つれづれ日記
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2005年12月31日(土) 9匹に給餌。トニー欠席

プレイロットあたりで一声猫の鳴き声を聞いたような気がするが、往きにはピーチの姿がない。

「山手猫階段」に近付くとコロンが迎えに出て来た。タビーとポオが後ろに続いている。階段を上がって行くと山から花子も出て来た。見渡したところトニーとキジーがいない。発砲スチロールの深みのあるトレイが伏せて置いてある。誰かが猫たちに何か食べ物を持ってきたのかな。

餌場に行き、新聞紙を敷いてカリカリを与える。花子はワカメにもコロンにもいじわるされるのでバッグの陰でカリカリを与える。

おや!キジーが花子の後方から現れた。花子が怯えるのでキジーを飛び石餌場に誘導しカリカリを与えておく。

先に水を替える。水場には鳥の糞がたくさん落ちている。小鳥たちは水浴びをして脱糞しているのか。きれいに洗って水を入れる。

缶詰を開けてみんなに与えているとキジーがやって来た。キジーにも与える。タビーはなかなか食欲旺盛だ。捕まえて口の中に直接投薬し、また餌の前に向けると何事もなかったように続きを食べる。が、途中でまたケッケッケと苦しそうにする。アニーと同じような症状だ。

アニーといえば、M上さんの話では時々ケッケッケとやっているもののそこそこ元気にしているそうだ。アニーのことが気にならないわけではないが、原則的に私は自分の持ち場をここ庭園餌場だけと決めている。ここだけでももう手一杯だ。

プリンスやタビーのように具合が悪くなって古巣のここに舞い戻ってくる猫たちには手を尽くすが、別の餌やりさんがいる餌場に行ってしまった猫を追いかけてずーっと面倒を見ることは不可能だ。M浦さんがどうしても何とかしたいのなら私に100%頼らず、自分で好みの獣医さんに連れて行くなり投薬するなりしてもらいたい。

とは思いながらもアニーはその後どうしただろうか?と気にはなっていたのでM上さんからアニーの無事を聞いた時にはとても嬉しかった。

タビーはまた通路を走り去る。花子にはたっぷり缶詰を与えてある。キジーにも与えたが足りないのかこちらにやって来た。もう少し缶詰を足す。

満腹したのか花子が走り去る。タビーは戻ってきて道路側庭園に入った。トイレかなあ?

キジーが餌場に来て新聞紙トレイのカリカリを食べ始める。キジーを恐れて猫たちはひとまず逃げるが、ゲンキとコロンは戻ってきて一緒に食べている。キジーは結構長い間、私の前で食べ満足して去って行った。大分私に慣れてきたようだ。そりゃそうだろう、給餌し始めてもう2年にはなるし、至れり尽くせりにしているのだから。

ハウスを見に行くとワカメが1号に入っていた。他のハウスは空っぽ。ビニールカーテンを付け替えようかと思って、ハウスの入り口の寸法を測るべく紙とボールペンを持参したのはいいが肝心のメジャー(巻尺)を持ってくるのを忘れた。最近はボケていて何をしてもこんな具合だ。晴れた日の昼間に来てゆっくりとやろう。ハウス2号のビニールはこないだJ先生がしっかり拭いてくれたし大きさも丁度よく、取り替える必要はない。

ハウス4号の回りでウロウロしているとタビーがやってきてハウス1号に入ろうとしている。ビニールカーテンをくぐって中を覗きワカメが入っているのでビックリしてこちらにやって来る。そして4号に入った。よしよし。

水を飲んでいたポオは3号に入った。この3匹はしっかり使ってくれているが夜が更けるとゲンキあたりもポオのベッドに潜り込んでいるのかもしれない。コロンがワカメと一緒に入るといいのに。

トニーは来なかったが、たっぷり残っているので後で来ても十分に食べられる。

花子は1号棟前駐車場に出てこなかったからちゃんと満腹になったのだろう。

5〜6号棟のプレイロットでピーチは待っていた。そうそう、それでよろしい。わざわざ遠い山手まで一緒に行って一緒に帰ってくることはないのだし。

まずカリカリを与え、私はベンチに座って見守る。ある程度食べたところで膝の上に乗せ目やにを取る。左目は以前通り茶色の涙が垂れている。よくなっていない。しばらく抱いていてカリカリの前に下ろしピーチが食べている間に立ち去る。


2005年12月30日(金) 10匹全員に給餌。その他にチャトも出席。

今夜ピーチは4号棟脇の植え込みにいた。途中まで一緒で別々のルートを辿って山手へ行くつもりだった。

昨日、帰る時に1号棟建物の切れ目のところに小さなプレイロットを見つけ、花子に給餌するには1号棟前駐車場よりいいと思った。

1号棟前駐車場前を通過していると花子が山から降りて来た。もう東の端っこだった。1号棟側へ渡ると自転車置き場の奥にも小さなプレイロットがあった。そこへ花子を誘導し、木のベンチの下に新聞紙を敷き缶詰1個を空ける。

そうしておいて山手へ急ぐ。ピーチは私を見失っているが最終的には庭園餌場に来るだろう。もう行っているかもしれない。

私が遅いのでワカメが迎えに出てきていた。昨日は踊り場にカリカリがたくさん置いてあったが今夜はなし。

庭園餌場でいつも通りカリカリと缶詰を与える。キジーにも飛び石餌場で与える。タビーの食の細いのはいつも通り。心配だがそこそこ元気だ。バカなことにこれで3日連続、薬を持参するのを忘れている。

言い訳をすれば、冷蔵庫に保管しているのだが、成分が分離するので給餌の1時間くらい前に出しておく。なのに水や他の餌を準備している間に忘れてしまうのだ。もう気温が低いのだから冷蔵庫保管を止めて餌バッグに常備しておこうか。

タビーはまた踊り場の方へ走り去る。キジーのところを見ると、チャトが来ている。チャトにもあげよう。飛び石を伝うとちょっとした広場に出る。そこにチャト用にカリカリと缶詰少々を置く。チャトは?と見ると私がここに餌の用意をしているのに気付かないようだ。が、鼻がいいから必ず見つけるだろう。チャトのプリプリしたタマタマが見える。去勢したいなあ。

そのうちにチャトはキジーを追い出してちゃっかり餌を横取りしている。チャトは缶詰部分だけを食べカリカリを残している。広場を見に行くとそこでも同じ。そうか。チャトはキジーより強いのか。

タビーが戻って来たので抱っこして他の猫たちが食べ終わるのを待つ。横を見ると水容器2号の傍に黒っぽい猫が寛いだ感じで座っている。ゲンキは食べているからキジーだ。すっかり「山手猫」している。

背後でニャニャニャと鳴く声がする。タビーを抱いたまま振り向くとトニーだ。坂道でこちらを見ている。トニーを呼びもう1缶開ける。するとその音を聞きつけて茶々、ゲンキ、コロンが集まってきた。飛び石餌場にチャトまでが来ている。キジーはもういなくなっている。

タビーは缶詰を少し食べてもういいようだ。抱っこしてまた他の猫たちが食べ終わるのを待つ。そしてハウスに連れて行くと嫌がって餌場に戻ってしまった。

餌場を片付けているとタビーがまた食べたそうにして残った僅かな缶詰を食べた。そこでもう1缶開ける。タビーはまた少しだけ食べて踊り場に行ってしまった。

ピーチはやってこなかったがどこかで待っているのだろう。

1号棟のプレイロットに行き新聞紙を回収する。花子は全部は食べず少し残している。後でピーチにあげよう。

ピーチは5号棟のプレイロットで待っていた。いつものベンチの下に花子の新聞紙トレイを置くとすぐに食べてしまった。カリカリを与えておいて帰宅する。


2005年12月29日(木) 10匹全員集合。

午後犬山動物病院へ。我が家のトムの血尿は一向に改善しないので薬も切れ掛かっている。タビーの薬や療法食も買い、サチ・グレーの12月分入院費
も支払う。サチを抱っこし、目やにを取る。(すぐに目やにを取りたくなってしまう)。ウチにいるミニーはグレーの娘なのにサチと顔が似ている。サチたちの里親探しに、パドの無料掲示板、もじこうに載せるよう院長が言う。余り期待は持てないがやらないよりはマシなので年明けにやってみるかな。

我が家では若猫たちが大量に食べ、大量に排泄するので猫砂の消費がすごい。6個入りカートン10箱で買いだめしてあった砂もあっという間に無くなり、ネットで購入したり、今日はDIYのビッグサムでお茶の砂というのを試しに6袋買った。山手用の猫缶の特売も見逃せない。が、運搬が重くてたまらない。ネットよりも安いのでやはり買いに行く。いつまで体力が持つか・・・

*****

ピーチはプレイロット脇の深い植え込みの中から出て来た。途中トイレを済ませ、別ルートで山手へ。

「山手猫階段」に猫の姿が少ない。上がって行くとみんなが現れた。見渡すと誰かがカリカリをたくさん与えた形跡が。でも猫たちは全員集合して庭園餌場へ。キジーが待ちかねているのもいつもと同じ。

タビーは缶詰を少しだけ食べてまた踊り場方面へと走り去る。毎日の缶詰はタビーのためなのにタビーは少ししか食べず、他のデブ猫どもがモリモリ食べて増々デブになっている。

花子もある程度食べてしまうと踊り場方面へ走り去る。今のところ、タビーと花子がちゃんと食べられているかそれが最大の気がかりだ。なので他の甘え猫たちへの接遇がおろそかになっている。

しばらくして道路側庭園から出て来たキジトラが「猫庭園」に入る。てっきりキジーだと思ったのだが、ハウスに入ったようだ。見に行くとタビーだった。ハウス4号に入っている。

タビーが衰えて戻って来たのでポオのことがおろそかになっているが、茶々のパンチにも果敢に応酬しなかなか元気だ。モリモリ食べるというほどでもないがそこそこ食べている。目やにを取るときれいな目になる。が、ポオちゃんは少し匂う。タビーは抱っこしても全然匂わないのに。

さてみんなが食べ終わったのでハウスのチェックに行く。1号にワカメ、3号にポオが入っている。タビーは4号だ。

ピーチと一緒に帰っていると、1号棟前でピーチとは違う鳴き声を聞いたような・・・花子が出て来た。そこで西端の車の下でカリカリを与える。やっぱり足りなかったようだ。

ピーチとプレイロットに行き、抱っこして目やにを取る。やはり左目の目やにの量が減っている。良かった!床に降ろしカリカリを与えその間に帰宅する。


2005年12月28日(水) 10匹全員集合。

昨日より30分ほど遅く出ると通行人にも犬散歩人にも会わなかった。ピーチは4号棟脇の植え込みの中にいた。一緒に(途中から別々に)山手へ。

道路を渡ると気配を感じるのか、コロンが階段の角から顔を覗かせる。みんな待っていた。昨日いなかったトニーも突進してくる。花子も山の石垣に出て来た。みんなでゾロゾロと餌場に向う。キジーに威嚇されたトニーがお腹を見せてひっくり返り降参のポーズをしている。平和主義者のトニーらしい。

新聞紙を敷きカリカリを与える。花子は待ちきれず新聞紙トレイに張り付いてゲンキと並んで食べている。缶詰を開けていると花子が来た。バッグの後ろで1缶空ける。タビーもウロウロしている。新聞紙トレイの端っこを空けてタビーに缶詰を与える。しまった。薬を持ってくるのを忘れた。

花子に別の缶詰を与えたりキジーにも与えている間にタビーは昨日と同じようにたくさん食べないうちに通路を走り去る。花子に食べさせようと気を遣っているのでタビーのことがおろそかになる。ポオの食べっぷりにも注意しないと。キジーが他の猫を攻撃しないように気を配る。

だから十分にワカメを可愛がることもこのところしていない。コロンの太りようは異常だ。上から見るとツチノコも顔負けだ。

食べ終えてポオと茶々が背後の坂道方面に歩いていく。ポオは庭園の奥に入ったがしばらくして出てきてハウス3号を覗き、ワカメが入っているので隣の1号に入った。

もしやタビーがハウスに入っているのでは?と見に行くがいない。ピーチが飛び石餌場の奥で何かを見ているのでチェックしに行ったが何も見えない。

さて帰ろう。今夜は誰も追って来ないし踊り場にタビーもいない。タビーは母親のパンダのところに行っているのかもしれない。パンダはY野家の外猫になっているがこのところ寒いし高齢なので家に入れてもらっているだろうか?

