サッカー観戦日記

2009年01月26日(月) 09年CAF CAN U−20 

MATCHES & RESULTS


Final
02-01-2009 Ghana
2 - 0 Cameroon


Third place
01-31-2009 South Africa 1 - 2 Nigeria


1/2th final round
01-28-2009 Ghana
4 - 3 South Africa

01-28-2009 Nigeria
0 - 2 Cameroon


1/8th final round
GROUP A
01-18-2009 Rwanda
2 - 1 Mali

01-18-2009 Ghana
1 - 1 Cameroon

01-21-2009 Mali
0 - 2 Ghana

01-21-2009 Rwanda
1 - 1 Cameroon

01-24-2009 Mali
0 - 3 Cameroon

01-24-2009 Rwanda
0 - 2 Ghana

Group A
Team MP W D L GF GA GD Pts
Ghana
3 2 1 0 5 1 4 7
Cameroon
3 1 2 0 5 2 3 5
Rwanda
3 1 1 1 3 4 -1 4
Mali
3 0 0 3 1 7 -6 0


GROUP B
01-19-2009 Nigeria
2 - 0 Egypt

01-19-2009 Cote d'Ivoire
0 - 1 South Africa

01-22-2009 Egypt
2 - 1 Cote d'Ivoire

01-22-2009 South Africa
2 - 1 Nigeria

01-25-2009 Egypt
2 - 1 South Africa

01-25-2009 Nigeria
3 - 0 Cote d'Ivoire

Group B
Team MP W D L GF GA GD Pts
Nigeria
3 2 0 1 6 2 4 6
South Africa
3 2 0 1 4 3 1 6
Egypt
3 2 0 1 4 4 0 6
Cote d'Ivoire
3 0 0 3 1 6 -5 0




2009年01月12日(月) 高校選手権決勝 鹿児島城西−広島皆実

昨年は4万8千人集まった高校選手権決勝。チケットが早々に売り切れ、通路にまで観客が座った状況で、JFA後援会員は楽々入れた反省からか、今年はJFA後援会員は先着500人限定入場となった。そこでキックオフ2時間前までに国立に登場。会場前なので、ぎっしり人がいる。空は晴れていて、温かいくらいだ。入場し、600円のレトルト牛丼を食べてのんびり時間を潰す。天気が少しずつ悪くなり、キックオフ直前には雹が降る。

鹿児島城西は今大会得点記録を塗り替え、また決勝進出チームとしては最多失点であろう、乱打戦の連続で勝ち上がってきた。プリンスリーグ九州王者。各年代の代表に選ばれ、鹿島入りが決まっているエース大迫勇也は全試合ゴールで大会得点記録タイに並んでいる。相棒の野村も全試合ゴールだ。大迫希も熊本入りする。このチームを観るのは高校総体準々決勝・佐賀東戦以来だ。

対する広島皆実は固い守備力で1失点で勝ちあがってきた、などとマスコミには言われているが、実際はかなりの攻撃力を備えている。中国プリンス王者。こちらは2、3回戦に引き続いての観戦。もちろん大会前から注目していた。


高校選手権決勝  
鹿児島城西−広島皆実
14時 国立 雪のち曇り ピッチ並

城西           皆実
−−大迫勇−−野村−−− −−−金島−−玉田−−−
−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−
室屋−河野−安田−大迫希 谷本−浜田−−宮下−佐々木
松井−蔵薗−成元−伊地知 原−松岡−−井林−村田
−−−−−神園−−−−− −−−−−神舎−−−−−

鹿児島城西

GK  1 神園優 (3年・大口中)      184/76
DF  3 蔵薗友裕(2年・鹿児島育英館中)  183/70
    4 松井駿佑(3年・吉松中)      182/71
    5 成元将平(3年・太陽スポーツクラブ)178/64
   13 伊地知蓮(3年・金久中)      180/68
MF  6 河野圭亮(3年・鹿児島育英館中)  172/60
    7 大迫希 (3年・桜島中)      178/66
   10 安田啓優(3年・鹿児島育英館中)  170/61
   12 室屋良憲(2年・鹿児島育英館中)  177/63
FW  9 大迫勇也(3年・鹿児島育英館中)  182/72
   11 野村章悟(3年・鹿児島育英館中)  178/69

