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■ 誰のようでもなく
昔 銀幕のスターは生まれながらのスターだった 誰も知らないところに住み 逢えるのはスクリーンの中だけ だけど時代はずいぶん流れたね 今じゃ隣のちょっと可愛いあの子が 次の日にはもうスターだって もてはやされている
あんたのようなやり方は流行らないと誰かが笑う いつまでもそんなふうに不器用じゃ話にならない 東へ西へ左へ右へ どこへでも相談したいさ 答えはすぐに出るもんだ 誰だってそのほうがいいに決まっている
なんか違うように思う なんかおかしいように思う でもすべて時代のせいに出来るほど若くはなく 諦め 悟ってしまうほど生きているわけでもなく 自分を探してみたくて やっと今 一歩目
誰のようでもなく 誰のためでもなく 誰にも似ていない
I'm nobody I'm nobody
怨むほど嘆くほどそれほど悪い世の中じゃない 取りたてて不自由はないけど若すぎる激しさの行き場所がない
わかっている わかっている わかりすぎるほどわかっている でも今日も日々に追われ だから人間ていとおしいもの
小さな花と諦めるな 何も出来ないと決めつけるな たとえどんなわずかなことも誇りに出来る力を持て あんたはまだ若いなどと卑怯な逃げ方をするな 時代を変えていくものがあるとすればそれはきっと名もない青春たち
流されていったとしても 誰かに立ち向かっていても すべての人生をつつむように時は流れる たかが二十歳 されど二十歳 今が今しかないように あたしは世界でたった一人のあたしでありたい
誰のようでもなく 誰のためでもなく 誰にも似ていない
I'm nobody I'm nobody I'm nobody
誰のようでもなく
誰のようでもなく 誰のためでもなく 誰にも似ていない
I'm nobody I'm nobody I'm nobody
I'm
By篠原美也子
2002年10月16日(水)
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