| 2013年12月08日(日) |
エンダーのゲーム、リディック/GB、仮面ティーチャー、大人ドロップ、ハンガーゲーム2、神さまがくれた娘、くもりときどきミートB |
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ ※このページでは、試写で見せてもらった映画の中から、※ ※僕が気に入った作品のみを紹介しています。なお、文中※ ※物語に関る部分は伏せ字にしておきますので、読まれる※ ※方は左クリックドラッグで反転してください。 ※ ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 『エンダーのゲーム』“Ender's Game” 1985年のヒューゴー/ネビュラW受賞を果たしたオースン・ スコット・カード原作SF小説の映画化。 物語の背景は、異星からの侵略を何とか撃退した後の地球。 世界政府は次の侵略に備えて軍備を強化しており、徴兵の対 象は幼い子供にまで及んでいる。そして主人公は、産児制限 されている中で許可されて誕生した3番目の子供。 彼の兄と姉も兵士としては優れていたようだが、その他の問 題で採用されなかった。そんな主人公に入隊の令状が届き、 彼は宇宙空間に浮かぶ訓練施設へと運ばれる。そこでは厳し い訓練や古参兵からの苛めなどが待ち受けていた。 映画の前半は過去にいくらでもある新兵もので、見るからに 後で掌を返すであろう古参兵や、掛け声を歌いながらの駆け 足など、正直に言ってその手の新兵ものを見飽きている僕に は、呆れて笑いも出てこない場面の連続だった。 ただしその中では、無重力の戦闘訓練など地上戦では有り得 ない場面の新規性は用意されているし、訓練の様子は1997年 『スターシップ・トゥルーパーズ』よりはちゃんとしていた かな。その辺は現実の反映のようだ。 そしてその訓練の中で、最初は厭戦的だった主人公がめきめ きと実力を発揮し、やがて部下を持ち訓練は終盤へと向かっ て行くが…。訓練の最後に主人公に与えられた課題は、全軍 を率いて敵の母星を攻撃することだった。 出演は、2009年5月紹介『縞模様のパジャマの少年』などの エイサ・バターフィールド、2011年1月紹介『トゥルー・グ リット』でオスカー助演賞候補になったヘイリー・スタイン フェルド。さらにハリスン・フォード。 他に、2012年1月紹介『ヘルプ・心がつなぐストーリー』で オスカー候補になったヴィオラ・デイヴィス、今年10月紹介 『ザ・コール 緊急通報指令室』などのアビゲイル・ブレス リン、2011年12月紹介『ヒューゴの不思議な発明』などのベ ン・キングズレーらが脇を固めている。 脚本と監督は、南アフリカ出身で2009年『ウルヴァリン』な どのギャヴィン・フッド。なお本作の製作者には、原作者の カードも名を連ねている。 以前に翻訳された原作本は、3/11で崩れた書棚の何処かに 埋もれたままで、今回は新訳本を本屋でめくってみた。映画 の結末は小説版と同じようだが、印象としてはさらに思想が 明確になっている感じかな。 物語の大筋は、現実のアメリカが過去にヴェトナムや、今も 中東などで行っていることそのままだが、映画ではそれに対 する反省のようなものも明確にされている感じで、何かホッ とする気分にもなれる作品だった。 公開は1月18日から、全国一斉のロードショウとなる。
