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re-invention



 スタンドアップを再認識

疲れはあるが,気持ちは前向き。
早めに登校し,黒板にメッセージ。
「絆」の掲示物も予定通り進んでいるのがうれしい。
早く生徒たちに会いたいもの。

久しぶりの朝の練習は,風邪で欠席者が出るのは気がかり。
それでも,気持ちを入れた素振り中心の練習を。

山積みされているプリントや振り返りカードを少し整頓。
ビデオによるテストの解説も,だいたい理解できた模様。

授業は,自分のクラスから。
早速,席をコの字形にして音声カードを。
2年前のクラスまでは
必ず行っていた座席配置。
ただし,
「これだと私語が多くて困る」
と不評で,授業によっては
前向きにさせられていた。
今のクラスも,そういう意味では心配なクラス。
特別支援教育の考え方からすると,
特に気がそれてしまう何人かの生徒にとっては,
良い環境とは言えないのかも。
それで,今年は両サイドを斜めにして対応してきたが,
あえて,この時期だから挑戦していこうと思う。








特別編成の4人班での学び合い。
初めてなこともあって,ちょっとぎこちないが,
まあ,こういうことを楽しんでしまうクラスだからOKか。
コの字形ではプロジェクターは当然センターに。
しかし,4人班にするとそれも邪魔になる。


ラクダの問題の解決編。
思わぬ生徒が,前で発表。
稚拙ながら,なんとかつなぐ。
賞揚したり,切り返しをするタイミングが,
まだまだへたな自分。



そして,やっぱりスタンドアップに持ち込むことに。








別のことをやってみると,スタンドアップの価値が見えてくる。
4人グループでの学び合いは,立場が鮮明でない。
共に「考える」学びの共同体を生むために,
同じ土俵に乗せようと教師は考える。
スタンドアップは,解った・解らないの立場が鮮明。
だから,教え合いになる。学び合いとはちょっと違う。
生徒の個人差を利用し,解っている生徒は伝えたいと思い,
解らない生徒は,知りたいと思う二つの思いを利用しているから,
水が高いところから低いところに流れるように
自然と教え合いが生まれる。
共に「考える」よりも,「理解する」が主。
解る授業ではあっても,
考える力を育てていない授業なのかもしれない。
でも,スタンドアップの自由度を味わってしまうと,
元には戻れない感じがする。
今しばらくは,スタンドアップの中でのルールをさらに高めて,
自分なりの学びの共同体を作っていこうと思う。

いつもは盛り上がらない感じのクラスでも,
今日は「そうか,わかった!」の一言で一気に盛り上がる。








思いがけない別な生徒が,前で説明し出すのも,
スタンドアップならではの面白さ。








「解った!」「そうか!」の言葉が
あちらこちらで飛び交い,
生徒のテンションは高い。

自分には,
その方が自然な気がするのだけれど。


昼休みは,新入生を迎えて体育館で学年合唱。
なかなかやるじゃないか。
「心の瞳」も「時の旅人」も,心を込めて声量もまずまず。
彼らが3年になったときの合唱が楽しみ。

そのまま参観授業もラクダと川の問題。

バラバラと6クラスに分かれてくる6年生を迎え,
細切れながら何とか参加させてみる。
面白いなあと思ったのは,
小学生は,点Pの位置が変わっても,
PA+PBが変わらないと思う生徒が多いこと。
一方が増えるともう一方が減るとそう思うのかな?

まだまだ平面図形で扱いたい話題があるが,
残念ながら時間がない。空間図形に入らなくては。

お願いしておいた外部との連絡から,急展開。
ピンチをたちまちチャンスに変える校長の機動力。
ただただ脱帽という他はない。
放課後はたまった仕事をいくつかやっていると,
いつのまにか職員室は一人に。
それでも,終わらないものばかり。


2006年02月23日(木) 逆の立場になると
2005年02月23日(水) 誰が主役の授業か
2004年02月23日(月) 学びの楽しさを醸し出す


2007年02月23日(金)
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