂道を横切る動物がいる。あっという間に通過したし距離もあったので何だかわからないがキツネのように尖った顔をしていたような・・・先日、逆方向から来て本館前庭園内に消えて行った尻尾がやけに立派だった動物と同じだろう。あの時もキツネのようだったし、先日の雨に日に見たのはもっと小振りだったがやはりキツネのように見えた。単に通過しているだけでこちらの縄張りに侵入してこなければ猫たちは騒がないようだ。

ハウスをチェックしに行く。異常なし。4号を見るといつの間にかワカメが入っている。今日の突風・豪雨も老猫たちはハウスにはいってしのいだのだろう。

タビーは「猫庭園池」の傍に座っていた。バイバイして1号棟ミニプレイロットへ。アララ、缶詰は半分くらい残っている。してみると毎日完食していたのはチャトではないようだ。明日からは半分にしよう。M上さんの話ではチャトは毎朝待ち構えていて、彼女から餌をもらっているという。

5号棟へ行くとバイク置き場からピーチが出て来た。花子はプレイロット内の植え込みにいた。ベンチ下の新聞紙を片付ける。2匹は残ったカリカリを食べ始めた。今夜は2匹と遊ばずに帰宅する。


2006年04月19日(水) 10匹(含むチャト?)に給餌。キジー欠席

午後、家の前でH川さんと出くわし少しだけ立ち話をした。ピーチは以前からH川家のベランダへ来て3匹の外猫(伸介、キジオ、オセロ)用の餌を横取りしているという話は聞いていた。花子もその辺りに出入りしているらしい。おまけにチャトまでが出没しているという。5号棟プレイロットをうろついていたのだから餌場のあるベランダに行かないはずがない。我が家のベランダの鉢植えに毎夜スプレーしていたのはチャトだろうという。ここ数日は被害に遭っていない。

5号棟プレイロットへ入ると植え込みからすぐに花子が出て来た。ピーチもどこからか現れる。ベンチで給餌の用意をする。ベンチ下で2匹が食べている間に山手へ。

1号棟ミニプレイロットへ行く。今夜もチャトの姿はないが昨夜の缶詰はない。しっかりチャトが食べてくれることを念じつつまた1缶開けて置いておく。

山手へ行くとコロンがお出迎えだ。他の猫たちも角を曲がって続々とやって来る。キジーがいないな。

キジーの分を残してみんなに給餌する。薬入りはタビー、ポオ、茶々に与える。横取りしているコロンを押しのける。タビーがキジーの分を残してあるタッパーの蓋を押し上げようとしている。タビーなら仕方がない。食べなさい。キジーが来たらカリカリで我慢してもらおう。

「猫庭園」の奥の方でガサゴソ音がする。結構大きな音なのに猫たちはチラと音のする方を見るだけで特に反応しない。これがヨソ者の猫だったりアライグマだったりすればゲンキが黙っていない筈だ。そうすると返って気味が悪い。

闇を透かして庭園内を凝視してみたが何も見えない。ハウスのチェックに行きたかったが止めた。ハイシローの耳にダニイボ発見。千切り取って踏み潰す。フロントライン投与をしなければ。犬山動物病院へ行かなくてはいけないのだが多忙で延び延びになってしまっている。茶々のゼイゼイも気になるのだが。

さて、帰ろう。

ミニプレイロットへ寄ってみたがいつものように手付かずだ。チャトは花子の餌場、行く先々必ず顔を出すのでうっとうしく思っていたが、こうして全く姿を見ないと心配になったりもする。

5号棟へ戻ると花子がバイク置き場から出てきてプレイロットへ先導する。ピーチも反対方向からやって来た。ベンチ下の残りをちょっと食べて遊び始める。床に転がっているピーチの目やにを取るのはいつも通り。目の縁にこびリついた目やにを取る時に痛いのだろう、嫌がるが取って目を拭くとスッキリして気持ち良さそうだ。2匹で追いかけっこをして遊ぶのを見届けて帰宅する。


2006年04月18日(火) 給餌は急遽J先生に依頼。ピーチ、花子、チャトには遅く給餌。

東京まで出掛けたが午後8時過ぎには帰れるだろうと思っていた。ところが帰宅できるのは10時を過ぎてしまうことが分かり、午後4時過ぎ慌ててJ先生に電話してみた。運良く繋がり急遽今夜の山手猫への給餌をお願いした。

帰宅後10時半ごろに餌の用意をして5号棟プレイロットへ行ってみるとピーチと花子はちゃあんと待っていた。ベンチ下左右に新聞紙トレイを用意しいつものように給餌する。2匹が食べている間に1号棟ミニプレイロットへ行く。チャトの姿はあの雨の日以来ずーっと見ていないがここに置いておく缶詰は毎日きれいになくなっている。そこで今夜も1缶開けて置いておく。

5号棟に戻ると2匹は新聞紙トレイから離れて遊んでいた。が、私が片付けようとするとまた食べ始める。しばらく様子を見てから帰宅する。


2006年04月17日(月) 11匹(含チャト?)に給餌

「ピー!」と呼びながらプレイロットへ入ると奥のベンチの方からピーチがやって来た。花子は?と見回すと遅れて花子もベンチの下から出て来た。賢い、賢い。2匹とも給餌の最初に私がここに来ることを学習したのだ。よしよし。新聞紙トレイ2枚をベンチ下左右に置き缶詰とカリカリを盛る。

1号棟ミニプレイロットへ行くと昨日の缶詰はきれいさっぱり跡形もない。チャトの姿はないが今夜も缶詰を開け置いておく。

山手に行くといつもの7匹と庭園内にキジーがいる。タビーは元気よく迎えてくれるがよく見るとちょっと脚がもつれるような。何といっても外猫で13歳超なのだから。が、メス猫たちは元気だ。タビーの母猫のパンダにはもう1年くらい会っていないがきっとすごく元気で屋根の上に乗っかっていることだろう。それに同じ13歳のワカメはメチャ元気だ。

いつもと同じようにカリカリ、普通缶、特別食の順に与える。特別食はタビー、茶々、ポオ用だ。横取りしに来るコロンを遠ざけるために持ち上げると腹部がパンパンに膨らんでいる。食べすぎだよ、全く。ワカメ、ハイシロー、コロン母子は全員同じ体型をしている。

ポオも薬入りのミニ缶を少しだが食べるようになり、また更に元気になったみたい。目やにを取っておく。タビーは痩せてはいるが本当にいい顔をしている。

今夜はもう遅いのであんまり長居はせず帰ることに。ミニプレイロットに行ってみると昨夜と同じく全然食べた形跡がない。が、チャトが私を追って移動しないところを見ると食べに来るのだろうと思う。翌日にはなくなっているのだから。

5号棟のプレイロットに行くと入り口の植え込みにいたらしいピーチと花子が出て来た。缶詰は平らげてカリカリが残っているが2匹はまた食べ始めた。食べ終わると花子は砂場の前に行き身づくろいをしている。ピーチはベンチの前でひっくり返る。目やにを取ってしばし可愛がる。

ピーチを花子が見えるところまで移動させると2匹で追いかけっこを始めた。2匹で遊んでいるので寂しくないせいか後追いをしなくなり助かる。


2006年04月16日(日) 11匹(含チャト)に給餌

昨夜より30分くらい早く出る。プレイロットのベンチ下左右に新聞紙トレイを置きカリカリと缶詰をセットしておく。

プレイロットから出たところでポツンと雨粒が降ってきたような・・・どうしよう、傘を取りに戻ろうかなと逡巡していると鳴き声がして花子がやって来た。闇を透かして見ると階段の上にピーチが座っているようだ。

