井口健二のOn the Production
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2013年12月29日(日) 未体験ゾーンの映画たち2014、スティーラーズ、僕は友達が少ない、猫侍、ハロー!純一+BEST10

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※このページでは、試写で見せてもらった映画の中から、※
※僕が気に入った作品のみを紹介しています。なお、文中※
※物語に関る部分は伏せ字にしておきますので、読まれる※
※方は左クリックドラッグで反転してください。    ※
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「未体験ゾーンの映画たち2014」
今年度分では今年1月に『モスキートマン』と『グレイブ・
エンカウンターズ2』を紹介した映画シリーズの2014年版。
年明けに東京はヒューマントラストシネマ渋谷と大阪はシネ
・リーブル梅田にて開催されるシリーズで、今回は28作品が
上映される中から5本をサンプルDVDで鑑賞した。
『スリーデイズ・ボディ』“Contracted”
パーティで行きずりの男と関係を持った女性の身体に異変が
起き始める。人間がゾンビになるまでの変化が克明に描かれ
た作品。ゾンビブームの中で作品の着眼点は面白いが、実は
極めて真面目に描かれた作品で、逆にそこまで真面目に撮る
ものかどうかが疑問になった。

脚本・監督のエリック・イングランドは、2010年頃から同種
の作品を作り続けているようだ。1月18日から公開。
『アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ2』
              “I Spit on Your Grave 2”
2012年4月の『HELL』紹介の際にタイトルだけ記載した
『発情アニマル』からリメイクされた2011年公開作の続編。
オリジナルはジャングルで陵辱された女性のサヴァイヴァル
&復讐劇で多分リメイクも同様と思われるが、本作の舞台は
東欧。ニューヨークで拉致され、雪の舞う東欧の街で監禁、
陵辱された女性が、壮絶な復讐劇を展開する。
ご都合主義な部分も多くていやはやの内容だが、東欧の街の
風景も珍しく、エンターテインメントとしては楽しめた。

監督はリメイク作も手掛けたスティーヴン・M・モンロー。
主演は昨年『禁断領域 ドレイメン』という作品も公開され
ているジェマ・ダレンダー。1月19日から公開。
『ミッドナイトチェイス』“Taped”
離婚の危機を迎えているオランダ人の夫婦が、2人の思い出
の地チリに旅をして関係の修復を試みる。しかし思い通りに
ならないまま帰路につこうとしたとき、2人は警官が丸腰の
市民を射殺する現場を目撃、その様子をヴィデオに撮影して
しまう。こうして2人の逃亡が始まるが…
映画の制作者はチリ警察に特別の恨みでもあるかのような、
飛んでもない横暴さが描かれる。POV風の仕掛けもあり、
かなり凝った構成はそれなりによく考えられていた。

脚本・監督のディエデリック・ファン・ローイェンはテレビ
シリーズも多く手掛けるベテランのようだ。主演のバリー・
アツマとスーザン・ヴィセールにもテレビの作品歴が多かっ
た。1月25日から公開。
『母なる復讐』“돈 크라이 마미”
離婚して母子家庭となった一家の1人娘が転校先の高校で同
級生から集団暴行される。そして母親は裁判所に訴えるが、
少年法に守られた犯人たちは微罪に終ってしまう。そんな虚
しさを抱える母親は、娘の携帯に送られてきた暴行現場を撮
影した映像を発見し…
法の下での不平等はどこの国にもあるようで、そんな社会性
も訴えた作品。正直には、このシリーズで上映して良いのか
とも考えてしまうほどの問題作だった。

