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2003年02月18日(火) 中年になって感じること

30代も後半になると、世の中のことがいろいろわかってくる。

会社でも自分の将来がどのあたりかもわかってくるし(お先真っ暗)、そもそも仕事そのものの馬鹿馬鹿しさがわかってくる。

若いころはそれこそ仕事至上主義でがむしゃらに走って行けたが、もうこの年になると、ばかばかしくてやってられない。40代でもまだ、会社を信じて目を輝かせている人もたくさんいるが、そういう人は傍目に見ると非常に幼稚で煩わしい。

腕をぶんぶん横に振って歩いているような感じで邪魔でしょうがない。邪魔だから張り倒したくなるかんじである。

今はある意味幸せなのかもしれないが、そういう人たちは定年を迎えた時に大変なことになるのだろう。会社というステージでしか能力を発揮していないから、いざ地域社会に出ようとしても誰も相手にしてくれない。

地域で必要なことはマーケティングとかSCMとか電子商取引なんかとは全く関係なく、余興ができるかとか、マイクの調節ができるかとか、ロープを結べるかとかそういうことなのだ。

ちょっとした自治会の会合に出ても、昔から付き合いがないとなかなか参加できないはず。若いころから地域社会にとけこんでいろんなところに顔を出しておいた方がいい。会社での成功は人生の中ではどれほどのものでもない。

重要なことは、いかに家庭を大切にし、地域を大切にし、子供達をいかに立派な日本人にするかどうかということなのだ。


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