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re-invention



 嵐への質問

「質問力UP」の授業を学年全クラスで行う。
質問する力は,これからも様々な場面で使え,
学びを豊かなものにしていく。
要点をまとめ,見事に板書していく方がいる。
こういう力を共有化したいもの。

ベースは斎藤孝氏の著書から。
具体的で深い質問という観点はわかりやすい。
以前の学年で行ったときには
ウルトラマンへの質問での例に感心したのだが,
もうウルトラマンではないだろうということで,
今一番人気のある「嵐」への質問で
例を考えた方がいて,思わず納得。

            具体的
              ↑
 「新曲名は?」   「人気が出るため努力してることは?」
浅い←                            →深い
 「どんな人が好き?」 「あなたの人生にとって歌とは?」
              ↓
            抽象的


聴く姿勢がいいのは,何ともありがたい。
全ての活動はここから始まるのだから。
この雰囲気を大事にしていきたい。




授業は2種類。
正負の数の3項以上の乗法。 

例の説明をして,あとは4人組での演習にゆだねる。
もう一つは,計算の工夫と累乗

説明しだすと,いろいろなことがあり,
気がつくと大半を説明に費やす。

説明を聞きとれないのを前提にこれまで進めているだけに,
これだけ説明すると,おそらくは入らない。
それが,本当にいいのかどうか。

昨夜の土屋さんの授業に比べると,
形だけの授業なのかもしれない。
とはいえ,生徒の反応は抜群にいい。


今の彼らを鍛えるには,まずはここから。

2007年05月14日(月) 拡散する授業
2006年05月14日(日) 道の険しさ
2005年05月14日(土) 生徒の思いをまだ拾い上げていない
2004年05月14日(金) 松下教育財団の贈呈式


2010年05月14日(金)
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