つれづれ日記
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2003年05月31日(土) |
台風は熱帯性低気圧に変わり |
夕刻には雨が上がった。また降ってくるといけないので給餌に行ってしまおうかとも思ったが、大幅に時間をずらすのは良くないかもしれないと思い直した。
そうこうしているうちにテレビで巨人阪神戦の放映が始まった。9時を過ぎ、9回表に阪神が11点を追加得点して大逆転。が、9回裏には巨人もノーアウト満塁となる。その時点でもう10時近い。M浦さんはどうしただろうか。阪神の勝利を確信して給餌に出発したかな?
とにかく小桃の餌場に行く。小桃は飛び出して来た。今夜は空腹のようだ。夕方のM浦さんからの電話では(おつかいに行くのでついでにポオの療法食を買ってくると断りを入れてきた)、昨夜、私が小桃と新黒に給餌している頃、M浦さんとY沢さんは山手の餌場で給餌していたらしい。が、その前に既に誰かが給餌に来た形跡があったとか。小桃の餌場で食べ終えた新黒は山手に戻って寛いでいたそうだ。
さて、小桃にたっぷり給餌し、立ち去ろうとしたところゲンキが飛び込んで来た。モンプチ缶を与えようかと思ったら、ハイシローもやって来た。そして珍しくポオが道路の真ん中までやって来て佇んでいる。
そこへ車が来た。ポオは驚いてこちらに渡ってきたが危なくて仕方がない。3匹もやって来たんでは小桃はオチオチ食べていられない。仕方なく3匹を引き連れて山手側に渡る。
餌場に忽ち猫たちが集まる。今日はこの天気なので誰も来なかったようだ。水も汚れているのでM浦さんもまだだ。手持ちは大缶1個とモンプチ缶2個。それに僅かばかりのカリカリだけだ。集まっている猫は9匹。とりあえずすべて与える。まだまだ食べ足りない猫たちは不満顔だ。このままでは帰れない。必ず猫たちが従いて来るだろう。猫たちと遊びながらM浦さんの到着を待つことにする。
新黒は濡れている階段にゴロリと寝そべって寛いでいる。触れない猫なので移動させられない。そのうちに植え込みの陰に入り、ゲンキを狙っている。なかなかワルだ。すると長老のタビーが「新顔の癖に何をする!」とばかりに睨みをきかせ、唸る。新黒も一歩も引かない。
ポオちゃんの目やにを取ったり、ゲンキを捕まえて右目をティッシュで拭くが間が持たない。猫たちも中途半端な気分のようだ。
上からかりんが降りて来た。続いてM浦さんが降りて来るかと思ったら、来ない。それからしばらく経ってアニーが降りて来た。そして更に時間が経ってトニーがやかましく鳴きながら降りて来た。M浦さんの到着が遅いのでお腹を空かせた「てっぺんで待つ猫たち」がシビレを切らして降りて来るようだ。
更に待つことしばし、バニーとタニーが降りて来てやっとM浦さんも来た。後から思えば午後11時にはなっていただろう。M浦さんのカリカリもすべて放出。新黒は小桃の餌場にくれば毎日缶詰が食べられるのに、純粋の山手猫になる道を選んだようだ。もらったカリカリをおいしそうに食べている。
花子はもう食べない。ワカメもどこかへ行ってしまった。猫ハウスのチェックに行く。雑草が更に丈高くなっている。ハウス2号の中はかなり湿気ていて奥に置いておいた毛布も表面は濡れている。が、持ち帰るのは別の機会にする。
ハウス1号の前に新黒がちょこんと坐っている。ずい分挙動が可愛くなった。「猫庭園」内に猫たちが移動して来ている。我々が餌場に戻ると猫たちもゾロゾロと従いて来る。
そしてふと見るといつの間にかパークが石垣の上で横坐りしている。もう餌は全然ないので放っておくと猫たちの間に入って来た。するとタビーが唸って追い出そうとする。怯むようなパークではない。
解散して家路を辿っていると、上の駐車場から小桃が鳴きながら出てきた。私の姿を見るとひとまず鳴いて出て来るようだ。もう十分に食べた筈だし餌もないのでバイバイだ。
家に帰り時計を見ると、何と午前零時をとっくに過ぎている。次回からはM浦さんを待たなくてもよいようにカリカリを十分に持参して行こう。
プロ野球は巨人阪神戦だったので民放で放映していた。連勝を誇っていた阪神は今夜8−2であえなく敗退。9回裏をやることなく午後9時前には試合終了。
試合が早く終ったので、M浦さんはガッカリしながらも早めに給餌に行くかもしれない。が、そうではない可能性もあるので、9時半になってから出発する。
金曜夜だからか、餌場に一番近いところに駐車している車からガンガン音楽が鳴り響いている。室内ライトを点灯したまま男女が車内にいる。
小桃はノンビリと出てきて甘えて鳴いている。通路の中ほどまで行くとそこには新黒がいた!小桃は久しぶりの新黒を懐かしがってか、鼻を付き合わせて挨拶をしている。これではダニも移る筈だ。
真横の車に構わず給餌の支度をする。缶詰の用意をする間、猫たちを待たせてしまうのはかわいそうだと思いカリカリを置くと、小桃も新黒もプイッとそっぽを向き、新黒に至っては通路から降りてしまった。が、缶詰を開け始めると2匹とも慌てて戻って来た。何という調子の良さ。
その缶詰もある程度食べると、小桃はもう満腹らしくプイとその場を離れる。遠くへ行ってしまうわけではなく寛いでいる。横の車も行ってしまったので小桃はお墓の前の土のところでコロコロ転がっている。
新黒は、ペースは遅いが夢中になって食べている。私が小桃の餌場へ向かう姿を「猫山」の上からでも見かけて急いでやって来たのだろうか?
昨日小桃にフロントライン投与が出来て本当によかった。今夜、小桃の頭にライトを当ててよく見ると、もうひとつ大きなふくらみが出来ている。新黒に出来ていたようなダニイボとは少し違っていて、ポロリと取れて痕がハゲになるというのではない。全く取れずに膨らんだままだ。トップには血の痕がある。
餌場にはなめくじも団子虫もいない。今日は誰も来なかったのかな?
