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しもさんの「気になる一言」
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2007年06月30日(土)
英語には、敬語がない

「英語は絶対、勉強するな!(チョン・チャンヨン著・
キム・スンホ訳・サンマーク出版・232頁)からもう一つ。
とても単純だけど、気がつかなかったこと。
「英語には、敬語がない」
フランス語やドイツ語のように、男性名詞・女性名詞もない。
これを知っただけで、とても気が楽になった。
一番、丁寧な言い方を覚えておけば、とりあえずOK。
「〜ねばならない」「〜する必要がある」なんて訳すから、
肩が凝ってしまうんだろうな。
「異なる文化に畏敬の念を示すことだけ忘れなければいい」
そう、著者は記してくれた。
「thank you」も「please」も「excuse me」も、
敬語じゃないけれど、大切なフレーズだよなぁ。
英語圏では、子供たちに、この単語だけは徹底的に教えるらしい。
日本だって「ありがとう」「どうぞ」「すみません」の3語だけは、
徹底的に教えるべきなんだろうな、きっと。



2007年06月29日(金)
失望の中にこそ、大望が生ずる

メモを整理していたら、心に引っかかったフレーズである。
たしか、NHK大河ドラマ「風林火山」のメモだったと思う。
う〜ん、場面が思い出せないのが悔しいが・・。
負けて負けて、もうどうしようもないくらい恥辱を味わい、
失望のどん底にいた武将に対しての台詞だったと思う。
もう捨てるものもない、そんな状況になった時、
大きな夢が湧き上がってくると思う。
ところで「大望」の読みが気にかかる。
「たいぼう」でもいいし「たいもう」でもいいようだ。
意味はどちらも「大きな望み」なのだが、
「よみ」は、どちらでも正解なんて、ありえるのだろうか。
漢字検定では、どう扱われるのだろうか。
とっても気になる「大望」である。
こんなことが気になるなんて、ちっちゃいね、と思わないで。



2007年06月28日(木)
火を消すのも口の息、火を起すのも口の息

またまた「男の器量・女の器量」榎さんの魅力人生爽快学
(TBSパーソナリティ榎本勝起著・大和出版・251頁)から。
どんなケースで使うフレーズが考えてみたら、
やっぱり、部下・選手の育て方・・に辿り着いた。
「部下をやる気にさせるのも上役(管理職)のひと言、
部下からやる気をなくすのも上役(管理職)のひと言」。
「選手をやる気にさせるのも監督(コーチ)のひと言、
選手からやる気をなくすのも監督(コーチ)のひと言」。
その火種を、消してしまうのも、燃え上がらせるのも、
上役・監督らの一言。そんな解釈をしたのだが・・。
夫婦も同じかな?
ケンカするのも、仲直りするのも、口から発せられる言葉。
そう、やっぱり言葉って、その人の心がけ次第なんだよな。



2007年06月27日(水)
規則正しい生活してるからじゃない?

最近、ちょっと体調を崩している。
首は張るし、肩は凝るし、指も曲がらない。
むくんでいるのかなぁ・・と心配になるほど。
しかし、正直なところ原因がわからない。
朝6時には目を覚まし、6時半からテレビ体操、
6時40分からNHKの英語、7時には朝飯、
7時45分には家を出て、約30分徒歩で通勤。
帰りも徒歩で、一坪農園に寄りながら30分で帰宅。
あまり飲みにも行かず、読書や英語の勉強して、
パソコンも「気になる一言」を書くだけでログオフ。
22時には2階に上がって、読書しながら就寝。
こんなに、真面目な生活を送っているのに・・と
ぼやいていたら、以前の私を知っている同僚が
「規則正しい生活してるからじゃない?」と呟いた。
うん・・確かに思い当たる。(笑)
今までの不規則な私の生活を知っている人は、
異口同音に、この台詞を呟くに違いない。(汗)
規則正しい生活って、慣れるまでは疲れるなぁ。



2007年06月26日(火)
C.C=Canadian Club,not C.C lemon.

