つれづれ日記
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2006年02月28日(火) 9匹に給餌。花子、キジー欠席

今日はまたすごく寒い。眼科へ行き、アレルギー性結膜炎の目薬と鼻炎用の薬を処方してもらった。とてもよく効く新薬だとの触れ込みだが効果が表れるのが服薬開始1週間後だって。楽しみに待っていよう。

*****

遅くなるとまた雨が降り出しそうなので早めに家を出る。「山手猫階段」には猫たちが待機していたが慌てて駆け寄っては来ず、ゆっくりと私を取り囲む。こういう時には既に昼間給餌されているのだ。

キジーを除き8匹全員すぐに集まり庭園餌場へ。水容器が2個ともひっくり返って転がっている。カリカリを与え、水の用意をする。

もうパラパラと霧雨のようなのが降ってきたがそのまま缶詰を与える。雨が強くなることはなくうっすらと猫の背中が濡れる程度。私はしっかり着込んでいるしフードも被っているので大丈夫。

ゲンキが踊り場方面を見て唸っている。闇をすかして見てみるが何も見えない。他の猫たちは平気だ。

タビーはまあ缶詰半個分は食べているがポオがどうも少ししか食べていないように思う。昼間にもらっていると思うが気を付けていないと。目やにが出始めたのも気がかりだ。

ハウスを見に行くと1号にタビー、2号にポオ、4号を覗くとワカメが入ったばかりらしくお尻と尻尾が見える。頭は奥だ。

餌場ではゲンキとハイシローがまだ食べているがバイバイする。

5号棟に戻るとプレイロット脇の植え込みからピーチだけが出て来た。花子はどうしたのだろう?またチャトに追われたのかな?

ベンチの下で缶詰1個を与えしばらく待ってみるが花子は来ない。

食べているピーチを残して帰宅する。

帰宅してしばらくするとJ先生から電話がかかってきた。私の去った後、たまたま山手に行ったところ、白っぽい動物を見かけたという。アライグマのラックは一見、猫の2倍くらいの大きさがあるのでラックではないし、白っぽくもない。では、ゲンキに追われて餌を食べに来られなくなってしまったシルバーではないか、ということになった。

我々が餌場にいるとゲンキたちは餌場を離れないので、よそ者の猫が食べに来るのは至難の技だろう。が、餌をたっぷり残しておくのでゲンキたちが去った後、ラックや弱い猫たちが食べに来ている可能性は大いにある。


2006年02月27日(月) 10匹に給餌。キジー欠席。

山手に行きいつものように猫たちと庭園餌場へ。キジーを除き8匹全員揃っている。カリカリを与えその後缶詰を与えるのもいつも通り。ポオの口にあんまり入っていないようなのでミニ缶を開けポオとタビーだけに与える。が、他の猫たちが横取りしたくて押し寄せてくるのでポオとタビーにだけというのが難しい。

元気で若く食べるのも早い猫たちがモタモタ食べる老猫の缶詰を横取りする。正に弱肉強食だ。他のデブ猫たちはもうおなかもパンパンになっているのに欲が深いったらありゃしない。

タビーは食べるようにはなったがまだまだ痩せていて背中がタビーザウルス(恐竜の背骨のようにゴツゴツ)になっている。ポオも段々ポオザウルスになってきた。

マスクをしていると呼気でメガネが曇ってしまい不便この上ない。サナダ虫博士たちはアレルギーとは無縁だそうだが、だからといってサナダ虫をお腹の中で飼う気には到底なれない。花粉症と共存しよう。

今夜は風もあり結構寒い。ハウスを見ると2号にポオ、4号にワカメが入っている。タビーがやって来て2号を覗き4号を覗き、いずれも先客があるので1号に入った。ゲンキなんかも入っているから4軒のハウスはフル活用されているようで喜ばしい。

Pハイツへ戻り歩いていると3号棟生垣からピーチが出て来た。その後から花子も出てくる。大小2匹がつるんでいる姿はとても可愛い。みんなで5号棟プレイロットへ行く。ベンチの下左右にカリカリを盛り2匹が食べている間に缶詰2個を開ける。もしかしたら今日未明、M上さんの餌にありついていないかもしれないので1匹1缶与える。

水の用意をし、2匹が夢中になって食べている間に帰宅する。


2006年02月26日(日) 8匹に給餌。キジー、花子、ピーチ欠席

しばらく前から花粉症で苦しんでいる。去年もひどかったが今年の症状も相当ひどい。くしゃみ、鼻水、喉の痛みは勿論、目が痒くてたまらない。去年は何度も医者通いをしたが処方された薬は全く効かなかった。そう言うと気を悪くした医者に見離されてしまった。去年は紅富貴茶がいいという話でもちきりだったがネットで調べても軒並み売り切れで、同様の効力を持つという紅ほまれ茶なるものを購入したものだった。そこで今年は甜茶なるものを注文した。餌場で派手なくしゃみをしたりブーブー鼻をかんでいると猫が驚いてしまうのだ。

さて、今日も雨だ。よく降るなあ。山手へ行くと雨の中、8匹全員が「山手猫階段」付近にいた。庭園を通って雨天餌場へ行く。カリカリを与えしばらく様子を見てから缶詰を開ける。新しい種類の缶詰を開けると猫たちに大好評だ。茶々はとにかく近くの猫を攻撃するし、コロンもゲンキにいじわるするので、新聞紙1枚の大きさでは8匹の食卓としては狭すぎるのかもしれない。

みんなよく食べる。雨は増々激しく降っている。8匹全員が食べ終わっても外へ行こうとしない。私が座っているベンチの下にはワカメ、ハイシロー、コロンの母子が座っている。

ハイシローの背中は濡れてはいたがこないだほどではない。コロン、ゲンキの背中も濡れている。みんなの背中をざっと拭く。

全員でまったりしていたところ、私の鼻がムズムズしてきた。袖口で口を押さえたのだがフワックショーイ!と派手なくしゃみが出てしまった。驚いた猫たちは蜘蛛の子を散らすように外へ跳び出す。ゴメン、ゴメン。離れたところで食べていたポオはそ知らぬ顔で食べ続けている。

トニー、ワカメ、コロンは戻ってこない。餌場を片付けて帰ることにする。雨は小降りになっているが寒くもないので猫たちはしばらく雨天餌場で雨宿りするといい。

5号棟を通っても花子もピーチも出てこなかった。午前3時になるとM上さんから餌がもらえるから雨の中あえて探し回ることもないだろう。


2006年02月25日(土) 10匹に給餌。キジー欠席。チャトを見かける

今日は晴れたが、夜には風もあり結構寒い。

山手へ向っていると、道路を隔てて1号棟中ほどのプレイロットの植え込みの内側にチャトがどっかり座って待機しているのが見えた。帰りにまだいるようならカリカリを与えよう。

山手へ行くとキジー以外の8匹全員が集合している。庭園餌場でカリカリを与えるとタビーも懸命に食べようとしている。大分食べたがやはり缶詰も与えよう。みんなよく食べたがポオがあんまり食べていないような気がする。ポオは踊り場の方へ行ってしまった。

茶々は相変わらず暴力的で回りの猫たちを襲撃している。ゲンキはひどくやられて逃げてしまった。コロンは何故かゲンキを目の敵にしていて単に怒るだけでなく跳びかかっている。花子もコロンみたいに気が強ければ山手にいられるのに。が、あんなに気が強かったかりんがここを離れて北門へ行ってしまったのは全く不思議だ。

そういえば昨夜、私が帰る時に坂道でハイシローとゲンキが派手な喧嘩をしていた。十分な餌があるのにどうして争うのか?

ネットで特売のドライフードをたくさん買ったのだが、猫たちには余り評判がよくないようだ。もったいないので他の餌に混ぜて少しづつ消費しなければ。

ハウスを見に行くと、2号にタビー、4号にワカメが入っていた。

踊り場に行くとポオがちんまりと座っている。来た時には気付かなかったがスナック菓子が数個落ちている。私が来る前に、誰かからもらって空腹の猫たちは食べたのだろうか?いけないなあ。

ポオは投薬されると思って逃げる。ハイシローも追ってきて踊り場に座っている。

1号棟のプレイロットにはもうチャトはいなかった。

5号棟へ戻ってもピーチと花子の姿はない。プレイロットの前で小声で「ピーチ!」と呼んでみる。すると目の前の4号棟芝生からピーチが現れた。フェンスの破れから出て来た。その後から花子も出てきてフェンスを乗り越えて石垣を降りてくる。

ベンチのところへ行き、カリカリと缶詰半分づつを与える。水を替えておく。缶詰をあっという間に食べてしまったピーチは花子の分を取ろうとする。阻止して花子にちゃんと食べさせる。

2匹が食べてしまうまで付き合う。チャトが来ればオチオチ食べていられないだろう。が、チャトは来なかった。山手へ行ったかな?

ピーチと花子はプレイロットで遊んでいる。なかなかいいコンビだ。私が帰っても追ってこない。ホッとする。


2006年02月24日(金) 9匹に給餌。トニー、ピーチ欠席。

今日は一日中雨だ。夜になっても全く止む気配がない。おまけに寒い。

山手へ行くといつぞやの雨の夜と同様、ハイシローが石垣の上で雨に打たれて待っており、コロンも近くの植え込みから出て来た。2匹ともずぶ濡れだ。

庭園に入るとハウスに入っていたらしいゲンキ、ワカメ、タビー、ポオが跳び出してきた。雨天餌場に上がるとキジーもいる。キジーはびしょ濡れだ。

新聞紙を敷きカリカリを与える。缶詰を開けタビーの分をまず確保するのはいつも通り。タビーは缶詰半分以上を食べ、一旦外へでる。(きっとトイレのため)。

濡れているハイシローとコロンをしっかり拭く。今夜は忘れずにミニタオルをたくさん持参した。

タビーは戻ってきて階段下斜めスペースのカリカリを食べようとしている。ワカメとハイシロー、コロンの母子3匹はベンチの下で寛いでいる。

ポオは出て行ったきり帰って来ない。

みんなが食べ終わったので餌場を片付け、外へ出る。雨天餌場にいる猫たちはそのままいればいいのに、まずワカメが跳び出し、その後をタビーとゲンキが追い、3匹とも本館前庭園に跳び込んだ。

私がその前を通りかかるとワカメが跳び出して「猫庭園」の植え込みの下へ移動。坂道から帰ろうと思っていたのだが、ワカメが呼んでいる感じなのでそちらへ行ってみる。するとタビーが本館前庭園から出てきてハウスへ向う。

