今朝家の周りを歩いていると、ご近所の梅の花がほとんど終わりに近づいているのに気がついた。冬の寒さの中、春の足音を知らせる早春の梅花は清らかさではおそらく他の追随を許さないでしょう。 昨年の年末、家族旅行で訪れた金沢の兼六公園でわずかに蕾を開いた梅花のかすかな甘い香りを思い出します。 思い出といえば、かなり昔、太宰府天満宮に旅行した折の、菅原道真公の飛梅伝説のご神木「飛梅」を思い出しました。 “東風吹かば においおこせよ梅の花 あるじなしとて春なわすれそ”権力の絶頂にあった道真公が太宰府へ流されるとき、愛された京の紅梅殿の梅に詠まれた有名な歌です。 北海道に生まれ、小さい頃から、冬になると雪に閉じこめられた家の中で、家族や友人たちが集まって楽しんだ、百人一首の中にある馴染み深い歌のひとつとして親しんだ歌の主と、時空を越えて出会った驚きの時でした。 ちなみに、ご神木である梅の木は京の紅梅殿から道真公を慕って飛んできたとされています。 春爛漫の桜の季節がもうすぐですね。
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