広島皆実
GK  1 神舎宏 (2年・サンフレッチェ常石JY) 175/68
DF  2 村田俊介(3年・サンフレッチェ広島JY) 173/66
    3 井林章 (3年・サンフレッチェびんごJY)177/64
    4 松岡祐介(3年・サンフレッチェ広島JY) 176/68
    5 原拓也(3年・サンフレッチェ広島JY) 170/64
MF  6 宮下航 (3年・CAミレニオ)      172/65
    7 浜田晃 (3年・サンフレッチェ広島JY) 170/61
    8 佐々木進(3年・大洲中)         172/63
   10 谷本泰基(3年・サンフレッチェびんごJY)174/64
FW  9 金島悠太(3年・吉田中)         180/65  
   11 玉田耕平(3年・安芸FC)        164/58

序盤は雹のためメモ取れず。城西は大迫勇が常に前線に張り、足元でボールを受けようとする。スペースに流れる動きは全くないが、DFを背負いながらも全くブレないトラップ、鋭いターン、ジャンプ力、ターン、前を向けばスピードあふれる突破と、圧倒的な能力を見せる。皆実がセットプレーの際も182cmの高さで防空戦に加わることなく一人前線に残る。カウンターでも単独突破できるからだろう。立ち上がりは技術に優る皆実が押す。皆実はチャレンジ&カバーがしっかりしており、大迫に対しても、守備の基本を忠実に守る。中盤は無理のないパス回しからサイドのスペースを狙う。城西はDFラインが極端に中に絞り、その外のスペースを皆実がサイドチェンジで突く。城西のサイドバックが中だけをケアしている傾向があり、何度か外の突破を許す。城西は中盤が技術でも運動量でも皆実ほどではなく、2トップの能力に頼りすぎる。サイドバックもほとんど上がらず(上がれず)、攻撃的に行きたいのだろうが、中盤を支配されて苦しい。18分、城西、左スローイン、野村がDFをタテにかわし左クロス、大迫勇がニアに飛び込みヘッド、右に外れる。20分、城西、右パスをペナ内で受けた大迫勇がDFに囲まれながら反転、シュートはブロックされるが、こぼれて足元に跳ね返り左足でシュート、右に決まる。1−0。押されていた城西が先制。皆実DFはしっかり対応していたが、大迫の能力が上回った。22分、大迫勇、右シュート、GK正面。23分、皆実・浜田左を突破しクロス、大外で佐々木がヘッドで落とし、正面で金島がダイレクトボレー、決まって1−1。完璧な崩しだった。皆実は谷本が左からチャンスを作り、SBが次々と上がっていく分厚い攻めを繰り返す。33分、またしても皆実の右から左へのサイドチェンジ、金島が受け、後方の谷本へ、エリア内を突破しシュートはブロックされるが、こぼれを右隅へ決める。1−2。35分、これまであまり目立たなかった大迫希が右からスピードを向かえカーブをかけたアイディアのある右クロス、大迫勇がニアに飛び込むがDFもよくついていてスライディングシュートはブロック。36分、皆実、左スルーパスを金島が抜けて伊地知をかわし、ペナ内に切り込み、シュート、上に外れる。決定機。大迫希はまたいいクロスを上げ、J入りが伊達ではないことを示した。44分、皆実、右FK、谷本がFKから右クロスを入れ、ファーでヘッド、クリアを玉田ヘッド、惜しくも上に外れる。結局1−2で前半終了。

45分ハーフの前半は総合力に優る皆実ペース。中盤でしっかり繋ぎ、強引な攻めはなく、確実に崩せる機会をうかがう。危険な奪われ方が少ないのでピンチが少ない。失点も普通なら守れていた。前半のシュート数5対9(公式記録)。

