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あるこのつれづれ野球日記
あるこ
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2006年04月23日(日)
5月3日は太陽が丘!


 今日は、春季大会を見に、同志社高校のグラウンドへ行きました。新しいグラウンドになって初めて行きましたが、前のグラウンドと場所も面影も違うのに、同じ“秋”のイメージを感じとったのは、不思議です…。視界が開けていて、広くて、生徒たちにとっては、非常にいい環境なんじゃないかなと感じました。ただ1観戦者としては、ネット裏はおもろか、球場で言う内野にあたる場所にも入れなかったので、試合が見づらく、残念でした。もちろん、主催者に打球に対する気遣いがあってのことだと承知していますが。

 結果だけ言うと、11−4、7回コールド勝ちでしたが、数字以上に見ていてしんどくなる試合展開でした。対戦相手の向陽高校とは去年の秋もやっていますが、苦戦したのを覚えています。今回は序盤で7−0と大差が開いたので、気楽に見ていたのですが、中盤にジワジワと点を重ねられ、気づけば7−4。ベンチの選手たちの威勢のいい声は、試合の流れを引きつけるのに充分でした。最後に3ランが出ていなければ、この試合どうなっていたが…。とにかく、とにかく、2次戦進出決定です。対戦相手は、洛星高校。

 今日の試合、私はグラウンドの外から見ていました。同じようなギャラリーが何人かいました。中には今日ここで高校野球の試合が行われているなど全く知らずに、たまたま通りかかったので、ちょっと立ち止まって観戦なんて人もいました。ビジネスマンらしき二人組の男性が、こんな会話をしていました。イントネーションが関東のそれだったので、出張で京都に来ているのかもしれません。

「試合やってるんだ」
「軟式?中学生?」
「いや、硬式だよ。音で分かる」
「でも、(選手たちの)ガタイ(体、体格のこと)、小さくない?。ほら。テレビで見たけど、辻内(大阪桐蔭→巨人)とかごつかったもんねえ。すごいの」

 京都の片隅でやっている高校野球を、辻内と比べないでください…(汗)。




2006年04月18日(火)
階段を上ること


 今年に限ったことではありませんが、年が変わると、向上心にかられます。ダイエットを始めよう。習い事をしよう。私の場合は、ウォークマン(今ならipod)の音量を小さくしようなどなど。どれもこれも年が終わるまで続いた試しがないわけですが。

 新年最初に読んだ本が、“人生で成功するためにしておきたいこと”系のでした。あれやこれやを実行しようとがんばっていたのですが、4月現在、続いているのは、階段を使うことだけ。しかも、「気分が乗らないときは、最低でも1回使えばいいことにする」なんて自分ルールを勝手にこさえています。それでも、効果があるんですね。

 先月、センバツを見に、甲子園へ出かけました。優勝候補も出ない、話題校も出ない、関西ゆかりのチームでもない平日の第一試合。試合開始30分前の到着でも、ライトスタンド49段目が場所を選べるくらい空いていました。天気は薄曇り。快適な観戦環境で、歴史的な1戦を目撃することになったのですが、49段目へ移動する際に使ったのが、階段です。ここ数年、すっかり体が弱り、階段の上りは1楷から2楷への移動すら、息切れしていました。もちろん、大好きな49段目なんて死にそうになってたどり着くのです。相方と一緒のときは、「先に行って」と何度口にしようと思ったことか。

 そんなトラウマがあるにもかかわらず、この日はケロッと忘れて、階段を上っていました。見晴らしのいい場所を確保でき、後ろのフェンスにコンビニ袋のあまりを結びつけゴミ袋のスタンバイ。カバンからスコアブックのコピーとボードにペン。傍らには売店で買った出場選手名鑑が載っている雑誌。上に缶コーヒーを置いて、風対策。あとはプレーボールを待つばかりになったとき、ふと思い出しました。そういや、私、階段上ったとき、息切れてへんかった。ビルの中にある会社へ行くために上る階段は47段。まるで甲子園での観戦に備えていたかのようですね…。



2006年04月16日(日)
春は東山から…?


 今日は、春季大会1次戦観戦のため、東山高校山科グラウンドへ出かけました。観戦…というより、撮影のためです。今季は、思うところと縁があって、野球を撮ることに重きを置いて動いています。

 今まで触ったこともないデジカメ一眼レフを手に野球のある場所に行くのは、今日で3回目。グラウンドでの撮影は初めてです。グラウンドは球場とくらべて、選手が近いのですが、フェンスなどで撮影場所に制限があり、苦戦しました。ですが、逆に“ここでしか撮れないのだから”と開き直って、集中してシャッターを切ることができたように思います。

 過去2回に比べると、東山の試合とだけあって、やはり目がカメラから離れ、試合展開を追うことが多々ありました。初回、投手の立ち上がりがよくなく、タイムリーで2点を先制されました。中盤までにどうにか同点に追いついたのですが、気づけば同点のまま、8回まで進んでいました。8回にホームランが出て、やっと勝ち越し。ところが、9回裏の守備の長いこと長いこと。どうにかツーアウトまでこぎ着けたものの、ツーベースを打たれ、四球を出し、ボーク。そしてまた四球。私は、このとき、三塁側に移動して撮影を続けていました。三塁側は相手校の関係者ばかりが陣取っていて、沸きに沸いていました。“ピッチャー、ふんばれよ〜”と心の中で声をかけながら、ひたすらカメラのレンズに逃避していました。最近の私は、勝ち負けに心動かされることなく、そこで野球がやっていれば満足と思っていたのですが、まだ勝ち負けにハラハラドキドキする心が残っていたんですね…。結局、後続のバッターを抑えて、3−2の辛勝。夢の21世紀初の2次戦出場まであと1勝。“私を甲子園へ連れてって”じゃないけど、“私を太陽が丘で撮影させて”。よろしくです。


おしらせ
まもなくホームページリニューアルのため、トップページのアドレスが変わります。当分の間は、こちら(http://www.enpitu.ne.jp/usr4/41454)からアクセスしていただけると、幸いです。