出演は2010年10月紹介『黒く濁る村』などのユソン、2012年
5月紹介『サニー 永遠の仲間たち』などのナム・ボラ。さ
らに元U-KISSのドンホ、2002年3月紹介『友へ チング』な
どのユ・オソンらが脇を固めている。1月26日から公開。
『スキンウォーカー・プロジェクト』“Skinwalker Ranch”
ユタ州の牧場を舞台に、10歳の少年の失踪事件を発端とする
超常現象の謎を解明しようとする研究者たちの様子を描く。
その間には研究者間や家族との不和なども描かれる典型的な
POV作品。ただし超常現象は突然画面を横切る少年の姿や
ポルターガイスト現象などがてんこ盛りで、それぞれは楽し
めた。そして結末は…、スクリーンで観たらそれなりの迫力
かな。

出演は、2012年10月紹介『96時間リベンジ』に出ていたと
いうジョン・グライスと、テレビの出演が多いカイル・デイ
ヴィス、本作の監督でもあるデヴィン・マッギン。因にデイ
ヴィスとマッギンは、先に“The Last Lovecraft: Relic of
Cthulhu”という作品でも共演しているようだ。2月15日か
ら公開。
なお「未体験ゾーンの映画たち2014」は3月まで開催さ
れ、この他にも数多くの作品の上映が予定されている。

『スティーラーズ』“Pawn Shop Chronicles”
今年11月30日に自動車事故で他界したハリウッド俳優ポール
・ウォーカーが自らプロデューサーも務めて主演したかなり
飛んだところもあるコメディ作品。
物語は、pawnshop=質屋を中心にそれぞれ‘The Shotgun’
‘The Ring’‘The Medallion’というサブタイトルの付け
られた3つのエピソードが、相互に微妙な絡み合いを見せな
がら描かれる。
それは、これから強盗を働こうというのにショットガンを質
入れしてしまった男の話や、6年前に行方不明になった妻に
贈った結婚指輪を通り掛りの質屋で見つけた男の話。それに
プレスリーの扮装でドサ回りをしている男が名入りのメダル
を質入れする話など、かなり微妙な話が綴られる。
しかもそれぞれのエピソードには違法薬物の売人や猟奇拉致
犯など、とてもじゃないけど真っ当ではない連中が絡んで、
正しくぶっ飛んだ感じの物語が展開されて行く。それに物語
の時間軸もあやふやで、まあ何と言うかシュールな作品が描
かれているものだ。

共演は、マット・ディロン、ブレンダン・フレイザー、ヴィ
ンセント・ドノフリオ、トーマス・ジェーン、イライジャ・
ウッド。かなり渋い顔ぶれが並んでいるが、中でウッド出演
のエピソードが‘The Ring’なのは洒落のつもりなのかな。
脚本は、2011年10月紹介『ウォーキング・デッド』のレギュ
ラー出演俳優でもあるアダム・ミナロヴィッチ。監督はポー
ル・ウォーカーが主演した2008年8月紹介『ワイルド・バレ
ット』などのウェイン・クライマーが担当している。
日本での鑑賞制限はR15+、アメリカでもRレイトの作品で、
日本の場合は理由は発表されないが、アメリカでの理由には
暴力、性的要素、裸体の映像、悪質な用語の頻出、薬物使用
となっており、制限要素のてんこ盛りという感じのものだ。
ただしそれは、大人の目で見ると際どくはあっても納得でき
る範囲で描写されているもので、観ていて不愉快になるもの
ではなかった。まあ上品な作品とは言えないが、映画として
は許容できるし、エンターテインメントとして楽しめる作品
だったと言える。

公開は1月18日から、東京はシネマート六本木、大阪はシネ
マート心斎橋他にて、全国順次ロードショウとなる。
なお本作は、アメリカでは限定公開のみで一般には未公開と
なっている。従って日本が先行公開とされているものだが、
一部に見られるポール・ウォーカーの死去で緊急公開という
紹介は誤りで、公開日は事故以前に発表されていた。
今後にアメリカでの公開が行われるときは、正にそうなって
しまいそうだが…。因にウォーカーの遺作では、もう1本の
“Brick Mansions”という作品が完成済みとのこと。ただし
“Fast & Furious 7”の去就は不明のようだ。