ハウスを見に行くとポオが1号内のベッドに鎮座している。タビーはどこへ入ったかと思ったら4号に入っている。ワカメがやってきて4号に入ろうとしたら先客あり。そこで1号へ行くとそこもポオが入っている。仕方なく3号に入った。これで老猫3匹は雨をしのげる。

帰りにも花子は1号棟周辺にはいないようだ。

5号棟へ戻るとピーチの代わりに花子が自転車置き場で待っていた。ピーチは珍しくいない。雨もまだまだ激しく降っている。思案した後、花子を我が家への入り口まで連れて行く。階段下のスペースに新聞紙トレイを作って缶詰とカリカリを与える。車が近付いてきたり音がする度、ビクビクして餌から離れるので花子が食べてしまうまで付き添う。

餌が僅かに残っているが、そのままにして家の中に入る。20分後、新聞紙を片付けに行くと花子の姿はなく餌はきれいに食べてあった。写真を撮ったのでアップしておいた。花子は小柄だがガッチリした体格でお尻の被毛もビッシリと生えていて撥水性がある。過酷な外生活にも耐え抜けるだろう。


2006年02月23日(木) 11匹全員に給餌。

山手に向っていると1号棟前駐車場から花子が出て来た。戻って中ほどのプレイロットで缶詰とカリカリを与える。花子があらかた食べてしまうまで付き合い、山手へ。

山手ではキジーも含め9匹全員集合。いつも通りみんなでワイワイと夕餉を囲む。タビーは今夜もとても元気で以前よりずっとよく食べる。

ハウスには2号にタビー、4号にワカメが入った。ポオは他の猫たちと餌場に残っている。アライグマのラックが食べに来るかもしれないのでたっぷりとカリカリを残しておく。

1号棟の端っこに差し掛かったところで花子が出て来た。一緒にまたプレイロットへ行き、花子が餌の残りを食べるのに付き合う。5号棟へ帰ろうとすると花子が従いてくる。

5号棟の自転車置き場で待機していたピーチは花子に再会し、キュンキュンというような鳴き声を上げて大喜びしている。

プレイロットのベンチの下でピーチだけにカリカリを与える。もう食べてしまった花子はプレイロット内や芝生に降りて遊んでいる。ピーチが食べるのにある程度付き合ってから帰ろうとすると、私に構わず遊んでいるようにみえた2匹がさっと集合して我が家へ向う。


2006年02月22日(水) 9匹に給餌。チャトのせいで花子欠席。キジー欠席。

山手に行くまでに花子には出会わなかった。悪い予感。

山手への道路を渡ると猫たちが続々と突進してくる。その数6匹。ニャーニャー鳴く猫たちを引き連れて庭園餌場へ。結局キジーを除き8匹全員集合。

カリカリを与えるがタビーは最初は缶詰が食べたくて待機する。水を替えてから缶詰を開ける。相変わらずの奪い合いだが、8匹に対して4缶開け大体みんなに平等に渡るように配分したはずだ。ポオは食べるのが遅いので半個分は食べられない。タビーも半個分までは食べていない。後でカリカリを食べるだろう。

タビーは途中でいつもどこかへ行ってしまうが(多分トイレ)後で戻ってくる。今夜は本館前庭園へ行きしばらくして戻って来た。今日もとても暖かいので猫たちはのんびりしている。トニー以外はみんな餌場で寛いでいる。

タビーの被毛は艶々して手触りがとてもいい。久々に抱っこして可愛がる。近ごろ抱っこする時は投薬だったのでちょっと警戒していたが投薬しないと分かると喉を鳴らして寛ぐ。タビーは本当に可愛い。

みんなが一応食べ終わったのでハウスのチェックに行く。ワカメは珍しく4号に入っていた。

餌場ではタビーもポオもカリカリを食べている。ハイシローもコロンも。

食べている猫たちを残して帰る。

1号棟前駐車場を通っても花子は出て来ない。プレイロットへ行ってみるとチャトがいた!もうこの餌場に舞い戻ってきたのか!花子はどこへ行ったのだろう?

5号棟へ戻ると階段を降りてくる私を見つけてどこかからピーチが盛んに鳴く。そこへ初老の紳士が通りかかりピーチを可愛がろうとしている。猫好きさんが結構いるようだ。

ピーチと一緒にプレイロットへ。N村さんの餌はなくその場所は昨日から何だか汚れたままだ。ピーチは近寄りもしない。ベンチへまっしぐら。

ベンチの下でカリカリを与え、水容器の用意をする。缶詰が欲しいようだが、ピーチは後でM上さんからももらえるし、花子が出てくればあげよう。

目やにを拭かれるのを嫌がるが何とか拭いてきれいにする。カリカリも結構食べた。花子はこの辺りにはいないようだ。明日出てきたらやっぱり花子が食べてしまうまで傍に付いていないといけないな。

帰宅し玄関ドアを開けるとそこにはシルビアがいた。中を覗きこむピーチと鼻を突き合わせて挨拶している。ドアを閉めると玄関前にピーチが佇んでいる。


2006年02月21日(火) 10匹に給餌。キジー欠席。

山手へ行くまでの間に花子は出てこなかった。「山手猫階段」には猫たちがたくさん集まっている。タビーも石垣の下に陣取ってヤル気満々だ。キジーを除き8匹が集まっている。

庭園餌場でカリカリを与えておき、水容器を洗ってから水を替える。タビーは缶詰を待っている。みんなでいつものようにワーッと取り合いながら缶詰はすぐになくなる。

猫たちは一旦離れるがタビーもポオも戻ってきて食べる。タビーはカリカリを食べている!パリポリといい音がしている!何だか今夜のタビーはすごく元気そう。

ポオは私が投薬しようと思っただけで気配を察し、逃げようとする。それでもすぐに捕まりそうだったが、元気なので投薬は止めた。タビーに、とも思ったがせっかくカリカリを食べているので邪魔をしたくない。

トニーとゲンキが道路側庭園をすかして何かに向って走っていく。新猫か何かが来ているのかも、と見に行くと誰もいない。坂道の真ん中になにやら黒っぽいものが落ちている。枯葉かと思ったがライトを当ててみると何と、気の早いヒキガエルだった。今日は昨日と打って変わって暖かいので春が来たと勘違いして土の中から出て来たのか?一応写真を撮っておく。

餌場に猫はいなくなっているが私が戻るとどこからともなくコロンや茶々が現れる。ゲンキが「猫庭園」に向って唸っている。見に行くとアライグマのラックが来ている。ゲンキはラックに跳びかかっている。呆れた!ゲンキを叱っていると気の弱いラックは自分が叱られたと勘違いしたのかスタコラ逃げ去ってしまった。ラックが戻ってきてたっぷり食べられるように十分にカリカリを足しておく。

ハウスを見に行くと1号にワカメ、3号にポオが入っている。タビーはハウスにはいなかったが「猫庭園」にいたらしく私と一緒に餌場に戻る。そしてまたカリカリを食べ始めるではないか!心なしかタビーの痩せた身体に少し肉が付いてきたようだ。この調子だよ、タビー。

食べているタビーたちを残して餌場を去る。花子が1号棟前駐車場から出て来た。1号棟中ほどのプレイロットまで行き、缶詰1缶とカリカリを与える。花子は辺りを伺ってキョロキョロしながら食べているのでしばらく付き添って半分くらい食べるまで待つ。チャトが来ると困るなあ。

ピーチのことろへも行かなくてはならないので食べている花子を残して5号棟へ。5号棟の階段を降り始めると少し離れたところから私を見つけたのだろう、ピーチのうるさい鳴き声が響く。

一緒にプレイロットへ行く。N村さんがよく缶詰をぶちまける入り口階段には何やら汚いものがこびり付いている。そしてその前には犬糞のかけらかなあ、いかがわしいモノが2〜3個転がっている。早々にそこを離れ奥のベンチへ行く。ベンチの下でカリカリを与える。

ある程度食べたピーチを抱き上げて目やにを拭く。何なんだろう、このひどい目やには。飲み薬というか餌に混ぜられるような薬はないものか?

チャトは来なかった。ピーチと一緒に我が家の玄関まで。ピーチの鼻先で玄関ドアを閉め、ドアスコープから覗くとスゴスゴと立ち去る姿が見える。ゴメンよ。


2006年02月20日(月) 9匹に給餌。茶々、花子欠席。

今日もよく雨が降る。夜になっても全く止まない。山手に行ってみると「山手猫階段」脇の石垣にハイシローが見える。上がって行くとコロンも傍から飛び出してきた。この兄妹はびしょ濡れだ。庭園餌場へ向っているとワカメがハウスから出て来た。

雨天餌場を見るとキジトラが待っていて、その前のトラックの下にゲンキがいる。キジトラは一瞬花子かと期待したがキジーだった。あそこで待っているとはなかなか賢い。それに比べ、ハイシローとコロンは雨の中ずぶ濡れになってあんなところで待っているなんて相当おバカだ。

雨天餌場に上がるとトニーもどこからかやって来た。タビーもゆっくり近付いて来る。キジーを見て唸っているがそんなことより早く中に入らないと濡れてしまう。ポオがいないが大方ハウスの中で寝ているのだろう。珍しく茶々がいない。夕方にでも給餌されたのかもしれない。

8匹に対しカリカリと缶詰4個を与える。タビーも元気に食べている。缶詰がすっかり無くなったころ、ポオがのんびりとやって来た。カリカリを食べる。

タビーは食後、外へ出て行ったが(多分トイレ)、しばらくして戻って来た。

びしょ濡れのコロンの背中をティッシュで拭く。タオルを持参するのを忘れた。コロンは父親のタビーに甘えて背中を舐めてもらおうとする。タビーはしばらく舐めていたが途中でイヤになったらしく離れる。コロンはタビーが通りかかる度、甘えようとする。

ハイシローの背中は更にびしょ濡れだ。もうティッシュも無くなった。そうだ、新聞紙はどうだろう?背中を拭いてみるとこれがなかなかよろしい。新聞紙って万能だ。ハイシローもおとなしく拭かれている。あんなにずぶ濡れだったのが、結構拭き取れた。今夜は寒いからあのままではさすがのハイシローも風邪を引いてしまうかもしれない。

他の猫たちはあんまり濡れていない。キジーはここへ来るまでに濡れてしまっていたが勿論拭かせるようなことはない。頑丈なキジーは少々濡れても大丈夫だろう。ま、大丈夫でなくても触らせないのだからしょうがないが