2003年05月28日(水) |
小桃にフロントライン投与成功! |
U野さん宅ガレージ前を通りかかったのは午後4時40分頃だったが、プリンスは既に車庫内の車の下で待機していた。ボス三毛母子はまだ。
「プリちゃん、プリちゃん」と呼びかけていると私の声を思い出したのか、ニャ〜〜と可愛い声を出して甘えるようになった。両目頭に大きな目やにが乾いてこびりついている。撫でながらその目やにを取る。大分、男ぶりが上がった。元々ハンサムなのだから。被毛が短く硬い。体躯はがっしりしている。
プリンスの写真を撮っていると子供たちが寄って来てわざわざドラ声を出して猫の鳴きまねをする。プリンスは警戒して車の下、奥深く引っ込んでしまった。
ふと見ると車の屋根の上に「牛若」がいる。彼女の写真も撮ったので近々アップする予定。
・・・・・・・ 今日は水曜日なので山手へ行く日。その前に小桃の餌場へ。既に給餌された様子だが、小桃は頭突きしてスリスリする。首を撫でるとじっとしているので、フロントラインを投与してみる。逃げたりせず全部滴下することが出来た。\(●^o^●)/ばんざーい♪♪ そうしておいて缶詰を開け、与える。水を替え、山手へ。
M浦さんはまだ来ておらず、猫が4〜5匹餌場で寛いでいる。餌場はきれいだったが新聞紙を持って来るのを忘れたのでまたホウキで掃く。まずカリカリを与えるが食いつきが悪い。Y沢さんあたりが給餌した直後のようだ。
缶詰を開けて与えていると上から赤猫たちが駆け下りて来た。その後からM浦さんも降りて来た。彼女にワカメを押さえていてもらいフロントライン投与をする。ワカメはウ〜〜!と変な声を出していたが暴れたりせず無事終了。後はパンダだが今夜はもう出て来ない。
花子にも投与したいが、M浦さんはとても無理だと言う。不妊手術後、M浦さんが1週間預かった際もいつまでも大暴れしていたそうだ。
新黒の背中に降りかけたのは大して効かないかと思ったが、一見したところダニいぼはなく、ハゲも増えていない。
新黒といえば、すっかり山手猫になりきっている。我々の近くでゴロリと横になり寛いでいる。「猫庭園」とお向かいの「猫山」を根城にしているらしい。とりわけ夜の「猫庭園」がすっかり気に入ったようだ。
猫ハウスのメンテに行くと、すぐ側に新黒が来ていてちんまりと坐っている。M浦さんの話では、ここ2〜3日、猫ハウスまで従いてくるのだという。
猫たちは満腹のようだったが、それでも缶詰は8個開けた。帰ろうとするとパークが現れた。まだ缶詰が1個あったのでそれを開ける。すると缶を開ける音を聞きつけて猫たちが再び集まり始めた。みんなお腹が横に張り出しているのに。
姿が見えなかったゲンキもやって来たがもう満腹で食べない。目薬を投与したいが逃げてしまって失敗。珍しくハイシローが欠席だ。
阪神が連勝しているので上機嫌のM浦さんとしばしお喋りをするが我々がいると猫たちはいつまでも側にはべっていて立ち去らない。可愛いがキリがないので適当に引き上げる。
帰宅すると午後11時をとっくに過ぎていた!
午後5時半頃、U野家ガレージ前を通ると、ボス三毛母子を従えたようなエラソウな格好でプリンスがいた。3匹とも給餌人はまだか、と待ちかねている。カメラを持参すればよいものをいつも忘れる。
夕方からパラパラと小雨が降ってきたが夜に入ると更に大降りになった。が、9時半近くになり、外を覗くともう止んでいる。
小桃の駐車場では1台の車が駐車しようとしているところだった。その隣りの車の下から小桃が飛び出して来て、今夜は空腹なのかニャーニャー声を張り上げて鳴く。駐車した車からは賑やかに4人が降りて来た。私に気づいただろうが構わず給餌を続ける。
やはりなめくじと団子虫がいる。小桃の背中が濡れているのでティッシュで拭く。こうやって何度も拭かせるのだからフロントライン投与も簡単にできそうなのだが、なかなか神経質な小桃は薬とティッシュの違いを鋭く察してしまうのかも。
それに投薬だと、「どうしてもヤルぞ!」という力んだオーラが立ち上り猫たちが引いてしまうようだ。
小桃は待ちきれないようなのでカリカリを与えておいて缶詰を開ける。アチャー、水を持って来るのを忘れた。ま、いいか。雨水混じりだが、一応澄んだ水が入っているし。それに毎日替えるこの水を小桃が飲んでいるかどうかは全く分からない。
山手の猫たちもそうだが、M浦さんがたっぷりの水を毎日持って来るのに、緑色に澱んだ池の水が好きなのだ。ガマガエルが産卵するその池の水は毒になると獣医さんは言っている。
でも外猫たちはなかなか水までは選べない。餌だって今でこそ、山手猫たちはキャットフードを与えられているが、ゴミ漁りなどを余儀なくされる野良猫は、毒になるもの、汚いものを食べているに違いない。
今夜はスミオは来なかった。気付かなかったか、丁度M浦さんが来ている頃か。
2003年05月26日(月) |
フォレストヒルズ近辺のグレーの美猫 |
家猫のファビの浣腸のため今朝、犬山動物病院へ行った。M浦さんに頼まれていたフクちゃん用の療法食を買う。フロントラインも買う。少々おねだりして期限切れ個装を3個頂く。
M浦さんのマンション敷地に車を停め、彼女宅に向っていると近くで猫の派手な喧嘩声がする。目をこらすと、フォレストヒルズ近くの家を根城にしているグレーの美猫が白っぽい猫を追い立てている。相手のその猫はもしやプリンスではなかろうか?