生まれて初めて体験した、外人Timとのプライベートレッスン。
小部屋に40分間、2人だけで英語Only.(汗)
緊張したけれど、楽しい時間でもあった。
私たちは「Small Talk」をしながら、お酒の話で盛り上がり、
「I like beer.」と言えば「Me too」
「scotch」「bourbon」・・・その度に「Me too」。(笑)
(映画「ゴースト」の「Me too」とはえらい違いだが・・)
そんな時「C.C.は好きか?」と聞かれたが、
とっさに「Canadian Club」が思い出せなかった。
「せっかくカナダへ行くんだから、本場のC.C.を飲んでおいで」
とでも言っていたのかもしれない。
私が意味が分からず困った顔をしていたのだろうか、
Timが「not C.C lemon.」とニヤリとした。
そのワンフレーズで、私の緊張は解けたと言ってもいいだろう。
その後は、とりとめもない話をしながら、
あっという間に、私のプライベートレッスン、初体験は終わった。
外人と同じタイミングで笑う快感を知ってしまった。
また、Timと話したい・・C.Cを飲みながら。( ^_^)/q□☆□p\(^_^ )



2007年06月25日(月)
サービスは「主従」、もてなしは「対等」

「サービス」と「おもてなし」の違い、
誰に訊ねても明確な答えを返してくれる人がいなかった。
ところが、何気なく読んでいた、
観光カリスマ(日本観光旅館連盟副会長・澤の屋旅館館主)
澤功氏の講演記録の中に、そのヒントが隠されていた。
外国宿泊客のお礼の手紙が届いた時、
「Thank you for your 〜」に続く単語でその違いがわかる。
相手がサービスと感じた時は、Thank you for your service.
語源は「奴隷 slave」意味は「主従関係・上下関係」。
逆に、相手がもてなされたと感じた時は、
Thank you for your hospitality.
Thank you for your kindness.
Thank you for your friendly.などの単語が続く。
単語としては「ホスピタリティ」が相応しいようだ。
語源は「敵意を持った外敵から守る」意味は「対等・横並び」
お茶席が「サービス」ではなく「おもてなし」の理由は、
「主と招かれた人が対等」だからであろう。
やっと、その違いがわかった気がする。
「おもてなし」を考えているのなら、関係は「対等」に限る。
日本に来たからって、わざわざ「和食料理店」に招待するより、
ハンバーガーショップへ連れていく方が、おもてなしなんだな。
いかに、リラックスしてもらえるか、これが基本の考え方。



2007年06月24日(日)
彼らの「定例」は、第21回から

第20回・富士通沼津吹奏楽団の演奏会に足を運んだ。
既に20回を数え、てっきり「定例演奏会」だと思ったら、
1988年の第1回演奏会の時、
毎年開催できるかどうか分からなかったから、付けなかったらしい。
帰宅してから、この「定例」を調べてみると
「決まったならわし。決まり。しきたり」の他にも、
「定期的に行うことになっていること」
「毎年・毎月などの単位で、決まって行われること」
「あらかじめ日時が決まっているもの」などの意味がある。
ということは、1回目から「定例演奏会」とつけてもいいし、
何十回開催しても、単なる「第〜回演奏会」としてもいい。
本人たちが、毎年開催できる自信ができたら、
途中から「定例」の冠をつけてもいい。
そんな富士通沼津吹奏楽団も「21回」からは、
「定期演奏会」に変えるようだ。
20歳を迎え、大人になったと自覚したのだろうか。(笑)
実力は、もうとっくに大人なのに・・、なんと謙虚なこと。
今度から演奏会のタイトルにも、気をつけてみようっと。
演奏者の気持ちが、タイトルに表現されているのだから。
あっ、書き忘れたが、演奏ではもちろん元気をいただいた。
来年の「第21回・富士通沼津吹奏楽団定例演奏会」が楽しみだな。



