つれづれ日記
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2005年09月30日(金) 9匹全員に給餌。

昨日と同じくピーチは3号棟生垣から出て来た。花子は1号棟前駐車場にいて2匹にそこで給餌。

山手猫は残りの7匹全員が出てきて大歓迎してくれる。ポオに投薬を試みるが抵抗激しくなかなか口を開けない。なんとか入れたがどれだけ入ったやら。しばらく投薬するのを怠っていたらもうポオはかなり臭くなっている。やはり1日置き、少なくとも3日にいっぺんは投薬をし続けないといけないようだ。

昨日まで漂っていた変な臭気は一掃されている。昨夜J先生に訴えたので昼間に水でも撒いてくれたのかな。

コロンが盛んにワカメに甘えていたが、私が餌場を片付けている間にワカメはいなくなってしまった。餌場にしゃがんでいると猫たちが回りを取り囲む。コロンはゲンキに寄り添ってみたり、茶々にくっついたりする。茶々は変な顔をしてコロンを見ていたがいきなり爪を出してコロンをパンチする。本当にいじわるだなあ。これではメス猫たちが離れていくのも無理はない。5年以上も顔見知りなのにどうして仲良くできないのか?

帰りに1号棟前駐車場を通ると花子とピーチが跳び出してきた。またカリカリを与えておく。


2005年09月29日(木) 9匹全員に給餌。

ピーチは3号棟生垣から出て来た。花子はいないだろうと思ったが1号棟前駐車場前を通りかかると中ほどの車の下から花子が出て来た。そこで2匹には車の下で給餌する。

山手に行くと久々にコロンが待っていた。良かった!これまでは満腹で出てこなかったのだろう。今日はそこそこよく食べていた。

もう少し与えようと容器を取り出したところワカメの頭に当たった。するとその弾みに猫たちがパーッと四方に散る。他の猫たちはすぐに戻ってきたがワカメは「猫庭園」に跳び込み、しばらくじっとしていたがそのまま消えてしまった。気位の高い猫だからまた気を悪くしているのだろう。

カリカリをまとめていると、車が正門を入ってくる音がする。植え込みをすかしてみるとどうやらJ先生がやってきたようだ。J先生はものすごく多忙な様子が伺えるが業務連絡もあるので今夜あたり会えるのではないかと踏んでいた。

案の定、J先生は所用の途中で立ち寄っただけで「積もる話」をしている時間はないのだが、それでも何とか必要な話をすることはできた。

J先生が去った後、餌場を片付け踊り場に行くとポオや茶々、ゲンキが集まっている。

1号棟前駐車場を素通りすると、ピーチと花子がいたらしく2匹が追いかけてきた。そこで少し戻ってまた車の間にカリカリを少々置き、花子に与える。ピーチは私の後を追う。

「プリンス猫階段」に回ってみる。ピーチも付いてきた。昨日のトレイは無くなっている。S内さんに電話すると今朝は既にトレイはなかったとのこと。そして夕方花子か伸介、どちらか定かではないがそんな柄の猫を見かけたのでカリカリを車止めに置いたという。ライトで照らしてみると食べ散らかした形跡がある。伸介かもしれないな。

ピーチは小学校の裏門から校庭に入っていきなり駆け出してどこかへ行ってしまった。


2005年09月28日(水) 8匹に給餌。コロン欠席。缶詰の日

ピーチは3号棟生垣から出て来た。ピーチと花子用に缶詰2個を開けタッパーに詰めてきたのだが、1号棟前駐車場に花子はいなかった。帰りに「プリンス猫階段」へ寄ってみよう。

庭園餌場では風があるので新聞紙3枚重ねの四隅に缶詰を置き重しにする。タッパーの中身を空ける。後2缶開けて与えるがみんな既にお腹が丸いのでこれ以上開けるのは止める。安物の缶詰がお口に合わないポオさまのためにカリカリも出す。みんなもカリカリを食べる。コロンがまた欠席なので猫は7匹。

食べ終わったハイシローの後姿を見ると真ん丸に膨らんでいる。やはりこの前に大分食べているな。

いつの間にかいなくなっていたワカメがまた戻って来た。みんながまたひとしきり食べる。一段落ついたところで餌場を片付ける。

この辺りに1週間ほど前から漂う怪しい臭気がどうにも気になる。長くいると気分が悪くなってくる。道路側庭園の奥に台地のようになっている場所があるので餌場をそちらに移動しようかと思ったりもしている。そこでチェックしに行ってみる。草が刈り取られた直後の今はそこに行くのに問題はない。早速ゲンキが付いてくる。

ワカメはまだまだ可愛がってもらいたいようだが、花子を探しにも行かなければならないし、猫たちにバイバイする。

ピーチが追いかけてきてその勢いで山の木によじ登る。元気いっぱいだ。ピーチを連れて「プリンス猫階段」側へ曲がる。しばらく行くとニャーと声がして花子が現れた。こんなところにいて餌にはありついたのかなあ?

コロちゃんやノンちゃんの餌場だったところで缶詰を1缶開けトレイに入れると早速食べ始めた。トレイは明日夜引き上げよう。

途中まで付いてきたピーチは7号棟の途中で何かを見つけたらしく、住宅前の植え込みに入って行ったようだ。もう付いてこない。


2005年09月27日(火) 8匹に給餌。コロン欠席。

1号棟前駐車場で昨日と同じくピーチと花子に給餌する。

山手に向うと、工房側の大木の根方にトニーと思しき猫が座っている。何と珍しいこと!トニーを呼び、「山手猫階段」で待機していた猫たちと一緒に庭園餌場に向う。

餌場の隅に何かベットリしたものがこびり付いている。鳥の糞かと思ったがそんなものでもなさそうだ。草をむしってそれで拭い取ろうとしたがダメだった。ま、そんなに邪魔にもならないので放置。

猫たちは食欲がない、と思ったがどうやら既に給餌された模様だ。みんなお腹は丸々している。

気付くと猫たちは去り、私の左右にハイシローとワカメが残るのみ。ハイシローを可愛がっているうちにワカメは気を悪くしたのか、本館前庭園の方へ走り去る。最近ワカメは「猫庭園」ではなく、その方向へ行くのだ。

後を追ってみるがもうワカメの姿はない。私が動いたのでハイシローも付いてきたし、どこからかポオとゲンキも出て来た。さて、ワカメが帰ったから私も帰りますよ。門扉の中に茶々がいた。

そ知らぬ顔をして1号棟前駐車場を通過しているとピーチに呼び止められた。一緒に歩いていると、自販機のところで花子が鳴きながら出て来た。あれ〜?こんなところまで?花子があ?といぶかしがっていると、向こうから歩いてきた女性がこちらを見て挨拶している。ハテ?誰だろか。

ノンちゃんの飼い主S内さんだった。猫2匹を連れて歩いている人など、S井さんしかいないと思ったとのこと。S木みちよさんは飼い猫ふうちゃんを連れて歩いていたが私も遂にそのようなことになってしまった。押しも押されもせぬ「猫おばさん」か。

花子を小学校のプール側で見かけたとS内さんは言う。ともかくそちら側へ歩いて行くことにすると、花子はもう勝手知ったるエリアみたいにトットコ歩いていく。S内家の車留めの上にカリカリ少々を置くと花子は食べ始めたが、もう特に空腹というわけではなさそうだ。

隣の車が帰ってきたのでその場所を離れる。もし花子が「プリンス猫階段」に住み着くようなことがあればと、S内さんによろしくお願いする。以前私の後を追ってここまで来た、花子の母親小桃は、その頃ここで番を張っていたコロちゃんにこっぴどく追い払われたものだった。哀しいことに今は小桃もコロちゃんもこの世にいない。

S内さんに別れを告げて、さてピーチは?と探すと小学校の裏門から飛び出してくる。ずーっと一緒に歩き(ピーチはドドドッと走っては止まり、を繰り返すが)5号棟階段上まで来た。そこで一休みしてピーチを可愛がる。

10分ほどして立ち上がるとピーチは不満の声を上げる。が、もう付いてくることはせず見送ってくれる。


2005年09月26日(月) 8匹に給餌。コロン欠席。キジー出席。

ピーチは今夜も1号棟前駐車場にいるのかと思ったら3号棟生垣から出て来た。目やにを拭き取り、先を急ぐ。

1号棟前駐車場中ほどの車の下から微かな鳴き声がして花子が出て来た。東の端っこの車と車の間に誘導してカリカリを与える。ピーチもここで花子のお供をするらしいのでピーチの分も盛る。

山手に行くと猫たちに大歓迎された。ワカメは山から、トニーは庭園内からそれぞれ別々に駆け寄ってくるが、踊り場で合流し頭を並べて通路を歩き餌場へ向う。キジーもやってきた。

しばらく前から餌場付近広範囲になんとも言えない匂いが漂う。薬品のようであるがもう少し有機的なような・・・消毒薬や農薬の類ではないと思うのだが。いずれにしても長く嗅がされていると気に障る匂いだ。

今夜も猫たちはよく食べる。コロンが欠席で山手猫はここには6匹だけ。花子とピーチはこれからも1号棟前駐車場で食べてここに来ることは稀になるだろう。するとキジーを入れても8匹。コロンとキジーは欠席がちだから6匹で当たり前ということになるのか。現在我が家にいる7匹より少ないではないか。みんな里子に行ったわけではなく、何故か各所に散らばってしまった結果だ。

十分に餌があるのに茶々は今日も傍にある顔(たまたまポオだったが)をパンチしている。こういう攻撃がいやで弱い猫たちは次々と引っ越してしまう。

ワカメが餌場に居る間はなるべく一緒にいてあげることにしているが、いつの間にか茶々に追われたらしくいなくなってしまった。ハイシローたちに別れを告げて立ち去る。

1号棟前駐車場の車の下に白っぽいものが見えると思ったらピーチだった。そのまま通過すれば気付かれないところ、わざわざ立ち止ったものだからピーチに見つかってしまった。さっきカリカリを置いたところを見るとまだ残っている。隣の車の下から花子が出て来た。甘えるのでもう少し足しておく。


2005年09月25日(日) 8匹に給餌。コロン欠席。

雨も止み、秋風が吹いている。ようやく汗だくの給餌から解放された。

山手への道路を歩いていると小学校の門の前に怪しいモノがある。立ち止ってしげしげと眺めると、それは小型犬の糞だった。門のまん前にデンとこんなものがあったら明朝集団登校する児童が否応なく踏むだろう。公園下、道路脇の狭い通学路には4箇所くらい毎日同じ犬たちのものらしい糞があるが、バカ飼い主どもはどうしてこんな犯罪行為を繰り返すのか?

