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■ 同期のOくん
4月に同じ本部に異動してきた同期のOくん。 今までは、支社の第一線で活躍してきた。 今回、本社に初めての勤務となる。 私は、本社オンリーの人間であるから、 当然会う機会もほとんどなく、 同期という認識はあっても、 お互いほとんど知らないも同然の人同士であった。
ところが、同期という親しみが、彼を動かしたのだろう。 異動してくるなり、私のところへ来て、こう言った。 「・・・同期だよね?」 ちょっとびっくりしながら、応対する。 「え? えぇ・・・ハイ」 「同期の××さんだよね!! いや〜、久しぶり! 同期会以来だねぇ!! 今度同じ部になったんだ〜 よろしくネ!」 パッと花が咲いたように、ニコニコする彼。 あのぅ・・・でも・・・微笑に水挿すようで悪いんですけどぉ・・・ 「××さんって、今事務センター勤務ですよ?」 「え゛ぇ゛?! でも、俺と君って同期・・・だよね・・・?」 「同期ですよ(笑)」 あてずっぽうに、覚えている同期の名前の1つを言ったらしいのだ。
さて、こんないい加減な彼は、 第一線で活躍してきたので、PCというものは、あまり得意でない。 『できるPowerPoint2000』 などという本を買ってきては、真剣に悩む日々が続いている。 そんなある日、彼が私の肩を叩いた。 「教えて欲しいんだけど・・・」 「ハイ?」 「PCがおかしくなっちゃったんだ!!」 半分泣きべそである。 さては、あてずっぽうにいじって、フリーズさせたなぁ? 私は、ハイハイと彼のデスクのPCを覗いてみた。 すると、画面は正常、動作も全く問題なさそうなのである。 「??? どこがおかしいんでしょう?」 「ここに、ここにさ! あったMyDocumentが、なくなっちゃったんだ!!」 指差すのは、通常画面。 「WordやExcelはあるのにっっ!」 誰かが以前そこに、彼のために、 よく使うアプリケーションなどのショートカットを 置いておいてくれたらしいのだ。 何かの拍子にそれを消してしまったのだろう。 これでも彼は、今年管理職に昇進した男だったりする・・・
ついこの間の飲みの席で、もう少し会話する機会があったので 突っ込んでみた。 「他の女の子の同期とは、もう会話されたんですか?」 「ううん。 だって、俺、これでも人見知りなんだよぉ(照)」 人見知りが、あてずっぽうに名前を言うのか・・・ 「でも、△△さんなんて、同じフロアなのに、 まだ一度も会話されてないんですか?! 彼女、傷ついちゃってますよ、きっと!」 「えぇっ!? そっかなぁ・・・(汗) でも、なんかよく知らないし、なんだか彼女怖いんだもん・・・」 180cm以上もあるガッチリした男に怖いなんて言われたと聞いたら、 彼女激怒するだろうなぁ(笑) その日は、とりあえず、 以前私の名前を間違えたということに対する罰として 大ジョッキの生を何杯も一気飲みさせた(笑) 「俺もやるから、××さんもやってよ?」 ぐびぐびやる彼に、うんうんと頷いてみせるだけの私。 そうして、ぐてんぐてんになるまで、飲ませ続けた。 (注:よいこは真似してはイケマセン!) ちなみに、ベベレケになって 「だってぇー 名前ー 名前ぇぇ」 とか言っている同期を置いて、さっさと帰ったのは、 言うまでもないことである。
あー、面白いネタが増えたな!(笑)
2002年07月25日(木)
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