2007年06月23日(土)
日記につけた一行が、人の心をノックする

「男の器量・女の器量」榎さんの魅力人生爽快学
(TBSパーソナリティ榎本勝起著・大和出版・251頁)から。
著者が、徳川無声さんからいただいたアドバイスは、 
「思い出せない日々は、
自分の人生にとってなかった日に等しいよ。
今日から一行でもいい、日誌を書きたまえ」だったという。
その教訓は「日記につけた一行が、人の心をノックする」。
このフレーズに、私の心が響いた。
確かにこの「気になる一言」をつけているお陰で、
私は、思い出せる日々がかなり多い。
誰が、どこで、どんな場面で呟いた台詞なのか、大体わかる。
10年以上前の台詞が、走馬灯のように思い出されるのも、
インパクトのある一言を選んでいるからかもしれない。
10年続ければ、それはもう立派な自分史にもなる。
あと、何年書き続けられるだろうか。
人生にとって、必要だった日々が増えます〜に。



2007年06月22日(金)
はい、力を抜いてください

「えっ、抜いているんですが・・」
「いえ、全然、抜いていませんよ」
同じ会話を、二箇所の違う場所でしていた。
一人は、手の指が痛くて、リハビリに通っている
整形外科の理学療法士。
もう一人は、近場の日帰り温泉、マッサージ師。
どちらも、私の背中や腕の筋肉をマッサージしながら、
本当に、不思議そうに、そして驚くように、
冒頭に会話を、再現ビデオを見るかのように呟いた。
自分では、全身の力を抜いているつもりだし、
意識して、だら〜んとしているつもりだった。
しかし彼らは、異口同音に発せられた台詞から、
私は、普段から「力が入っている」事を知ったのだが、
さて、今更、聞くわけにもいかないこと。
ねえ、全身の力を抜くって、どうやるの?(汗)
生き方は、力を抜いていると思うんだけどなぁ。



2007年06月21日(木)
最近、御活躍ですね

ここ数日、久しぶりに逢う人に、よく言われる台詞。
えっ、何を指して、こう思うんだろう・・と思ったが、
一週間に、4度(3紙)に渡り、投稿が掲載されたことを
言っているんだろうな、と想像は出来た。
「活躍」とは「目覚しく活動すること」であるが、
実は、へそ曲りの私は、新聞に投稿が掲載されただけで、
活躍していると評価されたことに、やや不満が残った。
(嬉しくないと言ったら、嘘になるけれど・・)
確かに、本職の地方公務員では活躍してないかも。(汗)
しかし、周りの人は、時代は変わったとはいえ、
インターネットでの活躍や、テレビ・ラジオ出演より、
新聞に掲載された方が、評価が高いようだ。
予想以上に、新聞の投稿欄を見ている人が多い事、
そして、知っている人の名前を見つけると嬉しいらしい事。
彼らを喜ばすためにも、投稿を続けなくちゃなぁ。
新聞投稿で、活躍するのも悪くないか。(笑)



2007年06月20日(水)
「読み書き」はできても「聞く・話す」ことができない

「英語は絶対、勉強するな!(チョン・チャンヨン著・
キム・スンホ訳・サンマーク出版・232頁)から。
著者が韓国人だから「韓国人の英語の一大特徴」と
位置づけているが、日本人でも同じことが言える。
英語って相手とのコミュニケーションをとる道具なのに、
「聞く・話す」ができないなんて・・(笑)。
でも、英語を習い始めた私にとっては、
妙に納得してしまうフレーズだったのでメモをした。
「読む・書く」は、独学でもできる分野だから、
勤勉な日本人とか韓国人は、コツコツと努力をして
知らない間に、読み書きは出来るようになっている。
しかし、喜怒哀楽や、誉める・感謝する・謝る、といった
「聞く・話す」という分野は、独学ではできない。
そう、必ず相手とのコミュニケーションが必要となる。
言葉を覚えるためには、人を好きにならなきゃダメだな。
これが私の気付きである。