更に行くと、ポールの下などに犬のおしっこが水溜りになっている。毎日のことだが、気の利いた飼い主はペットボトルに水を持参し、飼い犬のおしっこを洗い流すという。洗い流すといっても薄めて広げるだけだが、その気配りは評価できるではないか。犬だらけでおしっこは言うに及ばず糞も所構わずさせ放題のパリでは毎早朝、市の清掃車が犬糞を片付け町を洗い流すらしい。(10年間に3度訪れたパリでは特に犬の糞尿などは気にならなかったが、ちゃんと清掃されていたのか。)

日本では税金を使ってのそのような清掃は望むべくもない。ここはやはり各自マナーを守るしかない。出来ればシンガポールのような厳罰で臨んでもらいたいものだ。

んなことを考えながら1号棟前駐車場に差し掛かる。まずピーチが出て来たので一緒に山手へ行こうとしていると、その奥に花子がいた。2匹にカリカリを与え、私はひとりで山手へ。

今日も風があるのでカリカリは直置きする。水を替え、猫たちが食べるのをしばらく眺める。ころあいを見計らってポオを捕まえ膝の上に乗せて投薬する。この薬は本当によく効く。あんなに臭かったポオが今では全く匂わない。我が家の老猫ロミにはなかなか投薬できないが、それでも投薬できた時には効果てきめんだ。若竹山手のアニーもこの薬のおかげであっという間に回復したし。

ワカメは本当にトニーが好きで踊り場から餌場へ向う時もぴったり寄り添って進むし、餌場でもトニーの傍にいる。トニーの方は特にワカメに関心があるわけではなく本質的に穏やかな猫なので攻撃されない限り態度は優しい。が、食べてしまうとさっさと行ってしまう。トニー以外のオス猫たちはすぐに猫パンチを繰り出したりして温和ではない。特に茶々は食べている猫にパンチして餌を奪うのがオハコだ。ポオまでが通りすがりにワカメにパンチするフリをする。

さっきまで見ていた野口みずきのベルリンマラソンのゴールに間に合うかもしれないので少し早めに切り上げる。(結局間に合わなかったが)

1号棟前駐車場を通るとピーチが鳴いて出て来た。そこで目やにをしっかり取り、4号棟脇まで同行する。縁石の上に少しだけカリカリを置くと食べ始めたのでそのまま立ち去る。


2005年09月24日(土) 9匹全員に給餌。またもや台風接近!

一日中雨だが、山手に行く頃には小降りになっていた。家を出たところでサバ白猫が黒猫を追いかけているのに出くわした。黒猫はどこかへ逃げてしまったが、サバ白はその辺りでウロウロしているのでよくよく見ると伸介によく似た(きっと兄弟)伸吉だった。伸吉の方が白い部分が多く見映えは一見、伸介より可愛い。が、M上さんやT水さんの話だと、伸吉はいじめっこで伸介は怯えてしまっているという。そういえば今も黒猫を追いかけていたのだった。

T水家前の自転車置き場で雨をしのぐ格好になったのでライトを当て写真を撮ってみた。ちゃんと撮れていれば後でページを作ってみよう。

そんなことをしていたのですっかり手間取ってしまった。ピーチは3号棟生垣から出てきて小学校前の溝でおしっこをし、付いてきた。

1号棟前駐車場の中ほどの車の下から花子が呼ぶ。トレイを2枚用意してきたので、カリカリを盛りその車の下に置く。ピーチと花子が早速食べ始める。

山手へ行ってみると小雨ではあるが、猫たちが濡れながら待っている。慌てて雨天餌場に行き、カリカリを与える。特にポオがびしょ濡れだ。これから寒くなるのだから、どこか私が来たのが見えるところででも雨宿りをしていてもらいたい。

ワカメは殆ど食べずに出て行ってしまった。ハイシローは食べたかと思ったら全部吐き戻してしまった。食べすぎかな?以前は茶々がよく吐いていたが。

食べている時にゲンキの背中を触ったらいきなり左手の小指に噛み付かれた。勿論加減しているので傷にはならなかったが驚いた。ゲンキはしばらく前からとても気が荒くなっていて、不用意に触ると足などに噛み付く。人間大好き猫だったが、犬を見かけると激しく威嚇するので犬散歩人などに虐待されたのかもしれない。家庭でたっぷり愛情を注がれていればこんなことにはならないのに。

餌場を片付けて外へ出る。ゲンキが坂下まで付いてくる。1号棟前駐車場へ行き、トレイを回収しているとピーチが出て来た。トレイに少し残っていたカリカリを与え、ピーチが食べている間に立ち去る。


2005年09月23日(金) 9匹全員集合。キジー出席。

ピーチは1号棟前駐車場にいたが花子はいない。しばらく佇んでいると遠くから鳴き声が聞こえる。どうやら花子が山の石垣の上から鳴いているようだ。何分ここは駐車場なので車が出入りするため、ゆっくり待っていることができなかったらしい。

ノンビリ道路をこちら側に渡ってくる猫がいる。花子にしては大きいと思っていたらゲンキだった。花子の鳴き声を聞きつけてやって来たのだろう。

花子を工房側石垣に誘導し、そこにカリカリを置きすぐに離れる。山手猫たちが続々とこちらに向ってくるのをUターンさせ、庭園餌場に導く。みんなにカリカリを与え、水を替える。キジーはいつもより近く私から僅か20センチほどのところで待機していた。後1年もすれば触れるかな?ダメかな?

餌場に腰掛けて、急ぎのメールに返信している間に猫たちは食べ終えて、何匹かは去り、数匹が回りで寛いでいる。数匹とはワカメ、ハイシロー、ワカメ一家にゲンキだ。

餌場のカリカリを片付け始めると必ず猫たちが集まってきてもう一度食べ始める。そこでまた食べ終わるまで付き合う。

さてもう帰ろう。「猫庭園池」の傍にポオがいた。階段を下り歩いていると花子が山の上で鳴く。降りて来たのでまた工房側石垣の上にカリカリを置く。さっきの量では足りなかったようだ。山手猫たちに邪魔されなければ、駐車場なんかよりここの方が安全なのだが。

ピーチが途中までついて来たので目やにを拭いておく。


2005年09月22日(木) 8匹に給餌。花子欠席。

1号棟前駐車場に差し掛かるとニャーニャー声がしてピーチだけが出て来た。花子はいない。いつもより少しだけ早めだったが、山の石垣の上にも見当たらない。仕方がないのでピーチを連れて山手へ行く。

庭園餌場でカリカリを与える。新聞紙1枚の上に、縁の内側に沿って継ぎ目なくカリカリを敷く。猫たち7匹がギッシリと頭を並べているのでピーチがもぐりこめる隙間がないと思ったのだろう。ピーチはみんなの輪の外で座って待っている。

ポオを捕まえて投薬をするが段々抵抗が激しくなってきた。今夜も何とかポオの口の中に薬を収めることができた。薬のおかげでポオは太って元気そうだが、アゴから胸、腹にかけて被毛が薄汚れている。

今夜もみんなよく食べたが、一旦食べ終えてもまた戻ってきて食べるので更に足しておく。1kg持参しているが、花子の分だけを残して後は全部放出する。

帰りに1号棟前駐車場で花子を探してみたがやはりいない。一昨日もいなかったし変だなあ。


2005年09月21日(水) 9匹全員集合。

また夕方雨が降ったが山手に行く頃には止んでいた。一応傘を持って出る。ピーチと花子は1号棟前駐車場の車の下にいた。花子がいてよかった!花子には車の下にカリカリを置く。ピーチとは一緒に山手へ。

庭園餌場はそこそこ乾いている。風があるのでカリカリを直置きする。猫たちは今夜もパクパクとよく食べる。ピーチだけはあんまり食べないが他所でたっぷりもらっているのででっぷりと太っている。目やには拭ってもすぐに茶色い涙を垂らす。ゲンキは右目だけだがピーチは両目だから可哀相だ。

何とか治してやりたいがゲンキと一緒で目薬は極端に嫌がるので長期間の点眼は難しい。こんなにこじらせては失明などしないのかと心配になってしまう。

いつものようにハイシローとワカメが私の左右に陣取って寛ぐ。カリカリをまとめていると、しゃがんでいる私の足の下にハイシローも座る。家ではサミーが、私がしゃがむと必ず足の下で寛ぐ。ハイシローの目やにを取る。このように乾いた目やにだと心配しないのだが。

