井口健二のOn the Production
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2013年01月01日(火) 第184回 (Star Wars, Golden Globe Awards, Riddick, Jupiter Ascending, Alice in Wonderland sq., Best10)

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※このページは、SF/ファンタシー系の作品を中心に、※
※僕が気になった映画の情報を掲載しています。    ※
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 明けましておめでとうございます。
 突然ですが、映画紹介以外の情報のページを新年から再開
することにします。その前に少し昨年の状況を報告します。
 昨年は試写等で映画を観た作品数が528本に達しました。
 これには東京国際映画祭での28本とサンプルDVDによる
31本を含み、一部は劇場公開していない作品もありますが、
昨年度に日本国内で一般公開された作品は1000本弱と言われ
ており、前後年への繰越はありますが、その内の約半数を観
ている勘定になると思われます。
 しかし、一昨年が374本だったことに比較すると、一気に
1.5倍近い増加はかなりの負担となったもので、それまで鑑
賞した全ての作品の記録コメントを書いていた作業を、昨年
は遂に諦めざるをえませんでした。これは、送付された試写
状は可能な限り鑑賞するという目標を優先させたもので、そ
のためコメントを書く時間が取れなくなりました。
 そこで昨年は、1回に掲載できる毎週8本の記録コメント
のみを執筆することとし、この時点で掲載作品の取捨選択を
行いました。そのため昨年は64作品を割愛しました。
 その一方で自分の中で新しい情報を紹介できないことへの
フラストレーションも高まり、それなら作品紹介をさらに割
愛しても良いのではないかと考え、作品紹介の本数をさらに
減らして、情報ページを再開することにしたものです。
 なお紹介作品の選択は、自分が気に入った作品であること
に変わりはありませんが、さらに自分が紹介するまでもない
著名な作品や自分のテリトリーでない作品から割愛すること
にします。そしてその更新日を10日、20日、30日(若しくは
月末)付とし、それに加えて1日と16日に情報ページの更新
をする予定です。 
        *         *
 その初めは、今回再開に思い至った切っ掛けの作品から。
 “Star Wars: Episode VII”の製作の情報はすでに何度か
紹介したが、改めてその流れを総括することから情報を再開
する。
 この情報が最初に流れたのは、10月30日付のディズニー本
社からの発表で、同社が40億5000万ドルを投じてジョージ・
ルーカスが個人所有していたルーカスフィルムの買収に合意
し、それに伴い同社は『スター・ウォーズ』『インディ・ジ
ョーンズ』などのシリーズの全権利を獲得。その権利に基づ
いて上記の公開・制作を公式に発表したものだ。
 この時僕が感じたのは、これで故リー・ブラケットの夢が
叶うということだった。元々『スター・ウォーズ』の全貌に
関しては、3部作×3で全9部作になるという情報が何度も
紹介されていた。これは“Star Wars: Episode IV”の製作
前にルーカスとブラケットが話し合って作り上げたシリーズ
全体の構想に基づくものとされていた。
 ところが1999年の“Star Wars: Episode I”の公開の折に
ルーカスは、「そのような計画は最初から無い」と断言して
しまった。これに対して僕らは大きな失望感を味わったもの
だ。この時、なぜルーカスがそのような発言を行ったのか?
これについては後で考察したい。兎も角今回の発表で、その
経緯がどうであれ、ついに長年の夢が叶うことになった。
 その後の情報では、すでにお伝えしているものもあるが、
まずは11月5日のCollider誌が、監督として2010年10月紹介
『キック★アス』などのマシュー・ヴォーンの名前を報道。
しかしこの情報は確認されず、その後はスティーヴン・スピ
ルバーグ、デイヴィッド・フィンチャーからクエンティン・
タランティーノまで、あらゆる名前がサイトを賑わすことに
なる。因に、監督名の正式発表はまだ無いものだ。
 その一方で11月10日には、脚本家に2010年6月紹介『トイ
・ストーリー3』などのマイクル・アーントの起用が発表さ
れた。こちらはルーカスフィルムとディズニーの両社が公式
に認めたものだ。
 ところがその直後の11月21日には、“Episode VIII”の脚
本に“Star Wars: Episode V,VI”を手掛けたローレンス・
カスダンと、“Episode IX”の脚本には、2011年マシュー・
ヴォーンが監督を務めた『X-MEN: ファースト・ジェネレー
ション』などの脚本家サイモン・キンバーグが起用されると
の情報が流れた。つまり“Star Wars”の新3部作は、1作
ごとに脚本家が変わるということだ。
 しかしこの新3部作が以前と同じ3年1作のペースで製作
されるのなら、脚本家を3人も用意する必要があるのか?
