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2006年03月11日(土) 演奏会:Strauss グリーンカードが届いた!

午前中の予定はキャンセルになったので、自分の練習に時間につかいました。いつもよりも早めに自宅をで、郵便局と日系マーケットによってから演奏会へ。

郵便局に立ち寄るのはもちろん、グリーンカードが届いているかどうか確かめるため。指紋や写真のアポイントメントが2月24日。3月3日に移民局へ行ったときにはもうすぐ郵送されるはずだ、ということでパスポートにスタンプ(テンポラリーのグリーンカード)を押してもらうこともできずに帰宅することになり、それ以来、毎日毎日私書箱をチェックしていました。オーケストラの担当の方にたとえグリーンカードが手元にないため、スタンプ(最高で2ヶ月間有効)でツアーに参加することになってもスイスの出入国に問題はなくなった(当初は7月1日まで有効のスタンプ・グリーンカードがないと入国できない、と伝えられていました)というニュースが先週届いたにせよ、やはりスタンプでもカードでも、そろそろ手元に確保しておかないとなんとなく心配、という気持ちがあったので、ようやく一安心、というところです。もう数年前に手元に届いているはずのものがようやく今になってようやく手に入れることができました。

日系マーケットにはツアーにもって行きたいものを買いに行こうと立ち寄るつもりだったのですが、店内に入るとなんとものすごい行列ができていたので、時間もあまりないことだし、と買い物はあきらめることにしました。

その代わり、といってはなんですが、ツアーで演奏するアンコール曲、バーンスタインの「スラヴァ」のレコーディングなどを探そうと本屋さんに立ち寄りました。結局、お目当てのものはなかったのですが、オーディションピースのひとつプロコフィエフのクラシカルシンフォニーの録音を手に入れることができました。

2時40分ころに会場入りし、3時から演奏会。ちょっと眠たかったのですが、演奏を始めるとさすがに目も覚めました。「英雄の生涯」は本当にすばらしい作品だと実感しています。今日はこれまで以上に、とくに管のパートがよりよく聴こえてきて、アンサンブルも良くなってきているような気がしました。

本当は演奏会終了後、それこそ買い物に行ったりする時間が欲しかったのですが、教える生徒があったので、すぐに帰宅してレッスンをしました。

その後はとにかく掃除、片付け。明日の朝9時から今すんでいるところにインスペクしょんが入る約束なので、片付けのできない夫はかなり慌てている様子。ガレージや彼の部屋、彼のバスルームなとにかく乱雑になっているので、私もできるだけのお手伝いを、とがんばりました。

夜8時過ぎになるといよいよおなかがすいてきたので、ちょっと外出して、テイクアウトの夕食を調達することに。ついでに銀行とCDショップに立ち寄りました。お目当てのバーンスタインの作品の録音も手に入れることができました。ついでに、モーツアルトの交響曲集、Kremer, Zimmerman, Hahnの録音も買ってしまいました。Hahnの録音はモーツアルトのソナタ集。すぐに少し聞いてみましたが、個人的にはいまいち。

夕食をとり、また掃除にもどり、結局2時半就寝。疲れました。


2006年03月10日(金) おやつぱん

日本から送ってもらったビデオのなかに「伊東家の食卓」という番組がはいっていて、「おやつぱん」が簡単にできると紹介されていました。パンを作ることには以前からとても興味があったのですが、なかなか時間がとれずにいるさなか、この情報が入ってきてとても喜んでいます。まだ試してはいませんが、レシピだけメモの代わりにここに書きとめておこうと思います。

【材料】(5個分)
・強力粉 …250g
・プレーンヨーグルト …150g
・ベーキングパウダー …10g
・重曹 … 小さじ1/4
・上白糖 … 40g
・サラダ油 … 大さじ2
・塩 … 小さじ1/4

●練乳クリーム●
・無塩バター …70g
・上白糖 …20g
・練乳 …30g

つくりかた

まずは、ボウルに強力粉、ベーキングパウダー、重曹、上白糖、塩を入れ、軽く混ぜ合わせます。
そこに、プレーンヨーグルトとサラダ油を入れ、指先を使って粉をかき混ぜるようにして合わせていきます。
普通、生地を発酵させると合計4時間位はかかりますが、「ヨーグルト」を入れると、たった3分、材料を混ぜ合わせるだけで生地ができちゃうんです!

材料が混ざり合ったら、今度は手の平を使って生地を練り上げていきます。
たったこれだけで、生地作りは完成!
この後、発酵させたり寝かせたりする必要はありません。

そして、生地を5つに分け、丸く形を整えたら、170度のオーブンで15分ほど焼きます。
発酵させてもいないのにふっくらとふくらむんです。
※加熱時間は機種など、その他さまざまな条件によって異なるので、説明書などを参考にしてください。

あら熱がとれたらクリームをしぼって、粉砂糖(分量外)をかけるだけでかわいく仕上がるんです。
クリームを変えたり、フルーツを添えればちょっと豪華になっちゃうんですよ。

●練乳クリームの作り方●
クリーム状にしたバターに上白糖を加えすり混ぜ、そこに練乳を加えてさらに混ぜれば完成。

なぜ、発酵しなくてもいいのかというと、ヨーグルトに含まれる乳酸が生地のふくらみを助けてくれるので、発酵させなくてもフンワリやわらかになったんです。
固くなったときは、レンジで30秒ほど温めると柔らかくなりますよ。

