江草 乗の言いたい放題
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2007年09月30日(日) 純金こけし、危機一髪!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

 青森県黒石市に「津軽こけし館」という施設がある。1階には津軽の伝統工芸品や2メートルのジャンボこけし等が展示され、こけし作り・こけしの絵付け体験もできるようになっている。2階には全国のこけし達を11系統に分類し一同に公開している。またこけし以外に木地玩具等が約3000点も展示されている。しかし、ここの目玉というのはそんなものではない。ここには純金と純銀のこけしのペアが飾られているのである。あの竹下元首相がばらまいたふるさと創生資金の1億円の使い道として、この純金こけしが作られてのである。純金・純銀こけしは常設展示されていて、実際に手で触れることができるようになっている。金属が高値で取引されている昨今、このこけしの存在を知って「盗みたい」と思ったこそ泥たちは大勢いただろう。アサヒコムから記事を引用したい。

青森・黒石の純金こけし奪う計画、男を再逮捕 大阪2007年09月29日18時41分
青森県黒石市の「津軽こけし館」にある純金こけし(時価1億5000万円、高さ50センチ、重さ約58キロ)を奪おうと計画したとして、大阪府警は29日、大阪市天王寺区堂ケ芝2丁目、会社経営大川健三容疑者(60)=別の強盗罪などで起訴=を強盗予備と窃盗の疑いで再逮捕した。「身に覚えがない」と否認しているという。
 調べでは、大川容疑者は3月11〜12日、青森市内で駐車中の車のナンバープレート2枚を犯行用に窃盗。同19日午後4時ごろ、黒石市が89年にふるさと創生事業の資金で制作した純金こけしを盗もうと、模造品の散弾銃などを持って津軽こけし館を訪れた疑い。警戒中の警察官が館内にいたため立ち去ったらしい。
 大川容疑者は、大阪市中央区の貴金属店で時価約9500万円の貴金属類を奪うなど、大阪や奈良で計5件の強盗事件を起こしたとして、強盗や強盗致傷の疑いなどで逮捕、起訴。府警は大阪市内の大川容疑者の事務所から、ナンバープレートやこけしの写真、こけし館の防犯カメラの位置などがわかる写真を押収していた。

 
 この大川容疑者はその純金こけしを奪って簡単に逃走できると思っていたのだろうか。まさか実行する前に捕まってしまうとは思いもよらなかっただろう。重さ58圓發僚禧發海韻靴鯏陲鵑世箸海蹐如△修鵑覆發里鮖っては走れないわけだから、館内での移動も大変だ。この大川容疑者が「これからやろうと思っていた犯罪」の一つが、純金こけしを盗むことであったことはまず間違いないとして、次にそんなデカイものをどうやって安全に逃走用のクルマまで運べるのかということだ。

 まあそんなことは世間に宣伝されない方が良さそうだが。大川容疑者は「身に覚えがない」と否認しているが、だったらどうして黒石のような辺境の地をおとずれたのか。なぜ防犯カメラの位置まで写真に撮るのか。オレにはどうもわからないのである。オレのように犯罪とはほど遠い誠実な生活を送っているものから見ればやはり納得がいかないのである。

 これがもしかしたら、満足にゼニも使えずに田舎のゲームセンターで小遣いを使い果たしたガキのレベル程度ならまだいい。オレが怖れるものはそういう連中が開き直って犯罪に走ることだ。おそらく大川容疑者の頭の中にも「強盗って計画したことだけで逮捕されるのか」という疑問が渦巻いているだろう。オレは「そうだよ」と答えたい。そんなヤツが居るということは日本人の恥である。
 
 追記
なんと、朝日新聞の朝刊を開いたら、そこにあった見出しは「純金こけし、危機一髪」となっていて、私と同じ題名でした。昨夜の朝日コムはそういう題名は用いていませんでしたし、偶然の一致なのでぱくったわけではありません。朝日の記者のセンスが私くらいあったということです。



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2007年09月29日(土) 命をかけて真実を伝えるということ        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

 軍事政権の支配下にあるミャンマーでは国民の人権など保障されていない。反政府デモが起きれば射殺して鎮圧することが軍にとっての正義であり、我々の持つ価値観は全く通用しない。そんな国で真実を伝えようとして活動することがどれだけ危険なことか。

長井さん、至近距離から銃撃…TV映像などで明らかに
【バンコク=田原徳容】ミャンマー軍事政権による反政府デモ弾圧を取材中に死亡したニュースプロダクション「APF通信社」(東京都港区)の契約記者、長井健司さん(50)が、軍用トラックから飛び降り、走ってきた武装兵士に、数メートルの至近距離から撃たれていたことが28日、米テレビCNNなどが放映した映像で明らかになった。
 ヤンゴン中心部のスーレ・パゴダ(仏塔)付近の路上で、あおむけに倒れた長井さんが、右手に握りしめたカメラは、逃げる市民を追うかのように、その背中に向けられた。だが、武装兵士はかすかに腕を動かす長井さんのそばを無情に通り抜け、デモ隊を追い続けた。
 軍政は、デモが最も頻繁なこの地区を厳重警戒しており、特別な訓練を受けた精鋭部隊が任務に当たっているとされる。
 また、軍政は外国メディアの報道ぶりを「邪悪」とし、取材ビザの発給申請を拒絶するとともに、国内での監視を強化している。(2007年9月28日22時54分 読売新聞)


 長井さんはなぜ無惨な殺され方をしたのか。それはミャンマー軍事政権の暴走ぶりを世界に伝えられたくなかったからであり、彼がこの真実を世界に伝えようとしていたから見せしめのように殺されたのだ。「事実を報道すると殺す!」という一つのアピールとして、他の誰でもなく長井健司さんを至近距離から射殺したのである。この死は、ミャンマー軍政が報道というものに対して示した一つの意思表示である。「これがオレ達のやり方だ。どうだ文句あるのか」とミャンマー軍政は世界に示したのだ。日本政府はこの事実を踏まえた上で彼らとの対決姿勢を打ち出すべきである。オレはアメリカがイラクを攻撃してフセインを殺したのは正義でもなんでもなくただの侵略戦争だと思ってるが、日本の自衛隊が出動してミャンマーの軍事政権を倒すならそれは正義の戦いということで支持するだろう。

 テレビで大勢の僧侶たちの姿を見て、オレはあの不朽の名作「ビルマの竪琴」を思い出した。「おーい水島、一緒に日本に帰ろう」と呼びかけることばに背を向けて、彼の地で戦没した兵士たちの供養のために祈りを捧げる若者の物語である。ミャンマーの反政府デモには大勢の僧侶が加わっている。もちろん軍事政権は僧侶たちにも激しい弾圧を加えて寺院を破壊したりしているのだ。

 ミャンマー軍事政権の後ろ盾となってるのは中国である。中国といえばあの天安門事件でもわかるように市民に向けて発砲することなど何とも思っていない人権意識の希薄な国である。この暴走を止めることができるのは中国しかないわけだが、中国政府にしても自分たちと同じことをしているだけのミャンマー軍事政権を止める大義名分がないわけで、アメリカから催促されても全くやる気がない様子だ。しかも中国はパイプラインを通じてミャンマー経由での天然ガス供給を受けているわけで、このミャンマー経由ルートはマラッカ海峡を通過しないで中東の原油を手に入れることができる可能性につながるいわば中国経済の生命線なのである。それだけにどうも態度が煮え切らないのだ。

 危険な場所にわざわざ出かけていって、そこで貴重な映像や記録を手に入れることがたとえジャーナリストの使命であるとしても、その危険な行為を誰もができるわけではない。命の危険が伴うそんな現場に行きたくないのが普通の感覚だ。しかし、これまでイラクやアフガニスタンを取材してきた長井さんは、今回のミャンマー取材もためらいなく決めたのだろう。まさか軍事政権が他国の報道記者を殺してまでも真実が報道されないようにするなんてこと、誰が予測できただろうか。

一人の日本人が軍によって故意に射殺されたことに対して、日本政府は公式にミャンマー軍事政権に抗議したのか。邦人の生命財産を守るために自衛隊は出動できないのか。オレはこの尊い犠牲に対して政府関係者が動き出さないことが不思議で仕方がないのだ。「勝手に行った人間がどうなろうと政府は関知しない」ということか。

 彼の死が無駄にならないように、ミャンマーの軍事政権が打倒されて彼の地に民主的な政権が樹立されるようにするために日本政府は何を成すべきなのか。中国やアメリカといった軍事大国とは違った形で日本は関われるはずである。そんなことを今の日本のヘタレ政治家どもに期待しても無理なことだ。ODAなど即時停止すべきなのに未だに態度を保留しているという。利権に群がる企業との間の調整がついていないからだろう。あきれて言葉が出ないのである。そのODAが実際はどうなったかわかってるのか。アメリカが預金封鎖を行った軍関係者の資産は、おそらく日本のODAが還流したものである。せっかくのゼニはこの軍事政権の連中のフトコロに入るばかりでちゃんとした使われ方などしない。どうせ悪人どもがそのゼニを日本企業と山分けしてるんだろう。このくそ野郎どもめ。


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2007年09月28日(金) 腰パンは犯罪です        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

 日記だけをお読みの読者の方も多いと思いますが、日記以外のテキストをおいてる「MY WORKS」という部屋があります。よろしければぜひごらんになってください。東欧北欧旅行記の「白夜特急」や、恋愛論の「チョコレート革命試論」がお勧めです。


 オレはあの「腰パン」というファッションに対して偏見を持っている。あのいかにも「馬鹿丸出し」というスタイルを好んでしたがる若者に対してである。そんなスタイルをしていて恥ずかしくないのか、周囲に対して「ぼくはバカです」と宣伝しながら歩くその行為を恥ずかしく思わないのかと。もしもスーツを着た社会人が、そのズボンを下げて腰パンのスタイルにしていたら何とも珍妙なものだろう。そういうオレの価値観は、現代の流行について行けてないのだろうかと思っていたら、オレと同じ価値観をアメリカの多くの州が条例として制定してることがわかった。アサヒコムの記事から引用したい。

ズボンずり下げたら禁固刑 米各地で「腰パン」禁止条例2007年09月27日12時50分
ズボンをずり下げてはくファッション、いわゆる「腰パン」を禁止する条例が、全米各地で作られ始めた。罰金や禁固刑が科せられる場合もあり、「公衆道徳の問題」「人種差別では」と若者の風俗をめぐって論争を引き起こしている。
 ズボンを腰からずり下げたら、罰金150ドル(約1万7000円)か、15日の禁固刑――。ルイジアナ州のマンスフィールドでは今月、そんな条例が施行された。
 地元警察のドン・イングリッシュ署長は「一時の流行かと思ったが、下品な着こなしが続いている。条例を作る必要を感じ、市長と相談した。多くの市民に歓迎されている」と話す。
 腰パンが流行し始めて15年以上たつが、眉をひそめる大人も少なくない。ルイジアナ州では5市町で同様の動きがあり、デルカンバーでは禁固6カ月以下の刑を科す条例が成立。ニュージャージー州トレントン、ジョージア州アトランタの議会でも、同様の条例が審議されている。
 市民団体の米自由人権協会(ACLU)は、この動きを「人種差別的」と批判。ルイジアナ支部のマージョリー・エスマンさんは「これらの条例は明らかにアフリカ系米国人の若者を標的にしている。警察に特定の人々がねらい撃ちされるのが心配だ」と話している。
〈腰パン〉だぶだぶのズボンを下着が出るほど下げてはくファッションは、90年代初めにヒップホップ系アーティストが始め、アフリカ系米国人(黒人)の若者を中心に流行した。自殺防止でベルトが使えない刑務所が発祥の地という。米国ではサギーパンツ、日本では腰パンなどと呼ばれる。


 なんと、アメリカでは腰パンでいると罰金を取られたり刑務所に入れられる州があるのだ。オレは驚いたが、それにくらべれば日本社会はその馬鹿丸出しのスタイルに対してなんと寛容なのだろうか。罰金を取られることもなく、刑務所に入れられることもなく、ただ大人たちが眉をひそめるだけであるからだ。

 街で見掛ける制服姿の中学生高校の中にも、その制服をこの「腰パン」スタイルで着ているヤツが居る。見るからに頭が悪そうな感じで、ついでに鼻ピアスしていたり髪の毛も変な色に爆発していたりする。およそまっとうに勉学に努める生徒とは思えない。そういうスタイルを許容している学校もあることに驚くのだが、オレのような昔気質の人間から見れば「嘆かわしい」の一言に尽きる。日本男児がこんな情けないスタイルになっちまったことに対してオレはとにかく嘆かわしいと思うのである。

 もしも就職のための面接にこういうスタイルで来る奴がいれば、おそらく採用されないだろう。そんなことは当然だし、もしも彼らがそのスタイルに信念を持って面接にもそれでやってくるならその根性は評価したいが、その結果不採用になるならやはりただの馬鹿である。

 こういう馬鹿みたいなファッションにこだわるヤツというのは、たいてい誇るべき中味のないヤツに多い。人間の中味で勝負できないから、こういう外見で自己主張しようとするのである。鼻ピアスや舌ピアスもそうだ。どうせやるんだったら人のやらないことをしてみろ。わっかをはめて首をろくろ首みたいに伸ばすとか、唇のところに木で出来た大きなお皿をはめこむとか。それでこそ自己主張だぜ。他にマネが出来ないことを自己主張というのだ。腰パンなんて他の馬鹿のマネをしているだけじゃないか。

 このスタイルは黒人の若者を中心に流行していることから、アメリカではこの条例制定を人種差別と捉える動きもあるらしい。日本でこういうスタイルを規制したところでそこに人種差別的な要素はない。もしもそこに差別的要素があるとしたら、それは「馬鹿差別」みたいなものであって、オレは「だらしない格好をしている=馬鹿」と思っているから、そういう人間が社会で不利益を被っても仕方がないと思っている。どうしてもそのファッションを貫かなければならない理由などどこにもないからである。

 この「腰パン」に対して罰金刑という条例、ぜひ日本でもやってもらいたい。ついでに未成年の喫煙もどんどん取り締まって欲しい。警察官は街で腰パンの若者を見つければ検挙して罰金を取り、タバコを吸ってる未成年からも罰金を取り立ててくれ。万引きが見つかったら被害を与えた店に対して罰金50万を支払うという制度にすれば万引きは劇的に減るだろう。コンビニの経営環境は一挙に改善するはずだ。罰金制度を積極的に採用して、いっそ警察は独立採算にすればいいとオレは思っているぜ。


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2007年09月27日(木) 時津風部屋、死のシゴキ        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

 いやはや、朝青龍問題で大揺れだった相撲の世界に、それどころではないとんでもない事件が発生していたことを知ってオレは驚いているのである。もちろん相撲の世界に稽古に名を借りたひどいしごきや暴力があること自体はオレは否定しない。そういう古い体質はどこの部屋でも多かれ少なかれあるのだろう。しかし、親方が率先してリンチに加わってるこれはあまりにもひどいじゃないか。こんなものはシゴキでもなんでもない、集団暴行による殺人である。関与していたのは親方以外に何人いたのだろうか。

また大揺れの角界、識者は「荒稽古と暴力は全く違う」
稽古(けいこ)か、暴行か――。大相撲時津風部屋で、序ノ口力士だった斉藤俊(たかし)さん(当時17歳)=しこ名・時太山=が今年6月、稽古中に急死したことを巡り、愛知県警が刑事事件として立件する方針を固めたことで、横綱朝青龍関の出場停止問題で揺れる角界に衝撃が広がった。
 斉藤さんの頭を親方がビール瓶で殴ったことや、兄弟子たちが数十分にわたり暴力を振るっていたことなどが、これまでの同県警の調べで明らかになっており、識者からは「荒稽古と暴力は全く違う」と厳しい声が上がった。
 時津風親方(57)は今月9〜23日の秋場所前、体調不良を理由に審判委員をやめ、場所中は入場整理などにあたっていた。同県警の事情聴取を受けた後の先月下旬、今回の問題について、「申し訳ないが、全部警察に話しています。まだ話せる状況ではありません」と語っていた。
 県警から捜査協力を求められた日本相撲協会はこれまで、事業部長の武蔵川親方(元横綱三重ノ海)と生活指導部長の伊勢ノ海親方(元関脇藤ノ川)が対応してきた。
 捜査に対し、伊勢ノ海親方は、「相撲部屋は全部で53部屋あり、それぞれの師匠の考え方によって稽古内容も違う。強くしたい思いから、稽古が厳しくもなる」と説明。しかし、稽古と死との因果関係などに関しては、「原因もはっきりせず、我々が判断できることではない」と話してきたという。
 相撲部屋の稽古とは何か、稽古の厳しさは、どこまで許されるのか。どこからが「行きすぎた稽古」になるのかは師匠の判断に委ねられ、その線引きをするのは簡単ではないという。
 日本相撲協会に記録が残っている力士の死亡例は、入院先での死亡を除けば斉藤さんの事例を含めて平成以降で8件ある。それ以前はあいまいといい、具体的な記録は残っていない。だが、平成以降の7件については、警察が介入して事件として立件されたことはなかった。
 東京・両国にある時津風部屋には、26日朝から数十人の報道陣が集まった。秋場所が終わったばかりのため、稽古が休みで、静まり返っていた。
 日本相撲協会の北の湖理事長はこの日、北の湖部屋前で午前9時半過ぎに報道陣に姿を見せた。時津風部屋の死亡事故が刑事事件として発展する可能性を問われた理事長は、険しい表情を崩さず、「警察の捜査の途中にあり、容疑事実もはっきりしていない。今の段階では軽々なことは言えない。亡くなったことは重く受け止めなければならない」と語った。
 ◆親方の謝罪にも、遺族側には不信感◆
 時津風親方が今年8月、新潟市にある斉藤俊さんの実家を訪れ、「ビール瓶で殴った」などと父親の正人さん(50)ら遺族に伝え、謝罪していたことが分かった。
 遺族側によると、親方は「線香をあげたい」と実家を訪れた。遺族が斉藤さんの不審な死を伝える週刊誌について問いただすと、ビール瓶で殴ったことを認め、「すみません」と頭を下げたという。急死直後、親方は斉藤さんの体中に無数の傷があったことについて、「通常の稽古でついた傷」と説明しており、遺族側は不信感を強めていたという。(2007年9月26日15時22分 読売新聞)


 無くなった斎藤俊さんには身体中に無数の傷があったという。変わり果てた姿で帰ってきた息子を前にして、父親の正人さんはどう思っただろうか。俊さんは家にSOSを発信していた。何度も逃げ出そうとして、そして「帰りたい」という旨を父親に伝えていたのに、父の正人さんは「もう少しがんばれ」と答えていたという。もしもそこで助けに行けば息子を救うことが出来たかも知れなかったという思いは、これから先も父の正人さんを苦しめることだろう。しかし、どうやってそれを知り得ただろうか。

 相撲部屋という閉鎖空間の密室の中で行われるシゴキという名のリンチを我々は想像することしかできない。それがどれだけ陰惨なものであったかは今後の捜査の中で明らかにされるはずだが、身体にはタバコの火を押しつけられて出来た火傷の痕もあったらしい。相撲という全身の肌をさらす競技でそういう傷があればすぐに不審に思われるはずだ。どうもオレには腑に落ちないのである。

相撲を希望する若者は減少している。新弟子のなり手がないので外国人をスカウトしたりする結果につながってるのだが、なぜ相撲を希望しないのか。その理由は今回のリンチでも明らかになったその世界の閉鎖性と硬直性にあるのではないか。絶対的権力者である親方の指示に従わない者は暴力で服従させるという実態が若者の相撲離れにつながったのではないか。

 もちろん強くなるためにはある程度の厳しさも必要だろう。努力しないで強くなれるほど相撲の世界は甘くない。それはオレにも理解できる。厳しくしないと稽古の成果も上がらないし、何より強くなれない。体力の限界寸前まで肉体をいじめ抜かないと強くなることはできないだろう。そんな世界に飛び込んできた17歳の少年は少なくとも相撲の世界にやってくるまでは普通の若者の世界で生きる少年だったはずだ。さまざまな夢を抱いて相撲という世界で出世しようとして、より高いステージを目指そうとして入門してきた彼は、まさか序の口のままで自分が17歳の生涯を終えようとは夢にも思わなかったはずだ。斎藤俊さんが殺された日の出来事はこのように報道されている。

これまでの調べでは、死亡前日の6月25日午前、斉藤さんが部屋から逃げ出そうとしたところ、兄弟子らに連れ戻され、同日夕、親方からビール瓶で額を殴られたほか、兄弟子らから「指導」の名目で数十分にわたって殴るけるの暴行を加えられたという。県警は、兄弟子らが日常的に暴行を繰り返していた可能性もあるとみている。

 逃亡罪で死のリンチなのか。まるで軍隊並みだぜ。オレはこのリンチがその時に突発的に起きたものであるとは思えない。おそらくこの時津風イジメ部屋では、おそらく最年少と思われるこの斎藤俊さんをみんなでリンチすることが、毎日の習慣になっていたのではないだろうか。その辛い日々に耐えかねて彼は逃亡を選び、その命を賭けた逃避行に失敗して連れ戻され、無惨にも殺されたのだ。彼と家族をつなぐ糸だった携帯電話は無惨にもへし折られたのだ。しごきという名のリンチで人を殺す。そんな犯罪行為が存在する相撲という世界をこのまま存続させるのか。朝青龍もモンゴルへ帰っているわけだ。もうこの際相撲という競技を廃止したらどうだ。日本人力士が横綱をとれないような状況で続けようとすることも却って恥の上塗りをしてるようなものだろう。だったらこの際思い切って廃止して、名力士は過去の記憶の中にだけ存在するということにすればいい。相撲そのものを廃止してしまう以外に、相撲部屋の中に存在するイジメ体質の解決方法があるとはオレには思えないのである。