しかも名前の挙がっている3人は、アーントも含めて全員が
シリーズ物には慣れている脚本家たちだ。
 このことから2015年にスタートする新3部作は、ピーター
・ジャクスン監督の『LOTR』“The Hobbit”と同じく、
一気に撮影して3年連続で公開されるのではないか…という
観測も登場した。さらには実際はアーントが全作の脚本を書
くが、それが間に合わない時のバックアップ用に2人が契約
されているという説まで出ている。
 一方、出演者に関しては、最初の3部作の出演者だったマ
ーク・ハミルとキャリー・フィッシャーが8月にルーカスと
会食し、その席でルーカスの口から新3部作の計画が話され
ていたことが、ディズニーによる買収発表の後で明らかにさ
れた。
 その情報によると、会食では最初にルーカス自身の引退の
話と、以前の2つの3部作の間を繋ぐ実写版TVシリーズの
構想が話された後で、突然「Episode VII-IXを作る」と切り
出されたのだそうだ。その瞬間ハミルは「何てこと言うの」
と口走ったそうだが、ルーカスは「誰よりも先に2人に知っ
ておいて欲しかった。でも公表されるまでは内緒だよ」と釘
も刺されたとのことだ。
 またルーカスは、すでに脚本家との話し合いが行われてい
ることと、ルーカス自身は監督はしないとも語ったそうだ。
そしてこの報道の後では、ハミルとフィッシャーが新3部作
に出演するという噂も登場していた。
 一方、最初の3部作の主役トリオの中のもう1人ハリスン
・フォードは、“Episode VII”の製作が発表された後で新
3部作に出演する意思があることを表明。その中でフォード
は、実は“Episode VI”の当初のシナリオではハン・ソロは
死ぬことになっていたと発言。撮影の開始後にルーカスが気
を変えてハン・ソロを生き延びさせたとの裏話を公開した。
 つまりこの証言は、その時点ではルーカスに続編の構想が
あったことの傍証にもなる訳で、それが何故「そのような計
画は最初から無い」という発言になったのか、一層の疑問が
湧いてきたものだ。
 そこで以下は僕の勝手な想像だが、ルーカスの頭の中には
ずっと全9部作の構想はあったものと考える。しかしそれを
公にできない理由があった。そこには以前のシリーズの配給
会社との間で確執があったのではないかといことだ。実際に
ルーカスと配給会社との間では、“Episode IV”の公開に際
して揉め事があったとも伝えられているし、それが尾を引い
て“Episode I”の製作が遅れたという説もあるようだ。
 そこで全9部作の構想が最初からあったとされると、今回
の“Episode VII-IX”に関してもその配給権が存在し、ルー
カスは元の配給会社以外ではその作品を公開できないことに
なる。これはハリウッドにおける「口約束」の原則として、
書面による契約がなくても守られることが裁判所の判例とし
て存在するものだ。
 しかしそれが嫌なルーカスは、「そのような計画は最初か
ら無い」との主張を繰り返し、それが既定の事実となった後
に、新たな構想として“Episode VII-IX”を作らなければな
らなかった。今回の新3部作の制作発表までの経緯は、こん
な風ではなかったかと想像するものだ。まあこの経緯はルー
カスの口からは絶対に明かされることはないと思うが。
 ということで、計画発表から2ヶ月経った12月21日には、
ディズニーから22億819万9950ドルの現金と3707万6679株の
株券(当日の株価は50ドル)による40億6000万ドルの支払い
が完了したことが報告され、晴れてディズニー傘下に収まっ
たルーカスフィルムには“Episode VII-IX”制作の障害は全
くなくなったものだ。
 なおこの買収完了の報告に伴って、「ディズニーでは新3
部作を2015年から2、3年置きに公開する計画」との報道も
あったが、その真偽はまだ明確ではない。
 一方、アメリカでの買収計画の発表とほぼ同時に、ディズ
ニーの日本支社からマスコミ宛に今後の公開予定が届けられ
たが、そこにはまだ新3部作の題名はなく、2015年には5月