ポオも出て行き、本館前庭園に入った。しばらくして出てきて坂道を横切り、「猫庭園」に向っているのが見えた。ハウスに戻るのだろう。足取りも軽く元気そうだ。

大分前に出て行ったワカメは「猫庭園」土手の木の根方に座っている。あれでは相当濡れるだろうに。

さて帰ろうとすると、タビーとゲンキが一緒に出て来た。タビーはハウスに向いゲンキもその後を追う。

ピーチは4号棟端っこの植え込みから出て来た。5号棟のいつものところでおしっこをするのを待って我が家の入り口まで行く。そこでカリカリを少々与えピーチが食べてしまうまで付き合う。目やにがひどいがティッシュがもうない。仕方がないので指で懸命に拭き取る。大分きれいになった。食べ終わったピーチは太鼓腹を見せてひっくり返る。

玄関前まで勿論従いてきた。ドアを開けると中を覗きこんでいたが入ろうとはしない。入ってきたら家猫たちが大パニックを起こすだろう。1匹もいなかったら引き取ってあげるのに。鼻先でドアを閉めるのが辛い。


2006年02月19日(日) 11匹全員に給餌。チャト出席

ピーチは今夜も3号棟生垣から出て来た。花子のボディガード代わりに1号棟プレイロットまでピーチを連れて行く。花子はプレイロット横の生垣で待っていた。昨夜と同じくカリカリと缶詰1缶を半分コして与える。

山手へ行くと猫たちが待ち兼ねていた。山からはトニーとワカメが駆け下りてくる。キジーも庭園から走り出てくる。

みんなでワイワイと庭園餌場へ。キジーは山手猫然としてみんなに混じるが山手猫たちはキジーを仲間とは全く認めていない。が、キジーは強いので排除することはない。

まずカリカリを与える。今夜のタビーは食べる気満々だ。水容器を洗って水を入れる。缶詰を開けているとハイシローが盛んに父親のタビーを攻撃する。

まずタビーの分を確保し、群がる猫たちに缶詰を分け与える。キジーは私の背後で缶詰をくれろと催促する。ゲンキが変な鳴き方をしているのでもしかしたらチャトが来ているのかもしれない。キジーもチャトには敵わない。

タビーはよく食べて新聞紙トレイの他の場所に移動して食べている。見るとタビーの前足が茶々の頭の上に乗っかっている!茶々がいつものようにタビーを攻撃したところ、今夜のタビーは反撃に出た模様だ。タビーが勝ち食べ続ける。そうだ!タビー!頑張れ!

そういえばカリカリを与える前、コロンが茶々と殴り合いを演じていた。茶々は誰彼構わず爪出しパンチをするが、驚いてひるんでいた猫たちが反撃するようになった。

キリのいいところでポオに投薬しようと思っていたがポオは水を飲んだ後、ハウスへ一目散に走って行ってしまった。

餌場にはコロンとハイシローとゲンキが最後まで残って食べている。

ハウスを見に行くと1号にワカメ、3号にポオ、2号のベッドの屋根を踏んづけてその上にタビーが乗っている。

餌場を片付けて、飛び石餌場を見るとチャトが来ている。飛び石餌場にはキジーの食べ残しのカリカリがあるがチャトが食べるように少し足しておく。

1号棟プレイロットへ行ってみると花子とピーチの姿はなく、カリカリがかなり残っている。

そこから帰宅するまでの間、2匹は出てこなかった。

昨日、パッタリ出会ったH川さんの話では、ピーチは昼間、南側の竹やぶの方で過ごしているらしい。


2006年02月18日(土) J先生が9匹に給餌。S井が花子とピーチに給餌。

今夜はS井が所用で出かけるので山手猫への給餌をJ先生にお願いした。以下はJ先生からの報告メール:

≪ちょっと遅く行ったからか、7匹が「待ってたよっ!!!」という顔をして、鳴きながら走ってきました。みんな大きな身体を揺らしながら走る姿はなんとも言えないほど可愛いです。しばらくいても、ワカメが来ないので、花子のところへ行こうと思ったら、Pハイツの方から山手の門の前にワカメが走ってきました。その後ろに花子がいました!昨日の夜も門の近くで花子を見ました。帰ってくれるのかしら?

ハイシローはポオちゃんやタビーを含め、みんなにパンチされていました。茶々はゲンを徹底的に攻撃をしていたし、みんなエネルギーが有り余っているようです!≫

*****

S井が帰宅したのはもう10時半近かった。夕方から降り出した小雨もやっと上がっている。山手から外れている花子とピーチに給餌するため出かける。

3号棟生垣からピーチが鳴きながら出て来た。1号棟中ほどのプレイロットで花子に給餌しようと向うとピーチも従いてきた。時間は遅いがどうだろう?プレイロットの辺りで花子は出てこなかったが、1号棟前駐車場へ行くとどこからか出て来た。そこでプレイロットまで戻り花子とピーチに給餌。カリカリと缶詰を半分コ。チャトに嗅ぎつけられないことを祈りながら食べている2匹を残して帰宅する。

帰宅してからPCを開くとJ先生から上記のメールが入っていた。花子はワカメと一緒にJ先生から給餌されたようだが、ワカメに意地悪されて十分に食べずに逃げてしまったのかもしれない。

花子は安心できる餌場を求めて5号棟のプレイロットまで来たが、やはりここも花子の餌を狙うチャトに嗅ぎつけられ、1号棟や山手の山へ舞い戻ったのだろう。1号棟中ほどのプレイロットもチャトに見つかっているし、また追われるのも時間の問題だろう。

山手とPハイツ2箇所のプレイロット、私の餌場すべてにチャトが出没する。そしてどの猫よりも強いのだ。


2006年02月17日(金) 11匹全員に給餌。チャト出席

昨日、NHK「ご近所の底力・お困り猫・・」が放映された。予告編では、豪快におしっこスプレーする猫が登場していたので、期待を込めて視聴した。番組自体はとても興味深く楽しいものだったが、肝心のスプレーを止めさせる妙案は我々お困り飼い主には先刻ご承知のことばかり。

つまり不妊・去勢手術をする。それでも止まない場合にはフェリウェイなどのフェロモン剤を動物病院で買って、スプレーされる場所に噴霧する。・・・とっくにやってますよォ〜。我が家ではシルビアだけでなくトムまでがあちこちでおしっこするようになってしまっている。

今日も下駄箱の扉に向ってスプレーした痕を発見!更に、夜には我々が見ている前でトムがペットシーツの袋に乗りその上からおしっこシャーシャー。最低、最低。

自分の居場所がなくストレスになっているせいでスプレーするというのだが・・・

今日の「ポチたま」では広島県の漁港、鞆の浦の猫たちが取り上げられていた。飼い猫もノンビリと犬と一緒に散歩し、ああいう広い田舎だと猫たちのストレスもなくなるんだろうなあ、と羨ましく見た。勿論完全室内飼いなどしていないようが都会よりぐっと外の危険は少ない。

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今日は午後4時ごろ、若竹山手のU野さん宅ガレージ前を通った。この時間ならアニーがいるかもしれないと思っていると1台停まっている車の後ろからアニーが現れた。その車の上には猫の爪被害を防ぐためかシートのようなものが掛けられている。

アニーと目が合った。4ヶ月ぶりだが私のことを覚えていて駆け寄ってくる。まあ、丸々太って顔もでっぷりしている。口内炎にようなものはすっかり治ったんだ!M上さんの話では、山手スカイライン北口の彼女の餌場(そこから直線で50メートルくらい)にアニーが毎日来るそうだ。そこではあんまり食べないと言っていたが、こんなにアニーが太っているのを見たことがない。何はともあれよかった、よかった!

ガレージ内左手の棚には古タオルが敷かれ、その上に牛若が座って寛いでいる。タビーは山手に戻ってきたが、猫たちが大切にされていることが分かる。アニーを撫でながら回復を喜んでいるとアニーをよく知っているような素振りのおじさんが通過して行った。

携帯で撮ったアニーと牛若の写真を「出来事'06」に載せておいた。

*****

夜、出発が遅くなった。1号棟前を歩いていると自販機前あたりで突然私の前に猫が現れトットコ先を行く。よくよく見ると花子だ!昨日食べられなかったのでこの辺で待っていたのか。

以前のミニプレイロットへ行き、そこでカリカリと缶詰を与える。この餌場はチャトに取られた経緯があるので、花子は音や気配がする度ビクビクしてあたりを窺う。まさかとは思うがチャトが来るといけないので、ある程度花子が食べてしまうまで見守る。半分くらい食べたところで山手へ向う。

もう8時半ごろにはなっているだろう。今夜はタビーが真っ先に迎えに出て来た。庭園内ではタビーも待っている。困ったな、うっかりしていてバッグに缶詰が3個しか入っていないのを忘れていた。そのうちの1個は昨日食べていない花子に与えてしまったし。2個しかない。

庭園餌場でカリカリを与える。タビーも空腹とみえ懸命に食べようとしている。水容器が汚れているので洗って新しい水を入れる。

タビーはカリカリを諦めて私の座布団(新聞紙)の上に座っている。さて、タビーにだけは缶詰を食べさせたい。缶詰2個を開け、タビーの分を確保し、他の9匹に少しづつ与える。タビーがよく食べているのでいつも持参しているレトルトを開ける。これはいい匂いがするらしく猫たちがワーッと集まってくる。やっぱりタビーだけ、というわけにはいかないがなるたけタビーに食べさせる。

以前は弱ったポオにだけ特別食を与えていたものだが、近ごろはほったらかしだ。ポオの顔はきれいだが、食は細いようなので彼のことも気を配らないと。

気が付いたらゲンキとハイシローとコロンだけになっている。ハウスを見に行こう。1号にはタビー。3号にはワカメが入っているがビニールカーテンが上に上がったままだ。これでは寒い。今夜は思ったより冷え込む。2号にはポオが入っている。

さて帰ろう。1号棟のミニプレイロットを見に行くと、缶詰も少々、カリカリはたくさん残している。

ピーチは4号棟端っこの芝生にいた。花子とは離れ離れになって寂しいらしくニャーニャー鳴く。プレイロットへ行くとN村さんの缶詰はない。

ベンチの下でカリカリを与え水を替える。しばらくするとチャトが来ているのにピーチが気付いた。多分花子はチャトを嫌って1号棟に舞い戻ってしまったのだろう。が、どうもチャトは私が歩いているのを見張っているようだ。餌のあるところにはちゃっかり出没する。

ピーチを膝に乗せ目やにを拭く。降ろすとまたカリカリを食べ始めたがそんなに食べない。後はチャトが食べるだろう。我々がベンチを離れるとカリカリに駆け寄るチャトのシルエットが見えた。