今日は早めに帰途につく。ピーチは途中まで従いてきた。1号棟前駐車場にさしかかるとまた花子が鳴いて出て来た。違う車の下に少しだけカリカリを置くとまた食べ始めた。

今日は水曜日で缶詰の日だったことに帰宅してから気が付いた。が、雨が降ってくるやもしれず、カリカリだけでよかったと思う。

*****

これを書いているパソコンデスクの横に猫トイレがある。そこへシルビアがやって来て(エリザベスカラーは今朝外した)、トイレの中に入り、背面のクローゼットの扉にお尻を向け尻尾を立てる。ん?怪しいゾ。シルビアが去った後を見ると液体が床にこぼれている。しっかりスプレーされてしまった。これは初めてじゃないな。掃除してフェリウェイを噴霧するが、その匂いに人間が咽んでしまう。

シルビアをケージに入れることも考えたが、ケージの中から四方八方にスプレーされても困るし。老ペット用のおむつか?全く困ったものだ。シルビアは美しい猫だから1匹で大切に飼われれば多頭飼いストレスによるスプレーもなくなるとは思うが、我が家の現状ではどうしようもない。トホホの極みだ。


2005年09月20日(火) 8匹に給餌。花子欠席。

午後から雨が降り出し、その後降ったり止んだりしている。山手に行く時間にもパラパラとではあるが降っている。ピーチは3号棟生垣から出て来たがそのまま誘導する。

1号棟前駐車場で花子は待っていると思ったのにいなかった。ピーチが車の下にもぐりこんでいる間に山手に行ってしまう。

「山手猫階段」には茶々とポオが待っていたが当然すごく濡れている。みんなが跳び出してきたのでゾロゾロと引き連れて雨天餌場へ行く。ゴキブリの小さいのも一緒に上がろうとするので長靴で踏んづけて退治する。

新聞紙を2枚広げその上にカリカリを置いていると通りかかった車が通過しかけて停まった。ここが雨天餌場だと知らない教員の車なのだろう。私が立ち上がると、猫たちを相手に誰が何をしているのかが分かったようでそのまま発進して行ってしまった。

タオルを持参するのは忘れたがティッシュをたくさん持っていたので猫たちの背中を拭く。ポオが一番ひどく濡れている。

ピーチがやって来た。ピーチの背中はさほど濡れていない。ポオたちは雨の中いつも通りじっと「山手猫階段」で佇んでいたのだろう。

ワカメが出て行き、コロンも真ん前の車の下に入った。猫たちは今日もよく食べる。餌場を片付けて去る。まだ少し降っている。

帰りには1号棟前駐車場で花子が待っているかと思ったがいなかった。どうしたのだろう?


2005年09月19日(月) 9匹全員集合。キジー出席。シルビアのストレス

シルビアの結膜炎はアンディだけでなくミーシャにまで移ってしまった。ミーシャはカラーをしているシルビアの目を盛んに舐めて慰めていたから移るのも無理はない。が、幸いなことにミーシャはシルビアのように後ろ足の爪で目を引っ掻いたりしないから治るのも早いだろう。

シルビアはずーっと以前からベッドに枕があるとその上に必ずおしっこをしていたので、息子と私の枕は起きるとすぐにしまうようにしている。夫の枕の上にはペットシーツを掛けているが毎日のようにその上におしっこしている。

息子は時々枕をしまい忘れるがそういう時には必ずシルビアにおしっこされてしまう。今朝もしまってある枕が何だか匂うので洗濯をしたが、まだ何だか部屋が臭い。敷きパッドに鼻を付けてみるとここだ!シルビアは敷きパッドにおしっこしているのだった。その敷きパッドには以前おしっこされたのだが、いくら洗濯しても本猫の鼻には自分のおしっこの匂いがするのだろう。これではいくら洗濯しても無駄だ。腹立ちもあってその敷きパッドは捨てることにした。

敷きパッドの下には敷き布団くらいの厚さの羊毛敷きパッドが敷いてある。防水でもない薄い敷きパッドからはおしっこが洩れて羊毛敷きパッドを汚しているに違いない。勿論また洗濯だ。只、いくら洗濯してもまたおしっこされるかと思うとウンザリだ。

その上、リビングのオーディオボードのガラス戸にしばらく前から粘着性の変な液体が吹き付けられているのを発見。これもシルビアのスプレーだった。今朝もたっぷり吹き付けられている。ベッドへのおしっこと相まってすご〜く暗い気持ちになる。

このようなスプレー防止のフェロモン噴霧剤、「フェリウェイ」の効能書きをよく読んでみると、発情期の他にストレスがかかった場合、猫がこのような行動をするとのこと。猫がスプレーしなくなるまで毎日1回フェリウェイの噴霧を続けるべし、とある。

シルビアはソファの後ろの壁や部屋の隅っこの壁など目立たないところに以前からスプレーしていた形跡がある。故ファビは病気のせいで家中にウンコ(汁)を撒き散らす子だったが、シルビアはオシッコを撒き散らす。ファビは本当に苦しそうだったのでべっドをウンコまみれにされても叱る気にはなれなかったが、シルビアのスプレーにはほとほと参る。

しつこい結膜炎といい、仔猫たちが3匹も増えたのがそれほどストレスだったのだろうか?新入りによるストレスではトムのことばかり心配していたのだが、今のところトムは血尿も出さず頻尿にもなっていない。然し、狭いマンションに7匹もいるのはやはり多すぎるのかもしれない。というわけで私は今日一日中不機嫌で家族に当たってしまった。多頭飼い崩壊の始まりか?

*****

山手に行く前にポオ用の薬を用意する。ついでに老猫ロミにも投薬を試みるがなかなか手ごわい。口の中に入ったのに泡と一緒に吐き出そうとする。よく効く薬なのに。

ピーチは3号棟生垣から出て来た。2日取らないと目やにがこびり付いてなかなか取れない。目薬をものすごく嫌がるのでこうやって指で目やにを取り続けるしかない。ゲンキは右目だけだが、ピーチの目はひどい。

1号棟前駐車場に行き、しばらくキョロキョロしていると花子が別の車の下から出て来た。端っこの黒い車の下で花子とピーチにカリカリを与える。昨日と同じくはみ出ているピーチの巨大なお尻を車の下に押し込むがどこかにつっかえてなかなか入らない。体重もすごく重く10kgくらいになっているのではないか。

道路を渡るとゲンキと茶々がお迎えに出てきている。庭園餌場に行きカリカリを与える。キジーも通路で私を出迎える。通路でハイシローの足を踏んでしまい、ハイシローは派手な叫び声を上げる。コロンがいないがみんなよく食べる。今日はポオに投薬だ。膝に乗せると爪を出すが一昨日切ったのでエプロンに引っかからない。すごく抵抗するが口の中に入った。我が家の老猫ロミよりよほど素直だ。降ろすとそのままカリカリを食べ続ける。

ふと見るとハイシローは私のそばに来ず、少し離れたところで寛いでいる。ハイシローを呼び、私の傍に来るように手招きしているとワカメがヤキモチを妬いて自分にも話し掛けてほしいと要求する。そこでワカメを可愛がっているといつの間にかハイシローが私の横に来てもたれかかっている。

キジーが食べ終わり、通路にしばらく佇んでいたが珍しく「猫庭園」に入っていった。その前後にニャッ!という声が3度して、もしや捨て猫か?!とゾッとしたのだが、どうやらキジーが変な鳴き方をした模様だ。ホッ。

餌場を片付けているとコロンがやって来た。コロンはこのところゲンキに甘える素振りをする。コロンは母親や兄もいるせいか度胸が据わっておりなかなか頼もしい。

猫たちに別れを告げて立ち去る。ゲンキが正門前まで従いてきた。1号棟前駐車場にはもう花子もピーチもいなかった。


2005年09月18日(日) 9匹全員集合。キジー出席。

ピーチは1号棟前駐車場の車の下から出て来た。花子はどうかな、と思っていたら微かな鳴き声がして花子も出て来た。端っこの黒い車の下にカリカリを置き花子に食べさせる。

ピーチだけ山手へ連れて行こうとしたが動かないので同じ車の下にもう一山カリカリを盛る。ピーチは道路に向けてお尻をはみ出させて食べ始めた。白っぽい大きなお尻と長い尻尾が出ているので通行人にイタズラされると困る。そこでピーチのお尻を車の下に押し込む。

山手に行くと残りの7匹の他キジーも待っていた。みんなよく食べる。ポオは私と目が合うとまた膝の上に乗せられて嫌なことをされるのでは?と警戒している。

みんなを十分に可愛がり庭園を後にする。

1号棟前駐車場の車の下にはもう花子はいなかったが、反対側の端っこの縁石の上にピーチが座っていた。目やにをしっかりと拭き取り一緒に4号棟横まで行く。そこでまた可愛がってから別れを告げる。ここまで来るともう追ってこない。


2005年09月17日(土) 9匹全員集合。

3号棟前を通ると微かに猫の鳴き声がする。呼ぶとピーチが出て来た。目やにを取り、少し可愛がってから山手へ向う。

1号棟前駐車場を通ると花子の声がする。花子は手回しよく昨日の車の下から出て来た。そこへカリカリを置く。ここだとゲンキたちいじめっ子に邪魔されずに心置きなく食べることが出来る。

ピーチと一緒に山手へ。踊り場のM浦さんの水容器が空っぽになって手前に引き出されている。庭園餌場に行くと私の水容器も2個とも空で草の上に転がっている。誰かイタズラしたかな?