M浦さんのマンションのゴミ置き場でも2度ほどそのグレーの猫を見かけたと以前彼女が言っていた。
去年、フォレストヒルズ向かいの家から出てきたグレーの猫を見たことがあるが、数日前、やはりその家の辺りにいたグレーの美猫とは違う猫なのだろうか?然し、グレーの猫なんかそんなに多くない筈だが。
M浦さんは流れ者の野良猫ではないか、食料は大丈夫かと心配していたのだが、どうやらあの家で、外飼いかもしれないが、ちゃんと餌を貰っているようだ。
そこはフォレストヒルズの北側だが、プリンスは南側の民家、U野さん宅ガレージに5時ごろにはいつも待機している。
・・・・・・・・ 今夜も9時半過ぎに出発して小桃の餌場に向かう。小桃1匹だったが、昨夜とおなじく帰ろうとすると山手からスミオが転がるようにして駆けて来た。通路入口で昨日と同じくモンプチを与えて立ち去る。
何時に行っても、山手猫たちが来るかどうかは時の運のようだ。M浦さんは大体午後9時半過ぎに山手の餌場に行くことが多いので(特別な理由がない限り何時にせよ、などと要望は出来ない)、今夜は午後9時半に出かけた。
小桃はすぐに飛び出して来た。通路の奥、お墓のすぐ側の餌場に行く。と、そこから一番近い車にエンジンがかかった。小桃が空腹なので構わず給餌の用意をする。懐中電灯も点ける。その車も室内灯を点けて何かしている。2人乗っているようだ。なかなか発進しない。多分私が何をしているか観察していたのだろう。盗難防止器具をつけている車だし。善良な餌やりおばさんだよ〜〜ん。
なめくじが2匹いたが、餌の形跡は全然なかった。大缶とカリカリを与え、水を替えて立ち去る。
上の道路に上がったところでかすかに猫の鳴き声を聞いたような気がする。「気のせい、気のせい・・」と、そそくさと立ち去ろうとしたらスミオがすっ飛んで来た。ニャーニャーと甘える。スミオだけなのでガードレールの陰でモンプチを開け、スミオもガードレールの内側に移して通行人から隠した。
他の猫に気づかれないうちに帰らなくちゃ。
2003年05月24日(土) |
猫ハウスの毛布を干す |
2時過ぎ、息子と駅前に行く用事があったので、ついでに猫ハウス内の毛布を干して行くことにした。久々に昼間に来た「猫庭園」は木々の葉陰になっており、雑草も丈高く茂っている。なので陽の光は差さず地面は湿気ている。
猫ハウス1号内の毛布には小さな蟻がいっぱい付いている。少しでも陽が当たる植え込みの上に毛布を広げ、ミニホウキで蟻を落とす。
ハウス2号内の毛布はしばらく前から湿気ているがやっと干せた。毛布は両方ともかなり汚れている。もう寒くはないので毛布は要らないだろう。湿気除けに新聞紙を敷けば使い捨てなので簡単に取り替えられる。
作業をしていると学院の先生が私を「山手ネコロジー」メンバーだと認めたらしく挨拶してくれた。ゲンキが一番先に飛び出して来て甘える。次いで茶々。ポオも出てきた。持参のカリカリを少々与える。
ハウス1号内のダンボールも干すことにする。退けると奥にムカデが居て慌てている。ホウキで出してやろうとするのに何とか奥に隙間はないものかともがいている。やっと入口から出してやった。お腹が真っ赤だがムカデだろう。(実のところ虫のことはよくわからない。)
毛布を干しておいて立ち去ろうとするとニャーニャー後追いする声が聞こえる。茶々だ。ゲンキもだ。「茶々!」と呼ぶと追いかけてきた。アーア。それでも学院内道路の中ほどを過ぎると縄張りが違うらしくもう追って来ない。
(・_・;)…ん? 駐車中のベンツの下に猫がいる。覗くとさくらだった。こんなところまで出張してきているのか。「さくちゃん!」と呼ぶといつもあんなに甘えるくせに警戒している。呆れた。
・・・・・ 駅前で息子と別れ、M浦さん宅で少々時間つぶしをする。午後4時になったので毛布を回収しに行く。折角干したのだからもう一度入れておいたらとM浦さんが言っていたので又ハウス内に収める。
またゲンキが出てきた。ニャーニャー鳴きながらアニーも。するとその声を聞きつけて茶々が来た。また少しカリカリを与えておき、猫たちから逃れて帰ろうとするとアニーとゲンキが追って来た。無視していると正門で追尾をストップした。やれやれ。
帰りに小桃の餌場を見下ろすと、雑草はすっかり刈り取られて見晴らしがいい。お墓の前の土のところで小桃が熟睡している。あんなに無防備に寝ていたら猫が嫌いな輩に虐待されかねない。実際、変な目に2度も遭ってるのに。ちっとは懲りてほしいよ。全く。
・・・・・・ 昨夜の成功に味をしめて今夜も午後10時半近くに小桃の餌場に行く。が、(・_・;)…ん? 新黒ではない黒い猫が通路にいる。スミオだろうなあ。降りていくと小桃がニャーニャー鳴きながら出てきた。それが呼び水となったかゲンキもやって来た。そしてさくらも。
小桃とさくらが唸り合っている。とにかく少し離れたところを掃いて缶詰を開け山手猫3匹に餌を与える。そうしておいて奥の餌場で小桃にやっと給餌だ。するとゲンキがやって来た。小桃の餌を少し分け与えるが全部は食べない。
水を替え、さっきの餌のところに行くと猫たちはいない。スミオがまたやって来て食べ始めた。もう空腹でないのなら小桃の邪魔をすんな!さくらにゲンキ!
立ち去ろうとするとさくらが山手に戻っていき、ゲンキも戻った。スミオはまだ食べている。
もうッ!小桃が山手に戻ればすべて解決なのにィ・・・ブツブツブツ・・・
昨夜は午後10時ごろでも小桃の餌場に山手猫たちがやって来た。多分、M浦さんに山手で給餌された直後だったのだろう。そこで今夜は更に遅く10時半頃出かけることにした。
1号棟前の自販機の前に自転車に乗った若者が3人たむろしている。昨夜の給餌時にも多分同じ高校生?が4人ほど居た。昨日も今日も勿論歩道を塞いでいるが、通行人があっても当然のように退かない。通行人(私)は車道に降りるしかない。
自販機を通り過ぎたところに駐車場への狭い入口がある。(駐車場はたくさんあるのだ。)そこから太ったキジトラが走り出てきて真向かいの1号棟の植え込みの中に入った。何かくわえていたようだ。