に“The Avengers”の続編が予定されているだけとなってい
た。“Star Wars: Episode VII”も2015年に公開されるなら
その年の5月が決まりのものだし、同じくディズニー傘下の
マーヴェル社との間で今後の調整も大変になりそうだ。
 以上、再開の初回は“Episode VII-IX”の情報の特集から
始めさせてもらった。
        *         *
 続いては年末年始は賞レースのシーズン。今年のVES賞
候補の発表は1月7日、オスカー候補作の発表は1月10日な
のでこれらは次回報告できるとして、今回は既に候補が発表
されているゴールデングローブ賞を見て行こう。
 今年第70回を迎えるGG賞は、南カリフォルニアに在住す
る外国人ジャーナリストが選出するもので、そのメムバーは
約90人、内4名は日本人のようだ。その部門は映画とテレビ
にも跨るが、さらにドラマとコメディ/ミュージカルが分け
られるなど、オスカーとは異なる体裁になっている。そして
それぞれの部門で5作または5人が候補となるものだ。
 そこでまずドラマの作品賞部門は、
『アルゴ』(9月9日紹介)
“DJANGO UNCHAINED”
『ライフ・オブ・パイ』(12月9日紹介)
“LINCOLN”
『ゼロ・ダーク・サーティ』(次回紹介予定)
 ドラマの主演女優賞部門は、
ジェシカ・チャスティン(ゼロ・ダーク・サーティ)
マリオン・コティアール(君と歩く世界:12月23日紹介)
ヘレン・ミレン(HITCHCOCK)
ナオミ・ワッツ(THE IMPOSSIBLE)
レイチェル・ワイズ(THE DEEP BLUE SEA)
 ドラマの主演男優賞部門は、
ダニエル・デイ=ルイス(LINCOLN)
リチャード・ギア(キング・オブ・マンハッタン:紹介予定)
ジョン・ホーキンス(THE SESSIONS)
ホアキン・フェニックス(ザ・マスター:12月30日紹介)
デンゼル・ワシントン(FLIGHT)
 コメディ/ミュージカルの作品賞部門は、
『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』(10月21日紹介)
『レ・ミゼラブル』(12月9日紹介)
『ムーンライズ・キングダム』(12月30日紹介)
『砂漠でサーモン・フィッシング』(11月18日紹介)
『世界にひとつのプレイブック』(12月30日紹介)
 コメディ/ミュージカルの主演女優賞部門は、
エミリー・ブラント(砂漠でサーモン・フィッシング)
ジュディ・ディンチ(マリーゴールド・ホテル)
ジェニファー・ローレンス(世界にひとつの…)
マギー・スミス(QUARTET)
メリル・ストリープ(HOPE SPRINGS)
 コメディ/ミュージカルの主演男優賞部門は、
ジャック・ブラック(BERNIE)
ブラッドリー・クーパー(世界にひとつの…)
ヒュー・ジャックマン(レ・ミゼラブル)
ユアン・マクレガー(砂漠でサーモン・フィッシング)
ビル・マーレイ(HYDE PARK ON HUDSON)
 長編アニメーション賞部門は、
『メリダとおそろしの森』(6月24日紹介)
『フランケンウィ二ー』(11月4日紹介)
『モンスター・ホテル』(9月23日紹介)
“RISE OF THE GUARDIANS”
“WRECK-IT RALPH”
 外国語映画賞部門は、
“AMOUR”(AUSTRIA)
『ロイヤル・アフェア/愛と欲望の王宮』(紹介予定)
『最強のふたり』(2011年10月30日紹介)
“KON-TIKI”(NORWAY/UK/DENMARK)
『君と歩く世界』
 助演女優賞部門は、
エイミー・アダムス(ザ・マスター)
サリー・フィールド(LINCOLN)
アン・ハサウェイ(レ・ミゼラブル)
ヘレン・ハント(THE SESSIONS)
ニコール・キッドマン(THE PAPERBOY)
 助演男優賞は、
アラン・アーキン(アルゴ)
レオナルド・ディカプリオ(DJANGO UNCHAINED)
フィリップ・シーモア・ホフマン(ザ・マスター)