ピーチを呼ぶと駆けつけてきた。どうやら2匹は昨夜と同じく4号棟芝生側の植え込みの中で待機していたらしい。ピーチより目がいい花子が私の姿を見つけたのだろう。猫は目がよくないというのだが、私の姿は結構遠くからでも猫たちに見つけられてしまう。

一緒にプレイロットへ戻り2匹が食べ始めるのを見届けて山手に向う。雨は日中さんざん降ったから大したことはないだろう。

1号棟ミニプレイロットに行ってみる。昨夜遅く見にくるつもりだったが忘れていた。昨夜置いた缶詰もカリカリも跡形もない。きっとチャトが食べたものと思うが残したカリカリは未明にカラスが食べたのかも。そこで缶詰を開け1個丸々置いておく。

山手に行くとポオが排水溝の前にいた。階段を上がって行くと猫たちがすぐに集まってくる。ハイシローがいない。キジーは庭園の中にいて駆け寄ってくる。

昨日と全く同じようにカリカリ、普通缶詰、薬入りミニ缶を与える。コロン、タビー、ゲンキが本館前庭園の方を向いて何かに注目している。水を替えてからライトを手にチェックしに行くが何も見えない。

餌場からはワカメと茶々が消えている。ハウスを見に行くと2号に茶々が入っていたのだが私を見て外へ出る。隣の4号にはワカメが向こうを向いて入っていた。1号、3号には後でタビーとポオが入るのだろう。

餌場に戻るとまたゲンキとタビーが「猫庭園」内を緊張した感じで見つめている。何か、といっても大方タヌキかアライグマくらいのものだろう。いつの間にかゲンキとタビーがここの縄張りの警備猫の役割を演じている。

以前はゲンキとかりんが闖入者(黒猫)を追い出してしまったし、バニーはパーキーを追い出してしまった。バニーもいなくなって1年半、かりんは北門に行ってしまった。僅かな期間に外猫たちにはいろんなことが起こる。

ハイシローがやってきた。缶詰はまだ十分に残っているのでハイシローは夢中になって食べている。

さて帰ろう。1号棟のミニプレイロットに行ってみるとさっき置いた缶詰は手付かずだ。が、今どこかでチャトが私の姿を見ているとすればすぐに食べにくるはずだし、今いなくても後からきっとここへ来るだろう。

5号棟プレイロットに入るとすぐにピーチと花子が入ってきた。バイク置き場にでもいたのだろう。2匹はカリカリの残りを食べたり遊んだりしている。2匹が仲良くペアでいると安心だ。新聞紙を回収して帰宅する。


2006年04月15日(土) 11匹(含チャト)に給餌

今夜はまた1時間くらい遅く出る。週末なので駐車禁止の路上には車が数台駐車している。プレイロットへ行き、ベンチ下に新聞紙トレイを置き、缶詰とカリカリを置く。花子はおろかピーチも出て来ない。

4号棟端まで来るとニャーと鳴きながらピーチが出てきて後から花子も出てくる。5号棟プレイロットまで戻り、ベンチ下にもう1セット新聞紙トレイを用意する。ベンチ下、左右で2匹が食べ始めるのを見届け山手へ向う。

小学校前を歩いていると、前方の道路を自販機前へ向って渡ってくる茶虎猫が見える。ちょっと距離があってはっきりとは分からないが、チャトが1号棟中ほどのミニプレイロットから道路を渡ってきたように見える。自販機横の駐車場で「チャト!チャト!」と呼んだがもういない。

道路を渡りミニプレイロットへ行ってみる。昨日花子に与えたカリカリが残っているが食べた形跡がある。チャトが食べたのかもしれない。ここでの給餌の跡を見つけてチャトは私を待っていたのかもしれない。一応カリカリを足しておこう。

山手へ行くと猫たちは案外のんびりしている。庭園通路で待っていたキジーは駆け寄ってくる。

いつもと同じ光景が繰り広げられる。このごろタビーがみんなと一緒に普通缶詰をパクパク食べる。薬入りのミニ缶をタビー、茶々、ポオに与える。タビーと茶々は食べるがポオは薬の匂いが鼻に付くのか食べない。それは茶々がおいしく頂いた。

アレッ?!「猫庭園池」の傍の通路にチャトがちんまりと座っている。やっぱりどこかから私を見ていて缶詰が欲しくて追ってきたのだろう。チャトに与えようと缶詰を持って近寄ると、嫉妬に燃え狂ったゲンキが唸り声を上げてチャトを追い出しにかかる。タビーも駆けつけ加勢する。チャトは踊り場に逃げる。

踊り場で与えようとしたがゲンキとタビーが尚も追ってくるので無理だ。もう山手猫たちは食べ終わっているので餌場を片付けて引き上げよう。そしてチャトにはミニプレイロットで給餌しよう。

餌場に戻って片付けているとキジーは自分のカリカリをほったらかして餌場のカリカリを食べに来ている。ここでみんなと一緒に食べたい気持ちがアリアリだ。

私が荷物をまとめて立ち去るのをゲンキとタビーが階段まで追ってきた。チャトがいないのを確かめて安心したようだ。これでは新猫は決して居つくことができないなあ。

道すがらキョロキョロしてみたがチャトの姿は見えなかった。が、チャトの方からは見えているものとし、ミニプレイロットへ行く。さっき置いたカリカリには手を付けていない。その上に缶詰1個を置いておく。夜遅く見に来てみよう。手付かずだったら回収しなくては。

5号棟プレイロットでベンチ下を覗いていると花子とピーチがやって来た。餌は少し残っていたので花子がもう一度食べている。床に転がるピーチの目やにを取る。花子は出てきてプレイロット内でノビノビと遊んでいる。

新聞紙トレイを片付けようとすると2匹がまた食べ始める。少しなので床に置いておく。

チャトに邪魔されなければ花子はピーチと一緒にこの辺に居つくだろう。そのためにもチャトの餌場は1号棟のミニプレイロットにしなければ。


2006年04月14日(金) 10匹全員に給餌。

昨夜よりずい分早く(といっても通常通りなのだが)出たせいか、5号棟プレイロットにはピーチはいなかった。ベンチ下に新聞紙トレイを敷き缶詰を置いておく。薄着で出てきたら風が吹き結構寒い。家に取って返しジャンパーを羽織る。

珍しく4号棟にも3号棟にもピーチはいなかった。1号棟前駐車場に行くとトラックはなかったが、その横の大型車の下から花子が出て来た。その車の下に新聞紙トレイを敷き缶詰をたっぷりと盛る。

山手に行くと階段脇の石垣の上でタビーが待っていた。他の猫たちもすぐに集まる。キジーは庭園内で待機していて山手猫と一緒に食べたい素振りだが他の猫たちは嫌がっているし、まだ私に触らせもしないのだから同じ餌場はマズイだろう。

みんなが食べていると茶々がやって来た。タビーはワカメと一緒に缶詰を食べている。タビーと茶々には薬入りのミニ缶だ。タビーはあんまり食べない。そこでポオはどうかと思ったがやはり少しだけ食べて残りはハイシローがおいしく頂いてしまった。おかげでハイシローのお腹はパンパンに膨らみ上から見ると正方形のようになってしまっている。