 オレは今回の不祥事を朝青龍の仮病どころではない大問題だと思ってる。朝青龍の仮病ズル休みというのは、相撲協会という権威がモンゴルから来た出稼ぎ野郎に舐められたということであり、単なる面子の問題である。だから朝青龍の心の中にはおそらく「なんで仮病くらいでこんなに文句を言われないとならないのか」という不満があるだろう。しかし今回のリンチ殺人は実際に命が奪われているのである。現役親方による殺人事件なのだ。(オレは今回のリンチの命令者を親方だと思っている)朝青龍のような謹慎どころじゃないのだ。もう時津風親方個人の問題ではなくなってるのだ。親方一人を罪におとしても第二第三の同様の事件が起きるだろう。抜本的対策をするためには一旦相撲を解散して、一年くらい経ってから再開するというのも一つの方法である。その間に各部屋の中の構造改革を一気に推し進めればいいのである。

 どうかリンチに加担した親方始め先輩力士に対しては傷害致死で立件して斎藤俊さんの無念を晴らして欲しい。そして、二度とこのような悲劇が起きないように今回の事件を一つの教訓にして。新弟子や入門間もない力士たちでも楽しんで強くなれる、そんな科学的トレーニングをこそ取り入れて欲しい。精神論や根性論、それについて来られない者へ暴力を与えるのではなく、真に相手を理解した上での対応が求められるわけで、時津風親方にはその資質が不足していたのだろう。親方にはきちっと自分のしたことの責任を取ってもらって、刑務所で罪を償って欲しいと思うのである。


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2007年09月26日(水) オレはこんな外道を許さない        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 この世にはさまざまな犯罪があるが、オレが断じて許したくないのはやはり社会的弱者を標的にしたものである。障害者や幼い子供を標的にする無差別犯罪や愉快犯は断じて許せない。そのような事件が大阪で発生している。以下、産経新聞のWEBサイトから引用する。

公園の砂場にかみそり5本 男児けが
25日午後5時半ごろ、大阪市東淀川区豊里の市立豊里三角公園の砂場で、友人と遊んでいた市立豊里小学校4年の男子児童(10)が、砂の中にあったかみそりで右手人さし指の先を切った。住民の通報で駆けつけた東淀川署員が調べたところ、約18平方メートルの砂場から他に4本のかみそりを発見。同署は何者かが故意に埋めた可能性があるとみて、傷害容疑で捜査している。
 調べでは、5本のかみそりは同型(長さ12センチ)で、刃の長さが5センチの1枚刃。いずれも砂場の表面から数センチの深さにあったという。
 これを受け大阪市は26日から約1週間かけて、市ゆとりとみどり振興局が所管する960カ所の公園の安全点検をする。(2007/09/25 23:44)


 今回の事件は、砂の中に埋めてあったカミソリの刃で子どもが指を切るという状況だったわけだが、場合によっては単なるイタズラでは済まないのだ。もしもその被害に遭った子どもが、その傷が元で破傷風になったりしたら命に関わるからである。こうしたちょっとしたケガが元で破傷風になって死ぬのは立原正秋の小説「冬の旅」の主人公である。オレはその場面を思い出していたのである。

 埋められていたのは長さ12センチで5センチの刃がついたものだという。合計5本発見されたことから考えて、その砂場で遊ぶ子どもにケガをさせるために故意に仕組んだということは明らかである。なんて卑劣な犯罪なのだ。

 大阪市はこれを受けて市内の960箇所の公園の安全点検をするという。960箇所の公園の砂場にカミソリが埋まっていないかどうかの点検を行うのである。そのためにどれほど多くの労力が費やされることとなるのか。もしもそれが残業になればいくら大阪市が支払うのか。巨大な金額なることは間違いない。ただでさえ厳しい状況の大阪市の財政がこのアホな事件のせいで危機に直面することになるのだ。それだけの迷惑を掛けたこのカミソリ野郎の犯した罪は万死に値する。

 店に陳列してあるふとんに縫い針を刺したり、毒入りのお菓子を商品の陳列棚に一緒に並べたり、缶ジュースの取り出し口に農薬入りドリンクを置いたり、そうした愉快犯どもの意識の中には「これくらいたいしたことはない」という身勝手で無責任な論理がある。オレはそういう連中にこそ、本当の地獄を味わわせるべきだとおもうのだ。縫い針で全身を刺されたり、毒入りのお菓子を無理やりに食わされる罰を与えるべきだと思うのである。こんなことを書くと「あなたはなんて残酷な人でしょうか。あなたは人間じゃない、鬼だ!」と罵られそうだが、オレから見ればそういう愉快犯どもこそ鬼だ。人間の心が通っていないからこそ、そんな鬼畜のような卑劣な行為が出来るのである。

 このカミソリ野郎はなんとしても検挙して、その罰として男の全身を自分が仕掛けたそのカミソリで切られるという自業自得の罰を与えて欲しいぜ。

 ただ、もしかしたらこの犯人は女かも知れず、その場合は愉快犯ではなくて特定の子供を標的にした恨みによる犯行の可能性もあるわけだ。そうなるとまたなんとも言えない不快感が漂うのである。いずれにしてもこのような犯罪をオレは許したくない。警察はきちっと捜査してこの外道を検挙してもらいたいぜ。


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2007年09月25日(火) もうすぐ消費税が上がります        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

小泉純一郎の公約の中に「自分が在任中は消費税は上げない!」というのがあった。彼の路線を継承する安倍晋三も消費税には手を付けられなかったわけだが、そうしたしがらみのない福田康夫が登場したことによって、消費税増税という流れはもはや避けられないだろう。7%なのか一気に10%なのかはわからない。だがこの増税は次の総選挙の前に行われそうな気がする。選挙の争点になれば自民党の敗北は間違いない。それで先に消費税を上げてしまってそれから選挙になりそうな気がするのだ。

 CANONのあの便所野郎も消費税増税には賛成のようだ。ああいった輸出企業は支払う消費税よりも、還付される消費税の方が圧倒的に多く、税率の上昇はすなわち利益の増加につながるわけで、とにかくもう上げてもらいたくて仕方がないのである。

 さて、その消費税増税だがやはり大義名分が居る。これは自分たちの税金の無駄遣いが甚だしくて足りなくてどうしようもなくて・・・なんてことでは国民を納得させられないから「社会福祉の充実を目的」なんて後付の理由が出てくるに決まってるわけで、そんなゼニは他から持ってきてもいいじゃないかと思うのだが、他の所にあるゼニは今まで通りの無駄遣いや山分け用にちゃんと残しておかないといけないわけで、新しい財源がとにかく必要なのだ。それが消費税増税なのである。

 おそらく、国民年金の基礎年金部分を消費税でまかなうという方針で来るのだろう。そのためには今の税率では足りないから7%とか10%に上げてくるわけだ。しかも国民年金はこのままでは未納者が多くて破綻する。それを防ぐには納付率を上昇させればいいのだがそのためには多大な労力を必要とする。国民のモラルがここまで低下した状況下では納付率の向上などは望めない。だったら納付なんかしなくてもいい。その代わり納付しないヤツらはこれだけしかもらえない・・・という仕組みに変えてきそうな気がするのだ。月額5万程度の最低水準の年金は掛ける掛けないに関わらず受給できるが、プラスαの部分が欲しかったら企業で厚生年金をかけるなり、ちゃんと国民年金の掛け金を払えということになるわけである。そうすると全く掛け金を納付しなくても最低水準はもらえるわけで、今の6割とか言う納付率はもっと下がってしまうだろう。しかしそれでもらえる金額が少ないのは自己責任ということになる。

 国民年金の掛け金を払わないままに孤独な一人暮らしになって、生活保護の高齢者加算を受けて暮らしている寂しいお年寄りたちも、おそらく最低水準の年金給付に上限を押さえられてしまうのだろう。「ちゃんと苦しい生活の中から国民年金を掛けてきた我々が、掛け金を払わなかった人たちよりももらえるゼニが少ないとはなんたることか」という怒りは正当だ。かくして生活保護の給付金は大幅に減らされることとなる。「平等」という名の下にである。

オレは消費税は上げて欲しくないし、国民年金の基礎年金部分を税方式にすることには反対だ。もしも税方式にするならば、所得税の最低課税水準を引き下げるべきだと思う。ただ、国民年金掛け金という形の金銭収受システムを徴税の中に組み込むような工夫はあってしかるべきだっただろう。オレは国民年金掛け金を、市民がこの社会で生活を営む以上支払うべき税金のようなものだと思っているから、それは税の中に組み込むべきものだったと思うし、そうなると税方式というのも現実味を帯びる。20歳になったすべての国民が税負担を行うという形こそとるべきだったとオレは思うのである。そこで払うヤツもいれば踏み倒したままのヤツも居て・・・という状態をそのまま認めて、払っていないヤツらの分を消費税でカバーしてやって・・・ということがオレには納得いかないのだ。なんでそいつらの分までオレの払った税金でカバーされるのかと。

 オレは毎月クレジットカードの支払いが10万円近くある。それはあらゆる買い物をクレジットカードでし、一部の公共料金まで引き落とすからである。年間で120万円とするとその5%は消費税分である。約6万円だ。我が家の家計全体から見れば年間で支出が300万円あるとしてその5%は15万円だ。消費税なんてこんな少ししか払ってないのである。オレが所得税として払ってる金額に比べてこれらはあまりにも小さな金額である。もしも国民の3割いるという年金掛け金を払わずに踏み倒しているヤツらを全員消費税で救うのなら、こんなわずかな金額で足りるわけがないのである。おそらく増税幅は+10%くらいの金額になってくるだろう。いきなり15%とかにしないと、必要なゼニには足りないはずである。

 財界の操り人形である福田康夫は、おそらくはCANONの便所野郎に便宜を図って消費税増税という路線を選ぶだろうし、今回の自民のイカサマ総裁選での八百長をごまかすために「麻生に投票してみせるパフォーマンス」をした多くの議員たちも、何事もなかったかのように議員のお仕事を続け、福田康夫の推進する消費税増税路線をサポートするために奔走することだろう。「年金や医療という部分には予算が必要ですから」という大義名分もちゃんと持っているわけだ。

入学する生徒のレベルがバカだからとそのバカに合わせた授業をしていたら学校がダメになる。理想を追い求めて向上を目指さないとダメだ。国民のレベルが低いからとそれに合わせた政治を行えばますます国民はバカばっかりになって、気が付いたときにはもうどうしようもなくなってしまう。年金掛け金を払わないヤツが多いから基礎年金部分は税負担にしましょうよという議論も同じことである。払わないヤツからきちっと取り立てる仕組みができてなかったことが問題なのである。ちゃんと反則金を納付しないと車検が受けられなくなることと同様に、さしたる理由もなく横着にも年金掛け金を支払わないヤツらからはちゃんとゼニをむしり取れ!その上で「より豊かな給付」の実現のために税で補助すればいいのだ。今回の福田康夫が派閥の談合の結果登場したことを暗示するかのように公共事業の削減を中止したいという声が上がった。小泉純一郎その後継者の安倍晋三は、ともどもに自民党と国民生活をしっかり破壊してくれたが、福田康夫は国民に最後に残った財産である良識やモラルまでも破壊しようとするのだろうか。もしもそうなら怖ろしいことである。


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2007年09月24日(月) 円天、1000億円集めてトンズラの真相        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

「映画ヲタク」のページに、映画ランキングのブログパーツを設置しました。ぜひごらんになってください。江草推薦映画も時間があればぜひごらんになってください。「ゲームヲタク」ではWiiも買えます。


 「100万円のゼニを払えば3ヶ月ごとに9万円の配当を払う」
 「元本は一年後に返金する」
もしもそれが真実ならば、100万円は一年後に136万円になるわけで年利率36%もの高配当である。長年株式投資をしているオレでもそれだけの収益を上げることのできた年はほとんどない。このようなものは最初から詐欺以外に考えられないのである。もしもその詐欺集団がオレを顧問として招いてくれるならば、何かに投資してそれだけの収益を上げることは不可能ではないかも知れないし、現実に数百億の元手があれば小型株なら自由自在に株価操作できるので、取り組みのいい銘柄に踏み上げ相場を発生させるだけで年利率36%なんて軽く稼げる。この円天にとって最大の誤算は、集めたゼニをちゃんと増やせるだけの才覚がなかったことに尽きるだろう。集めることは集めたが、それをうまく運用する術も知恵も持たなかったために、新たな出資者のゼニを配当に回すしかなく、いつかは破綻する自転車操業を続けるしかなかったのだ。以下、読売新聞のWEBサイトからの引用である。

独自通貨「円天」の健康商品会社、会員5万人への配当停止
高額の配当や、「円天」と呼ばれる独自通貨をもらえるとうたって、全国の会員から多額の「協力金」を集めていた東京都新宿区の健康関連商品販売会社「エル・アンド・ジー」が今年2月以降、配当の支払いを中止し、各地の消費生活センターに苦情が相次いでいることがわかった。
 今月20日には、同社が社員の大半を解雇したことも判明。同社の会員は約5万人、集めた資金は約1000億円に上るとみられ、返金を求めて訴訟を起こした会員の代理人弁護士は「不特定多数から資金を預かることを禁じた出資法違反の疑いが強い」と指摘している。
 健康補助食品などの製造・販売を目的に1987年に設立された同社は、2004年ごろから全国各地のホテルで演歌歌手やタレントを招いた説明会を開催。「1口100万円の協力金を預けて会員になれば3か月ごとに9万円の配当を支払う」「1年後の満期には元本を返金する」などとうたって、会員の勧誘を始めた。
 同社のパンフレットなどによると、会員になった場合、3か月ごとの配当とは別に、協力金の額に応じ、「円天」と呼ばれる独自通貨がもらえる。会員は、「円天市場」という会員限定のバザー会場やインターネット上で、この円天と、カニなどの魚介類やアクセサリー類、オーディオ機器などの商品を交換できる。「円天を使っても協力金の元本は保証される」というシステムが口コミで人気を呼び、会員はこの3年余りで、主婦らを中心に約5万人にまで増加した。
 しかし今年1月ごろから会員への配当が滞り始め、2月には同社が「配当を一時保留する」「配当を円天に切り替える」と会員に通知。解約を申し出ても「来年2月以降でなければ応じられない」などと協力金の払い戻しを拒んだことから、各地の消費生活センターに相談が相次いでいる。
 関係者によると、同社はその後も、従来の会員に「会員を集めてもらえなければ配当ができない」と訴えるなど、新規の会員の募集を続けていたが、今月20日に、60人前後いるとみられる社員の大半を解雇した際には、同社の幹部が「会社の規模を縮小して、経営の健全化を図りたい」と釈明したという。
 今年5〜7月にかけ、協力金など総額3200万円の返還を求めて会員3人が起こした損害賠償請求訴訟の代理人を務める藤森克美弁護士(静岡県弁護士会)は「知人や家族の紹介で入会したため、被害を訴えにくい会員が多く、潜在的な被害者は相当数に上るのではないか」と話している。
 同社は、読売新聞の取材に対し「個別の取材には応じていない」とコメントしている。
(2007年9月23日9時16分 読売新聞)


 いつまで削除されずに残ってるかわからないのだが、さっそくオレはこの株式会社エル・アンド・ジーの公式WEBサイトを見に行った。そこには「世界経済円天構想」なるものが語られていた。円を預ければ同額の円天を毎年受け取ることができるというあり得ないことがそこではもっともらしく書かれてるのである。投資というものを少しでもまともに理解していればそんなことはアリエネーとわかるはずだ。使っても使っても減らない電子マネーが支給されるという触れ込みで、この詐欺師どもは会員5万人、金額にして1000億ものゼニをかき集めてはトンズラしたのである。

 この円天という電子マネーだが、いったいどこで使えたのだろうか。公式サイトからの加盟店一覧などのリンク先に入るためには、ゼニを払ってあかり会員というものにならなければいけないようである。(以前は見ることが出来たのだが、今は会員以外非公開になっている。)もしも使える店がなければ、そんな実体のないゼニをもらったところでなんの意味もないわけで、もらっても全く無価値である。しかも払った元本さえも戻ってこないということになれば出資者は怒り狂うのも当然だ。しかし、出資する前に怪しいとは思わなかったのだろうか。

 エル・アンド・ジーの公式WEBサイトにはこのような説明が書かれている。
おサイフなしに買い物ができる“Edy”“Suica”などでおなじみの「電子マネー」が、いま急速に普及しています。「円」を専用カードやケータイにチャージ(入金)するだけで、スピーディーに支払いができる手軽さがその人気の秘密。インターネットとの連携で、さらに便利に進化しつつあります。
もしも、チャージした「円」が減らないで、好きなだけ買い物できる電子マネーがあったら…。そんな常識をくつがえすほどおトクな電子マネーだったら、爆発的に普及することは間違いないでしょう。
そうなんです、まさにそれが「円天(えんてん)」という電子マネーそのものなのです。
使っても減らないおどろきの電子マネー「円天」でおトクなショッピングが楽しめるのはあかり会員だけ。あかり会員になるには円天携帯サイト「enten.jp」にアクセスして、新規会員の登録をすればOK。入会金や年会費はもちろん不要です。
あとは「円天受取保証金」をチャージして「円天」をゲット!
お金の減らない円天生活を、ぜひ体験してみてください。


 こうして連中がだまし取った「円天受け取り保証金」の総額は500億とも1000億とも言われるのだがまだ正確にはつかめていないのだろう。5万人が一口100万ずつ払うだけで500億だ。そう考えればやはり1000億円近い被害が発生しているはずである。

 出資者たちはこの組織が詐欺そのものであることになぜ気付かなかったのか。オレにとっての大いなる疑問はそこなのだ。どう考えてもそんな高利で運用できるわけがない。かつて豊田商事は預かったゼニを「純金ファミリー証券」と呼ばれる紙切れに置き換えた。今回のエル・アンド・ジー社はそれが「円天」という電子マネーになっただけのことで、どちらも何一つ実際の資金運用などできていなかったわけだから早晩破綻することは間違いない。

この報道では配当が滞りはじめたのは今年の1月からだとある。なぜそこから半年以上も報道がストップしていたのか。トラブル発生からこうして破綻状態が報道される間の時間が長すぎだ。その半年以上の期間に新たに会員になってしまった被害者が発生してるのではないだろうか。「投資は自己責任」なんだが、オレはそんなことさえも心配してしまうのだ。あるいは政治家や官僚にゼニを握らせて報道を遅れさせるなんてことを、今回の詐欺の首謀者であるエル・アンド・ジー社の会長がしていたのかも知れない。

 オレがこの日記を書いている9月24日の時点で、まだエル・アンド・ジー社の公式WEBサイトは存在している。ぜひともごらんになってその胡散臭さを味わって欲しい。それともあかり会員になって潜入取材してみるかい。逆に洗脳されそうな人はやめた方がいいと思うが。

 追記 9月30日にこのような報道がありました。
新宿の健康商品会社が事業停止通告、告訴なら「金返せぬ」
 東京・新宿の健康商品販売会社「エル・アンド・ジー」(波和二会長)が、高額の配当や「円天」と呼ばれる独自通貨と引き換えに、全国約5万人の会員から多額の協力金を集めていた問題で、同社が今月下旬に多数の会員を集め、「今後は子会社が事業を受け継ぐ」と、活動の停止を通告していたことがわかった。
 同社はこの際、「訴えれば協力金を返済できなくなる」と刑事告訴の動きをけん制していた。その後も協力金を返済する動きは見られず、一部の会員は、波会長らを出資法違反容疑で告訴することを検討している。
 複数の会員によると、同社は今年2月、各地の会員に年36%の配当を停止することを一方的に通告。静岡や東京、北海道などでは損害賠償請求訴訟が起こされたため、同社は、返済希望者に「今年9月から分割払いで協力金の返済に応じる」と回答し、今月上旬には「9月28日に返済を始める」と説明していた。
 ところが、28日の数日前になると、同社は、新規の会員を勧誘していた古手の会員たちを本社などに呼び出し、同社の資産を、波会長の親族が社長を務める子会社に移し、この子会社が事業を引き継ぐと説明。協力金については、「アラブの富豪から資金を調達し、経営を改善した上で返済する」と弁明する一方、「皆さんが勧誘した会員には、『訴えれば資金を返せなくなる』と説明してほしい」と訴えていた。
 28日になっても協力金は返済されなかった。
 同社が集めた資金は1000億円に上るとみられ、数千万円を支払った会員もいることから、返済希望者から相談を受けている都内の弁護士は、「刑事告訴に向けて被害会員の調整をしている」と話している。この問題について、同社は読売新聞の取材に応じていない。(2007年9月30日9時2分 読売新聞)


 アラブの富豪から資金調達して返済・・・だなんて、胡散臭さ満点!