ピーチは我が家の前まで従いてきて私が玄関を開けると中を覗きこむ。ドアを閉めるとドアの前でひっくり返っていたがしばらくして離れていった。


2006年02月16日(木) 9匹集合。花子、キジー欠席。チャト出現

今日は一日中雨だった。夜になっても小雨が降ったり止んだり。まず山手へ直行する。「山手猫階段」手前で私の足音を聞きつけ猫たちが迎えに走り出てくる。

猫たちは大荷物を背負ってノロノロしている私より先に庭園餌場に到着して待っている。私がそのまま雨天餌場へ向うとまた猫たちが先回りする。上り坂になっているので荷物を担いでたどり着くと厚着をしている身にはいつも暑い。

カリカリを広げているとタビーが悠然とやって来た。今夜は餌場まで上がってきた。カリカリを食べようとしたが途中で止める。そこで缶詰を開け食べさせるが殆ど食べない。他の猫たちは争って食べている。

タビーは水を少し飲んですぐまた出て行った。「猫庭園」への土手を登っていったからハウスに戻るのだろう。昨日も今日も餌を食べていないが昼間にもらったのだと思う。そうでないと困る。

雨天餌場の上で音がし、誰かが階段を降りてきた。トニーとワカメ、コロンは怯えて外へ跳び出した。男女の生徒が降りて来たのだった。この子たちはしばしばこの時間にここから出てくる。女の子が餌場を覗いたので「こんばんは!」と声を掛けると返事が返ってきた。

生徒たちが行ってしまうと猫たちが戻って来た。缶詰は3個しか開けなかったのでみんなカリカリもよく食べた。

結構ゆっくり猫たちと過ごしてから腰を上げる。坂道を降りているとニャーと声を掛けられた。見渡すとワカメが本館前庭園から顔を覗かせている。すぐにゲンキがやって来てワカメを追いかける。ワカメは「猫庭園」内に逃げ込みゲンキは追跡を諦める。

3号棟前を歩いているとピーチが鳴きながら出て来た。花子と一緒じゃないんだ。5号棟へ行っても花子は出て来ない。プレイロット入り口階段を見ると昨日の缶詰はきれいに無くなっている。新しいのは補充されていない。今夜は雨(小雨だが)なのでN村さんの給餌はお休みのようだ。

雨は止んでいるのでベンチの下でカリカリを与える。芝生側などに花子がいないか歩き回っているとピーチは私が行ってしまうのではないかと心配でおちおち食べていられないようだ。そこでピーチの傍に戻ってゆっくり食べさせる。

ピーチがソワソワし出した、と思ったらいつの間にかプレイロットの上段にチャトが来ている。チャトは私の動きを見張っているのかもしれない。そしてこっそりと従いて来ているのかも。ライトで照らすとチャトはずい分可愛い顔になっている。M上さんもそう言ってた。が、近寄ってくるということはない。

木製のベンチは濡れているのでピーチの横にしゃがんで目やにを拭き取る。相変わらずひどい。チャトの目はきれいなのに。ピーチは目薬をものすごく嫌うし、やっとこさ差してもあまり効果も出ない。ゲンキもそうだったがいつの間にか症状はかなり軽減している。ピーチもそうなるといいのだが。

雨がまた降り始めた。ピーチも満腹になったのかもう食べない。残りはチャトが食べるだろう。ピーチは私を先導して我が家の前まで行く。そこでバイバイ。花子のことは気になるが明日を待つしかない。


2006年02月15日(水) 10匹出席。キジー欠席。

我が家は相変わらずシルビアのおしっこ攻撃にさらされている。ある時は洗面所にある猫トイレに入ったかと思うとお尻を壁面に向け尻尾を高々と上げてシャーシャースプレーしている。壁と床面がおしっこだらけになりトイレ内には1滴もしていない。

一昨日はペットシーツの袋におしっこをひっかけて水溜りになっていた。また昨日は外出から帰ると、留守中にオーディオボードの後ろでおしっこ。コード類が濡れている。そのうち火事になるかも。

そして今日も玄関に怪しい染みがあるのを見つけ息子のつっかけを上げてみるとその下がじっとりと濡れている。おしっこだ。つっかけを嗅ぐとおしっこ臭い。

クローゼットのドアや本棚に向ってスプレーしていたこともあり、こうなると所構わず家中すべてがシルビアのトイレと化している。

以前は「猫が5匹もいてもちっとも臭くないですねえ」とよく言われたものだが今や常時糞尿の匂いが漂っている。トホホの極みだ。

昨夜NHKの「ご近所の底力」再放送を見ていたら、次週は「猫の困った行動軽減策」といったようなテーマで、ペットシーツを貼り付けてあるソファの側面に向かって勢いよくスプレーしているキジトラ猫の映像があった。おお!これは是非見なくちゃ。

*****

夜、外へ出ると雨が降った形跡がある。微かに降ってもいるようだ。傘を持ち山手へ向う。もう降っていないが、予報ではこれから明日にかけて降水確率80%なのでみんなを連れて雨天餌場へ行く。

タビーとキジーが来ていなくて7匹だ。カリカリだけにしておく。しばらくしてタビーが悠然と現れたが、雨天餌場の前まで来て遊んでいるばかりで上に上がってこようとしない。他の猫たちが盛んに食べているのには見向きもせず外にいる。多分、空腹ではないのだろう。みんなが集まっているから出て来ただけのようだ。

みんながそこそこ食べ終えて寛ぐ。トニーが出て行くとどこからかタビーが現れて「猫庭園」の方へゆっくりと歩いて行った。
ワカメもとっくに出て行った。ハイシローはベンチの下や私の脚の間に入ってじっとしている。

ポオは私が薬を持っていないのをよく察して甘える。少し痩せているような気がするが元気だ。ポオに構っているとコロンが「アタシも〜」というふうな感じでやって来た。2匹が頭を寄せ合って階段下斜めスペースでカリカリを食べる。

みんなが食べ終えたのを確認して帰ることにする。コロンとゲンキが追ってきた。

5号棟への階段を降りているとピーチの鳴き声が聞こえる。4号棟端っこの芝生から現れた。花子も一緒だ。大小2匹が寄り添っているのは本当に微笑ましい。

一緒にプレイロットへ行く。入り口階段には左右に缶詰がある。昨日は給餌しなかったようだがN村さんが置いたようだ。右側のシラス入りの方は食べられて殆ど無くなっているが左側のササミ入りとおぼしき方は殆ど手付かずだ。新しいし、まだこれから猫たちが食べるかもしれないのでそのままにしておく。ピーチと花子の他にチャトも出没しているようだし、伸吉が来る可能性もある。

2匹は先にベンチのところに行って待っている。ベンチ下左右にカリカリを適量盛る。水の用意もする。近くに空き缶が放置され雨傘の柄だけが転がっている。

適当に食べた後、花子は5号棟の芝生に入ってみたりして遊んでいる。ピーチは花壇でおしっこしている。これはいけないなあ。

花子はどこかへ行ってしまいピーチだけが我が家の前まで従いてきた。今夜もものすごく暖かいので猫たちはノビノビしている。


2006年02月14日(火) 10匹に給餌。キジー欠席。チャト出現

今日は4月下旬の暖かさだったがまるで春一番のような風が吹き、今年の花粉症勃発だ。私も早速くしゃみ連発、鼻水が出る。

今夜も4号棟回りで山手へ。山の中からワカメが私に呼びかける。「山手猫階段」へ行くと猫たちが集まってくる。キジーを除き総勢8匹だ。

庭園餌場へ行きカリカリを与える。タビーも懸命にカリカリをかじっている。水を替えてからタビーの様子を見る。カリカリをたくさん食べられるようなら缶詰を出すのはやめようと思ったのだが、やはり大して食べられないようだ。

缶詰を4個開けタビーの分をしっかり確保して他の7匹に与える。タビーは缶詰も食べにくそうなのだが何とか食べてまたカリカリを少々口にする。茶々がタビーを叩くのでタビーの代わりに叩き返しておく。

ポオはみんなが去ってからカリカリを食べるが、3種類混ぜてあるカリカリの中から好きなものを選っているようだ。あんまり食べていないようにみえるのだが元気そうだから大丈夫だろう。

今日は暖かいので猫たちもノビノビしている。ハウスを見に行くとワカメが3号に入っていた。タビーはハウスに戻っていない。


餌場を片付けて帰ることにする。ハイシローが盛んに甘えて従いてくる。庭園にはそのほかに茶々、ゲンキ、コロンがいる。ポオも踊り場からやってきてプリンスの墓所の上に座っている。

しばらく前から「猫庭園池」に水が注ぎ込まれるようになった。雪解け水かと思っていたらそうではなくどこかからせせらぎを模して注ぎ込まれているようだ。水嵩は増して以前より水はずっときれいになった。そのせいか猫たちは「猫庭園池」の水を飲む。せっかく家から浄水器を通した良い水を持参しているのだからそちらを飲んでほしいものだ。

5号棟へ行くとピーチは自転車置き場にいて遠くから私の姿を見つけて盛んに鳴いている。花子も出て来た。

プレイロットへ行くと入り口階段は団地のお掃除人によってきれいに掃除されている。そして今夜の分の缶詰はなかった。

ベンチ下へ行きカリカリを与える。2匹が食べている間に水を替える。缶詰も1缶開け半分づつ与える。

ふと見ると6号棟の側からチャトが来ている。チャトは花子に行くところ必ず餌があると思って追っているのか?行動範囲の広いこと!チャトは毎日M上さんから給餌されているが、勿論何回も食べたいのだろう。

餌容器を持って行くとチャトはどんどん逃げて6号棟への階段を少しづつ下りる。石垣下にカリカリを置き、ベンチへ戻ると、ん?チャトが先回りしてベンチ近くに戻っている。私が来たので逃げてしまったが。

2匹はまだ食べていたがピーチは食べるのを止めてキョロキョロしている。花子がちゃんと食べ終えるまでベンチに座って見守る。が、2匹とも缶詰だけ食べて餌場を離れる。

2匹で遊びながら私の後を従いてくる。ドアスコープから覗くと勿論玄関前に来ている。最初はピーチでしばらくすると花子に交替。花子はコロンコロンひっくり返っている。玄関前だと中から私の声が洩れ聞こえるはずだ。家の中にいる猫たちとピーチや花子とはちょっとした偶然でこんなにも境遇が違ってしまう。毎日複雑な思いを抱えて帰宅する。


2006年02月13日(月) 10匹に給餌。花子欠席。

夕食後にウトウトしていてハッと気付いたら8時になっている。それから慌てて支度して出かける。また4号棟回りだ。

山手への道路を渡ると私の足音を聞きつけて階段の陰からワカメを先頭に猫たちが駆け寄ってくる。久々のハイシローもいる!8匹も集まっている。みんなと一緒に階段を上ると庭園内ではキジーが待っていた。ここでは9匹全員集合。