2007年06月19日(火)
男子トイレは「一歩前へ」ではなく「半歩前へ」

「和歌山特報」という地方新聞に掲載されていた記事。
清濁併せ呑む形のローカル新聞だが、けっこう面白い。
その中の「学校では教えてくれないおはなし」の1コマ。
駅やお役所の男子トイレには「一歩前へ」と「半歩前へ」と
書かれた張り紙がある。どっちが正しいんだ、という話題。
「昔、秦の始皇帝が長さや重さなどの規格を統一した。
それによると『右足、左足を交互に出して陰陽そろう。
六尺を持って一歩とする。』と定めている、
当時の一尺は約22センチで一歩は約130センチだから、
「半歩前へ」の表示が正しい」という結論。
私もトイレに行く度に感じていた疑問、
他県のローカル紙で解決してしまった。
嬉しかったので「気になる一言」として記録に残したい。
今度、男子トイレで「一歩前へ」と書かれた張り紙を見つけたら、
そっと「半歩前へ」と書き直してあげようかなぁ。(笑)
女性にはわかんないだろうなぁ、この面白さ。



2007年06月18日(月)
Wordでは「こんにちわ」は「こんにちは」

職場のパソコンを使っていて、気になったことがある。
ウィンドウズのワードで、常に文章を書いている人は、
もう気付いているかもしれないが「こんにちわ」と打ち、
変換・Enterを押すと、文章校正をしているから
自動的に(知らない間に)(文法チェックをされているから)
「わ」が「は」に変換され「こんにちは」になってしまう。
(私はマックなので、今まで気にならなかったのであるが)
私は、生まれて49年、「こんにちわ」を使ってきたので、
どうも「こんにちは」はしっくりこないのであるが、
誠に残念なことであるが、どんな方法を試してみても、
強制的に変換されてしまう。(汗)
もちろん「文法チェック」を外せばいいのであるが・・。
どうして、表現したいように文字になってくれないの、
だから「窓」(ウィンドウズ)は嫌いなんだよ、とぼやく。
本当に「こんにちわ」は間違いなのだろうか。
私のストレスが、溜まる一方である。



2007年06月17日(日)
女性の「ビーズ」は、男性の「プラモデル」?

2か月に一度「働く女性の会(ATGネット)」の例会が開催され、
私はいつものように、賛助会員として、参加させていただいている。
今回の例会は、なんと「ビーズ」。(笑)
どうしようかなぁ・・と迷っていたけれど、
こんな機会でもなければ、たぶん一生「ビーズ」なるものは、
習うことはなかっただろう。
不器用で、大雑把で、指の太い私に、
果たしてあんな細かい作業ができるのだろうか、という不安と、
どうして、女性はこんなことに夢中になるのか、
知りたいという私の好奇心が、参加を決めさせた。
しかし・・というか、やはりというか・・
私には、あの細かい作業は無理のようだ。(汗)
「一番簡単」と与えられた教材「指輪」を作るのに、2時間。
最後は、目がしょぼしょぼしてくるし、肩は張ってくるし、
老眼前の49歳の男性が挑戦するには、ちょっと無理だったな。
ただ、作業手順をみながら、組み立てていく手作り感覚は
小さい頃に夢中になったプラモデルを思い出し、楽しかった。
女性が「ビーズ」に夢中になるのは、
男性が「プラモデル」に熱中する感覚なのだろう。
どちらも、買った方が早いじゃん・・という人がいるけど、
出来上がった時の喜びは、作った人でなければ味わえないからだ。
さて、私の作ったビーズの指輪、49歳の時の作品として、
きっと「宝箱入り」だな。



2007年06月16日(土)
素直に誉めて、素直にお礼を言う

早朝に見ているNHKテレビ番組のひとつ
「チェリッシュ ハワイでパッピイステイ」から。
てんとう虫のサンバでお馴染みの2人が、
英語で上手にコミュニケーションをとる秘訣みたいなものを
口にした時のメモである。
「素直に誉めて、素直にお礼を言う」
これって、英語のことばかりではないなと思った。
日本語の場合、誉めすぎると「誉め殺し」なんて言葉があり、
あまり歓迎されないけれど、私はそんなことはないと思う。
やはり「誉められて」嫌な気持ちになる人はいないし、
「お礼」について言えば、言い過ぎても構わない。
素直に「ありがとう」の言葉が口に出る人は、
コミュニケーションをとることが上手なはず。
逆に他人を誉めたり、他人にお礼を言えない人は、
きっと人間関係で躓くのではないだろうか。
最近、英語を学んでいるはずなのに、私が気付くことは、
どうも日本人の私たちに足りないことばかりである。