『リディック/ギャラクシー・バトル』“Riddick” 2000年公開『ピッチ・ブラック』、2004年7月紹介『リディ ック』に続く、デイヴィッド・トゥーイ脚本・監督、ヴィン ・ディーゼル主演によるアクションシリーズ第3弾。 物語の舞台は荒涼とした風景が続く惑星。そこには嘗て人類 のいた痕跡はあるが、今は荒野を駆け回る凶暴な肉食獣や、 地中に潜んで毒針を振りかざす巨大な蠍など、様々な形態の 危険な生物が跋扈している。そんな世界でリディックは今日 もサヴァイヴァルを続けていた。 そして彼はついに避難小屋を発見して救難信号を発信する。 しかしその信号は彼の首を狙うバウンティハンターを呼び寄 せる。しかもそれに続いて現れたのは、リディックを息子の 仇と狙う富豪の父親だった。そんな2チームは互いに協定を 結んでリディックを追い始める。 これに対してリディックは巧みに彼らの追撃をかわし、逆に 彼らを追い詰めて行く。果たしてリディックは、バウティー ハンターたちを打ち倒し、その凶暴な惑星を脱出することが できるのか…。 前作では共演者にジュディ・デンチなど大物俳優も招いて、 人間ドラマも描いて相応の大作に仕上げられていた。しかし それは多少シリーズ本来の魅力も削ぐ結果にもなった。その 反省なのか本作では、正に第1作に立ち返ったような究極の サヴァイヴァル劇が描かれている。 そこにはリディックがこの惑星に至った経緯や、彼と富豪の 息子との関係など、前作に繋がる話も多少はあるが、物語の 本質はサヴァイヴァルであり、過去の経緯などは知らなくて も充分に楽しめる作品になっている。単純には凶暴な惑星の 姿が見事なCGI−VFXで繰り広げられるものだ。 共演は、2012年6月紹介『コロンビアーナ』のジョルディ・ モリャ、3月紹介『キラー・エリート』に出ていたというマ ット・ネイブル、テレビ『バトルスター・ギャラクティカ』 にレギュラー出演のケイティ・サッコフ。 さらに今年4月紹介『アイアン・フィスト』などのデイヴ・ バウティスタ。そして6月紹介『スター・トレック イント ゥ・ダークネス』などのカール・アーバンが前作に続いて登 場している。 本作でも暗視の目の効果は希薄で、その点は多少残念なとこ ろではある。でもそれはトゥーイがまだその特性を活かし切 れる題材を見つけていないという観測も成り立つもので、本 作でリディックの物語が終る訳でもなく、また今後の展開に 期待したいものだ。 それに対して本作の見所であるディーゼルが演じるサヴァイ ヴァル劇は、それはもう存分に描かれている。それを楽しむ のが本質と言える作品なのだ。 公開は3月8日から、全国一斉のロードショウとなる。
『仮面ティーチャー』 今年7−9月にテレビの深夜枠で放送された藤沢とおる原作 ドラマの劇場版。 物語の背景は、教師による一切の体罰が禁止され、その結果 として非行やいじめが横行、教育現場が崩壊寸前となった近 未来。その世界で仮面を付けることで唯一力による指導を認 められた政府派遣の「特別教師」が主人公となる。 そしてテレビシリーズでは、1人の「特別教師」が荒廃した 区立高校に赴任し、彼はある体験から最初は非暴力の教育を 目指すが徐々に力での制圧も止むなしとなる。しかし最後は 教育の本質に目覚め、愛を武器に生徒の信頼を取り戻そうと する姿が描かれたようだ。 まあ正直に言って物語は、書いていて恥ずかしくなるような 内容だが、作品としては仮面を付けたヒーローが戦いを繰り 広げることで、そこにはスタントマンによる吹き替えが可能 となり、作品の売りになるそれなりのアクションシーンが展 開できる仕組みになっているものだ。 そして本作は、テレビシリーズが一応の決着をした後の物語 となっているものだが、映画のプロローグでは本作の設定も 含めてテレビシリーズの概要が紹介され、映画だけの観客に も経緯が判るように描かれていた。 その本作のお話は、主人公の成果により「特別教師」にも力 だけではない対応が求められるとする法律改正が進められる 中で、力を至上の対策とする勢力が主人公に新たな試練をも たらすという展開が描かれる。 そこで主人公のいる区立高校に新たに2人の教師が赴任し、 彼らは政府の意向で暴力による統制を開始するが… 出演は、テレビシリーズからジャニーズKis-My-Ft2の藤ヶ谷 太輔、Sexy Zoneの菊池風磨、Jr.のジェシー、ABC-Zの塚田 僚一、関西Jr.の小瀧望。さらに大政絢、斎藤工らが登場。 