庭園餌場へ行くとゲンキがみんなと一緒にいようとするキジーに向って唸る。逆切れしたキジーに襲われそうになったゲンキは情けなくひるむ。上段にいたタビーはキジーがやって来ると姿を消す。いつか一悶着あって当然タビーが負けたのだろう。

みんなにカリカリを与える。タビーもカリカリを食べようとしているのでその間に水を替えてしまう。

やっぱりカリカリは食べにくいようで私が座るとタビーは傍に寄ってくる。そこで缶詰を5個開ける。

缶詰争奪戦が始まるがタビーの分は辛うじて確保する。キジーにも半個分与える。ポオにも2種類与えているのに、食べにくそうで結局缶詰は少ししか食べなかった。

ハイシローはトニーに睨みつけられて小さくなっている。が、調子のいいハイシローのこと、私にべったりくっついて甘えているし十分食べてもいる。

ハウスを見に行くと1号は空で3号にワカメが入っているのだが3号のベッドも踏んづけられている。このベッドには屋根がなくサイドの立ち上がった部分がぺちゃんこになっていてその上にワカメがどっしりと座って澄ましている。

4号にはタビーが入っている。ポオは餌場でまたカリカリを食べていたが、しばらくしてハウス2号に入った。

Pハイツに戻り5号棟を歩くがピーチも花子もいない。どこかから鳴き声がすると思ったら、ピーチが昨日と同じく4号棟の芝生(5階のM上家の真下あたり)にいたらしくフェンスを乗り越えてやって来た。ピーチはプレイロットの植え込みでトイレをしているようだ。

ベンチに荷物を置き、入り口階段を見に行くと、新しい缶詰を与えた形跡があった。一塊残っているが餌は1箇所だ。多分花子はいなかったのだろう。今もいない。

ベンチ下でカリカリを与え、水を替える。ピーチを抱いて目を拭く。茶色の目やには相当ひどく鼻の脇が茶色く染まってしまっている。かわいそうに。ピーチは甘えていつまでも抱っこをせがむが、くしゃみが立て続けに出るのでもう帰ることにする。

花子の名前を呼んでみるが反応がない。ピーチは玄関前まで従いてきた。
それから1時間近く経って家人が外へ出たところ、ピーチは我が家北部屋の下の植え込み内にいたとのこと。


2006年02月12日(日) 9匹に給餌。ハイシロー、キジー欠席

今夜も4号棟回りで山手へ。道路を渡ると左側からニャーニャーとダミ声が聞こえる。見ると山の石垣をワカメが歩いて追ってくる。「山手猫階段」側へ左折するとコロン、ポオたちがワイワイと集まってくる。タビーも石垣の上にいる。階段を上がるポオを見ると全体的にはコロッとしているがお腹がぺちゃんこだ。

昨夜、タビーが弱っているのでは?とJ先生にメールしておいたところ、昨夜、猫たちにレトルトをたくさん与えてくれたとのこと。タビーは2袋食べて満腹になりぐっすり眠っていたらしい。安心した。

で、みんなと一緒に庭園餌場へ。水容器の水がきれいだし、私が置いておいたペットボトルの位置も僅かに動いている。多分日中にJ先生が来てくれてのだと思う。

新聞紙を敷きカリカリを与えるとタビーも一緒になってカリカリを食べようとしている。が、しばらくすると諦めてカリカリから離れる。そこで缶詰を4個開ける。7匹だからこれで十分だ。ハイシローとキジーはいない。
猫たちの缶詰争奪戦をうまく配分して7匹全員ほぼ平等に口に入るように気を配る。

タビーも50grくらいは食べただろうか。なにしろ食べるのが遅いので守ってあげないと他の元気な猫たちに奪われてしまう。ポオも食べるのは遅いが投薬さえしておけばそこそこ食べられるし顔を見れば快調かどうかはすぐに分かる。最近はとてもハンサムだし動きもキビキビしている。

私が転んだ時にもポオがあんなに力強く抵抗するとは思わなかった。私はひどい目に遭ったが、ポオが体調良くて逃げる力が強くなったと思えば少しは痛みも軽減する。(?しないか)。

缶詰を食べ終えてカリカリをまた食べようとしていたタビーを目の前にいた茶々が爪出しパンチした。慌てて庇ったが2度目のパンチを食らってタビーは食べるのを止めてしまった。茶々から離れたところで食べさせようとしたがタビーは去ってしまう。本当に悪い茶々!

しばらくしてタビーが戻ってきて真っ直ぐハウスへ向う。4号へ入った。ポオも「猫庭園」に入る。

見に行くと1号、3号は空っぽでワカメはいない。ポオが奥の枯れ枝が積んであるところにいる。近寄ってみると枯れ枝の下が小さな洞穴のようになっている。猫1匹くらいは入れる。

が、ネズミ穴のようだと思ったのか本能的にその前でポオは待ち構えている。そんなところにネズミはいないと思うよ。

ゲンキや茶々も「猫庭園」に入ってきた。トニーは坂道で寛いでいる。ポオはハウス2号に入った。4号を覗くとタビーが身づくろいをしている。平和な光景。

餌場に戻るとコロンだけがいた。カリカリをたっぷり残して去る。コロンは階段の下まで従いてきた。

5号棟まで戻ったがピーチも花子もいない。「ピー!」と呼んでいると返事があってピーチが4号棟の芝生に現れた。フェンスを乗り越えてやって来た。一緒にプレイロットに入る。花子を呼んだが出て来ない。

入り口階段にあった缶詰の残りは、ほぼ無くなっている。誰かが片付けたというふうではなく犬・猫・カラスが食べたようだ。新しいのが奥にないかと探してみたがない。ピーチはそちら側へは従いてこず入り口で待っている。

一緒にベンチへ行く。カリカリを置き、水を替えていると花子の鳴き声が聞こえたような気がした。ん?花子は5号棟の芝生側から現れた。花子にもカリカリを与える。2匹が食べている間にそーっと離れる。

私が与えた缶詰が翌日まで残っていることはないが、もしそんなことになったら汚いのでここではカリカリだけの方がいいだろう。栄養的にはカリカリの方がいいらしいし。




2006年02月11日(土) 10匹集合。ハイシロー欠席。

今夜は出発が遅くなった。往復2回、ピーチと花子にかまっていると時間をくうので往きはプレイロット前を通らず、家を出て反対方向へ行きグルリと回って4号棟の前を通って山手に行くことにした。ピーチ用の水も持ったまま山手に行くのでその分重くなるが仕方がない。

「山手猫階段」に近付くとワカメが迎えに出て来たが猫たちがワイワイ集まるというふうでもない。ふんわりとまとまって庭園餌場へ行く。ハイシローは今夜もいない。キジーとタビーも来ていない。

カリカリだけを与え水を替える。しばらくしてハウスを見に行くとワカメが後ろからハウス1号に跳び込んだ。狭くなったベッドがとても気に入っているようだ。

タビーはハウス4号に入っていたがライトを当てると瞳孔が開き警戒した目つきをする。私だと分かるとすぐに頭を下げ丸くなってしまう。なんだか具合が悪そうだ。

ひとまず餌場に戻る。投薬を警戒していたポオを捕まえて何とか投薬に成功。液体が撥ね返ってメガネに飛んだが口には入った。今は元気になったがポオにも出来る時には投薬しておかないと心配だ。

トニーをかまっているとまずゲンキが寄って来て、更にどこかに消えていた
茶々やコロンまでが集まってきた。みんなかまってほしいのだな。

さて帰ろう。5号棟へ行くと自転車置き場からピーチが出て来た。花子を呼んでいると花子はプレイロットの植え込みから出て来た。

入り口左の階段を見ると、どうやら昨夜の缶詰の残りがまだある。昨日よりは量は減っているがおかしいな。カラスも食べなかったのか?花子は匂いを嗅いだが勿論食べない。

2匹はベンチへ向う。ベンチの下2箇所にカリカリをたっぷり盛ると食べ始めた。水容器はなくなっているので新しいものに水を満たす。花子は気が散るとすぐに食べるのを止めてしまうのでそーっとその場を離れる。


2006年02月10日(金) 10匹集合。ハイシロー欠席。

偏頭痛は去ったので共済病院に行くのは止めた。インフルエンザが蔓延しているのに病院などに行くと移される可能性大だ。特に大病院は待ち時間も長いし。

おでこの皮下出血による広範囲なたんこぶは大分ましになったが、その血が下に下りて両目の目頭に溜まっている。特に腫れた右まぶたは赤黒いアイシャドーで塗りつぶしたようになっている。左アゴにはどす黒いアザが。結局、歌舞伎のくまどりのような顔になってしまった。

*****

今夜はプレイロット脇の植え込みからピーチが遠慮がちに出て来た。一昨日の帰りがけ、無視したので本当に構ってくれるかどうか窺っているようだ。
花子を呼んでいるとどれかの自転車置き場(複数並んでいる)の奥から花子が出て来た。

2匹は別々の場所にいたのだが仲むつまじく寄り添って歩く。プレイロット入り口の階段にはN村さんの餌はないが昨夜そこに置いた水容器はそのままきれいだ。

ベンチのところへ行きカリカリを与える。カリカリだけでいいかと思ったがピーチが缶詰を欲しがるので1缶開けて半分コする。が、花子の分にもピーチが顔を突っ込むのを嫌って花子は立ち去ろうとする私に従いてくる。

プレイロット入り口の植え込みに花子が入ったので縁石にカリカリを置き花子が食べ始めたのを見て山手へ向う。

山手に行くと「山手猫階段」はひっそりとしていて茶々が下段にうずくまっている。階段を上がりかけても茶々は知らん顔をしているので「茶々!」と呼びかけるとそれを合図に両脇から猫たちが続々と出て来た。横の山からはトニーが垂直の崖を駆け下りてくる。庭園内にはキジーが待機。