2007年06月15日(金)
1試合2本ホームラン、1日2紙投稿掲載

野球で、1試合2本のホームランを打つ選手がいる。
いつも、凄いなぁ・・と感心していたが、
私にとっては、どんなことだろう・・と考えてみた。
やはり、新聞投稿を趣味としている私にとっては、
2紙同日に掲載だろうと思った。
そこで、時には突飛なことをしてみようと、
先日の月曜日、全国紙と地方紙、併せて5紙に投稿してみた。
(もちろん、投稿は土・日曜日に書いたのだが・・)
読売・朝日・毎日・産経・静岡の各新聞紙、
内容はすべて違うので、ちょっと疲れたけど(笑)
本日、めでたく「産経」「静岡」の投稿欄に掲載され、
「1試合2本ホームラン」の喜びが実感できた。
今までにも、何度か掲載させていただいた
「読売」「朝日」「毎日」は、ダメだったかな?(汗)
でも、同日に掲載されるのって、なんか良い気分。
こんなことに挑戦して喜ぶのって、たぶん私だけだな。
よし、今度は、3紙同日掲載に挑戦だぁ。



2007年06月14日(木)
えぇ、よく言われるわ

「チャーリーズ・エンジェル・フルスロットル」
(監督・マークG)の冒頭ワンシーンから。
難しそうな課題を解決するシーンから始まるこの作品、
3人のエンジェル(女性)に対して、こう誉めたシーンがある。
「君たちがここまでやれるとはなぁ」
男女共同参画社会を目指す人たちにとっては、
聞き捨てならない台詞だな、とメモしようとしたら、
さらっと「えぇ、よく言われるわ」と言い返した。
この会話は、実に軽快で楽しいものだったから、メモをした。
これだよ・・この姿勢がいいんだよ・・と思う。
変に「男に負けないように」と意気がってみえる態度・発言よりも、
そんなこと当然でしょ・・という意識で仕事をする。
これこそ、本当の意味の「男女共同参画社会」であろう。
民間のように「総合職」も「事務職」も分かれていない公務員、
男女の区別もないかわりに、給料も同じ。
「君たちがここまでやれるとはなぁ」と言われて、
「えぇ、よく言われるわ」と言い返せる女性職員を望みたい。
(こんなこと書くと、我が社の女性に怒られるかな?(汗))



2007年06月13日(水)
形が変われば、意味も変わる

最近、早朝のNHK番組で「英語」の勉強をはじめた。
今回の一言は「能動態と受動態」(新感覚、わかる使える英文法)から。
確かに、受動態は「Be+過去分詞」だったけれど、
私の遠い記憶では、試験に「意味が変わらないように、
能動態を受動態に変えなさい」みたいな問題が出たと思う。
(「する・される」の違いで、主体を変えるだけ?)
だから何十年ぶりに理解しようとした英文法で、
「形が変われば、意味も変わる」と言われてもなぁ。
学生時代に教わり、一所懸命覚えた知識が役に立たないとわかったから、
あの問題はなんだったの?と疑問が残ってしまった。
恥ずかしい話、例文を思い出せないが、
「へぇ、そうなんだぁ」とメモしたのは、この台詞だけ。
生活の中では「Be+過去分詞」なんて意識したことはないから、
妙に新鮮な響きがあった。
最近、妙に勉強したい意欲が湧いてきたのはどうしてか?
不思議だよなぁ、この感覚。



