A Thousand Blessings
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2006年10月08日(日) キース・ジャレットねぇ・・・・

はいはい、今日はまだ28日ですぜい。


僕がコンサートに行かない理由は、どんなに出来の悪い演奏でも
拍手をする奴らがいるから。
アーチストが見れただけでもう全部OKって感じでね(笑)
高い金払って、くっだらねぇ〜パフォーマンスを見せられるって事は、
つまり、損したってことでしょ?損して拍手は普通ねぇーんじゃない?






別にキース・ジャレットの演奏がくっだらねぇ〜とは言わないけどさ、
それにしても拍手、異常じゃないか?長いし。こんなに大騒ぎするほどの演奏か?
はっきり言って、全然面白いと思わなかったな。
というより、キース・ジャレット、即興ソロピアノ殿堂入り記念!って感じしねぇ?
やることないんすよ、キース君も。
そもそも即興ソロピアノなんてもんはさ、最初から限界が見えてるのよ。
30年もやるもんじゃない。「男はつらいよ」だってさすがに最後は観客動員数
少なかったっていうから。
前作の即興ソロ演奏集「レイディアンス」はなかなかの作品だと思ってるよ。
たまたま、ジャレットの頭が冴えていたんだろうね。聴きどころも多いし。
ところが今回のカーネギー・ホール・ライブはいかんぞ。
過去のジャレットの引用ばっかじゃん。しかも相当にテンションが低い。
客のテンションは異常だけど(笑) やっぱアメリカ人はバカなんだろうね。

たまたま国内盤しかなかったから高いのをガマンして購入したけど、
ライナーで愚にもつかないことをダラダラ書いている小沼純一っていう
大学教授(こんな感じ→うへぇ〜。タメになるお話)
はなんじゃ?こういう奴らにジャレットって支えられてるのかね?今は。
“ブルースっぽいリズム”って何すか?小沼センセー。“アフリカ?と思うとアメリカ。
アメリカ?と思うとアフリカ”・・・。ってどういう意味すか?
どこがアフリカっぽいんですか?アメリカっぽいってどいうことすか?
緊張感の持続した長い演奏が出来なくなっている
(つまり、インプロヴァイズできなくなっている)事実に目をつぶり、
短い演奏でも価値があるんだ!と必死でジャレットの肩を持つ姿が悲しい。
他にもブギウギ風だのゴスペル風だの、小沼センセーが語れば語るほど
音楽自体がどんどん薄っぺらくなっていくのが何ともね・・・・。

今回の目玉はアンコールで演奏された“マイ・ソング”なんでしょうね。
いや、いい曲ということは重々承知してますよ。
でも、何回聴いても倉本裕基にしか聴こえない。
バカな聴衆に5回もアンコールさせられて、
そのたびにクソ長い拍手を浴びせられて、それでもジャレットが
本心から喜んでいるとしたら、もう終わりじゃな。
ミュージック・マガジンで、「その場にいたかったと思わない人には
拷問だよ」と書いていた松尾史朗氏に1000点








響 一朗

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