余ったヨーグルトで作ったヨーグルトクリーム。生クリームと好きなフルーツ。
練乳クリームや、カラフルなブルーベリークリームなど、いろんなバリエーションも楽しめます。

以上の情報は
http://www.ntv.co.jp/ito-ke/new2/cooking2/cook_index.html
より転記したものです。


2006年03月09日(木) 演奏会二日目:Zhou Long, Shostakovich, Strauss

プログラム:
Zhou Long - Two Poems from T'ang
Hearing the Monk Xun Play the Quin
Song of Eight Unruly Tipsy Poets
Min Xiao-Fen, pipa
Xu Ke, erhu
R.Kobler, violin
T. Landauer, cello
Shostakovich - Cello Concerto No. 1 in E-flat Major, op. 107
         Lynn Harrell, cello 
---intermission---
Strauss - Ein Heldenleben (A Hero's Life), Tone Poem for Orchestram op.40
The Hero
The Hero's Adversaries
The Hero's Companion
The Hero's Battlefield
The Hero's Works of Peace
The Hero's Retreat from the Wrold and fulfillment
R. Kobler, violin


2006年03月08日(水) 演奏会一日目:Zhou Long, Shostakovich, Strauss 

プログラム:
Zhou Long - Two Poems from T'ang
Hearing the Monk Xun Play the Quin
Song of Eight Unruly Tipsy Poets
Min Xiao-Fen, pipa
Xu Ke, erhu
R.Kobler, violin
T. Landauer, cello
Shostakovich - Cello Concerto No. 1 in E-flat Major, op. 107
Lynn Harrell, cello 
---intermission---
Strauss - Ein Heldenleben (A Hero's Life), Tone Poem for Orchestram op.40
The Hero
The Hero's Adversaries
The Hero's Companion
The Hero's Battlefield
The Hero's Works of Peace
The Hero's Retreat from the Wrold and fulfillment
R. Kobler, violin


2006年03月02日(木) 大学生、レッスン:モーツアルト

今日は大学の学生を教えに大学へ。彼女は先週から比べるときちんとなんらかの進歩を示してくれて、今回のレッスンもとてもスムーズに運びました。

彼女に会う前にほかの学生、Gさんと久しぶりに会いました。しばらく会わないうちにいつの間にか結婚の予定もあるようで、卒業リサイタル直前というのに準備ができていない様子を話してくれました。助けて!というので、今日の私のレッスンの後に、練習室で会うことにしました。

自分のレッスンではモーツアルトのソナタをみていただきました。とりあえず、自分たちで決めたかたちを聴いていただくと、先生はいつものように「Many things excellent」と声をかけてくださいました。一箇所、私たちもリハーサルのときに、どうするのがよいだろうね…と考える部分があったのですが、そこはやはりレッスンのときにもしっかり着目されました。先生もすぐにはアイディアがまとまらず、「ではこうしてみましょうか?」「こうはどうですか?」といろいろなアイディアをだしてくださり、私たちに何通りか演奏させ、結局ベストというものをみつけることができました。私たちにもFlexibilityが要求されるレッスンですが、先生の次から次へと出てくるアイディアにはいつも驚かせられます。と同時にこんな先生と勉強でき、とてもうれしいといつも思います。

レッスンは8時半から9時半まで。その後、先生をご自宅まで送って、再び大学の練習室に戻るともう10時を少し過ぎたところでした。Gさんのことが気になり急いでかけつけると、彼女は私のことを待っていてくれていました。

早速私もリサイタルで弾いたベートーベンを聴かせてもらうと、彼女のなかでいろいろと迷いがあるのがすぐにわかりました。リサイタルは来る日曜日。もう音楽的にどうこうできる時期ではないので、とにかくリズムや音程を安定させること(今日は結局リズムだけで精一杯でしたが)だけに集中し、2時間が過ぎました。彼女はとても満足した様子で「すごく助かった!本当にありがとう!」といってくれました。

私はその後、土曜日から始まるリハーサルに向けてほんの少しですが、練習をして、帰宅しました。

私の生徒は小学生、中学生が主なので、大学生を教えるのはとても楽しいです。今日は二人の学生に接して、心からEnjoymentを感じ、充実した時間をすごしました。生徒のお母様からの不満などをぶつけられ、またGreen Cardがどうなるのかなどを考えるとなんとなく落ち込み気味だった気持ちがすっかり忘れられ、とてもすがすがしい良い気分になりました。こんな気持ちになるのは久しぶりのような気がします。


2006年03月01日(水) 心を打ちあけると

今日は通常通り生徒たちのレッスン。最後のひとりがお休みになったので、少し楽です。最近、生徒たちのレッスンを今後お休みしなければならないことやGreen Cardのことで心がわさわさしているので、今日はたまたま最後になったLくんのお母様、クリスチャンであるSさんにその気持ちを打ち明けてしまいました。Sさんとお話するといつも気持ちが軽くなり、一人ではないんだ、という心強い気分にさせられます。Sさんは「今度会ってほしい人がいるんです」と大切なお友達がおられることを話してくださいました。「気をつかわず、飾らなくていい人なんですよ」とのこと。是非おめにかかってみたいと思います。Sさんはお手製のカレーをおすそ分けくださいました。これはとっても助かります。やはり食べるということにもある程度時間と労力が必要ですが、今日はおかげさまで、何を食べようか、と考える時間も夕食を作る時間もまるまる省けてしまいました。


けい |MAIL

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