猫たちは空腹だったらしくよく食べる。一段落ついたところで、ポオを膝に乗せ投薬する。ものすごく抵抗し爪を出すので痛い。

食べ終わったコロンが道路側庭園へ向かうのをピーチがじっと見ている。視線を感じたのかコロンが振り向くが何事もなかった。

と思いきやいつの間にかピーチは追って行ったらしく道路側庭園から叫び声が聞こえてきた。母親のワカメは娘を助けに行くどころか自分だけさっさと逃げ去る。餌場ではポオだけが我関せずとばかりに食べ続けている。様子を見に行くが猫たちの姿はない。

餌場に戻り、隙を見てポオを捕まえ爪を切る。またもやものすごく抵抗する。以前はもうちっとおとなしく切らせたものなのに。カーッとかシャーッとか威嚇しているつもりなのだろうが、全く迫力はない。前足の爪は全部切り、後ろ足も左側の爪だけ切った。投薬の度に引っ掻かれていてはたまらない。

ピーチが通路脇の植え込みをしきりに覗き込んでいるので、その植え込みの中にコロンがいるのでは?と見に行こうとしたらコロンが反対側から鳴きながら出て来た。抱え上げて餌場に連れて行く。少し食べてからまたどこかへ行ってしまった。ハイシローも顔を撫でさせるので撫でながら目やにを取った。

山手猫たちももらわれたり、引越したり行方不明になったり死んでしまったりでずい分数が減った。然し、ワカメ、ハイシロー、コロンのファミリーだけは最後まで残るのではないかと思う。茶々、ポオ、ゲンキもここの主のような顔をしているからずーっと居るだろう。トニーもずい分強くなったし。

帰りにはゲンキと茶々が正門前まで従いてきたが、ピーチはいなかった。


2005年09月16日(金) 8匹に給餌。ピーチ欠席。キジー出席。

3号棟前を通過するがピーチはいなかった。山手に近づくと花子が山の中から鳴いている。降りて道路を渡ってきたので1号棟前駐車場に誘導し車の下でカリカリを与える。

猫たちはピーチを除き全員集合。キジーもやってきた。ポオに投薬するが今夜はものすごく抵抗した。みんな結構たくさん食べた。

しばらくしてJ先生が車でやってきた。しばらく話をして一緒に山手を出る。


2005年09月15日(木) 9匹全員集合。アニー全快。

午後6時過ぎ、我が家のシルビアとアンディを犬山動物病院に連れて行く。休診日明けだからか犬の患者がたくさん詰め掛けていた。シルビアもアンディも快方に向っているようには見受けられず液体目薬もなくなってしまった。アンディは目を爪で引っ掻かないが、シルビアはエリザベスカラーの上からでも盛んに掻こうとするので当分カラーは外せない。


夜、山手に向う直前、M浦さんから電話がかかってきた。北門外側で給餌しているかりんが昨日、今日と姿を現さず、昨日は水を飲んだ形跡もないという。そこでスカイライン北口で午後6時半に給餌しているM上さんに尋ねたいので電話番号を教えて欲しいとのこと。餌やりさん同士が連絡を密に取り合い猫たちを見守るのはまことに結構なことだ。

今日からやっと気温が下がり餌やり時にも汗だくにならずに済む。3号棟前からピーチを連れて山手へ向う。花子は山の石垣の上にいないと思ったら、「山手猫階段」の方へ降りて来た。みんなで庭園餌場に向う。

今日は風が強くて水容器が飛んでいる。カリカリも直置きだ。花子が後からやってきたのでバッグの遥か後方で与える。しばらく食べていたがワカメと目が合うと忽ち逃げ去る。花子は食べるのが遅いので大分残っている。

教員のK山さんがやってきたのでしばらく話し込む。中学・高等部共に部活の顧問をしているので夏休みはお盆の4日間だけだったとか。淡々とした熱血先生は高感度抜群だ。ハイシローもちゃっかりK山さんの足元にはべっている。

餌場を片付けて踊り場へ向うと通路の途中でピーチがコロンと遊ぼうと跳びかかったらしい。コロンは「遊ばない!」と怒って植え込みの下に逃げ込む。そこへ野次馬のゲンキが駆けつける。

花子の鳴き声がして門扉の前に現れた。するとすかさずゲンキが追っていく。山の中に逃げ込んだのを更に追う。

花子に2度目はもうあげられないな、後でM浦さんに頼んでおこう、と考えながら道路を渡ると山の石垣のてっぺんから花子が呼ぶ。ゲンキが来ないように1号棟前駐車場まで誘導し、車の下でカリカリを与える。

11時少し前、若竹山手へ向う。ガレージ前にいたアニーが私を見て休憩所まで付いて来る。そこへほろ酔い加減のおじさんが通りかかり何か言いたそうにするが構わず通過する。休憩所に荷物を置くとタビーと牛若も駆けつけてくる。缶詰を開けているとさっきのおじさんは立ち止ったまま動かない。

アニーの容器にはシロップ薬を振り掛ける。3匹であっという間に缶詰2個を食べてしまった。ほろ酔いおじさんはやっと振り向きながらではあるが立ち去った。運悪く他の通行人もいなかったので、イヤだったが猫嫌いではなさそうだった。

M浦さんが薄めた牛乳を持ってきた。牛乳好きの3匹はすぐに飲み干してしまった。そのころになってやっとミケも現れたので缶詰とカリカリを与える。アニーたちもまた食べて今夜も満腹だ。

アニーは5日間の投薬ですっかり回復した。明日からはこれまで通りM浦さんがひとりで給餌するというので任せることに。シロップ薬がなくなるまで少しづつ与える。

涼しくなったのでつい話し込んでしまった。その間アニーは一時も我々の傍を離れない。タビーと牛若は行ったり来たり。ニャーニャー鳴きながらこちらへやってこようとしたミケを牛若が追い払ってしまった。いじわるだなあ。

と思っていたら目の前の植え込みの奥でアニーが牛若を攻撃している。遊んでいるのだろうか?

さてアニーたちに別れを告げる。アニー、タビーのファンは多いが餌やりはもちろん、健康にまで気を配ってくれる人はいない。放っておけば死んでしまうところだった。


2005年09月14日(水) 9匹全員集合。缶詰の日

このところ水曜日が雨だったり、私が忘れてしまっていたりで久々の缶詰の日だ。花子用にすぐ与えられるように包みを作る。

3号棟前に行くとピーチがすぐさま跳び出してきた。まず目を拭き少し撫でてから山手へ誘導する。

山の石垣のてっぺんに花子はいなかったが私がキョロキョロしているのに気づいたとみえ、てっぺんに現れニャーニャー鳴いている。花子が降りて来たところでコロンやゲンキが現れ、その後ろから続々と山手猫たちがやってくる。これはマズイ。花子も庭園餌場に誘導しよう。

従いてこようとした花子にハイシローが早速跳びかかる。こういう目に遭うのがイヤで花子(やその他のメス猫たち)は餌場に近寄らなくなってしまった。

風が強いので3枚重ねの新聞紙の四隅に缶詰で重しをする。缶詰は8匹に対し7個開けた。カリカリも少々。ポオは、薬入りではあるがもっと高級な缶詰をしばらくの間食べていたので、この缶詰はお気に召さない。むしろカリカリを食べている。

オヤ!花子がやって来た。が、ピーチがじっと凝視しただけで踵を返して行ってしまった。「猫庭園」の中にまだいるだろう。
他の猫たちがパクパク食べている間に、花子用の包みを持って通路を行くとやっぱり。「猫庭園」の中から花子が飛び出してきた。門柱の上に花子の餌を空ける。これで安心してゆっくり食べられるだろう。

餌場に戻りみんなの食べっぷりを観察する。みんなが満腹して餌場を離れたので片付ける。猫たちに別れを告げ通路を行くと、門柱の上に白黒縞猫がいて食べている。アレレ?花子は十分に食べたのだろうか?

ピーチかと思ったらポオが上っているのだった。ポオが木登りしているのは見たことがないが、こんなに高くまでポオも上れるんだ!見ると缶詰肉はなくトッピングしておいたカリカリが残っている。

ポオは目やにも消えすっかりきれいになっている。明日からまた投薬だ。

帰りに花子に呼び止められるかと思ったが、そうはならなかった。十分に食べることができたのだろう。よかった!

ピーチがついて来たが、小学校前あたりで別れる。

さて、若竹山手のアニーは投薬により劇的に回復したのだから私はもう行かなくてもよいのでは、と思うのだがM浦さんが心細がるのでまだしばらくは日参(夜参?)することになった。現在午後10時過ぎだが、10時50分ごろになったら出発する。アニーの写真なども撮ってあるのだが、時間がなくてページをアップするに至っていない。


2005年09月13日(火) 8匹に給餌。コロン欠席。アニーほぼ全快!