2007年06月12日(火)
記憶を捏造するのは、本人である

書籍名が不明だが、吉本ばななさんが書いた本の一節。
今年のはじめ、脳ドックの検査結果を聞いてきたばかりの私は、
確かになぁ・・と頷くばかりであった。(笑)
いい話も、悪い話も、面白い話も、悲しい話も、
自分の人生を語る時、その記憶は本人が一番詳しいが
逆に、本人だからこそ怪しいともいえる。
大恋愛をしてさ・・バブルで大もうけしてさ・・
海外に留学してね・・宝くじが当たってさ・・
自慢話の多くは、本人の記憶の捏造によるところがある。
そう考えると、大量のアルコールを飲んだ翌日、
「2次会から、まったく覚えてない」等の台詞は、
この記憶の捏造に違いない、と苦笑いをした私。
体験から推測しても、全然覚えていない、というのは
どうみても考えられないからだ。
記憶がない、覚えていない、は、思い出したくないこと、
だから、本人が記憶の捏造をしているんだと思う。
いつも口癖のあの人に尋ねてみようかな?(笑)
と思ったが、私の回り、該当者が多すぎる・・困った。



2007年06月11日(月)
「悲しみ」は人生の隠し味

知人の蕎麦屋さん「蕎勝人」の壁にかけられていた色紙。
誰か台詞なのかしらないが、
味が勝負の蕎麦屋さんらしい、いいフレーズだ、と思って、
さっそくメモをした。
もちろん「できることなら悲しみはないほうがいいよ」
という意見もあるが、やはり人間らしさは
「喜怒哀楽」がなければ培われないだろう。
しかし、ここで疑問に思ったのは、なぜ「悲しみ」なのか。
「喜び」「怒り」「楽しさ」ではなく、
「哀(悲)しみ」であるということ。
人生を振り返ると、楽しかったことばかりが思い出されるけれど、
本当の意味で「人生」という料理を美味くするには、
「楽しさ」という味を表に出しながら「悲しみ」という隠し味が、
その人の人生という料理の、
コクやまろやかさを出すということなのだろうか。
そういえば、悲しみで涙が枯れた後の人生は、
ひとまわり成長している気がする。



2007年06月10日(日)
「それがし」って、面白い言葉だなぁ

巷で流行りの「漢字検定」で好成績はあげられないけれど、
言葉には、どんな場面でも敏感に反応してしまう。
先日紹介した、NHK大河ドラマ「風林火山」では、
「それがし」の単語が、頻繁に使われるので気になっていたが、
私の関心事は、どういう漢字を書くのだろう、だった。
当然、文脈から「わたくし」という意味の漢字なんだろうな、
と予測しながら、調べてみたら、なんと「某」。
意味は「名のはっきりしない人物をさす代名詞」「わたくし」。
二つ意味があり、それも逆だったから余計に面白かった。
(たぶん、使い方で、判断するのだろうが・・)
私の中では「某所、某会社・・」というように、
名前を隠す時に使う「某」という単語であるから、
「某」と「私」という漢字がどうしてもつながらなかった。
今年は、NHK大河ドラマの話題が多いけれど、
ストーリーというよりも、言葉に引っかかってしまっている。
この展開、しばらく続きそうだな。



2007年06月09日(土)
休符を大事に歌いましょう

月に一度の同級生混成合唱団の練習も、やっと慣れてきた。
約1時間半、声を出すって、けっこうお腹が空く。
さて、今回の気になる一言は、もちろん同級生のアドバイス。
以前、息継ぎ(ブレス)を注意されたと思ったが、今回は休符。
8分休符、4分休符・・とか、音楽素人の私たちには「うん」で
お馴染みの「休み」の部分のことなのだが、
休符だからって、勝手に息継ぎをしないってことらしい。(笑)
いいじゃん、どうせ休みなんだから・・と思いきや、
この休符をどう歌うかが、上手い・下手に聞こえる分かれ目らしい。
休符は、口に出さず、心の中で歌うってことなのかな。
だら〜っと歌うと、なんだかメリハリのない歌に聞こえてしまう。
だら〜っと過ごすと、「ON」「OFF」の切り替えが出来ない。
そういえば、休日の過ごし方が平日の仕事に影響する、
なんて言い続けてきた私のこだわりと同じ意味じゃないか。
休符って、大切なんだなぁ・・とメモして練習を終えた。
「年金の給付」とは、えらい違いだなぁ。