ハーフタイムで城西・大迫希→平原。大迫希はケガを抱えているらしい。そのまま右サイド。

45分、皆実・松岡に警告。故意のハンド。48分、左CKでファーに上げたボールをGKの前に大迫勇が飛び込みヘッド、上に外れる。高い。52分、皆実、右CKを谷本が入れ、ファーで井林がヘッド、GK正面。7分、城西・河野→鮫島。そのままボランチへ。やや試合は膠着する。62分、城西・大迫勇がキープから右へ、平原が右クロス、野村が正面フリー、インサイドで決めて2−2。乱打戦なら城西のほうが慣れている。これで展開が面白くなってきた、と思った。しかし66分、皆実、RB村田がハーフ付近で受け持ち込み、松井をスピードでタテにかわし、右クロス、ファーで金島がヘッド、決まって2−3。完璧なサイド攻撃だった。68分、城西・大迫勇がポストプレーから反転突破、GKと1対1になり股間を狙うがセーブされる。大迫は強引なまでの反転もあり、なかなか止められない。しかし神舎も好対応だった。70分、皆実・谷本、左を突破して左クロス、中央で金島狙うが右に外れる。72分、皆実、村田が長い距離を突破、城西の室屋も50m以上追いかけるが村田の快速の前に追いつかない。しかしクロスはラインを割る。76分、城西。大迫勇のポストプレーから室屋シュートもGK正面。33分、皆実・玉田→秦。皆実は全体にペースを落とし、キープに入る。38分、城西・安田→大坪。大坪は城西では技術のある選手で、中盤でボールを持つと切り返して一人外してからサイドに展開するプレーが得意のようだ。大坪は前線に入り、野村がフリーポジション。この頃には皆実は城西陣内深くでボールキープを繰り返す。まだ時間があり、早すぎると思った。しかし時間は確実に過ぎていく。90分、皆実は金島→美濃。DFだったら美濃囲いというべきだろうが、中盤に入る。ロスタイムに城西はGKが2度、帽子を脱いでセットプレーで上がるが実らず。結局2−3で皆実が逃げ切り全国制覇した。

今大会の一番の注目選手は大迫勇だから、マスコミも城西中心の報道だったが、「スーパースターに対し、個々の能力で劣る皆実がチームワークで対抗」といった試合ではない。むしろ皆実のほうが個々の能力で上だった。技術でも運動力でも上回り、中盤を制し、サイドバックもどんどん攻撃参加した。FW金島もよく起点になった。皆実が勝つべくして勝った試合だった。

皆実は高校総体では全国制覇しているが、選手権は初制覇。サンフレッチェの下部組織出身者が多く、ユースに上がれない選手たちが腐らず精進して得た栄光だ。極端にいえば、いい選手をただ集めて、きっちり細かく指導することもなく、潰れれば自己責任みたいな印象を受けるJクラブもある中、広島はユースに上がれないような選手もきっちりと育てて、高校では全国レベルで通用する選手にした証拠だと思う。そしてプリンスリーグなどで、高校勢と対戦し、揉まれていく。広島は高校も皆実の1強というわけでもなく、観音ほかも強いし、いい状態だ。Jクラブと高校との理想的な関係かもしれない。

大迫勇は今大会では圧倒的だった。5年に一度の逸材といってもいい。しかし8月のSBS杯ではアルゼンチンU−19代表DF陣に手も足も出なかった。フィジカルの差もあったし、足元ばかりで受けるプレーを完全に読まれていたのもあった。世界は広い。普通に育てば、Jで通用するレベルにはなると思うが、大迫にはもっと上を期待したい。鹿島ではプレーの幅を広げ、きっちりプロでやれる体作りをして、それでいて試合勘を鈍らせない、適度な実戦経験が求められる。鹿島は育成実績もあるし、楽しみだ。

公式記録



2009年01月11日(日) 男女インカレ決勝 日体大−早大

高校女子は日本女子サッカー界のホットスポットである。毎年新興校が現れ、どんな地方にもそれなりのしっかりしたチームがある。しかし大学は対照的に動きが少ない。関東勢と大体大・吉備国際大だけが上位を狙える状況が続いている。この大会は地方勢に注目してグループリーグに足を運んでいたが、今年は年明け開催ということで、男子の高校選手権の疲れもあるので、会場に行かず、決勝のみの観戦となった。関東1位の日体大と2位の早大、順当な勝ち上がりである。


全日本大学女子選手権決勝  
日本体育大−早稲田大
11時30分 国立 晴れ ピッチ並

日体大          早大
−−−落合ぁ欅貌ぁ檗檗 檗檗歛臑讚 歉山◆檗
−−−−−有吉−−−− −−−−−−−−−−−−
秋葉せ該雖◆歟單牒ぬ敕牒て臆辞てK椨ぁ欹0罩杉山
−−田子∩雋J震遶ぁ檗 毯鍬せ澤−米津々眸
−−−−−一谷◆檗檗檗檗 檗檗檗檗欖澂ぁ檗檗檗檗

日体大
GK  1 一谷朋子 (2年・十文字)          170/66
DF  2 木田麻衣子(4年・熊谷女子)        157/48
3 秋葉夢子 (4年・湘南学院)        161/52
4 草苅文子 (3年・湘南学院)        163/58
8 平野聡子 (4年・FCすすき野レディース) 169/62   
16 田子亜貴 (2年・常盤木学園)       160/56
MF  6 山崎小百合(2年・湘南学院)        164/60
7 池田浩子 (4年・村田女子)        156/55
FW 10 伊藤美菜子(4年・神村学園)        164/51
11 落合恵  (4年・聖和学園)        162/52
20 有吉佐織 (3年・神村学園)        158/53