食は細いように思うがタビーが古巣の山手界隈を自由に歩きまわれるのはいいことだ。薬だけは毎日投与するようにしてあんまり心配するのは止めよう。

ピーチとプレイロットまで戻る。抱っこして目やにを取る。今日は目やにの量が少ない。いつも目の縁にバリバリに固まった目やにが付着していて爪でこそげ取るのだが右目に少々固まって付いているだけで、いつもは茶色の涙が流れっぱなしになっている左目が今夜はOKだ。もしかしたら自分できれいにしたのかもしれないが。

ピーチがもそもそと動いたのを機に下に降ろすと不満の声を上げる。庭園餌場ではピーチもよく食べていたが、カリカリを置いて食べさせ立ち去る。


2005年12月27日(火) 9匹全員に給餌。トニー欠席

大分早めに家を出る。小学校脇の通路の行く手には犬散歩人が見える。4号棟脇の植え込みからはピーチの派手な鳴き声が聞こえてきた。私がそこへ到着すると、通行人の女性が2人近寄ってきた。犬もピーチの鳴き声を聞きつけて寄ってくる。

その犬は我が家の4階の飼い犬ブルテリアだった。通行人女性は「可愛い!」と声を上げながらブルテリアに近寄る。その間もずーっとピーチが鳴いている。

やっぱりこんな時間帯に出てくると犬散歩人や通行人が多くてダメだな。山手なら庭園内に入ってしまうから構わないのだが・・・

ピーチと一緒に(経路は別々に)山手へ。1号棟前駐車場に花子はいなかった。

「山手猫階段」に行くと花子が猫たちに混じって待っていた。そうそう、そうするのがスジです。正しい山手猫のあり方です。花子はプリンスを父に小桃を母に、ここで生まれたレッキとした由緒正しい山手猫なのだからずーっとここにいなさい。ゲンキなんて流れ者に脅されて逃げるんじゃありません!

キジーも待っていたがトニーだけがいない。餌場に行き新聞紙3枚を広げみんなにカリカリを与える。花子には上の段でカリカリを与える。キジーには彼の餌場でカリカリを。タビーがウロウロして待っている。

缶詰を開け、まず新聞紙の手前に置くとワカメとタビーが食べ始めた。花子にも上の段であげなくちゃ。キジーも缶詰を開ける音を聞きつけてやって来た。おお忙しい。

タビーはあんまり食べないうちに通路を踊り場の方へ向って走り去る。何で!?薬をまだ与えていないのに。

花子の食べていた分はワカメに横取りされたのでまた別の敷石の上に缶詰を乗せる。大分食べたが全部は食べずに花子も走り去る。ボイラー室方面へ行ったから横の斜面を駆け上がってスカイラインてっぺんの方へ行くのかな。てっぺんの鉄塔奥で故太郎とともに育ったのだった。

水を替えたりキジーがまた要求するのに応えたりと忙しい。タビーは全然戻ってこない。

一段落したのでハウスを見に行くと3号にワカメが入っている。ポオは餌場にいる。餌場を片付けて帰ることにする。

階段を降りていると、正面のゴミ置き場あたりを歩いているキジトラが見える。タビーかと思ったがキジーだったようだ。するといつの間にか足元にタビーが来ている。そうだ。タビーに投薬しよう。

踊り場に戻って階段に腰掛け膝の上にタビーを乗せる。口の中にスポイトで消炎剤入り抗生物質をピュッ!ポオのように抵抗しないので助かる。

さて、帰ろう。ピーチは私と帰ろうと待機していて私が来るのを見て道路を渡る。タビーが私の後を追って道路を渡ってくる。これはマズイ。コロンまでが顔を覗かせている。

また踊り場に戻り、1缶残してあった缶詰を開ける。門扉の前の階段を掃きそこに缶詰を出す。タビーが食べ始めたので安心して立ち去ろうとすると缶詰を開ける音を聞きつけたのだろう(何て耳がいいんでしょう!)キジーが来ている。

キジーに横取りされると困るのでしばらくタビーが食べるのに付き合う。4分の1くらい食べてタビーはもういいようだ。コロンも来ているが特に食べようとはしない。そうだろう。コロンはデブデブなのだから。

トニーは来なかったがデブになっているし大丈夫だ。遅れてきても餌はあるし。

ピーチは山の石垣の端っこに座って待っていた。可愛いピーチ!プレイロットに行くと昨日の犬糞は勿論、団地の掃除人が片付けてない。気の毒な掃除人!ピーチを抱っこして目やにを取るのはいつも通り。しばらくそうやっていてピーチにカリカリを与え立ち去るのもいつも通り。


2005年12月26日(月) 10匹全員に給餌。その他にチャトも出席。

今夜はピーチがいない。1号棟前駐車場に花子も戻っていない。寂しく山手に向うとトニーを除く7匹が出迎えてくれる。昨夜、私に尻尾を踏まれて怒っていたワカメも勿論機嫌を直して大歓迎してくれている。

タビーとキジーが鼻を突き合わせている。柄は同じなのでもしかしたらタビーの息子かもしれない。

新聞紙3枚を敷きカリカリを与える。タビーはカリカリを食べようとするがやはり缶詰がいいらしく開けるのを待っている。

缶切りでキーコキーコやっていると音を聞きつけてキジーがやってくる。勿論キジーにもあげる。タビーには薬入りだ。新たに缶詰を開けるたびキジーがやってくる。さっきの缶詰は気に入らなかったようだ。

水は一杯入っている。他の部活で登校した部員が替えてくれたのかな?が、もう一度容器を洗って水を替える。

タビーを抱いて座っていると、「猫庭園池」の橋のところに花子が座っている。やっぱり月曜日には出てくるんだ。呼び続けているとこちらにやって来た。ゲンキも花子の邪魔をしない。また缶詰を開ける。

あら!トニーもやって来た。缶詰もう1丁だ。これで8缶全部出し切る。帰りに超デブのピーチが出てきてもカリカリで十分だ。

タビーがキジーに関心を示す。にらみ合っている風でもないのだがキジーが肩をそびやかすのでもしタビーが襲われると大変だ。割って入る。

花子は食べ方が遅い。しっかり食べているな、と思っていたがいきなり逃げ去り、何故かタビーが後を追う。花子はそれほどたくさん食べていない。タビーも量は少ない。

今日は久々にワカメを少し可愛がることができた。コロンは毎日甘えている。

花子を追って行ったタビーが戻ってきて道路側庭園内に入った。通路にはキジーがいてキジーも道路側庭園に入る。見に行くがタビーの姿は見えない。キジーはゆっくりと歩み去る。

餌場に戻るとポオもワカメもいない。ハウスを見に行くと、ワカメは3号に入っている。そこへポオがやって来て3号に入ろうとしたら中からワカメが唸る。仕方なくポオは隣の1号に入った。2号はいつも通り空っぽ。4号も空かと思ったらいつの間にかタビーが入っている。よかった。

また食べているコロンに別れを告げ、ふと見るとキジーの餌場にチャトが来ている。キジーは自分の嫌いな缶詰を大量に残しているしカリカリもたくさん残している。

餌場の残り物を後から花子あたりが来て食べるかなあ、と思ったのだが、チャトはもしかしたら毎日のようにここへ来て食べているのかも。

1号棟前駐車場でも花子がもらった缶詰をチャトが横取りしていた可能性が高い。2匹ともここへ来さえすればたっぷりあげるのに。

踊り場で花子が待っていないかと思ったが全然。山の石垣にも気配はなく残念。あれっぽっちで大丈夫かな。他の餌やりさんが本当にいるのなら安心なのだが。

歩いていると3号棟生垣の中からピーチが大声で呼ぶ。鳴いてばかりでなかなか出て来ない。

一緒にプレイロットに行く。ピーチが何か黒っぽい塊を見つけたが、ベンチの急ぐ。カリカリを与え、その間に立ち去ろうかとも思ったがカリカリをほったらかして追ってくると不憫なのでベンチに座って待つ。

花子と違ってピーチは食べるのが早い。一段落したところで膝に抱き上げる。増々重くなっている。目やにを丹念に取るのが習慣になっている。一度は必ず私の顔を見てニャーと小さく鳴く。可愛い。
どこからかプーンとウンチの匂いが漂ってくる。さっきの塊はここからは遠いが犬糞だったのかも。

さて帰ろう。ピーチがまたあの塊のところに行くので近寄ってみた。大型犬の糞がたっぷり。本当にマナーが悪い。ここでも何度も書いたが監視カメラを設置すべきだな。犬の飼い主ならここか近隣の住民に違いないのだから映っていれば誰なのか一目瞭然だ。それに小学校のすぐ傍なのだから防犯上も監視カメラの設置が望まれる。


2005年12月25日(日) 7匹に給餌。花子、トニー、キジー欠席

今日はクリスマス。山手猫たちにごちそうを、と思ったが特別な缶詰の買い置きはない。仕方がないので備蓄品の中から3種類を選ぶ。

昼間は少々風があったが夜になると止んでいる。昨日より遥かに暖かい。ピーチは4号棟脇の植え込みから盛んに鳴いて私を呼ぶ。一緒に山手へ。1号棟前駐車場には花子の気配なし。

「山手猫階段」には6匹が集まった。キジーとトニーは来ていない。餌場に行き新聞紙3枚を敷く。カリカリを置くとみんなすぐに食べ始める。缶詰を開けているとワカメが来てタビーを叩いている。本当に気の強い猫だ。

2年以上前だが、姿の見えないコロンを探して構内を歩いたことがあった。その時にワカメが我々の後を従いて来たのだが、タビーが妻のワカメの後を一生懸命に従いて歩いているのが可笑しかった。タビーはワカメを慕うのにワカメがつれないものだから若竹山手に行ってしまったのだろうか?

新聞紙トレイの端っこに缶詰魚肉を空ける。ワカメとタビーが食べ始める。ピーチを入れても7匹しかいないので4個だけ開ける。

水を入れ替えて戻って来た時にうっかりしてワカメの尻尾か足を踏んでしまった。ワカメは大袈裟に喚いて跳んで逃げ、植え込みの中から睨んでいる。ゴメン、ゴメン!とんだクリスマスプレゼントになってしまったね。いくら呼んでもワカメのご機嫌は治らずムッとした顔のまま。

食べ終わったタビーを膝の上に乗せる。ゴロゴロと寛ぎ気持ち良さそうにしている。しばらくすると降りて水を飲み後ろの植え込みに入ってしばらく座る。そのうちに「猫庭園」に入りハウス4号にまっしぐら。

ワカメは植え込みからは出て来たがすぐ脇の岩の上からじっと見ているだけで餌場に来ない。

ピーチは早く帰ろう!と呼びに来る。鼻の頭に傷があるような気がするが捕まえようとすると逃げてしまう。

餌場を片付けている間にワカメはハウスに行ってしまったようだ。ポオはさっき銀杏の木でつめとぎをしてからハウス3号に入った。

ピーチが待ちくたびれているが、一応ハウスを見に行く。タビーが4号、ワカメが1号、ポオが3号に入っている。

さあ、ピーちゃん、お待ちかね。帰ろうね。1号棟前駐車場には勿論花子は待っていない。やっぱり週末餌やりさんがいるのだろう。

プレイロットに行きピーチを抱っこする。しばらく抱いてから下に降ろすと不満そうな声を出し従いてこようとする。山手の庭園餌場で食べたからもういいかと思ったがカリカリを与えると食べ始めた。その間に立ち去る。


2005年12月24日(土) 9匹に給餌。花子欠席

昼間についでがあって山手の餌場に行ってみた。J先生は先に来ていてタビーはカリカリを少しばかり食べたという。フリスキーを1缶持参したので開け、タビーの分には薬を振り掛ける。ワカメ、ゲンキ、ポオも来たのでみんなにも分け与える。

昼間見るタビーの被毛は先日昼の写真のように波打っているがあの時よりは遥かに元気になった。体重も少しづつだが確実に増加している。

*****

夜、山手に行く。ピーチは4号棟脇の植え込みから出て来たが、しばらく一緒に歩き、途中で3号棟側に渡ったきり従いてこない。

1号棟前駐車場には今夜も花子はいなかった。週末だけたっぷり給餌してくれる人が現れたと思っておこう。月曜日には出てくるだろう。

山手に行くと階段には猫が1匹もいない。が、階段を上がって行くと脇の植え込みから数匹現れた。タビーも庭園から出て来た。キジーも通路で待っていた。

新聞紙を敷きカリカリを与える。缶詰を開けタビーにまず与える。トニーは来ていないがピーチがやってきた。8匹に対し4缶開けた。

みんなよく食べていたがワカメが食べすぎなのか少し戻した。そしてハウスへは行かずに本館前庭園の中に走り込んで行った。

タビーは少し食べてからウロウロしていたが水場の奥の植え込みに入った。と思ったらすぐにいなくなった。トイレかな。ハウスに行ったのかな?