『僕は友達が少ない』
シリーズ累計発行部数が622万部と言われ、すでにアニメ、
コミックス、ドラマCD、ゲーム、WEBラジオなどにも展開
されている平坂読原作ライトノヴェルの実写映画化。
主人公は、父親は日本人、母親がイギリス人で、自毛が金髪
という高校生男子。その金髪故に常に苛めの対象で転校を繰
り返している。そんな主人公が新たな学校にやってくるとこ
ろから物語は始まる。
ところが彼が教室に忘れたケータイを取りに戻った時、彼は
教室にいた女子が誰もいない方に向ってしきりと話し掛けて
いるのを目撃してしまう。そして彼女に向って自分もいつも
友達がいなかったと心情を吐露した主人公だったが…
その女子は隣人部なる部活を発足。主人公を勝手に第1号部
員にしてしまう。そんな隣人部には、いつも男子にチヤホヤ
されているが友達はいないというお嬢様や、メイド服の似合
う美少年、天才発明家の女子などが集まり始める。
そして発明家の女子が部室に持ち込んだ装置が、飛んでもな
い騒動を引き起こす。そんな中で、「友達とは何か」という
青春の究極の命題が問われて行く。

出演は、2011年1月紹介『ランウェイ☆ビート』などの瀬戸
康史、今年9月紹介『ケンとメリー』などの北乃きい。共演
は、5月紹介『ジェリーフィッシュ』などの大谷澪、2012年
『ジョーカーゲーム』などの高月彩良、2011年「ミスマガジ
ン」コンテストでセミファイナリストの神定まお。
さらにCM「第11代早稲田塾ガール」の久保田紗友、2008年
3月紹介『僕の彼女はサイボーグ』に出ていたという子役の
山田萌々香。他に、栗原類、渡辺大、石原良純らが脇を固め
ている。
映画の物語は、平坂読が新たに書き下ろした原案に基づくも
ので、脚本と監督は、今年3月紹介『監禁探偵』などの及川
拓郎が担当。因に監督は、原作ライトノヴェルの愛読者なの
だそうだ。
タイトルを見て、青春のウジウジした話だと嫌だなと思いな
がら観に行ったが、北乃演じる女子生徒がいきなり、いるか
いないか判らないイマジナリー・フレンドを、「エア友達」
と紹介したのに飛ばされてしまった。
そして後半の展開は、正直に言ってこれは一昔前なら小説の
セオリーではないと思うものだが、これが認められて、且つ
ベストセラーになる評価なのだから。これこそSFの拡散と
浸透なのだろう。

なお撮影には、人気アニメ「けいおん!」のモデルにもなっ
たという滋賀県豊郷町に建つ小学校のレトロな旧校舎が使用
され、物語の雰囲気を盛り上げている。また撮影は地元彦根
市の商店街などの全面協力で行われたようだ。
公開は、2月1日からのロードショウが予定されている。

『猫侍』
全国のローカル局やBSフジなどで放送されている北村一輝
主演ドラマの映画版。
時は幕末。かつては百人斬りと言われて恐れられたものの、
今では長屋暮らしの貧乏浪人という主人公の許に暗殺の依頼
が舞い込む。そのターゲットは、依頼者に敵対する組の親分
…ではなくてその飼い猫。
実はその時代は社会が猫派と犬派に2分され、折しも奉行は
猫派。その愛猫と親分の猫の縁談が進められ、もしそれが成
立すると勢力図が一気に猫派の組に傾く可能性があった。そ
こでその猫の暗殺が依頼されたのだ。
その依頼に最初は渋ったものの、背に腹は変えられず金のた
め引き受けた主人公は親分の屋敷に潜入。用心棒に守られた
猫の部屋にも到達して、いざ猫に一撃を加えんとする。とこ
ろがそれはあまりにも愛らしい牝猫で…。
物語はドラマ版とは少し違うようだが、主人公が猫侍になる
までを事の発端から説き直し、映画だけの観客にも判り易く
描かれている。