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2007年09月23日(日) わたしもママが迎えに来るんだから・・・        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

 「江草ファンのお約束」のページに訪問回数が表示されるようにしました。一日一回は訪問してくださるようぜひお願い申し上げます。



 浅田次郎の短編集「鉄道員(ぽっぽや)」に「角筈にて」という作品が収録されている。これは父親に捨てられた子どもの物語である。もしかしたらお父さんは自分を捨てたのじゃないかとうすうすは感じつつも、「帰ってくる」と信じることでそれを打ち消そうとして、深夜まで待ち続ける。バス停の前の道路一杯に蝋石で絵を描きながら待つのだ。「鉄道員」もすぐれた作品だが、オレはこの「角筈にて」にもっとも感動し、不覚にも泣いてしまったのである。

 子どもを虐待する親もいれば、放置する親もいる。しかし、捨ててしまう行為に比べればまだマシなのかも知れない。どんなひどい親であってもいないよりは居てくれた方がいい。虐待事件が起きるたびに、こんなひどい親なら居ない方がいいとよく言われる。しかし、そんなひどい親であってもその子にとってはかけがえのない唯一の親なのだ。この世で唯一の血を分けた肉親なのだ。その親から捨てられるということはどれほど悲しいことだろうか。アサヒコムから以下の記事を引用する。

5歳と4歳の姉妹、無認可保育園で2年間生活 北九州2007年09月21日21時19分
北九州市内の無認可保育園に預けられた5歳と4歳の姉妹2人が、両親の育児放棄がきっかけで約2年間にわたり園で生活していたことが21日、明らかになった。匿名の通報を受けた市が18日に園を立ち入り調査し、姉妹を市の施設に一時保護した。園長は「自分の子どものような感じになって手放せなかった」などと話している。市は、園の対応が児童福祉法(要保護児童発見者の通告義務)違反にあたるとみて調べている。
 姉妹が暮らしていたのは同市小倉北区砂津2丁目の砂津保育園。82年に開設され、姉妹を含め13人を24時間保育で預かっていた。
 市などによると、05年春から20代の母親が姉妹を園に預けるようになり、当初は送迎していたが、同年10月ごろに預けたまま連絡が途絶えた。一方、離婚したという20代の父親は園を2度訪ねてきた。同年秋ごろの2度目の訪問の際には、姉妹の寝顔を見て涙を流していたが、その後は連絡がなかった。園は保育料は受け取らないまま姉妹を預かり続けた。2人の健康状態はおおむね良好という。
 21日に記者会見した佐藤良子園長(65)は「施設にはやりたくないという思いと、涙を流す父親を見て、迎えに来てくれるという確信があった」と説明。さらに「うちの子になったような感覚で、養子にしたいという気持ちもあった」と語った。
 市は「虐待が行われているのではないか」という別の通報で8月10日にも園を調査。身体的虐待はなかったが、園は「長期滞在児はいない」と虚偽の回答をしていた。佐藤園長は、それ以前の定期調査の際も同様に回答していたことから、「今さら言い出しにくかった」と釈明している。
 市が姉妹の両親を見つけて事情を聴いたところ、母親は「借金で昼も夜も働いて体を壊し、父親に引き取りを依頼した。子どもたちに申し訳ない」、父親は「働いて迎えに行けるようになればと思っていた」と話したという。
 同園をめぐっては96年にも、当時2歳と5歳の男児2人を2〜4年間滞在させていたことが判明。市が改善を指導したという。児童福祉法や厚生労働省の通知は、長期滞在児がいる場合には行政機関に報告することを保育施設に求めている。市は同園の問題点を調べたうえで指導を検討する。


 親が無認可保育所に置き去りにした姉妹を、佐藤良子園長は2年間預かり続けた。いつか親が迎えに来てくれると信じながらである。もちろん保育料は払われていない。普通ならそんなゼニにもならない子どもなんて放り出して施設に引き渡すだろう。しかし、佐藤良子園長は善意から預かり続けたのである。わが子のような感覚で、養子にしたいという気持ちもあったという。親に捨てられた姉妹を2年間も育て続けたこの行為は果たして責められることなのか。このような善意の人が「児童福祉法違反」という罪に問われるのか。罪に問われないといけないのは養育を放棄して連絡もよこさない親の方ではないのか。むしろ行政はこの佐藤園長の無償の行為に対して感謝すべきではないのか。オレはそのように感じるのである。

 この「虐待云々」の通報を行ったのはおそらく他の園児の親だろう。「うちはゼニを払ってるのに、タダで預かってもらってしかもほったらかしの親が居る。そんなの不公平じゃない!」という気持ちでありもしない虐待話をでっちあげて警察に通報したのだろうか。もしもそうなら何とも情けない親である。なぜそこで親に捨てられた子の不幸な境遇を思わないのか。オレがその保育園に子を通わせる親なら、恵まれない子を助けようとする善意の園長のために寄付するだろう。タダで2年間預かっていることは悪いことなのか。なぜ自分たちの幸福な生活に対して感謝できないのか。なぜ園長の思いを理解できないのか。
 さらに追加で配信されたこの記事はますます涙を誘うのだ。

5歳姉「私にもママがお迎え」 妹の世話も 保育園養育2007年09月22日17時19分
両親が育児放棄した5歳と4歳の姉妹が北九州市小倉北区の無認可の私立砂津保育園に約2年間預けられていた問題で、姉は他の園児に「私も(母親が)迎えに来る」などと話していたことがわかった。21日に記者会見した佐藤良子園長(65)や市によると、2人は他の園児たちと一緒に規則正しい生活を送っていたという。
 姉妹は佐藤園長を「園長先生」と呼んでいた。24時間保育の園では他の子どもたちと同様、毎日午前8時〜8時半に起床。3食とおやつをとり、午後10時には寝ていた。寝る時も他の園児たちと一緒。1日1回は近くの公園に遊びに行っていた。
 周りの子どもが「今日はママが早く迎えに来るよ」と言うと、姉は「私も迎えに来るよ」と言うことがあった。そんな時、佐藤園長は「ここがおうちだよ」と語りかけていたという。
 姉妹は現在、児童相談所にあたる市子ども総合センターに一時保護されている。多少やせているが、外傷や情緒的な不安は特になく、食事も「おいしい」と食べている。姉には虫歯、妹には軽い歩行障害がある。
 姉妹とも元気で人懐っこく、姉は妹の世話をよくしているが、園での生活についてはあまり話したがらないという。 同センターは「姉妹をどうするかは親と話し合う。なるべく育ててほしいが、できない場合は児童養護施設に預けるなど適切な方法をとりたい」としている。


 母親がお迎えに来る他の園児の前で、この姉妹の姉は他の園児に「(わたしも)迎えにくる」と話していたというのだ。自分を捨てたはずの母親が、いつかはきっと迎えに来てくれると信じて2年間も待ってるのだ。なんと切ない思いだろうか。5歳の女の子にとって母親が迎えに来てくれないのがどれほど悲しいことであるか。もはや親が迎えに来ないことをわからせようと佐藤園長は「ここがおうちだよ」と語りかけても、「ママがきっと迎えに来る」ことを信じ、園長がいくらわが子のように愛情を注いでもそれはやはりママではなく「園長先生」だったのだ。どんなひどい親であっても、やはり親なのである。

 2年間自分たち姉妹を見守ってくれた佐藤良子園長から引き離されて、姉妹は市子ども総合センターに一時保護されている。そのまま実の親のところに戻されるのか。もう佐藤園長のところに帰ることはないのか。

 無認可保育園の中には金儲けしか考えてないところもあれば、幼児を虐待するとんでもない所もある。この砂津保育園は13人しか園児が居ない小さな保育園であった。24時間保育で月3万円という保育料は驚くほど安い。なんと良心的な施設だろうか。しかも佐藤園長はゼニを払わずに捨てられた子まで分け隔て無く面倒を見てくれているのだ。こんな人こそ公的で大規模な施設の園長にふさわしいのではないか。ろくに保育のこともわからない天下りの税金泥棒が名前だけの園長に納まってるような保育園もあるらしい。愛情に恵まれない子どもたちにとって、真に必要なのはこの佐藤良子園長のような愛と善意の人ではないのか。オレは少なくともそう考えるのだ。

 子どもは親を選べない。どんなひどい親でも、子から見ればこの世に唯一のかけがえのない親なのだ。自分の思い通りにならないからとその親を殺す子がいる。働け働けとうるさいからと親に熱した油をぶっ掛けるニート野郎が居る。いつから親子というのはかくも哀しい関係になってしまったのか。なぜ親子はお互いを愛せなくなってしまったのか。

追記 この園長先生、どうやら私が思うほどには善意の方ではないのかも。こういう記事を見つけました。

保育園の置き去り姉妹、虫歯や足の関節変形も放置
9月29日14時49分配信 読売新聞
 北九州市小倉北区の無認可保育所「砂津保育園」(佐藤良子園長)で、5歳と4歳の姉妹が2005年春から約2年間預けられたまま園内で生活していた問題で、姉は歯の一部が溶けるまで虫歯が進行し、妹には足の複数の関節が変形した歩行障害があることが、市子ども総合センター(児童相談所)の委託を受けた病院の検査でわかった。
 センターは、園が2人を一度も病院に連れて行かず放置し、症状が悪化したと判断。児童虐待防止法違反も視野に入れ、来週にも児童福祉法に基づき園を立ち入り調査する。
 センターによると、姉には12本の虫歯があり、全く治療を受けていないため、一部の歯が溶けたり変色したりしていた。妹は、両足の股(こ)関節やひざ関節が変形し、足が大きく湾曲していた。病院側からは「早期に治療していれば、これほどひどくはならなかった可能性が高い」と説明があり、センターでは、園が適切な対応を怠り放置した疑いが強いとの判断に至ったという。



浅田次郎の短編集ではこういう本がお勧めです。
霞町物語 (講談社文庫)
姫椿 (文春文庫)
月のしずく (文春文庫)
月島慕情
月下の恋人


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2007年09月22日(土) ゴキブリ受難の時代        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

 オレは家の中でゴキブリを発見すると必ず徹底的に追いつめて殺害している。昨夜も離れに行くためにサンダルを履こうとすると、足元をゴキブリが逃亡して父の靴の下に隠れたので、その靴を上から押さえてゴキブリを静かに押しつぶすという方法で殺したのである。こんなことを書いたらオレのメールBOXに「そんな残酷な性格のあなたに平和主義者を名乗る資格はない!」という罵倒メールが届きそうだ。その極めて残酷な性格のこのオレが、このようなことを書くのは矛盾するかも知れないが、そこまでしてゴキブリを閉め出すのかとちょっとかわいそうな気になってしまったのである。ゴキブリを寄せ付けない鉄板の話題を日刊工業新聞から引用しよう。

JFE鋼板、ゴキブリなど害虫を寄せ付けない防虫鋼板を発売
JFE鋼板(東京都台東区、内田繁孝社長、03・5255・9511)は20日、ゴキブリなどの害虫を寄せ付けない防虫鋼板「サニータ」を発売したと発表した。アース製薬(同千代田区)、石原薬品(神戸市兵庫区)と共同開発した。溶融亜鉛メッキ鋼板の表面に、防虫剤を主成分とする特殊な皮膜を施したもの。価格は1トン8万―9万円の鋼板価格に3―5%上乗せした程度になるとしている。
 アース製薬が防虫剤の提供とゴキブリの生体実験などで協力し、石原薬品が鋼板への皮膜処理などで技術協力した。アース製薬との共同実験で、ゴキブリの定着阻害率が95%以上であることを確認。また、加速試験により防虫効果が10年以上続くことも確認した。
 防虫剤の成分が人体に与える影響もほとんどないとしており、JFE鋼板では家庭の台所やレストランなどの調理場、食品工場で活用できるとしている。
(更新日 2007年 9月21日)


 鋼板価格+わずか3〜5%のコストでゴキブリを寄せ付けない防虫鋼板が開発されたのである。亜鉛メッキ鋼板の表面に防虫剤の被膜をほどこしたものであるという。たしかにそれをキッチン回りやその調度品にふんだんに使われたらゴキブリは台所に入って来られなくなってしまうだろう。食べ物のあるところには必ずゴキブリは出現する。その出現を阻止できるのだからたいしたものである。

 もう20年以上も前の話でそのラーメン屋が今もまだあるかどうかはわからないのだが、かつて阿倍野のアポロビルの地下にKというラーメン屋が存在した。その店のカウンターに座って一人でラーメンを食べていたオレは、カウンターのところにゴキブリの巣があることに気付いたのである。オレの目の前にその巣は存在し、そこには小さなゴキブリがおよそ30匹くらい存在した。まだ生まれたての赤ちゃんゴキブリが中心だった。オレはその店の不潔さに激怒した。こんなに多数のゴキブリがいるということは、もしかしたらこのラーメンのスープの中にも何かの拍子にゴキブリが混入しているかも知れない。その混入によって店独自の秘密の味を出してるのかも知れないのである。なんということだ。

 オレはとりあえずつまようじでそのゴキブリどもに戦いを挑むことにした。巣から出て遠くへ移動しようとしているゴキブリをまず数匹、電光石火の早業で串刺しにした。さて、お次は本丸である。オレは数本の爪楊枝を用意して、いかにして逃がさずにこの連中を一網打尽に出来るのかを考えた。結論は実に単純なものとなった。「逃げる前に刺す」それだけである。巣にいた比較的大きな個体をまず串刺しにして、後は手当たり次第に突いた。数十匹のゴキブリを殲滅して、オレは店を後にしたのである。カウンターには串刺しのゴキブリを残しながら。
 もしもこの店のカウンターがこの防虫鋼板だったならば、この不埒なゴキブリどもに巣を作られてしまうなんて不覚をとることはなかったはずである。そしてオレのように「こんなゴキちゃんウヨウヨの店になんか来るものか!」と怒る客も出なかったはずだ。

 このようにわずかなコストで生産できるのならば、この防虫鋼板を使った商品としてのシステムキッチンが近々登場することは間違いない。夏になるたびに大量のゴキブリに悩まされている人はたくさんいるはずである。その悩みが一気に解決するのだ。すごいじゃないか。

 この防虫皮膜を使ったどんな製品が登場するのか。オレはとても興味がある。ゴキブリみたいな大きくてしぶといヤツに効果があるのならば、弱小昆虫であるハエやカ、ダニなどにはもっと効くはずだからである。我が家のゴキブリ大量発生ゾーンにその鋼板を置かせてもらってぜひモニターとしての協力を希望したいのである。最近は電撃殺虫機ばかり使っていたオレだが、ここはその防虫鋼板の威力に注目したいものである。


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2007年09月21日(金) ふざけるな首都高速!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

 オレは阪神高速が2008年から導入するという距離別料金制度が気になっている。というのはオレが通常阪神高速を使うのは松原JCから伊丹空港とか豊中ICまでというふうに距離が長い時にこそその効果を感じたいからなのである。我が家から伊丹空港に行くのも道路が空いてさえいれば30分も掛からずにすっ飛ばすことが可能だ。(←でもそれは明らかな速度違反だからよくない。)その阪神高速も今は700円、ETC割引を使っても70円ひかれるだけだ。この700円というぼったくり高料金は東京ネットワーク高架駐車場(別名首都高速)の駐車料金と同じである。全く規模の違う首都高速と阪神高速を同列の価格に設定したことは大間違いである。

 さて、その首都高速のぼったくり料金徴収計画の内容が徐々に明らかになって来たのである。オレは余りのひどさにコトバを失ってしまったぜ。以下は9/20付けの読売新聞の記事からの引用である。

首都高がETC優遇の新料金案、現金は都内一律1200円
距離別料金の導入を検討している首都高速道路会社は20日、新料金案を公表した。
 東京都内で現在、一律700円の普通車は、距離に応じて400〜1200円となる。いずれも、ノンストップ自動料金収受システム(ETC)の利用を前提にした料金体系で、現金払いの場合は上限料金1200円が適用される。来年10月をめどに実施予定だが、距離によっては大幅な値上げとなるため、利用者の反発も予想される。
 新料金案は、ETC利用の普通車について、都内のほか、一律600円の神奈川県内では400〜1100円に、一律400円の埼玉県内では300〜550円とし、利用距離に応じて、初乗り料金に50円刻みで上積みする仕組みだ。
 都内の場合、利用距離が3キロ未満では現在より300円安い400円になるが、19キロ以上から現在の料金を上回り、32・5キロ以上は500円の値上げの1200円になる計算だ。
 一方、ETCを搭載しない現金支払いの利用者は、それぞれの路線の上限料金を入り口で支払わなければならない。大型車の料金は普通車の倍となる。
 首都高のETC利用率は平均約76%(今年7月)だが、国土交通省によると、都内で登録されている四輪車両のETC搭載率は約64%(8月末)にとどまっている。同社では、ETC未搭載車については、電子マネーを使った支払い方法を取り入れるなど、軽減策も検討している。同社では、ホームページで利用者の意見を募集し、来春までに最終案をまとめる。(2007年9月20日22時58分 読売新聞)


 いつまでもクルマにETCを取り付けないがんこで時代遅れの人や、「ETC?それはなんじゃ。もしかしてエロくて尖ったチンコのことか?」」などと聞き返してくるアホなお年寄りからまでもぼったくってこの首都高も阪高も新規事業を軌道に乗せようとしているのである。どうすればこの被害拡大を防げるのだろうか。この動きを放置すれば東京と同じく、阪神高速にも同様の料金体系が敷かれてしまうだろう。今松原JCから伊丹空港まで均一料金のおかげで700円で行けるからこそ意味があるのだ。それがもしも1200円などという法外な値段ならばオレはあきらめて混雑したところを走っていくしかない。ばかばかしくてそんな料金は払えない。

 すでに慢性渋滞状態で利用者の劇的な伸びが期待できない今、首都高速が今以上の収入を上げ、新路線建設の口実作りに励み、天下りの役員どもに甘い汁を吸ってもらうためには料金値上げしか方法がない。ところがそれを「値上げ」と言わずに「距離別料金制」というコトバを用いるのがその卑怯さの表れである。なかなかのものである。利用者がいないような短距離だけは値下げなのだ。全体としては大幅値上げになるようにという仕組みになってるに違いないとオレは予想したが、全くその通りだったぜ。

9月20日のアサヒコムにはこんな意味不明の記述が存在した。
 長距離利用者に割高感を与えて一般の道路に誘導し、渋滞解消を図る狙いもある。この制度が導入されると、半分の利用者には値上げになるが、残る半分の利用者の負担は減るため、総額では値上げにならないという。

 長距離利用者が馬鹿馬鹿しくなって一般の道路に降りる結果、首都高での渋滞は減るかも知れないが、一般道の交通量は劇的に増えるのでそっちで渋滞が発生するだろう。何より問題なのは、この規制内容では「交通安全を確保するためには出来るだけ大型車を歩行者から隔離した方がいい」という当たり前のことが達成されるどころか逆効果なのだ。また「高速道路を走る」ということはたいてい距離を稼ぐものである。距離が長いほどその効果が発生して、利便性が高まるのだ。そんな真理を全く無視したこのバカ値上げプランよ。とっととくたばってくれとオレは強く願っているのである。


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2007年09月20日(木) ラーメン値上げの犯人は誰だ?        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

 小麦の国際価格が上昇している。その大部分を輸入に頼ってる日本では麺類の価格が上昇中である。うどんもスパゲティも値上がりしてるのだ。カレー粉も上がっている。ラーメンもそうだ。即席麺の値上げは貧しい人々の生活を直撃することになる。産経新聞のWEBサイトから次のニュースを引用しよう。

原料高でバーモントカレー、サッポロ一番値上げ
ハウス食品とサンヨー食品は19日、主要商品の価格を引き上げると発表した。ハウスは11月から来年1月にかけて「バーモントカレー」など、サンヨーは来年1月に「サッポロ一番」などを値上げする。10〜20円程度、約10%の引き上げで、両社とも値上げは約17年ぶりとなる。
 小麦やトウモロコシ、畜産品といった原材料や包装材料の価格が高騰していることが大きな要因。食品業界では、即席めん最大手の日清食品などが価格引き上げを発表、原料高を背景に今後も値上げの動きが広がりそうだ。
 ハウスは11月から、家庭用ルー製品計36品目の希望小売価格(税別)を約10%、業務用のルーやレトルトカレー計76品目は出荷価格を約10%上げる。バーモントカレーは125グラム入り(165円)を15円上げる。
 「好きやねん」など即席袋めん4品目は、来年1月16日出荷分から希望小売価格90円(1袋)を10円上げる。人気菓子「とんがりコーン」シリーズの内容量は、12月3日出荷分から7%前後減らす。
 サンヨーは、サッポロ一番などの袋めんを90円から10円引き上げ、カップスターなどのカップめんは155円から15円上げる。
 ハウス食品は「これまでの企業努力では現行の販売価格の維持が大変厳しい」と説明、サンヨー食品は「品質保持を最優先に、対応を検討せざるを得ない状況」としている。(2007/09/19 18:08)


 オレはこの記事を読んで少し不思議に思ったのだが、カップ入り即席麺の定価は155円もするのか。袋めんは90円もするのかということである。オレの家の近所のスーパーではかなり安売りされていて、カップ麺は105円くらいで買えるからだ。とにかく影響はラーメンだけにとどまらず、とんがりコーンまでも量が減らされてしまうという悲劇が発生するのである。甘くて子どもしか喰わないあのバーモントカレーも値上がりするのだ。なんということだ。

 なぜ小麦の国際価格が上昇するのか。サブプライムローンの破綻で大きな損失を出したヘッジファンドなどの資金が確実な投資先として商品先物の価格をつり上げ、その結果ということになるのかも知れない。オレは穀物価格の上昇にはやはりバイオエタノールの生産による飼料用の穀物不足と、それに関わる巨大石油資本の思惑が絡んでると見ている。たぶんその値上がりで暴利をむさぼってる連中がいるのだろう。アフリカの国々はほとんどが小麦の輸入国である。彼らの自前の食糧生産をできなくさせたのはそこを植民地支配した西欧の連中だが、アフリカの諸国はたいてい独立した後、食糧自給率の回復よりも軍備にゼニを使ってきた。この小麦価格の上昇によって慢性的な外貨不足に悩む国家の中には国民に満足な食糧を行き渡らせることが出来ない国も出てくるのである。金持ちどものマネーゲームのために多くの人が餓死させられるのである。なんという怖ろしいことだろうか。

 小麦価格の上昇に対抗する方法が一つある。それは小麦に代わってコメを世界で一番メジャーな穀物にすることだ。そして世界一うまいコメを生産できる日本が世界の食糧の覇権を握るのである。自民党の地方の県連のアホどもは公共事業のゼニをばらまいてくれと主張していたそうだが、コメをじゃんじゃん生産して世界に高く売り捌くという方法でなぜ地方を豊かにしないのか。極端な話、政府が高く買い取って上げてそれを海外に安く売ってやってもいいじゃないか。しっかりとコメ経済圏のネットワークを作り、かねてからのオレの主張であるコメとの兌換紙幣の発行を行うのだ。単位は1石、1斗、1升券などを作ればいい。そして円との交換レートを固定するのである。そうすることによって価格が安定し、生産者は安心してたくさんコメを作ることが出来るわけだ。どうだ、名案だろう。

 日本に政治家はたくさんいるが、オレのように現状を打破できる具体的な政策のアイデアを持っていて夢を語れる人間は現行の政治家どもの中には誰もいない。福田康夫が総理大臣になったところで何も変わらない。オレをいきなり大臣として起用してくれるなら話は別だが。


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2007年09月19日(水) 頑張れタイゾー、もっとかき回せ!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

 オレは単なる野次馬だ。政治の世界に混乱というモノがあればついつい興味深く眺めてしまう。そういう意味で簡単に談合で「福田総裁」と決着のついた今回の総裁選は実につまらないと思っていたら、ちゃんとオレを楽しませてくれる役者が登場した。タイゾーくんだ。福田総裁の誕生で小泉色が自民党の政策から一掃され、ついでに自分たちのような泡沫議員もお役御免でお払い箱になることが確実なので自分の生き残りのために吠えてるとしか思えないのだが、それでもなかなか面白いのでこういう記事には注目してしまう。