そして本作では、新たに遠藤憲一、原幹恵、萩原聖人らが脇 を固めている。 脚本はテレビシリーズも手掛けた山岡潤平、監督はシリーズ の総監督で2010年4月紹介『シーサイド・モーテル』などの 守屋健太郎が担当した。 藤沢とおるの原作コミックスは2006年から07年に発表された もので、当時は教育現場の荒廃が問題になっていたのかな。 何れにしてもそれなりの社会的な問題は反映されていたのか もしれない。 その状況は今もそれほど変わっていないとも言えそうだし、 そんな問題意識は何となく汲み取れる作品だ。もっともその 解決策はあまりに短絡的で、それがどうこうと言えるほどの ものではないが。 ジャニーズマニアの観客層には、これで充分と言える作品だ ろう。 公開は2月22日から全国ロードショウとなるようだ。
『大人ドロップ』 2005年のデビュー作「さよなら アメリカ」で芥川賞候補に なった樋口直哉が、2007年に発表した同名小説の映画化。 主人公は夏休みを控えた男子の高校3年生。彼は教室ではす ぐ前に座る女子に何かとちょっかいを出されているが、そん な彼が親友に頼まれ、すぐ前に座る女子の親友であるクラス メートとのデートをセッティングする。 ところがWデートになるはずだったその休日は、彼の親友の いらぬ作戦で失敗に終ってしまう。実は主人公と級友の女子 は転校生同士で、以前は親しかったが最近は疎遠だった。そ の関係がこれで決定的になってしまう。 そしてそのまま夏休みに突入してしまうのだが、突然主人公 に級友の女子が学校を辞め、急遽遠くに引っ越すという情報 がもたらされる。その話に突然胸にモヤモヤの立ち上がる主 人公だったが… 大人の階段の一歩手前。しかもその階段を登ってしまって良 いか逡巡している若者の姿が、暖かく、優しく、柔らかく描 かれている。そしてそれは、すでに大人になってしまった自 分には何とも懐かしく感じられる作品だった。 出演は、2010年9月紹介『信さん』や2012年10月紹介『横道 世之介』などの池松壮亮、2012年12月紹介『さよならドビュ ッシー』やテレビ『あまちゃん』などの橋本愛。 それに2005年2月紹介『ZOO/カザリとヨーコ』に主演の 小林涼子、2010年1月紹介『桃まつり−うそ/カノジョは大 丈夫』に主演の前野朋哉。さらに諏訪太朗、香椎由宇らが脇 を固めている。 脚本と監督は、今年9月紹介『ケンとメリー・雨上がりの星 空に』と同時公開された『風俗行ったら人生変わったwww』 などの飯塚健。先の作品も暖かく、優しく、柔らかい感じだ ったが、本作もその色調は変わっていない。 本作は一般的にはファンタシーとは呼ばないだろう。ただし これは映画だけのものかもしれないが、どことなくファンタ スティックなムードも感じられ、それは好ましくも感じられ る作品だった。 因に原作者のデビュー作は、安部公房の「箱男」へのオマー ジュ作品だそうで、本作の原作にも同じようなムードは漂っ ているのかもしれない。だとしたらこの映画化の演出は見事 としか言いようのないものになっている。 それに若い4人の俳優と、ベテラン俳優たちの演技の噛み合 わせも上手く演出されている作品だった。 それにしても、最近の学園ものは何かと殺伐とした作品が多 い中で、このような作品を観せて貰えるのは本当にホッとし て嬉しく感じられたものだ。 なお公開は4月4日からと紹介されたが、まだ劇場などは決 まっていないようで、それが報告されたら追加情報として掲 載することにしたい。
