TOM's Diary
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昨日帰りにホンダのディーラーの前を通ったところ、 新型のミニバンが展示されていた。 フロントエンド、サイドのほとんどの部分、リアエンドが 紅白の幕で覆われていて、そのシルエットも判りにくい状態 であったが、雑誌等でみかけるエリシオンそのものだった。
すでに自動車雑誌には詳細の写真なども載せられており、いまさら 隠すこともないのでないかと思うが、やはり販売店としてはそう せざるを得ないのだろう。
さて、このミニバン、アルファードやエルグランドの対抗馬として 開発され、雑誌等でもそのように謳われている。
確かにサイズ的には、ほぼ同クラスになると思われるが、雑誌等で 見るこのクルマのデザインはアルファードやエルグランドの対抗馬 とは思えない。 特にインテリアデザインはアルファードやエルグランドを買おうと 思うようなユーザーには、あまり受け入れられない感じがする。 逆に言うと、このクラスのミニバンが欲しかったが、アルファードや エルグランドのインテリアを好きになれなかったようなユーザーには 非常に受け入れやすいのではないかと思われる。
さすがに後発だけあって、アルファードやエルグランドを良く研究し 作られているなぁと言う印象は受ける。開発する側も多少は意識を しているのだろうが、メインターゲットは明らかにアルファードや エルグランドとは違う層をターゲットにしているようだ。
うまいところを付いていると思われる。 いわゆるニッチだ。 私の目から見ると(ホンダ嫌いと言う主観的な立場を忘れて出来るだけ 客観的に見たとしても)、後発にしては、あまり出来のよいクルマとは 思えないが、市場のニーズを良く研究しており案外売れそうな気がする クルマである。ホンダらしい。
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