タイゾー議員、ブログで派閥談合批判 2007年09月18日21時21分
「勝ち馬に乗ることだけが勝ちだとはとても思えない」。05年衆院選で初当選した杉村太蔵議員(28)が、18日付のインターネットのブログで、派閥の合従連衡が目立つ自民党総裁選の現状に異を唱えた。「派閥の親分が右だからと言って右に向くような先祖返りをするような選択しかできないようならば、政治家なんて誰でもできるじゃないか」「議論が尽くされたとは思えない段階で、結論を出すことなどできない」などとしている。
 同期の「小泉チルドレン」らでつくる武部勤元幹事長のグループ「新しい風」は同日、福田康夫氏に「復党問題は現職議員を優先する」などの政策提言を申し入れ、支持する姿勢を示したが、メンバーでもある杉村氏は姿を見せなかった。


 タイゾー議員の面白いところは、自民党という組織の本質を彼がわかっていないということである。今回、自民党が福田総裁でまとまりかけてるのは、そうすることが自民党という組織を延命させるためにもっともいい方法だからであり、断じて福田康夫というジジイが総裁にふさわしいからとか日本の首相にふさわしいからという理由ではない。小泉チルドレンの中でももっとも泡沫議員に近い彼にとって生き延びるためには小泉純一郎のご威光にすがるしかなく、福田康夫総裁の誕生は自分たちの次回の当選可能性を奪うものであると考えるから彼はその流れに逆らってるわけで、これは自民党の党利とタイゾーの私利の対決なのである。

 これから何が起きるかもわからずにノーテンキに騒いでるバカ議員よりはマシだと思うのだが、結局タイゾーも自分の当選のことしか考えていないわけでそういう意味では他の月給泥棒の国会議員どもと大差はない。小泉チルドレンの中には片山さつきみたいに「次は福田チルドレン」などと言う変わり身の早いヤツもいるわけだが、タイゾーみたいに空気が読めない人もいて、まだ小泉復権を期待していたりする。おまえはあほかとオレはタイゾーに言ってやりたい。

 9月18日の朝日新聞朝刊(大阪版)の紙面には、公共事業の増加を望む地方一人区の声が紹介されていた。公共事業というゼニのバラ撒きでイナカモンドリームを与えて票を確保するというのが農村票に支えられた自民党政治の本質だ。ところが小泉改革によって農村はどんどん破壊されていった。日本をアメリカ型の社会に変節させようと画策している連中の陰謀のために農村はもはや自力で立ち直る術を失ったのである。

 自民党復権のためには農村票を取り戻さないといけない。その方法としてもっとも効果的なのはやはりイナカモンドリームだ。大規模な公共事業のおかげで仕事や収入が増える。結果的に自然はかなり破壊されるし、こんな無駄なものを作ってどうするのかと思うけど、とりあえず目先のゼニさえ入ればそれでOKという人たちがほとんどだろう。参院選で敗れた自民党の地方の組織の幹部たちの願いは切実である。福田康夫はおそらくそうした勢力の受け皿となることも狙ってるのだろう。

タイゾー議員は今回一つだけいいことを言っている。

「派閥の親分が右だからと言って右に向くような先祖返りをするような選択しかできないようならば、政治家なんて誰でもできるじゃないか」

 だから君もなれたんじゃないか!


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2007年09月18日(火) 人を自殺に追いこめば殺人です        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

 集団でのいじめが発生していじめられた人が自殺した場合、なぜ加害者は未必の故意による殺人罪で裁かれることがないのだろうか。オレはどうもそれが納得できないのである。交通事故でもそうだ。飲酒運転で結果として死者が出た以上それは「危険運転」だったわけで、危険運転致死傷罪の適用を裁判官がためらうことの意味がオレにはわからないのである。このいじめ事件、加害者には被害者が自殺するかも知れないという予感があったのだろうか?

神戸の高3男子飛び降り事件、同級生を恐喝未遂で逮捕
神戸市須磨区の私立高校で飛び降り自殺した同高3年の男子生徒(当時18歳)が同級生らに金を要求されていた事件で、兵庫県警は17日、同級生の少年(17)(同県西宮市)を恐喝未遂容疑で逮捕した。
 少年は、他の同級生数人と4月ごろから携帯電話のメールなどで生徒に再三、金を要求しており、要求総額は40万〜50万円に上るとみられる。少年は「金を受け取っていない」と供述している。県警は、生徒が日常的にいじめを受けていたとみて自殺との関連を調べる。
 調べでは、少年は4月ごろから7月までの間、「うそをついたら罰金1万円を払え」と言いがかりをつけて要求したほか、「5万円でええで」「夏休み明けまでに、ほかのメンバーに3万円ずつ払え。何をされるかわからんぞ」などと繰り返し、携帯メールで恐喝しようとした疑い。
 生徒は「金を要求されていた」と遺書に残していた。県警が、生徒の携帯メールの送受信記録を分析。この少年を含む数人から、同様の内容のメールが送られていたことがわかった。生徒と、少年らは同じフットサルチームのメンバーだった。
 少年らは、これまでの県警の事情聴取に対し、「遊びの延長だった。本気で金を取ろうとしていない」「(生徒から)罰金を払うと言い出した」などと話しているという。
 少年の逮捕を受け、この日、通っている高校の校長らが記者会見し、「生徒と少年は親しく、自殺前にいじめの兆候はなかった。自殺後に調査したが、わからなかった」としている。(2007年9月17日21時41分 読売新聞)


 現時点で恐喝が本当に起きていたか、つまりカネを受け取っていたかは明らかではない。だから「恐喝未遂」となっているわけだ。加害者側は「受け取っていない」と主張している。加害者たちと被害者は同じフットサルチームに所属していたという。自分の遊び仲間が集団で自分をイジメの対象に選び、そして恐喝してきた時、そこから逃げ出すという選択肢がなぜ存在しなかったのか、オレは不思議に思うのである。ただ、このぐらいの年齢の少年の場合、遊び仲間の世界=所属する全世界 の可能性があるので、そこで自分の存在が否定されたことで自殺への引き金が引かれたのかも知れない。

 この加害者の少年どもに弁護の余地はない。「遊びのつもりで本気で取るつもりはなかった」と言い訳してるようだが、だったらなぜ5円とか10円という遊びの金額にしなかったのか。罰金1万円とか5万円というのが高校生にとってどれほどの大金か、少なくともおまえたちはわかっていて要求したのだろう。それをどうやって被害者の少年が捻出すると思っていたのか。親のゼニをちょろまかすと思っていたのか。バイトして払うと思っていたのか。そうした想像力さえもおまえたちには欠如してるのか。

 オレがもう一つ残念に思うことは、この追いつめられた少年が自分の状況を打ち明ける相手がどこにもいなかったのかということだ。親や教師がもしも話を聞いて状況を掴んでいればこんなことは起きなかっただろう。なぜ恐喝されてるという事実を自分の胸の中だけにしまって死んでしまったのか。ちゃんと周囲に訴えていれば死なずに済んだという気がするのである。少年は自分の親に対して何を遠慮していたのだろうかと思うのである。

人間がかくも不完全な生き物である以上、その中にはある程度のクソ野郎やゲス野郎が混じってるし、そうしたクソやゲスが他の人間を傷つけたりすることも100%防ぐことはできない。ただ、そうした事件が起きる・・・つまりクソやゲスが自らの本性を明らかにするような行動を取ったときに、そのクソやゲスにしっかりと天罰を与えること、そしてそいつらがクソやゲスであったことを自覚させることが必要であるとオレは思うのである。今回の事件もこの加害者どもにはきっちりと責任を取らせたい。一人あたり2000万円くらいの賠償を払わせるべきだろう。こいつらが恐喝しようとした金額の1000倍くらいの罰を課してはじめて連中は自分たちの罪の重さを知るだろう。もちろんその賠償は親が払うのではなく。彼らに労働させて納付させないといけない。何十年掛かってもだ。それが真に罪を償うということである。


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2007年09月17日(月) 狼は生きろ、ニートは死ね        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

 読者の皆様へお詫びします。日記の下に設置してあるブログランキングへの投票ボタンに不具合があって、押してもエラーコードが出るという状態になっていました。その不具合をお詫びします。なお、投票ボタンは下だけではなくこの本文の右上(題名横)にもあって、そっちには不具合は発生していないので、その場合はそちらのボタンをご利用くださるようにお願い申し上げます。今日反映されなかった分はどうか押し直してもらえるとありがたいです。m(_ _)m


 オレはニートが嫌いだ。昔は働かずにブラブラしてる迷惑な若者のことを「穀潰し」と呼んだモノである。その呼び名には、食糧だけを浪費しながら全く世の中に貢献しない迷惑な連中に対する蔑視の意味がしっかりとこめられていたのである。それを今はニートと呼ぶわけだ。「穀潰し」の名称が「ニート」に変わったからといってカッコ良くなったとか出世したとかそんなことは全然なく、やっぱり穀潰しは穀潰しである。オレはその迷惑な連中をやはり穀潰しと呼びたい。たいした努力もせず技能も身につけず、「そんな安い給料で働きたくない」などと不平ばかりをこぼし、親の年金や財産を当てにしていつまでも働かない連中のことである。実際の所生活保護の不正受給者の中には、適当な診断書を付けてごまかしてるニートも含まれてるのだ。そんな連中は詐欺罪で逮捕して欲しいと思うが、彼らにとっては刑務所もまたニート天国なのかも知れない。なにしろ働かなくて懲罰房に入れられてもとりあえずメシは食えるからだ。

 その穀潰しの中には自分が世の中の迷惑であるということを自覚していて、肩身を狭くして暮らしてる殊勝な者達もいるわけだが、その一方で開き直って、さらに周囲の人間に迷惑を掛けまくるクソ野郎だっているのである。オレは地上からこのニートどもを撲滅して欲しいと思う。撲滅するのが無理なら、ニート収容所を作ってそこで強制的に職業訓練や奉仕活動をさせるべきだと思うのだ。
 ニートの中にはこんなことをするヤツもいる。すべてのニートがこいつみたいなクソだとは思わないが、それにしてもひどすぎる。オレがニートに対する偏見を深くするのはまさにこんなヤツを見た瞬間である。

寝ていた父親の顔に熱い天ぷら油、31歳長男を逮捕
 寝ていた父親の顔に熱した天ぷら油をかけるなどしたとして、警視庁東村山署は16日、東京都東村山市秋津町4、無職伊野部信弘容疑者(31)を殺人未遂の現行犯で逮捕した。
 調べによると、伊野部容疑者は同日午前6時15分ごろ、アパートの部屋で寝ていた父親の会社員弘明さん(53)の顔にフライパンで熱した天ぷら油をかけ、サバイバルナイフ(刃渡り約10センチ)で首などに切りつけた。弘明さんは、顔にやけどを負うなどの重傷。「言い争っている人がいる」との住民からの110番通報で署員が駆け付けたところ、アパート前の路上で、弘明さんが首から血を流して倒れていた。そばにナイフを持った伊野部容疑者が立っており、犯行を認めたという。
 伊野部容疑者は8月からアパートに移り住み、弘明さんと暮らしていた。「日ごろから仕事をしろなどと小言を言われ、うっぷんがたまっていたので殺そうと思った」と供述している。(2007年9月16日19時7分 読売新聞)


 自分の父親と一緒に暮らしながらその生活を父親に依存してるのがまだ学生ならそれも仕方がないと思う。司法試験などのためにがんばってるというのなら納得できる。しかし、上記の記事の場合はそれらに該当しないことは明らかだ。31歳にもなって仕事をしないでこの伊野部信弘という男は毎日何をしていたのか。オレはそれが気になるのである。何もしなかったら一日が長くて仕方がないのである。その一日をこの男は何をしていたのか。父親から「仕事をしろ」と言われていたことから考えて、仕事もせずにブラブラしていたことは明らかだ。

 仕事をしないでブラブラしてるのに暮らしていけるのは父親のおかげである。父親に対しては感謝こそしても、その存在を恨んだり殺したいと思うなんて全く何を考えているのか。いくらうっぷんが貯まっていたしても、熱した天ぷら油を顔に注ぐなんて何事だ。自分がそんなことをされればどれほど苦痛を感じるかを考えたことがあるのか。どんな厳しいことばであったとしても、働かない穀潰しの息子に対して「仕事をしろ」と父親が説教するのは自然なことだ。いつまでも父親が生きてるわけではない。いつかは親の方が先に死ぬのだ。自分が死んだときに息子の生活が立ちゆくようにと考えるのは親として自然なことである。この穀潰しの息子がちゃんと自立してくれればと願う以上言葉もきつくなるだろう。それを逆恨みするとは一体何事だ。なんと腐ったニート野郎なんだとオレはあきれるのである。

 31歳にもなって働いていない人間が発生してしまうのは社会がその年齢までのニート状態を許容してしまったからである。そんなことが起きないように、一刻も早くニートは撲滅しないといけない。ニートで人生を終えることができるのは、大金持ちの息子に生まれて死ぬまで遊んで暮らせるだけの資産がすでにある場合だけである。そうでない一般人はニートにはなれない。自分が一般人であることを自覚するならば、なおのことニートにならないように最善の努力を尽くすべきなのだ。ニートは社会の迷惑であることをしっかりと自覚し、もしもニート状態に陥ったら一刻も早くそこから脱出しないといけない。

 今、大学の40%は入学競争率が1倍以下、つまり受験者全員がフリーパスで合格できる状況にある。その結果ろくに勉強しない者でも大学生になれるし、もちろんそんなヤツは大学に入っても勉強なんかしないわけで、今大学は二極分化が進んでいる。従来の大学ともう一つ、もはや大学とは呼べない何かである。そこでは教官達の講義をBGMにしてほとんどの学生は漫画を読んだりニンテンドウDSで遊んだり、メールを打ったりしているのだ。これは実際にそういう大学で教えてる友人から聞いた話だから信憑性が高い。そんな所にも文部科学省は補助金を出してるのだからあきれた話である。税金の無駄遣いとはこういうことである。その大学とは呼べない何かのことをオレは「ニート収容所」あるいは「ニート養成所」と呼びたい。このニート養成所がどんどん規模を拡大していることが日本の社会にとって決定的な悲劇を将来もたらすのだ。なぜこんなに大学を増やしてしまったのだ。なぜ職業教育をもっときちっとしなかったのだ。どうして働かない穀潰しを撲滅するための対策をもっと早期に導入しなかったのだ。

「狼は生きろ、ニートは死ね」オレはこのことばで世間に訴えたい。自らを役立たずのニートであると自覚できるものは一刻も早くその状況から脱出して、犯罪以外ならどんな仕事でも良いから社会の中で自分の役割を果たすべきだ。自らの弱さのために精神科で大量に処方されるリタリンなどの薬物にのめり込んで行った者たちに対しても社会は手をさしのべ、生活保護などで支援している現状がある。そんなものは一種の麻薬中毒じゃないのか。それもすべて社会は支援しないといけないのか。オレにはどうも納得がいかないのだ。

 宅間守はある意味中年ニートだったと言えるだろう。破滅型の大量殺人犯罪を起こす人間にはニートに分類されるものが多い。彼らの持つ貧困という状況はそれまでにしっかりと地に足をつけて努力しなかった結果である。それなのに社会が悪いと周囲に責任を押しつけ、「ニートでどこが悪い」と開き直り、社会はオレたち穀潰しをを扶養する義務があるなどとうそぶいて社会の寄生虫として生きようとするクソ野郎は、悪いが100回死んでくれ。オレはおまえたちのようなクソを生活させるために税金を納めてるんじゃないんだ。


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2007年09月16日(日) こらプーチン、調子に乗るなボケ        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

 太平洋戦争が終結したのは8月15日のはずである。だから8月15日は終戦記念日なのだ。ところがその日を過ぎてから火事場泥棒のように樺太や千島に来襲し、住民が引き揚げる船を撃沈し、武装解除に応じた日本兵をその場で銃殺したりと暴虐の限りを尽くしたロスケどもの数々の不法行為を日本政府は一度として世界にアピールすることがなかった。もしもオレが日本史の教科書を書くならこのように記すだろう。

 1945年8月、不可侵条約を一方的に破棄して満州や千島に侵攻してきたソ連軍は、避難する日本人居留民に攻撃を加えて虐殺しながら南下してきました。終戦の8月15日を過ぎても攻撃は続き、武装解除に応じた日本軍の兵士はその場で銃殺されるかシベリアに連行されて長期間の強制労働に従事させられ(シベリア抑留)、多くの犠牲者を出しました。8月22日には北海道上陸作戦支援の命令を受けた潜水艦が、樺太から小樽へ引き上げる途中の避難民を乗せた船を留萌沖で魚雷攻撃して沈没させました。北方領土と呼ばれる国後、択捉、色丹、歯舞諸島の島々はこのときに占領され、いまもその状態が続いております。

 ロスケどもが北方領土問題について強気なのは、これらの事実に対して日本政府がきちっと抗議しなかったことの結果である。魚雷攻撃に関してロスケどもは「停戦命令が届いてなかった」と言い訳してるが、もちろん賠償など全くしていない。この不法行為に対して戦後日本政府からの正式の抗議は一度も行われていないのである。
 
 さて、そのロスケどもの頭目であるプーチンが。北方領土返還に関して発言している。どうやら歯舞色丹の二島返還で終わらせたいようである。さすがにどう考えても根室半島のおまけのような二島を占領したままというのは都合が悪いと思ったのか、それで決着させようとしてるようである。ふざけるなとオレは言いたい。

露大統領、2島返還を改めて強調…北方領土問題
【モスクワ=瀬口利一】ロシアのプーチン大統領は14日、黒海沿岸の保養地ソチで開いた専門家会議で、北方領土問題について、平和条約締結後の歯舞、色丹2島の返還を明記した1956年の日ソ共同宣言に基づいて解決する意向を改めて強調した。
 出席者によると、大統領は日ソ共同宣言に触れ、「困難な問題を解決して日本との関係を全面的に発展させたい」とした上で、「(歯舞、色丹以外の)他の島には、日本人に『完全なアクセス』を認めるつもりだ」と発言、日本人の投資や訪問、人的交流などの活動を認める考えを表明した。国後、択捉両島の領土主権はあくまで露側にあり、「2島決着」を超える譲歩はありえないとの立場を示したとみられる。
 プーチン大統領は今月8日にシドニーでの日露首脳会談で、「相互受け入れ可能な解決」に向けて交渉を継続する意思を表明した。(2007年9月15日20時51分 読売新聞)


 日本が返還してもらわないといけないのは国後択捉だけではない。占守島までの北千島も含めてすべての千島列島が日本の領土であるというのがオレの主張だ。これは平時に結ばれた千島樺太交換条約の結果日本が取得したものだからだ。ロスケは8月18日に千島列島の北端にある占守島に強襲上陸攻撃を仕掛けてきた。そこには日本軍第91師団が守っていた。ガダルカナルからの引き上げ兵も混じっていた歴戦の勇士たちだ。唯一の上陸可能場所である竹田浜にやってきたロスケどもは集中砲火を浴びて壊滅し、戦車は揚陸前にすべて海に沈められた。千島での日本軍は勇猛果敢に戦い、決して領土を奪われることはなかったのだ。ところが内地から停戦命令が出たために守備隊は武装解除させられ、その兵士たちはシベリアに抑留されたのである。終戦の日を過ぎてるのに攻撃してきたという形で相手が不法行為を行っている以上、停戦などせずにだまって殲滅すればよかったのである。ロスケどもは日本軍の攻撃中止で命を助けてもらったくせに、停戦交渉の軍使を銃殺したりしたのである。こいつらには信義など通用しない。ゼニのことしか考えていないプーチンもその連中と同じレベルである。

 日本政府は北方領土の交渉の前に、まずその占領がいかに不法行為であったかを世界にアピールすべきなのだ。そして満州や樺太でどれほど多くの日本女性がロスケどもにレイプされたり殺されたりしたかを訴えるべきだ。その事実は世界に全くといっていいほど知られていないのである。南京虐殺は世界に宣伝されてるが。ロスケの千島や満州、樺太での不法行為について知る外国人は皆無に近いのだ。

 交渉時にちゃんとこう発言すべきである。「二島を返還することは当然のことだ。その上で我々日本政府は不当に占領された千島全島の返還を要求し、同時にそのときに発生した人的・物的損害とシベリア抑留の賠償を請求する。賠償金額は100兆円である」と。シベリア抑留が国際法違反であることを日本政府は正式に抗議したことがあるのか。その賠償を要求したことがあるのか。戦後62年も経つのにこの問題には何にも決着が付いていないのである。


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2007年09月15日(土) ハメこまれた人たち14(クレディア)        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

サラ金といえば儲かってる業界の代表だった時代があった。チワワのCMで「サラ金」の悪いイメージは払拭され、お気軽に利用する人が増えた。銀行から低利で融資を受けた資金を年利率28%という高利で貸し出しして儲からないはずがない。大手サラ金は稼ぎに稼ぎまくっていたのである。ところが利息制限法のグレーゾーン金利の廃止により消費者金融各社はどこも厳しい状況に立たされた。金利が18%以下にされてしまうと武富士やプロミス、アコム、レイクといった大手でさえもかなりの打撃を受ける。ましてやシンキ、クレディアなどといった業界下位の資金力の弱いところは一気に苦しくなったのである。それは株価にもたちまち反映された。

 クレディア(8567)は関東・東海が地盤の中堅金融業で電話・インターネットによる振り込みローンで全国展開していた。会社四季報2007年第4集にはこのように記される。

貸金業法改正を受けて与信厳格化。貸付金残高は前期比20%超の減少。貸倒関連費用、利息返還関連引き当ては軽減。希望退職による人件費軽減効果は10億円超。一般経費も削減進めて営業益黒字化。

 ここにはちゃんと「営業益黒字化」とある。しかし、この四季報第四集が発売されたその日、クレディアは民事再生法を申請したのである。東証は即日クレディアの10月14日上場廃止と、それまでの整理ポスト入りを決めた。

