 |
 |
■■■
■■
■ 止まない雨・晴れない空。
駅のホーム。 新快速の到着を告げる放送。 二列に並んで到着を待つサラリーマンや学生。
立ち上がり、ホームの端。
列車が到着する寸前に、瞳を閉じ。
身を投げた。
はずなのに。
私はベンチに座っている。
何度、繰り返しても。
瞳を開けたら、見えるのはさっきと同じ風景。
「・・・夢?」
これで、何度目だろう。
次に開けた瞳に映ったのは、天井だった。
雨音。稲妻。
それは、止むどころか一層強さを増して。
暗い空に、走る閃光。
耳を劈く落雷音。
だからか。
こんな、夢を見たのは。
上体を起こして、ため息をつく。
が。
安らぐまもなく、流れ込む映像。
・・・まただ。
耳を塞ぎ、瞳を閉じる。
無駄な抵抗。
もう嫌だ、もう嫌だ、もう嫌だ!!
誰かの、高笑い。
また、首に触れる、手。
絞める。
絞められる?
胃の内容物を吐き戻す瞬間、手は離れる。
咳き込んで、涙の浮かんだ目元を拭う。
「泣けるじゃない。」
また、絞める。
繰り返し、繰り返し。
いい加減、意識が朦朧としてくる。
映像のリピート。 声。 名前。
・・・訳がわからない。
うるさい位の雨音の中。
涙と涎で汚れた顔を拭いて。
心で、泣いた。
2002年05月26日(日)
|
|
 |