TOM's Diary
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2004年05月28日(金) 電柱広告

1902年の今日、電柱広告が許可されたそうだ。
100年以上も前のことである。
電柱広告にも100年もの歴史があったと思うと感慨である。

1902年と言えば、明治35年。
八甲田山で雪中行軍中の軍隊が遭難し、早稲田大学の開校式が行われ、
北海道では日本の最低気温−41度を記録した年でもある。
昨日書いた、日本海海戦時の旗艦、戦艦三笠が竣工したのもこの年である。

当時の電柱広告はどのようなものだったのだろう。
なにしろ100年以上前のこと、現在の感覚で見ると奇抜で面白いものが
たくさん有ったに違いない。思い浮かぶのは「ハイカラさんが通る」の
世界だ。和洋折衷の洒落の利いた電柱広告を容易に思い浮かべることが
できる。

もちろん、現代も面白い電柱広告はたくさんあるようで、ぐぐってみると
いろいろなものが紹介されている。

ところで、最近は街の景観を大事にするために電柱を無くし地下ケーブルに
する動きがある。写真を撮るにはありがたい。特に高圧線は、良い景色を
見つけたと思うと必ずと言っていいほど高圧線がある。まるで良い景色には
高圧線がセットになっているかのようだ。

だが、電柱広告に100年もの歴史があると知ってしまうと、電柱を無くす
のもどうかと思ってしまう。


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