子育て情報交換
sunclinicの日記

2004年02月12日(木) 性質?それとも癖?

今日受診された方と性質と癖の違いについて話し合いました。
子どもが欲しいのですが妊娠せず、不妊ではないかと来られました。月経はくるが不順だという。結婚数年になるその方は、引っ込み思案の上なにごとも気になる性質なので、子どもができないでいることへの周囲の視線や言葉のプレッシャーがきつく、だんだん耐えられなくなっていると訴えました。“気になる性質と言われましたが、誰かがそういいましたか?”と私。
“いいえ、親がいろいろなことを気にする性質なので遺伝だと思っています。”と彼女。
“感性が敏感なのは性質かもしれませんが、感じたことを気にして、自分の殻に籠もりがちになるのは性質ではなく、あなたの癖です。”
“よくわかりませんが・・・?”
“誰でも自分を守ろうとするのは人間共通の本能です。そのための行動は人それぞれで、その行動の積み重ねが行動のパターンを決め、反射的にする行為が癖です。”
性質は胎児期に自分でつくるといわれ、ほとんど変えることができません。しかし、行動パターンは気づきやその他の努力でいくらでも変わります。どんな性質でも2面性を持っています。最初から自分の性質が好きだと思っている人はほとんどいません。親などが子供を戒めるとき、大体その性質を指摘し、注意を促すからです。嫌いにとらわれると、その部分に触れられると過剰に反応してしまいます。反面から見ると、とてもいい性質なので、これでいいと気づくところから行動は変わります。だから行動は癖なのです。
“なるほど”と彼女は少し納得したようですが・・・。


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