ハウスを見に行くが全部空っぽだ。餌場に戻り座っていると「猫庭園池」の方からトニーがやってきた。ピーチが威嚇しようとするので押し留める。トニーの為にもう1缶開ける。

タビーが戻ってきた。また少し食べたので膝の上に乗せる。ゴロゴロ喉を鳴らして気持ち良さそうにしばし寛ぐ。みんなが食べ終わるのを待つ間、こうして抱いている。

コロンが太ったお尻を振り振り「猫庭園池」の方へ歩いていく。たった3ヶ月くらいの間に2倍の太さになった。

みんなが新聞紙トレイから離れたのでタビーを抱き抱えたままハウス4号のところへ行き、下に降ろすと素直に4号に入った。1号3号は空のままだ。

餌場を片付けているとデブコロンが戻って来た。トニーもやって来た。コロンの尻尾に針のような草が数日前から付いているのだがなかなか取らせない。やっと1本抜き取ったが、怒ったコロンは横にいたトニーをひどくぶん殴った。とんだとばっちりを食ったトニーは吹っ飛んで逃げ、キジーの餌場に行ってしまった。

コロンは太って態度もかなりデカクなっている。身体が大きくなったということは自信にもなっているのかな。

今日、J先生と話していたのだが、パンダの子供達(タビー、ポパイ、スミオ、故小桃、ラッキーなど)は皆気立てが良くておっとりしている。それにひきかえワカメの子供たち(ハイシロー、コロン)は気が強くすぐに手が出る。ワカメの子で北門のチコは人間は大好きだが猫嫌いだ。唯一、故クロチとは仲良しだったが。

帰る前にもう一度ハウスを見に行くが1号と3号は空っぽ。ワカメもポオもどこへ行ったのかな。今夜は冷えるのに。タビーは4号にそのまま納まっている。4号の入り口の前は大木だし風はかなり防げると思う。

ピーチはトニーが来た時に入れ替わりに帰ってしまったようで3号棟にも4号棟にもいない。


2005年12月23日(金) 9匹に給餌。花子欠席

「ぽちたま」を見ながらウトウトしていたので出発がすっかり遅くなってしまった。慌てていたのでコートの下にスモックを着るのを忘れた。が、昼間のような強風が吹いていないので助かった。

ピーチは3号棟の生垣から出て来た。一旦こちら側へ渡って来たが、山手へ従いてきたくなさそうだ。また3号棟側へ渡り端っこまで来たところで盛んに鳴いている。私がどこへ行ったか分かっているのだから気が向けば山手へ来るだろう。

1号棟前駐車場には花子はいない。山手ではコロンと珍しくワカメが階段の下まで出迎えに出ている。タビー以外は全員揃っている。昨日と同じくキジーも私の顔を見て庭園から出て来た。

庭園餌場で新聞紙を敷きカリカリを与えていてもタビーは出て来ない。水容器にはたっぷりと水が入っている。部員の誰かが来て替えてくれたのかなあ。洗って水を入れ替える。

タビーが来ないので心配になりハウスを見に行くとハウス4号に入ってじっとしている。そのままにして餌場に戻る。

缶切りで缶詰を開ける音を聞いてやっとタビーがハウスから出て来た。1缶目をタビーに与える。薬がかかった部分は辛うじて食べたが殆ど残している。それでも5分の1くらいは食べただろうか。

新聞紙トレイのところに来て別の缶詰を食べようとするがあんまり口に入っていない。他の猫たちもそれほどガツガツと食べるわけでもない。8匹に対し4缶しか開けなかった。それにカリカリが300grくらい。

昼間にある程度給餌されたのかな。それにしても缶詰はなかっただろうからタビーの食が細くなっているのは確かだ。食べないと寒さが身にしみる。タビーはじっとしていて抱っこしてほしそうなので膝に乗せる。ゴロゴロと大きな音を立てて喉を鳴らす。心なしか弱ってきたような気がする。

猫たちが食べ終わるまでタビーを抱っこしたまま待つ。ワカメはハウス1号に、ポオはトイレを済ませてから3号に入った。

ゲンキも食べ終わったのでタビーを抱っこしたままハウス4号のところに行く。タビーはおとなしく4号のベッドに入った。このまま殆ど食べられなくなったら病院に連れて行こう。

ピーチはこなかった。餌場を片付けているとデブのコロンがやって来てまた食べ始める。

1号棟前駐車場には花子はいない。ここから見える山は広いが花子はいそうにない。考えてみると週末に花子が現れないことが多い。昨日、今日と祝日前夜と祝日だ。週末・祝祭日だけの餌やりさんが現れたのか?それならそれで喜ばしいが・・・花子が全然痩せていないのでそんな想像も現実味を帯びる。

ピーチが待っているかと思ったがいなかった。


2005年12月22日(木) 9匹に給餌。花子欠席

午後4時過ぎ、S木さんと6号棟前を歩いていると奥の駐車場の陰からオセロがH川家横の「猫道」に入って行くのが見えた。猫道の前で振り返ると今度は5号棟から6号棟へと伸介らしき猫が渡って来て6号棟のプレイロット脇に消えた。2匹ともH川家を目指していたに違いない。

我々も猫道を通ってH川家ベランダ下に出る。中に居たH川さんと丁度目が合って彼女がベランダに出て来た。リビングの中から伸二と健がこちらを見ている。健は盛んに鳴いているらしく声は聞こえないが口がパクパクしている。可愛い猫だ。なるほどロンにそっくりだ。(尻尾の形だけが全然ちがうが)。

H川さんに言われて背後を振り向くと、伸介が植え込みの中に隠れている。この前見た時よりも一層よく太って丸顔になりまるで別猫だ。5月に現れた頃にはとにかく人恋しくて家の中に入りたくてガラス戸に体当たりするような猫だったが、月日とともに嫌な目にも遭ったのだろう。こうして一応警戒して隠れている。それでもとっても可愛い。丸顔になると増々伸吉に似てきたように思う。

オセロは道路を歩いている。我々がここにいてはオセロも伸介もベランダに上がれない。ベランダにはダンボールハウスが2個用意してあり、しょっちゅう入って寝ているそうだ。

*****

昨日より大分冷える。エスキモーのような格好で家を出る。ピーチはプレイロット脇の植え込みの中から出て来た。途中から別々に山手へ向う。1号棟前駐車場には花子はいないようだ。

山手ではみんなが待っていた。タビーかと思ったらキジーが階段にいた。寒いのでタビーはハウスに入っているようだ。

新聞紙を広げているとようやくタビーがやって来た。まずカリカリを与えておいて缶詰を開けるのはいつも通り。5缶開けて8匹にふるまう。もう1匹のピーチは新聞紙トレイが満員なので脇に座って遠慮している。キジーが缶詰を催促しに来るので殆ど1缶与える。

タビーは半缶分くらい食べてもういいようだ。薬は勿論振り掛けた。久々に抱っこすると以前より重くなっている。毛は波打っているが艶はある。波打っているのは背骨がゴツゴツしているせいではないか。

タビーを抱っこしたまま他の猫たちが食べ終わるのを待つ。その間にワカメはハウス1号に入ったのが見えた。ポオの姿も見えなくなっているからきっと隣の3号に入ったのだろう。

タビーは膝から降りて水を飲み奥の植え込みに入った。そこで身づくろいしじっとしている。寒いから早くハウスに行けばいいのに。

「猫庭園池」の橋のところでピーチが唸っている。見に行くと一旦去ったキジーが戻ってきている。いつまでも食べていたゲンキとコロンも見にきている。

餌場に戻り帰り支度をしているとキジーがやって来た。何か訴える仕草をしている。「缶詰はもうないよ、残っているカリカリをお食べ。また明日ね」と話し掛けていると神妙な顔をして聴いている。相当懐いてきてはいるが恐らく野良の子供として生まれ、人間に甘える術を知らないのだろう。ノワールや新黒もそうだったが最後には甘え猫になって姿を消した。(逝ってしまった。)

1号棟前駐車場にはまだ花子がいない。山から降りてくる気配もない。このところそういうことがちょくちょくあるが明日はいるだろう。だから、山手に帰ってくればいいのに。

ピーチはさっさとプレイロットのベンチのところに行く。抱っこして目やにを取る。昨日丁寧にこびりついた目やにを取ったのに、またビッシリと付いている。ちょっと嫌がるがだましだましきれいにする。

膝から降ろすと餌を要求する。カリカリを与え、私は帰宅する。


2005年12月21日(水) 10匹全員に給餌。ピーチ危機一髪。

テレビでは盛んに寒波襲来を報じている。そこで昨日にも増して厚着をして出かける。昨日よりは少々早めに出る。

ピーチは4号棟脇の植え込みに居て鳴いているがなかなか出て来ない。行く手には荷物を積んだ自転車にまたがった人影が見える。どうやら猫好きのおじさんのようだ。ピーチを見て「デカイ!」と言いながら笑顔だ。

小学校の前を通っていると向こうからおじさんが歩いてきた。ピーチは正門の中に入っておじさんをやり過ごそうとするがそのおじさんも猫好きらしくわざわざしゃがんでピーチの方に手を伸ばし呼び寄せようとしている。

正門から出て来たピーチはいつものように3号棟側へ渡ろうとして道路の真ん中で何かを見つけ唸っている。そこへ車がやって来た。その車は停まってくれたが、ピーチは全然動かない。そこにはガードレールがあり、ピーチのところにすぐには行けない。どうしよう!と困っていたらやっとピーチがこちら側に戻って来た。ああ、良かった。根気よく待ってくれた小型車には女性が乗っていた。暴走車ならとっくに撥ねられていたところだ。

道路の真ん中には缶詰の中身のような何かべチャッとしたものがあったのだが暗くてよく見えない。帰りにでもチェックしよう。とにかくピーチをそこから遠ざけるべく抱っこしてしばらく行く。あんまり重いので放すとしばらくは従いてきていたがそのうち姿が見えなくなった。

さっきの猫好きのおじさんは1号棟のS原家への入り口を入っていった。するとあの紳士はS原氏その人だったのか。スカイラインを降りてくる勤め帰りのS原氏に出会ったのはもう2年も前、それも夜に2度ほどだったのでどんなお顔だったかはっきりとは覚えていない。今日だって暗いところだったし。美人のS原夫人とは何度もお会いしているが。S原家からは幾度も寄付を頂いている。

1号棟前駐車場の大型車の下に花子がいた。そこで缶詰1缶を開けて与える。

ピーチは追いついてこない。またあそこへ戻ったのかなあ。心配だ。

山手に行くと昨日と同じく猫たちがワイワイと集まる。タビーも勿論混じっていてワカメと仲良く並んで歩く。昨日の「いじけ」は何だったんだろう?キジーも庭園内で待っている。

少し風があるが新聞紙を敷きカリカリを与える。タビーはトニーの頭を舐めてやっている。トニーの父親はプリンスだと思うが。

タビーには先に開けた缶詰を1缶与える。薬を振り掛ける。それを半分以上食べてから、別の味がいいと思ったのか他の猫たちと一緒に別の缶詰も食べる。結局1缶近く食べた。今夜はケッケッケと苦しむ様子はなし。水を飲んで植え込み奥で身づくろいをしている。

キジーは缶詰が足りないといって出てきてねだる。カリカリも食べてしまっているのでカリカリを足す。

タビーは植え込みから出てきて、今度は水容器2号から飲んでいる。そして私が忙しく立ち働いているせいか甘えてくることなく「猫庭園」に入っていった。見ていると4号の前の木で爪とぎをして、4号には入らず2号の方へ回った。入ったかどうかここからは見えないが多分2号へ入ったのだろう。

久々にワカメが私の後ろにピッタリくっついて甘える。このところ、タビーのことが気になってワカメを可愛がっていなかった。

今夜はピーチのことが気がかりだ。ここへもやって来ない。餌場を片付けハウスのチェックに行く。ポオが3号に入ったのはさっき見えたがワカメも隣の1号に入っている。2号にはやはりタビーが入っていた。4号の入り口のブロックの上にはカリカリが少々置いてある。タビーは今カリカリが食べられないので4号に入らず2号に入ったのかな。とにかく集めて餌場のカリカリと一緒にしておく。

1号棟前駐車場では花子に呼び止められなかった。邪魔されず缶詰は全部食べることができたのだろう。

ピーチがいないなあと心配しながら歩いていると3号棟の生垣から鳴き声がする。が、出て来ない。さっきの物体もよく見てみたいので3号棟側へ渡る。が、ライトで照らしても何もない!消滅している。ピーチが舞い戻ってきて食べてしまったか?!

