 |
 |
■■■
■■
■ 出逢い。Part2
最初は、本当に何気無い会話だった。 日々のこと、自分のこと、君のこと。 だけど、君の話は楽しかった。 言葉を交わす事が、本当に楽しかった。 いつしか夜になれば、そこに行くのが日課になってた。
あるとき。 表面しか知らなかった"君"の事を知った。 そして、僕と君が、ある一点で"同じ"だという事も。 僕はとても驚いて、何を言えばいいのか解からなかった。 "かける言葉が見つからない" とは、こういう時に使うんだろう。
でも、君は笑ってた。 本当の強さを、見た気がした。
だけど。 僕はまだ、知らなかった。 君の強がり。君の、弱さを。
まだ実際に逢ってもいない、 文字だけの存在だったけれど。 君を、近くに感じた。 そんな気が、した。
続。
2002年03月19日(火)
|
|
 |