たま〜にタビーのようなキジトラをここで見かけるが夜、出してもらっている飼い猫だろう。首輪はしていない。2号棟のS木さんのところの飼い猫かもしれない。
さて小桃の駐車場に近づくと、待ちかねていたらしく小桃が鳴きながら飛び出して来た。今夜は大して貰っていなかったらしい。通路奥の餌場で缶詰の大缶を開ける。その間もスリスリ頭突きをするので開けられない。
毎回ダニの付いた頭をしっかり私に擦りつけてくれる。何とかフロントラインをしなければ私に移ってしまい、ひいては我が家の飼い猫5匹に移ってしまう。犬山動物病院の山本院長は猫ダニに刺され1ヶ月以上もたまらない痒みが続いたそうだ。
たっぷり餌を与え水を替え、立ち去る。山手猫たちはねぐらに帰ったようで1匹も来ない。しめしめ。
自販機のところでは、昨日もそうだったがまだ高校生?たちが声高に喋っている。真向かいの住民の安眠妨害にもなる。
2003年05月22日(木) |
今日もカリカリがこんもり |
テレビドラマ「動物のお医者さん」を見てから小桃の餌場へ。今日は給餌する前にライトで餌場付近をくまなく照らす。昨日と違ってお墓への階段にカリカリが置いてあって既に小さい蟻が沢山たかっていた。これも夜明けごろにはカラスがきれいに平らげる筈だ。
さて餌場の奥にはなめくじが1匹と団子虫が固まっている。餌の形跡はないが怪しいな。そこでモンプチ缶を1個だけ開け小桃に与える。小桃はしゃがんでいる私のお尻にスリスリするくせに捕まえようとするとスルリと逃げる。
上の道路に上がると向い側の石垣の上から白っぽい猫がニャーニャーこちらを見て鳴く。どうやらトニーのようだ。無視して行こうとするとスミオが転がるように突進してきた。そしていつの間にか足元にはゲンキがいる。
缶詰は十分に持っていたので、一瞬ガードレールの陰であげようかと思ったが、そんなことをすればタビーを始め他の山手猫たちも押し寄せて来るに違いない。それに猫たちは既に満腹で私の姿をみつけて甘えているだけなのだ。
そこで心を鬼にして立ち去る。猫たちは追いかけてこなかった。これでいいのだ。只でさえ今年の山手猫たちは太りすぎだ。
2003年05月21日(水) |
思ったとおり餌がいっぱい |
小桃の餌場に9時半頃行く。小桃が出てきたので缶詰とカリカリを与え、水を替える。(・_・;)…ん? 少しだけ食べて立ち去って行く。
ライトで照らすと手前にカリカリがこんもりと盛ってある。多分先客の餌やりさんが2人は来たな。
山手へ行くと猫たちとM浦さんが居た。やはりカリカリが大量に広範囲にばら撒いてあり猫たちは満腹のようだと言う。Y沢さんのものらしきカリカリと缶詰を混ぜた餌もある。やはりここも複数の餌やりさんが来たようだ。
M浦さんも私も持参の餌は出さずに様子を見る。パークもやって来た。M浦さんが8時頃に北の公園でニャン太、ジジ、ちびとらに給餌していた時、パークにもあげたそうだ。缶詰をくれるかと思ったのだろう。が、空腹ではないので、しばらくして行ってしまった。新黒も「猫庭園」から出て来てちんまり坐っていたがいつの間にかいなくなった。
猫たちは甘えて立ち去らないので缶詰を2個だけ開ける。すると缶を開ける音を聞きつけて新黒がまた出てきた。12匹に少しづつあげる。
猫ハウスを見にいくと、昨夜の雨でハウス2号の毛布は湿気ている。昼間に干せると良かったのだが。
午後5時頃からすごい豪雨になった。夜半には収まるというので午後9時頃、外を眺めると大した降りではないように見えた。そこで小桃の餌場に行ってしまうことにした。
支度をして外に出ると案に相違して結構な降りだ。いないかもしれないが、とにかく餌場へ向う。
やはり猫はいなかった。ライトで照らしながらしばらくウロウロしたが出て来ない。その前にあんな豪雨でなければ、出てきたと思うが、あの時にどこか雨のかからぬところへ避難してしまったのだろう。
その上の駐車場も一回りしてみたが収穫なし。まあ、みんな太っているから1日くらい食べなくても大丈夫だが。それに明日はきっと餌やりさんたち、こぞって今日の分を補填すべく給餌にやってくるだろう。
午後11時頃にも窓を開けて雨が止んでいないかチェック。ダメだ。まだまだザーザー降っている。
昨日は夜になって雨が降り出した。大した降りではなかったが、一応RV車の下で小桃に給餌。新黒はやって来なかった。
今日も1日中シトシトと降っているような有様だったが、午後10時ごろには止んでいた。空には星もうっすらと雲のかなたに透けて見える。
小桃の餌場に近づくと山手からニャニャニャ!と鳴きながら猫が突進してきた。スミオだった。餌場に行くと小桃も出て来たがスミオの勢いがすごいので引いている。
餌場でまずスミオに缶詰フードをあげていると小桃もやって来た。小桃にも半分あげてもう1缶開ける。スミオがかなり空腹だったようで食べ方が速い。水を替え、ライトで猫たちの頭を照らす。
小桃の右耳のイボはつぶれて先に血が滲んでいる。新黒のようにポロリと取れてその痕がハゲになっているというのではない。こないだトニーの耳だったか同じような痕になっていた。
スミオの頭も見てみるとイボはないもののハゲのようなものはある。これは引っ掻き傷などの痕かもしれないが。
去年もそのずーっと前も、ダニイボは猫たちの耳などに付いていたのかもしれない。気づかなかっただけなのかもしれない。
そんなことを考えながら小桃を照らし、投薬の算段を思い巡らしているとそれが通じたのか、小桃はいきなりプイとその場を離れてしまった。
まだまだ餌は残っているので、ライトを消し私がその場を離れることにした。小桃は餌に戻ったようだ。
2003年05月17日(土) |
山手猫6匹にフロントライン投与 |
昨夜M浦さんに電話して今夜は9時半頃に山手の餌場で待ち合わせ。その前に小桃の餌場に行く。誰もいない、と思ったら小桃が車の下から伸びをしながら出てきた。
餌場を掃いているとスリスリしてくるので小桃かと思ったら黒い猫だ。よく見るとスミオだった。振り向くと新黒も来ている。小桃はちょっと引いてしまいお墓への階段で待機している。
ひとまず餌場で缶詰を開け、スミオと新黒に分けていると我慢できなくなった小桃がやって来た。3匹が頭を寄せ合って食べている姿は可愛い。