金曜日だからか、遠くからはしゃいだ奇声が聞こえてくる。猫たちは時折りキョロキョロするが特に何事も起こらない。

タビーをしばらく抱っこする。心地よくて眠りこんでしまいそうなタビーをそっと降ろす。

茶々とワカメの姿が見えないのでハウスに行ったのかと思って見に行くとワカメは4号に入っていたが茶々はいなかった。

餌場ではタビーたちがカリカリを食べていたが私が立ち去ろうとすると通路を歩いてきて「猫庭園池」の水を飲み始める。息子のハイシローもやってきて桜の花びらの間に顔を突っ込み汚い水を飲む。せっかく飲み水を用意しているのになあ。だが猫たちは何年もこの水を飲み続けてきている。

こないだうち、どこかで水道栓を開けていたらしく何日間か上の方から水が流れ込んできていて「猫庭園池」の水がきれいになると喜んでいたのだが、止められてしまった。また水道栓を開いてくれるといいのに。

1号棟前駐車場で新聞紙トレイを回収する。缶詰はきれいに無くなっている。鳴き声がして花子が出て来た。珍しい。身体をくねらせて甘えながら従いてくる。1号棟中ほどのプレイロットへ行きカリカリを与える。食べる間、ベンチに座って見守る。食べ終えてベンチの上に乗ったり下に隠れたりして遊んでいる。

そのまま帰ろうとすると従いてくる。結局5号棟まで来た。プレイロット前にピーチがいて花子が来たことを知ると駆け寄って喜ぶ。一緒にプレイロットに入る。さっき置いた缶詰は手付かずだがピーチが見つけて食べる。チャトは来なかったらしい。

その間、花子はプレイロット内を歩き回って遊んでいる。食べ終わったピーチが花子にじゃれ付き2匹が仲良く遊び始める。新聞紙トレイを回収し帰宅する。

*****

それから3時間後、家人がまた「バイク置き場に新猫がいて鳴いている」という。イヤだなあ、と思いながら懐中電灯を手に外へ出てみる。プレイロット前のバイク置き場には誰もいない。・・・と、突然猫が現れた!なあんだ、ピーチだ。バイクのカバーの下から花子も出て来た。私だと分かると2匹が追ってきそうになる。それを押し止め、さっさと帰宅する。

今夜は意外と冷える。バイクカバーの中で寒さを避けながらM上さんが来るのを待つというのも良いアイデアだ。ピーチは身体がデカいのだからもっと花子を守れるといいのだが、甘ったれの元家猫なので見掛け倒しでイマイチ迫力に欠ける。


2006年04月13日(木) 10匹全員に給餌。

今日は出かけていたので出発が1時間近く遅くなった。朝、駅への道すがら若竹山手を通るとU野さん宅ガレージ内の車の屋根の上に丸々したアニーが後ろ向きに寝ていた。帰りは6時近くだったので既にアニーは自分の餌を食べ終えた形跡があったが姿はなかった。牛若もいなかった。

さて、5号棟プレイロットのベンチの下に新聞紙トレイの缶詰を置いているとピーチが現れた。丁度いい。ピーチが食べ始めたので山手へ向う。

1号棟前駐車場では東端の車の下から花子が出て来た。そこで新聞紙トレイに缶詰をこんもりと盛る。チャトに横取りされないことを祈りながら山手へ、と思ったらガードレールの内側から猫が出て来た。コロンだった!

待ちくたびれて道路を渡って来たらしい。他の猫たち数匹も道路際まで来ている!大変だ。みんなでゾロゾロ渡ってきては困る。3年前まで下のお墓の駐車場で小桃に給餌していたとき、山手の猫たちが嗅ぎつけて大挙して道路を渡って来たものだった。あの時には本当に困った。小桃も山手に留まっていれば事故死などせずに済んだのに、と思うと今でも口惜しくてならない。

今夜はキジーも庭園通路で待っていた。みんなにカリカリと缶詰を与える。タビーと茶々用に薬入りのミニ缶2個を持ってきた。茶々は丸々1個食べたがタビーは娘のコロンと息子のハイシローに横取りされている。

タビーは普通缶詰も食べていたがバッグの後ろに行く。きっとそこで特別にもらいたかったに違いない。明日はそうするからね。

タビーを撫でると背骨も尾骨もゴツゴツしてすごく痩せている。それでも顔はとても立派だ。まだ空腹とみえてカリカリを盛んに食べようとしている。

ポオは最近、薬入り缶詰めを食べないせいか目やにが出てきている。今夜は7匹全員が餌場を離れない。暖かいので急いでハウスに行く必要もない。

が、そろそろ帰らなくちゃ。じーっと見送るみんなを振り返り振り返り餌場を後にする。

1号棟前駐車場へ行くと缶詰はきれいに無くなっていた。すべて花子が食べたのだといいが。新聞紙トレイを回収し5号棟プレイロットへ。ベンチ下の缶詰は少し残っている。ピーチの姿はない。チャトの姿を見なかったが必ずしもここへ来るとも限らないので缶詰は回収する。

*****

午前零時を過ぎた頃、家人がプレイロットのベンチ近くに割りと小柄な茶色の猫がいたという。チャトだ!慌てて缶詰を持って跳び出す。が、プレイロットにはもうチャトの姿はなかった。チャトにも餌を与えておかないと花子が安心して食べられない。

名前を呼びながらしばらく待ったが現れないので諦めて帰る。


2006年04月12日(水) 9匹に給餌。キジー欠席

今夜は用事があり9時前には帰宅していたい。そこで少し早めに出かける。気温は高いが雨が降り続いたので湿気ている。

5号棟プレイロットのベンチの下に缶詰1個を置いておく。チャトが気付いて食べてくれれば花子は追われずに済むだろう。

ピーチは3号棟生垣から鳴き声を上げている。しばらくして出て来たが小学校正門の前でボンヤリしている。車が出入りしそうなので戻って従いてくるように促す。するとまた排水溝に入ってトイレの構えだ。私がどこへ向っているのか分かるはずなのでそのまま先を急ぐ。

トイレを済ませて追ってきたが通行人もいて結局1号棟前駐車場には来なかった。トラックもあるが花子もチャトもいないようだ。

山手へ向っていると山の上から声がして花子が降りて来た。駐車場の中でなく、ガードレールの外側(崖っぷち)で給餌するのはどうかと誘導するが、そこは丸見えなので花子はイヤなようだ。いつもの黒い車へトットコ先導する。車の下に新聞紙トレイを敷き缶詰を多めに置いておく。ちゃんと食べるのを見守っていたかったが時間がないのでそのまま山手へ。

山手への道路を渡るともうワカメ、コロン、タビーが迎えに出ている。ポオも駆けつける。空腹のようだ。

庭園餌場に行きタッパーに入れてきた缶詰をすべて与える。カリカリも足す。しばらくしてタビーにミニ缶を与えるが薬を掛けすぎた。群がるコロンとゲンキを押しのけてこれはタビーの分だということを分からせる。

茶々は缶詰を食べているが以前のように他の猫たちを攻撃することはなくおとなしい。やっぱり具合が悪いのだと思う。タビーの薬まみれの缶詰を少々手ですくって茶々に食べさせる。どっちみち近々犬山動物病院に行かなくてはならないので茶々を必ず連れて行こう。