3号棟前からピーチを連れて山手へ。花子はいなかった。コロンも来ていない。が、ハイシローが「山手猫階段」で待っていた。

庭園餌場で7匹にカリカリを与え水を替える。水はきれいだったから「校内ネコロジー」部員が替えたのだろう。

ポオがウロウロしているので捕まえて膝に乗せ、シロップ薬をスポイト(針のない注射器)で口の中にピュッ。少し抵抗するがお利口さんだ。昨夜、若竹山手のアニーへの投薬も成功したし。

それにひきかえ、我が家の猫たちへの投薬には全くてこずる。家を出る前、老猫ロミにも類似の薬を投薬しようとしたのだが、2人がかりでも大暴れ。1度目は顔を背けられてシロップはソファの上に飛び散った。2度目は何とか口に入ったのだが、すぐに吐き出しやはりソファはシロップまみれとなり失敗に終った。昨日、一昨日は成功し、薬の効き目もよく表れていたのに。

シルビアは左目の結膜炎が治るどころか右目にも移りさっぱり治らない。投薬も大変だ。エリザベスカラーを着けてもう1週間になる。おまけにアンディの左目にも移って散々だ。犬山動物病院に2匹を連れて行こうと思ったのだが、所用があり、車も出払っていたので行けなかった。

液体目薬は切れているが、S木みちよさんがテラマイシンの軟膏目薬をくれたのでそれを付けて様子を見ている。病状は一進一退かなあ。

さて山手猫たちはお利口だ。3日間投薬に応じているポオはヨダレも止まり、体調は良さそう。

バッグの横で寛いでいたワカメは茶々に追われたらしくいつの間にかいなくなっている。ピーチが食べ終わるのを待って立ち上がる。

踊り場に出るとどこからともなくか細い鳴き声が聞こえてきた。花子だな。山を降りて来たので工房側石垣まで誘導する。ピーチが追ってきたが遊びながらなので放っておく。

*****

今夜もまた午後11時にアニーのところに行く。暗いガレージ前に男女がしゃがみこんでいて、よくよく見るとアニーとタビーを可愛がっているのだった。2匹は餌袋を提げて近付いてきた私を見るとニャーニャー鳴きながら駆け寄ってきた。餌やりおばさん登場、とみたカップルはそそくさと立ち去った。

より明るい休憩所に2匹を誘導し、持参の缶詰を出していると牛若もやってきた。アニーは昨日と打って変わって意欲満々でモリモリ食べる。缶詰肉の上にシロップ薬を振り掛ける。400gr入り缶があっという間に空になった。

そこへM浦さんもやって来て、薄めた牛乳を与えると3匹は競い合ってゴクゴク。M浦さんが更に缶詰2個を開ける。その頃になってやっとミケがやって来た。ミケは少しだけ食べてすぐに姿を消した。残る3匹の食欲はものすごくカリカリも食べる。3匹ともお腹が横に張り出してしまった。

それにしても薬の効き目はすごい!こんなことならもっと早く投薬するんだった。かわいそうなことをした。しばらく投薬を続けるが、この口内炎は繰り返すようで、今後はアニーの様子をよく観察して異変が見られたらすぐに投薬を開始するようにしよう。


2005年09月12日(月) 7匹に給餌。ハイシロー、コロン欠席。アニー快方へ。

夜、山手へ向う。3号棟生垣からピーチが出て来た。2日ぶりだ。石垣の上に乗せて目やにをしっかり拭き取る。右目からは絶えず茶色の液体の目やにが出ている。かわいそうに。

花子は小桃の駐車場にいたが私を見つけて上がってきた。そこで工房側石垣まで誘導しそこでカリカリを与える。コロンもハイシローもいなかったので山手猫たちには気付かれなかった。

庭園餌場に行きカリカリを与える。キジーも来ていたので彼には飛び石餌場で。水を替えてからふと見るとキジーはもういなかった。薬の効き目は絶大でポオはもうヨダレを垂らしていない。今夜も膝の上に乗せ、薬を口の中にピュッ。アニーの薬と同じものだ。

ワカメとトニーを可愛がり適当なところで引き上げる。

*****

午後11時、また若竹山手に行く。今夜はM浦さんが先に来ていて明るい休憩所で給餌を始めているが、アニーはガレージ前に座っている。抱え上げて休憩所に連れて行く。牛乳を水で薄めたものをM浦さんが持参しておりタビーと牛若がもらっている。それをアニーの前に置くとゴクゴク飲み始めた。薄めた牛乳はずいぶん飲んだが、薬入りの缶詰は食べようとしない。

仕方がない。M浦さんにアニーを押さえていてもらい口の中にシロップ薬をピュッ。アニーはおとなしいのでてこずらない。投薬はできたがまだまだ食べられないようでガレージに戻ってしまう。ミケがまたアニーに構っている。

すぐにアニーが隠れる車の下に缶詰入りの容器を置いてしばらく様子を見る。容器をチェックすると空になっている!ヤッタ!\(●^o^●)/ばんざーい♪♪ 持参したレトルトを開けアニーに食べさせる。食べない素振りをしていたが、結局80grを完食。さっきのと合わせて100gr以上は確実にアニーの胃袋に納まった。プラス薄めた牛乳だ。この薬は本当によく効くなあ。即効性があるようだ。しばらく口ピュッ投与を続けてみよう。

M浦さんは元々この時間が彼女の給餌時間だが、投薬など、一人でゴソゴソするのは人目が気になりイヤなので私を呼ぶというわけだ。私はもっと早い時間に庭園に給餌に行っているのに更に毎夜11時〜12時、投薬に出向くなんて我ながら本当にご苦労さん!アニーもタビーも本当に気立ての良い猫たちだ。山手の喧嘩好きのゲンキ、茶々、ハイシローを避けてここに流れ着いたのかもしれない。

ここは一昨年まで故プリンスが1年近く滞在した場所だ。プリンスの入院後、タビーとアニーが住み着いた。プリンスも何故山手から離れたのか全く分からないが(虐待が絡んでいるのでは?と睨んでいるのだが)最後には山手に戻って来た。


2005年09月11日(日) 8匹に給餌。ピーチ欠席。アニーを病院へ。

先日夜、食欲不振のアニーの様子を見てみたがよく分からないので今日午後3時にもう一度明るい中で観察することになった。M浦さんがフリスキーの缶詰を開ける。アニーは食べたそうにして口を付けるのだが食べられない。思い切って一噛みしたものの飛び退いて逃げギャッと叫ぶ。お腹はぺっちゃんこだ。よく見ると左足が広範囲にすりむけている。

去勢手術を受けさせた時の血液検査ではFIV、FeLV共に陰性だったが、あれから3年、もしかしてそれらに罹り発症でもしたのではないかと心配になった。このまま食べられない状態がずーっと続くと死んでしまう。フリスキーの缶詰は丸々1缶、タビーのお腹に収まった。

とにかく病院に連れて行くことにする。車を取りに行き、戻ってくると猫たちがいない。ガレージの中で「アニー!アニー!」と呼んでいると、奥の天井際にいたらしいタビーが梯子を伝って降りて来た。お前じゃないってば。待っていると外からアニーがやって来た。やれやれ。キャリーに入れて犬山動物病院へ。

口内炎がひどく食べられないようだが、血液検査の結果、白血病、エイズ共に陰性だと分かりひとまず胸を撫で下ろす。毎日投薬が必要だということだが、M浦さん、ひとりでは投薬出来ないというので私も行くことに。私は他のことでも多忙なので毎日昼間に行くことは不可能だ。そこでM浦さんの給餌時に合わせて夜11時に行くことにする。早速今夜から実行する。

タビーと牛若にフロントライン投与する。若ミケにも投与しようとしたが逃げられ失敗し液体は地面に吸い込まれた。残念!
午後11時にもう一度アニーのところに投薬に来ることにする。小雨決行だ。

*****

夜、山手へ。今日は選挙で小学校近辺が騒がしかったせいかピーチは出て来ない。花子は山の上で鳴いている。工房側の石垣の上にカリカリを置き、慌しく立ち去る。もうコロンが気付いてこちらに向ってくる。それを見て他の猫たちも続々とこちらへ。みんなを庭園餌場へ誘導する。久々にハイシローが待っている。

トニーとワカメが連れ立って通路を行こうとするのをハイシローが邪魔する。新聞紙を敷き、カリカリを与える。ポオはよだれが出ているので今日は投薬だ。膝に乗せると勿論抵抗するが何とか口の中にピュッと投薬することができた。爪が伸びているので痛い目に遭った。昼間に来て爪を切っておこう。ポオを抱っこするとエプロンが臭くなる。臭いよだれが胸やお腹に付いたのだろう。ホットタオルなどを持参して拭いてあげよう。

アララ、また雨が降ってきた。猫たちはまだ食べているのでそのまま待つことにした。ワカメとコロンの上にエプロンを掛けて雨を防いであげる。コロンが最後まで食べていたが残ったカリカリを容器に入れて雨のかからない植え込みの下に置く。ワカメたちは雨の中私がいる限り傍から離れないが、もう帰るよ。バイバイ。

帰りにもピーチの姿はなかった。

*****

午後11時に若竹山手へ行くとM浦さんはまだ来ておらずアニーとタビーが早速寄ってくる。少し奥に休憩所がしつらえてあり、その場所は外灯が明るい。2匹をそこへ誘導ししばらく可愛がっているとようやく彼女が現れた。缶詰やカリカリなど餌の用意をするが、アニーはまだまだ食べにくそうで少し口に含んでは逃げ出す。タビー、牛若、若ミケの3匹は食欲旺盛でアニー用の餌を横取りしようと虎視眈々。ミケはアニーにすり寄って仲良くするのかと思いきや、いきなりアニーの頭を叩く。