 2005年12月26日、クレディアの株価は2258円だった。そこからはずっと下げていくのだが、2006年10月には794円から1282円へ20日間のうちに上昇するという相場が起きている。以後はまたジリ下げモードに突入し、2007年3月30日には606円、5月31日には430円、8月1日には258円まで下げた。そこから326円まで一旦上昇したがその機を逃さず大量保有していたグローブフレックスが10%近い保有株を売り抜けしてきたため下降し、8月末の株価は250円付近で膠着していた。ただその頃、この株は異常に空売り残が貯まっていたのである。その時点で空売りしていた人々の行動は正しい。その一ヶ月後に倒産したことを思えばその一ヶ月前に空売りをはじめるなんてすごい慧眼の持ち主かと思うのだ。しかし、空売りが増えてもそこから株価は下がらなかった。誰かがその付近で買い支えていたのかも知れない。株不足が拡大して貸株調達が困難になり、空売りしている人たちが支払う品貸料が上がり始めた。8月30日、クレディアの品貸し料(逆日歩)は1.5円となったのである。これは破格の金額である。

 逆日歩を払うのはクレディア株が下がると見て空売りを仕掛けている「売り方」だが、もしも買い方に回ればその逆日歩をもらうことになる。信用取引でこの株を250円で買えば、一日で1株あたり1円50銭もらえるわけで、長期保有すればかなりの金額になるし、逆日歩を払いたくない売り方があわてて返済買いすれば一気に値上がりするわけで株価上昇の条件はばっちりだった。オレもそれを期待して買った一人である。まだその時点ではクレディアが倒産するなんて夢にも思わなかったのだ。配当利回りもいいし。つぶれることなんかないからここまで値下がりしたら有望株だと思っていたくらいである。一日1円50銭の逆日歩なら一週間で約10円である。信用取引で買えば250円の株が260円になるのと同じことだ。そう思って徐々に買う人が増え、また空売りする人も増えた。逆日歩は8月31日持ち越し分は1円50銭だったが9月3日持ち越し分は3円に跳ね上がった。9月4日持ち越し分は週末を含むから三日分の逆日歩9円となった。数日間信用買いした分を持ち越せば逆日歩だけで15円ほど稼げた計算になる。それを払わされる売り方はたまらない。しかし、その空売りは返済されるわけでもなくむしろ増え続けたのである。

 クレディアは逆日歩が3円に跳ね上がった9月4日にいきなり285(+33)と上昇を開始した。逆日歩9円をつけた9月5日には335(+50)と上昇して東証一部の値上がり率1位となった。出来高も1600万株に膨らんだ。ふだんのこの株が取引される量の20倍以上である。この日、東証は新規空売りの禁止という規制を行ったのである。その日、逆日歩9円を目当てに大量の信用買いが発生していた。新規の空売りも多かったが、買いで入った人が多すぎた。信用取り組みは大きく悪化した。 

 規制翌日、株価は350円で寄りついた。空売りして居た人たちの中にはそこからさらに踏み上げられることを怖れて慌てて返済する人たちが続出し、株価は357円まで上昇したが、そこからは大量の売りに押されてジリジリと値を下げた。304円まで下げた後リバウンドが狙われてやや上昇したところでなんと外資によるクレディア株の大量保有が発表されたのである。株価は334円(−1)で引けた。今回の相場の仕掛け人はその外資、ブラックロック・ジャパンだと誰もが信じ、そこが売り抜けるためにさらに株価を上昇させるのではないかと多くの人が期待したのである。

 しかし、多くの期待を裏切ってクレディアは9月7日、特売り気配から314円(−20)で寄り付き、そこから323円まで上昇する瞬間もあったが、引けに掛けて次々と投げ売りされて結局285円(−49)で引けた。翌日からは281円、268円、262円、250円、247円とジリ下げする一方だった。そして247円をつけた9月14日夕方に民事再生法申請が発表され、東証はクレディア株の上場廃止と整理ポスト入りを発表した。外資による大量保有で一相場が起きると期待してホールドしていた個人株主たちは逃げるチャンスを失ったのである。

しかし、本当に個人投資家は逃げられなかったのか。逃げ切れなかったことは危機管理の甘さゆえではないのかとオレは思うのだ。開示された情報の中には倒産前日の9月13日16:24に発表された大量保有報告書がある。石尾頼央などの保有株が減少して6196820株になり、保有比率が26.70%(前は27.05%)に低下したとある。この石尾頼央というオッサンは他でもないクレディア社長である。少なくともこの開示された情報は多くの投資家に明らかになっているのである。社長自らが持ち株を貸し出したり売ったりする会社にろくなところがないというのはもはや常識である。その情報を知っていたのに売り抜けなかった者、その情報をきちっと確認しなかった者は既に投資の世界の敗者である。

 なぜクレディアが大量に空売りされて信用取組が大幅売り長になったのか。業績が良くて株価がどんどん右肩上がりに上昇していくと思えば誰も空売りなんかしない。この会社は危ないと思ったからこそ多くの者が空売りしたのである。その大量に貯まった空売りを利用して最後の踏み上げ相場が仕掛けられただけのことである。仕掛けた本尊はおそらく335円に上昇した日に大量の空売りを入れ、翌日のGU(ギャップアップ、いきなり窓を開けて高値で寄りつくこと)時に買い上がった現物株をぶつけて終了させ、後は空売り分の利益を徐々に確保する算段だったのだろう。

オレは249円で買ったこのクレディア株をもったいないことに310円台で売却してしまったのである。その後に新規空売り禁止になったことを知り、「売り禁なら大相場になるだろう」と期待して寄り付きから買い注文を入れ、350円で買えたのだが結局大きく下げたので翌日に311円で損切りする羽目となった。しかし損切りだけで済んだオレはある意味ついていたのだ。もしも「いつかは上昇する」と信じてホールドしていたらどうなったかと思えばぞっとする。オレはたちまち数百万の損失を抱えてしまっただろう。投資は勝つことよりも負けないことの方がはるかに重要だ。オレは「この動きならもうダメだろう」と判断してクレディア株を損切り売却した自分の選択が正しかったことを思う。

 クレディアの場合、四季報のどこにも倒産の懸念のことは書かれていない。言わば突然死に近い。株価250円台の企業がいきなり倒産だなんてありえないとオレは思っていたから今回のことでは大いに驚いているのだ。もしもクレディアを大量に信用買いしているような方がいれば一発で破産するかも知れない。財務の健全性から見れば危ない企業は多い。決算書に監査法人から継続疑義の注記が付けられた企業は、トッキ(9813)サニックス(4651)エネサーブ(6519)、など上場会社の中にもいくつもある。基本的にこのような企業の株主でいるということは常に最悪の事態を覚悟しておく必要があるということだ。

 オレは投資というのはギャンブルではないと日頃から主張している。よく研究して株価変動の仕組みを理解すれば必ず勝てるというのがオレのポリシーだ。しかし、このクレディア倒産劇に至っては全く予想もしなかった。ほどよく下がったので買おうかと思っていたくらいだ。オレは今回巻き込まれることがなかったことを素直に喜びたい。

 民事再生法が申請され、上場廃止と整理ポスト入りが決まったということで空売りしていた人たちが必ず儲かるのかというとそうではない。実は逆日歩と呼ばれる品貸し料(空売りしている人が支払う一株あたりの金額)が9/18から10倍適用となっているのだ。逆日歩が10倍適用で一株/日あたり15円もつけば、空売りして得られる利益はみんなふっとんでしまうじゃないか。

 買った人が逃げ切れないだけではなく、空売りした人もどんどん膨らむ損失に怯えないといけないという買っても売っても勝てない究極の株クレディアはある意味真の仕手株だったのかも知れない。逃げ遅れた方の損失が出来るだけ小さくなるようにとオレは祈っているぜ。


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2007年09月14日(金) ブロガーに恋をするな!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

 オレはどうやらモテるらしい。実際のオレを知っている方なら「そんなことアリエネー!」と思うようだが、少なくともこの暴言コラムの作者の江草乗というのは、ハードボイルドにきめていて、ニヒルな感じでカッコよくて多くの女性を魅了しているらしい。そこでオレはここに宣言しておきたい。「ブロガーにをするな!」と。

 あなたがネット上で読んでいる文章を書いているのは確かにオレだが、そこに登場する江草乗というのは架空の人物である。考えても見ろ。多くの仕事に日々追われているはずの普通の高校教師が、毎日これだけの量の日記を更新しつつ、株式掲示板にも書き込みを行い、そして多くの読者とのメールのやりとりもしていて他の方の掲示板にも書き込みをしてるなんてことはありえないのである。こんな事を一人でできるわけがないのだ。つまり江草乗というのは一人じゃないのである。そうでないと絶対に日常生活は不可能だ。寝ている時間もないことになる。

 不届きなドライバーには天罰を喰らわせ、街で見掛けた馬鹿はこっぴどくやりこめ、お年寄りには席を譲り、女性には愛の言葉をささやく、政治の不正を厳しく糾弾し、次々と素晴らしい政策提言を行い、外交や教育に関しても一家言あるというそんなスーパーマンが実在すると思っているあなたはよほどおめでたい人間である。そんな人は初めからこの世に存在しないのだ。

 文章というのは書かれた瞬間から一人歩きを始める。確かにオレが書いた文章なのだが、その作品は書かれた直後から一つの魂を吹き込まれてネットの上に存在することになる。それを読む人がどのように解釈するかはオレには全く予想も付かない。その解釈法の一つがオレに対する「罵倒」である。オレの日記下部にあるメールフォームから「あなたのようなふざけた人間が教師をしてるなんて許せません!」「あなたをクビにするために大阪府教育委員会に訴えます!」というメールが送られてくるわけだ。いったい何を真面目に怒ってるのか。ふざけた人間というのは江草乗のことであり、大阪府の教員に江草乗というハードボイルドな名前の教師などいない。だから大阪府教育委員会に「江草乗をクビにしろ!」と抗議してもおそらく取り合ってもくれないだろう。

 「罵倒」ならまだいい。もっと怖ろしいのが「崇拝」である。オレという暴言野郎を神のように崇拝し、「あなたのようなすばらしい教師に習いたかった」「あなたは神だ、日本を救うのはあなたしかいない!」などと書いてくるのである。オレのようなさえない中年のオッサンを崇拝してどうするんだ。オレは崇拝されるに値するような行動など何もしていないのである。崇拝するならネットの上には色んな教祖様が多数存在するはずだ。オレではなくてそういう方向に行けばいいのである。

 「罵倒」でもなく「崇拝」でもない、もっと怖ろしい行為、いや好意。それは「恋」である。なんてことだ。

 ブログを読んでその書き手にをするなんて愚の骨頂だ。それは現実世界で素敵な相手に出会うことのできない寂しいお姫様が、ブログの一見素晴らしい文章にだまされて、「私はこんな素敵な人に会ったことがないわ」などと錯覚し、いつのまにか幻想に冒され、そのブログを読むことだけが人生の楽しみになってしまい、ブログに登場する女性をすべて自分のことだと思いこみ、書き手のブロガーをこの世で最高の男性だと錯覚する過ちに至るのである。こうなるともう完全な病気だ。草津の湯でも治せない。

 あなたが読んでるブログの向こうにいるのはたいてい普通の人である。美男美女を期待する向きも多いわけだが、たいていおっさんおばはんである。「22歳若妻の秘め事」という題名がついていたとしても、その題名がつけられてからもう10年も経っていて実際は32歳ということだってあるのだ。ブロガーは自分に都合の悪い情報は出したがらないものである。それを「詐欺だ!」「ウソだ!」と文句を言う人もいるかも知れないが、書き始めた時は確かに22歳だったわけで、そんなことに文句を言う奴はちゃんと過去ログを読んでいない無礼者である。お料理の話題で素晴らしいブログを書いてるカリスマ主婦が、実生活ではホカ弁とカップラーメンばかり食べてるという可能性もあるわけだ。

 ブログを読むと言うことは不特定多数の読者の共同幻想に自分も参加するという行為であり、読者となった時点であなたはそのブロガーの戦略にはまってしまっている。これを防ぐ方法としては「無視して一切読まない」以外の対処法はないのである。しかしなかなかこれが難しいのである。オレもいつの間にか毎日数十のブログに目を通してるし、その中にはふと心をひかれるような素敵な女性ブロガーもいないわけではない。しかしオレにはちゃんとわかってるのだ。「ステキなのは文章だけだ。幻想を捨てよ!」とオレは自分に言い聞かせる。(しかしオフ会で会った方の中には本当に素敵な方もいたのである。それもまた紛れもない事実である。たまたまオレが運が良かっただけなのかも知れないが・・・)

ビジネスホテルに泊まるときは全裸で過ごすという変な中年のオッサン、江草乗のような変態ブロガーに恋するなんて、絶対に間違った行為だ。そんなことは絶対にしてはいけない。それは自分の大切な人生を誤らせる最大の愚挙だ。このように書くと、少なくともオレにメールを書こうと思っていた女性のうち99%くらいは「なあーんだ。つまんないの」と思うだろうし、残り1%は「江草なんか死ね!」と思うだろう。それでいいのである。


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2007年09月13日(木) 宇宙一のKY(空気の読めない)男        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

 安倍晋三はなぜ参院選で敗北した時にすっぱりと辞任しなかったのだろう。周囲があれだけ「辞めろ辞めろ」の大合唱だったときに、自分が辞めなければならないとはちっとも思っていなかったみたいだ。赤城農水相を更迭したときも、90%以上の人が「おまえも辞めろ」「おまえが辞めろ」と思っていたという。そんな空気の読めない男、安倍晋三が周囲の批判にも耐えて、しぶとく政権の座にしがみつき、アメリカのポチとなって「インド洋無料給油所法案」を断固通過させようとしてるのを見て、オレはけっこう評価していたのだ。「あいつは確かにバカだが、その分愚直に物事を実現させようとする粘り強さがある」と思っていたのである。

 しかし、オレの期待は見事に裏切られた。いきなりの自慰・・・じゃなかった辞意表明にオレはびっくりしたぜ。どうして所信表明演説とほぼ同時に出しちゃうんだ。もうしばらくは日本の最高権力者でいたかったのが本音だろ。どうしてそんなに簡単にやめちゃうんだ。まだ代表質問も終わってないじゃないか。もしかしてそこで答弁することが嫌だから逃げちゃうのか。それならまるでお子様だぜ。おまえには一国の首相という誇りはないのか。なんという往生際の悪さだ。

参院選直後、国民は安倍晋三首相に対して「辞めろ辞めろ」の大合唱だった。今回の辞任劇に対して「なんでいきなりやめるんだ!無責任じゃないか」と多くの人が語っている。辞めなかったことで批判を受け、だったら辞めればどうなのかというと辞めてもやっぱり「なんでいきなりやめるんだ!」と批判をうけている。いったいどうすればいいのか。オレが安倍晋三の立場だったならかなり悩んでしまうだろう。どうしてこんなちぐはぐな行動を取ってしまうのか。それは安倍晋三自身が「世界一ケツの穴の小さな男」だからなのかも知れない。

 安倍晋三の演説というのはいつも意味不明だった。抽象的な用語を好んで使いたがったわけだが、彼の意図する「美しい国」とはいったい何なのか、オレには最後までわからなかったのである。米国の忠犬ポチとしてお仕えして言われるままにゼニを出し、インド洋に無料給油所を置いて世界の軍艦に燃料補給を行うことを自己の使命と錯覚し、記者から質問されるといつも頓珍漢な答えで失笑を買っていた。「漢字一文字で」と言われてるのに二文字(三文字だったかな)で平気で答えた場面はあまりにも有名である。自分の発言には全く責任を持たず、かといって巧妙に質問をかわすようなテクもなく、政治家一家に育ったせいか庶民の暮らしも感情も理解していなかった哀れな方であった。最後のいきなり勝手に辞めちゃうあたりも、彼のお子さま的ワガママのなせる技かも知れない。

安倍晋三という元首相を世間の人々はどんなキーワードで記憶するのだろうか。やはりKYしかないのか。日本一引き際の悪かった首相として後世語り次がれるのだろうか。どうして小泉はこの安倍晋三という男を自分の後継者にしたのか。それは自己の価値を高めるために違いない。後任の者がボンクラであればあるほど、相対的に「小泉はよかった」と思ってくれる方も増えるわけで、そういう意味では今回の辞任劇はすべて小泉の掌の上で起きたことのような気がするのだ。

 世間はもう後継総裁は誰かという話題に移っているわけだが、オレは安倍晋三の辞任の真の原因を知りたいのである。一部の新聞報道では民主党党首の小沢氏との会見が実現しなかったことが引き金だという。女に振られたのならわかるが、男に振られたくらいであきらめる必要などないだろ。全く行動の規範が意味不明なのである。脱税疑惑を週刊誌に書かれそうになったから先手を打って辞めるという話もある。脱税なんて自民党議員は多かれ少なかれ誰しもやってるだろうから開き直ればよかったのである。

 安倍晋三はなぜこんなに早く辞めなければならなかったのだろうか。その歴史が語ってくれるまでにはまだ時間が掛かるだろう。日本では首相の再登板はほとんどない。今回首相の座から落ちたことで、彼には永遠に「元総理」の肩書きが与えられるわけだ。どうすれば国民がもっと豊かになるのか。その期待は次に首相になるヤツの登場を待ちたい。


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2007年09月12日(水) 舛添要一、おまえは便所野郎の走狗か        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

 CANONの便所野郎こと御手洗が熱烈に推進していた、管理職の残業代をピンハネしてしまう悪魔の法案である「ホワイトカラー・エグゼンプション」を取りやめるのかと思ったら、どうやらそうではなかったようである。国民の生活よりも自社の金儲けが何よりも大切というのは日本の企業家の平均的な発想だが、その企業家の中でも労働者をゴミムシのようにしか考えていないあの便所野郎が、どうやら舛添要一を自分の走狗にして野望の実現を図ってるようである。舛添ももう少し骨のあるまともなオッサンかと期待していたのだが、これでは全くダメだ。名前を変えても中味はほんまそのままやんけ。

厚労相:残業代ゼロ法案を「家庭だんらん法案」に
舛添要一厚生労働相は11日、同省が法案化を見送った、一部事務職の残業代をなくす「ホワイトカラー・エグゼンプション」について、「家庭だんらん法案と書け、と(事務方に)言った」と述べ、同制度導入に向けた検討を続ける考えを示した。同相は「残業代が出なかったら早く帰宅する動機付けになる」と強調し、「横文字を使うからマスコミに残業代ゼロ法案と書かれ、一発で終わり。『パパ早く帰ろう法案』とか『バカな課長の下で仕事するのはやめよう法案』という名なら通る」などと語った。
 ネーミングの変更で国民に与えるイメージも変えてしまおう、との論法だが、野党側はさっそく反発している。舛添氏の発言について子育て問題に詳しい民主党の蓮舫参院議員は「カタカナ言葉を使う安倍首相が不評だからこんな言葉にしたのだろう。舛添さんは永田町言葉を使わないので斬新で親近感はわくが、斬新さに見合う行動をとっているのか。名前と内容が本当に見合う法案を考えるべきだ」と述べ、批判した。毎日新聞 2007年9月11日 21時28分 (最終更新時間 9月11日 23時40分)


 舛添要一よ、おまえは企業の中で仕事をしたことがあるのか。労働者がなぜ残業なんかするのかわかってるのか。ゼニが欲しいからやるんじゃないんだ。やるべき仕事の量が多くて時間内にこなせないからやむなくやってるんだ。ゼニが出なくなっても仕事は無くならないんだ。だから残業代がもらえなくてもやるしかないんだ。そんな現場の状況もわからずにお気楽なことを言うなとオレは怒ってるのだ。

しかもおまえは法案の趣旨が全くわかっていない。本当に東大を出てるのかとオレは呆れてしまう。それはこの「ホワイトカラー・エグゼンプション」というのが管理職の残業代をなくすという法案であるということだ。バカな課長から残業代を剥奪してしまう法案なのだ。平社員は今まで通りに残業代はもらえるのだ。それなのに『バカな課長の下で仕事するのはやめよう法案』なんて言い換えをしたら、法案の趣旨が全く違ったものになるじゃないか。おまえのその悪趣味な思いつきを活かすなら『バカな課長に残業代をやらない法案』と呼ぶべきだろう。

 なぜ家庭が崩壊するのか。それはほとんどの場合ゼニがないからだ。ゼニがないから共働きしないといけない。ゼニがないからローンが払えない。夫が家にゼニを入れてくれないから離婚した。妻がパチンコで生活費を使い込んだので離婚した・・・などのパターンなのだ。ゼニさえあれば離婚を回避できる夫婦はかなり多いのである。結婚してみて夫の給料の少ないことに驚き、たちまち危機に至る夫婦もある。残業をたっぷりした結果、家族が裕福に暮らせるだけの収入を得られるのなら、それは家庭の幸福につながるのである。早く帰ってくるけど給料の少ない夫と、帰りは遅いけど給料が多い夫のどっちを結婚相手に選ぶかを女性にアンケートすれば、おそらく後者が圧勝するだろう。そんなこと当たり前じゃないか。ゼニがなかったらどうしようもないのがこの世の中だろう。

 どうすれば残業しなくてもよくなるのか。人を増やしてくればいいのである。大企業が雇用を拡大してくれればそれで解決する問題だ。ところがバブル崩壊後の日本企業はどこもリストラに次ぐリストラによって経費を削減して業績を回復してきたのだ。正社員の比率を減らして契約社員ばかりにし、派遣という形を取りつつ何年も働かせて労働者を使い捨てにしたりしてきた。その結果がやっと実を結んで空前の好業績につながったのだ。そんなこともわからないのか。企業の収益力回復は労働者や下請け企業を犠牲にして達成されたということもわからずに舛添、おまえは厚生労働大臣をやるつもりなのか。ふざけるなとオレは言いたい。