タビーの食べ方が遅いので見ているとタビーは気を悪くしたのか食べるのを止めて行ってしまう。そこで茶々を抱き上げてタビーの残りを食べさせる。茶々は相変わらず太っていて結構重い。

キジーは来ない。水容器を洗って水を入れる。いつものように猫たちと遊んでいたいが時間がないのでバイバイする。みんな物足りなさそうな顔をしている。

1号棟前駐車場の黒い車の下を覗くと花子の姿はなく缶詰も結構残っている。おいしくなかったのかなあ。チャトがやって来たはずはないし。もしチャトに追われたのなら缶詰は無くなっているに違いない。ま、花子が無事で元気だということが分かっただけでよしとしよう。

ピーチは3号棟や4号棟の植え込みにはいなかった。かわいそうなことをしたなあ、と思いつつ歩いていると5号棟プレイロットの植え込みにいた。ベンチ下を見ると缶詰の端っこを5分の1くらいかじった形跡がある。これはピーチが食べたのだろう。チャトなら全部食べてしまうだろうし。

花子が残した缶詰を広げるとピーチは少しだけ食べた。ピーチのお腹は既に丸々している。ピーチの目やにを取ってから可愛がる。今夜は暖かいのでレンガの床に転がっていても冷たくない。が、あんまりゆっくりしてもいられないので缶詰を回収して帰宅する。おお!家を出てから45分くらいしか経っていない。




2006年04月11日(火) 10匹(含チャト)に給餌。花子欠席

雨だが給餌に行くころにはまだそれほど強く降っていない。ピーチは3号棟生垣から顔は出さずに鳴いている。鳴き声は響いていたが追ってこなかった。

1号棟前駐車場にはトラックは停まっていたが花子はいなかった。チャトが潜んでいたかもしれない。

今日昼間、S木みちよさんから聞いたのだが、T水家のベランダに尻尾が丸まった小柄な猫が出入りするようになったという。きっと花子だ。チャトに邪魔されて私から餌がもらえなくてもT水さんから貰っているのなら安心なのだが。

山手に行くと殆どみんな踊り場付近にいたらしくさっと集まる。濡れるのに・・・雨天餌場に行くといつの間にかキジーがみんなより先に到着している。

茶々は庭園餌場への通路で座っていたがおもむろにこちらに向ってきた。その時、K山さんの車がやって来た。勿論茶々が視野に入って徐行する。

カリカリと缶詰を与える。タビー用のミニ缶を開け薬を振り掛ける。コロンが横取りしに来たせいかタビーはあんまり食べずに外へ出てしまった。茶々が薬いっぱいのミニ缶を食べているから丁度いい。まだ喉の調子が悪そうだ。週末にでも犬山動物病院に連れて行こうかな。

みんなの背中を拭いているとゲンキが唸りながら外へ跳び出す。見るとチャトが正面の本館前庭園まで来ている。チャトがここまで来るのは初めてだ。やっぱり私を追ってきたのだろう。

キジーが食べ終えて階段下から出て行ったのでチャトを呼んだが来ない。そのうちに庭園餌場の方へ行ってしまった。帰りにどこかで給餌しよう。

アレレ?庭園餌場から誰かが出てきて本館前庭園の方へ坂道を横切る。そしてまたUターンして「猫庭園」に入って行った。シルエットは子キツネといった感じだが、キツネなんかこんなところにいるだろうか?子タヌキかなあ?やっぱり猫餌の残りをアテにしているのかな?

庭園餌場への通路に雨の中、猫が座っている。タビーかなあ?と思っていたらこちらにやって来た。チャトだった。またゲンキが唸り声を上げる。トラックの下に入ったのでチャトに与えるべくタッパーウェアを持って外へ出る。そしてトラックの下に缶詰を置き、チャトを呼び寄せ食べさせる。私が雨天餌場に戻るといきり立ったゲンキがトラックの下に跳び込んで行った。

ハイシローは弱い子のフリをして私の後ろに隠れる。ポオは騒ぎをよそに悠然とカリカリを食べている。

ワカメまでが跳び込んで行き、加勢するようにゲンキの後ろに陣取る。さすがのチャトもゲンキの剣幕に押されてタジタジだ。調子に乗ったゲンキは缶詰を横取りしている。ワカメも一緒になって食べようとしている。少しだけ回収する。

さて帰ろう。チャトを連れて行こうと「チャト!」と呼ぶがトラックの下から出て来ない。私が呼んでいるのでゲンキが正門まで従いてきた。

1号棟前駐車場ではやっぱり花子はいなかった。中ほどのプレイロットでチャトを待ってみたが来なかった。

ピーチは3号棟生垣で待っていた。一緒に5号棟まで戻るが雨なので適当な給餌場がない。一旦荷物を家の中に置き、我が家の玄関前で缶詰を与える。息子が出て来たので驚いたピーチは外へ跳び出してしまう。ついでに北側の窓下の土を掘ってトイレを済ませている。郵便受けの前あたりでもう一度給餌する。

少なかったので家に戻ってカリカリを取ってくる。4階の人が帰ってきたのでピーチはまた外へ跳び出す。戻って来たピーチの背中や目を拭ききれいにする。冷たい床に転がって甘える。雨脚が強くなってきた。30分近くも相手をしていたが、切り上げて家に入ってしまう。

ドアスコープから覗くとその後しばらくは玄関ドアの前でじっと待っていた。いじらしくて切ないがどうしようもない。

玄関の内側では外の気配を察したサミーが私に跳び付いて甘える。ソファに座れば左右、膝上とたちまち家猫たちがベッタリだ。
S木家では猫を可愛がろうとすぐ手を出すので猫たちは逃げてしまう。一方私は多忙なこともあって追い掛け回してまでは可愛がらない。すると猫たちの方からかまって!かまって!と寄ってくる。息子はトムが大好きで膝に乗って欲しいのだがトムは決して乗らない。重いし動けなくなるので私の膝には乗って欲しくないのだがしばしば2匹(10kg)が乗ってくる。が、なるべく平等に全員を可愛がるようには努めている。


2006年04月10日(月) 10匹(含チャト)に給餌。茶々は食べない。花子欠席。

今日は週末より遥かに早く家を出る。出た時には微かに雨が残っていた。ピーチは4号棟から従いてきた。1号棟前駐車場にはトラックはあったが花子の姿はない。

山手に行くと猫たちはすぐに集まってきた。茶々は門柱の上に乗っかっていた。雨は殆ど止んではいるが雨天餌場に行く。しばらくしてキジーもやって来た。

新聞紙を敷きカリカリと缶詰を与える。タビーのためにミニ缶を開けると珍しくポオも一緒に食べる。薬が入っていないことに気付いたようだ。コロンまでが顔を突っ込んでいるので押しのけてタビーに食べさせる。

ピーチもやってきたので缶詰を与える。雨が止んだので食べ終わったゲンキやコロンは外に出ている。

そこへ坂道の下から男性がひとり上がってきた。背広姿で手ぶらだ。こんなところへ歩いてくるのだから教職員だと思うが・・・といぶかしく思っているうちに挨拶しそびれた。ま、猫たちに囲まれてネコロジーのベンチに座っているのだから私が何者かは一目瞭然だが。

茶々は遅れてやって来たのだがへりに座ってじっとしていて食料に関心を示さない。そしてしばらくするとそのまま行ってしまった。昼間にもらったのかなあ?