タビーは庭園餌場の2段下あたりでじっとしていて餌場に来ない。そのうちにいなくなってしまった。タビーが来ないのでは缶詰を開ける意味がない。

猫たちは缶詰をねだるでもなくカリカリを食べている。缶詰好きのキジーもカリカリで我慢している。

私には分からなかったが踊り場で誰か(餌をくれる人?)の気配でもしたのだろう。ポオがそちらに向ってまっしぐら。ゲンキも続こうとして途中で引き返してきた。

昨日のプラスチック容器はそのままだ。汚れないように伏せておく。

コロンがやって来た。ハイシローは来ない。また北門に行ってしまったのかな。チャーリーもどきの茶白猫が北門からいなくなったのかもしれない。

ハウスを見に行くと1号内の、タビーが踏んづけて狭くなったベッドの中でワカメがのうのうと寛いでいる。他のハウスは空っぽ。

餌場に戻るとゲンキが飛び石餌場に来たチャトを見つけてものすごい唸り声を上げる。住宅地なら迷惑な大声だ。チャトは辟易して去ってしまったか近くに潜んでいるのか、いずれにしても姿が見えなくなった。

餌場を片付けて踊り場に出るとポオがいた。一瞬ここで投薬しようかと考えた途端、ポオに逃げられた。

スナック菓子が散らばっている。さっき猫を呼び寄せた(ポオしか行かなかったが)誰かが与えたものとみえる。

タビーの姿が見えないがどうしたのかな。全く食べようともしなかったし。既に食べていたのならいいが。

5号棟へ戻ると自転車置き場のバイクの上にピーチが乗っかっていてすぐ下には花子がいる。2匹は出てきて私がプレイロットへ行くかどうか待っている。

オヤ!さっきはなかったがプレイロット入り口左側の階段の左右に缶詰が2個分、中身がぶちまけてある。大缶だ。それぞれ半分以上残っている。特に右側のは殆ど残っている。N村さんが私が去った後に来合わせたものらしいがそれにしてもいつも何故こんなに大量に残っているのだろうか?見たところ、カルカンとかフリスキーの缶詰のようだ。決してまずいとは思えない。

勿論朝までには他の猫やカラスがきれいに食べてしまうから床が汚れて仕方がない、というようなことはないが、もったいない。半分コでいいようだ。今度出会ったら話してみよう。

ベンチのところに行くと花子は近くに座り、ピーチは残っているカリカリを食べる。食べ終わったピーチを久々に抱っこする。目やには相変わらずひどい。しっかり拭い取る。

帰ろうとすると2匹が先導してくれる。我が家への入り口前では花子が合図のようにニャーニャー鳴く。バイバイ。おやすみ!


2006年02月09日(木) 8匹集合。ハイシロー、ピーチ、花子欠席。

熱冷却シートをおでこと膝に貼ったまま就寝。一夜明けて鏡を見て驚いた。おでこは広範囲に腫れ上がり福助のようだ。左アゴは内出血で紫色に変色している。まるでお岩さまの如き面相になってしまった。

今朝一番にメガネ店に行き、レンズが外れ変形しているメガネフレームを直してもらう。レンズは入ったがフレームの形は完全には戻らないと言われる。掛けてみるとなるほど昨日こけるまでとは見え方が違う。そこでメガネが1個しかないというのも不便だし、もうひとつ新調することにした。

その際、眼科医におでこを打ったことを言うと気になるなら脳神経外科へ行きなさいと言われる。様子がおかしいようなら共済病院にでも行こう。

*****

夜になり、痛む頭と膝をいたわりつつソロソロと給餌に向う。スノーブーツは止めてテニスシューズを履く。プレイロット脇植え込みにピーチはおらず自転車置き場に花子もいない。

プレイロット階段を見るとシラス入り缶詰がたっぷり。少し離れたところにはササミ入り缶詰が大分残っている。既にN村さんが給餌したようだが、それにしてもピーチが出て来ないのは初めてだ。一応水容器を置いておく。

山手に向う。道路を渡ると私の足音を聞きつけてコロン、ワカメ、ポオ、ゲンキが突進してくる。昨日こけたので今夜は来ないかと心配してくれてたのかな?キジーも庭園内で待機している。夜もハイシローはいない。北門へ行ってるに違いない。

庭園餌場に行くと、水場にプラスチックのしっかりした容器が置いてある。中はきれいで何が入っていたのか分からないが何か猫たちへの食べ物だったと思う。

昨日と同じく、カリカリと缶詰4個を与える。

私がいつも座っている石段から飛び石までは結構距離があるのに何でまたヨロヨロとそちらに向ってたたらを踏み、顔面から倒れ掛かっていったのか全く理解できない。

ポオは今日も警戒して私から距離を取っている。ポオは元気そうだし無理して投薬するのはもう止める。私が怪我をすると大変だ。

ワカメ、コロン、トニーが甘える。みんなを可愛がる。ポオは餌場にいるがハウスを見に行く。ワカメが1号に、タビーが4号に入っている。

さて帰ろう。ピーチと花子は出て来ない。どうしたんだろう?玄関先まで従いてこられると切ないのだがいないともっと心配だ。N村家にでも招じ入れられているといいのだが・・・


2006年02月08日(水) 10匹に給餌。ハイシロー欠席。S井こける!

私の姿を見つけるとピーチはプレイロット脇の植え込みから、花子は自転車置き場から駆け寄ってくる。

プレイロットのベンチへ行き、カリカリと缶詰を半分づつ与える。去り際にプレイロット入り口脇の2段の階段を見ると缶詰がたっぷり残っている。N村さんが既に給餌したようだが、どうしてこんなに残しているのだろう?

山手に行く。いつも通り餌場でカリカリを与えてから缶詰を開けタビーに真っ先に与える。キジーには飛び石餌場で。キジーは缶詰部分だけ食べてカリカリは残して行ってしまった。

タビーもある程度食べて姿を消す。が、しばらくして戻ってきて飛び石餌場で何やら食べている。

ポオは捕まえられるのを警戒しているが、近くに来て食べているところを捕まえた。石段の上に座りポオを膝の上に乗せる。片手で注射器の先っぽのゴムキャップを外そうとしているとポオは抵抗する力が強くなりスルリと逃げる。

手を伸ばしたところバランスを崩し前につんのめりそうになった。そこで思わず立ち上がったのだが、スノーブーツの足がもつれて軽い下り坂になっている餌場から一段下に身体が傾く。アッ!いけない!と思う間もなく飛び石餌場への庭石やブロックに顔面着地。

帽子をかぶっていたのだが石に向って右のおでこをしたたか打ちつけ、帽子はすっ飛び、メガネは変形し左側のレンズは枠から外れて飛んでしまった。目から火が出たなんてもんじゃない。左唇下に擦り傷、打撲。左ひざは分厚い防寒パンツをはいているにも拘わらず、その下の皮膚が切れ打撲。

枯れ木がどうと倒れるようになす術もなく石に向って倒れたので猫たちは泡食ってすっ飛んで逃げたらしい。まとめておいたカリカリが飛び散り猫は1匹もいない。

裸眼では0,01くらいしか見えないのでメガネがないと甚だ不便。ひしゃげているメタルフレームを何とかかけられる形にし、落ちていたレンズを左枠に不完全ながら押し込む。見え方がとても変だがないよりマシだ。

そうだ、右手に持っていた注射器はどこへ行ったのかな?プラスチック製だから踏んでもひどく危険というわけではないが回収しておきたい。必死で探すとあった!

とにかく帰ろう。おでこはズキズキ、膝もものすごく痛いが足を引きずりながらソロソロと帰る。5号棟植え込みからはピーチが飛び出してきてプレイロットへ向うが今夜はそれどころではない。無視して家路を急ぐ。

帰宅し、鏡を見るとおでこはみるみる腫れてきた。大きなたんこぶだ。病気・怪我のことには滅法詳しいS木さんに電話してみる。冷やすのがいいと言われ、熱冷却シートをおでこと膝に貼る。

しかし、夜あんな場所でもし意識を失って倒れていたとしても発見されるのは翌朝だろう。9時ごろになればガードマンが後ろの坂道を通過するが、毎夜いる餌やりおばさんが何かしているのだろうと、ろくに見もしないで通過する可能性大だ。

そこで、家人に「午後9時半になっても餌やりから戻らなければ携帯に電話してほしい。そして携帯に出なければ山手の餌場まで見に来てほしい。」と言っておいた。S木さんにも餌やりの時間帯にS井の携帯から無言電話のようなものを受けたら、山手の餌場で倒れているかもしれないと思ってほしいと言っておいた。

私は昔からよく転ぶ。年も重ねているのだから更に足元がおぼつかなくなっているのだということがよく分かった。歩きにくいスノーブーツは要注意だ。寒い夜の戸外に小一時間滞在するのでぶくぶくに着込んでいることも身のこなしを鈍くする。

これからは十分に注意しよう。同じ顔面着地にしてもすぐ横の芝生と土のところに落ちればいいものをわざわざ石とブロックが寄りかたまっているところへ落ちるなんて最低だ。


2006年02月07日(火) 10匹に給餌。キジー欠席。

ピーチがプレイロット脇の植え込みから飛び出してこないのでベンチへ行き水容器だけ置いておく。

そうして歩いていると自転車置き場の奥からピーチが飛び出してきてその後ろには花子がいる。そこからは私の姿が見えなかったようだ。プレイロットのベンチへ行き、2匹にカリカリと缶詰を与える。

山手猫階段へ行くと猫たちが集まってきたが何となくゆったりしている。お腹がぺこぺこではない感じ。

風が強いので久々に庭園餌場ではカリカリを直置きする。水もきれいだから部員が昼間に給餌したのかも。

タビーはカリカリを少しは食べたがこれでは身体がもたない。缶詰を開けて食べさせる。今夜はキジーもいないことだし4缶だけ。8匹に対して4缶だから十分だ。缶詰だけ食べてカリカリはさほど食べない。

夜が更けるに従って風はあるものの何となく生暖かい。ポオは餌場でゆっくりしている。薬を持参するのを忘れ、3日ほど投薬していないが大丈夫なようだ。

ハウスの辺りでギャーという声がするので見に行くと1号には澄ました顔してワカメが入っている。タビーは4号だ。大方タビーが1号に入ろうとしたのをワカメが派手に咎め立てしたのだろう。

餌場に戻るとハイシロー、コロン、トニーが盛んに甘える。コロンは兄のハイシローとゲンキを威嚇している。近ごろコロンはすごく強気だ。

さて帰ろう。5号棟では、自転車置き場の奥の住宅下の窪みからピーチと花子が寄り添って出て来た。一緒にプレイロットのベンチまで行く。カリカリが残っているのでまた食べ始めた。6号棟側から通行人がやって来た。ピーチは慌ててベンチの下へ回りこむ。

適当に食べて花子はプレイロット内で遊んでいる。ここのプレイロットは広いのだ。2匹は従いてこないかと思ったら花子だけが従いてきた。今夜は写真をたくさん撮ったのでページをアップした。


