おぎそんの日記
おぎそん



 それって違うと思う

のっけからしょうもないタイトルですね。
済みません。
とはいえ、ちょっと塾長と見解の相違で話し合っていたら疲れてしまいました。あまり体は壊さないほうですが、先日の風邪といい無理が利かない体になってしまった気が・・・。

と、愚痴から始めてしまいました。
担当している生徒たちの期末テストも終了し、その結果が出てきております。
おぞましい結果が・・・。
というわけで、担当生徒のAの話です。昨年から担当しているのですが、なかなか成績が上がらずヤキモキしているのですが。
原因はわかっております。家でやってない、これだけです。
要するに、「勉強やりたくないしー、でも、家にいると親に言われるしー。親に塾に行けって言われたけどやる気ないしー」
これであります。
ある種これは確信犯で、どうすれば本人がやろうとする機会を作り出せるかであります。
しかも、厄介なことにこの本人がやろうかなーと思ったときに此方側がそれをつかみ、タイミングよくやらせる(この表現はどうかと思いますが事実)といった流れを作らねばなりません。
期末テストの結果・・・190点。
5教科です。国語46点・数学42点・英語37点・社会(公民)44点・理科21点。
でも、彼の今までの合計では最高得点であります。
今までのテスト結果の推移から見て褒めるのは当然です。
が、塾長はそんなことはないとのたまっております。

あん?お前、成績の推移ちゃんと見てんのか?おい?
お前よりAに接してんの俺だぜ?なんで本人のやる気削ぐ言葉がここで出るんねん?
英語なんか前回21点だぜ?もうちっと見てくんないかな。まぁ、面談のときにアピールは到底出来ねぇけどよぉ


もう一人の担当生徒が(こっちもAと比べ対して変わらない成績不良生徒ですけど)理科で52点取ったことでそれと比較してんじゃないのぉ?と思いますけど。
でも、英語は16点だよ?この人。わざと、理科だけ報告しておいたおぎそんもおぎそんだけど、英語の点数報告したくないなぁ・・・。まぁ、まだ結果を回収してないですけど多分Aより総合点は酷いと思うのですが、こっちを評価している塾長の気が知れません。

まぁ、商売でボランティアじゃありませんから(おぎそんも少ないけどお給料いただいてますし)弱小塾において点数など向上した点をアピールできないとますます離塾率に拍車がかかることはわかりますけど。

でも、変じゃないですか?
例えば、九九(掛け算の総称の「くく」です)を学習指導要領では小学2年生でおぼえないといけないとありますけど。
その計画は本人が立てたものじゃないのに。解かねばならない問題を解くことができないのなら「できない」のレッテルを貼られねばならないのでしょう。
それ(この場合は九九)がやっと中学校に入ってからわかったからということでもその人自身のテンポで頑張った上での自然な成長の過程によってもたらされたものだったならば。
みんな という名に基づく仕打ち。
できるはずのことをできるようにさせることが学校・教育の目的なんでしょうか?できる予定がこなせないからということがそんなにいけないことなのかな?
学校や塾に生徒自身が滞在する期間は限られています。その期間でしかかかわりを持ちたくないってことなのかな?
それが「大方の生徒ができている」からって理由で一部を切り捨てうる要因なのかな?

そんなことを考えてしまいました。
矛盾があまりに多いこの塾での仕事。ちょっと考え物ですね。お金が欲しいとはいえ。

PS
塾のチラシに顔が掲載されてしまいました。すみません、肖像権を譲り渡した覚えはないのですけど・・・。


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画像UP場所です←もうすぐ、ネタだといわれているあれをUPします。今しばらくお待ち下さい。

2002年07月10日(水)
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