ピーチと一緒にプレイロットに行く。そこでカリカリを与える。少し食べていたがあんまり空腹ではないようだ。抱き上げて目やに掃除をする。寒波襲来に備えてたっぷり着込んできたがまださほど寒くない。

ずーっと抱っこしているとそのうちにピーチは降りてまたカリカリを食べ始めた。そこでピーチを残して帰宅する。今日は本当に肝を冷やしたが外猫にしている限りどうしようもないのが悲しい。


2005年12月20日(火) 9匹に給餌。キジー欠席。タビーいじける?!

今朝起きると早速頭痛がする。すぐにバファリンを飲んだので悪化せずにすんだ。昨日すごく寒かったので給餌用コートを厚手のものに替えた。

夜、山手へ。このところ出発がいつも午後8時を過ぎる。が、ウィークデーは日中に何匹かは給餌されているはずだから少々遅くなっても気が楽だ。

家を出るとすぐのところ、4号棟芝生にピーチがいてフェンス越しに追ってくる。4号棟脇で合流し一緒に山手へ。

1号棟前駐車場前を通過し山手の山が見えるところまで来ると花子が降りて来た。端っこの車の下で缶詰を与える。

このところピーチは一緒に食べることはせず歩道で待っている。山手に行くと階段に猫たちがうようよ。タビー、ワカメ、コロン一家もいる。タビーはいないようだ。

新聞紙を3枚敷きカリカリを与えておく。みんな食べているがタビーは缶詰を待っている。5缶開ける。タビーには薬を与える。懸命に食べていたタビーだが、缶詰半個分くらい食べたところでケッケッケとやっている。そしてポオがよくそうしていたように水場の奥の植え込み内に入り座っている。

しばらくするとタビーはそこからもいなくなった。またトイレでもして餌場に戻ってくるかと思ったが戻ってこない。

ウロウロしていたポオの目やにを取ると男ぶりが上がった。ポオはハウス3号に入った。隣の1号にはワカメが入っているのだろう。

甘えるコロンの目やにも取る。そういえばワカメもちょっと涙目のようだが大したことはない。ワカメは目やになど取らせそうにないなあ。

トニーたちが本館前庭園の方を見つめている。ふと見ると坂道の真ん中に黒っぽい猫が座っている。どうもタビーのようだ。

見に行くと驚いたことにタビーらしきその猫は逃げて雨天餌場の前に駐車していたワゴン車の下に入ってしまう。タビーはあんなに懐っこいのにどうしたことか?違う猫なのかなあ。

餌場に戻り片付けを済ませてからマグライトを持ってワゴン車の下を照らしてみる。間違いなくタビーだ。呼びかけにも応じない。???いじけて座っている感じだ。何故だろう?そのうち寒くなればハウスに入るだろう。

そういえば今夜は昨日より寒くない。でも厚ければ脱げるから防寒をしっかりしておこう。寒いと本当に辛い。外猫たちは一体どこで雨露をしのいでいるのだろうか。

ピーチは本館前庭園の植え込みにいる茶々とにらみ合っていて従いてこない。放っておいて帰る。コロンが踊り場まで従いてきた。

花子はまた山から降りてきてニャーニャー甘える。車の下のカリカリを置くと食べ始めた。缶詰は奪われたのかなあ。


2005年12月19日(月) 10匹全員集合。

昨夜というより今日未明午前3時40分ごろ、我が家の北側の道路で猫の声がする。あんまり大きな声ではなかったが2匹が諍いをしていたようだ。多分ピーチと伸吉だろう。時間からいってM上さんが5号棟の新聞配達をしている時間帯だ。

さて夜になり山手へ。プレイロット脇の深い植え込みの中からピーチがノビをしながら出て来た。一緒に山手へ。一緒といっても途中ピーチは1号棟側へ渡ってしまう。3号棟や1号棟側には生垣があるので危険時に身を隠し易い。別々に歩いていても最後に山手側に渡るときには一緒になる。

1号棟前駐車場に花子はいなかった。

山手側へ渡ると、待ちかねたタビー、ワカメ、コロン一家が階段の陰から顔を覗かせている。ワカメとタビーはくっついて歩いている。長年のヨリを戻したか?

庭園の中ではタビーも待っている。ニャーと可愛い声で鳴く。カリカリを少量与えておいて缶詰6個を開ける。タビーには薬を振り掛ける。タビーはひとしきり食べると一旦トイレに行く。しばらくして戻ってきて甘えるので膝に抱っこする。これが日課だ。

新しい水容器は無事だった。きれいな水が入っているからきっと部員が入れてくれたのだろう。容器を洗って水を入れ替える。

タビーを抱っこしてじっと座っている間にしんしんと冷えてきた。バイクで後ろを通った人がお辞儀をしてくれる。誰だか分からないがこちらも頭を下げておく。

タビーを抱っこしたまま遂にハウス4号に入れるのに成功。餌場に戻ってくると猫たちがよそ者の猫がいるような態度をしている。ゲンキが「猫庭園」に飛び込むと花子が跳び出してきた。

花子は逃げてしまわずにまっしぐらに餌場のカリカリに突進。そこで缶詰を開けているとたちまちコロンとゲンキが集まってくる。ハウスに入ったはずのタビーまでが。

花子はしばらくコロンと一緒に食べていたが、キジーが残したカリカリを見つけそちらに移動。そこで缶詰魚肉少々とカリカリをそちらに持っていく。

タビーはまた缶詰をしっかり食べ水を飲んでからハウスへ。ハウスの前の大木で爪とぎをしてからおもむろにハウスに入った。

花子がある程度食べてしまうまで餌場に座っていると本当に冷え込む。胴体が寒い。明日はもっと着込まないと。

ピーチが花子をじーっと見つめているので帰ることにする。花子は見つめられただけで餌を放棄してしまうことが殆どだったが、そんなことでは生きていけないよ。今夜はよほど空腹だったのだろう。昨日あげた缶詰1個はもしかしたらすぐにチャトあたりに奪われてしまったのかもしれない。1号棟前駐車場は安全ではないと悟ったようだ。

従いてくるかにみえたピーチは追ってこない。よかった。寒気がするので今夜はもうプレイロットのベンチでじーっとしていたくない。風邪を引くと大変だ。外猫たちの世話も出来なくなる。


2005年12月18日(日) 9匹に給餌。キジー欠席

他で給餌されているに違いないのだが、キジーも山手猫に加えることにした。タビー、ワカメ、コロン、茶々、ポオ、ゲンキ、トニー、花子、ピーチ、キジーの10匹が、12月現在の山手(南)猫というわけだ。

午後3時半ごろ山手に行った。前々から気になっていたハウス3号の傾きを直すためだ。勿論食料と水も持参する。それに新しい水容器も。10月初めのバザーで格安の木製サラダボウルセットをゲットした。小さいボウルが適度な重量もあり猫用の水容器に丁度よい。

庭園餌場に行くと3号からゲンキが跳び出してきた。その奥にポオが入っているのかもしれない。水容器をセットしているとワカメ、ポオ、タビーもやってきた。そこでカリカリを少々与え、缶詰も3個開ける。タビーの魚肉には消炎剤を振り掛ける。タビーは缶詰をよく食べた。時折、口の中でひっかかるのかケッケッとやっている。

食べ終わったタビーがまたグルリと回って「猫庭園」に入って行く。どこでトイレをするのか気になって後を追う。心配なのでおしっこの様子も見たいし。後を従いてこられるのはイヤなのか最初にしようとした場所を離れた。

そこでし終わった頃を見計らって行ってみる。枯葉をかけようとしていたが近寄ると逃げてしまった。何故かおしっこをしたところが泡だらけ。どのくらいの量をしたかは分からなかった。

その後タビーはいつものハウス4号に入ってしまった。そこでハウス3号の傾斜修正を開始。低い方のブロックの下に土を入れるのだがミニスコップがないので石でゴリゴリ。ゴム手袋をはめているので土をかき集める。

ハウスを乗せてみると高さが一定でないらしくガタガタする。そこで安定するまで当該ブロックの下に土を入れる。これで少しはましになったかなあ。然しこんな程度の修正では雨が降って地盤が緩めばまたすぐにかしいでしまうだろう。次回はミニスコップを購入してもっとしっかりやろう。

餌場に戻ると遅れてきた茶々が食べていた。十分に残っている。ハウスには昨夜と同じくポオ、ワカメ、タビーが入っている。よしよし。が、2号が空いているので誰か入ればいいのに。

段々あたりも暗くなってきたので帰ろう。茶々とゲンキが踊り場まで従いてくる。たくさん写真を撮ったのでページをアップした。

*****

夜はまた一段と冷える。防寒支度はバッチリだ。ピーチは4号棟端の植え込みにいた。一緒に山手へ。1号棟前駐車場に花子はいなかったが、山の中で待機していたらしく鳴きながら降りてきて東端の車の下に入る。そこで缶詰1缶を与えておく。

山手階段に行くと昼間いなかったコロンとトニーだけが待っていた。が、すぐにみんな集まる。風が止んでいるので新聞紙3枚を敷き缶詰を4個開ける。昼間食べた連中もそ知らぬ顔で結構食べる。

タビーとピーチは新しい容器で水を飲む。その後、しばらくタビーを抱っこする。抱っこしたままハウスに行こうとするとやっぱり嫌がる。くしゃみも出るし風邪気味のような気がするのでなるべくハウスに入っていてもらいたい。

餌場では私が座っていた分厚い新聞紙の上にタビーを置く。直に敷石の上に座るよりよほど暖かい。餌場を片付けたり写真を撮ったりして構ってあげないとタビーはまた水を飲みハウスへ直行する。それでいいのだ。

デブデブのコロンも盛んに甘える。私が帰る時にはこのところ毎日山の石垣まで従いてきて木に登り、そこから見送ってくれる。

ピーチはプレイロットのベンチまで私を先導する。重くて抱き上げるのも大変だ。10kgくらいあるのではないか。両目の目やにを拭い、しばらくじっとして過ごす。

顔を見ながら「また明日だよ」と言うと可愛くニャーと返事してもう追ってこない。本当にいい子だ。


2005年12月17日(土) キジーを含め9匹に給餌。花子欠席

ピーチはいよいよ我が家に近くプレイロットの植え込みの中で待っていた。通りかかると近くでニャーニャー声はするものの猫はなかなか出て来ない。てっきり4号棟側芝生にいるものと思い込みそちらばかり見ていると、足元の植え込みからノビをしながらピーチが出て来た。一緒に山手へ。

途中1号棟前駐車場前を通るが花子はいない。「山手猫階段」では1匹も見えない。もう誰かに給餌されたのかなあ?と思いつつ近寄るとどこから湧いてくるのかコロンやポオが出て来た。たちまち数匹が集まる。風が強いので植え込みの中にでもいたのだろう。

庭園餌場に行くが風が強く新聞紙が敷けない。まずカリカリを少量与えておく。キジーにも。タビーはハウスから出てきてカリカリには見向きもせず缶詰バッグの前で甘えた仕草をしている。

キジーがやってきた。タビーは威嚇しようとするのかキジーと鼻を付き合わせる。老猫タビーが強猫キジーに攻撃されると困るので割って入る。タビーは若い頃、強いオスだったのでゲンキみたいにキャンキャン!といった感じではなく風格があるが、何分寄る年波には勝てない。無用な争いは避けさせたい。

風のせいか水容器がひとつ転がっており、もうひとつは紛失している。水の用意をしてから缶詰6缶を開ける。タビーの食べている魚肉の上に消炎剤を振り掛ける。もう少し与えるが昨日ほど食べない。

ピーチは殆ど食べないから8匹に対して6缶で十分だった。キジーも残している。やっぱり既に給餌されたような気がするなあ。

タビーをしばし抱っこする。いつの間にかワカメが消えている。ポオがハウスの方へ行った。どうやら昨日と同じく3号に入ったようだ。見に行くと隣の1号は空っぽでワカメの姿はない。

餌場を片付ける。タビーは水を飲んでからハウス4号へ。

立ち去りかけてから、1号の様子が気になりまた見に行く。ライトを当ててベッドの中を仔細にチェックしたが大丈夫なようだ。ワカメはいない。ハウス2号には相変わらず猫が入った形跡がない。