タビーも出て行ったがワカメとハイシローはベンチの下でじっとしている。ボイラー室の前にいたらしいピーチがいきなり外へ跳び出して坂道を駆け下りて行く。と、いきなり男子生徒がボイラー室前の道路に現れた。音もなく一体全体どこから現れたのだろう???何だか体格がN西くんに似ていたので思わず「N西くん?」と声を掛けると小柄なその子が振り向く。N西くんがこんな時間にそんなところにいるはずはないか。「違う?」と重ねて訊くとその生徒は『違います。』と答えて坂道を降りていった。ひょっとしたら久しぶりのH田くんだったかも。

そうか、ピーチはいきなり現れた生徒に驚いて跳び出したのだろう。あ、さっきの背広姿の男性は教員でH田くんを探していたのかもしれない。

新聞紙を片付けているとコロンが戻って来た。ピーチも戻ってきてカリカリを食べ始める。ハイシローがピーチを攻撃しそうだ。後ろから見ると本当にデブデブだ。ピーチのような巨体と違って骨格が小さいのに脂肪がたっぷり付いているからブサイクだ。が、冬を乗り切るにはこれくらいでなくちゃ。お陰で風邪も引かない。

さて帰ろう。ピーチと一緒に坂道を降りているとゲンキが追いかけてきた。どこからかタビーも現れて追ってくる。猫たち、今夜はエラク活動的だ。

1号棟前駐車場のトラックのところに行って花子を探すとチャトが車の下で待機しているではないか!これでは花子が出てこられない筈だ。チャトは懐いていないので呼んでも出て来ない。が、きっと私の後を追ってくるだろうから1号棟中ほどのミニプレイロットまで連れて行こう。

ミニプレイロットで缶詰を出しているとピーチが来て食べ始める。チャトも勿論到着して私が消えるのを待っている。ピーチがようやくチャトに気付いてその場を離れる。私も離れるとチャトが早速パクついている。

困ったなあ。チャトがどこまでも追ってくるから花子が安心して食べられない。5号棟プレイロットでチャトが最初に待っていてくれるといいのだが。チャトに真っ先に給餌してしまえば後がラクだ。チャトがいなくても餌を置いておこうかな。

ピーチと5号棟まで一緒に帰るがもう十分に食べているのでプレイロットへは行かない。


2006年04月09日(日) 8匹に給餌。コロン、キジー欠席。

週末は人出を避けて遅めの方がよいと思い直し、ゆっくりと家を出る。小学校脇の通路で全く久しぶりに知人に出会い立ち話をしていたので増々遅くなる。

ピーチは3号棟生垣にいた。ピーチのトイレを待ち1号棟前駐車場へ行く。花子は東端の黒い車の下にいた。缶詰をたっぷり与える。しばらく見渡したがチャトはいないようだ。ピーチも遠くを透かし見ているがチャトを発見できないようだ。2匹を残して山手へ。

待ちくたびれたのかコロンがいない。キジーもいなかった。6匹に対して4缶は多いが持ち帰ることもないので全部出す。茶々は一見具合が悪そうに見えたが良く食べ元気を取り戻した。

タビーが手持ち無沙汰にしているので持参のミニ缶を開けタビーに与える。ポオも寄って来たが気に入らず食べない。タビーはしっかり食べる。普通缶詰を食べてしまったハイシローが欲深そうな素振りでタビーの傍に行きじーっと見つめる。タビーはいたたまれず少々残して去る。すかさずハイシローが残りを食べる。

しばらくしてタビーが戻ってきたが道路側庭園の中に入り、キジーの飛び石餌場から通路に出て座っている。それから何を思ったか踊り場の方へ歩いて行ってしまった。

誰もハウスには行っていないが一応チェックしに行く。明日は雨になるというからベッドがはみ出してないか見る。異常なし。するとワカメがやってきて4号にもぐり込んだ。

さて花子の様子を見に行こう。道路を渡って歩き出すとどこかから鳴き声が。山の石垣のてっぺんを走っている影が見え、花子が石垣を降りて来た。さっきの餌はやっぱりチャトに奪われたのだと思い、花子を小桃の駐車場へ誘導する。お墓の前までは行かずに缶詰をもう一度出す。花子は辺りをキョロキョロ見回しながら相当怯えている。

ある程度食べてからいきなりすぐ上の歩道に上がってしまった。何かに怯えたのだろうと、カリカリを出すとまた降りてきて食べ始めた。もう大体満腹になっているはずだから今からチャトに奪われても大丈夫だ。食べている花子を残して上に上がる。

さっきの車の下を見ると缶詰が大分残っている。???とにかく回収する。ピーチを呼んでみたがいない。彼には何も食べさせていないのに。

ピーチは4号棟端の植え込みに戻ってきていた。5号棟プレイロットへ行きそこで缶詰を与えて今夜の給餌は終り。


2006年04月08日(土) 11匹(含チャト)に給餌

天気予報通り午後に一瞬春の嵐が通り過ぎたがその後は打って変わって上天気だった。

土曜日は家の都合でどうしても給餌に出かけるのが遅くなってしまう。が、遅いほうが余計な人通りが少ないメリットもある。ずーっと以前のように缶詰は家で予め開けておき中身をタッパーウェア2個に詰めて持参することに。すると猫たちを待たせなくて済む。

慌てて薄着で外へ出ると意外と寒い。ピーチはプレイロットの植え込みから出てきて一緒に階段を上がる。すると4号棟端の1階の掃き出し窓が大きく開いているのを見てピーチがそちらへ寄って行く。すると途端に窓を閉められてしまった。この家は夜でもよく明かりを煌々と点けたまま窓を開けていることが多いのだが、ピーチは家の中に入ったりしたことがあったのかな。

元々Pハイツの住民から捨てられたに違いないピーチのこと、伸介もそうだったが、元の家を探して1階住居を軒並み訪問したのかもしれない。

ピーチが諦めて芝生から降りてくるのを待つ。一緒に1号棟前駐車場へ。いつものトラックの代わりにセダンが停まっている。花子の姿はないがピーチが小桃の駐車場上の道路へ向うとそこには花子がいた。2匹は喜んで鼻を突き合わせている。

東端の黒い車の下に花子を誘導して缶詰1個丸々与える。ピーチにも、と思っているとピーチは遠くを透かし見て尻尾を巻いた感じで遠ざかる。変だなあと思っていると花子も逃げてくる。見に行くとチャトがちゃっかり缶詰を食べている。花子は別の車の下に入ったのでそこに缶詰半個分とカリカリを置く。見守っていたかったがとにかく時間が遅くなっているので山手へ急ぐ。

もう遅いので正門は閉まっている。山手猫全員を連れて庭園餌場へ。タッパーから缶詰を出してみんなに与える。タビー用の特別食を用意してくるのを忘れたがタビーは早々に缶詰を食べている。カリカリも与える。

タビーが古い水を飲んでいるので慌てて取り替える。茶々も大丈夫そうだ。みんな大体食べ終えたので時間が遅く気が急くし帰ろうかと思ったが、タビーは抱っこをせがむしワカメも可愛がってもらおうと待機している。

そこでタビーを抱いて石段に座る。新聞紙を敷いていなかったのでお尻が冷たい。タビーを抱き、ワカメとハイシローを撫でていると1日のうち僅かなこの一時を猫たちは心待ちにしているのだから、餌だけ与えてさっさと帰ってしまうのはいかにも薄情だ。7匹全員が餌場にいる。

が、いつまでもそうしているわけにもいかずタビーをハウスに連れて行くことにする。タビーは嫌がり手から滑り落ちて無様に着地する。ああ、やっぱり高齢猫になっているのだから気を付けてあげなければ。

ハウスに行くと1号にポオ、3号に茶々が入っていた。タビーは餌場に舞い戻ってしまった。ワカメと一緒にカリカリを食べ始めたので帰ることにする。

1号棟前駐車場に行くとさっきの黒い車の隣にも車が入っている。缶詰は跡形もない。花子の分は?と見ると缶詰は無くなっておりカリカリが残っていたので回収する。

歩道へ下りるとピーチが出て来た。一緒に5号棟プレイロットのベンチに行き、缶詰半個分とカリカリを与える。ピーちゃん、ご苦労さん!