『ハンガーゲーム2』 “The Hunger Games: Catching Fire” アメリカでは『トゥワイライト』サーガを上回るヒットとさ れる2012年7月紹介作品の続編。 圧政を敷く執権者が民衆の不満を逸らす目的で実施するハン ガーゲーム。前作で第12居住区からそのゲームの代表に選ば れた妹に代って志願出場し、見事にゲームに勝利した主人公 は、今や民衆のアイドルとなっている。 しかし主人公の勝利はゲームの欠陥も露呈し、このため主人 公は民衆の叛旗のシンボルにもなり始める。そこで執政者に は主人公を公然と抹殺する必要が生じていた。その方策とし て執政者が目論んだのは… 第75回を迎える大会を25回ごとの記念大会とし、過去の勝者 たちを集めた特別ゲームを実施すること。それは新たに作ら れた競技場で行われ、そこには以前とは異なる死の罠が仕掛 けられている。 そして主人公を抹殺するための陰謀も張り巡らされていた。 出演は、前作に引き続いてヒロインを演じるジェニファー・ ローレンスと、相手役にはジョッシュ・ハッチャースン、リ アム・ヘムズワース。さらにウッディ・ハレルスン、エリザ ベス・バンクス、ドナルド・サザーランド、スタンリー・ト ゥッチらも引き続き登場する。 そして本作からは、昨年12月紹介『ザ・マスター』などのフ ィリップ・シーモア・ホフマン、昨年6月紹介『スノーホワ イト』などのサム・フランクリン、2011年4月紹介『エンジ ェル・ウォーズ』などのジェナ・マローン、2009年4月紹介 『ブッシュ』などのジェフリー・ライトらが新登場で脇を固 めている。 監督は、前作のゲイリー・ロスに代って2005年2月紹介『コ ンスタンティン』や2011年12月紹介『恋人たちのパレード』 などのフランシス・ローレンス。スーザン・コリンズ原作か らの脚色は、2009年1月紹介『スラムドッグ$ミリオネア』 でオスカー受賞のサイモン・ボーフォイが担当している。 正直な感想を言うと、物語の展開は前作のものと同じように 見える。もちろん用意された舞台は異なるし、死の罠などの スケールもアップしているものだが、全体的な流れは同じよ うに見えてしまう。 でもそれがこの映画を観るファンの期待なのだし、その期待 に沿っているからこそ、アメリカでは前作を上回る爆発的な ヒットに繋がったのは間違いないところだ。そこにこの作品 の価値は認めなくてはならない。 ただし、次回作でも同じことを繰り返すのは許されないもの だが、物語はちゃんと新たな局面を迎えるように進行される ようだ。そのための伏線というか、かなり明白な準備が本作 には数多く設けられている。 役者も揃った次回作に、大きな期待が向けられるように作ら れた作品なのだ。 公開は12月27日から、全国一斉ロードショウとなる。
『神さまがくれた娘』“தெய்வத்திருமகள்” 2012年の第7回大阪アジアン映画祭でグランプリとABC賞 をW受賞した2011年製作のインド・タミル語映画。 主人公のクリシュナは、大人の身体なのに知能は6歳児とさ れる男性。彼は南インドの避暑地ウッディーで、同じ障害を 持つ仲間たちとチョコレート工場で働いていたが、真面目で 絶対に嘘はつかず誰からも愛されていた。 そんな彼も結婚して女の子を授かるが、妻は出産の時に亡く なってしまう。そのため赤ん坊を1人で育てることになった クリシュナは、最初は混乱もするが娘をニラー(お月様)と 名付けて、周囲の協力もあって大切に育てる。 そして時が経ち、5歳になったニラーは小学校に通うことに なる。しかしそこには運命的な出会いが待っていた。それは その学校を運営する一族がニラーの母親の実家であり、母親 は長く音信不通だったのだ。 そのため実家の一族は、忘れ形見であるニラーを取り戻すこ とを画策し始める。しかもそれはクリシュナが知恵遅れであ り、彼には娘の養育能力がないと訴えることだった。 出演は、タミル語映画の最高の人気スターと言われるヴィク ラムと、インドで数多くのCMに出演しているという子役の サーラー。サーラーはムンバイ生まれでヒンディー語映画に 出演はあるが、本格主演作は初めてとのことだ。 他に、テグル語映画で活躍のアヌシュカー、マラヤーラム語 映画出身のアマラー・ポール、タミル語映画のナーセル、サ ンダーナムらが脇を固めている。 