コラム?
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光 ひかりとあそびたい わらったりないたり つきとばしあったりしてあそびたい ーーー 涙 つまらないからあかるい陽のなかにたってなみだをながしていた ーーー 草にすわる わたしのまちがいだった わたしのまちがいだった こうして草にすわれば それがわかる
ーーー ぽくぽくひとりでついていた ぽくぽくひとりでついていた わたしのまりを ひょいと あなたになげたくなるように ひょいとあなたがかえしてくれるように そんなふうになんでもいったらいいなあ
この本の最後の一編の詩のむすびのことば。 ーーー (前略) ほんとうに自分の心に いつも大きな花をもっていたいものだ その花は他人を憎まなければ蝕まれはしない 他人を憎めば自ずとそこだけ腐れていく この花をいだいて皆ねむりにつこう
基督教の洗礼を受けている重吉の思いが詰まった詩集でした。
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