2006年04月07日(金) 10匹全員に給餌。茶々(?)

春先は寒暖の差が激しく雨も多い。今夜はかなり寒い。ピーチは5号棟プレイロット入り口の植え込みにいた。一緒に1号棟前駐車場へ。花子はいつものトラックの横のワゴン車の下から出て来た。

今夜は缶詰2個分をポリ袋に入れて持参した。ピーチはすぐには来ないでちょっとカッコつけてからやって来た。2匹は仲良しなのでそのままにして山手へ向う。

山手では猫たち数匹が角を回ってお出迎え。相当空腹だな。学校はまだ始まらないのかな。庭園餌場でカリカリと缶詰を与えるとタビーも一緒になって懸命に食べている。

ポオが特別食を食べないので今夜はミニ缶2個分をひとまとめにしてきた。タビーとポオが一緒に顔を突っ込むがすぐにポオは離れる。

水容器を洗っていると背後でゼイゼイ音が聞こえる。振り向くと茶々の息遣いのようだ。茶々は時折り食べたものを少し吐き戻したりしているがあんまり調子がよくないのだろうか?その割には走り回って意地悪もし元気そうだが。

タビーの特別食にはゲンキも茶々も手を出さないのに娘のコロンは横取りしている。父親のタビーは小さくなって端っこからチビチビと食べている。コロンは既に普通缶も食べてよく太っているのだからタビーに譲りなさい。コロンを退けると不満の声を上げている。いたたまれなくなったのかタビーは去ってしまった。かわいそうに。

既に満腹だったのかコロンもそれからはあんまり食べずに去った。傍でずーっと待っていた茶々が最後は平らげた。茶々の息遣いはゼイゼイ音を立てているのだが苦しそうではない。が、これから気をつけて観察しよう。そして必要なら獣医さんに見せないと。

ふと見ると「猫庭園」の上の方から黒っぽい猫のような動物が坂道道路を渡って本館前庭園に入って行った。尻尾がやたらと長くて立派だった。タヌキというよりイタチのような感じだったなあ。この辺りにはいろんな動物が棲み着いている。

タビーが戻ってきてカリカリをずーっと食べているので座ってゆっくり付き合う。ワカメとハイシロー、コロンが私の回りを取り囲む。タビーがパリポリといい音を立ててカリカリを食べる。まだまだ痩せてはいるがカリカリが食べられるまでに回復した。本当によかった。

背後をガードマンが通過して行った。4月になってからガードマンが2人に増えている。

ポオは何かを見つけたのか、道路側庭園内に走りこみ、遊んでいる。太からず細からず丁度いい体型だ。道路側庭園にはコロンがいてポオは追いかけて行ったかと思うと、今度はゲンキを見つけて追いかけている。元気溌剌だ。

タビーを膝の上に乗せてしばらく過ごす。タビー一家もじっとして座っている。平和だが段々寒くなってきた。風邪を引くと給餌に来られなくなってしまう。タビーを降ろすがワカメもタビーもハウスに行こうとしない。そこでタビーを抱っこしてハウスに行く。

見ると3号に茶々が入っている。多分遅い時間になると茶々はハウスに入っているのだろうとは思っていたが今夜は早々に入っている。初めて見た!やはりシンドイのかなあ。注意しておこう。

ワカメは1号ではなく4号に入っていた。タビーはまだ入らず「猫庭園」にいる。そのうちにポオも戻ってくるだろうからハウス4軒は満室になる。

さて、帰ろう。1号棟前駐車場のトラックの下を覗くと花子の缶詰はきれいになくなっておりピーチ用のが少しだけ残っていた。車の間から出て歩道に下りるとピーチが待っていた。一緒に戻る途中、小学校の前の暗い歩道で何かを踏みそうになった。ん?犬糞か?とライトを当てると超小型犬の小さな糞だった。こんな暗い歩道の真ん中に転がしておくとは!乞う監視カメラだ。

ピーチは5号棟プレイロットに行こうとしていたが今夜はすごく寒いのでパス。


2006年04月06日(木) 10匹全員に給餌。

このところとても疲れる。加齢と共に動作も増々鈍くなり何をするにも時間がかかる。早い時間に給餌に行こうと思っていたが逆にどんどん遅くなる。

水も多めに持つようになったしタビーが帰ってきて以来、缶詰を毎日与えるようになったので荷物が増え、以前の倍くらいの重さになっている。ヨロヨロと家を出る時には既にしんどいのだが、いるべき猫たち全員に会うと疲れも吹き飛んでしまう(ような気がする)。水も缶詰も消費してしまうので荷物も軽くなり、帰りは足取りも軽い(ような気がする)。

ピーチは4号棟端(いつもひとくくりに4号棟端と書くが、場所は様々)から出てきてノビをし、従いてくるのかこないのか、結局は従いてきて小学校の排水溝でトイレをする。待っていると、判で押したように同じ時間に散歩(だろうと思う)をするおじさんが手を振りながらやって来た。

1号棟前駐車場にはトラックが停まっているが花子が出て来ない。名前を呼んでいるとどこからか現れた。トラックの下で缶詰を開けカリカリと一緒に与える。トラックの前で待っていたピーチと一緒に山手へ行こうとするとピーチは動かない。

トラックの下へ行き、花子の缶詰を一緒に食べようとする。花子は缶詰を奪われたと思って少し離れてしまう。そこでもう1缶開けて与える。

山手に近づくと山の中から思いっきり甘えた声がする。ワカメだ。それを聞きつけて山手猫たちも角を曲がって来た。今夜はコロンがいない。

庭園餌場への通路を歩いている時、キジーの脇腹の毛がところどころ抜けているのに気付いた。もしや疥癬?!とギョッとしたがライトを当ててよくよく見るとどうやら喧嘩をしたようだ。大したことはないだろう。

タビーは今夜も空腹ぶりをアッピールしている。みんなにカリカリと缶詰を与えてからやっとタビーとポオに特別食だ。ポオは食べずに普通缶詰とカリカリに戻る。そこでタビーにはミニ缶2個分を与える。茶々とゲンキがタビーの回りに集まるが横取りはしない。が、最後の一塊は茶々が食べようと思っていたのだろう、それに口を付けたタビーをポカリと叩く。昨日と全く同じ光景が展開される。ビックリしたタビーはしばらくポカンとしていたが茶々が「ちょっとくらい残せよ!」と言っているのが分かり茶々に譲って立ち去る。