思いついて新黒の首から背中にかけてフロントラインを振り掛ける。びっくりした新黒はちょっと逃げたが大丈夫だ。
スミオは空腹ではないのか、ある程度食べるとその場を離れてしまった。この分ではスミオはねぐらに戻ってしまいそうだ。スミオを捕まえて投薬することにする。抑えつけたので悲鳴をあげて抵抗するが何とか投薬できた。お腹はパンパンに膨らんでいる。満腹の筈だ。
餌場に戻ると私がスミオを苛めていたと勘違いした新黒が怯んで餌から離れている。水を替えて山手へ。スミオも戻る。
餌場ではM浦さんがいて猫たちがお食事中だった。私が行くと「缶詰が来た!」と期待に燃える猫たちに取り囲まれる。手持ちの7個を全部開ける。今夜は猫たち空腹だったようですぐになくなった。思いっきり元気になったポオが餌を巡って他の猫を攻撃している。膀胱炎だったので自分だけ特別扱いされていることが分かっていい気になっているのだろう。
パークも来ていてうまく缶詰にありついたようだ。おとなしいパンダは他の猫たちに取られてしまうのだが、何とか食べさせることが出来た。
M浦さんに押さえていてもらいアニー、バニー、茶々、かりんにフロントラインを投薬。そこで薬がなくなった。あとはワカメとパンダに投薬可能だろう。さてフロントラインをまた調達してこなくては。
甘えん坊のタビーの左耳の内側にイボが出来ているのをM浦さんが発見。そのイボは肌色ではなくタビーの地肌の色なのか黒っぽいので目立たない。これだ、ダニイボは。タビーの頭を仔細にチェックすると耳の外側にダニイボが落ちた後のハゲがある。アリャー、タビーもダニ持ちだったか。タビーには来月もフロントラインだ。
猫たちが甘えて我々の側から離れない。新黒も戻って来てちんまり坐っている。どうやらこの辺りに居を構えたようだ。
手持ちのカリカリもすべて猫たちが食べ尽くした。M浦さんは毎夜、猫ハウスの毛布を払い、水を替えている。猫ハウス1号はポオの家なので中にポオ用にFUS対応のサイエンスダイエットのカリカリを入れておく。ポオは早速中に入って食べている。
餌場に戻ると殆どの猫は既にいなくなっており、茶々、バニー、さくら、かりんのみ。茶々が突然さくらを攻撃。さくらは溝に隠れる。
そこで解散。M浦さんは上へ。私は下へ。さくらとかりんはどっちへ行こうかと迷っていたが、元々てっぺんにいる猫たちなので一目散にM浦さんの後を追って駆け上がって行った。
2003年05月16日(金) |
小桃への投薬、またも失敗 |
今夜は10時15分頃に小桃の餌場へ。崖上の道路を歩いているとその下の通路に白っぽい猫が寝そべっているのがうっすらと見える。(・_・;)…ん? トニーかなあ。ヘアピンカーブを下に降りると小桃が車の下から駆け寄って来た。
白っぽい猫はトニーだった。逃げようとするので「トニー!」と呼ぶと私の声が分かり、慌てて戻って来た。そして今度は大声を張り上げて鳴く。シーッ!
雑草は更に刈り取られた様子で水容器も見当たらない。とにかく掃き掃除をして缶詰を開け、トニーと小桃に分ける。トニーはすごくガツガツしている。もう1缶開けて2匹に分けていると、また上の方から猫の鳴き声が!目をこらすとさくらだ。山の中からこちらの様子が見えたようだ。あの山に入ると360度見渡せる。
さくらと小桃は相性が悪いようで2匹とも唸っている。それでも小桃は食べ続けているので、持参の注射器入りフロントラインをそっと投薬準備する。
小桃のぼんのくぼ目掛けてシュッとやったが、小桃は逃げてしまい、0,5mlはすべて地面に。缶詰にもかかったので、その部分を取り除き水で洗い流す。
小桃は逃げてしまったので、さくらが食べにやって来た。無事だった部分の缶詰を食べていたが、小桃にカリカリをあげようとお墓への階段へ私が移動するとさくらもそこへやって来る。甘えている。
小桃はまた逃げてしまった。駐車場内にはいたので私が下に降りて行くと寄って来た。さくらも執拗に追いすがってくる。そこでカリカリを一盛りするがさくらに取られてしまった。
小桃にはRV車の下で残りのカリカリを与えた。昨日は食べていないが、今夜は先にM本氏もしくはY沢さんからもらっただろうか?
フロントラインは、犬用4,2ml(2千円)という大型の容器から注射器へ0,5mlづつ小分けしておいた。計算上では優に8本分取れるはずなのだが、移しているうちにロスが出て7本分しか取れなかった。1本1本にゴムキャップをかぶせてある。
そして今夜、1本分を無駄にした。あと6本あるので未投与の山手猫の為に取っておこう。警戒心が強く神経質な小桃には捕獲でもしない限りとても無理だ。
この注射器から投与するのがまたやりにくい。少しづつ滴下できずいっぺんにドバッと出てしまうのだ。
フロントライン投与もだが、小桃への給餌がむつかしくなってきた。
夜には上がるかと思っていたが、ずーっとシトシト降っている。10時前、給餌に出かける。珍しく小桃がいない。丸々太っているから1日くらい欠席でも大丈夫ではあるが。
駐車場内をライトで照らしながらウロウロしているとどこからか新黒が現れた。近寄るといつもの餌場に行こうとする。大した降りではないにしても食べるのが遅い新黒のこと、餌場では食べ終わるまでにずぶ濡れになってしまう。が、雨でダニが流れてしまわないかなあ、などと考える。ま、そんなヤワなダニではないだろうが。
餌場下の車は普通車で車高が低い。やはり入口のRV車の下で給餌することにする。私がそこにしゃがんで缶詰1個分を空けていると新黒も理解して後ろ側からRV車の下に入って来た。私が離れると餌にとびついている。
もう一度駐車場内をチェックして立ち去る。小桃がいるかもしれないので、その上の駐車場へも行ってみる。ライトで照らしながら車の下をチェックしていると、民家のベランダに人影が。私の振る舞いを怪しんでいるようだ。適当にして立ち去る。
2003年05月14日(水) |
小桃へのフロントライン投与は失敗 |
小雨がぱらついていたが午後7時過ぎ、M浦さんと小桃の餌場に向う。山手の猫たちに気取られないようにヒソヒソ声で話しながら到着。