2006年02月06日(月) 11匹全員に給餌。猫部部員、S井宅訪問

学院猫部の部員3名と引率のJ先生が今日午後、猫まみれの我が家を訪問。猫たちが隠れてしまわないように予めリビングに通じるドアは全部閉めておいた。3匹がキャットタワーと化しているケージの中のベッドで、3匹はソファでそれぞれ昼寝をしていた。

さて中学生部員たちが賑やかに突撃訪問すると猫たちはパニクって右往左往している。ミーシャはリビングボードの上、シルビアはオーディオラックの後ろ、トムはダイニングテーブルの下。サミー、ミニー、アンディの若猫3匹はキッチンの隅に固まる。

別室にいた老猫ロミを連れ出しNくんに抱かせる。そのうちに猫たちはパソコン部屋に殆ど全員逃げ込んだ。シルビアだけが逃げ遅れてしばらくリビングにいた。

我が家訪問はほんの30分くらいだったが猫たちは大騒ぎ。その後部員1名とJ先生、私とで犬山動物病院へ。サミーとミニーの母親グレーは増々太ってまるでワカメかコロン状態だ。体重は4,38kgだった。見た目よりは軽い。

サチは体型が変わらず3kg台だろう。2匹とも元気にはしているが早く家庭をみつけてやりたいものだ。

家に帰り、ソファの毛布を整えてしばらくすると息子が「シルビアがおしっこした!」と言う。みると毛布の真ん中がおしっこで濡れている。ったくもう!洗濯機の中の洗濯物におしっこはされるし、苦労が絶えない。

*****

ピーチはプレイロット脇の植え込みの中にいて、花子は5号棟の階段の方から駆け寄ってくる。2匹は別々のところで過ごしているようだ。が、すぐに2匹並んでプレイロットのベンチへ行く。いつものように2箇所にカリカリを盛り缶詰を半分コする。

立ち上がるとパラパラと雨が降ってきている。傘を取りに戻り、山手へ。午後、部員たちに給餌された猫は多分、せいぜい3〜5匹くらいだったのだろう。コロンが迎えに出ていて他の猫たちも私の到着を待ちかねていた様子だ。キジーもいる。

殆ど降ってはいないが途中で本降りになっては困るので雨天餌場へ行く。あ!キジーとタビーがにらみ合っている。キジーがタビーに飛び掛かりどちらかがギャー!と声を上げる。慌てて叫びながら駆け寄るとキジーは逃げた。

今のタビーがキジーに襲われたら大変だ。タビーを抱えて坂道まで運ぶ。9匹全員揃っている。タビーに少々でも缶詰を食べさせたいがために5缶開ける羽目になるが仕方がない。11匹に対して6缶開ける。1匹1缶にはしない。重くてかなわないし。みんなカリカリもよく食べる。

いつものようにワカメが先に出て行った。トイレに行っていたらしいタビーは戻って来た。雨天餌場は風も吹き付けないし、冬場はとてもいい。この空間の一部を「山手ネコロジー」に使わせてもらえればなあ、と考える。

この場所に囲いをすれば、病気猫や捨て猫の療養所、一時避難所として使える。我々が家に迎えることはもう不可能だし、次々と入院させることもできない。

さて帰ろう。5号棟の自転車置き場に花子がいてピーチは植え込みの中に入っていた。雨はパラパラと降っている。2匹は連れ立って当然のようにプレイロットのベンチへ私を先導する。

ベンチ下にはまた餌が残っている。食べ始めたのでしゃがんで2匹に傘を差しかける。花子はあまり食べずピーチが結構食べた。

雨が結構ひどくなってきた。花子がいないと思ったら植え込みの中から出て来て2匹でまた私を追って玄関先まで来る。



2006年02月05日(日) 11匹に給餌。

今夜は午後7時過ぎに急用ができて出かけた。すぐに帰ってくるつもりが午後9時になってしまった。餌バッグの支度はしてあったので、それから慌てて給餌に出る。

プレイロット脇の植え込みからピーチは出て来ないがベンチの下に水容器を置いておく。自転車置き場に差し掛かると花子が駆け寄ってきた。ピーチも出て来た。2匹仲良くプレイロットへ向う。そこでベンチの下で改めてカリカリと缶詰をふるまう。

山手へ急ぐ。「山手猫階段」の排水溝にポオはいたし、昨日姿を見せなかったコロンとハイシローもいるがガツガツした感じはない。

みんなで庭園餌場に行き、新聞紙トレイにカリカリを盛る。オヤ!今夜はタビーはカリカリを食べない。そこで缶詰を開けるとみんなが奪い合う。タビーの分はしっかり確保する。みんなよく食べるのだが、何となく既に給餌されたような感じがする。

(後から分かったことだがJ先生が私に会えるだろうといつもの時間に来てくれてたそうだ。その時にキジーを含む9匹全員にレトルトをご馳走してくれたとか。そんな時に限って私は1時間も遅かったのだった。残念!)

下手すると9時半ごろに庭園灯を消されてしまうので、テキパキとしなくては。ハウスを見に行く時に雪の消えた土手を見回すがやはりマグライトの蓋は転がっていない。本当に不思議だ。ドスンと音がしたのに見当たらないなんて。

ハウスにはまだ誰も入っていない。そこで1号と4号のベッドを元通りの形に直しておく。

餌場に戻るとまだハイシローとコロンが食べていたが新聞紙を片付ける。するとコロンは気を悪くしたのかその場を離れてしまう。トニーとポオがまたやって来て食べる。カリカリは十分にあるので大丈夫だ。

さて帰ろう。コロンが付いてきて甘える。ハイシローとゲンキ、コロンが通路の中ほどまで見送ってくれる。

階段を降りていくと工房の方からキジーがやって来た。私が帰るのを見て庭園餌場に餌があると思ったのだろう。階段を上がり庭園に入って行った。

5号棟の階段を下りると道路の真ん中にピーチがいる。花子も出てきて一緒にもう一度プレイロットへ行く。花子は缶詰を半分くらい残しているし2匹ともカリカリを大分残している。やっぱりN村さんにでも給餌されたのかな。また少しは食べたが花子もピーチもじっとしている。

そこで久々にピーチを膝の上に抱き上げて目やにを取る。目の縁にびっしりとこびり付いている。左目の目やにはべとべとしていて小鼻の脇にまで垂れて目やに焼けしている。かわいそうに。

花子はベンチの下に座ってじっとしている。ピーチを下ろし立ち上がると2匹はつるんでフラフラしているようだが従いてくるんだろうなあ。

ドアスコープから覗くと2匹は我が家の玄関前まで来ている。


2006年02月04日(土) 9匹に給餌。コロン、キジー欠席。

夕方から雪が降り始めた。表に出ると結構白くなっている。傘を差して歩いているとプレイロット脇の雪をかぶった植え込みの中からピーチが出て来た。この植え込みは広くて深いので雨の日にも全く濡れないというわけにはいかないが、ずぶ濡れにはならない。

自転車置き場に誘導していると5号棟の端っこから花子が現れた。2匹にカリカリを与えておき山手へ。

「山手猫階段」に行くと少しだがまだまだ雪が降り続いているのに何匹もの猫がいる。ポオは排水溝に入っていたらしく背中に雪を乗せている。私を見て立ち上がりブルンと身震いすると背中の雪は落ちたが呆れた。ハウスで待っていればいいのに。タビーは賢くハウスに入っているらしい。

みんなで雨天餌場に行く。新聞紙を広げているとタビーがやって来た。コロンとキジーがいない。全部で7匹だ。

まずカリカリを与えるとタビーも昨日からカリカリを食べるようになっている。水を替えてから缶詰を開ける。まずタビーに与えるが他の猫たちの食欲もすごい。たちまち4缶が空になる。タビーがよく食べているのでもう1缶開ける。それも他の猫たちにあらかた奪われた。

いつものように先にワカメが外に出て行ったが近くにいるはずだ。

タビーも外へ出たがしばらくして戻って来た。トイレだったようだ。タビーとトニーが水を飲んだ。

ポオを追いかけると逃げるので知らん顔しているとポオの方から寄ってくる。そこを捕まえてさっと投薬する。その後はまた何事もなかったようにカリカリを食べる。

外を見ると雪は止んだようだ。敷石はたちまち乾き始めている。外で猫の鳴き声がしたので私も鳴いてみるが猫は現れない。

さて帰ろう。「猫庭園」で昨夜落としたマグライトの蓋はみつかるだろうか?土手は薄い雪に覆われて余計分からなくなっている。見つかったとしても濡れてしまって錆びてしまい機能を果たさなくなっているかも。ポイントを溜めてゲットしたものだが買えば5千円くらいする代物だったのに。残念。代わりに持ってきたのは100均で買った懐中電灯だ。餌やり時にはこれで十分だ。

ワカメは大木によっかかって鳴いている。さっき鳴いていたのはワカメだったのかも。何だか聞きなれた声だったし。

ついでにハウスを見に行くと1号のベッドを2重に踏みつぶしてその上にタビーが座って澄ましている。後から来たワカメはここに入りたくてビニールカーテンの内側に陣取って動かない。入ろうとしてタビーと唸りあったがタビーは勿論譲らない。なにしろ早い者勝ちなのだ。ワカメも意地を張らずに隣の3号に入ればいいのに。ものすごく寒いからいずれそうするだろうが。

雨天餌場にいたポオが「猫庭園」の奥を走っている。雪をかぶった枯葉トイレを使うようだ。その後ゲンキと追いかけっこをしている。投薬のおかげでポオは元気いっぱい。絶好調だ。

帰ろうとするとゲンキとハイシローが従いてきた。ハイシローは正門の外まで従いてきたが道路は渡ってこなかった。

5号棟の階段を下りるとと花子がニャーと出て来た。自転車置き場のカリカリは殆ど食べていない。私が立ち去った後すぐに2匹はここを離れたらしい。一緒にプレイロットへ行くと雪をかぶったベンチの傍にピーチがいた。

床面は乾き始めていたのでそこにカリカリを置き、缶詰を開け2匹で半分こさせる。ピーチは喜んで食べていたが花子は車の音がする道路の方を盛んに気にしていて落ち着いて食べない。

なんとか食べ始めたので2匹を残して去るが、2匹とも食べるのを止めてすぐ後ろを従いてきているようだ。が、無視して家の中に入る。鳴き声が追いかけてくる。

しばらくして玄関ドアを開けてみると逃げ去る花子の後ろ足が見えた。我が家の玄関前には濡れた花子の足跡が複数付いている。外へ出てキョロキョロすると鳴き声だけが聞こえる。やはりとても哀れ。

花子はそれほど懐っこい猫ではないと思うが、1号棟のS原夫人も花子がどこまでも従いてくると言っていた。もし猫好きの誰かが家の中に招じ入れたらスンナリと家猫になれるのだろうか?