何とか一口でも多くアニーに食べさせようとあの手この手で粘ったが、薬入りの缶詰を少々食べさせるのがやっとだった。帰宅すると午前零時を回っていた。


2005年09月09日(金) 8匹に給餌。ハイシロー欠席。キジー出席。犬山動物病院へ

我が家にいる保護猫サミーとミニー兄妹に2回目のワクチンを受けさせるため、午後4時過ぎ犬山動物病院に行く。この機会を「山手ネコロジー」部の部活の一環(入院猫の面会)とし、女子部員2名とJ先生も同行する。

たった3週間で2匹とも院長が「エッ?!あの兄妹猫ですか?!」と驚くほど大きくなっている。兄のサミーは800grも増えて2,42kg。妹のミニーは600gr増えて1,96kg。耳掃除をしてもらいワクチンを接種。病院ではおとなしくてとてもいい子たちだ。

部員たちが「キャー可愛い!」と代わる代わるサミーとミニーを抱いたりしているところへ、例の九州から遥々やってきた赤ちゃん猫3匹が運び込まれてきた。ヨチヨチ歩きながらも大声を張り上げて鳴き元気いっぱいだ。

グレーも連れてこられ診察室は猫だらけ。ミニーは棚の後ろに隠れてしまい時々顔を覗かせる。サミーとグレーに久々の母子の対面をさせたが、別れてから1ヶ月以上経過し、もうグレーの匂いが全くしなくなっているサミーを我が子とは分からなかったのではないか。甘ったれのミニーは出て来ないのでこちらの反応を見ることはできなかった。

赤ちゃん猫3匹とグレーが引っ込み、代わりにサチが入ってきた。サチはサミーとミニーがいるのが気に食わなくて早速シャーしている。女子部員たちはサチを抱っこしたいのだが、サチは他の猫と一緒になったのがイヤでちょっと気が立っている。それでもJ先生には抱かせるし甘えもする。

1時間も滞在したので、お礼を言って引き上げる。

*****

夜になり山手へ出かける。昨日会えなかったピーチは小学校の前で待っていた。目やにを取り、可愛がってから山手へ誘導する。花子は山の上にいなかったが、コロンが正門前から出てくるとピーチが傍に行く。攻撃するわけではないのだが、コロンが嫌がるのでピーチをこちらに呼び寄せる。

庭園餌場に行きカリカリを与える。庭園内はすっかり剪定されてやけに見晴らしがよくなっている。キジーも待っているので飛び石餌場でたっぷりカリカリを与える。猫たちは適当に食べているがさほど空腹ではないようだ。

食べ終えても猫たちはいつも近くで寛いでいる。見るとキジーも出てきて山手猫の一員のような顔をして寝そべっている。

ワカメはいつまでも甘えていたが、餌場を片付けて立ち去ることに。帰りに山の上を見ても花子がいない。諦めて道路を渡るとか細い声が聞こえてくる。また戻って花子を呼ぶと山の石垣のてっぺんに姿を現した。

工房側石垣に誘導し、身体を撫でてからカリカリを与える。そこへピーチがやってきたので、誘導し、道路を渡る。ノロノロ歩くのを途中で待ったりしながら4号棟まで一緒に戻る。そこで少し可愛がってからピーチと別れる。

明日、S井所用のため、日記はお休み。早めの給餌をM浦さんに頼んだ。


2005年09月08日(木) 7匹に給餌。ハイシロー、ピーチ欠席。

午後6時過ぎ、J先生から電話がかかってきた。ある教員が陽光台マンション下の畑道を通って通勤しているのだが、昨日の夕方、畑道の真ん中に猫の惨殺死体が転がっているのを発見。今朝通勤してくる時にはもう見当たらなかったという。今朝それを聞いたJ先生が昼間その道を歩いてみたが猫の遺体を見つけることができなかった。

そうして午後6時前、再びその道を通った教員が同じ場所に遺体が戻ってきているのを認め、帰宅してからJ先生に急報した。昼間見つけることができなかったのに、どうにも腑に落ちないJ先生は私に連絡。もう日はとっぷりと暮れて辺りは真っ暗だが二人で探してみることになった。

それぞれ懐中電灯を持ち、注意深く畑道を歩くがそれらしい物体は見当たらない。ビニールハウス近くで一瞬プンと腐敗臭が漂ったが風向きですぐに消えてしまった。車道に突き当たったが見つけられない。

そこで引き返しながら探すことにした。やはりいろんなものが無造作に置いてあるビニールハウス辺りが何だか怪しい。もし通行人がその遺体を脇の藪にでも放り込んでしまっていたら、この暗さでは見つけるのは無理だ。明日日中にでも探さないと、と踵を返した時、右足の下に何か盛り上がったものが当たり、足に絡みつくようなというか、足首を掴まれるような引かれる感じがした。

慌ててライトを当ててみるとあった!ネズミかと見紛うような小さな身体が横たわっている。白っぽい身体は汚れて地面と一体化してしまっていて見落とすのも無理はない。が、ライトを当ててしげしげと眺めると、大きさからいって生後1ヵ月半くらいか。カラスに惨殺された模様で頭部はメチャメチャに破壊され全く原型を留めておらず、薄い頭蓋骨の一部が残るのみ。そこに大小無数の虫がたかって出入りしている。

立っている時には分からなかったがしゃがむと腐敗臭が鼻をつく。この仔猫は白っぽい柄で尻尾が黒っぽいとしか分からない。とりあえず近くに葬る。

このところ相次いで捨て仔猫を私が保護しているのでそれに味をしめた鬼畜の輩が多分先週末にこの仔猫を捨てたのだろう。山手に捨てられたが一人でヨチヨチとここまで来たのかもしれない。あの台風の雨風にさらされ食べるものもなく弱っているところをカラスの餌食になったのだろう。カラスは食べるわけではなくいわば快楽殺傷をする。

山手に捨て猫しても仔猫の場合、我々の眼に触れて助けられるのは極く一部で大部分の捨て仔猫たちはこのような無残な死に方をしているのだろう。猫は七代祟るといわれる。是非この仔猫も捨てた鬼畜の輩に七代に亘って祟ってもらいたい。まずは化け猫となってそいつを苦しめてほしいと切に願う。そうでないとこの仔猫は浮かばれない。

明日日中に捜索し直そうと、立ち去りかけた時、この仔猫の魂は「ボク(ワタシ)ここだよ!早く見つけて!」と私の足首を掴んで引きとめたのだと思う。不憫でならないが只々捨てた輩への憎しみが募る。

J先生も私もやり切れない思いを抱いて足取り重く坂を上る。もう7時なので山手猫たちに給餌していくことにする。時間が早いせいか教員がたくさん餌場にやって来た。懐っこい山手猫たちの説明をし、J先生は他の教員たちと引き上げて行った。

一旦は隠れていたワカメも出て来たので十分に可愛がる。8時を過ぎたので帰ることに。山のてっぺんで花子が鳴くので工房側の石垣の上に誘導してカリカリを与える。いつもにも増してどの猫も十分に撫でて可愛がりたい気分だ。ピーチはどこにもいなかった。

*****

帰宅してすぐに今度はドアチャイムが鳴る。M浦さんだ。庭園餌場に会いに行ったら既に給餌済みなので家までやってきたという。若竹山手にいるアニーたち4匹にM浦さんは夜遅く給餌しているが、アニーがもう10日以上餌を食べず、痩せてきているので見に来てほしいというのだ。

我が家に来た仔猫3匹も見たいというので招じ入れる。グースカ寝ている老猫ロミ以外は6匹全員出てきて愛嬌を振りまく。

昨夜、シルビアがスプレーしそうなベッド横の壁には特大のペットシーツをガムテープで壁紙に貼り付けておいたところ、サンキュー!とばかりにしっかりスプレーされている。エリザベスをして身動きもままならないのにこんなロクでもないことだけはしっかりやるんだ!

午後10時近くになったので若竹山手に出かける。U野さん宅ガレージ前にはアニーが座っていて駆け寄ってくる。タビー、若ミケ、牛若もやってきてしっかり食べる。アニーだけは、欲しそうにはするのだが、一口口を付けただけでギャッと叫んで飛び退く。そんなにひどく痩せているわけではないが口の中にトラブルがあるとも思えない。

1月初旬、M浦さんが去年暮からアニーがそのような症状を呈しているという訴えがあり、犬山動物病院で診察を受けさせ、投薬を続けた結果、食べるようになっていたのだったが・・・

無理に食べさせようとするとガレージの中に逃げ込んで出てこなくなるのだというが、今日は私がいるので撫でている分にはいつもの懐っこいアニーだ。が、餌を食べさせようとすると、まるで毒でも嗅がされたように飛び退くのだ。首でも押そうものならギャーッと大騒ぎだ。

とにかく明るい昼間に来てまたよく見てみることにする。その際シロップ薬も持参してみる。日曜日の3時にここに集合しよう。

分かれ道で立ち話をしているとアニーがやって来た。諦めきれないM浦さんがカリカリを与えようとするとやはり嗅いでから飛び退く。が、試しに豆まきのように投げてみると1粒づつ拾って食べる。5〜6粒は口に入っただろうか。然しそれにしても挙動がおかし過ぎる。やはり餌にまつわる何かひどく嫌なことがあったに違いないと推測せざるをえない。冬には悪童どもにBB弾で打たれていたことだし。