小桃はすぐに出てきてM浦さん持参の牛乳と茹でた鶏肉を与えていると、何とさくらが躍りこんで来た。小桃はさくらも嫌いなようで落ち着かずその場を離れてしまった。
駐車場へ降りた小桃にM浦さんが給餌するが押さえようとすると逃げてしまう。これはダメだ。とても投薬どころではない。小桃の右耳のダニイボは昨日と同じ大きさだ。
餌場には山手猫たちが次々にやってきてワイワイやっている。小桃には後で改めて給餌することにして投薬できる猫たちにはしてしまうことにする。
さくら、ハイシロー、トニー、ゲンキに投薬し、続きは山手ですることに。山手の餌場でカリカリを広げる。缶詰は大3個とモンプチが1個あったのでそれも開ける。元祖ダニ猫の新黒もいる。彼の耳にはもうダニイボはなさそうに見えるが二人して近寄ると警戒するのでじっくり観察することが出来ない。
コロン、タニー、タビー、ポオに投薬する。花子は無理だが、かりん、アニー、バニー、パンダ、スミオ、ワカメに投薬できるだろう。フロントラインを調達しなければ。
一時止んでいた雨がまた降り出した。山手は解散し、もう一度小桃の餌場に行ってみる。すぐには出て来なかったがライトで照らしていると小桃がやってきた。缶詰はもうないのでカリカリを与える。
さて、小桃には私ひとりで隙をみて投薬をトライしてみるか。困難が予想される。
2003年05月13日(火) |
小桃の耳にもダニイボが! |
午後10時出発。新黒は今日もいない。小桃もいないのかと思ったら、通路を通って餌場に向っていると駐車車両の下から伸びをしながら出てきた。
周りに丈高く茂っていた雑草が刈り取られているが昨日置いた餌場の水容器は捨てられてはいなかった。なめくじも団子虫も勿論いる。缶詰を1缶開けて小桃に与える。
ライトで小桃の頭を照らすとジャーン!右耳の真ん中にダニイボが出来ている!小桃にはフロントラインを投与しないと。M浦さんと二人がかりなら何とかなるだろう。
してみると1ヶ月ほど前、ハイシローの目の下に出来ていたイボはダニイボだったのか?山手の猫たちにも捕まる子たちにはフロントライン投与しよう。
帰宅してチェックしてみると以前犬山動物病院でもらった期限切れではあるが効能は大丈夫という個装のフロントラインが8個ある。(個装のフロントラインは1個1100円するのだ)早速明日から投与開始だ。
2003年05月12日(月) |
新黒はおらずトニーが来た |
昨日、M本氏から電話があり、ずーっと前に彼に頼んでおいた猫ハウス2号のニス下塗りを終えたと言う。何度も塗らずに済むように良い塗料を使ってくれるように言っておいた。M本氏は仕事も再開し多忙なのに申し訳ない。と言ったら彼の臨時の助っ人仕事は6月中旬までなのだそうだ。
今夜も10時15分に出発。小桃は上の駐車場から出てきた。一瞬そこで給餌してしまおうかと思ったが、下に新黒がいるかもしれないので小桃を従えていつもの餌場へ。然し新黒はいなかった。
懐中電灯を忘れて餌場がよく見えないが水容器がなくなっている。なめくじもいるようだ。適当になめくじを振り飛ばし床を掃く。小桃に給餌していると崖上からニャーと鳴く声がする。見上げると白っぽい猫が覗いている。
ハイシローかと思ったらどうやらトニーのようだ。よかった。新黒の分の缶詰が余っているのだが、これは冷蔵庫保存していたものなので早く消費してしまいたい。
呼ぶと降りて来たが何だかビクビクしている。缶詰フードを空けると喜んで食べ始めた。
餌場に戻り、持参の水容器に水を満たし立ち去る。ライトがないとやはり不便だ。トニーの鳴き声は大きいがそれを聞きつけてやってくる猫はいなかった。もう餌の手持ちがないから来なくてよかった。
小桃は食べながら盛んに駐車場の方を気にしていた。あの餌場も安全ではなくなってきたのかな?
今夜は用事で菊名まで出かけていたので帰宅が遅く、小桃の餌場に駆けつけたのはもう午後10時半だった。
崖上の道路から下の通路を見れば、新黒がいる。小桃も飛び出して来た。Y沢さんは来なかったのかな?小桃は新黒の横を通る時に鼻と鼻を突き合わせて挨拶している。ダニが移るかもしれないからあんまり近寄らない方がいいのだけど。
奥の餌場にはなめくじが3匹。団子虫なども。ミニホウキで掃き飛ばし餌場をきれいにする。新黒も奥にやってきた。空腹のようで2匹はせっせと食べている。
新黒の頭にライトを当てて仔細に観察してみると現在ひとつダニイボがある。両耳の周りにすでにハゲがある。フロントラインを滴下することはちょっと不可能だ。餌に混ぜられる薬がないとすればお手上げだ。このまま新黒の頭はハゲだらけになってしまうのだろうか?
2003年05月09日(金) |
M浦さんの代わりに山手へ |
熱狂的な阪神ファンのM浦さん母子は今夜、横浜スタジアムへ試合観戦に行っている。(どうやら阪神は勝ったらしい)
その為、今週は水曜日には山手に来ずに金曜日に来てくれ、と彼女から言い渡されていた。
缶詰13缶をタッパーに空け、カリカリもたっぷり持って午後9時半出発。1,5L入りのペットボトルが重い。小桃の餌場より先に山手に行くことにする。小桃に見つからぬように道路の反対側を歩く。
山手はシーンとしており階段には茶々だけがいる。と思ったら猫たちが出てきた。まとわり付くがまず掃き掃除をする。カリカリを500gr分くらい広げておいて 「山手スカイウォーク」のてっぺんまでさくら、かりん、バニーを呼びに行く。
みんな揃ったところでカリカリの上に缶詰を乗せる。いつの間にか新黒も来ている。図々しいパークもいる。パークは挙動が忙しなく卑しいのでワカメに大層嫌われているがパークは平気だ。その点、新黒はひっそりとしておとなしいので攻撃する猫は殆どいない。
スミオが来ていなかったような気がするがちょっと来てすぐに立ち去ったのかもしれない。
猫たちの食べっぷりが悪いが、そのままにして小桃の餌場に行く。が、小桃は出て来ない。餌場にはY沢さんの餌(缶詰とカリカリを混ぜたもの)がこんもりと盛ってあり、食べられた形跡がない。なめくじが1匹張り付いている。小桃はどうしたのだろう?