踊り場に出ても花子の気配はない。踊り場にはカリカリは一粒も落ちておらずタバコの吸殻が2本落ちている。

私を待っていたピーチと一緒に帰途につく。1号棟前駐車場前を通るが花子はいない。スカイラインのてっぺんででもM上さんにもらったかな。先日4日間の空白の後出て来た時も全然痩せてはいなかった。それどころか1号棟前駐車場では暗くてよく分からなかったが、明るいところで見ると相当太っている。大丈夫だろう。


プレイロットに向うとピーチは心得てさっさとベンチのところに行く。抱き上げてしばらくそのままじっとしているとピーチはうっとり。降ろすと不満の声を上げるがバイバイ。諦めて家まで追ってはこない。



2005年12月16日(金) キジーを含め10匹に給餌

家を出て小学校への階段に向っていると4号棟芝生にいたピーチに呼び止められた。ここだと私が来るのを見落とすこともないし安全でもある。ピーチと一緒に山手へ。途中、1号棟前駐車場に花子はいなかった。

「山手猫階段」の下では今夜もタビー、コロン父子が出迎えてくれる。山の中からワカメ、階段の上の方からはトニーが駆け下りてくる。

庭園へ入ろうとすると茶々が大慌てでこちらに逃げてくる。見ると「猫庭園池」の辺りでキジーが待機している。キジーに唸って逆切れされ、押さえつけられて以来、茶々はキジーが大の苦手になっている。

みんなで庭園餌場へ。花子がいない。まずカリカリを少々与えておく。タビーは口内炎のせいでまだカリカリが食べられないので缶詰をねだりに来る。

昼間に部員が水を替えてくれたらしい。庭の手入れもあったのか銀杏の葉っぱだらけだった通路がきれいになっている。

缶詰を開けているとキジーもカリカリをほったらかしてやって来る。5缶開けて次々に与える。タビーは夢中になって食べている。スポイトでタビーが食べている缶詰の塊の上に消炎剤を振り掛ける。

キジーには丸々1缶ではなく半分くらいを飛び石餌場に置いてあげる。

タビーは食べようと横に来たトニーの頭を押さえて唸りながら牽制する。トニーはビックリして「おー!怖!」と呆れている。段々元気になってくると往年の「強いタビー」の片鱗を見せるようだ。昔を知る人によれば故プリンスと張り合って2大ボスだったという。

まだまだ背骨がゴツゴツしている。口内炎をしっかり治してモリモリ食べて体力をつけよう!缶詰が足りなかったかな。

食べ終わったタビーは今夜もグルリと回って「猫庭園」の方へ行く。きっとトイレだ。しばらくして戻って来たので膝の上に抱き上げる。全身をブルブル震わせて喜ぶ。ずーっと抱いているわけにもいかないのでそのままハウスへ連れて行こうとすると嫌がる。ハウス4号の前の木で爪とぎをしてまた餌場へ戻ってくる。

カリカリを食べようとするがやはり口当たりが悪いのかパリポリとはいかない。もう1缶あるがこれは花子用だ。明日はもっとたくさん缶詰を持ってくるからね。そう言うと納得してハウス4号へ行った。誇り高いタビーは抱きかかえられてハウスに入れられるのはイヤなのだ。自分の意思で好きな時に行きたいようだ。

今夜はポオが先にハウス3号に入ったので一足遅れたワカメは隣の1号に入っている。今夜も老猫3匹の写真を撮る。

餌場に戻ると、闖入者を見つけたような格好でコロンが通路のところで構えた姿勢をとっている。「猫庭園池」のところにいるのはゲンキだと思うが変だなあ。見に行くとそれはゲンキではなく花子だった。

呼んでも餌場に来ない。仕方なく餌場を片付け荷物を持って踊り場に行くと花子は転がって待っている。コロンも茶々もやってくるし、どこからかゲンキまでがやって来た。ここでは花子に給餌できない。

階段を降りると花子はゲンキの追われて工房への道路に逃げ込む。あそこではダメだ。ゲンキがどこまでも追ってくる。

待っていると花子が降りて来た。一緒に1号棟前駐車場前に行くと花子は東端の黒い車の下に入りスタンバイ。そこで缶詰を開け、カリカリも与えておく。ゲンキは追ってこない。

歩道で待っていたピーチと一緒に帰る。ピーチはずーっと私と行動を共にしているので最後には少しでも抱っこしてあげないとかわいそうだ。プレイロットのベンチに行き膝に乗せる。本当に重い。

ピーチは餌バッグを覗いている。庭園餌場ではあんまり食べていなかったからもっと食べたいのかもしれないが、缶詰もカリカリも全部出してしまった。明日からはもっとたくさん持参すべきかなあ。ピーチはデブデブだし、午前3時になればまたM上さんからたっぷりもらえるのだからこれでいいだろう。


2005年12月15日(木) キジー、チャトを含め11匹に給餌

今夜も出かけるのが遅くなった。プレイロットを探したが今夜は花子はいないようだ。ピーチは4号棟の端っこの芝生にいて山手までついて来た。

花子は1号棟前駐車場にもいないと思ったら、「山手猫階段」で私を待ち受けていた猫たちの中に混じっている!タビーとコロン父子が真っ先にお出迎えしてくれた。庭園内にはキジーがいる。さすがに10匹揃うと「たくさん」という感じがする。

餌場に新聞紙を広げまずカリカリを少々与えておく。キジーにもまずカリカリだ。それから水を替え、おもむろに缶詰を開ける。花子には上の段でカリカリと缶詰を与える。しばらくしてワカメに脅されて花子は逃げて行ってしまった。

昨日は薬を持参するのを忘れてしまったが、タビーは缶詰をモリモリ食べている。その上に消炎剤を振り掛ける。が、入れすぎた。やっぱりちゃんと計って投与しなければ。十分に食べてタビーはどこかへ行ってしまった。

みんなが食べている間に、持参した猫ベッドを持ってハウス1号へ。古ベッドと取り替えるのだ。

餌場に戻るとまだ数匹が食べている。しゃがんでいるとコロンとポオが甘えてくる。ポオを抱き上げるとタビーよりは大分重い。タビーの背骨は浮き出してゴツゴツしていて痛々しいがポオの背骨は大丈夫だ。ポオも去年の1月には食が細くなりとても痩せてしまったのだが、投薬によるすっかり持ち直した。

ポオはこれまでもしばしば具合が悪くなったのだが、その度に投薬などで不死鳥のように蘇る。素晴らしい生命力だ。

ポオを抱っこして1号へ行き、新ベッドの中に入れてみる。保管している間に我が家の猫たちが入ったりしていたので、ポオは最初クンクン匂いを嗅いでいたがすぐに落ち着いて快適そうにしている。隣の3号にはワカメが入っているしちょっと離れた4号にはタビーが入っている。写真を撮ることにした。

餌場ではデブのゲンキとコロンがいつまでも食べている。やっと片付けて去り際にふと見ると飛び石餌場に残ったカリカリを茶虎猫が食べている。チャトだ。ここで見るのは3月30日以来だが、多分ちょくちょく来て残りを食べているのだろう。なんだか以前より警戒心が薄いようだ。

カリカリを足してあげると近くでじっと待っている。思いついて写真を撮る。気付いたコロンがこちらにやって来るとチャトは警戒して低く唸る。コロンはトラブルなんかごめんなので水場まで下がる。通路にはゲンキがいるので、そちらにもチャトは少し警戒している。

チャトは「プリンス猫階段」でノンちゃんと一緒に給餌されていたが、ノンちゃんが家猫になって以来、姿を消していたようだが、しばらくしてまたM上さんからPハイツ内でたっぷり給餌されているらしい。

1号棟前駐車場で花子の餌を横取りしていたのはチャトだと思う。ま、そのせいで花子が山手に戻ってきてくれるのは嬉しいが。何と言ってもここが花子のふるさとなのだから。

踊り場には花子はいなかった。キジーやらチャトやら先客万来だから花子もさっさと消えたようだ。これではシルバーの為の余地はなさそうだ。先日、M上さんに訊いてみたが、スカイライン北側などにシルバーが餌をもらいに現れた形跡はないらしい。

いつものようにコロンとゲンキが追ってきてコロンは山の木に登っている。

4号棟まで来たところでピーチに追い付かれた。プレイロットのベンチでしばらくピーチをだっこしていると珍しく通行人があった。


2005年12月14日(水) キジーを含め10匹に給餌

家を出てプレイロットの傍を通るときに一応「花子!花子!」と呼びかけてみる。すると4号棟芝生側から花子がやって来た!昨夜からずーっとこの辺にいたのかな?

花子はトットコ、プレイロットのベンチまで私を先導するではないか!その下で缶詰を与えているとピーチがやって来た。一緒に食べようとするので花子が食べるの止めてしまう。もう1缶開けて花子に与える。カリカリを添えておく。食べている2匹を残して山手へ。

冬のプレイロットは人影もなく勿論車が来る心配もない。ずーっとここだと私も楽だ。駐車場での給餌はどうも落ち着かないし危険でもある。

山手ではキジーも待っていた。タビーも階段で待っている。毛もぴかぴかしていてきれいだ。今日は薬を持ってきたのでタビーが食べている缶詰の上に直接薬をかける。

みんなが食べている間にハウス2号から発泡スチロールの板を1枚取って3号のベッドの下に敷く。ベッドの下に1枚敷いておくだけで大分保温状態がアップするだろう。ここはワカメのお気に入りのベッドだ。

餌場に戻るとタビーが水を飲んでおり、ポオが順番を待っている。飲み終わったタビーはキジーと鼻を突き合わせていたが何事もなく2匹は離れた。その後タビーはハウス4号に入った。2号は見たところ昨日から入った形跡がない。古毛布でも入れておいた方がいいのかな。

ポオはまだ餌場でウロウロしている。とっても身軽で元気そうだ。カリカリでも以前のように食べにくそうにしないしヨダレも出ない。

トニーは増々太ってお腹が横に張り出している。トニーがこんな体型になったのは初めてではないか。が、みんな丸々しているおかげで風邪ひとつひかなくなった。戸外で寒い冬を乗り切るにはこれくらい太ってなくちゃ。然しどんな酷寒の地にも外猫はいるからそれなりに順応するのかなあ。

キジーはあんまり好きでない缶詰だったので半分くらい残している。贅沢者メ!ゲンキとコロンが最後まで残って食べている。

4号棟脇の植え込みの中にピーチがいて鳴きながら出て来た。またプレイロットに行ってみるがもう花子の姿はない。ベンチに座ってしばらくピーチを抱っこする。目やにを取っていると嫌がられてしまった。ピーチがカリカリを食べている隙に帰宅する。


2005年12月13日(火) 9匹に給餌

夕方4時半ごろ犬の散歩中のM上さんに会った。話しながら一緒に「プリンス猫階段」を上り、H川家のベランダの前を通ってみる。端っこにダンボールが見える。あれが伸介たちのハウスだろう。向い側のテニスコートの上にキジオが現れた。草むらの中に何かを見つけたらしく遊んでいる。キジオはこのあたりを根城にしているようだ。

M上さんはこの後バイクで西公園の猫たちと北門外のかりん、ハイシロー、スカイライン北側のタニーとベージュ、マルオに給餌に行くのだ。そんなに広範囲に本当にご苦労さま。

トニーが北門やスカイライン北側でM上さんに給餌されているのではないかと訊いてみたがタニーに似た猫は来ていないという。それにしては近ごろトニーは丸々しすぎているなあ。

スカイラインのてっぺんで頭が黒い、ブサイクな顔の人懐こい猫が出てくるので餌をやったという。踊り場でも見たから山手の猫だと思うとM上さんは言うのだが、花子かなあ?1号棟前駐車場から姿を消していた4日間、古巣に舞い戻っていたのか。

西公園で他の人が保護した仔猫をやはり南戸塚動物病院に入院させているが貰い手がないようなら引き取るしかないだろうと言っている。M上家はパピヨン犬がいるが瀕死だった猫を引き取っている。ボランティアはあっちでもこっちでもこんな状態だ。

*****

ピーチと一緒に山手へ。1号棟前駐車場では花子が出て来たので大型車の下で缶詰1缶を与える。待っていたピーチと山手に行く。

新聞紙を広げているとハウスからタビーが出て来た。しまった。薬を忘れてきた。タビーは缶詰を少し食べ水を飲む。膝に乗せて可愛がるとそのまま寝てしまう。

抱いたままそーっとハウス4号に入れると出てきてしまう。傍の木で爪とぎをするのが習慣になっている。また餌場に戻ってきたがそのうちに4号に入った。ワカメは3号に入っている。

猫たちは十分に食べて散り散りになっているが、ふと見ると花子が来ている。エーッ!珍しいなあ。餌場にたっぷり残っているカリカリを懸命に食べている。(写真を撮ってページをアップしておいた。)

ゲンキが傍にいても平気なように見えたが途中で気付き逃げ出す。コロンのように落ち着いて平然としていれば追いかけられないのに、嫌がって逃げ出すから余計追いかけられるのだ。

餌場を片付けて踊り場に行くと花子が待ち構えていてニャーニャー甘える。忽ちゲンキに見つかって追いかけられる。山の石垣のてっぺんまで逃げてまだニャーニャー鳴いている。

帰る私を追ってきた。1号棟前駐車場の車の下にカリカリを置くと食べ始めるのだがすぐにまた追ってくる。今度は西端の車の下でカリカリを食べさせる。

そのままピーチと一緒に歩いていると小学校のフェンスの中を花子が追ってきている。驚いた。正門まで戻ると花子も内側から出てきて従いてくる。結局5号棟まで従いてくるのでプレイロットのベンチに行く。

ベンチの下で缶詰を開けるがさすがにもう満腹だとみえ表面を舐めただけで全く食べない。すぐに回収する。花子は砂場に飛び込んでゴロゴロしたりして遊んでいる。ベンチにも飛び乗ってくる。そのうちに植え込みの中に入ってしまったので帰宅する。ピーチは4号棟あたりでいなくなった。

花子は生まれ育った山手が居づらいようだし、1号棟前駐車場は危険だしチャトなど他のノラ猫もいるようだ。ここのプレイロットではノビノビしていたので、このあたりに居ついてもいいのではないか。勿論、伸吉などもいるがどうだろう。


2005年12月12日(月) キジーを含め10匹に給餌。5日ぶりに花子が現れる!