出演は、ドラマ版と同じく主人公を北村一輝、彼が故郷に残
した妻子を横山めぐみと岩田月花が演じる他、猫の玉乃丞も
同じ白猫が演じているようだ。
そして映画版には、蓮佛美沙子、浅利陽介、戸次重幸、洞口
依子、温水洋一、津田寛治、斉藤洋介、小野寺昭、寺脇康文
らが登場して、それなりスケールで物語が描かれている。
脚本はドラマ版も手掛ける永森裕二、2011年8月紹介『タナ
トス』などの城定秀夫、それに本作の監督も務める今年8月
紹介『アルカナ』などの山口義高。監督は第2作ということ
になる。
また主題歌は、真心ブラザースが書き下ろしで提供している
ようだ。
制作配給のAMGエンターテインメント株式会社は、2012年
9月紹介『くろねこルーシー』なども手掛けた会社で、その
路線での新作と言えるものだ。それを日光江戸村の全面協力
を得て時代劇にしたというもの。
つまり時代劇とは言っても、舞台背景は江戸村がしっかりと
ある訳で、その中で今までと同様のシリーズが作られている
という感じかな。それは作り手たちも手馴れたものになって
いるようだ。

公開は3月1日から、東京はシネマート新宿の他、全国ロー
ドショウとなる。
なお本作の公開は3月1日からだが、実は主演の北村一輝に
はちょうどその1ヶ月前の2月1日にも『KILLERS/キラー
ズ』という主演作の公開がある。その試写は未見だが、本作
の試写の直前に『KILLERS/キラーズ』の記者会見があり、
その強烈な内容に驚かされた。
正しく1ヶ月の差で北村一輝の異なる2面が観られそうで、
それも面白いところだ。


『ハロー!純一』
2011年9月紹介『スマグラー〜おまえの未来を運べ』などの
石井克人監督が、子供たちに映画を観てもらいたいという意
図で、小学生以下は入場料0円で公開する作品。
主人公はちょっと内気な小学生の男子。ガキ大将のいる仲間
とはいつも皆のランドセルを運ばされているが、特にいじめ
という風ではなさそうだ。そして主人公は、憧れの女子から
借りた消しゴムを返せないるのが気掛かりだった。
そんな主人公たちのクラスに、教育実習生だが巻き髪にミニ
スカート、ピンヒールという出で立ちのアンナ先生がやって
くる。その先生は着任早々生徒の前で男のことを延々愚痴る
など、飛んでもない行動で生徒たちを驚かせる。
ところがある日、仲間の1人が万引きを見つかり、怒る店員
をアンナ先生が一緒に謝って収めてくれる。そして万引きの
理由が苦労しているお母さんのためと聞いた先生は、「何か
別の方法でお母さんを喜ばせたら?」と提案する。
そこで知恵を絞った仲間たちは、近所のガレージでバンドを
練習してパーティを開き、お母さんを招待して演奏をプレゼ
ントしようとを考えるが…。