Y沢さんが来たのなら道理で山手猫たちの食べっぷりが悪い筈だ。それもついさっきのことだったのだろう。赤猫たちまでがいつものように最後まで食べるということをしない。
猫ハウスの水を取り替えに行く。アニーとかりんだけが従いて来た。餌場に戻ると大方の猫たちはもういない。と思ったら何匹か戻って来た。新黒もまた出てきてちんまりと坐っている。話し掛けるとじーっとして聴いている。新黒の耳は歴戦の痕かボロボロだ。ダニイボは今夜は見当たらない。このところ小桃の餌場では不安そうだったが、ここではゆったりした表情をしている。やはりここは「猫の楽園」だ。小桃も戻って来ればいいのに。
かりんが最後まで食べていたが大量に余ってしまった。缶詰は9個分、カリカリは500grを広げたのに。余った餌は回収しポリ袋に入れる。Lマンションのニャン太にあげよう。
階段を上がって行くとアニー、バニー、かりんが従いて来た。てっぺんの餌場に半分ほど置くと3匹が食べ始めた。
Lマンションの方へ向うと、もう猫たちはついてこなかった。散歩中のおじさんとすれ違ったが山道は街灯がついたとはいえうすら寂しく成る程若い女性が通行するには不向きだ。(勿論おばさんにも不向きだが)
ニャン太がいなかったら無駄足になるなあと思っていたら、「山手スカイウォーク」の終わり、Lマンション敷地への入口で、例のけたたましい鳴き声がした。ニャン太だ。M浦さんから聞いていたが、本当にデブ猫になっている。腹部を触ると固太りだ。滅多に会わないのにニャーニャーと鳴いて私のことをしっかり覚えている。
駐車している車の陰でさっきの餌の残りを空ける。ニャン太がムシャムシャとおいしそうに舌鼓を打つ音が聞こえる。あのユーモラスな顔は、はっきりとは見えないがこの太りようは山手猫以上だ。
2003年05月08日(木) |
昨日も今日も小桃のみ |
毎日暑いが、昨日・今日の不快指数は真夏並みのようだ。と思いながら餌やりの為、外へ出ると天気予報通り外は気温が下がっている。途中、また雨の気配がしたが傘を取りに戻ることはせずに餌場に向う。
昨夜、新黒はいなかったが今夜もいない。多分山手でカリカリを貰っているのだろう。小桃のみが走り出てきた。あまり鳴かないので助かる。
給餌していると車が駐車場に入って来たが、運転者は駐車後すぐに立ち去ったようだ。こちらもライトを消して給餌活動に専念する。小桃はモリモリと食べている。
一昨日の茶虎猫は、昨日、今日は出て来ない。
帰り道、結構雨が強くなってきた。といっても霧雨なのでびしょ濡れになるということはないが、小桃も早く食べ終えて雨のかからないところに戻ってほしい。
成猫の被毛は多少撥水性があるが、鳥類同様、子猫の被毛はどんどん水を吸い込んでしまう。小桃たち母猫は子育てに苦労しただろうなあ、などと考えながら雨に濡れて歩く。小桃の最後の仔猫は一昨年3月生まれの花子だ。同じ時に生まれた太郎は昨年4月24日正門前で交通事故に遭って死んでしまった。
2003年05月06日(火) |
小桃の餌場に茶トラ猫現る! |
いつも通り午後10時前に小桃の餌場へ。昨日と同じく崖上の道路を歩いていると下の通路に新黒がいるのが見えた。新黒は昨日よりも更に手前にいてやはり動かない。
小桃も声もなく現れて私を追って奥の餌場へ。床を掃いている間、後ろからスリスリするばかりだ。今夜も空腹ではないのかも。昨日の缶詰の残り(といってもほぼ1缶分)を空けるとようやく食べ始めた。カリカリも少々足しておく。
新黒は全くこちらに来る気配がない。昨日からどうしたんだろう?
そこへ車が2台入って来た。先頭の車は小さいのに、何度も出たり入ったりして思うように車庫入れが出来ないようだ。その度にヘッドライトがまるでサーチライトのように餌場や通路を照らすので新黒は更に出口の陰の方へ移動してしまった。
小桃も駆けってきてライトに追われるようにして崖上に上がった。しばらくそこにいたが駐車場内が騒がしいので上の駐車場の方へ行ってしまった。
餌場へ戻ろうとすると(・_・;)…ん? 全身茶トラ猫が居る!ノンちゃんではない。赤茶色だ。餌が欲しくて来ているようだ。近寄るとその分だけ離れる。ノンちゃんのような可愛い顔をしている。
餌は缶詰だけなくなっておりカリカリはそのままだ。小桃がすべて食べたのか、この茶虎が手伝ったのか。茶虎は駐車場の車の後ろにいる。
新黒はこの茶虎がイヤで奥の餌場に来ないのかなあ。すぐ出口のところに佇んでいる。その手前のところで缶詰を開け、こんもりと盛る。
餌場に戻ってみるとカリカリは数粒しか残っていない。きっと茶虎が食べたにちがいない。もう車の後ろにもいないが。
新黒は缶詰のところへ来てやっと食べ始めた。ダニイボは昨日の大きなのは取れてハゲになっているがまだある。犬山動物病院の院長からの返信では、今のところ餌に混ぜるダニ駆虫薬はないそうだ。何か良い案が浮かんだら知らせてくれるという。
小桃の頭もライトでよく見てみたがダニイボはないようだ。
あの茶虎は多分下のいたち川沿いから来たに違いない。ここまで遠出するということは多分オス猫だろう。
去年も数回、「プリンス猫階段」で茶虎猫を見かけたことがあるが今日の猫はそれとは違うようだ。
2003年05月05日(月) |
新黒の耳のイボはダニ?! |
伸二と健の里親さんからのメールを引用:
『新黒のイボですが、ひょっとして「ダニ」では、無いですか?猫についているダニを見たことがありますが、イボ状に大きくなります。手で取ると血をいっぱい吸っています。やはり取るとはげ状になります。(手で取ったのは私でなく、天園の茶店の人)小桃にはなさそうですから違うかも知れませんが。健にも着いていたそうです(病院の先生)が、私にはわかりませんでした。』とのこと。
アチャー!そうなんだ! 今夜は崖上の道路から見下ろすと、通路の真ん中で新黒がゴロリと横になっているのが見えた。小桃も走り寄って来る。新黒の横を通って奥の餌場に行く。小桃にだけ缶詰をあげ、振り向いて新黒を呼んでみたが新黒はそこから動かない。
缶詰を持って近づきライトを当てるが目をパチクリさせてじっとしている。空腹ではないのか?缶を鼻先に寄せるとシャーと吹く。小桃がもう食べ終えているので、缶の残りをあげる。
もう1缶開けて、お墓への階段を掃きそこへ餌を置くと新黒は来て食べ始めた。Y沢さんのものらしき餌の痕跡があり団子虫がいっぱいだった。やはり2匹とも満腹なのだな。
新黒の耳には見える限り3個のイボがある。そして米粒3個分くらいに膨れ上がったイボもある。身体にも1粒着いているようだ。ダニならフロントラインを滴下すれば取れるのだが新黒は触らせないからどうしたものか。犬山動物病院の院長に相談してみよう。
小桃は、と見るとさっきあげた追加分をそっくり残している。引き上げて持ち帰る。