アララ、今頃になってコロンがやって来た。コロンのために缶詰を開けることはせず様子を見る。コロンはさほど空腹ではないようでカリカリを少しだけ食べている。

昨夜もそうだったが頭上を米軍の飛行機が爆音を轟かせて通過する。全く迷惑だ。基地の傍の住民はたまったもんじゃないな。犬は雷にはすこぶる弱いが爆音にも怯えると近所の人が言っていた。そうだろ、そうだろ、動物は耳がいいから人間の何倍(何十倍?)にも聞こえるのだろう。

ポオもワカメも餌場にいるが一応ハウスのチェックに行くとタビーが2号に入っていた。

餌場に戻り猫たちを可愛がる。コロンが油断した隙にゲンキが後ろから飛び掛り首にかじり付いた。すさまじい叫び声が響き渡る。すると「娘に何をする!」と怒ったワカメがゲンキを追いかける。ポオも一緒になって騒ぎを大きくする。ゲンキは引き下がり、何を思ったかポオがワカメを追いかける。

ワカメはハウス1号に跳び込んだようだ。もう一度ハウスを見に行くとワカメは1号、ポオは3号に入っていた。結構長居をしたが帰ろう。

1号棟前駐車場のトラックの下を見るとピーチがまだ食べていた。花子はいない。私が来たのでピーチは食べるのを止め一緒に帰ろうとする。

5号棟プレイロットへ行き、しばらくピーチと遊ぶ。私が立ち去るときちょっと不満の声を上げていたが諦めたようだった。家の前まで従いて来られると辛い。


2006年04月05日(水) 10匹全員に給餌。

午後4時過ぎ、駅前からの帰りに若竹山手のU野さん宅ガレージ前を通った。車の下には元気そうなアニーと牛若がお内裏様のような格好でちんまりと座って餌やりさんを待っていた。

しばらく前に通った時にはアニーが食事中で、他の場所からここへ駆けつけてきた三毛が私を見て去年の10月に毎夜餌を持ってきていたのを思い出したのか従いてきそうになった。ここにはアニーと牛若が常駐していて三毛は食事タイムにだけ来るようになったのかな。

激しく降り続いた雨も夕方にやっと上がった。ピーチは4号棟端の植え込みから出て来た。小学校の排水溝でトイレをするのを待ち一緒に山手へ。

1号棟前駐車場にはトラックが停まっていて花子がフェンダーから出て来た。ミニ缶とカリカリを置いておく。

待っていたピーチと山手へ。今夜はポオが真っ先に走り出て来た。夜桜見物がてら散歩していたらしい夫婦連れが階段を降りて来た。

通路も「猫庭園池」も桜の花びらの絨毯を敷き詰めたようになっている。雨天餌場に行くつもりだったが、庭園餌場もそこそこ乾いているのでいつも通りここで給餌することに。

今日は雨だったからか猫たちはガツガツした様子を見せている。タビーまでが最初のカリカリを食べようとしている。特にコロンが母親のワカメを始め近くにいる猫を殴り飛ばしているのには呆れた。いつの間にかハイシローも戻って来ている。

ミニ缶の特別食もタビーは食べるがポオはもう食べない。そこでタビーには1、5缶分くらいを与える。食べ終わったタビーは餌場に来てカリカリを食べようとする。そこにいたピーチがタビーとにらみ合う。高齢のタビーがやられるといけないので庇うとピーチは面白くなくてプイっと向こうへ行ってしまった。

ピーチはみんなと一緒に食べるが他の猫が近寄るとシャーして威嚇する。自分の方が(招かれざる)お客さんなのに。

食べ終わったタビーは私の傍にじっと座っている。するとコロンがやって来て父親に甘える。父母兄が揃っていてコロンは怖いものなしだ。タビーを膝の上に乗せる。タビーはちっとも臭くない。それどころか背中を嗅ぐといい匂いがする。喉をゴロゴロ鳴らしていつまでもこうしていそうだ。

が、そうもいかない。タビーをそっと降ろして帰り支度を始める。するとワカメが「猫庭園」に入った。ハウスを見に行くとポオが3号に入っているが入り口にお尻を向けている。ワカメがやって来て1号に入った。するとタビーは2号に入るだろう。こんな大雨の日にもハウスに入っていれば安心だ。

さてピーチと一緒に帰ろう。1号棟前駐車場のトラックの下で花子が残したカリカリを回収していると鳴き声が聞こえる。花子がまだいた。そこで缶詰を開け、半分くらい与える。

5号棟プレイロットにチャトがいれば缶詰をあげようと見に行くがいない。ピーチはどうかと思ったが興味を示さないので持ち帰る。


2006年04月04日(火) 8匹に給餌。ハイシロー、花子欠席。

ピーチは4号棟端の植え込みから出て来た。相当眠そうだ。一緒に山手まで行くのはかったるいなあ、という顔をしていたが結局従いてきた。

自販機のところまで来ると向こうから猫が走ってくる。花子か!と思ったら我が家のトムに似たグレーの猫が横の駐車場に入って行った。ピーチが目ざとく見つけて駐車場に入る。ライトを点けて探すと首輪をした猫がいた。家猫が夜の散歩をしているらしい。アメショーハーフでトムを大柄にしたような可愛い顔をした猫だった。いつぞやのシルバーとははっきり違う猫だった。

1号棟前駐車場にはまた例のトラックがなく、花子もいない。

山手に行くと今夜もハイシローがいない。カリカリの用意をしているとやっとピーチがやってきた。タビーとポオに薬入りミニ缶を与えるがポオは食べない。昨日と全く同じ展開だ。

ポオが残したミニ缶をワカメが食べようとしてやってきたが食べない。薬臭いのかなあ。が餌の前にワカメはどっかと座って動かない。その回りに茶々とゲンキが待機しているが奪い取りには来ない。

タビーは時間をかけて自分のミニ缶を食べ終えた。そこでタビーをワカメの前のミニ缶のところに降ろすとまた食べ始めた。大分食べたところで、茶々が待ちくたびれたのかタビーを叩く。するとタビーは茶々に譲ってしまった。茶々は普通缶をもう十分に食べているのに。

薬入りミニ缶が気に入らないポオはいつまでも餌場にいてカリカリを食べている。それも4種類が混じっているので好みのものを選別して食べている。

ハウスを見に行くと1号にワカメ、2号にタビーが入っていた。今夜は雨になるというので、はみ出ている4号のベッドを中に押し込んでおく。

ピーチと一緒にPハイツに戻ろうとするが今夜は木登りをしたりして盛んに遊ぶ。そして1号棟前駐車場あたりで見失った。


2006年04月03日(月) 9匹に給餌。ハイシロー欠席

出かけていたので、今夜は給餌に行くのがいつもより1時間くらい遅くなってしまった。ピーチは3号棟生垣からノビをしながら出てきて、小学校の排水溝の落ち葉でトイレをする。

1号棟前駐車場へ行くとワゴン車の下から花子が鳴きながら出て来た。いつものトラックも戻っている。トラックの下でミニ缶とカリカリを与える。

駐車場から出てくるとピーチが待っていた。一緒に山手へ向う。ピーチは遊んでいて山手猫たちと一緒に踊り場までやって来ない。

今夜はハイシローが欠席だ。私が遅いので待ちくたびれて北門へ行ってしまったのかな?でもM上さんが北側へ来るのは6時半なので私よりずっと早い。

昨日書き忘れたが、雨天餌場の床に画鋲が上向き(つまり踏むと突き刺さる)に落ちていた。危ないったらありゃしない。壁はコンクリートだから画鋲を使うところなんかないのに。我々は靴を履いているからいいが猫たちは裸足だから非常に危険だ。!!(○`ε´○) プンプン!!