 この法案の趣旨は決してパパを家に早く帰してやりたいなどではないのだ。企業にとって支払うべきコスト、つまり管理職の残業代を削減することで企業の収益を向上させたいというただそれだけのことだ。だからCANONの御手洗が必死で推進してるのである。厚生労働大臣の使命がなんであるのか、舛添要一よ、おまえはわかってるのか。どうして大企業の方ばかり向いていて国民にケツを向けてるのか。あの醜い便所野郎の走狗となっておまえは恥ずかしくないのか。おまえが自分の母親の介護をしたという経験はちっとも生きてないじゃないか。オレはおまえをもっとまともな人間だと思っていた。今回の自民党の新閣僚の中で唯一のまともなオッサンだと密かに期待していた。だが、それも的はずだったようだ。おまえはいつから志を失ってそんな愚劣な法案に協力するようになっちまったんだ。全く嘆かわしいぜ。

厚生労働大臣の使命とは、国民が健康的で豊かな社会生活を営めるように労働者の権利を保護し、病気になったときや介護を必要とするときに適切なサービスが受けられるような体制を整備することだ。残業代を一方的にピンハネされるこの悪法を導入することが、どうして国民生活を豊かにしてくれるのか。そんなこともおまえはわからずに政治家をやってるのか。恥ずかしいと思わないか。一介の教師であるオレの方が、おまえのようにただの幇間野郎に成り下がった醜いオッサンよりもはるかに大臣にふさわしいぜ。少なくとも志の高さという点でオレはおまえよりも数百倍は上だ。

 テロ対策とクソ法の会期中の成立が困難になったので、今度はなんとしても「軍艦用無料給油所」だけは維持したいと新たな法案の導入まで考えてる安倍政権だが、どうしておまえたちはそんなにアメリカの機嫌を取るのかね。日本の国益とアメリカの国益といったいどっちが大事なんだ。インド洋に設置されたあの無料給油所で給油するために、外国艦船はわざわざ燃料を片道分しか積まないそうじゃないか。そのサービスを維持するために総理の座を賭けて戦うなんて、どうしてそこまで卑屈になるんだ。オレはこんなに恥ずかしくなんの国益にもならない軍事支援はいますぐ停止して欲しいんだぜ。


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2007年09月11日(火) 大阪地裁のその判決は甘過ぎですわ!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

 どうして日本では「汚職」という罪に対してこんなに罰が軽いのか。殺人に対する罰が余りにも軽く、一人殺したくらいではなかなか死刑にしてもらえず、自ら死刑を望む場合はついでにもう一人殺して来ないと裁判所が認めてくれないという世界一の軽罰国家日本の特徴は、政治家の犯罪に対して極めて甘いことである。

 たとえば証券取引法違反の村上世彰やホリエモンは実刑判決を喰らったが、彼らと比べて和歌山の県政を私物化し、県民のために本来使われるべき税金を無駄遣いして悪徳業者と山分けしていたクソ代官の木村元和歌山知事に与えられる罰は、村上やホリエモンの5倍くらいが相当だとオレは思う。考えて見ろ。もしも同様のことが江戸時代に起きていたならば、遠山の金さんの下す判決はきっとこうだ。商人は磔獄門、悪代官は切腹の沙汰が下るか遠島(八丈島への島流し)という形で決着が付くだろう。死刑とまでは行かなくても懲役10年くらいは喰らわせてくれるかと期待していたのだが、なんだこの判決は。

和歌山「官製談合」元ゴルフ場経営者、贈賄などで有罪
和歌山県発注工事を巡る官製談合・汚職事件で、贈賄と競売入札妨害(談合)、所得税法違反の罪に問われた元ゴルフ場経営・井山義一被告(56)の判決が10日、大阪地裁であった。
 西田真基裁判長は「前知事の木村良樹被告と親密な関係を継続し、県政に対する信頼を損なわせたが、積極的に談合組織を形成したわけではない」として、懲役3年、執行猶予4年、罰金1500万円(求刑・懲役4年、罰金1500万円)を言い渡した。
 判決によると、井山被告は、木村被告(55)(有罪判決)や元県出納長(61)(有罪確定)、大手ゼネコン「大林組」元顧問(65)(同)らと共謀。2004年11月にあった県発注のトンネル工事2件で、準大手ゼネコンの「ハザマ」「東急建設」の各共同企業体が受注できるよう談合した。同年6月には、談合を取り仕切る謝礼として、木村被告に1000万円を渡した。
 さらに、04年分の個人所得を過少申告し、所得税約4100万円を脱税した。(2007年9月10日16時7分 読売新聞)


 井山同様に木村元知事も懲役3年、執行猶予4年(追徴金1000万)という判決だったわけである。執行猶予を勝ち取ったら実質無罪と同じである。「控訴しません!」と木村知事がほくそえんでいる姿を見てオレは腹が立ってならなかったのだ。すべて罪を認めるから、反省してるからという法廷戦術で裁判官の心証をよくして執行猶予を引き出そうというまるで八百長のような裁判でこの悪党どもは自分たちの安楽な生活を守ったのである。悪事でゼニを貯め込んだこいつらにすればはした金に過ぎない1000万や1500万というゼニで自由が買えるのである。安すぎるじゃないか。追徴金をとるのならこんなはした金ではなく10億や20億という金額にして、それこそ死にたくなるくらいのダメージを与えてやればいいのである。談合によって県民が被った損害はいったい何十億なのか。改革派知事を名乗って県民をだまし続けたことに対しては何の罰も受けないのか。オレはそのことが納得できないのだ。

 もしも木村良樹元知事が県民に対して真にお詫びの気持ちがあるなら、執行猶予付きの判決に対して控訴して、実刑判決を勝ち取るまで戦うべきだろう。それが男の反省であり、けじめというものだ。さっきまでイジメを行っていたクソガキが先生の前でわーんと泣きながら「ごめんなちゃい、もうちません。センセイボクを許して。全部悪いのはボクなんでちゅ」と言いつつ舌を出してるのと同じである。オレにはこのおっさんの本音が透けて見えるのである。認めるならなぜ最初から認めないのだ。事件が発覚したときに「自分は知らない」「関係ない」(もしも小島よしお登場後なら「そんなの関係ねえ!」)とほざいていたのは木村良樹おまえだろう。証拠がどんどん出てきて、言い訳が矛盾だらけになって、もう隠し通せないということになって白状しただけじゃないか。そんなものは正直にしゃべったのでもなんでもない。怖くなったからゲロしただけだ。少なくとも一度でもウソをついた人間には「執行猶予」なんて受ける資格はないんだ。おまえが受けていいのは執行猶予ではなく、怒りの県民から浴びせられる「シッコ」だけだ。税金を私物化して談合で大儲けしていたてめえのツラに小便をひっかけてやりたいという県民はいくらでもいるぜ。

そしてオレが気になるのが判決文の中のこの表現だ。

「積極的に談合組織を形成したわけではない」

 これを聞いてオレは脱力した。どこに堂々と悪の組織を作るヤツが居るのか。そんなもの、おおっぴらに作れば問題だからこっそりやるに決まってるだろう。その組織が既にあったのか木村元知事が拡大したのか、参加者を積極的に増やしたのかそれともやる気がないから減らしたのか、そういうことが問題なのではなく、一度ならず数度その罪を犯し、もしも在職が続けば永遠に同様の罪を犯す予定だったてめえらの行動のどこが消極的なんだ。十分積極性に富んでるじゃないか。裁判官も裁判官だ。判決文の中にこんなおまえの主観を挟むな馬鹿野郎。いくら日本の裁判が自由心証主義でてめえら八百長裁判官の裁量通りの軽い罰で済むのがお約束であっても、オレのような政治に対して厳しい目で臨むブロガーをごまかすことはできないんだぜ。わかったかこのクソ野郎。

 税金をごまかしてフトコロに入れる罪は、単なる窃盗よりもはるかに罪が重い。それは国民に対する裏切りであり、単なる金品の窃盗ではなく国民からもらったはずの信義を裏切る行為なのだ。窃盗+詐欺+国家反逆罪 いうのが汚職の本質である。そんな重い罪であるのに執行猶予付きになどなるはずがないだろう。

このクソ判決を出した裁判所は、やはりあの裁判所だ。日本一変な裁判官が揃っていて、日本一むちゃくちゃな判決を出すあの裁判所だ。オレのように大阪に住む人間にとって大阪の恥以外の何ものでもないあの裁判所だ。大阪地裁だ。ああ、なんてことだ。こんなことが世間に広まったら日本中の犯罪者が大阪に集まるじゃないか。「犯罪をするなら大阪でやれ!もしも捕まっても、日本一判決の甘い裁判所が助けてくれるぜ!」そんなことになればますます治安が悪くなってしまう。どうやって自分の身を守ればいいのか。ならず者に備えてこちらも武装するしかないのか。


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2007年09月10日(月) オレは阪神ファンでよかった!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

 重陽の節句である9月9日日曜日、延長10回5時間にわたる死闘を終えて阪神タイガースは接戦を制して巨人に3連勝し、ついに10連勝ということになった。

虎延長制し10連勝!久保田7勝、藤川40S
<巨人8−9阪神>◇9日◇東京ドーム
 阪神が初回に先制した。先頭鳥谷から浜中、シーツと3連打であっさり1点をものにした。巨人はその裏、3点を挙げ逆転した。無死二塁から矢野の適時二塁打でまず同点。続く小笠原が勝ち越しの中前適時打を放った。なおも無死満塁で阿部が中犠飛を打ち上げた。阪神は3回、先頭浜中の4号ソロに1点差に詰め寄った。4回には2死一塁で代打狩野の適時三塁打で追いついた。5回には浜中、シーツの連打で無死二、三塁とし、金本が右翼フェンス直撃の適時二塁打を放ち、2点を勝ち越した。巨人は5回、1死一、二塁で二岡が左翼フェンス直撃の適時二塁打を放ち、1点差。続く阿部の二塁ゴロの間に三塁走者が生還し、同点となった。阪神は7回、2死から葛城の四球と赤星の二塁打で二、三塁とし、矢野の2点適時打で再び勝ち越した。
 だがその裏、巨人は二岡の19号2ランで再び試合を振り出しに戻した。試合は7−7のまま延長戦へ。阪神は10回、1死二塁で鳥谷が適時三塁打を放ち、勝ち越した。藤原が右前適時打で続き、リードは2点になった。
 その裏、阪神は守護神の藤川が登板。小笠原の適時打で1点差となったが逃げ切り、10連勝した。久保田が7勝目、藤川が40セーブ目を挙げた。[2007年9月9日23時10分]


 ついに首位まで1.5ゲーム差となった阪神が迎えた東京ドームでの巨人との3連戦はどれも壮絶な試合だった。どれ一つとして阪神にとって楽勝と呼べるものはなかった。すべて1点差の接戦だったのだ。オレは胃を痛くしながら試合を見守り続けた。

 第一戦、巨人は7本のホームランで8点を取りながら8−9で敗れた。逆に言えば阪神はホームランをそれだけ打たれながらもしのぎきったのである。巨人が9回同点で送ったストッパーの上原は、阪神の桧山に代打ホームランを打たれそれが決勝点となった。上原を出したのに負けたという巨人にとって信じられない展開だったのである。阪神は9回お約束のように藤川球児が登場し、巨人を0点に抑えた。

 第二戦、阪神は2本のホームランでとった2点を守りきって勝った。この日も藤川球児が最後を締めた。

 第三戦、もっとも激しい戦いだった。初回いきなり3点を失ったことでオレは負けを覚悟した。しかし阪神は信じられないほどの粘りを発揮して追いつき、追い越した。しかし巨人も絶対に負けられない試合ということで試合は最後までもつれた。阪神の誇るストッパー3人衆JFKの一人であるウィリアムスが体調不良で欠場していて、その代わりに登板した江草は二岡にホームランを打たれて同点に追いつかれた。延長10回に阪神が入れた2点を守るために登板した藤川球児は明らかに疲れていて1点を取られてしまった。イ・スンヨプを抑えられずに歩かせた。二岡への初球はフォークだった。いつもの直球勝負の藤川じゃなかった。二岡のハーフスイングが振ったと判定されて三振に終わったとき、オレは安堵の涙が出た。

 もうこれで十分だ。藤川球児、もうきみは投げなくていい。この10連勝の間、きみは10連投した。それがどれほど大変なことなのか、オレはその瞬間をこうしてテレビで観ることができたことを幸福に思う。阪神タイガースの歴代の抑え投手の中で最高の働きをしているきみをリアルタイムで観戦できたことをとにかく幸福に思う。江夏豊の全盛期の頃、オレはまだ野球がよくわかっていない小学生だったからだ。

 オレは阪神に優勝して欲しいと思う。日本一になって欲しいと思う。しかし、その一方でもっと別の屈折した思いもあるんだ。それは、阪神の選手たちがみな、自分の能力の限界のところで戦っているということだ。半月板を損傷しながら連続試合フルイニング出場を続ける金本、年間90試合登板に達するかも知れない久保田、もしもプロ野球が今年限りならそれでもいい。しかし、来季もまたその先もプロ野球は存続するのだ。それを考えたとき、まるで今シーズンでプロ野球が終わってしまうような阪神の戦いぶりの激しさにオレは逆に胸が痛むのである。

 もう十分素晴らしいドラマをオレは堪能した。これまでずっと阪神ファンを続けてきて、こんなに嬉しかったシーズンはない。それは本当だ。だからこそもうこんな苦しい戦いはやめてくれ。もう勝たなくてもいい。これで十分だ。しっかりとメイクドラマは見せてもらった。今この瞬間を味わえただけでもうオレは十分満足だ。

 シーズンが始まってしばらく、今岡や赤星といった主力選手の不振のために阪神は勝てなかった。その主力の穴を埋めて若手が次々とヒーローになり、世代交代がこんなに一気に進むとはオレは思わなかった。今やその若手がチームをどんどん引っ張っていく状況だ。狩野や桜井、上園、林といった選手たちの活躍がなかったらここまでの快進撃はなかっただろう。そして今、桧山のようなベテランも活躍しだした。チャンスでいつもセカンドゴロ併殺だった桧山が、上原から決勝ホームランをかっ飛ばしてくれるなんてオレには信じられないぜ。

 日本シリーズに出るには3位までに入ればいい。何もがむしゃらにリーグ優勝を狙う必要なんかないんだ。ここから後の試合は勝ったり負けたりの5分でいい。でも、そんなオレの心配をよそにきみたちタイガースの選手たちは残り試合も全力で勝ちにいくのだろう。なんてことだ。もう十分だ。オレはこんないい夢を見させてもらったことで十分なんだ。きみたちはよく戦った。この伝説のシーズンは、1985年や2003年の戦いにも劣らない素晴らしい一年として永遠に語り継がれるだろう。少なくともオレは決して忘れないぜ。


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2007年09月09日(日) 日ハム、来季は新庄監督の実現だ!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

 ダイエットに興味関心のある方は、9/8個人日記の「セブン ディザルパーの謎」をぜひごらんになってください。


 昨年せっかく日本一になったのに新庄、小笠原という主力選手の退団のせいで戦力が大幅に低下した今季の日本ハム、シーズン前の予想は厳しいものだった。しかし、9月8日現在、日ハムはパリーグの首位を走っている。その日ハムのヒルマン監督が今季限りでの勇退を希望してることが今回明らかとなった。

日本ハム・ヒルマン監督、今季限りで退団を表明
8日の試合後の記者会見で退団を表明する日本ハムのヒルマン監督 プロ野球・日本ハムのトレイ・ヒルマン監督(44)は8日、札幌ドーム内で記者会見し、今季限りでの退団を表明した。
 チームは8日現在パ・リーグ首位で、優勝争いを演じる球団の監督が、シーズン途中に退団を発表するのは極めて異例。
 大社啓二オーナー、藤井純一球団社長とともに記者会見したヒルマン監督は、「退団の唯一の理由は家族のこと」と説明。10代前半の長男と長女が日本国内の学校と米国内の学校に在籍して、日米を行き来する生活となっていたことから「多感な時期なので、安定した環境を与えたいと思った」と語った。
 また「決意が固まった以上、みなさんの前で話したかった」と、シーズン中に発表した理由を述べた。来季については未定だという。
 ヒルマン監督は米大リーグのマイナーリーグ監督などを経て、2003年、日本ハム監督に就任。4年目となる昨年、チームを44年ぶりの日本一に導いた。(2007年9月9日0時57分 読売新聞)


 昨年にチームを優勝に導いたヒルマン監督の手腕は誰もが認めるところである。2003年から4年掛けて彼はチームをパリーグの常勝チームに生まれ変わらせたのである。西武とソフトバンクが二強だったパリーグを千葉ロッテとともにまさに活性化させた立役者であると言えるだろう。

 そのヒルマン監督の勇退の理由が家族のことならもはや第三者が口を差し挟めることではない。仕事よりも家族を優先させるのは欧米では当然の価値観だろうし、むしろその決断にオレは拍手を送りたい。ところがヒルマン監督ほどの人気があってしっかりとお客を呼べるような後任監督選びとなるとなかなか難しい。そこでオレが期待するのがチームを退団した新庄の監督としての復帰である。

個性的な選手が必ずしも名監督ではなかったという過去の事例もあり、新庄を監督に据えることを危惧する向きもあるだろう。オレは彼の持つ天性の明るさと、マスコミに対するサービス精神の高さを評価したい。例えチームが大敗したり連敗したりしても、それを吹き飛ばす明るさが彼にはある。そして彼を愛する多くのファンが球場に足を運んでくれることで営業面でも効果は大きい。楽天との対決で期待される野村監督のボヤキトークとの対比も楽しみだし、何より彼のような魅力ある人材が野球の世界から流出したままというのがオレは惜しいのである。芸能界でもなく、政界でもなく実業界でもなく、彼にはやはり野球界で頑張ってもらいたいのである。

 バランスの取れた優等生的な選手が増える一方で、派手なプレーで観客を魅了する個性的な選手は減りつつある。バッティングフォームにしても他の誰にもマネできないスタイルをオレは愛しているのだ。横浜ベイスターズの種田がガニ股で投手を見据えるあのスタイルをみると敵ながらついつい手を叩きたくなるのである。なんだか嬉しくなるのである。無死で走者が出れば必ずバントさせるとか、東京ドームのようにホームランが出やすい球場でスクイズさせるような退屈な野球をオレは見たいのではない。新庄が監督となって「面白い野球をやれ!」と選手に号令を掛け、選手一人一人が「どうすれば一番観客が喜ぶか?」を考え、結果としてチームの勝ちにつながるという好循環をオレは期待してるのである。新庄ならきっとそれを実現してくれそうな気がするのだ。そして日本シリーズで新庄率いる日ハムと我らが阪神タイガースが対戦して欲しいのである。そうなったらもうどっちが勝ってもいい。オレはただ野球を楽しむために甲子園に足を運ぶだろう。

ヒルマン監督には今回の退団に当たってぜひひとこと「後任監督は新庄しかいない!」と言って欲しいのである。おっと、まだ今シーズンが終わってないのにオレはなんて話をしているんだ。


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2007年09月08日(土) 赤ちゃんを売る人たち        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

 日本のような豊かで医療体制の整ったはずの国でさえ、妊婦が病院をたらい回しにされあげくのはてに死産してしまうという悲劇がある。生まれてくる生命にとってこの世とはかくも非情で苛酷な世界なのかとオレは嘆くのだが、芥川龍之介の小説「河童」には、生まれてくる赤ちゃんに対して、本当に生まれてもいいかどうかを問いかける場面がある。そこで「生まれたくない」と答えれば生まれずに済むのである。

 その代わりに我々人間から見れば、実際また河童(かっぱ)のお産ぐらい、おかしいものはありません。現に僕はしばらくたってから、バッグの細君のお産をするところをバッグの小屋へ見物にゆきました。河童もお産をする時には我々人間と同じことです。やはり医者や産婆(さんば)などの助けを借りてお産をするのです。けれどもお産をするとなると、父親は電話でもかけるように母親の生殖器に口をつけ、「お前はこの世界へ生まれてくるかどうか、よく考えた上で返事をしろ。」と大きな声で尋ねるのです。バッグもやはり膝(ひざ)をつきながら、何度も繰り返してこう言いました。それからテエブルの上にあった消毒用の水薬(すいやく)でうがいをしました。すると細君の腹の中の子は多少気兼ねでもしているとみえ、こう小声に返事をしました。
「僕は生まれたくはありません。第一僕のお父(とう)さんの遺伝は精神病だけでもたいへんです。その上僕は河童的存在を悪いと信じていますから。」
 バッグはこの返事を聞いた時、てれたように頭をかいていました。が、そこにい合わせた産婆はたちまち細君の生殖器へ太い硝子(ガラス)の管(かん)を突きこみ、何か液体を注射しました。すると細君はほっとしたように太い息をもらしました。同時にまた今まで大きかった腹は水素瓦斯(すいそガス)を抜いた風船のようにへたへたと縮んでしまいました。(「河童」芥川龍之介より)


 果たして、人間の世界では赤ちゃんの人権が尊重されてると言えるのだろうか。わずか生後二ヶ月の赤ちゃんが虐待されて殺されたりというニュースを知るとオレは居たたまれない気持ちになる。いったい何のためにこの世に生まれてきたのだろうかと。そして生まれて間もなく親から引き離され、あるいは親によってわずかなカネで売り飛ばされるという悲劇もある。この記事はアサヒコムからの引用である。

赤ちゃん40人保護 人身売買グループ47人拘束 中国2007年09月08日01時46分
南京の地元紙「揚子晩報」によると、南京鉄道警察は6日、売買目的で親元から離された40人の赤ちゃんを保護し、人身売買グループ47人を拘束した、と発表した。中国では赤ちゃんの人身売買が問題になっているが、一度に40人が保護されたのは極めて異例という。
 調べでは、5月下旬、雲南省昆明市から南京に向かう列車を巡回していた鉄道警察官が、それぞれ赤ちゃんを抱いた中年女性4人が、全員母乳ではなく粉ミルクを与えている様子をみて不審に思った。南京駅に到着後に取り調べたところ、雲南省で人身売買グループから赤ちゃん4人を買っていたことが判明。追跡捜査で雲南省内の容疑者9人を逮捕した。
 同事件をきっかけに、同省など各地で大規模な捜査を行い、7月までに数カ所で赤ちゃん計40人を保護。容疑者らは金に困った親たちから、生まれたばかりの子を200〜500元(1元=15.3円)で買い取り、2000〜3000元で転売していた。赤ちゃんはさらに転売され、最終的に1万元以上で売買されていたという。