リザーブ
GK 25 南条真沙代(1年・修徳)          165/62
MF 14 井手上麻子(3年・神村学園)        166/57
FW  9 佐藤笑子 (4年・横浜国際女学院翠陵)   158/49
FW 18 河合奈世 (1年・名古屋FCレディース)  153/41
FW 23 久保田麻友(1年・市立甲府商)       162/57

早稲田大
GK  1 岸星美   (4年・日ノ本学園)     167/57
DF  2 澤夏美   (4年・村田女子)      158/56
4 寺澤希   (3年・ルネサンス熊本)   170/68
12 米津瞳   (1年・藤枝順心)      164/56
20 高畑志帆  (1年・藤枝順心)      164/54
MF  5 今井さゆり (3年・神村学園)      164/61
7 堂下弥里  (4年・横須賀シーガルス)   158/52
8 藤本知恵  (4年・聖和学園)      163/52
15 杉山佐織  (3年・大和シルフィード98) 158/52
FW  9 小山季絵  (2年・日ノ本学園)     168/52
19 大滝麻未  (1年・横須賀シーガルス)  172/60

リザーブ 
DF  3 島田知佳 (3年・日テレ・メニーナ)167/56
MF 21 菅藤彩子 (1年・常盤木学園)   158/48
FW 11 原一歩  (2年・富士見FCガイア)168/61
18 有町紗也香(2年・福井工大附属福井)160/58
31 臼井理恵 (1年・吉祥女子)    170/65


早大は身体能力の高いルーキー・関東得点王の大滝が攻撃の軸。これに対し日体大は身体能力の高い平野をマンマークにつけた。もう一人のFW原は田子がマークし、草苅が後方に余る。早大は中盤インサイドの藤本がどんどんトップ下の位置に上がるので、布陣をダイアモンド型に表記しようか思ったが、守備時はきっちり引くのでフラットで表記した。
技術に優る早大だが、攻守の切り替えが遅い上に運動量も少ない。7分、日体大・秋葉の右CKが正面で有吉の頭突きのようなヘッドが上のネットに突き刺さり日体大が先制。早大が押すが、チャンスにはならない。21分、日体大・伊藤に警告。アフター。直後、早大、右クロスを日体大DFふかし小山フリー、1対1も上に外れる。36分、日体大・秋葉が抜け出し左足シュート、上のネットへ。38分、早大・藤本→有町。FWに入り、小山がインサイドへ。44分、日体大・有吉がオフサイドラインギリギリで受けてドリブル、右から強シュート左上隅をわずかに外れる。決定機。前半終了。

大滝はスケールの大きなプレーを見せた。人によっては日本女子サッカーに超新星誕生などと煽るかもしれない。インパクトは十分だ。しかしマーカーの平野のマーキング技術と身体能力も凄かった。

ハーフタイムではなく46分、大体大・落合→久保田。右WBに入り、木田がトップへ。変則の3トップである。53分、米津のハーフ付近のFKを大滝へ、トラップ大きく、GK一谷キャッチ。56分、日体大DF、コントロールミスを有町カット、シュートは右ポスト。58分、日体大・伊藤抜け出しシュート、木田がボールを戻し久保田決定的シュートは右に外れる。58分、早大・杉山→原がFW。有町が右のハーフへ。59分、日体大ペナ左外からのFKは跳ね返される。61分、早大・澤→臼井。左SB。64分、日体大・田子の警告。大滝にトラップでかわされたところを倒す。65分、早大・米津→島田。右CB。66分、日体大・田子→井手上。ちなみに選手交代枠は5。控え選手が全員交代できる。74分、日体大・伊藤が抜け出し、GKと1対1、落ち着いて決める。2−0。早大・高畑→菅藤(カントウ)。81分、日体大・井手上が左を突破、クロス、木田がヘッドも上に外れる。81分、日体大・木田→佐藤。44分、有吉→河合。そのままタイムアップ。日体大が優勝した。

早大が技術では上回り、足元から足元へのパスは通っていた。しかし運動量も攻守の切り替えもイマイチ。連戦の疲れかもしれないが、日体大はよく走っていた。普段の練習の密度に差があるのかもしれない。日体大のフィジカル強化は有名だが。方向性の大きく違う両チームだが、連戦で差が出てしまった。早大もさほど選手層が厚くはなさそう。ハードスケジュールの大会では日体大のタフさが上回った感じだ。


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T.K. [MAIL]