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re-invention



 3点から等距離にある点

クリスマスも弁当持ちで授業。
それでも,授業を楽しめるのだから有り難い。

音声カードの後,
昨年のGC活用研究会で取り上げられた
「3点から等距離にある点」

前回と同じく,どの辺りにあるかの予想から。
前回のイメージを引きずっている生徒を修正し,
Voyageを分け,求める点を探させる。
ただ探すのではなく,
・どんな点?(作図するなら?)
・なぜそうなるのか?
を考えさせながらの操作。


前回の結果からか,
三角形の外部にもないかと
点を外にまで動かし
探す生徒も当然いる。
もちろんこれを
後で使うことに。


大体の位置が見えたところで,作図へ。
「垂直二等分線だ」という声が出て,すんなりと。

スタンドアップで
全員の作図ができたら
なぜ等距離なのかを考え始め,
ここもスタンドアップで
全員が理解することを目指す。



問題はここから。
新しいファイルを開いて,三角形の頂点を動かしていく。
等距離の点が三角形の
・内部・辺上・外部になるのは・・・
という観点で,Voyageを操作して発見させる。









頂点を真ん中にしたがる生徒は多い。
辺上になるのは,
頂点が直角の時という見方だけでなく,
平行線になる場合という見方をする生徒もいる。
動かす頂点と外心を対角線とする四角形で見ると,
長方形になる場合だということも見えてくる。
「なくなっちゃうときがある」
という声も上がるが,
こちらが見に行くと急いで隠そうとする。
遊んでいると思われるのを恐れているのかな。
「もっとやると上から降りてくる」
という言葉も時間があれば取り上げたい話。



もう1クラスは,内心・傍心の授業。



放課後は,部活を見たいところだが,
テキスト未提出の生徒を残して見る。
比例・反比例が,わかっていない生徒が多い。
音声カードで鍛えてあるので概略はわかっているが,
本質はかなりあやふや。

小さな積み重ねを生み出す時間が,本当は必要。
あまりに誘惑の多いこの時代。
学習習慣を作るための手だてを,明確に打ち出さなければ。



2006年12月25日(月) 統合的な理解を目指そう
2005年12月25日(日) 恵みの中で
2004年12月25日(土) GC活用研究会in小牧
2003年12月25日(木) 思いを形にする難しさ


2007年12月25日(火)
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