脚本と監督は、インドで150本を超えるCMを監督したとい うA.L.ヴィジャイ。音楽を2009年1月紹介『スラムドッグ $ミリオネア』で米アカデミー賞を受賞したG.V.プラカー シュ・クマールが担当している。 物語は、真正直に言って2001年にショーン・ペン、ダコタ・ ファニングの主演で映画化された『アイ・アム・サム』と同 じものだ。実際にヴィクラムの演技にはその模倣に見えると ころもあるし、物語も後半は養育権を巡る裁判になるなど、 極めて似ているものだ。 でもこういう物語は何度見ても心が洗われるし、展開には多 少はインド特有の部分もあったりして、結局のところは許し てしまえる作品になっているとも言える。 それに、ニラー役の2006年生まれサーラー(配役表ではベイ ビー・サーラーとあるが、インド映画では子役にベイビーと 付けるのが通常なのだそうだ)の演技は、正にベテランも子 役には勝てないという感じだった。未来のダコタ、あるいは エル・ファニングの誕生を見られた感じだ。 公開は、2月15日から東京は渋谷ユーロスペースとシネマー ト六本木にて。大阪は3月にシネマート心斎橋で予定され、 以後全国順次ロードショウとなる。
『くもりときどきミートボール2 〜フード・アニマル誕生の秘密』 “Cloudy with a Chance of Meatballs 2” 2009年公開の前作の時は、試写の案内が来なくて紹介ができ なかった。しかし後日に東京銀座のソニービルに寄ったら、 上層階のハイビジョンシアターで3D上映が行われており、 そこで鑑賞できたものだ。その作品の続編。 物語の舞台は、昔はオイルサーディンの缶詰で栄えたとされ るスワロー・フォール島。しかし今はその面影もなく、島民 たちは倒産した缶詰会社が遺したサーディンを食べて処理す る毎日だった。 そんな島で暮らす主人公は幼い頃から発明家を夢見ていた。 でも彼の発明品は皆に迷惑を掛けるばかり。しかし新発明は 水から食べ物を合成するマシンで、それはサーディンを食べ 飽きた島民に最高の贈り物になるはずだった。 ところがそのマシンが暴走して島を大混乱に陥れる。そして その混乱を何とか修復したのが前作でのお話。その功績で、 主人公が世界の発明家を集めた企業に招かれるところから続 編は始まる。 一方、企業は島民を退去させて島の復旧も進めていた。こう して主人公にも島にも平穏が訪れたかに見えたが…。実は、 主人公が止めたはずのマシンが再稼働し、島に新たな脅威が 訪れる。 その脅威を調査し食い止めるため、主人公と前作の仲間たち は再び島に向かうことになる。 監督は、前作や、2012年9月紹介『モンスター・ホテル』の ストーリーボードを担当したクリス・パーンと、2001年11月 紹介『シュレック』などシリーズ最初の3部作のストーリー に参加していたコディ・キャメロン。 また脚本は、前作の脚本・監督を務めたフィル・ロードとク リス・ミラー、それにテレビ『サウスパーク』などのエリカ ・リヴィノヤの原案に基づき、リヴィノヤと2011年9月紹介 『モンスター上司』などのジョン・フランシス・デイリー、 ジョナサン・M・ゴールドスタインが執筆している。 因に本作の元々のお話はジュディ・バーレット(文)とロン ・バーレット(絵)の絵本に基づくが、映画のストーリーは 独自のものになっている。 前作では食べ物が巨大化して、それは夢のような世界が繰り 広げられたが、本作ではその食べ物が動物となって、さらに 魅力的な夢の世界が展開される。 食べ物を擬人化するというのは、結局食べ物ということで、 まあ大人の目から見るといろいろ問題はあるが、お子様向け には正に夢の物語だ。そんな夢の世界で主人公たちの冒険が 繰り広げられる。 公開は12月28日から、全国一斉の2D/3Dロードショウと なる。
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