2007年06月08日(金)
「挨拶」は、どちらも手偏

「男の器量・女の器量」榎さんの魅力人生爽快学
(TBSパーソナリティ榎本勝起著・大和出版・251頁)から。
このフレーズだけでは、気にならなかったけれど、
「挨拶するときは、お互いの心に近づき、手をかけ、誓い、
お互いの心を見せあいましょう。」の解説が私を動かした。
メールで、挨拶したつもりになっているのは、間違い。
やっぱり、握手したり、肩に手をかけたりしながら、
触れ合うことの大切さを、現しているのだと思う。
日本のお辞儀とは違い、握手することが「挨拶」(汗)。
なるほどなぁ、と思える漢字ネタであった。
これからは出来るだけ、相手に近づいて握手しよう。
ちょっと、国際人になったようで嬉しいな。
でも・・・外人を目の前にするとできないんだよなぁ、これが。



2007年06月07日(木)
尋ねられると嬉しくなる質問ですね

Why do you do that?.
「どうしてそんなことするの?」と訳される英文である。
NHK番組「栗原はるみの挑戦、こころを伝える英語」を
早朝から見ていたら、こんなフレーズが出てきた。
日本語にすると、ちょっと抵抗があるような質問も、
外国ではも興味を持ってもらえた、と解釈するようだ。
だから、どんどん質問して下さい、と画面の中の先生は言う。
質問をするということは、興味を持っているということ。
この発想って、日本人にはなかなか生まれてこないと思う。
こんなこと聞いては失礼だよなぁ、と思い質問しないことも。
だから「Why do you do that?.」は、
「尋ねられると嬉しくなる質問ですね」ということ。
喜んでもらえるなら、どんどん質問してみようっと。
まずは、そんな質問が出来る人間関係が必要だけどね。



2007年06月06日(水)
「気になる一言」と「 気に障る一言」

私の日記「気になる一言」も長く書いている分、
いろいろな人が、いろいろな理由で訪れてくれるが、
面白い検索だなと思うキーワードがあった。
「気に障る一言」・・・う〜ん、紙一重。(汗)
自分では「気になる一言」でも、
他人には「気に障る一言」になっているかも・・。
基本は、私が気になったフレーズをメモして、
どうして気になったのか、解説しているようなもの。
情報源は、できるだけ正確に・・・をモットーにして、
あとで、データとしても役に立つように記述している。
しかし、私にとって「気になる一言」も、
読者の生活環境、教育環境、家族環境などによって、
「気に障る一言」になっていることもあるんだ、と
念頭において、書き続けていきたいな、と思う。
時には、タイミングで、カチンとくる内容もあると思うが、
決して誰かを責めているわけではないので、ご勘弁を。



2007年06月05日(火)
某(それがし)にとって、国とは人でござりまする

先週は、話題満載のNHK大河ドラマ「風林火山」だった。
「国とは人。人とは国」という台詞は、
現代の自治体首長に受け継がれ「まちづくりは人づくり」
というフレーズで口にされるようになった。
しかし「人材発掘」「人材育成」には、
容易い(たやすい)ことではなく、時間がかかる。
ある人物が無名の時は、その力を認めず、支援もせず、
有名になった時、はじめて「おらがまちの出身者」と名を挙げ、
まちづくりに利用するパターンの多いことか。(汗)
「某にとって、国とは人でござりまする」
山本勘助は、武田家譜代の重臣・板垣に言い切った。
「私にとって、国とは、そこに住んでいる人であります」。
「その地域には、大切な人、愛する人、尊敬する人達が住んでいる。
だから、私はこの国が好きなんです。」
彼は、そう言いたかったに違いない。
我々は、手垢のついた「まちづくりは人づくり」というフレーズの
使い方を間違えていないだろうか。
もう一度、その意味をじっくり考えたいと思う。