素晴らしい晴天で暖かい。タビーを犬山動物病院で検査してもらおうと昼前に「猫庭園」に行く。ハウスを覗くと2号のベッドにポオとゲンキが折り重なって入っている。こんなにお天気がいいのだから日向ぼっこをすればいいのに。

私の顔を見たので2匹はベッドから出てくる。茶々もやって来た。だが肝心のタビーがいない。また飲み水が無くなっているので入れておく。

仕方なくそのまま犬山動物病院へ行き用事を済ませる。お天気がいいので猫ハウスの掃除をしようとまた山手に戻る。雨天餌場の前に駐車して車を降りると傍で昼食を終えた部員に声をかけられた。3時半から部活をするというのでその頃にまた出直すことにする。

3時半過ぎに庭園餌場に行くと3匹の他にワカメやタビーもやって来た。新聞紙を広げて給餌する。タビーに療法食缶詰を与える。他の猫たちにも一口づつおすそ分けしないと承知しない。J先生の小缶も開ける。タビーはよく食べた。

昼間に見ても、こないだの写真とは打って変わって美しい。投薬のおかげか1週間の間に驚くほど回復したようだ。

猫ハウス、猫ベッドをJ先生、部員たちと一緒に掃除する。カバーを洗濯したホットシートも大小持参したのでハウス1号と2号に入れる。部員寄贈の猫ベッドをハウス3号に入れる。

餌場付近がなんだかウンチ臭い。J先生もしきりに首をかしげている。おかしいなあ。

部員の話だと、金曜日あたりに教員の誰かがシルバーを見かけたという。そこでシルバーを見かけたら是非給餌しておいてほしいとお願いしておく。

さて、タビーを犬山動物病院へ連れて行こう。部員が捕まえようとすると少々逃げたがすぐに捕まった。キャリーに入れられると暴れていたが跳び出すようなことはない。

病院に到着し、早速体重を計る。3,98kg。1週間前にはきっと3kgほどしかなかったに違いない。背骨が浮き出てゴツゴツしている。タビーをしっかり押さえ、採血してもらう。今日もらった消炎剤をスポイトで口の中にピュッと投与する。ポオのように抵抗しない。

検査結果が出るまで部員たちはサチとグレーを代わる代わる抱っこする。サチは相変わらず人懐こく可愛らしい。最近、犬の預かりが多く外へ出してもらえなかったサチはご機嫌斜めだったそうだが、十分に抱っこされて大満足したことだろう。

グレーは増々太って丸顔になりこれまた可愛らしいがサチが怖いのか高い受付を跳び越えて中に逃げ込もうとする。

タビーの検査結果は高齢の割にはそれほど悪くはなかった。HIVキャリアでもあるので免疫力が低下しているようだ。口内炎がひどく派手なくしゃみも出る。消炎剤を毎日欠かさず投与していれば大分良くなると思う。

行きには騒いでいたタビーだが山手が近付くと空気が違うのか喜んでいる。庭園で放すと、本館前庭園の脇に佇んでじっとしている。

*****

夜また山手へ。ピーチは5号棟のバイクの陰から出て来た。1号棟前駐車場には花子の姿はない。

山手に行くとタビーとトニーはいなかったがキジーが来ている。餌場でカリカリを与えているとタビーが通路の方からやってきた。そこで缶詰を3個開ける。嗅ぎつけてキジーもこちらにやってきたのでキジーには丸々1個与える。

タビーは4時半ごろに缶詰をたくさん食べたので少しだけ食べておしまい。また水を飲む。

タビーをしばらく膝に乗せて可愛がる。タビーはずーっとそのままでいたいようだったがそうもいかない。降ろしてハウスを見に行く。すると新しいベッドを入れた3号にワカメが早速入って心地よさそうにしている。

写真を撮ったりしているうちにタビーもポオもいなくなった。折角きれいにしたのにハウスは3号以外は空っぽだ。

私が座っている足元がやはり何だかウンチ臭い。変だなあと考えていてハタと気が付いた。ギンナンだ!頭上に銀杏の枝が伸びていて辺り一面、黄色く色づいた銀杏の葉っぱだらけだ。そしてギンナンも当然落ちていて踏んづけたりする。傍にグチャッと潰れたギンナンが落ちていたので試しに拾い上げてみる。拾い上げただけで指が忽ち臭くなる。が、原因が分かってホッとした。

ニャーニャー鳴く声がするので見るとトニーが遅れて餌場に来ている。不人気の缶詰はまだ残っているのでそれを食べている。贅沢なキジーもその缶詰は少し残している。

さて片付けて帰ろう。ピーチが勿論付いてくると思ったが遊んでいる。コロンも少し後を追う。

1号棟前駐車場を通るが花子の気配なし。大分行ってからニャーニャーと呼び止められる。ピーチだろうと思って振り向くとなんと花子が追ってくるではないか!全く普通の足取りだ。

一緒に1号棟前駐車場の大型車のところまで戻り、そこで缶詰を開ける。モリモリ食べているのでもう1缶開ける。花子はキョロキョロと辺りを気にしながら食べている。もしかしたら気の荒いチャトにでも追い払われてしまったのか?それにしても金曜日からいないのだから5日ぶりだ。その間どうしていたのだろう?

母親の小桃も4日間くらい姿を消していたことがあったが、虐待にでも遭ったのか怪我をしていたのだった。花子は一見何でもなさそうだが、暗いのでよく分からない。然しこの食べっぷりでは大丈夫だろう。とにもかくにも一安心だ。花子がいなくてどんなに落ち込んだことか。

食べている花子を残して歩道に出ると向かい側でピーチが待っていた。5号棟まで一緒に戻る。


2005年12月11日(日) 8匹に給餌。花子欠席。

一日中外出していて夕方帰宅するとJ先生から留守録が入っていた。昨夜いなかったポオは元気な顔で出て来たとのこと。タビーもカリカリを少しだが食べたとか。ひとまず安心した。

夜、昨日より少し早めに家を出る。ピーチはいないが心配はしない。それよりも花子だ。1号棟前駐車場に近付いても跳び出してくる気配もない。やはりいない。3日も出て来ないというのはもう絶望的かもしれない。1日だけパスというのはこれまでも1号棟前駐車場ではちょくちょくあったが3日というのはあり得ない。願わくばどこか違う餌場を見つけたとか、あれで結構人懐こいところがあるので誰かに貰われたとか、そういった奇跡の可能性もゼロではない。いろんな思いが錯綜する。

山手に行くとやはりコロンだけがいたがすぐに数匹が集まった。タビーも近くにいたらしく駆け下りてきた。

餌場に行くとポオがノソリと出て来た。ハウスに入っていたのだろう。新聞紙を広げカリカリを与える。ポオとタビーにはふやかした薬入りのカリカリを与えるがあんまり食べない。

水容器は昨日と全く同じ位置でひっくり返っているので水を満たす。タビーは相当喉が渇いていたようで待ちきれない様子だ。

水を飲んだタビーはどこかへ行ってしまったが、しばらくしてまた現れて水を飲む。膝の上に乗せて可愛がる。

トニーが遅れてやって来た。近ごろのトニーはよく太っている。コロンは父親のタビーが帰ってきたのが嬉しいようで回りをウロウロしている。

車が2台、北門の方からやって来て坂道を上り本館の前で停まったようだ。

タビーはまた水を飲んでバッグの傍でじっとしている。抱き上げてハウス2号に入れようとすると抵抗して跳び出す。昨夜は機嫌よく入っていたのに。
ワカメは2号に入っているがポオはまたどこかへ行ってしまった。

餌場を片付け、カリカリを一箇所に集めるとタビーがやってきて食べている。

そのままにして踊り場に出る。踊り場の隅っこの階段を掃いて薬入りのふやかしたカリカリを置く。茶々やタビー、ゲンキ、コロンがやってきたがこれは食べない。夜の間にシルバーやアライグマのラックなどが食べてくれるといい。残っても未明にはカラスがきれいに食べてしまう。

タビーは2年前と同じように踊り場に座っている。夜更けになればハウスに入るだろう。コロンが追ってくる。

もう一度1号棟前駐車場内をグルリと回るが収穫なし。

ピーチは4号棟脇の植え込みにいてニャーニャー鳴く。プレイロットまで連れて行きカリカリを与える。私がすぐに立ち去ると食べずに追ってくるのでベンチに座ってピーチが食べるのを眺める。

適当なところで引き上げるがやはり家の前まで追ってきた。疲れているので重いピーチを抱き上げて可愛がるのはパス。


2005年12月10日(土) サーバーダウン。7匹に給餌。ポオ、花子欠席。

1号棟前駐車場にはまたもや花子もピーチもいない。花子が2日続けていないのはおかしい。駐車場が危険な時には山の上から見張っていて私の姿を見ると鳴きながら降りてくるはずなのに。或いは1日パスすると次の日には駆け寄ってくるのに。

とにかく山手へ行く。「山手猫階段」にはコロンの姿だけが見えたがすぐにたくさんの猫たちが集まる。タビーもいる。一緒に庭園餌場へ。今日の強風で飛んだのか、水容器が転がっている。

新聞紙を広げカリカリを与える。ふやかしたカリカリをタビーは食べない。水だけをゴクゴク飲んですぐまたハウスへ。猫たちはさほど食べない。誰かに既に給餌されたかな。

ハウスを見に行き、ベッドを除去したハウス4号に持参した発泡スチロールをたくさん入れる。するとタビーが入った。隣の2号のベッドも点検する。ベッドの縁にちょっぴり赤いものが付いている。ん?僅かではあるが血だ。ライトでよく照らしてみると微量だが奥の方にも血が飛び散った形跡がある。例えば頭部から少量出血していて頭を振ったような飛び散り方だ。するとポオがいないのが気にかかる。夜来てポオに会えないことなどあったかしら?猫の方から出てきてくれないことには、探しても無駄だということは何度も経験している。

餌場を片付け、今夜も薬入りのふやかしたカリカリをシルバーのために踊り場に置いておく。茶々がやってきてなにやら食べている。よくよく見ると階段にカリカリが落ちている。誰かが来て給餌したらしい。ポオは十分に食べて下の方に行っているのかな?そうだといいけど。

1号棟前駐車場でまた花子を呼んでみるがいない。これは変だ。昨日大型車が1メートル下がって駐車していたのには何か理由があったのか?例えばそこで花子を撥ねたとか。花子の母、小桃の例もあるので不吉な想像が頭をよぎる。が、明日に期待しよう。

ピーチはいなかったが、帰宅後別の用事で外へ出、帰る時にプレイロットを通るとピーチがいる。餌はないので家に取りに戻る。ピーチは玄関前まで従いてきた。またプレイロットまで戻りベンチの下で花子用に用意してあった缶詰を与える。