昨夜と違い、餌場までの道もいつも通り静かだ。小桃が小さく鳴きながら駆け寄って来る。以前のように派手に鳴かなくなったので助かる。
通路の横の雑草の丈が急に高くなったように感じる。新黒もいる。ライトで地面を照らすとなめくじは1匹だけ。団子虫数匹。なめくじが這い回った痕が幾筋も光っている。カリカリなどは残っておらず小桃も今夜はよく食べる。
小桃の鼻の引っ掻き傷は浅かったとみえ、もう殆ど痕跡を残していない。新黒の耳のイボはと見ると、頭頂部右側のイボは取れてその部分が豆粒大のハゲになっている。そして左側に同じようなイボが出来ている。左耳の内側にも同じイボが。一体何なんだ?これは。
新黒は触らせないので詳しく調べることはできない。小桃も傷には触らせなかった。注意深く見守るしかないだろう。
2003年05月03日(土) |
小桃は鼻に引っ掻き傷、新黒は耳にイボ |
連休中とあって午後10時でも外は騒がしい。小桃の駐車場近くに行くとお墓の横に駐車しようとしている車がある。なるべく鉢合わせしないようにと、上の道路で待つがなかなかライトも消えないし、車から降りても来ない。もっとよく見ようと近寄ると小桃が私を見つけたのか鳴き声だけが聞こえる。
その車には盗難防止装置が取り付けられているが、降りて来た背広姿の男性はしゃがみこんで更に車体全体をくまなくチェックしている。やっと車を離れたので私が通路に降りていくと、自分の車がよほど気になるのかその男性は何度も車を振り返る。当然私の姿も目に入り、ジロジロと眺めながらグルリと回って上の道路を行く。上からは益々よく見えるが猫が2匹私にまとわりついているので、車にイタズラをする輩ではないことが分かったようだ。
さて、餌場にはカリカリが盛ってあり、大きななめくじ3匹と小さな蟻が沢山たかっていた。お墓への階段をみるときれいだ。そこに缶詰を空ける。新黒はおいしそうに食べるが小桃は途中でプイっと離れる。
通路でゴロゴロしているのでライトを当ててみると小桃の鼻には大きな引っ掻き傷がある。ひとりぼっちでいる筈なのに誰に引っかかれたのだろうか?腹部は張り出して満腹のようだ。
新黒にも間近でライトを当てると右耳の内側と外側(頭のてっぺんの方)にゴマ粒ほどのイボが出来ている。缶詰のカスがついたのかと思ったが仔細に眺めるとどうもイボのようだ。ハイシローの下瞼にも目やにかと見間違うようなイボがある。ハイシローの頭部にはまだイボがあったが、どの部位だったかは失念した。
とりあえず水を替える。小桃は上の駐車場まで従いて来た。ここも彼女のテリトリーのようだ。
2003年05月02日(金) |
ノンちゃん、現れる!!! |
今朝S内さんから電話があり、ノンちゃんは早朝現れたそうだ。只、何かに怯えている様子を見せていたという。
一昨日、M上さんは、以前ノンちゃんがタヌキやイタチに追いかけられているのを見たと言っていたとか。「エッ?あんなところに未だにタヌキがいるの?」と驚く私にS内さんも数年前だが「プリンス猫階段」の餌を食べに来たタヌキを見たと言う。
私は見たことはないが、山手でもタヌキを見たとY沢さん、M本氏、M浦さんは言う。ヨチヨチ歩きになった仔猫はカラスやタヌキに狙われ、全滅することもあるとM浦さんは言う。自然の掟とはいえ厳しい。何年も惨状を見てきたM浦さんは決心して素手で母猫たちを捕獲、手術に持ち込んできた。一方、J先生はJ先生でひとりシコシコと捕まる猫たちだけに手術を受けさせてきた。
ノンちゃんは成猫だからタヌキに襲われるということはないと思うが、餌を横取りしに来たタヌキなどに威嚇されて怯えていたということは有り得る。
然し、昨朝の餌は手付かずだったという。とにかく何があったのかはしかとは分からない。
外猫にしている以上、これからもこうした心配はつきまとうが、致し方ない。一喜一憂しながら出来るだけの世話を続けるまでだ。餌を与えるだけでなく、不妊・去勢手術を受けさせること、これが重要だ。病気の危険も減り、グーンと寿命が延びる。
ノンちゃんは手術済みだし餌も潤沢。若猫だしまだまだこれから長生きしてもらわねば。山手やラーバンにはパンダや毛玉といった14〜15歳級が今もバリバリ現役の地域猫をやっている。
ともあれノンちゃんが現れて良かった! もしかして捜索を心掛けてくださった皆さま、有難うございました。ノンちゃんは無事です。
2003年05月01日(木) |
「プリンス猫階段」のノンちゃんが行方不明! |
午後8時過ぎ、のんちゃんの餌やりさん、S内さんから電話がかかってきた。全く久しぶりだが良くない知らせだった。「プリンス猫階段」のノンちゃんが一昨日から行方不明だという。
昨日、プリンスやボス三毛たちの餌場、U野さん宅ガレージ前でS内さんは偶然にノンちゃんの「隠れ餌やり人」、M上さん(パピヨン犬の飼い主)に会ったそうだ。M上さんもノンちゃんがいないことを気にしていたらしい。
今夜もノンちゃんは現れず、S内さんは居ても立ってもいられない気持ちになったようだ。毎日いた猫が突然現れなくなると本当に心配だ。S内さんはノンちゃんが可愛くて仕方がないと常々言っている。
少々の経験から言えば、猫が餌を食べに来なくなる時は、体調が悪くなった時だ。どういう時に体調が悪くなるかと言えば、 * 怪我をした時(虐待、交通事故など) * 中毒気味の時(腐ったもの、毒の入ったものを食べた) というようなことが考えられる。
後は、連れ去り、虐殺など悪く考えればキリがないが、一昨日の朝は餌を食べた形跡があったというし、もう少し待ってみよう。4日くらい現れなくても、その間、じっとして自然治癒を計っているのかもしれないし。連れ去りに遭ったと推察される山手のタニーも1ヵ月後、命からがら戻って来た。
近隣の読者の方!もしノンちゃんを見かけられましたら、是非ご一報ください!
・・・・・・・・ 今日午後6時頃、U野さん宅ガレージ前を通った。今日は1台の車の上にボス三毛、下にプリンス、その横に牛若がいて、隣の車の下にアニーがいた。昨夜、私に甘えに甘えていたアニーはさすがに私に気付いて、呼ぶとニャーと甘え声を出していた。つられてボス三毛や牛若までがニャー。プリンスはあくまでも知らん顔。良かった、ボス三毛がいて。ここ2回ほど姿を見かけなかったので心配していたのだ。
・・・・・・・・ 午後10時前、いつものように小桃の餌場に行く。缶詰を開けて小桃と新黒に給餌。するとニャーという可愛い声とともにしゃがんでいる私のお尻をそっと押す猫がいる。振り向くとスミオだった。スミオがここへ来るのは久しぶりだ。彼にも缶詰を分け与える。忽ち食べてしまった小桃が缶詰をねだる。3匹にカリカリもあげる。
スミオは本当に上品で可愛い。パンダの子供たちはみんな良い猫たちばかりだ。
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