空虚。
しずく。



 Trust no one.


こないだの一件以来、親との関係は治らない。

きっと、今日の自傷は今までで最高記録。
なにせ、手の甲まで傷つけてしまったから。
・・・折角、腕だけで頑張ってたんだけどな。
なんだか、二の腕にも及んでしまいそうな勢い。

[どうして、自傷するのか]

今ならきっと、その問いに答えられるよ。

・・・満たされるような気がしたの。
何故だか解からないけど、そんな気が。
空っぽの心に、血でもいいから満たしてみたかった。
だけど、ダメなんだ。
切っても切っても、溢れちゃうんだ。
どうしたらいいのかな?どうしたら溢れないのかな?

切る場所、減ってきちゃったよ。
次は、何処を切ればいいのかな?
手首だけは、どうしても切れないんだ。
トラウマになってるんだ、ここだけは。
仕方ないから、右手にしようか。
左でだったら、切り辛いけど・・・。


期待してないわけじゃなかった。
だけど、気づいて欲しかった。
最初の自傷は、そうだった。
けど、あのひとは言った。

「ほっとくことしか出来ない。見守る事しか。」

思い上がりも、いい加減にしてよ・・・。
ほうっておかれるのは慣れてるからいいよ。
けど、見守ってる。なんて思うのはやめて。
何処が見守ってるの?現実を見ようともしないのに。
私は言った。気づいて欲しかった。
「私と向き合って、話をして。」そうも言った。
でも、あなたから帰ってきたのは。
["母親"を介して]

・・・どうして?
どうして、向き合おうとしないの?
私なんか怖くないでしょ?
ずっと恐怖で押さえつけてきたじゃない。

私は怖かったけど、話して欲しい。って言ったんだよ。
なのに、どうしてあなたは拒むの?

もういいよ。
やっと解かったよ。
ずっと、ちょっとの期待を抱いてたけど・・・、
今度こそはっきり解かった。
私が馬鹿だったよ。

何も。もう、信じない。



Trust no one.

[誰も、信じるな。]

私の中に残ったひとつの言葉。

誰も、信じるな。



2002年01月20日(日)
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