とりあえず気になっていたので、半額ついでに借りました。
あらすじ。 ブレッドはいわゆる「さえないけど真面目」な高校生。学校のマドンナ的存在のサマンサに恋をして、彼女の補習に付き合ってはいるけれど、彼女には高校のアメフトチームの花形プレイヤーの彼がいる。そんなブレッドの元に差出人不明の小包が届く。中を開けると怪しげなミイラが入っており、「あなたの願いを3つ叶えてあげます」と書いてある。気味が悪い上に、そんな話信用できないと思いながらも、ある夜「サマンサとパーティに行きたい」と願ったところ、それが実現する。 しかし、願ったことがパーティだったために、パーティが終わると共に彼女の気持ちも離れていく。その夜、パーティに参加した高校生の一人が、殺されるという事件が起こり・・。
とまぁ、こんな感じ。 「スクリーム」シリーズが好きなワシなので、同シリーズの監督が作りだした「ルール」のシリーズも見ているのですが、これは単なる邦題連続であって、本国では連作として上映されたものではないような感じです。現に、「ルール2」までは、原題に「Urban Legend」がついていたのに、この作品にはそれがなく、ただ「Wishcraft」というタイトルだけ。中身も都市伝説とは全く関係ありませんでした。監督も違うしね(笑)。 おそらく配給元が「一緒にくくってしまえば、ルールシリーズを見ている客が見るだろう」と思って勝手に連作に入れちゃったってように思えます。 でも、これはこれで面白かったです。ルールシリーズの名前を冠していたから、「奇跡の裏にカラクリがあるに違いない」と思いながら観ていたので、全く犯人が分からず(というよりも、全然違う方向の人を犯人としてマークしていた)、真犯人が出てきたときには、文字通り
「あっ!!!」
と驚きました。母と二人で「ええええええ!?」って感じで(笑)。 と考えると、ある意味、ルールの連作にされていたことで、より驚くことができたってことかな?おお、そう考えると配給会社ったらヤルねぇ。
話自体は「猿の手」なんですよね。あの、とある夫婦が3つの願いを叶える猿の手を手にしたことからはじまるホラー。あの話も「よくできてるなぁ〜」と感心した話なのですが、まぁ、それをモチーフにした感じです。 ただ、猿の手の方が願い3つで「承転結」を表しているとすれば、こっちの方は3つの願いで「起承結」を表していると思います。転の部分は、願いそのものではなくて、最初の二つを願ったことによって生じた展開。そして、ラストまで三つ目の願いが残されているという・・・。 さらに、すごいのは、3つの願い全てを叶えてしまったブツが、次の主に移っていくのですけど、それがまた上手くまとめてあるんですわ。 そういう意味では非常に主軸の明確なまとまった作品といえます。「スクリーム」とか「ラストサマー」なんかに比べて、セックス&バイオレンスの度合いが低いってのも今回は良かったと思う。良質のB級映画ってトコですかね。ホラーが怖くて観られないという人も、これなら大丈夫だと思う。心臓に悪い感じのホラーではないです。観終わった後に「ほ〜」って印象も残るし。結構楽しんで見ましたよ、ワシは♪
というわけで、夏の夜、なんとなく息抜きに観るのに適した映画ではないでしょうか?お盆休みに是非是非♪
|