 3000円〜7650円で購入した赤ちゃんが、3〜4.5万円で転売され、最終的には15万円にもなるわけだからなかなかこの赤ちゃん売買業というのはいいビジネスということになるのだろう。こうして売買された赤ちゃんはその後どうなるのだろうか。オレはそれがどうも気になるのである。ちゃんと購入者から実子としてかわいがって育ててもらえるのならまだいいだろう。しかし、奴隷代わりの労働力として使われたり、売春をさせられたり性虐待を受けたりという目に遭わされることはないのか。実子と同じように育ててもらえるとしても、そうやって購入した赤ちゃんをどうやって戸籍に入れるのか。中国ではそれはどんなシステムになってるのだろうか。

 妊娠はしたけど、生まれた赤ちゃんが欲しくない人もいる。あるいは妊娠自体を望んでいなかったという場合もある。そんな時日本では妊娠中絶という方法を取る親たちが居るわけで、それはオレの親の世代である多くの母親たちにとっては至極普通のことだったのだ。今だっていくらでも避妊する方法はあるのに、今も日本では年間に数十万人という数の胎児が殺されてるという。そうして殺されることと、生まれてから売られること、虐待されることといったいどちらが悲劇だろうか。オレはそんなことを考えるのである。

 望んでもなかなか子どもが得られない人は今も大勢居る。子どもが欲しいのにできない・・・その願いは切実だ。本人たちが「夫婦二人の人生でいい」と割り切っていても、その親たちが「孫の顔を見るまでは死ねない」と懇願する時もあるという。かくいうオレも結婚してしばらくは子どもを作らなかったが、父親が「家に帰ってきてもつまらん。いつになったら孫を見せてくれるんや」と言ったことを覚えてる。

 どうかオレはこの数十万の中絶される胎児を救ってやってくれと思う。そしてこの子たちがちゃんと育ててもらえるように実子扱いの養子として斡旋される仕組みが整備されることを望むのである。あるいはどこにも引き取り手がなかったら、それは国家の子として公的な施設で育てていく仕組みが作れないかと思うのだ。たとえ親が居なくてもその子たちが生まれてきたことに喜びを感じて日々を暮らしていくことができれば、くだらない親の犠牲になるよりもはるかに幸せじゃないかとオレは思うのである。


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2007年09月07日(金) 台風で家に帰れません・・・        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

 9月6日、首都圏は台風9号の直撃を受けた。この台風のせいで電車が止まってしまい、家に帰れない帰宅難民がどうやら大発生した模様である。9月6日夜のネットカフェはどこも超満員だったのではないだろうか。

首都圏の鉄道、運転見合わせ相次ぐ 台風、帰宅の足直撃 2007年09月07日00時44分
台風9号の直撃をうけた首都圏では6日、JR東海道線や常磐線など多くの主要路線が運転を見合わせ、帰宅の足が大きく乱れている。
 JR東日本によると、中央線の快速電車は7日午前0時7分ごろから、東京駅〜高尾駅間で、運転を見合わせている。
 東海道線は6日午後9時46分ごろから東京駅〜小田原駅間で、青梅線は午後3時20分ごろから御嶽駅〜奥多摩駅間でそれぞれ運転を見合わせている。
 埼玉方面では、埼京線が午後9時19分ごろから大崎駅〜大宮駅間で、川越線が午後10時4分ごろから大宮駅〜川越駅間で、武蔵野線も午後8時46分ごろからそれぞれ運転を見合わせた。京浜東北線は午後9時56分ごろから、大宮駅〜大船駅間で運転を見合わせていたが、午後11時48分に運転を再開した。
 千葉・茨城方面では、京葉線が午後9時50分ごろから東京駅〜蘇我駅間でそれぞれ運転を見合わせている。常磐線は午後9時44分ごろから上野駅〜友部駅間で運転を見合わせていたが、午後11時38分に運転を再開した。
 在来線では、内房線が午後10時50分現在、上総湊駅〜浜金谷駅間と、安房鴨川駅〜千倉駅間で、運転を見合わせている。中央線の特急列車も、最終列車までの上り18本、下り20本、計38本が運休した。
 地下鉄は、東京メトロ東西線が午後9時38分ごろから、東陽町駅〜西船橋駅間の上下線で運転を見合わせ、中野駅〜東陽町駅間で折り返し運転を行っている。丸ノ内線は、午後10時2分ごろから池袋駅〜銀座駅間で運転を見合わせていたが、午後10時57分に運転を再開した。
 私鉄では、小田急線が午後7時半現在、特急ロマンスカー新宿駅〜箱根湯本・片瀬江ノ島・唐木田駅間の上り15本、下り18本の計33本の運転を見合わせている。
 東武鉄道も、午後10時台浅草発の特急スペーシア2本を運休した。


 この運休のニュースでどれほど多くの路線が止まってみんなが帰れなくなってるのか、首都圏の鉄道事情に詳しくないオレにはよくわかっていない。それで多少的はずれなコメントになるかも知れないことをお許し願いたい。

 全線運休のところもあれば、特急だけ運休のところもあるようだが少なくとも夜になってこうやって運休されると、仕事を終えて家路を急ぐサラリーマンが帰れないという悲劇が発生するのである。いったいどうすればいいのか。規模が小さな都市なら歩いて帰宅することも可能だが、首都圏というのは日本の大都市圏の中でもっとも平均の通勤時間が長いのである。それを徒歩で代用するなんて無理だ。一日中歩いても家にたどり着かない人も多いだろう。オレはふだんクルマで通勤しているわけだが、この記事を読んで東京に住んでいなくて良かったなとつくづく思ったぜ。少なくとも大阪に住んでいてこれまでに「台風で帰れない」ということはなかったからだ。

 鉄道が運休するほど今回の台風は勢力が大きかったのだろうか。総武線の快速電車では6日の午後9時45分ごろに車両の窓ガラス1枚が割れて乗客3人が負傷している。強風で飛んできたものが衝突してガラスが割れたと見られている。縦約1メートル、横約2・3メートルの大きさのガラスが全壊したということでオレはもしもその乗客だったらと驚いたのである。こういう事故の話を知ると、運休もやむなしかと思ってしまう。

 しかし、帰宅の足にこうして不安が出るのならなぜ朝から会社や学校を休みにしてくれなかったのか。少なくとも朝の通勤が始まる前に、帰りのお天気がどうなるかということはきちっと天気予報でカバーできないとみんなが困るのである。夕方の台風来襲という事実を知りながら、社員を早退させるとか臨時休業にするとかいう対策を立てなかった企業側には重大な落ち度があるのではないか。少なくとも今回の帰宅難民の発生に関して、事前に予測して防ぐべきではなかったか。オレはそのように考えるのである。

 台風が上陸するのは深夜の3時頃らしい。さて、9月7日の朝には交通機関はちゃんと動いてるのだろうか。まだ交通機関も動き出していないのに、社員に出勤を命じる苛酷な企業というものも存在するのだろうか。朝には嵐が吹き荒れた後の秋晴れの天気が広がっているのだろうか。どうせ来るのなら被害をもたらすだけではなくて、この残暑のモヤモヤとした暑い空気も一緒に吹っ飛ばしてくれれば首都圏に住む人も喜ぶはずなんだが。


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2007年09月06日(木) アメリカなら即射殺です        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

 拳銃の形をしたオモチャなんてぶっそうなものを持っていれば、アメリカでは間違いなく射殺されても文句は言えないだろう。そんなまぎらわしいものが「これはオモチャです」で通るのは日本みたいな平和な国だけである。先から火が出る拳銃型のライターなんてものがあるらしい。そんなものを人に向けてるだけでも「悪い冗談はよせ」と言いたくなるぜ。そんなものを振り回して銀行や郵便局に行けば客はみんな強盗と思ってびっくりするだろうし、オレがその拳銃野郎の後ろに立っていれば、おそらく強盗と勘違いしてそばにあるものでぶん殴ってぶちのめすだろう。以下はアサヒコムからの引用だ。

路上で高校生を平手打ち 巡査長を逮捕 神奈川県警2007年09月05日18時17分
高校2年の男子生徒(16)の顔を平手で殴ったとして、神奈川県警は4日、大和署刑事1課の巡査長小磯慶洋容疑者(33)を傷害の疑いで現行犯逮捕した。巡査長は容疑を認め、「電車内でライターで遊んでいるのを注意しようと思った」と供述しているという。県警は5日午前、巡査長を釈放し、今後は任意で調べる。
 県警監察官室の調べでは、巡査長は4日午後10時50分ごろ、横浜市旭区の相鉄本線鶴ケ峰駅前の路上で、男子生徒の顔を平手で3回ほど殴るなどして、けがをさせた疑い。 相鉄線の電車内で、男子生徒が拳銃型のライターを出して遊んでいたのを見た巡査長は、電車を降りた後、注意をしようとした。巡査長は同僚と酒を飲んで帰宅する途中で、酔っていたという。


 電車内でライターで遊んでるクソガキ、しかも高校生ということである。どうしようもない馬鹿ガキである。その馬鹿ガキを警官が注意したわけだが、きっとその馬鹿ガキは素直じゃなかったのだろう。それで警官は思わず平手打ちしたというしごくまっとうな展開である。そんなときにぶん殴るのが正しい大人の分別ある行動であり、昔は町内にそういう頑固親父が必ず居たものである。

 その分別ある大人が逮捕され、その馬鹿ガキはお咎めなしなのか。おかしいじゃないか。電車の中でライターで遊んでるだけで十分罪は重いぜ。あんなところで他の乗客に火傷を負わせたりしたり、あるいは車内で火災になったらどうするんだ。その危険な行動は十分逮捕されるに値する。もしもこれがアメリカなら、その場で射殺されてもおかしくないだろうし、ライターを向けられた乗客が慌てて応戦してその馬鹿ガキを撃ち殺したとしても「正当防衛」が認められるのではないか。「拳銃を向けられたと思った」と弁明すればいいのだ。

 平手で殴っていったいどんなケガをするんだ。ちょっとほっぺたが腫れて、それが「ケガ」なのか。 ふざけるなと言いたい。その警官も本当はグーでぶん殴りたかったはずだ。悪いことをしてるのに反省の欠片もないクソガキに対して、正義の鉄拳を浴びせて世の中のルールを教え込みたかった。しかし、ケガをさせたらまずいと思って手加減して平手でやさしく叩いたのだろう。そんなものでケガなんか普通はしないだろう。

 そしてこの新聞報道でオレが気になるのは、その警官が「酔っていた」という部分である。この付記にはかなりの悪意がある。つまり、「警官が酔っぱらって一般市民を殴った」という方向に誘導したいということだ。警官が酔ってることがここでそんなに重要なのか。「少年が電車内でライターで遊んだ」「警官が注意して平手打ちした」その二つの重要事項と比べて、その警官が酔ってるかどうかということなどはほんの些事でしかない。酔っているのに正義感を失わないこの警官こそ、遵法精神に満ちた立派な警官であるとオレは思うのである。そんな大事なこともわからずに偏った記事を書いているアサヒコムの報道姿勢こそが問題だ。

 その高校生はどうしてライターなど所持してるのか。もしも所持品にタバコがあれば即逮捕すべきである。そのクソガキは法律を守っていないからだ。オレはタバコを吸ってる少年はどんどんひっとらえて留置場にぶち込み、親から身代金・・・じゃなかった罰金を5万円くらい取り立てればいいと思ってる。つまり、タバコで息子が逮捕されれば5万円払って留置場から引き取るという仕組みを作るのだ。警官は夜の街をパトカーで巡回しながらコンビニの駐車場などで喫煙してるクソガキを発見してはその場で手錠を掛けて連行し、留置場にぶちこんでくれ。喫煙してる中高生にろくなヤツは居ないとオレは思っている。そんなのはどんどん捕まえてくれ。

 しかし、その罰金のゼニを払わない親も多いだろうなあ。「そっちが勝手に捕まえたのだからそっちで面倒見てくれ」と開き直るわけだ。そんなときはクソガキを何ヶ月も留置してやれ。テレビで紹介しろ。「この少年は喫煙罪で逮捕されています。保護者の方は引き取りを拒否しました」というふうに。そう、未成年者の飲酒や喫煙はちゃんと犯罪として取り締まるべきだ。それを放置しているからこそさらにエスカレートした行動をするのである。犯罪はその萌芽の段階で食い止めないといけないぜ。オレとしてはタバコを一箱2000円くらいにしたら少年の喫煙はほとんどなくなると思ってるのだが。

 この一件に関して、続報を読むと少し事実は違うようである。上記日記を読んだ時点ではこのことはわからなかったので日記は手直ししないでそのまま置いておくが、いちおう続報を記す。

「注意でなく因縁つけ」高校生殴打、神奈川県警が追加会見
電車マナーの悪い男子高校生(16)を殴ったとして現行犯逮捕された神奈川県警大和署の巡査長(33)(釈放)を擁護する意見が、県内外から県警に約1000件寄せられ、県警は6日、事件についての説明が足りなかったと異例の追加の記者会見を行った。
 県警は「寄せられた意見は、『高校生が言うことを聞かないから殴った』という誤解に基づいている」と困惑している。
 意見のほとんどは「殴ったのは悪いが逮捕する必要はない」「マナーの悪い若者を注意できなくなる」「厳しい処分をしないで」などと巡査長を擁護する内容。数件だけ「暴力は絶対にいけない」と非難する意見があった。
 再会見は、巡査長が逮捕された翌日の5日に続くもので、西村昇監察官室長が行った。西村室長は「高校生は駅員らに注意を受けて素直に従っていた。巡査長はいきなり高校生の髪の毛をつかんで殴った」と説明。高校生の母親からも「事実関係が間違って伝えられている」と苦情が寄せられているとした。
 県警によると、高校生は4日夜、横浜市旭区の相鉄線二俣川駅で、普通電車の中からホームに向けて拳銃型のライターを撃つまねをした。車掌らが注意し、高校生は「分かりました」と従い、ライターをカバンにしまった。隣の車両からその様子を見ていた巡査長は、高校生が友人と談笑しているのを「反省していない」と思い込み、次の駅で降りた高校生を呼び止め、髪の毛とカバンをいきなりつかみ、「カバンの中のものを出せ」と顔を殴った。この間、高校生は反論しないで黙っていた。
 県警は「巡査長の行為は警察官として許されない行為。注意したというより、因縁をつけて殴った状況で、巡査長の行動を正当化する見方に戸惑いを感じる」としている。(2007年9月6日23時33分 読売新聞)


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2007年09月05日(水) 大阪で一番安くて快適なホテルはここだ!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

 大阪で宿探しをするとき、ゼニがいくらでもあるのならオレは何も言わない。リーガロイヤルホテルや帝国ホテルに泊まればいいと思うからだ。しかし、そういう幸福な人はごく一握りであるし、たいていの人は少しでも安かったらそれでいいと思っているはずだ。そんなオレにとってはずせないのはやはりネット環境である。部屋からLAN接続可能で高速インターネット出来る環境というのがオレにとっての最低条件で、それさえ満たされるなら多少部屋が汚くても狭くてもOKである。部屋にトイレやユニットバスがなくてもいい。そんなオレの希望を満たすもっとも安いホテルがこのホテル中央である。場所は地下鉄動物園前駅の3番出口を上がった真ん前だ。あいりん地区と呼ばれるあの一角のど真ん中にある。気になる料金だが

シングル 1泊 2,600円(税込み)
ツイン 1泊 5,200円(税込み)
ツイン( ユニットバスあり) 1泊 7,000円(税込み)


とかなりの激安なのである。こんなに交通便利な場所でこの値段だからもうびっくりである。

 なぜこんなに低料金なのか。それはこのホテルが元は「ドヤ」と呼ばれる日雇い労働者向けの簡易宿泊所の流れを汲むからである。かつてあいりん地区にはそうした安ホテルが多数存在したし今も存在する。楽天トラベルから予約も出来る。今回日記で紹介するホテル中央以外にも同様のホテルはあるのだ。ただWEBサイトを設置してネットからの予約に対応していて、快適なネット環境を提供してくれてるといういくつかの長所からオレはこのホテル中央を推薦しているのである。

 立地条件はあまりよくない。同じ泊まるしてももっと静かで快適な場所を手に入れたい人は多いはずだ。しかし、せっかく大阪に来るのである。もっとも大阪らしい猥雑でスリリングでワイルドな場所を訪れないでなんのために大阪に来たと言えようか。虎穴に入らずんば虎児を得ずである。ここに泊まってこそ真の大阪を理解することが可能なのだ。そこはじゃんじゃん横町の串カツ屋にも、通天閣にも、そして大阪で一番危険なあの謎の地域にも近いのである。路上で怪しげなDVDを売り捌く人が居たり、道行くクルマに指でサインを送ってくる覚せい剤の売人がいたりする、本当にここが日本なのかと目を疑うような光景が繰り広げられているのである。それを「面白い!」と感じるオレのような野次馬根性満載の人間だけがこういうホテルに興味を持つのかも知れない。

 いくら安くても女性が泊まるにはちょっと・・・と考える人もいるかも知れない。しかしその心配は無用だ。禁煙ルームやレディースフロアもご用意されているのである。女性が一人で泊まるにしてもなんの心配も要らないのである。ベッドなんかいやだ!畳の上に布団を敷いてでないと眠れないというこだわりのある方もOKだ。和室も多数用意されていて、布団は「無印良品」ブランドだ。和室も当然ながら全室高速インターネット対応だ。なんて便利なのかとオレは驚いたぜ。欠点といえば駐車場がないことくらいだが、それはあきらめろ。この地域で路上駐車したらヘタをするとクルマが丸ごと消えてしまうかも知れない。大阪はクルマの盗難台数日本一の街なのである。その大阪でもっとも治安の悪い地区でクルマを駐める場合は、かなり高くついても宿から遠くても、機械式の立体駐車場に入れるべきだ。それでも100%の安心は保証されないのだが。

 こういった安ホテルの利用者だが、実は外国人の比率がかなり高いのである。経営難に陥ってしまった多くのこれら簡易宿泊所が、その打開策として打ち出したのが外国人の旅行者の受け入れだった。中国や台湾、香港や韓国からの多くの旅人がこれらの安ホテルに殺到するようになったのである。世界陸上の期間中もこれらのホテルは多くの外国人観光客で賑わっていたという。もちろん日本人も多かったわけだが。

 かつて若者の宿としてユースホステルという空間が存在した。オレもかつてはユースホステルの利用者の一人だった。日本各地のユースホステルを泊まり歩き、日本一のキチガイユースとして名高い礼文島の桃岩荘にも泊まったことがある。今、その文化はもはや滅亡してしまった。若者は贅沢でわがままになり、規制の多いユースホステルを嫌ってペンションやもっと高級な宿やラブホテルやネットカフェにと分散したからである。

 この大阪一の安ホテル、ホテル中央は世界の若者が集う空間である。もしかしたらそこで新たな出会いが生まれ国際交流が深まるかも知れないとオレは期待するのである。


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2007年09月04日(火) 全裸ホストが朝の散歩だ!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

 なぜ公衆の面前で真っ裸になることは罪なのか。それはオレにとっても一つの疑問である。オレは別に真っ裸の美女を観ても全く不快感はない。それどころか歓喜に打ち震えるだろう。きっとオレと同じ気持ちのオッサンは多いはずだ。もしも朝の通勤時の駅のホームに真っ裸の美女が立っていたら、オレは直視しない振りをしつつ横目で必死でチラチラ見ると思う。しかし真っ裸のオッサンが立っていれば極めて不愉快である。そんな醜悪なものはさっさと片づけろよと思う。この真っ裸の美女と真っ裸のオッサンという全く価値の異なる別々のものがどちらも同じ「公然猥褻罪」というモノサシで量られることがオレには納得できないのである。
 以下に毎日新聞のWEBサイトから記事を貼り付ける。

掘り出しニュース:「罰ゲーム」ホスト2人、朝のミナミを全裸で歩く/大阪 【大阪】全裸で大阪・ミナミの繁華街を歩いたとして、大阪府警南署は大阪市都島区都島中通3、ホスト、山崎安弘(26)と、同居している同僚のホスト、合田政人(23)の両容疑者を、公然わいせつ容疑で逮捕、3日、大阪地検に送検した。2人は「恥ずかしかったが、一気飲みで負けた罰ゲームだったので仕方なかった」と供述している。
 調べでは、2人は今月1日午前9時40分ごろ、同市中央区宗右衛門町の宗右衛門町通や相合橋付近約80メートルを数分間、全裸で歩いた疑い。2人は同町のホストクラブに勤務。この日は閉店後、店長ら4人で誰が一番早くビールのジョッキを空けられるかを競い、負けた2人が下着も着けずに飲食店や風俗店などが並ぶ歓楽街を歩くことになった。驚いた通行人が署員を呼び、現行犯逮捕された。【林田七恵】2007年9月3日


 これは大阪・ミナミの繁華街で働くホストが、一気のみ競争に負けた罰ゲームとして真っ裸で歩かされていたのを通行人がすぐに通報してしまったということである。そんなくだらないことが果たして報道する価値があるのかというのがオレの第一の疑問、そしてそんなどうでもいいつまらないことなのに、この報道が名前付きであるということが第二の疑問である。これを実名報道する価値があるのかということだ。これが殺人や強姦という凶悪な犯罪ならば犯人の名前を報道してその社会的生命をも抹殺することに世間は理解を示すだろう。しかし、ただ罰ゲームとして真っ裸で歩いた若者たちに、名前をさらし者にして恥をかかせるという報道姿勢をオレは正しいとは思えない。そんなことに報道の価値があるのかということだ。貴重な紙面を無駄にするなと言いたい。そんな意味のない記事を載せるスペースがあるのなら、もっと正義を語るのが公器としての新聞の役割じゃないのか。

 かなり前のことだが、「探偵ナイトスクープ」という番組だったか、ジミー大西が銭湯の前の道路でタオルで前を隠しつつ全裸になった場面があったとオレは記憶する。確かに股間はタオルで隠されてるのだがほとんど真っ裸である。しかもそれはテレビで全国に放送されているのである。しかし、この件で彼が公然猥褻罪で書類送検されるようなことはなかった。ミナミの全裸ウォーキングのホストとどう違うのか。やはりタオルが大事なのか。問題は股間が見えてるか見えていないかということなのだろうか。

