 |
 |
■■■
■■
■ ホタル。
"時を止めて 君の笑顔が" "胸の砂地に 侵み込んでいくよ" "甘い言葉 耳に溶かして" "僕のすべてを汚して欲しい" "正しい物はこれじゃなくても" "忘れたくない 鮮やかで短い幻"
"それは幻"
(ホタル/スピッツ)
店でこれを見つけた時、一瞬だけ躊躇った。 一度だけしか聞いた事がない。 だけど、耳に残って離れなかった曲。
それは、あの人が歌っていた曲だから。
すべて、終わらせるつもりだった。 整理などつけられもしないくせに、しようとしてた。 やっぱり出来なかった。
想いは。 変わらない。 変わってくれなかった。
だから、凍らせた。 どんな炎でも溶けないように。
だけど、少しずつ、何かが溶かしていく。 その度に血を流して、もう一度凍らせて。
きっとこの曲を聴けば、また浮かんでくるだろう。
顔の見えないあの人との想い出が。
そして、溶けた氷の狭間から、また、何かが見える。
泣けない私はどうするかな。 また、腕でも切るのかな?・・・逃げるために。
再生ボタンを、押す。 頭の中に響く、あの人の声。
涙の流れる、一歩手前。
「・・・―――――」
久しぶりに、名を呼んで。
空を、・・・見上げた。
歌に失くした感情を乗せ。
詩人のように仰々しい言葉で自己を表し。
いつまでも愚かな想いに捕らわれる。
まるで、それが"生の理由"だと言わんばかりに。
私に、生きる理由などないのにな。
2002年05月24日(金)
|
|
 |