2007年06月04日(月)
49歳の四字熟語は、限りなく「自己満足」

50の手習いではないが、49歳の誕生日を迎えるにあたり、
無性に勉強がしたくなった。
同年代である東国原知事の著作を何冊か読み終えたためか、
彼に刺激されたのかもしれない。
そこで、心の底からせっかく湧き出てきた学習欲だからと、
学生時代、一番苦手で嫌いだった英語という言語を、
「英会話」という形に変えて学ぼうと思い、先週末から
三島駅前の英会話教室へ通い始めたが、私の気持ちに変化がおこった。
もちろん今でも、苦手ということでは変わりないが、
あれほど嫌いだったはずの英語が楽しいのである。
金曜日の夜、テキストをバックに詰めて、
ひとりで会場へ向かう自分がなぜかウキウキしているのがわかる。
今までなら、華の金曜日とばかり、繁華街に飲みにいくか、
最近、夢中になっているゴルフの練習にいくか、であったのだが。
不思議なことに、社会人になって自由になる時間が少なくなってからの方が、
学びたいという意識が強くなってきた気がするのは、
その裏に「自己満足」という喜びがあるからかもしれない。
よく否定的な場面で使われる「自己満足」という言葉。
実は、他人に迷惑がかからなければ、最高の行動欲につながるようだ。
一年後の自分が楽しみである。

PS.それにしても・・
誕生日の夜に、議会の答弁調整で、ひとり残業なんて寂しすぎる。(汗)



2007年06月03日(日)
咲いてこそ花

産經新聞の文化面、私の好きな作家のひとり、
林真理子さんのコメントが載っていた。
「話のおまけに」に好きな言葉を書いて下さい、と
渡された色紙に書いたフレーズである。
どういう意味だろう?とネットで検索してみたが、
思うような説明が得られなかった。
ホームページやブログのタイトルにしているにもかかわらず、
その意味、このフレーズの使い方はわからなかった。
関連して「咲いてこそ花、実ってこそ果実(フルーツ)」とか、
「花は咲いてこそ人生。夢は叶えてこそ人生」、
「花は咲いてこそ美しい。花は散っても美しい」などなど発見。
おやっ、と思ってメモしたけれど、使い方がわからなければ、
意味がない。
もしかしたら、歴史上の人物とか、著名人の人生訓かも。
この短いフレーズに隠された意味と、使うときのTPO、
わかる方、是非、ご連絡を。



2007年06月02日(土)
ちっちゃなジャガイモの声が聞こえたから(笑)

家庭菜園で植えてあったジャガイモが、収穫時期を迎えた。
以前「ジャガイモは梅雨を嫌うから、その前に収穫を」と
聞いていたので、晴天の今日、泥んこになりながら掘り起こした。
たった一つの芽から、どうしてこんなに多くの実がなるんだろう、
私の予想をはるかに超えた、収穫量に驚きながらも、
大きなサイズから信じられないくらい小さなサイズまで、収穫した。
少ない家族だから食べる量も限られているが、
なぜか、土の中を何度も確認して、
本当に小さなジャガイモまで収穫したくなったのには訳がある。
これは小さすぎるな、と思っていたジャガイモたちが
「私も食べてください」と訴えている声が聞こえたから(汗)。
確かに「こんなに多く収穫できたから、小さいのは捨てちゃおう」と
思ったのは事実。(汗)
それが理由ではないが、妙に「ちっちゃなジャガイモ」が気になった。
結局、普段、食卓では見かけないサイズも収穫。
よ〜し、今晩は「取れたてのジャガイモ料理三昧」。(笑)
あっ、スモールサイズのじゃがバターにビール。これもいいな。



2007年06月01日(金)
1から出直す人、0からスタートする人

ある方のメルマガに書かれていた台詞が気になって
メモしておいたのだが・・。
「また1から出直しだ」を口にする人と
「0からのスタートだ」を口にする人がいる。
これって、微妙だなぁ、とメモをしてみた。
物事をしくじった時には「また1から出直しだ」。
そこには「0」は存在しない。
逆に、何もないところから、苦労して始める時には
「0からのスタートだ」・・となる。
そこには「1」は存在しない。
そういえば、書籍「博士の愛した数式」のワンシーンに、
「0を発見した人間は、偉大だと思わないかね。
名もないインドの数学者が無を数字で表現したんだ。
非存在を存在させた。素晴らしいじゃないか」
というフレーズあったのを思い出したのだが、
そう考えると、0からのスタートの方が大変そうだなぁ。
49歳の手習いとして始めた私の「英会話」は
間違いなく「0からのスタートだ」