おぎそんの日記
おぎそん



 誰のようでもなく



昔 銀幕のスターは生まれながらのスターだった
誰も知らないところに住み
逢えるのはスクリーンの中だけ
だけど時代はずいぶん流れたね
今じゃ隣のちょっと可愛いあの子が
次の日にはもうスターだって もてはやされている

あんたのようなやり方は流行らないと誰かが笑う
いつまでもそんなふうに不器用じゃ話にならない
東へ西へ左へ右へ
どこへでも相談したいさ
答えはすぐに出るもんだ
誰だってそのほうがいいに決まっている

なんか違うように思う
なんかおかしいように思う
でもすべて時代のせいに出来るほど若くはなく
諦め 悟ってしまうほど生きているわけでもなく
自分を探してみたくて やっと今 一歩目

誰のようでもなく
誰のためでもなく
誰にも似ていない

I'm nobody
I'm nobody

怨むほど嘆くほどそれほど悪い世の中じゃない
取りたてて不自由はないけど若すぎる激しさの行き場所がない

わかっている わかっている
わかりすぎるほどわかっている
でも今日も日々に追われ だから人間ていとおしいもの

小さな花と諦めるな
何も出来ないと決めつけるな
たとえどんなわずかなことも誇りに出来る力を持て
あんたはまだ若いなどと卑怯な逃げ方をするな
時代を変えていくものがあるとすればそれはきっと名もない青春たち

流されていったとしても
誰かに立ち向かっていても
すべての人生をつつむように時は流れる
たかが二十歳 されど二十歳
今が今しかないように
あたしは世界でたった一人のあたしでありたい

誰のようでもなく
誰のためでもなく
誰にも似ていない

I'm nobody
I'm nobody
I'm nobody

誰のようでもなく

誰のようでもなく
誰のためでもなく
誰にも似ていない

I'm nobody
I'm nobody
I'm nobody

I'm

By篠原美也子

2002年10月16日(水)
初日 最新 目次 MAIL HOME


My追加