 |
 |
■■■
■■
■ スカーレット。
優しい声が、心に染み入る。
「♪離さない、優しく、抱きしめるだけで〜・・・」
これで、三日連続殺人の夢だ。
自分でもビックリするぐらい、激しく激昂してた。
一人を皮切りに、手当たり次第殺してた。
いつもの無機質な感じじゃなくて、
感情的で人間的で、理由があって・・・。
憎しみと、悲しみと。
台詞まで、はっきり覚えてる。
「もうたくさんだ! あんたを殺さなきゃ、 私は一生あんたに捕らわれ続けるんだ! 死ね!」
・・・ドラマみたいな、台詞だ。と思った。
目覚めた時に、現実と混同したのも覚えてる。
ああ、やってしまった。・・・と。
「♪何もかも、忘れていられるよ〜・・・」
人前だとか、そんなのを感じる余裕は無くて、
ただ、抑えなきゃと、必死になってみても。
何もないから、肌に爪を立てるくらいしかなくて。
泣きそうになるのに、涙も出ない。
苦しくて、苦しいのに、声も出ない。
喉を鳴らして、唾を飲み込んで、
以前ならそれで、「大丈夫」と言えたのに。
浮かんでくる妄想を一個ずつふりはらっても、
蛆虫のようにあとからあとからわいてきて、
余計にイライラするのに、やっぱり何も言えなくて。
「なんとか、なんとか・・・」
って、思っているうちに、どうにかなんとかなった。
だけど、安堵はできなかった。
そんな余裕なんか、無かった。
・・・「何かに」逃げる以外に、もう道はないのかな・・・。
"誰にも言えずに 夢見ていた" "くずれ落ちそうな 言葉さえ" "ありのまま すべて ぶつけても" "君は微笑むかなあ・・・"
(スカーレット/スピッツ)
2002年07月20日(土)
|
|
 |