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re-invention



 精一杯生きる強さ

早朝から学校へ。
毎週のことになると,
早いという感覚が薄れてきたのはいいことなのかどうなのか。

昨年の3年女子の体力気力にも驚いたが,
今年の生徒達も凄い。
修学旅行翌日なのに,
1名を除いて全員6:30集合完了は脱帽もの。
今日の課題を改めて確認。
体は疲れていても頭は覚醒しているこの感覚は,
おそらく県大会二日目と同じなのではないか。
ここでの集中力,支える力がどこまで発揮できるかどうか。
やるからにはベストを尽くす。

アップの練習をきちんと定めたい。
面打ちでは我慢の打ちを指示。
残り30分は,面に対する技と小手に対する技,
鍔迫り合いからの技。
さすがに修学旅行明けで3年生はいつもと違うが,
それでも気力できちんとした形に持ち込むのは立派。

車で会場へ。
夏までに対戦しておきたかった西部のチームが来ていて,
うれしい限り。
立ち上がりはなんとも不完全燃焼。応援もまだまだ。
男子チームはまだ,オーダーがぐらぐら。
どう組んでも力を出せる印象に欠ける。
思い切ったオーダーの可能性をキーとなる生徒に指示するも,
それに応えられる試合運びはできず迷いのまま。
女子はまだすっきり感がない様子か。
慢心させることなく,正しく伸ばす指導ができるかどうかは
指導者としても勝負所か。
男子は2年生の勢いに賭けると,これが見事にはまる。
チームのムードを一気に変える試合運びで,
前回大会で大接戦だった学校との対戦も,
勢いで圧勝。
細かいつなぎに甘さは残すものの,真っ向勝負できるのは魅力。
レギュラー争いが俄然面白くなる。
他校を含めた靴の整頓を1年生に指示。
全国の頂点を極めた学校に一歩近づいたような気持ち。
日常の中に,こんな姿勢を持てる生徒を育てたい。

帰りの学校では,いつも以上に熱く語る。
生徒からおみやげに京扇子をもらう。
まだまだ波風は残る感じだが,
この生徒達がどこまで成長するのか,見守れる幸せ。

帰宅して,残りの振り返りカードにチェック。
わずかなスペースながら,
1人1人の学びが凝縮されていて良い感じに。
他と比べる必要はないけれど,
「日本で一番良い数学授業を目指したい」という言葉も,
本気で言えるように思えてきた。
頼んでおいた他社の教科書を取りに本屋へ。
限りのある人生,精一杯生きてみたい。

2006年06月02日(金) 嬉しい驚き−マイナスのグラフ!
2005年06月02日(木) スペシュウム光線VSアイーン
2004年06月02日(水) 久しぶりの授業


2007年06月02日(土)
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