doo-bop days
ブーツィラの音楽雑記



 萱森直子さんの瞽女唄CD-R発売

瞽女唄(ごぜうた)伝承者の萱森直子さんのCD-Rが、7/9(水)からご自身のHPで販売されている。

師匠である長岡瞽女の小林ハルさん(1900-2005)と高田瞽女の杉本シズさん(1916-2000)から伝承された瞽女唄を、萱森直子さんが三味線弾き語りで歌った瞽女唄集で、今回は『越後瞽女唄 NO.1』『同 NO.2』『同 NO.3』の3枚のCD-Rが同時発売。『同 NO.4』『同 NO.5』の販売も、年末をめどに準備中という。小林ハルさんのエピソードや瞽女唄の即興性、寒声(かんごえ)による稽古なども綴られた、萱森直子さんの実体験に基づく独自の解説付き。
一方、「萱森直子の瞽女唄をきく会」が、9/21(日)に東京のNHK青山荘で催される(昼の部:14時〜 / 夜の部:17時〜)。詳しくは萱森直子さんのHPにて。
ネットで聴けるラジオ番組「最後のごぜ 小林ハルさんを偲ぶ」(萱森直子さん出演, 約30分, NHKラジオ第2『視覚障害者のみなさんへ』)

3枚組CD『アイヌ・北方民族の芸能』が、8/20に日本伝統文化振興財団から発売される予定。7/17に『Amazon.co.jp』からのメールで知った。
詳細は不明ながら、1953年から1976年に録音されたアイヌ民族の音源を中心に、ニヴフウィルタの音源も一部収録される模様。トラック・リストはこちらなど。値段は9,000円(!)。
ところで、「アイヌ歌謡を後世に」の関連記事(「よみがえるアイヌ民謡 50年前の録音テープ24本 帯広の斉藤さん市に寄贈」『北海道新聞』2006年7月5日)によると、「帯広市は来年度にもテープをCD化する考え」とのこと。この一文を読んでから早2年。ぜひとも入手したく、時々チェックしてきたものの、未だにCDの発売情報はなし。

ルー・リードが2006年12月にNYブルックリンで行った『Berlin』再現ライヴのドキュメンタリー映画『Lou Reed's Berlin』(Julian Schnabel監督作品)が、9/27(土)から渋谷のCine Quintoで上映される。
『Berlin』(1973年)は、ルーの全アルバムの中でも特に思い入れのある作品なだけに、観に行くつもり。
ルー・リード、ミュンヘンで『ベルリン』35周年記念コンサート(『AFPBB News』7/5)

2008年07月22日(火)
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