誰が通ってもアニーだけは隠れることを全くしない。猫好きさんも大勢通るが中には蹴飛ばしたりする輩もいると思うのだが。兄弟のバニーもこんな人を疑うことを知らない性格だから何かの災難に遭ったとしか思えない。姿を消してから1年近くにもなる。


2005年09月07日(水) 8匹集合。ハイシロー欠席。

昨夜、エリザベスカラーを付けたシルビアにシロップ薬を無理やりに飲ませたところ、しばらくしてすべて吐いてしまった。昨日からロクに食べていないはずだから胸が悪くなったのか。目薬だけは昨日2度差した。

深夜というか未明にベッドに入ると暗闇の中、猫が足元に乗っかってきた。ん?カラーが足に当たる。シルビアだな、珍しい。

寝ていると風向きで猫のオシッコの匂いが漂ってくる。大して強くないので明日チェックすることにして寝てしまった。そして翌朝、タオルケットと敷きパッドを取り替えようとして、匂いの元を突き止めた。多分、シルビアがベッドの頭部の横の壁に向って大量におしっこ(スプレー)したようだ。敷きパッド、ベッドパッドを通り越してボックスシーツ、その下のマットレスにまで被害は及んでいる。シーツまでは取り替えることができるがマットレスはどうしようもない。

シルビアのおしっこ被害で既にマットレス2枚を処分している。これはまだ新しいので処分したくないし、替えてもまたヤラレル可能性大だ。全く・・トホホの極みだ。が、叱っても効き目は皆無だし、シルビアは結膜炎で苦しんでいるので勿論叱らない。とにかくシーツ類に熱湯をかけてゆすぎ、洗濯する。

仔猫が3匹増えてトイレ掃除の手間は倍以上になりトイレ砂の消費量もすごい。かくて猫トイレ掃除とシルビアのおしっこ攻撃に振り回されて1日の大半が過ぎてしまう。他にしなければならないことは山積しているというのに・・・トホホ。

トホホホホ・・と言っているうちに夜になり山手へ給餌に行く。3号棟前に到達する前にピーチの鳴き声が聞こえてきた。ピーチは4号棟にいた。目を拭いてから一緒に山手に向う。

1号棟前駐車場の車の下を覗いていると花子が出て来たのでカリカリを与える。今日は水曜日なので缶詰の日だが、風も強いし床面も濡れているかもしれないので缶詰は来週にする。

正門前には車が2台停まっている。「山手猫階段」は湿気ていたが猫たちは待っていた。3日ぶりに庭園餌場での給餌だ。ワカメとトニーがぴったり寄り添って歩く。風が強いのでカリカリは直置き。本館2階には煌々と灯りが点いている。

みんなで仲良くカリカリを食べる。ポオの口が濡れているというかヨダレが垂れているようになっているのでティッシュで拭き取る。水を飲んだばかりだったのかなあ?身体は太っているし元気そうだから毎日投薬しなくてもよいと思っているのだが。

風があるので久々に涼しい。蚊もこない。すると気分もゆったりして少し長居をしようかという気になる。大体ワカメがいる間は立ち去らないようにしているのだが、私が餌場を片付け始めるとワカメは行ってしまうことが多い。

今日のコロンはとても強気で、ゲンキが食べているカリカリを食べに行き、無言の迫力でゲンキを追い払ってしまった。こういう風に強いと安心なのだが、他のメス猫たちはみんなここの餌場から追い払われてしまった。コロンは強いワカメの娘だから、母親がいるので強気になれるのかもしれない。

ハイシローはまたいないが、北門で姉のチビトラや、かりんを苛めているだろう。困ったものだ。

庭園内で遊んでいたピーチは帰る私を追ってきたが、途中でまた遊び出し、最後までは従いてこなかった。


2005年09月06日(火) 8匹集合。ハイシロー欠席。

我が家のシルビアの左目が昨夜からショボショボしていたので軟膏の目薬を塗りこんでおいた。今日は姿を見ないと思っていたら夕方、納戸から出て来た顔を見て驚いた。痒いのか後ろ足で散々掻いていて左目は赤く腫れ上がり涙が滂沱と流れている。これはいかん、と午後休診ではあるが犬山動物病院に電話してみた。最初は録音テープだったがしばらくしてもう一度掛けると院長が出てくれた。

納戸に逃げ込んでいたシルビアを引っ張り出し、ものすごく抵抗するのをキャリーに押し込む。犬山動物病院に着くと中から赤ちゃん猫の声が聞こえ、里親探しを手伝ってほしいという。

シルビアへの治療後、その赤ちゃん猫3匹を見せてもらう。生後20日くらいだが運び込まれたのは10日くらい前だという。犬山動物病院馴染みの患者さん(患畜の飼い主)が病気の検査で遥々九州まで出向き、その際に見つけたこの捨て猫たちを見過ごせず、空路こちらまで連れて来たのだそうだ。

その雄猫たち3匹は揃って尻尾がない。ジャパニーズ・ボブテイルといってれっきとした日本猫なのだそうだ。カメラを持参していなかったが、近々また来院するのでその時に写真を撮ろう。

ついでにグレーに面会する。体重は3,4kgに増えていた。運び込んだ時には2,9kgだったから500grも増えて丁度いい感じだ。

*****

今夜も出発が遅くなったが雨は上がっている。3号棟前を通過する時、「ピッ!」と呼んでみたがピーチは出て来ない。1号棟前駐車場に行くと花子が出て来た。昨日と同じ車の下から濡れた新聞紙を取り出し、新しい新聞紙トレイの上にカリカリを置く。

ピーチはここにもいないようだ。「山手猫階段」は勿論すごく濡れているので猫たちはいない。門柱の上にゲンキがいて、通路を行くとワカメたちも大喜びで出て来た。餌場はそこそこ乾いているように見えたがやっぱり雨天餌場に行くことにする。猫たちも心得て従いてくる。

坂道に駐車している黒の小型車の下からコロンが出てきた。トニーは本館前庭園から飛び出してくる。

雨天餌場に行くとゴキブリがいた。踏んづけて潰し、靴の底を洗おうと外へ出るとそこにも小さめのゴキブリが!それも踏んづけて潰す。今年は雨天餌場にゴキブリが出ないなあと思っていたのだがやっぱり出たか。

昨日は、ベンチを動かすとその裏になっていた壁に、名前は知らないが細い糸のような長い足がいっぱい付いている虫が張り付いていた。その虫はじーっとしていたのにトニーに見つかり、逃げるのをいたぶられ挙句には食べられてしまった。

雨天餌場に戻り新聞紙2枚を敷きカリカリを置く。猫たちはさっき既にJ先生にもらったらしくさほど食べない。空腹、満腹に拘わらず1日1回集まって私の顔を見ないと落ち着かないのかな。

茶々がワカメを追いたてて2匹が本館前庭園に走りこんでいった。しばらくして茶々だけが戻ってきてコロンを見るとコロンは唸って怒っている。

昨日ポオは汚くなっていたが今日はかなりきれいになっている。太ったが身のこなしは軽い。

今日も頭痛がするので(バファリンを飲んだがまだスッキリしない)、長居をせず帰ることに。台風の影響で外気はものすごく湿気ている。じっとしていても汗がダラダラ出て不快だ。

ハイシローは来なかったが、既に食べたか北門に行っているかどちらかだろう。

帰りに1号棟前駐車場の車の下を覗き、新聞紙を引き上げようとしていると花子がやってきた。もう一度カリカリを置くと食べ始めたのでそのままにして立ち去る。

3号棟前を通り小学校の角を曲がっているとピーチの鳴き声がする。戻ってキョロキョロしていると鳴き声は大きくなり手を振るとピーチが生垣から出て来た。石垣の上に乗せ、そこにカリカリを置こうと思ったがすぐに降りて足元にスリスリする。そこで4号棟の石垣の上にカリカリを置くと食べ始める。それで大丈夫だろう。


2005年09月05日(月) 8匹出席。コロン欠席。キジー出席。

アメリカ、ルイジアナ州を襲ったハリケーン「カタリーナ」の2倍の勢力を持った台風14号が九州地方に上陸の予定だ。東京、杉並区での浸水被害も深刻だ。大昔、実家が台風で2度床上浸水したことがあった。幼児の頃だったが最初の浸水では水が1週間も引かなかった。

・・・と思い出に耽っている場合ではない。台風接近による低気圧のせいか頭痛がひどくて夕食の支度も放棄して夕方からしばらく寝込んでいた。バファリンを飲むと頭痛が軽減したので、午後8時を大分過ぎてから山手に出かけることに。

8時半ごろだと決まってすれ違う小柄なおじさんがいる。そのおじさんは下の道路から正門に向って上がってきて左折。それから3号棟前までの間で出会うのだ。仕事帰りだと思うのだが不思議なことに、土・日関係なく、365日毎日同じ時刻にそこを歩いてくる。両手を振って脇目も振らず歩いているが、もしかしたらウォーキングなのか。それにしては雨の日にも傘を差して歩いているし。例えば今日も出会った。

1号棟前駐車場の車の下にピーチと花子はいるだろうと思ったらやっぱりいた。が、別々の車の下だった。先にピーチに車の下で新聞紙トレイに載せたカリカリを与えていると花子がやって来た。花子にも同じようにしてカリカリを与える。

「山手猫階段」には勿論1匹もいないが、ここに呼び寄せないように静かに庭園内に入る。雨天餌場へ急いでいると猫たちが出て来た。雨天餌場にはポオがいたが私を見て駆け寄ってくる。そこにじっとしてればいいのに。

ベンチの向きを変え、新聞紙を2枚敷きカリカリを与える。キジーもやって来て待機しているので階段下にたっぷりと置く。

みんな濡れているのにタオルを持参するのを忘れた。ティッシュを全部出して猫たちの背中を拭く。見るとポオが泥にでもはまったように手足とアゴのあたりが汚れている。顔もなんだか汚い。泥水のところで座っていたのだろうか?