出演は、アンナ先生役に2011年7月紹介『一命』などの満島
ひかり。生徒役を2010年12月紹介『まほろ駅前多田便利軒』
に出ていたという加部亜門、2009年6月紹介『のんちゃんの
り弁』などの佐々木りお、『八重の桜』に出演の大嶋康太、
劇団ひまわりの堀田耀平。
他に、森下能幸、我修院達也、池脇千鶴、津田寛治らが脇を
固めている。なお監督と脚本は、石井克人の他に石井が主宰
する役者養成ワークショップで学んだ芳岡篤史、川口花乃子
が共同て担当している。
映画の始まりに登場する子供たちの口喧嘩のシーンが、大人
の目ではかなりうるさくて参ってしまった。しかし最近試写
の間の移動で地下鉄に乗ると下校の子供たちの会話が正しく
この通りで、これはかなりリアルなものと言える。
そんなリアルさの中に、ある種の子供たちの夢かもしれない
理想の先生と、バンド演奏を成功させるという夢の実現が描
かれ、そこには苦労している母親の喜ぶ姿もあって、これは
理想的な児童映画が描かれている作品だった。
なお満島には、映画の途中で明らかに感動で声を詰まらせて
いるシーンがあって、それだけこの作品に対する思い入れも
感じられたが、さらに「アンナ先生」名義でエンディングの
主題歌まで自分で吹き込んでいる。
実は満島は、元はアイドルグループ「Folder5」の一員で、
2008年11月紹介『プライド』の記者会見では、僕がした質問
に「人前で歌うのは無理」と答えていたものだが、今回主題
歌を歌っているのも作品に対する気持ちなのだろう。

公開は2月15日から、東京は新宿バルト9他、全国のイオン
シネマ、ティ・ジョイ系列ほかの映画館で、小学生以下0円
ロードショウされる。ただし0円は大人同伴の時に限られる
ようだ。
        *         *
年の最後に、僕のベスト10を選んでおきます。
対象は、2013年に日本で公開されたSF/ファンタシー作品
で、一般映画については割愛します。
1.オブリビオン(4月30日及び5月10日紹介)
2.クラウド・アトラス(2012年12月9日紹介)
3.ブランカニエベス(11月3日紹介)
4.エリジウム(8月20日紹介)
5.サカサマのパテマ(8月30日紹介)
6.グランド・イリュージョン(10月6日紹介)
7.パシフィック・リム(7月10日紹介)
8.オーガストウォーズ(5月30日紹介)
9.ウォーム・ボディーズ(6月10日紹介)
10.メタリカ・スルー・ザ・ネヴァー(10月20日紹介)
番外 ダ・ヴィンチ・デーモン(12月1日紹介)
2013年は東京国際映画祭で鑑賞した30作品を含め、試写会で
561作品を鑑賞、その内の332作品を曲がりなりにもサイトで
紹介した。上記のベスト10は、多分その中で100本以上ある
と思われるSF/ファンタシー作品の中から選んだものだ。
第1位は、監督の『2001年宇宙の旅』への傾倒ぶりも嬉しか
ったもので、そのオマージュ的な内容も含め文句無かった。
第2位も、監督の記者会見で「トム・ハンクスの家に挨拶に
行ったら、壁に『2001年宇宙の旅』のポスターが貼ってあっ
た」などの証言があって嬉しかったものだ。
第3位は、モノクロ・サイレントの映像はそれなりのものだ
ったが、『白雪姫』を換骨奪胎した物語が気に入った。
第4位は、シド・ミードの宇宙ステーションが映像で観られ
たことに感激した。
第5位は、先に同趣のハリウッド製の実写作品もあったが、
SFとしての整合性が日本のアニメ作品の方がしっかりして
いた。
第6位は、実は飛んでもない裏が潜んでいる感じの物語で、
それを意識した字幕の翻訳も気に入った。
第7位は、怪獣や巨大ロボットなど、オタク作品の頂点とし
て長く記憶に留められる作品になりそうだ。
第8位は、悲劇性の高い実際の戦争を、こんな風にSFにし
てしまう勇気というか、心情が素晴らしく感じられた。
第9位は、他にも何本かあったゾンビ物の中で、この作品が
1番気に入ったものだ。なお、テレビシリーズの『ウォーキ
ング・デッド:シーズン3』(9月29日紹介)も相変わらず
見事だった。
第10位は、コンサートの記録作品も何本か観たが、その中で
の出色の作品だった。3D映画としても素晴らしかった。
番外は、テレビシリーズのまだシーズン1のみの鑑賞だった
が、展開の面白さやこれから先の壮大なヴィジョンが楽しみ
になる作品だった。


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井口健二