トミー・リー・ジョーンズ(LINCOLN)
クリストフ・ヴァルツ(DJANGO UNCHAINED)
 監督賞部門は、
ベン・アフレック(アルゴ)
キャサリン・ビグロー(ゼロ・ダーク・サーティ)
アン・リー(ライフ・オブ・パイ)
スティーヴン・スピルバーグ(LINCOLN)
クエンティン・タランティーノ(DJANGO UNCHAINED)
 脚本賞部門は、
マーク・ボール(ゼロ・ダーク・サーティ)
トニー・カシュナー(LINCOLN)
デイヴィッド・O・ラッセル(世界にひとつの…)
クエンティン・タランティーノ(DJANGO UNCHAINED)
クリス・テリオ(アルゴ)
 以上が映画部門の候補作(テレビ及び音楽関係は割愛)だ
が、今回は意外とコメディ/ミュージカルの作品賞部門の全
作品を既に紹介していたもので、いずれも気に入っている作
品でもあるので、1月13日の授賞式が楽しみだ。
        *         *
 ここからは製作ニュースで、2000年公開の『ピッチ・ブラ
ック』、2004年7月紹介『リディック』に続くヴィン・ディ
ーゼル主演シリーズの第3作“Riddick”が製作され、その
全米公開日が2013年9月6日と発表された。
 なおこの新作は既に撮影が完了しているもののようだが、
前2作に続いてデイヴィッド・トウィーが脚本、監督を担当
した作品の物語は、太陽に焼かれた過酷な惑星に置き去りに
されたリディックが、その星でもエイリアンの捕食獣による
生存競争に巻き込まれるというもの。しかもそこには主人公
の過去を知る存在も登場するということだ。
 共演は、前作にも登場したカール・アーバン。アーバンは
昨年12月紹介『ジャッジ・ドレッド』の主演に続いて、今年
5月17日に全米公開(日本は9月)されるシリーズ最新作の
“Star Trek Into Darkness”にも、前作に引き続きマッコ
イ役で出演しており、立て続けてのSF映画登場となる。
 他には、2004−09年のテレビ“Battlestar Galactica”に
レギュラー出演していたケイティー・サコホフ、元プロレス
ラーでアメリカでは昨年ヴィデオ公開された“The Scorpion
King 3: Battle for Redemption”などにも出演のデイヴ・
バウティスタらが共演しているようだ。
 前作に続いて舞台は明るい世界のようで、第1作『ピッチ
・ブラック』の漆黒の世界に魅了された者としてはちょっと
残念な感じもあるが、またまた怪しげな世界でのリディック
の活躍は楽しめそうだ。
 因にヴィン・ディーゼルは、この他に5度目の出演作とな
る“The Fast and the Furious 6”が既に撮影を完了してお
り、また近未来ロボット物の“The Machine”と、人気キャ
ラクターに再挑戦する“xXx: The Return of Xander Cage”
が準備中。さらに昨年11月紹介『007スカイフォール』の
脚本家チームが手掛ける往年のテレビシリーズからの映画化
“Kojak”にも出演が予定されているようだ。
        *         *
 昨年12月紹介『クラウド・アトラス』ではかなり度肝を抜
かれたアンディ&ララ・ウォシャウスキー姉弟の次回作とし
て“Jupiter Ascending”という計画が発表され、その出演
者として同日に紹介した『レ・ミゼラブル』などのエディ・
レッドメインとの交渉が報告されている。
 物語は、時代は不明だが人類が進化の底辺と見倣されてい
る世界を舞台にしたもので、その世界を支配する宇宙の女王
によって暗殺のターゲットにされた女性をめぐるお話とのこ
とだ。多分これはその女性が人類の進化の鍵を握っていると
いうことなのだろう。
 この作品でレッドメインがどのような役柄を交渉されてい
るかは不明だが、共演者には既に2011年1月紹介『ブラック
・スワン』などのミラ・クニスと、昨年4月紹介『君への誓
い』などのチャニング・テイタムの出演が発表されており、
