2002年06月14日(金)
きっと僕はここへ帰ってくる。そう雲の流れのように

前略


いつかまた......いつかまた......

めぐり逢うまで




流れつくままに

雲の流れのように




僕らの道はまだ
果てなく続く


君を守ることは出来ないけれど




草々



2002年06月13日(木)
ああ どうしようもない位、あなたがすき。

前略


遠くから眺めてみるの

アタシの視力はこれの為にある


・・・なんて云ったら笑われそうだけれど



時々こっち方向を見ているあなた

目が合うかな?
そう信じてみて、みつめる


ねえ あなたは誰を見ているの?
アタシにはそれを知る権利はないのかしら

ねえ あなたは恋をしているの?
アタシにはそれを知る権利はないのかしら



厳しい横顔も
優しい笑顔も

誰の為に笑っているの



目を合わせたいんだけれど
恥ずかしいから
どうしてもソッポを向いてしまう

遠くからだったら、いくらでも眺められるのに

いつまでアタシはこうしているのだろう

判っている
けれど




アタシって、本当に彼が好きなんだ

ああ 本当に。


でもまだ勇気はないんだ
いつかそのうち、本心を訊かせてもらうから

・・・でもまだ勇気はないんだ




草々



2002年06月08日(土)
もう何も聞きたくない。独りにしておいて。

前略


貴方に何か判るの?

と、苛立ちをおさえ切れずに
八つ当たりをしている最悪なアタシがいる。


貴方が彼女と一緒に笑っているとき
貴方が彼女と目を合わせているとき

もう何も見たくない


笑い合っている声が聞こえる
哀しい話をしている声がする

もう何も聞きたくない



友達からの気休めも

差し伸べられた手のひらも

全て。



草々



2002年06月07日(金)
少しお話しをしたいだけ。だけど出来ない。見つめるだけ。

前略


素直になれなくて

いつか本当に大切なものを失ってしまう気がする

素直になれなくて



2002年06月06日(木)
気づかない。気づいて欲しい。ねえ、切ないの

前略


遠くからそっと見つめるの


いつのまにか声変わりしている貴方に
私、目が離せない。

仲良くしている人に焦る
らしくない、私がいる


ねえ
いつからこうなってしまっただろう
離れてから初めて気がついた

ねえ
私を見ているの?それとも違う人?
目が合わない。それが切ない

ねえ
このまま離れ離れになったら
私は貴方を忘れられるのかな

新しい出会いを躊躇わないのかな


かれこれずっと
私は貴方を見つめてる

ただ遠くから見つめてる

いつか目が合う、その時まで・・・



草々



2002年06月05日(水)
どこからどこまでが運命で、真実なのか。いつまで悪戯を続けるのか。

前略


僕は君に何も云えなかったんだ

「ごめんね」も
「ありがとう」も


ただ寂しそうに顔をしかめる君を。



全て最初から知らなければ
何も存在していなかれば

僕らが出逢っていなければ。



信じてはいないよ
でも、ねえ神様。

僕らはどうして出逢ったの
運命はどこまで決まってるの




僕は君に何も云えなかったんだ

「ごめんね」も
「だいすき」も



草々



2002年06月04日(火)
求めても、誰も助けてくれないんじゃないかって、暖かいものは何もないから

前略


僕は独りで生きていく
これからも誰かの手助けは要らないから


なんて
よく云えたものだ


一番に手のひらを求めていたのは誰?

待っているだけじゃ何も変わらないのに

そう知っていながらも
僕はいつまで、いつまで。



何も云わなかっただけなんだよね
助けて欲しかったんだよね

誰かの優しさに触れてみたかった
その腕に埋もれてみたかった

それだけなのに。



僕はいつまで、いつまで。




草々



2002年06月01日(土)
人々の輪に打ち解けることが本当の幸せだって、独りじゃないんだって

前略


嬉しかった


私の言葉で微笑んでくれることが

私の言動で笑ってくれることが



独りはどうしても寂しかったの
誰かがいないと不安で仕方なかったの

「あんたの言う事はつまんない」って
そう言われたくなかったの


だから



嬉しかった

ただ それだけのことが




草々


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鳥海

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