2002年07月19日(金)
綺麗な言葉を並べても、綺麗になんかならなくて

前略


どうも最近、調子が悪い

体調悪いとか病気だとか、そういうんじゃないけど
なんていうか

衝撃的な事がないのかな

だからココに書く事も、最近ではお粗末様。


ごめんね、なんて簡単に謝ってみる


今だから、できる



古いCD引っ張り出して参考にしようとしている自分

なんだかアタシまで古くなった気分よ



何か体験したい

それは恋でもいい
それはバカンスでもいい
それは嘘でもいい
それは喧嘩でもいい


何かを望むのは間違いではないのだから


ただアタシ、君の背中を後ろから見てるのだから


気づいてなんて云わないから




草々



2002年07月18日(木)
そのかけがえのない忘れものに 多くの希望を抱えながら

前略


僕は探しに出掛けました



誰かに云われて傷ついたなら
きっと空を見て 風を感じて

涙を吹き消すだろう

自然に流れるものに逆らうように
でもきっとそれは出来ないのだ

雲は同じ方向へ進むのだから



何かを失って傷ついたなら
きっと夢を見て 思い出してみて

心を癒すのだろう

自然に癒えるものに逆らうように
でもきっとそれは出来ないのだ

過去は未来へ引き継がれるのだから



誰かに云われて傷ついたなら
きっと誰かが 囁いてくれる

泣いてもいいんだよ

自然に流れるものに逆らうことなく
不可能なことなどないように

人を傷つけるのは人だけど
人を癒すのも人なのだから





僕は探しに出掛けました

失った言葉を探しに



草々



2002年07月15日(月)
ううん 何も云わないで それだけで十分。。

前略


長い長い夢を見ているよう


手には水の入ったコップ
頭上には木漏れ日


素敵になりそう



ただちょっぴり期待しちゃってただけだもん
落ち込んでなんかいないで

さあ 今こそ立ち上がって
あたしと一緒に行こうよ

時には坂があり、時には崖もある


何も忘れてはいかないから

ねえお願い
あたしと一緒に来てほしいの・・・



大丈夫。

何も云わないで



草々



2002年07月14日(日)
落とされた険しい崖に のばされる腕に

前略


怖くて
ただ 怖くて

何も言えなかったの


おびえているだけじゃ何も始まらないけど
ただ私は

一人立ちつくしていました



言えるだけ言って
人を傷つけるよりいいだろう

迷うだけ迷って
見捨てられるよりいいだろう


言葉にならない。 それは

きっと私には必要なかったんだろう



何か言おうとして躊躇って

のばされた腕もとらないで


私はまだ迷っている

忘れない君たちの笑顔に



私はただ迷っている




草々



2002年07月13日(土)
どうか私を見つけて。もう壊れてしまいそう

前略


「何も要らない 必要ないから」
簡単に口にできるものはできるし


「ほんとうは すきでした」

勇気を出さないと云えないものもあるから


何も知らないほうが良かったんです

それは私の為でもあるし
君の為でもある


倒れた花瓶はまたたつことが出来る
だけど割れてしまったものは直らない

それどころか捨てられてしまうよね



ねえ私を見てよ

誰にも捨てられたくないことを知っているなら
少しでいい

ただ目線を合わせてみたかった
それだけのことなのに



君をおもうと夜が怖くなる




草々



2002年07月10日(水)
遠くない でも近くない 微妙な感覚に迷って

前略


いつですか?

僕が貴女と一緒にいたのは・・・



つい最近まで触れていた腕が遠く感じる

懐かしくない
でも近くない


僕らの思い出ってなんだろう

遠い遠い未来でも
僕は貴女の隣にいますか


わからない


地図などない、この道しるべには。


遠い遠い未来でも
僕はここにいますか



僕が貴女と一緒に歌った歌は

果たして未来ですか
果たして過去ですか


それは遠いことなの
それは近いことなの?



コンパスなどない、この道しるべには




草々



2002年07月09日(火)
泣きたいときには 泣いてもいいんだよ

前略


時々、すごく悲しそうな顔をするよね
涙 堪えているの、知っているから

だから部屋にこもったりして、独りで泣いてるんでしょう?


ねえ 悲しいなら悲しいって、云ってほしいんだ
一晩中だってなんだって、僕はもう覚悟してる。

ねえ 泣きたいなら泣きたいって、云ってほしいんだ
電話の声を震わせるくらいなら。




君の笑顔が懐かしい



草々



2002年07月02日(火)
僕らはきっとその為にと そう信じながら 孤独を抱えながら

前略


手が差し伸べられるのを待っていたんです

でも
自ら手を差し伸べていたのも確かなんです



誰かの為に生きている
ここまで生きてきた

僕は誰かの為に存在していると


そう信じていたのは確かなんです


時には弱音を吐いていました
助けて欲しいと

涙を見せたときもありました




助けを求めていたのは確かなんです

でも
君からの助けを待っていたのも確かなんです



僕は誰かの為に生きている



いつか僕らは未来の僕らへ
次のタスキを渡せる日が来るのだろう

そしてその時には




手を差し伸べられるのを待っていたのは確かなんです

でも
自ら手を差し伸べていたのも確かなんです



助けを求めていたのは確かなんです

でも
君からの助けを待っていたのも確かなんです





草々



2002年07月01日(月)
うん 忘れないよ、君のこと

前略


自分を鏡で見てみても
何も答は見付からないね

夜景はそのまま僕らを笑うよ


南の風は夜空を通り抜け
雪の中の林檎が眩しい




僕は何も見付けられなかったんだ
だから自己嫌悪に陥る

ああ そんな僕を
君は影で笑うのかい


だが それもいいかも知れないね


甘やかされて育つのは嫌だから
きっと厳しくして欲しかった

でもたまには手を差し伸べて欲しかったんだ



すきだったんだ 君のこと
誰よりも大切な君だから




夜の星空は静かに喋りかけた




草々


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鳥海

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