「使えるネット」のサーバーダウンはひどい。さっき全ファイルをアップロードしていたら途中でまたダウンした。少しは戻っているが、いろんなページが未表示のままだ。カウンタと掲示板はもう一度設定し直さなければならないようだ。

花子とポオは出て来ないし、シルバーは怪我をしたまま飢えているし、心が重くなることばかり。それに追い討ちをかけるように心を込めた猫ベッドには犬糞投げ入れだ。ほとほと打ちひしがれる。そんなときに限って「使えるネット」までがサーバーダウンし、HPが表示されなかった。HP回復もまだ半ばだが、多忙かつ落ち込んでいるのでしばらくそのままかも。


2005年12月09日(金) サーバーダウン!キジーを含み9匹に給餌。花子欠席。猫ベッドに犬糞

今夜は散々だった。
ちょっと遅めに1号棟前駐車場へ行くが花子もピーチもいない。花子がよくその下に隠れている大型車は歩道側の車止めに対し前向き駐車をしているのだが、何故か今夜は車止めより1メートルほど後方に駐車している。駐車場内を回るが花子は出て来ない。

夕方に部員とタビーたちに給餌したJ先生から電話があり、今日は昼間のタビーも先日とは打って変わってすっかりきれいになっており、お湯でふやかしたカリカリをよく食べたとのこと。

お湯でふやかしたカリカリにはゲンキは見向きもしないと聞いて、シルバー用にも薬入りのふやかしたカリカリをたくさん持参した。

昼間に食べたせいかタビーは全く食べず水を飲んだのみ。しばらく餌場にいたがハウスへ行ってしまった。

しばらくぶりにキジーも来たが缶詰の日には現れず缶詰を止めたら現れる。残念だったね、キジー。カリカリだけだよ。

ポオは体調が良さそうでカリカリでも何でもよく食べる。

ハウスを見に行くと2号にタビーが入っていたが、隣の4号には今夜もポオが入っていない。入り口からはみ出しているベッドを中に押し込む。ベッドの奥に枯れ木のかけらのような丸いものが見える。葉っぱでつまんで取り出してみる。干からびてはいるが嗅いでみるとプーンとウンチの匂いがする。ベッドを出してよくよく見るとまだ2〜3個入っていた。

又だ!小型犬の糞をハウスに入れられたのはこれでもう3度目だ。こんなところへ小型犬が迷い込んでわざわざハウスに上がりこんで糞をするはずもない。非道の輩が嫌がらせに飼い犬の糞をわざわざ持ってきてハウスに放り込んでいるのだ。このベッドは入れてまだ1月も経っていないのに変な匂いが付いてしまったのでもう使えない。洗う気もしない。

ポオが入らなくなった訳がわかった。ポオたち老猫が晩年を暖かく過ごせるようにと、校長から許可を得てハウスを設置しているのに・・・心も時間もお金も労力も使って他人の非道(猫を捨てること)の後始末をしているのに・・・こんな汚いやり口で嫌がらせをするとは。心底疲れて嫌になってしまう。誰がこういうことをするのか大体の推測はついているが証拠を集め、告発するのは至難の技だ。

ハウス1号の古ベッドも仔細に点検する。猫の毛玉がいっぱい付いているが現在のところ犬糞は入れられていないようだ。よりひどく嫌がらせをするためまず一番きれいで新しいベッドに入れたのだろう。憤懣やる方ない。

餌場を片付け、踊り場を掃いて薬入りのふやかしたカリカリをたっぷり置いておく。早速ゲンキがやってきたが匂いを嗅いだだけで食べない。が、シルバーが出てきてもゲンキや茶々に見つかって食べられないかもしれない。

1号棟前駐車場へ行きまた探してみるが花子はいない。ピーチもいない。無駄だとは思うが「プリンス猫階段」へ寄ってみる。勿論花子はいない。7号棟から小学校脇の通路を5号棟に向って歩いていると4号棟植え込みからピーチが私を見つけて鳴く。追ってきたのでプレイロットでカリカリを与え、しばらく抱っこする。


2005年12月08日(木) キジーを含め10匹に給餌。シルバーは現れず。

出発が少し遅くなった。4号棟脇の植え込みからニャーニャーとピーチの鳴き声がうるさい。一緒に山手に向う。1号棟前駐車場の大型車の下で花子に缶詰を与えている間、ピーチは歩道で待っていた。

「山手猫階段」に近付くと待ちかねたポオとゲンキが顔を出す。みんなで庭園餌場へ。餌場に着いて新聞紙を広げ支度をしているとやっとタビーがハウスから出て来た。ピーチが懲りずにタビーを威嚇しようとする。

タビーは缶詰を少し食べケッケッケッと咽んで水を飲みに行く。その後大回りして「猫庭園」に入った。ハウスに行ったようだ。薬入りの缶詰は他の猫に取られてタビーの口には殆ど入らなかった。ポオはこのところ絶好調だ。缶詰もカリカリもよく食べる。

キジーがやってきたので缶詰を1個丸々与える。全部食べ終えてこちらに来た。カリカリも少々与えるとそれも食べ始めた。

シルバーが気がかりだが現れない。現れても昨日のようにゲンキに攻撃されるのでは給餌もできないが。シルバーには攻撃性はなく一方的に襲われていたから老メス猫かもしれない。

コロンはよく食べて本当に太った。茶々に叩かれると叩き返してなかなか威勢がいい。ゲンキも上から見るとツチノコか大亀だ。

トニーが遅れてやってきたがきっと6時半にM上さんから缶詰をもらっているのだろうからカリカリだけでよろしい。お腹を触ると十分に丸いし。

ハウスを見に行くと、1号にワカメ、2号にタビーが入っている。2号のビニールカーテンがめくれたままになっているので下ろす。これから夜が更けるとどんどん気温が下がる。カーテン1枚でもあれば保温性がアップする。

隣の4号は空っぽだ。元気なポオはどこかで遊んでいるのかな。姿が見えない。

餌場を片付けてピーチと一緒に立ち去る。踊り場か石垣の上にシルバーのために薬入りの缶詰とカリカリを置いておこう。と思ったらゲンキがやってきた。缶詰をみつけ、120%満腹のはずなのにまだ食べる。万が一シルバーが現れてももう残っていないだろう。

シルバーを捨てた輩は、丸々太った山手猫たちを見てここで餌をもらって生きていけると安易に考えたのだろうが、どっこいそうは問屋が下ろさない。こんなに餌が潤沢(かといって私も嬉しくて餌やりをしているわけではない)でも外猫の社会もそう甘いものではない。こうして全然餌にありつけないどころか犬や猫に襲われて怪我までしてしまう。このままだと怪我は悪化し餓死してしまう。やはり毒団子は野犬ではなく捨てた非道の元飼い主に食べさせたい。


2005年12月07日(水) 9匹に給餌。シルバーは出て来たが・・

夕方のニュースを見て憤慨した。鳥取県のある地域で野犬のクレームが多かったので毒入り肉団子をまいたところ、散歩中の飼い犬がこれを食べて死亡。保健所の担当者が謝っているところがテレビに映し出されていたが、何を謝罪しているかといえば、地域の住民に対し野犬駆除(!)のため、毒団子をまいたことを知らせていなかったことに対してなのだった。

住民と飼い犬には大変申し訳ない。が、それに対し、「野犬」は毒殺すべき、つまり忌むべき存在として扱うのが当然というわけだ。これを取り上げたマスコミもそれを当然視している。

おいおい、違うだろ。毒殺すべき、忌むべきなのは、そもそも飼い犬を捨てた元の飼い主だろ。捨て犬を野犬化させない一番の解決法は、捨てさせないことだろ。それを解決しないことには、野犬は永遠になくならないし、飼い犬の犠牲もなくならないだろう。野犬にしろ飼い犬にしろ身勝手な人間の犠牲になるのはいつも罪のない動物の方なのだからやりきれない。

*****

給餌に行こうと外に出ると、ん?雨が降っている。弱ったなあ。
1号棟前駐車場へ向って急いでいると3号棟の生垣からピーチが顔を出した。ピーチはそのまま3号棟、1号棟側を走る。

1号棟前駐車場のいつもの大型車の下で花子に缶詰を与え、ピーチと一緒に山手へ。階段には猫は1匹も見当たらなかったのに上がり始めると、タビーが足元に来ている。ワカメやゲンキ、茶々なども出て来た。

庭園餌場を通過しながら見るとまた水容器が蹴飛ばされている。大体誰の仕業か見当はついているが本当に腹立たしい。明朝にはまた蹴飛ばされるとは思うが一応水を入れておく。

雨天餌場に行き、3枚重ねの新聞紙を広げる。コロンもトニーも来ていないが缶詰を3個開ける。ポオとタビー用には薬入りの缶詰だ。タビーはあんまり食べない。

そこへJ先生が車でやって来た。給餌を続けながら今後の捨て猫対策などについていろいろと話し合う。うまい解決策はオイソレとは見つからないが。

コロンもトニーもやってきたのでもう1個缶詰を開ける。
ゲンキが軽く唸っているので見ると、トラックの下にシルバーがいる。2人でシルバーのところへ行こうとするとゲンキがものすごい唸り声を上げる。止めさせようと寄って行ったがすごい勢いでシルバーを追いかけシルバーに馬乗りになって苛める。

2匹はもつれ合いながら庭園餌場を通って踊り場の方へ。我々も追いかけるが、踊り場ではゲンキが澄ました顔をしている。シルバーは山の中に逃げ込んだのだろう。

J先生にはゲンキを雨天餌場の方に引きつけていてもらい、私は石垣の雨のかからないところに薬入りの缶詰肉を置いておくことにする。一応「シルバー!シルバー!」と声を出しておく。するとその声を聞きつけたのかまたしてもゲンキがやってきて缶詰肉を食べようとする。

重た〜いゲンキを抱え上げ雨天餌場まで運ぶ。あ〜〜重かった!私が雨天餌場に戻ると猫たちも戻って来た。

シルバーがあの缶詰肉を発見して食べていてくれるといいのだが・・・そう思ってしばらく時間を取る。猫たちもみんな食べ終えたので餌場を片付け、出発する。正門前でJ先生の車を一旦降り、石垣を見に行くと、缶詰肉は手付かずだった。ガッカリ。更にカリカリを足しておく。シルバーが食べてくれるといいのだが。怪我をしていなければ1日くらい食べなくても大丈夫だが、薬を入れてあるので是非餌を食べてほしい。


2005年12月06日(火) 9匹に給餌。コロン欠席。新猫シルバーは耳に怪我。

今日の日中はものすごく寒かったが、夜に入ると風がないのでそれほどでもない。4号棟植え込みにピーチはいないなあと思いながら歩いていると鳴き声が聞こえる。3号棟の東寄りの植え込みから出て来た。道路を渡って来たが、すぐにまた1号棟側へ渡り道路の両側を一緒に歩く。

1号棟前駐車場へ行くと花子が走り出て来た。大型車は戻っていてしかも駐車したばかりのようで車の下はとても暖かい。缶詰を与えているとピーチもやってきた。

山手に行くと、昔のようにポオとタビーが側溝の中に入っていた。みんなで一緒に庭園餌場に向うが、ワカメと並ぼうとするタビーにワカメは冷たい。コロンとトニーがいない。

新聞紙を3枚重ねにして缶詰を与える。ポオとタビーには薬入りのおいしい缶詰を与える。

ゲンキが唸るので見ると飛び石の傍に一昨日の新顔、シルバーがちょこんと座っている。そこで缶詰を丸々1個飛び石餌場で与えると、全く逃げずに食べ始めた。

餌場では、缶詰を嗅ぎ付けて本館の方からトニーがすっ飛んできた。タビーは缶詰を少ししか食べずヒックヒックして水を飲んでいる。水といえば、容器に泥が入れられていた。週末を除き誰かに毎日蹴飛ばされるのか大抵は空っぽの容器が転がっている。きれいに洗って新鮮な水を入れると猫たちはゴクゴク飲む。

タビーはしばらくバッグの傍に座っていたが「猫庭園」内に入った。見に行くと木で爪とぎをしていたがハウス2号に入った。

シルバーはよほど空腹だったのだろう、缶詰をきれいに平らげている。そこでカリカリも与えることにする。

デジカメを忘れてきたので写真を撮ることはできないがしっかりシルバーの顔を見る。

ハウスを見に行くと昨夜と同じく2号にタビー、4号にポオ、1号にワカメが入っている。ライトを当てて猫たちの顔をよーく見る。

カリカリを食べているシルバーの顔にもライトを当ててみる。ん?左耳の後ろが赤いような。よく見える位置からライトを当てると、なんと!喧嘩をしたのか3センチ四方くらい皮膚が剥けて真っ赤ッかだ。