若手中心だがかなり芸達者の顔ぶれが集まりそうだ。
 物語からは、ウォシャウスキー姉弟が脚本と製作を担当し
た2006年2月紹介『Vフォー・ヴェンデッタ』のような雰囲
気が感じられるが、同作の主演が『ブラック・スワン』のナ
タリー・ポートマンだったことを考えると、クニスの主演も
頷けそうだ。
 撮影は2013年の第1四半期に開始され、作品はワーナーの
配給で公開される。
        *         *
 製作ニュースの最後は少し旧聞になってしまったが、最初
の話題にも登場したディズニーから、2010年3月紹介『アリ
ス・イン・ワンダーランド』の続編の計画が報告された。
 2010年の作品は全世界で10億ドル以上の興行収入を上げた
もので、この大ヒットに続編の計画はハリウッドでは当然の
話と言える。しかもルイス・キャロルの原作には、キャロル
自身が続編の“Through the Looking-Glass”も執筆してお
り、普通ならそれを映画化すればよい話だ。
 ところが本作の場合は、2010年の作品の中には“Through
the Looking-Glass”の要素も含まれてしまっていて、その
映画化という訳にはいかないのだ。
 そこでディズニーは、2010年作の脚本を手掛けたリンダ・
ウルヴァートンに新たなオリジナルのストーリーからの執筆
を依頼。今までに描かれたことのないアリスの冒険物語が作
られることになった。
 キャスティングやティム・バートンが監督を受けるかなど
不明な点も多い計画だが、ディズニーでは大型製作費の大作
ファンタシーとして映画化を進める計画のようだ。
        *         * 
 最後に吉例、僕の個人的なベスト10を発表します。対象は
2012年度に日本国内で一般公開された作品で、今年は独自性
の出ない外国映画は割愛し、SF/ファンタシー映画のみに
ついて選出しました。
1 ヒューゴの不思議な発明(2011年12月紹介)
2 ミッドナイト・イン・パリ(2012年3月紹介)
3 アイアン・スカイ(2012年5月紹介)
4 ハンガーゲーム(2012年7月紹介)
5 プロメテウス(2012年7月紹介)
6 ホビット・思いがけない冒険(2012年12月紹介)
7 バトルシップ(2012年4月紹介)
8 白雪姫と鏡の女王(2012年6月紹介)
9 放課後ミッドナイターズ(2012年7月紹介)
10 009 RE:CYBORG(2012年10月紹介)
番外1 アルゴ(2012年9月紹介)
番外2 LONE CHALLENGER/岸部町奇談(2012年5月紹介)
番外3 ピープルvs.ジョージ・ルーカス(2011年12月紹介)
番外4 フランケンウィ二ー(2012年11月紹介)
第1位はファンタシーであるだけでなく、SF映画史として
も重要な作品で、生涯のベスト10にも入る。第2位もパリが
舞台の心に残る作品。
第3位はSF映画ファンが唸る作品。第4位はベストセラー
の映画化ということで危惧はあったが、思いの外に良く出来
ていた。
第5位もSF映画ファンには喝采できる作品。第6位はまだ
第1章なのでここに留めるが、この後の展開を大いに期待さ
せた。
第7位は実はいろいろ深い作品で楽しめた。第8位は同テー
マの別の作品が先に公開されたが、作品の出来としてはヒロ
インの配役も含めてこちらが上と思う。
第9位、第10位は共に日本のアニメーションだが、それぞれ
新しい試みがあって、大ヒットしたらしい定番の作品よりも
価値があると考えた。
番外1は実話の映画化だが、SF/ファンタシー映画ファン
にはニヤリのプレゼントだ。番外2は作品としては未完成だ
が将来に期待を持ちたい。番外3もこのタイミングでの公開
はファンにはありがたかった。
番外4は第9、第10位と迷って成り行きでこうしたが、この
作品もホラー映画へのオマージュが素晴らしかった。監督の
記者会見でその点の質問をできなかったことが悔やまれる。


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井口健二