つぶやける乙姫
辛口なのか、毒なのか・・・

2003年12月22日(月) 「ヴァージン・ハンド」

「フレンズ」のロスこと、デビッド・シュワイマーが出ているので、前々から気になっていた作品。
ウッディ・アレン作品?そうかそうか、爆問の太田が好きなアレンだな。などと思いながら借りる。


アリゾナの片田舎で肉屋を経営しているテックス(ウッディ・アレン)は、美人の妻キャンディ(シャロン・ストーン)が地元保安官(キーファー・サザーランド)と浮気していることを知り、うっかり殺してしまう。
肉屋の技術でもってキャンディをバラバラに解体。埋めに行かなくちゃと愛犬とともに砂漠へ向かうのだが、途中でうっかり片手を落としてしまう。
翌朝、その片手に躓いた盲目の老婆の目が、突然見えるようになってしまったことから、中指が立てられたその片手は地元の協会で「聖母マリアの手」として祭られることになってしまう。しかも、その片手に触れて願い事をした人の願いが、ことごとく叶えられて言ってしまうから、あら不思議。
な〜んの観光価値も無い田舎街に、奇跡ブームが沸き起こりパニック状態に。
そして、その手がキャンディのものだと知っているテックスは、なんとか取り返すべく、その街に向かうのだが・・・。


とまぁ、こんな感じ。
やたらと出演者が豪華。シャロン・ストーンがサイケな格好で出てきて、いきなり殺されてる辺り、
「ウッディ・アレンの映画に皆が出たがるって本当なのね・・・」
と思わせる。ハリウッド映画とは明らかに違う、「好きな人は好きなのね」という雰囲気。





やべぇ・・・アタシのテイストじゃない・・・




なんだろうなぁ。逆クリント・イーストウッドとでもいうのだろうか。
クリントの場合、どこまでの主演の彼が正しくかっちょよくって方向にいくけど、ウッディ・アレンの場合は逆。
どこまでもミジメに、かわいそうに・・・でも彼が中心に話が回り、イマイチ救いが無いままに終わる・・・(^^;)。しかもまた、ウッディ・アレンの風貌が見事にそれにマッチしてるから洒落にならない。
ブサイクが売りのタレントが「ブサイクがひたすらいじめられて、しかもミジメな映画」に主演していたら、笑えないような。笑っちゃったらこっちが罪悪感でいっぱいになるような、そんな笑い。これがブラックユーモアってヤツなのか?
いや、ワシの中のブラック・ユーモアの定義は違うなぁ。
でも、ウッディ・アレンの中ではそうなんだろうなぁ。
なんか、コンプレックスもろだしの、自虐的な笑いのように思える。

ただまぁ、中指が立った手を「聖母マリアの手」として盛り上がる辺りは、ちょっと受けたけどね。

あと、ロスが濡れ場を演じているのは、ちょっと笑えた。ロスが!ロスが〜〜〜!!って感じ(笑)。いや、ロスではないんだけどね(^^;)。


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