驚いたが、まだまだ警戒しているので捕まらないし、それにあの食欲なら大丈夫だろう。明日からは彼(彼女?)にも消炎剤入りの缶詰を与えよう。傷は真新しいから今日やられたのかもしれない。一昨日の写真を見ても左耳の後ろがどうなっていたかはっきりは分からないが、あのときには何でもなかったように思う。

大切に飼われていた猫のようなのにこの寒空に外に放り出されて飢え、しかも他の猫(犬?)にひどく噛まれているのだ(怒)。未手術のメス猫でないことを切に祈る。

アドバイスを得ようと犬山動物病院に電話してみたが診療時間はとっくに過ぎているので留守電になっていた。残念。

餌場を片付ける。缶詰はまだ残っている。ゲンキが食べていたが、ん?という顔をするので見るとシルバーが食べ終えてゆっくりと踊り場の方へ向って去っていくところだった。山の中に隠れていたのかもしれない。猫たちの晩餐が始まったので、山から出て餌場に来たのだろう。

怪我しているシルバーやヨボヨボしてきたタビー。本当に心が痛む。

1号棟前駐車場を通るが花子もピーチも出てこなかった。

帰宅してPCを開けると昨日の昼間にJ先生が撮ったタビーと思しき「惨めにやせ細ったキジトラ」の写真が送信されていた。開けてみるとこれは間違いなくタビーだ。本当にビックリするくらいやつれている。夜には被毛もぴかぴかしているように見えるが本当は確実に弱ってきているのだろう。ひとまずページをアップした。


2005年12月05日(月) タビーを含め8匹に給餌。トニー欠席。

夕方J先生から電話があった。昼間にタビーが出てきたのを見たらものすごく惨めに痩せていたとのこと。カリカリは食べず缶詰はたくさん食べたが、口内炎がひどいらしく口の中がどうもおかしい。被毛も逆立ってすこぶる汚い。そこで薬をもらってこようと思うが、という話だった。

J先生がタビーに会うのはそれこそ2年ぶりくらいだ。私が夜に写した写真から3日目にしてずい分なやつれようでショックを受けたという。

電話をしながらタビーがいるかどうか餌場に見に行ってもらうとキジーもタビーも出て来たとのこと。そこで見るタビーは私の写真通りでそこそこ元気な様子。昼間の猫とは同一とは思えないという。携帯で写したという昼間の惨めなキジトラの写真を送信してもらう約束をしてひとまず電話を切った。

缶詰しか食べられないタビーのために他の猫たちにも缶詰を与えることにする。ポオとタビーの為にたっぷり消炎剤を混ぜた「おいしい缶詰」も用意して出かける。

ピーチは4号棟脇の植え込みから出てきて一緒に1号棟前駐車場へ。花子は東端の車の下から出てきて「ここで」という。缶詰1個分を与える。ピーチは花子と一緒に食べる気はなく私と一緒に山手へ。

階段を上がるとコロン、ワカメ、ゲンキ、茶々の4匹が集まった。餌場に行くと横のハウスからポオとタビーが出て来た。餌場にはJ先生が与えたカリカリがたくさん残っていた。キジーもトニーも食べたのだろう。トニーは北門外の公園や、スカイラインの北側で目撃されているというから、やはり6時半ごろのM上さんの餌にありついているのだろうと思う。M上さんはとにかく気前がよくておいしい缶詰をどっさり与えるので、きっと猫たちに大人気だ。

土曜日にはタビーのことを気にもしていなかったピーチだが、今夜はハウスから出て来たタビーを見咎めて肩を怒らせて唸る。割って入ってピーチを宥めるとすぐに治まった。

缶詰を3個開けて与える。ポオとタビーには薬入りの缶詰を食べさせる。たまたまチーズ片入りだったのでタビーは滑らかに飲めこめずケッケッと口元をカキカキしている。が、結局全部食べ甘えていたが写真を撮ろうとしているとハウスに戻ってしまった。

見に行くと2号にタビー、隣の4号にポオ、離れて2号の古ベッドにワカメが入っていた。それぞれ写真を撮って更新しておいた。

餌場を片付けピーチと一緒に帰る。


2005年12月04日(日) タビー、キジーを含み10匹に給餌。新猫現る!

今日は冷たい雨が降り続いたが夜になって止んだ。ピーチは4号棟脇の植え込みで待っていた。一緒に1号棟前駐車場へ向うが、途中ピーチは落ち葉トイレを使用。1号棟前駐車場に近付くと花子が鳴きながら跳び出して来る。こ様子では昨日はどこにいたのか餌にはありついていないようだ。車の下に新聞紙トレイを敷き缶詰とカリカリを与える。

山手に行くとポオを除く5匹が集まってきた。庭園内に入るとワカメとトニーが明らかに寄り添って歩く。そうか、ワカメは家出して久しいタビーより若いトニーに心変わりしたようだ。

雨天餌場に向うとポオがハウスから寝ぼけマナコで出て来た。タビーはどうしたのかな?と思っていたら遅れてポオと一緒に雨天餌場にやってきた。キジーも来ている。

タビーだけに隅っこで缶詰を与えようとしていると忽ち他の猫たちに囲まれる。タビーの口に入るように努めたが、毎日缶詰をたくさん持ってこようと思ったのを忘れていた。タビーにだけ、ポオにだけ缶詰を与えるというのはなかなか難しい。猫の数は減っているのだしいっそのことみんなに缶詰を振舞った方が平和的だ。

ワカメとタビーは決して仲良くない。唸りあったりしている。
ワカメは横で食べていた茶々にいきなり叩かれてムッとして雨天餌場を出て行った。ベランダの下にいるかな?と見に行くといた、いた。寒いのに。

タビーは水を飲みたかったようだが、給餌に手間取り水替えを済ませていなかった。その間にタビーはさっさと立ち去ってしまう。

ゲンキが盛んに外を気にするので見てみると、なんと我が家のトムのような柄(つまりアメショーミックス)のころっとした猫が来ている。

例によってゲンキが派手な唸り声を上げる。構内に響き渡るその声に驚いた他の猫たちは一斉に餌場を飛び出し散り散りになった。

どこの通りすがりの猫かしらないがお腹を空かせているのだろうと容器を持って近寄るとトラックの下に入ってしまう。ゲンキに追われて本館前庭園に逃げ込んでしまった。ころっとした体型の中型の猫だ。若くはない。

本館前庭園に近付いてみると、さっきの猫が植え込みの脇でじっとしている。写真を撮り、歩道にカリカリを盛っておくとしばらくして出てきて食べている。なんとなくおっとりした猫だし生粋の野良とは思えない。週末だし、また捨て猫か?!然し何もこんな急に寒くなった雨の日に捨てなくてもいいだろうに。

然しこれまでにも何匹もの成猫がフラリとやって来ては先住猫に威嚇され住みつくまでには至らなかった。この猫はどうだろう。一応、その外観から【シルバー】と名付けた。明日もいるかどうか分からないが。

雨天餌場を片付け、ハウスを見に行くと2号にタビーが入っていた。他のハウスは空っぽ。私が見に行ったせいか、タビーが出て来た。出てこなくてもいいのに。そして本館前庭園へ入っていった。少し離れたところでは【シルバー】がまだ食べている。

1号棟前駐車場で新聞紙を引き上げているとピーチがやって来た。カリカリがまだあったのでそれを食べ始めた。そして追ってこなかった。


2005年12月03日(土) 7匹に給餌。花子欠席。タビー出席

今夜はうんと遅くなってしまった。5号棟の階段を上がっていると後ろからピーチの鳴き声が追ってきた。待っているとピーチがやって来たが、通行人があったせいか4号棟の方へ行ってしまった。

1号棟前駐車場へ行くと土曜日のせいか車が少ない。いつもの大型車もない。花子はおらず、山へ向って呼んでみたが出て来ない。帰りにまた捜してみよう。

山手へ行くと、タビーが真っ先に階段を駆け下りて歓迎してくれる。今夜はタビーの娘のコロンもいる。餌場に行く時、一瞬ワカメとタビーが並んだが特に仲良くする風でもない。

新聞紙をカリカリを与えるのはいつも通り。缶詰は持参しているが花子の為に用意したモノをバッグの後ろでそっとタビーに与える。が、忽ち他の猫たちも群がる。ピーチもやって来たが、食べずに水を飲んだり寛いだりしている。タビーとは余り面識がないはずだが唸り合うこともない。ピーチはPハイツ内では伸吉相手に華々しい喧嘩を繰り広げているというのに。久々に猫たちの様子をデジカメに収めた。

水を替えている間に他の猫たちは離れてタビーはゆっくりひとりで缶詰を食べている。半分くらい食べて満足したようだ。私の傍で甘える。娘のコロンは「父帰る」を歓迎している。

タビーは高齢猫特有のヒックヒックを始める。抱っこしてハウスのところまで連れて行く。2号のベッドに入れてみた。しばらくじっとしていたがベッドの中をクンクン嗅いで出て来た。そしてなんと、トットコ歩いて3号の発砲スチロールベッドの中に入った。やっぱり古巣に戻ってきたのだ。デジカメで写真を何枚か撮った。

ワカメは早めに立ち去ったきりどこへ行ったのか分からない。ポオも通路を行ってしまった。

餌場を片付けて帰ることにする。コロンが少しだけ従いてくる。ピーチは当然一緒に帰る。1号棟前駐車場では探したり呼んだりしてみたが花子の反応はない。よもや、と思い、「プリンス猫階段」へ行ってみるが気配はない。ピーチはずーっと従いてきている。7号棟を回り、5号棟のプレイロットのベンチに座ってピーチを膝に乗せる。目やにがこびり付いているので取ると痛いらしく嫌がるが宥めすかして全部取る。

ピーチは膝乗り猫でとても甘えん坊だ。伸介もすごく甘えん坊。2匹ともこのPハイツのどこかの家で目いっぱい可愛がられて飼われていたはずなのに、本当にかわいそうだ。

ロンの里親募集記事が金曜日配布の「週間すまいる情報」に載ったが今のところ全く反応がない。

サミーの脱出防止、台所侵入防止のため、11月29日に大枚7万円余をはたいてアコーディオンカーテンを2箇所に付けたのだが、サミーは2重になっているビニールカーテンを小さい細い頭で押してあっという間に通過してしまった。7万円はパーだ。家が狭くなっただけに終った。効果を持たせるには更にベビーフェンスなどをカーテンの前に付けて通り抜けを不可能にさせるしかない。疲れるったらない。


2005年12月02日(金) 7匹に給餌。コロン欠席。キジー出席。タビーが戻る!

早めに家を出る。さっきまで降っていた雨は上がっているが地面は濡れている。4号棟脇の植え込みからピーチが出て来たので一緒に1号棟前駐車場へ行く。いつもの大型車の下で缶詰とカリカリを与えておく。

山手に行くとタビーが当たり前のような顔をしているではないか?!去年の8月、プリンスが亡くなった直後の訪問以来だ。みんなと一緒に庭園に入る。キジーもいるが喧嘩はなし。雨は上がっているが餌場は濡れているので容器に水だけ入れて雨天餌場に行く。

タビーも当然のようにしかも慣れた風で従いてくる。キジーは階段下のスペースに上がって待っている。コロンが来ていないが新聞紙を敷きカリカリを与える。タビーはカリカリには見向きもしない。

タビーのお腹は膨らんでいるし、元気そうだ。既に若竹山手で給餌されてきたのだろう。みんなが食べている間、タビーの写真を撮る。

入り口に小さめの茶羽ゴキブリが現れたので長靴で踏んづけていると、振動を感じたキジーが慌てて餌場から降りて逃げる姿勢をとる。宥めるとまた上がって食べている。ポオとキジーが喧嘩せずに並んで食べている。平和、平和。ワカメはいつものように早めに出て行く。「父帰る」なのに冷たいもんだ。

みんなが一応食べ終わったのでカリカリをまとめていると初めてタビーが食べたそうにするがとても食べにくそうだ。そこで手持ちの小缶詰を出すとみんなもワッと集まってきたがタビーの口には一応入った。すると大した量でもないのに以前よりもお腹が膨らみ、すぐにのっしのっしと庭園通路の方へ歩み去る。なんだかハウスの方へ行ったような気がする。

特に弱っているという風ではないのだが、年取ったので古巣へ戻って来たという感じだ。明日もいるかな?


2005年12月01日(木) 8匹に給餌

1号棟前駐車場でも山手でもいつもと全く同じ。


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