猫たちにカリカリと缶詰を与えているとピーチがやって来た。ピーチにも缶詰を4分の1くらい与える。タビーとポオにはいつものように薬入りのミニ缶だ。タビーは熱心に食べるがポオは食べない。普通缶詰とカリカリを食べに餌場に戻ってくる。茶々やゲンキがミニ缶を狙う。

タビーが自分の分を食べ終わったので、ポオの分を食べていた茶々を退けてタビーに食べさせる。茶々には餌場で普通缶の残りを食べてもらう。

ゲンキがタビーのミニ缶を横取りしようと近付く。阻止しようとタビーとゲンキの間に私が割って入るとゲンキが不満の声を上げる。それを聞いてタビーはその場を去ってしまった。しめしめ、という感じでゲンキが早速食べる。ゲンキの胴体はすごく横幅が広い。ピーチといい勝負だ。ピーチの方が体長が長い。

ハウスを見に行くとワカメが1号に入っていた。ポオは餌場でまだ食べているしタビーは戻ってこない。

帰り支度ができたところへタビーが戻って来た。私が帰ろうとしているのを見て「猫庭園」に入って行った。ハウスに行くのかな。

ピーチが待っているので一緒にPハイツへ戻る。1号棟前駐車場のトラックの下をチェック。カリカリだけが残っているので回収する。私が出てくるのをピーチはおとなしく待っている。一緒に5号棟まで戻る。途中、大木に駆け寄り爪とぎをしたりしている。




2006年04月02日(日) 9匹に給餌。花子欠席

午後から夕方にかけて突風の吹く春の嵐だ。せっかく満開になったソメイヨシノも相当散ってしまったことだろう。

給餌に行こうと傘を持って家を出ると雨はもう殆ど止んでいる。プレイロットの植え込み内にいたピーチが出て来た。デブ(私も)だから山手まで散歩に行こうね。トットコ従いてくる。

1号棟前駐車場には今日もトラックが駐車していない。空しく花子を呼ぶ。一緒に山手側へ渡ったピーチは山の石垣に上り「山手猫階段」側を窺っている。呼ぶと踊り場までやって来た。

昨日いなかったハイシローとコロンはずぶ濡れの感じで待っていた。他の猫たちは全然濡れていない。ハウスに入っていたのだろう。

みんなで雨天餌場へ行く。いつの間にかみんなに混じってキジーも雨天餌場へ向っている。雨天餌場の真上の空手道場には灯りが点いている。

みんなにカリカリと缶詰を与えタビーとポオには特別食を与える。ピーチもやってきたので彼にもカリカリと缶詰半分くらいを与える。水の用意もしなくちゃ。ふと見るとタビーとポオの特別食はコロンに横取りされている。

普通缶詰をタビーとポオに与えるがこれもあんまり食べない。ポオはカリカリを食べたりしているがタビーは食べるのを止めて私の前に座っている。

その時、頭上でバタン!と大きな音がした。ドアが閉まったようだ。誰かが階段を降りて来た。キジー、ピーチ、ワカメ、タビー、コロンなどが外へ跳び出す。私には気付かず降りて来たのは茶髪の男性だった。逃げて行く猫たちを見て、私が雨天餌場にいることに気付いたようだ。駐車していた車に乗って行ってしまった。

濡れていたハイシローを拭いて早く乾くようにマッサージする。みんな食べ終えたので片付けて帰ることにする。外へ出てよく見るとハイシローの右目の上にダニイボがある。とにかくむしりとってハイシローの血で膨らんだマダニを踏み潰す。フロントライン投与をしたのに?!けしからん!

コロンが本館前庭園からやって来た。ピーチが庭園内で待っているといけないので庭園の通路を通って帰る。途中までコロンたちが見送ってくれる。

1号棟前駐車場で花子!と呼ぶとピーチが出て来た。ピーチは昨日も今日も車の下を覗く素振りをして花子探しを手伝ってくれている。私がここで何をしているのかよ〜く分かっているのだ。花子とは仲良しだったから是非出てきてほしい。

もう雨天餌場で食べたのでプレイロットへは行かない。ベンチの上にチャトがいれば缶詰を与えようと思ったがいなかった。我が家の前まで従いてきたので、荷物を置いてから目やにを取る。撫でていると汚い咳払いをしながらの通行人が近付いてきた。驚いたピーチはピロティへ降りる。そこで自分で目のお掃除をしている。その間に家に入ってしまう。

大分たってから家人が喫煙のため外へ出たところピーチがいたとのこと。そのまた1時間後くらいにもまだピーチはいたという。ピーチの縄張りは、4、5、6号棟だから、ずーっと我が家の前の道路あたりにいてもちっとも不思議ではない。午前3時になればM上さんが新聞配達を始めるのでその間ずーっと従いて回っているらしい。


2006年04月01日(土) 10匹(含チャト)に給餌。花子欠席。トニーは「行方不明」に移動

今夜もちょっぴり遅くなった。5号棟プレイロットのベンチ傍に行き水容器を洗って水を入れ替える。するとピーチがやって来た。カリカリを少量与えて山手へ向う。

1号棟前駐車場にはトラックが停まっていなかった。花子がいないかと呼んでいると猫の返事がして何とピーチが現れた。5号棟プレイロットから従いてきていたようだ。山手まで引っ張ったが、結局庭園餌場へは来なかった。

山手ではトニーを除く8匹が勢ぞろいしている。トニーのページは残念ながら「行方不明猫」へ移動させた。ので、今日からはもう「トニー欠席」と書かない。

タビーを抱き上げるといつもよりずっと重い。特別食のミニ缶はタビーもポオもあんまり食べない。タビーのお腹が膨らんでいるので既に給餌されたと思う。他の猫たちはそこそこよく食べる。タビーとポオが残したミニ缶もゲンキやワカメ、茶々が平らげた。

ハウスを見に行くとワカメが3号に入っているのみ。ポオはまだ餌場でカリカリを食べている。タビーはどこかへ行ってしまっている。今夜は暖かいので大丈夫だと思うが。

花子が心配なので1号棟前駐車場へ戻る。トラックはまだ入っていなかった。花子を呼ぶとピーチが出て来た。山手から引き返してこんなところで私の帰りを待っていたのか。一緒に5号棟プレイロットまで戻るとベンチの上にチャトが座っていた。昨日ピーチが残したミニ缶の残りを食べたらしい。

缶詰を開け4分の1くらいをデブのピーチに与えていると待ちきれなくなったチャトが近寄ってくる。残りの4分の3を与えようとチャトに向って歩いて行くとシャーしている。ピーチから十分に離れたところに缶詰を置く。

ピーチは4分の1をすぐに平らげて床に転がっている。チャトも食べ終わっている。見に行くときれいになくなっており、傍の植え込みにチャトがいた。

ピーチを少しだけ可愛がってから帰宅する。


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