殆ど触らせない猫なのだが、ニャーニャーと甘え声を出して建物にスリスリしたりはする。

4歳半で山手猫の中では一番若い。外猫にしておくしかないので、しっかり食べて寒い冬を越しこれから長生きしてくれることを願うばかりだ。それにしても山手からはじき出されてしまい、ちゃんとしたテリトリーがないのがつらい。メス猫は小さいし非力なので外猫生活は本当に大変だ。


2006年02月03日(金) 10匹に給餌。キジー欠席。

5号棟プレイロット脇の植え込みの前に車が駐車しようとしている。これではピーチは植え込みにいても警戒して出て来ないかも。ひとまず水だけでも替えようとプレイロット内に足を踏み入れると左側の階段に何やら蠢く影が。近寄ってライトで照らすと花子とピーチが缶詰らしきものを食べている。

ん?餌やりさん現る?!とそこへ若い男性が缶詰小缶を手にやって来た。1匹に缶詰を与えたらもう1匹出て来たので缶詰を取りに帰っていたとのこと。以前からたま〜に猫(ピーチ)に出会えば給餌していたらしい。

ノラ猫に餌をやってはいけないと思い込んでいるらしく「本当はいけないんですけどね。」と言うので『いえ、全然いけなくありません。この子たちは手術も済んでますし。私は毎日餌やりをしていますよ。』と言っておく。
部屋番号と名前を訊いた。N村さんだという。

≪野生≫動物にむやみに餌をやると生態系が狂うのでよくないということと、人間が無情にも捨てた≪ペット≫を混同してはいけない。その誤った情報のせいでN村さんのような心優しい人がコソコソと餌をやらなくてはならなくなるし、捨てられたペットは餓死・凍死・虐待/疾病死の憂き目に遭う。

ピーチはN村さんが来たので少し離れて植え込みでトイレをしている。N村さんが行ってしまってからやって来て花子が食べている塊りに顔を突っ込む。2匹で仲良く食べればいいのに、花子はそれがイヤで食べるのを止めてしまう。

そこでベンチの下で花子にカリカリを与える。別々の場所で食べている2匹を置いて山手へ向う。

階段にはコロンとハイシローが待っていた。トニーもいてハイシローと小競り合いしている。ハウスに入っていたらしいポオとタビーは餌場に出て来た。

新聞紙を敷きカリカリを与えるとタビーは今夜もカリカリをみんなと一緒になって食べる。良かった!もっと食べてもらう為に缶詰も開ける。タビーは缶詰をまあまあ食べてまたカリカリを食べている。

薬の用意をしてからポオを捕まえたつもりだったが、薬が見当たらない。抵抗するポオをひとまず下ろし注射器を探す。あった、あった。食べているポオをもう一度捕まえる。爪を出して抵抗するので引っ掻かれてしまったが何とか投薬できた。ポオはとてもきれいな顔をしている。

ポオとタビーは同じ頃にハウスに向う。

餌場ではデブのハイシロー、トニー、コロンがまだ食べている。

ハウスを見に行こうとライトを手に「猫庭園」の斜面を上がる。アレッ!さっきはちゃんと点灯していたマグライトが付かない。最近電池を替えたばかりなのに。蓋を開けて電池を整え、また蓋をしようとするがなかなかはまらない。そのうちに手から落ちてドサッという音がした。

足元に落ちたと思い、探すが蓋が見つからない。摩訶不思議なり!コロコロコロではなくドサっという音がしたのだから足元に落ちたはずなのに。しばらく探したがダメだ。明るい時に来て探さないと。

ハウスに行くと1号にワカメ、3号にポオ、2号にタビーが入っている。ここも早い者勝ちだ。4号のベッドも屋根が踏んづけられている。タビーの仕業だな。

さて帰ろう。

3号棟生垣からピーチが出てきて一緒に5号棟へ。5号棟の階段の脇から花子が出て来た。プレイロットへ行くとさっきの2箇所の餌はそのままになっている。

私が傍に立っていると花子はまたN村さんの餌を食べ始めた。そしてしばらくしてピーチが顔を突っ込むと花子は退く。さっきと同じ展開。

ベンチの下のカリカリを見に行くとこちらもあんまり食べていない。花子が付いてきていて私がいるとそのカリカリを食べる。

帰ろうとすると2匹が従いてくる。すぐ傍の我が家の入り口まで来て2匹が鳴く。可哀相だがそのままにして家の中に入る。


2006年02月02日(木) 10匹に給餌。ハイシロー欠席。

ピーチはプレイロット脇の植え込みにはいなかった。ベンチ下の水容器は泥だらけになっていたので新しいものと取り替えた。

5号棟の階段へ向っているとどこからか猫の鳴き声が聞こえてきた。立ち止りキョロキョロしているとピーチが階段を降りてくる。よく見ると花子も一緒だ。あらま。

2匹と一緒にプレイロットへ戻る。ベンチ下でカリカリの山をふたつ作り2匹に与える。缶詰を開け、花子に多めに、ピーチには少なめに与えるとすぐに自分の分を食べてしまったピーチは花子のを横取りしようとする。花子も唸ったりすればいいのにすぐに譲ってその場を離れてしまう。

もう1缶開けて花子を呼び寄せるがこの缶詰は気に入らないようで匂いを嗅いだだけで食べない。そこでピーチをその缶詰の方に移し、花子を元の缶詰のところに誘導しようとするとスルスルと逃げてなかなか捕まらない。やっと誘導し食べさせる。世話が焼けるよ、ったく。

2匹を残して山手へ。階段下方にはタビーがいて珍しく鳴いてスリスリする。庭園からはキジーも走り出て来た。見渡したところコロンとハイシローがいない。

庭園餌場へ行き、新聞紙を敷く。カリカリを与えるとタビーも一緒になって食べている。が、どれだけ口の中に入っているか分からないので缶詰を開ける。タビーは時間をかけて大匙5杯分くらいは食べただろうか。またカリカリのところに行き時間をかけて食べている。すると前にいた茶々がいきなりタビーをぶん殴った。慌ててタビーを庇いまた食べさせる。珍しくよく食べたので嬉しい。お腹を触るとちょっと丸い。

チョロチョロしているポオをまた騙して捕まえ投薬する。大分こぼれてしまったがポオの場合少しでも口に入れば効果があるのだ。

缶詰半個分とカリカリを食べて満足したキジーは密やかに去っていく。今日最も大量に食べたのはトニーだろう。お腹がパンパンだ。

オヤ!コロンがやって来た。もう缶詰はないよ。カリカリを食べるがそれほど空腹ではなさそうだ。

ワカメは一足先にハウスに行ったがポオとタビーが「猫庭園」内をハウスに向っている。見に行くと1号にワカメ、3号にポオが入っている。タビーはそのどちらかに入りたかったらしく両方のハウスを覗いて塞がっているので2号に入った。

1号のベッドはまたタビーが踏んづけていたようだが、折れ曲がったベッドの中にワカメが入っている。折れ曲がっているので狭くなり、より暖かそうになった。

餌場にはコロン、ゲンキ、トニー、茶々が残っているが帰ることにする。

5号棟のプレイロットへ行ってみるとピーチも花子もいなくて人気のない缶詰とカリカリがかなり残っている。しかし朝までには複数の猫たちがここを通るし、明け方にはカラスも来るからそのままでも大丈夫だ。花子たちが戻ってきて食べるかもしれないし。

これからも花子とピーチが揃ってこのプレイロットで食べてくれるなら私は大助かりだ。(雨の日はちょっと困るが。)

そうそう、夕方H川さんにお会いしたら、ピーチが毎日のようにベランダにやって来て伸介、キジオ、オセロの食べ残しをきれいに食べていくのだそうだ。ピーチは3箇所も餌場があることになる。

ピーチがさまよっている花子の面倒を見てくれたら嬉しいがどうだろうか。


2006年02月01日(水) 10匹(8匹はJ先生、2匹はS井)に給餌。キジー欠席。

今夜は9時頃になれば雨が止むとの予報だ。そんなに遅くまでは待てないが出来るだけ遅めに出よう、と思っているとJ先生から電話だ。帰りがけに雨天餌場に行くと8匹全員集まっていたので十分に給餌したからS井はもう雨天餌場に来る必要はないのでは、という優しいお知らせだった。

1週間ほど前、昼間のポオの様子を尋ねるメールをJ先生に出したのだが返信が来なかった。J先生んちのPCも迷惑メール多数なので私のメールもどこかに埋没したのかもしれないと思い、またその夜ポオはとても元気だったので返信がなくてもOKだった。

調子の優れなかったJ先生家のポパイの様子も気になったが、丁度入試時期でもあるし不要不急のメールは慎んでいた。なので久々の連絡に話が弾みいろいろとお喋りをしてしまった。受話器を手にウロウロしていたので地震には全く気付かなかった。器用なJ先生も私と電話しながら車に乗り込みハンズフリーにして帰宅。飼い犬の奇跡ちゃんがJ先生を見て喜ぶ声が聞こえた。

*****

時刻は9時。窓の外を見るとどうやら雨は上がったようだ。山手猫たち8匹はいいとして、ピーチと花子が待っていると思い、2匹分の支度をして出かける。プレイロットの植え込みからはピーチが出て来た。背中が濡れている。ベンチの傍に行き大き目のプラスチックトレイの中にカリカリと缶詰を入れる。背中をタオルで拭く。
食べているピーチを置いて1号棟へ向う。

と、ピーチが従いて来ている。が、小学校前からはもう従いて来ない。1号棟の方へは行かないことにしているようだ。

花子は1号棟前駐車場の大型車の下から出て来た。中ほどのプレイロットまで誘導し、そこでプラスチックトレイの中にカリカリと缶詰を入れる。チャトが現れて奪われてしまうといけないので食べ終わるまで見守る。2日間ろくに食べていないはずなので今夜はよく食べる。

花子の身体は濡れていなかったが尻尾が濡れているのでタオルで拭く。背中や尻尾を触るのはOKだが顔は嫌なようで爪出しパンチを食らってしまった。十分に食べたところで帰ることにする。

すると花子はどこまでも従いてくる。3号棟植え込みからピーチが出てきて花子を見つけると懐かしがってクンクンしている。

結局5号棟のプレイロットまで2匹はやって来た。ピーチは残りの餌を食べ、花子は少し離れたところで身づくろいをする。そして花子もプレイロット脇の深い植え込みに入ったらしくピーチの覗き込んでいる。2匹に任せて私は帰宅。


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