 プールや海水浴場にはものすごく布地の面積の小さいビキニのお姉ちゃんたちも大勢いる。オレから観ればそれらのファッションは明らかに「公然猥褻罪」である。その小さな布きれが大切なところを見えるか見えないかの寸止め状態で覆ってるという状況はある意味見えていることよりもかなりHだ。実際オレはかなり興奮する。思わず「ぐへへへへへ」と声が出てしまうこともある。ぶさいくなオバハンの真っ裸と、美女のビキニ姿を比べれば後者の方がはるかにオレにとっては猥褻である。しかし法律上の基準では前者だけがわいせつ物であり後者はおとがめ無しのである。そんな風に価値の違うものを同様に「わいせつ物」の範疇で十把一絡げにしてもいいのだろうか。罪の軽重にはやはり見せたものの価値をきちっと参考にしてもらいたいとオレは思うのだ。

 もしもオレがその全裸ホストとすれ違ったら「朝っぱらから大変ですね〜」と声を掛けて会釈するだろう。110番通報するなんて無粋なマネはしない。きっとその全裸ウォークにはやむにやまれぬ事情があるのだろうと推察するし、もしかしたら追い剥ぎに身ぐるみやられたのかも知れない。だったら事情を察してやるのが武士の情けというものである。

 真っ裸で公衆の面前に出ることは罪とされる。真っ裸をことのほか愛するのに風呂以外で真っ裸になれないことを悲しむオレは、出張時のビジネスホテルの部屋で真っ裸になる。大量の飲み物、食べ物を仕入れて部屋から出なくてもOKという状態を作り、すべてのものから解き放たれて真っ裸となって朝のチェックアウト直前までを過ごすのである。全裸にはやはり爽快感がある。オレのその性癖を知ってか知らずか、我が家の息子たちは風呂上がりによく真っ裸で出てくる。男ばかりの兄弟だから家の中でハダカでいることに平気なのである。オレはその真っ裸の息子たちを眺めつつ、もしもこれが女の子だったらどういう場面だろうかとアホなことを想像するのであった。


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2007年09月03日(月) タクシー料金は高すぎる!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

 東京都内のタクシー料金がどうやら値上げされそうな気配である。産経新聞のWEBサイトから関連記事を引用する。

都内タクシー来月にも値上げ 7〜8%濃厚も根強い反対
 棚上げとなっていた東京都内のタクシー運賃の値上げをめぐる国土交通省と内閣府の調整が最終局面を迎えている。国交省は値上げに慎重な姿勢を示していた塩崎恭久前官房長官の交代や、参院選を受けた格差是正機運の高まりを追い風に「10月に7〜8%値上げ」を実現させ、運転手の待遇改善につなげたい考え。しかし、消費者の負担増につながるため政府内では反対意見が根強いほか、値上げが運転手の収入増に直結しない可能性もあり、問題解決は簡単ではない。
地方で地ならし
 都内のタクシー運賃の値上げは物価への影響が大きいため、内閣府の物価政策安定会議での議論と、物価に関する関係閣僚会議の了解が必要となる。今春、長野、大分に続いて値上げが申請されていたが、4、5月の物価安定政策会議では反対意見が続出。参議院選挙を控えて塩崎前官房長官や大田弘子経済財政相が「消費者に負担を求めるのは納得できない」などと慎重な態度をみせたことをうけ、国交省は認可手続きを凍結していた。
 参院選が終わって認可手続きが再開されたが、「東京よりも低水準にある地方の運転改善は急務」(自動車交通局)と、東京の後に申請していた秋田、長崎、沖縄の値上げが8月24日に認可された。
 東京のタクシー運転手の年間賃金が431万円なのに対し、全国平均は329万円と地方が厳しい環境にあるということが表向きの理由だが、値上げの流れを既成事実化し、棚上げ状態の本丸である都内の値上げの地ならしにしたいという意図が透けて見える。
2つの追い風
 今回、国交省には2つの追い風が吹く。
 1つは値上げに慎重だった塩崎前官房長官の退任であり、もう1つは、参院選で与党惨敗の原因となった格差問題の是正を求める声が強まっていることだ。
 都内の運転手の年収は全国平均に比べれば高いが、全産業平均を200万円以上下回る。国交省幹部は「これだけの賃金格差は大問題。是正が必要との意見に反対しにくくなるだろう」とみる。
 しかし、官房長官は交代したが、大田経済財政相は留任。最低限の値上げ幅にとどめたい内閣府との交渉は難航している。国交省側も異論が依然として根強い中で、「2ケタは無理」(自動車交通局幹部)とみており、8〜7%の値上げ幅で決着を図る方針だ。
 タクシー事業者も課題を抱える。
 今回の値上げ認可にあたっては、最大の目的である運転手の待遇改善を確実に図るため、歩合率維持のほか、禁煙車導入などサービス向上を条件とした。しかし、都内は「流し営業」が中心で、利用者がサービスを比較してタクシーを選ぶことは難しい。このため、利用者に値上げに見合うサービス向上を実感してもらえるかどうかは微妙。この結果、「割高感」から利用者離れが加速するようであれば値上げが格差是正につながらない可能性もあり、国交省の思惑通りに事が運ぶ保証はない。(2007/09/02 14:07)


 タクシー料金を値上げすれば、売り上げが増えてタクシー運転手の収入増につながるのだろうか? 答えは否である。それは価格が少し上昇するだけで乗るのをやめる人が増えて実際は売り上げが減少するかも知れないからだ。7%値上げすればそれでみんなの利益が7%増えるような単純なものではないのである。そんなことよりもどうすれば利用者が増えるのか、その工夫こそが必要なのである。

 オレはタクシーを利用しない。その必要がないからである。出来るだけ地下鉄やバスなどの公共交通機関を使うし、そうでない場合は歩く。また、タクシーをじゃんじゃん使えるほどの金持ちだとも思っていない。あんな贅沢はできない・・・と普通に考えてる人間である。どういう人たちが利用するのか・・・というと、タクシー代のわずかな値上げなんか気にもとめないブルジョワさんたちが主に利用するから、だから値上げしても大丈夫なんだという論理である。

 しかし、今タクシー運転手たちの生活が圧迫されてるのはなぜか。一人あたりの収入が減ったのはなぜか。それは自由化によってものすごくタクシーの台数が増えてしまったからである。その大量のタクシーが駅の客待ち場にたくさん滞留し、待ってる時間ばかりでなかなか客を乗せて稼げないという実態がある。台数が多すぎて一人あたりの売り上げが減ってしまったのだ。しかし、タクシー会社の方は台数を増やせばそれだけ自動的に売り上げが伸びるわけで、収入が減って苦しむ運転手の苦労など全く平気なのである。ドライバーたちにあれだけの長時間労働をさせながら、最低賃金も下回るような水準まで収入を落ち込ませてもタクシー会社は待遇改善など考えることもない。

「料金値上げのたびに客が減って生活が苦しくなる」

 これが多くのタクシードライバーの実感である。だから値上げなんてしないでくれ。それよりも台数制限をしてくれ。安易に素人の運転手を業界に参入させないでくれ。というのがベテラン運転手の本音だろう。今はろくに道を知らない経験の浅いドライバーでもカーナビの導入などでカバーできるようになってきた。それがまたやみくもに台数を増やす一つの材料になっているのだ。大都市のタクシーは多すぎるのである。東京駅でも新大阪駅でも客待ちのタクシーはとてつもない台数である。

 今回の値上げの理由の一つが「格差是正」であり、他の業界に比べて相対的に低いタクシードライバーの収入を増やすこと、東京に比べて低い地方のタクシードライバーの収入を増やすために、料金値上げを簡単にできるという流れを作ることのようだが、そんな理由はみんな後付けである。どうせタクシー会社のクソ経営者どもが政治家に献金してこの値上げを認めさせ、それによって売り上げとタクシーの台数を増やしたいだけなのである。値上げによって見かけ上の一台あたりの売り上げが増える。それを受けてすぐさま台数増を行って会社の利益を増やす一方で、個々のタクシードライバーの生活をますます窮乏させることが目的なのだ。生活が窮乏すればどうなるのか・・・ますます過酷な条件で働かざるを得なくなり、それはタクシー会社にとっては好都合なのである。そんな壮大な陰謀のカラクリをマスコミはちっとも報道しないのである。

 タクシードライバーの収入を増やすことなど簡単だ。タクシー会社のピンハネを減らせばたちまち増えるのである。タクシー会社がどれだけぼろ儲けしてるかは、その儲かったゼニで福井に大仏をおっ建てた馬鹿がいたことからもよくわかる。

 どうすれば利用者が増えるのか・・・この件に関してはタクシー乗り場の整備や配車情報の充実、そして違法駐車の対策による渋滞解消、その結果としてタクシーの平均速度が上がって時間あたりの売り上げが伸びること。そうして便利になれば結果的に利用者が増えるということなどさまざまな要素が複合的に絡み合っていることの理解が大前提だ。

 オレは過去の日記で、タクシー会社そのものをなくせと訴えてきた。単なるピンハネ搾取団体にすぎないタクシー会社をすべて解散させ、タクシードライバーを全員個人事業主にしてしまえば収入はたちまちUPし、待遇も改善されるのである。その地域での営業権を売買できるようにして、その数を制限すれば台数も規制できる。タクシー会社が政治献金をじゃんじゃんして自分たちの既得権益を守ろうとしている現状では、ドライバーたちの待遇改善や収入UPなど全く不可能である。これは救いようのない事実なのである。


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2007年09月02日(日) ゼニで宿題を買う人たち        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

 テキスト庵の週間ランキングで先週1位になりました。このランキング経由で日記を読んでくださるととても嬉しいです。よろしくお願いします。


 夏休みも後一日である。明日は始業式という学校が多いわけでおそらく今日は一日中宿題に追われてる子どもが多いはずだ。宿題というのはもちろん自分でやらないと意味がないわけだが、最近はその宿題をゼニで片づけてくれる業者が登場し、親たちの中にはゼニを払ってわが子の宿題をやってもらう人たちも多いらしい。わざわざゼニをかけてわが子を塾に通わせたり家庭教師を付けたりするならまだ話はわかるのだが、わざわざゼニをかけてわが子をダメにする親には驚く。そうやって大人の世界のズルさを教えていったいどうするんだとオレは呆れてしまうのである。

 ただ、この宿題代行業という仕事自体はなかなかおいしい仕事かも知れない。もしもオレが大学生だったとすれば、そしてこのゼニになるバイトが目の前に転がっていれば、迷わずオレはやりまくっただろう。そんなことにゼニを払うのはどうせろくな連中ではないのである。そいつらが持ってるゼニもどうせろくでもないことに浪費されるゼニなのである。「罪と罰」のラスコーリニコフが老婆のゼニを奪って、そのゼニを善行に使おうとしたようなものである。自分のような真面目に勉学に励む学生が、そういうクソたちのゼニをもらった方がよほど世のため人のためになるというまことに勝手な論理からそのバイトに励んだだろう。
 産経新聞にはこのような記事があった。そこから引用したい。

金で解決…親も子供も宿題丸投げ 代行業者が繁盛
「読書感想文」から「自由研究」まで、夏休みの宿題を片づける「宿題代行業者」が登場し、賛否を呼んでいる。メールなどで届いた依頼に、アルバイトの学生らが有料で応える。多くの小中学校で夏休み最後となる今週末は“駆け込み客”が殺到しているというが、「家庭学習の習慣を身につけるという本来の趣旨に反している」と、教育関係者は批判的だ。
有名大学生らが登録
 インターネット上で宿題代行サイトを主宰するのは大阪市内の20代の男性。このサイトには東大や京大、阪大、関関同立など全国の有名大学生らが多数、登録している。
 算数の文章問題は1問500円、読書感想文は2万円で引き受けるほか、大学生のリポート(2万円〜)や卒業論文(30万円程度)まで幅広く手がけている。
 そのほか、夏休みの宿題の定番である工作(5万円)や自由研究(2万円)なども請け負っており、これまで実際に「アリの研究」や「河川敷の水質調査」などを提供したという。
 依頼は主に親からで、「子供の宿題が期限に間に合わないから」という理由がほとんど。中には小学生本人から注文が来たこともあるという。メールやFAXで受けた依頼を、業者を介して登録学生に発注。高額バイトとして一部の学生に人気があり、中には月20万円以上稼ぐ学生もいるという。
夏休みは稼ぎ時
 夏休みには問い合わせが通常の約3倍になるといい、今年はこれまでに、小学生の夏休みの宿題だけで約40件の注文があったという。代行業者は「夏休みが終わる今週末は全国からの駆け込み客が増えている」と話す。
 こうした状況に文部科学省は「家庭学習の習慣を身につけるのが宿題の本来のねらい。その趣旨からも、宿題を丸投げするのはおかしい」。大阪府教育委員会も「宿題をお金で解決するという保護者の考えが気になる。それをビジネスにしてしまう業者もどうか。子供の成長を一番に考えればゆゆしき事態だ」と異議を唱える。
韓国でも問題化
 一方、代行業者は「読書感想文などは、あくまで参考用に渡しており、そのまま提出することは禁止している」というが、実際は目が届かないのが現状だ。
 インターネット上では、ほかにも大学生の卒業論文を代行する業者が増えており、韓国では500サイト以上が乱立。すでに出来上がっている論文などを提供するサイトもあり、日本よりも一足早く問題になっているという。
 三重大学の奥村晴彦教授(情報教育)は「宿題や課題は結果より努力した跡が大切。お金で買ったものでは意味がない。保護者や業者も『何でも金で解決できる』という考え方を子供の心に植え付けるのは良くない」と話している。(2007/09/01 16:33)


 多くの批判はあるが、オレはこのような業者が存在すること自体は否定しない。そういう業者にわが子の宿題を丸投げする親がクソなのであり、世の中にクソがいる以上その相手をする人間も必要なわけで、覚せい剤を買う馬鹿が居るから売人が存在するわけだし、女子中学生に10万円払って援助交際するオッサンがいるから女子中学生が援助交際するわけだ。わが子の宿題に何万も払う馬鹿親がいるから、それを引き受ける業者が出てくるわけである。需要があるから供給がある。それは資本主義社会のルールである。ゼニを払う人が居るからこそ、そのゼニを受け取る人が居るのだ。ただそれだけのことであり、特に非難されるようなことだとは思わない。クソみたいな親が、わざわざゼニを払ってわが子をクソにして、そうして育ったクソガキはろくな人間にならずにクソ野郎になるというダメ人間の再生産システムができあがってるというだけのことである。

 もしもオレのところに読書感想文の作成依頼が届いたらどうするか。それが「原稿の依頼」という形ならどうするだろうか。

「夏目漱石の『こころ』の感想文を書いてください。原稿料は10万円、枚数は10枚です・・・」

という依頼メールが来て、すぐにオレの口座にゼニが振り込まれたら物書きのオレとしては引き受けざるを得ないだろう。しかし、オレが書いた感想文を例えば中学や高校の教師が読んだとして彼らはいったいどう感じるだろうか。そこでちゃんと「こんな名文を高校生が書けるわけがない」と気付かないといけないのである。

 オレは教師として大量の宿題に目を通す。読書感想文という宿題を課すことももちろんある。その中で当然のことだが、誰かの感想文を引き写して出すという卑怯なことをしてごまかす輩もいないわけではない。そんなことをしても無駄である。感想文を点検するとき、オレは数百人の書いた内容を覚えてるから同じモノがあればすぐに発見できる。そんなときは両者ともにペナルティを受けることになる。どっちも提出が認められないのである。こういう場合、写した方にだけ罪があるのかも知れないが、オレは断じてそうした行為を許さない。少なくともオレに対してそんなせこい方法は通用しないということだ。

 しかもオレは日頃テストの答案を見ていて生徒の力量はちゃんと把握しているから、明らかに本人がやったのではない宿題など一目瞭然である。ちゃんと自分が教えてる生徒のことを理解してる教師なら、その宿題が自分でやったものか、それとも代行業者に依頼したものかはすぐに見破れる。そんなイカサマにあっさりとだまされる教師の方にこそ落ち度があるとオレは思ってしまう。

 ネットで検索すればいろんなものが落ちている。「走れメロス」(太宰治)の読書感想文などいくらでも転がっている。それを丸ごと引き写して提出する輩もきっといるだろう。少なくとも国語教師ならそういう想定内の卑怯な行為に対して、ある程度の対策はたてておくべきであり、ネット上で簡単に入手できる感想文テキストは一通り目を通しておくべきだ。このオレも漱石の「夢十夜」に関する感想文を書いている。日本のどこかにそれを丸写ししているヤツが居るかも知れない。ちなみにこの感想文はその昔、感想文を書いたらトヨタの300万円くらいのクルマが当たるという企画に応募するために書いたものである。残念ながらクルマは当たらず、オレがもらったのは図書券5000円だったが。

 ただこの宿題代行サイト、どの程度の力量の学生バイトを集めてるのだろうかということが気になる。せっかくゼニを出してやってもらった宿題が間違いまくりだったりひどいデキだったら意味がないからなあ。いや、もしかしたら馬鹿ガキのために「適度に間違えてください」という高度な内容の依頼だったりして。最近の大学生の学力に関してオレはかなり心配してるのである。


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2007年09月01日(土) JR福知山線はウン休しました        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

 食事中の方は読まないでください。


 オレはクルマを運転中に猛烈な便意に襲われて、コンビニにクルマを駐めてトイレに駆け込むということがこれまでに何度かあった。24年間の教師生活の中でたった一度だけ授業中に猛烈な便意を催して、どうしても我慢できず、そのまま教壇の上で大爆発なんてことになったら困るので生徒たちに事情を説明してトイレに駆け込んだことがある。もちろん授業中に激しい便意に襲われたこと自体は数限りなくあった。しかし、たいていは耐えることができて、ちゃんと休み時間になってからトイレに行ったのである。つまり、このようなことは誰にでも発生することなのだ。オレは初めてデートしてオレのクルマに乗り込む女性にいつも開口一番こう言ったものだ。

「もしトイレに行きたくなれば、恥ずかしがらずにいつでも言ってね」

 それこそが紳士的行動であり、男性が女性に示せる思いやりのひとつである。また、いきなりトイレの話題を出すことで女性もオレにうち解けるのである。これはなかなかの高等戦術でもあったのだ。

 ところが世の中にはすぐにトイレに行けない職業が存在する。たとえばプロ野球の審判である。あの人たちはお腹の具合が悪くなって大爆発しそうなときはどうするのだろうか。延長戦ならどうするのだろうか。オレはそれが知りたいのである。緊迫したゲームの中で「プッ」と屁をこいたりする審判はいないのだろうか。

 もうひとつトイレに行けない職業、それが列車の運転士や車掌である。JRの大阪環状線の各駅停車のようにしょっちゅう停車するので忙しいあの車掌さんがもしもお腹の具合が悪くて大爆発寸前になればどうすればいいのか。そこで悲劇が起きたのである。読売新聞の記事から引用しよう。

福知山線運休4本、車掌トイレ行けず「汚れた車両」清掃で
31日午前6時15分ごろ、兵庫県尼崎市のJR福知山線塚口駅で、同駅発京田辺行き普通電車(7両)の運転士から総合指令所に「車内が汚れている」と連絡があった。
 直前まで運転室にいた男性車掌が「便をもらした」と運転手に告げており、JR西日本は車内清掃のため、電車の運行を取りやめた。
 この電車を含む上下計4本が運休し、約1700人に影響が出た。
 JR西日本によると、電車は松井山手駅発塚口駅行きの折り返し。車掌は午前5時46分、京橋駅から乗り込み、途中、腹の調子が悪くなったという。(2007年8月31日13時52分 読売新聞)


 これはどういうことかというと、塚口駅で折り返し運転する電車に乗り込んだ運転士が、乗務員室があまりに臭いことにびっくりして、車内清掃が必要になりそのために電車が運休したということである。折り返すので、車掌の乗っていたところに運転士が乗務するのだが、そこが臭くて運転できないので清掃が必要になったということである。直前まで乗務していた車掌が「便を漏らした」と運転士に告げているわけで彼も隠す意図はなく、我慢しきれずにウンコが出てしまったということなのだろう。そういうときのために携帯用のトイレみたいなものを積んでおけばいいかと思うのだが想定外の事態だったのだろうなあ。

 この世にはいろんな匂いが存在する。「くさやの干物」という史上最強の匂いを発する食品も日本にはあるわけだが、そうしたさまざまな匂いの中でなぜウンコの匂いだけがかくも不当に嫌われないといけないのだろうか。オレはそれが不思議なのである。馴れたらOKじゃないかという気もするのだ。匂いというのは最初だけは強烈に感じるが、時間が経過すると自然に馴れるものである。またそうでないと精神が耐えられないのである。とにかく臭いのは最初だけだ。それさえ乗り切ったら後はたいしたことないのである。

 またウンコは誰もがしているわけだ。この世にウンコをしない人間などいない。どんな美女でもちゃんとあの臭くて醜悪なものを肛門からぶりぶりと排出してるのである。人類はその点に於いては平等なのだ。他人のウンコやおならを迷惑だと言って激しく責める人も、体内には大量のウンコを保持していて、それは直腸内で出番を待って待機してるのである。みんな同じなのである。もっと人は他人のウンコやおならに関して寛容であるべきだとオレは思う。

 乗務員室でウンコを漏らしてしまったこの哀れな車掌さんには、懲罰として悪名高きあの日勤教育が課せられるのだろう。電車を4本も運休させてしまったことは多くの人に迷惑を掛けたことになる。そのために大事な商談やデートに遅刻してしまった人もいるかも知れない。そう思うとペナルティがあるのは当然のことかも知れない。しかし、オレは彼のこの悲劇に限りなく同情してしまうのである。その状況が想像でき、同じ緊急事態を経験したことがある仲間として、彼への処分が少しでも軽くなることを願う。おお神よ、彼のウンコで汚れた車掌室の床を清めたまえ。


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