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re-invention



 一瞬の業

文化の日。早朝から学校へ。
大会前のアップで男子は最終的にメンバーを決める。
試合に出るか出ないかで、実は大きな差が出るだけに,
何度やっても迷いがあるもの。

予選リーグは、男女とも順当に勝ち抜く。
心配した男子は、難敵を何とか下す。
女子は、自分の攻めから相手を出させ、
その出鼻をたたくヒントを出す。
なかなかいい感じ。
以前やっていたスポンジキック面のようなものを
再度取り入れたい。

勝って当たり前と思う気持ちがあったのか、
男子は先鋒、次鋒、中堅と一気に寄り切られ、
決勝トーナメント一回戦で敗退。
勝負は一瞬の業とはいえ、
この敗退はなんとも悔しい。
練習試合できちんとたたいておくことの重要性も感じる。

女子は準決勝まで難なく勝ち上がる。
決勝は市内ではいつも対戦するS中。
大事なところで勝ちきれない。
以前は決まっていた下がりから反転しての技は、
きちんと研究され決め手にならない。
一本取った後も攻めの剣道を貫かせるのなら、
もっと徹底した指導が必要と改めて感じる瞬間。
大事なところで跳ね返す強さが足りず中堅で土俵際へ。
副将に置いたポイントゲッターが取り返されて引き分け。
大将も攻めあぐねる。
ラスト数秒のところで、思い切りの面と相小手面で二本勝ちし
勝負は代表戦へ。
ここでも、まだまだ間合いのないところから小手技が続く。
最後は、攻めからの思い切りの面で勝負を決める。
ほとんど相手の手に渡っていた勝利を
最後の最後で取り返す。
逃げずに向かってきたS中の見事さ。
こういうチームがいることのありがたさ。

面については、この面をさらに磨けば面白くなるはず。
長年の課題に、答えが出せた感じ。
あとは小手技か。

帰りに体育館前に荷物を忘れた生徒がいて,
帰宅が遅くなる。
全日本選手権を見逃したのは何とも残念。


2006年11月03日(金) 新人戦市大会
2005年11月03日(木) 仕事の休日
2004年11月03日(水) もの(事象)を見る眼が変わる


2007年11月03日(土)
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