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re-invention



 常に新しい形での負荷を

さすがに疲れが残る月曜日。
気持ちは部活モードでも,それだけではいられない今,
どうやって時間を生み出すのか。
余分な時間をそぎ落とすしかない。

朝の教室への黒板メッセージは,
いよいよ明日に迫った選挙のことが多くなる。

授業は連立方程式の終盤,割合の問題。

何に対しての割合なのか。
割合こそは1当たりの量なのだが,案外難しい。
これまで,ここを意識して
伏線を張ってこなかったことが見えてくる。

また,ここへ来て振り返りカードが今一な感じに。
同じパターンを繰り返すことでできることは増える。
しかし,それによって失われるものもある。
学びのなかで,どう本気にさせるのか。
繰り返すと本気になろうとしないのは,人間の進化への鍵か。
『 同じトレーニングをしていては
 「筋肉はずるい」から、この負荷でいいんだと怠けてしまう。
 だから、いつも常に新しい形での負荷を
 身体に与え続けなければならない。 』

という清水宏保氏の言葉が思い出される。

茂木さんも書かれていたが,
「肉体の限界よりも精神の限界の方が先に来て、
 そのリミッターを外すことが重要」
という清水さんの命題は、スポーツに限らず
いろいろな分野について言えることなのではないか。

という思いを,授業や部活指導にも本気で取り入れたい。
同じようなことを,絶えず変化させていくことの大切さ。
でも,それ以上に生徒自身がその思いになるかどうか。


進んでいるクラスでは章のまとめの問題。
一当たり量の問題ばかりをやってきたけれど,
それ以外のかなり単純な問題ができない。
ワンパターンを繰り返すと,人は考えなくなる。
難しいものだ。

放課後,明日の立ち会い演説会に向けて,
生徒の原稿に目を通す。
ビジョンを描くことの難しさ。
作り物ではなく,
その生徒ならではの良さが見えるようにアドバイス。
あとはその生徒の力量。
自分は中学時代,どうやってスピーチを磨いたのだろうか。
経験がモノを言う。
良いものを見せる機会が,今どれだけあるのか。

学年部会では,主任の奮闘ぶりがよくわかる。
逆に言えば,自分がきちんと働いていないということ。
他をサポートする仕事が,自分は苦手なのだろう。
それも学ばないと,大きなことはできない。

疲れと暑さで,仕事に力が入らない。
帰宅時刻が早まる。

2006年07月02日(日) 我慢と思い切りの勝負
2005年07月02日(土) 勝者も敗者も
2004年07月02日(金) 大事なことは何だろう


2007年07月02日(月)
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