2002年05月31日(金)
喧嘩をした。だから謝る。単純なんて云わないで

前略


「ごめんなさい」が

ほんとうの謝り方だと思う


「ごめんなさい」は

ほんとうに謝るとき




草々



2002年05月23日(木)
放浪者

前略


こうなる事が判っていたから避けていた

怖かったのかも知れない
脅えていたのかも知れない

だけどそう思われてもいい


僕はこれ以上、君に付き合わなくてもいいんだ
それでもここにいるのは

きっと僕のわがままなんだろう


雲みたいに流れるままに流されて

そしてここにたどり着いた



そう僕は放浪者

永遠の時を彷徨う放浪者



だけどまわりに振り回されるのはゴメンだ。




草々



2002年05月22日(水)
面倒くさいとすぐ逃げる。間違っているかなんて知らない

前略


どうしてこんなに面倒くさい事になったのだろう

そもそもこれは君が悪い
そうだ僕は悪くない


そう言うと、君は決まって怒るよね

みんなそうなんだろうか

僕が悪いんだと怒るのだろうか



誰がどう間違っているかなんて僕は知らないよ

ただ君が本当にそれでいいのか


それを知りたいだけなんだ



僕には僕のやり方があって

君には君のやり方がある


当たり前だけど、当たり前でもなかったりする




草々



2002年05月21日(火)
苦しかった。嘘だらけの笑顔が

前略


口々に騒ぐ声が嫌に邪魔くさく感じる
咄嗟に耳を塞ぐのは僕の癖

隣でそっと笑う君を見て
幸せかもしれないと感じるから


忘れないでほしかったんだ
僕の存在その全てを


明るく振舞ってくれていたのを
今更ながらに知るのは遅かったかも知れないけど




だから優しい言葉なんか掛けてくれなくても
別に僕は構わないんだ

苦しいのは君だけだから
別に僕は構わないんだ



ただ
例え偽りの笑顔でも忘れないでほしかったんだ



草々



2002年05月20日(月)
ただ一言、それが聞きたかった。この耳で

前略


「好き」と一言云うのがどんなに大変な事か
僕は今更 思い知らされた


その一言に込められた想いは深い
そして切ない


抱きしめることでさえ今は苦しい

夢の中ではあんなにも簡単に出来たのに



それは君を喜ばせる言葉でもある
それは君を苦しませる言葉でもある


離れ離れになった夜はひどく切なかったよね
泣きながら電話を掛けてくる君には驚かされたよ



君は本当にそれでいいのかな


それは君を喜ばせる言葉でもある
それは君を苦しませる言葉でもある


しかしそれを云うのでさえ苦しい




草々



2002年05月18日(土)
別に真似てる訳じゃない 君が好きだ ただそれだけのこと

前略


君が笑ったから

僕も笑ってみた


君が泣いたから

僕も泣いてみた


ただ それだけのこと



草々



2002年05月17日(金)
優柔不断な性格

前略


答は限りなくある

だけど

どれを取ろうか迷うから


ヒトは答を失う


答を見失ってしまう


草々



2002年05月16日(木)
ダイヤモンドダスト

前略


雪が降っていた


サンタクロースが来る晩

子供を寝かせるのに苦悩する大人たち


静かにお眠り


明日にはきっと雪だるまは残っていないけれど

また来年 それは舞い戻る



草々



2002年05月15日(水)
「助けて」なんて云わない。何かを云う前に助けて欲しい

前略


存在さえしていなければ

悩む事だって しなくて済むのに


最初からぜんぶ。


だから本当は気づいて欲しかったの

新しい色が欲しかったの



草々



2002年05月14日(火)
屋上から見上げるとそこにあるもの

前略


空になりたい

 悩みのない
 
空になりたい

 すべてを見守る

空になりたい

 苦しみも哀しみも


すべてなくなればいい



草々



2002年05月13日(月)
人と触れ合うのは、牢獄に入るのと同じ覚悟が必要なの

前略


何も知らなければいい

苦しみも哀しみも

そして快楽も

すべて知らなければいい


人が人を癒す

それは嘘だったのだろうか

僕は一生、この苦しみを味わっていなくちゃ
いけないのだろうか



逃げ出せるものなら
逃げ出したい

逃げ出せるものなら
ああ 苦しみもわからない



草々



2002年05月01日(水)
人を汚すは人なり 人を癒すは人なり

前略


支えてくれる人がいる

信じてくれる人がいる


だから僕は

この青い空へ 羽ばたける



草々


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鳥海

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