キジーの背中も相当濡れて逆立っている。いつの間にかカリカリを大分残して立ち去ったようだ。トニーもいなくなっている。

茶々、ポオ、ゲンキ、ハイシロー、ワカメがカリカリを食べていると、黒の軽自動車が停まり、男性(教職員)が2人降りて来た。駐車していたエンジ色の車に乗り換えるようだ。

音に驚いたワカメが外に飛び出した。雨天餌場は2台の車のライトに煌々と照らされたのでさぞかし男性達は驚いたと思うが全く無視して行ってしまった。それとも餌やりおばさんの存在はもう十分に知られているのかな。

トニーが戻ってきてまた食べる。ワカメはもう戻ってこない。

ポオが盛んに甘えるが新聞紙を片付けて帰ることにする。

1号棟前駐車場の車の下を覗くと猫はいないようだった。新聞紙を取っておこうと反対側に回ると花子が食べていた。ああ、それならと立ち去ろうとすると花子が付いてきてニャーニャー鳴く。仕方なく別の車の下に新たにカリカリを置くと食べ始めた。

外猫は雨の日に餌を貰おうと思うと、車の下などでずーっと待ち構えている他ないのだ。車の下といえども雨水は絶えず流れてきて真夏ででもない限り足元が冷え込んでしまう。

そんなにして待っていても、以前は雨の日には給餌されないことが多かったのだ。それでは余りにも可哀相なのでどんな天候でも餌やりには行くことにしている。


2005年09月04日(日) 8匹出席。コロン欠席。キジー出席。

家を出たところで雨が降り出した。そうだ、大雨注意報とかテレビのテロップが流れていたのを思い出した。傘を取りに戻る。

3号棟生垣からピーチが出て来たが道路を渡ってきて側溝に入り落ち葉を掻き分けまたしてもトイレだ。

山の上から花子が呼んでいる。降りて来たが、やっぱりノロノロと道路を渡るのでやって来た車の前方に傘を差し出し、花子を庇う。あんなに速く走れるのに道路に出る時には決まってノロノロする。

1号棟前駐車場まで戻り、車の下にカリカリを置く。ガードレールのところで待っていたピーチを連れて山手へ。

急な雨で猫たちはみんな山側に避難している。一瞬そこで、とも思ったがやっぱり雨天餌場まで誘導する。

新聞紙を2枚敷きカリカリを与える。キジーもやって来たので階段下のスペースにカリカリを置くとハイシローが横取りする。その横にキジー用にもう一山作る。昨日いなかったハイシローにフロントライン投与をする。

茶々は相変わらず回りの猫たちを攻撃しながら食べている。

一時激しく降ったが、そのうちに止んでしまった。よかった!トニーはさっさと出て行き、キジーもお替りをあげたのにフン!とばかりに外へ出て悠然と立ち去る。

新聞紙を片付けているとワカメが外へ出て行く。さあ、雨が止んでいる間に帰ろう。

外へ出ると、ワカメがすぐそばに座っていた。坂道を下っていると後ろからワカメが走ってきた。と、その後から茶々が追いかけてくる。ワカメはUターンして本館前庭園に逃げ込んでしまった。

さっきカリカリを置いた1号棟前駐車場の車の下を覗きこんでみるとカリカリがたくさん残っている。花子は1匹で誰にも邪魔されずゆっくり食べることが出来たはずなのにどうしてかなあ?


2005年09月03日(土) 8匹集合。ハイシロー欠席。フロントライン投与

今夜も大分遅くなった。3号棟前に差し掛かると生垣の中からピーチ独特のくぐもった鳴き声が聞こえる。が、出て来ない。呼ぶと鳴いたり鳴かなかったり。ハハーン、トイレをしているのだな。しばらく待っていると鳴きながら出て来た。

道路を渡ってきてゴロンゴロンとひっくり返って起き上がらない。いつも一緒に行くのに手間取ってしまう。そこでピーチにはフロントライン投与をしてしまう。

山の上では花子が鳴いている。私が行くのが待ちきれず降りてきて道路を渡って来てしまう。ガードレール内側でとりあえず与えようと思ったらいつの間にかゲンキが来ている。これはマズイ。止めとこう。

見ると山手猫たちが続々とこちらに向ってくる。増々マズイ。そこで花子も庭園餌場に誘導する。ハイシローだけがいない。また北門に行ってるのだろう。

カリカリを与えフロントライン投与をしていると花子がやって来た。花子には上段のバッグの後ろで与える。茶々にパンチされたワカメも上段に来たのでそこで与える。

さて、フロントライン投与を手際よくやらなければ。無事8匹し終えた。ここでは後はハイシローだけ。

水を替え、一息つく。見ていると茶々は自分の周りで食べている猫たちを無差別に攻撃している。まるで一頃のかりんのようだ。

猫たちは結構よく食べたが、一段落したところで片付ける。それを見てワカメは「猫庭園」に入ってしまう。コロンは水場で寛いでいる。

「猫庭園池」の傍を通っていると花子がニャーニャー鳴く。踊り場でカリカリをもう一度与える。ピーチは花子には知らん顔をして階段を降りるので花子は安心して食べているかと思いきや、追ってきた。

振り向くとゲンキに取られたようだ。ピーチが花子を追いかけるが単なる追いかけっこをしているらしい。花子が工房側石垣の看板の前に飛び乗ったのでそこにカリカリを一盛りする。ピーチは大木の下に座った。

2匹をそのままにして家路を急ぐ。


2005年09月02日(金) 9匹全員集合。キジー出席。

テレビ東京の「ポチたま」拡大版を見ていて出かけるのが遅くなってしまった。3号棟前に差し掛かると丁度両方向から車がひっきりなしにやって来る。金曜日の夜は特に車が多いようだ。

ピーチはいないと思ったが、生垣から首を出して車が途切れるの待ってこちら側に渡って来た。目やにを取り一緒に山手に向う。

山の上に花子がいて鳴いている。よかった!1号棟前駐車場の車の下で食べたいのだろうと、花子がこちらに渡ってくるのを待っていると相変わらず、道路上でノロノロしている。そこへタクシーがやって来た。私が「花子!!!」と叫んだからか、それとも黒っぽい柄ではあるけれどもヘッドライトに照らされたのか、タクシーは反対車線にはみ出して花子を避けて通過していった。

こういう風になるのがイヤで、花子が来る前に私がそちら側へ渡り、工房側石垣の上でカリカリを与えるようにしていたのだが、邪魔が入るのかロクに食べておらず、花子への給餌にはホトホト苦慮する。

とりあえず1号棟前駐車場まで誘導し、車の下でカリカリを与えたが、困ったなあ。

ピーチの姿が見えないが、そのまま山手に向っていると後ろから走ってきて私を追い抜いた。

「山手猫階段」では猫たちの大歓迎を受け、みんなで庭園餌場へ。また通路にタバコの吸殻が落ちている。そして水容器は2つとも放り投げられている。

キジーも来て待機している。新聞紙にカリカリをたっぷり盛る。キジーにも飛び石餌場でたっぷり与える。

猫たちは空腹だったようで結構ガツガツと食べている。ワカメは少し食べては甘え、また戻って食べたりしている。茶々は横で食べていたワカメをパンチしている。ワカメを慰め、茶々から離す。

サッカー姿のHくんが後ろを通ったので手を振ると丁寧に頭を下げて通過して行った。

みんなが一応食べ終わったので餌場を片付ける。いつの間にかピーチはいなくなっている。

1号棟前駐車場の車を下を覗くとまだ結構カリカリが残っていて花子はその辺りにはいない。ピーチもいない。余ったカリカリは勿論明け方にはカラスが1粒残らず食べてしまうが。


2005年09月01日(木) 8匹集合。花子欠席。キジー出席

ピーチは1号棟前駐車場の車の下にいて、入庫してきた車に気を取られて私の方を向いていなかった。が、小さな声で呼ぶとすぐに気が付いた。猫の耳は相当いいらしい。

花子は出て来ない。いつもなら山の上から見張っていて鳴きながら出てくるのに。「山手猫階段」にいるのかと思ったがいなかった。

今夜もまだまだ蒸し暑い。餌場に着くと汗だくだ。新聞紙を広げカリカリを与える。キジーもやって来た。

ピーチはロクに食べずにウロウロしている。増々巨体になったような気がする。植え込みで寛いでいたコロンを見つけて狙いを定めている。ピーチがスタートしたところでコロンは違う茂みに飛び込む。花子のように逃げ去ることはない。

「猫庭園」内をブラブラし始めたコロンをまたピーチが追う。すると濃い茂みに飛び込んで唸っている。が、危険はない模様で母親のワカメは悠然としている。娘のコロンがゲンキなどに襲われた時にはワカメはすっ飛んで救助に向う。

毎夜暑いし痒いし段々滞在時間が短くなる。せいぜい30分だ。みんなが食べ終わるとカリカリを片付ける。今夜は花子が全然出て来ない。どうしたんだろう?

ピーチは途中まで従いてきたが虫でも見つけたのか寄り道してどこかへ行ってしまった。


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