| 2012年09月30日(日) |
パーティは銭湯から…、虚空の鎮魂歌、サイバーゲドン、天のしずく、人生の特等席、最初の人間、ユニバーサル・ソルジャー+World's End |
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ ※このページでは、試写で見せてもらった映画の中から、※ ※僕が気に入った作品のみを紹介しています。なお、文中※ ※物語に関る部分は伏せ字にしておきますので、読まれる※ ※方は左クリックドラッグで反転してください。 ※ ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 『パーティは♨銭湯からはじまる』 2011年8月紹介『タナトス』などの徳山秀典主演。今年8月 紹介『FASHION STORY〜Model〜』などの須賀貴匡、昨年12月 紹介『すべての女に嘘がある』などの高野八誠共演による、 SF的な要素もある青春ムーヴィ。 主人公は、その日30歳の誕生日を迎える独身男性。元は人気 ゲームシリーズの第1作を開発した男で、その時は業界の寵 児だったが、後輩の作った第2作の方が売上げも良く、自ら は限界を感じて業界から足を洗ったようだ。 そしてその日は、彼のための誕生日合コンがセットされてい たのだが、彼をアピールするはずの作戦は思わぬ失敗に終っ てしまう。ところが失意で少し気の遠のいた彼が目覚めたの は、彼の家の家業である銭湯の湯船の中、しかもそこでは、 その日の合コンの作戦が練られていた。 こうして再び合コンに向かった彼は、またまた作戦に失敗す るが、今回もまた彼は湯船で目を覚ます。そこで自分がタイ ムループに陥っていることに気付いた主人公は、自分の都合 の良い未来が導けるように行動を開始するが…。 共演は、2010年10月紹介『ライトノベルの楽しい書き方』な どの佐藤永典、前々回紹介『BUNGO』の一篇に出演の波瑠、 今年6月紹介『闇金ウシジマくん』などの有末麻祐子。他に 宮川一朗太、斉藤洋介らが脇を固めている。 脚本は、今年『あんてるさんの花』という作品も公開されて いるビーグル大塚。監督はドラマ『戦国BASARA』などの松田 圭太。 同じ時間を繰り返すタイムループものは、最近では昨年8月 紹介の『ミッション:8ミニッツ』などがあるが、ループを 若者の風俗に絡め、さらにそれが多少非常識にエスカレート するというのは新機軸と言えるかもしれない。その点は評価 もできるところだ。 ただし、そのエスカレートの仕方がかなり唐突で、これでは ただの思い付きだけのように感じてしまう。本来ならその間 にもう一段階あって、それを加えて1時間40分ぐらいにすれ ば、より良い作品になったのではないかな。そんなところが ちょっともったいない感じもする作品だった。 それに時間物と銭湯を絡めるのは、今だと『テルマエ・ロマ エ』も連想されてしまうところで、その辺も安易に取られて しまうのではないか。そんな心配もしてしまったものだ。
『虚空の鎮魂歌』“Mains armées” 本作と、9月22日に封切られた『漆黒の闇で、パリに踊れ』 “Une nuit”という作品の2本が、フレンチ・フィルム・ノ アールの今として連続上映される。2本ともサンプルDVD で観させてもらったが、ここでは10月13日封切りの本作を中 心に紹介する。 主人公は、フランス警察の本庁管轄で武器密輸の捜査に当っ ている初老の捜査班長。今日もマルセイユの情報屋を使って 密輸組織を追い詰めるが、その組織がパリ近郊の麻薬組織に 繋がっている事実が浮かび上がってくる。 一方、そのパリ近郊では麻薬捜査班も動いていたが、その捜 査班は鮮やかなチームワークを見せるものの、その実態は捜 査で押収した金や麻薬をチーム内で山分けする悪徳警官の集 団だった。そしてそのチームには女性捜査官もいたが… この2つの捜査班が互の捜査の過程で激突し、それは思わぬ 結果を生んで行くことになる。 脚本と監督は、リュック・ベッソン監督の長編デビュー作で ある『最後の戦い』(83)の脚本などを手掛けたピエール・ ジョリヴェ。 出演は、2011年7月紹介『この愛のために撃て』などのロシ ュディ・ゼム、2011年10月31日付「東京国際映画祭」で紹介 『より良き人生』などのレイラ・ベクティ。それに『アーサ ーとミニモイ』シリーズではフランス語版の声優を務めてい たマルク・ラヴォワースらが脇を固めている。 警察内部の正義と悪みたいなものが巧みに描かれ、さらにそ れに並行したより深い人間ドラマも描かれる。そこに女性の 配し方も巧みで、近年は香港ノアールに押され気味だったフ レンチ・ノアールもまだまだ健在を主張しているような作品 だ。 なお、すでに公開されている『漆黒の闇で、パリに踊れ』も ロシュディ・ゼムの主演で、こちらも初老の刑事が主人公。 ただしこの主人公にはいろいろ問題があるらしく、彼が夜間 の歓楽街で行う巡回には、運転手として女性刑事が付けられ ている。彼女が主人公の見張り役であることは主人公もお見 通しだ。そんな男女の刑事が巡回する1夜のパリで、様々な 人間模様が描かれる。 共演は、2011年9月紹介『風にそよぐ草』などのサラ・フォ レスティエ、2001年10月紹介『ジェヴォーダンの獣』などの サミュエル・ル・ビアン。 深夜のパリの風景が観光映画のようにも登場するが、これも フレンチ・ノアールの真骨頂という感じの作品だ。
『サイバーゲドン』“Cybergeddon” 本作はすでに9月25日からYahoo!限定で世界25ヵ国個以上、 10以上の言語で無料配信されているもので、日本でもGyaO! を通じて観ることができる。その作品の劇場での試写が24日 に1回だけ行われたもので、公開後ではあるが特殊な作品で もあり、ここに記録として紹介しておくことにする。 タイトルはCyber+Harmageddonのつもりかな。物語は、サイ バーテロによる究極の破壊工作を描くものだ。そして主人公 は、FBIのサイバーテロ対策部に勤務する女性エージェン トのクロエ。彼女は違法スレスレの捜査で大物サイバーテロ リストの逮捕に成功するが… その1年後、一見関連のない膨大なサイバー攻撃を調査する クロエたちの前に衝撃の事実が浮かび上がる。それは攻撃の プログラムがかつてクロエの開発したものであり、さらにク ロエの財政状態などが改ざんされ、彼女には攻撃の動機もあ るとされたのだ。 この事態にFBIは直ちにクロエの拘束に踏み切るが、その 急場を巧みに切り抜けたクロエは、昔のハッカー仲間なども 引き込み、全世界規模のサイバー攻撃に対峙してゆくことに なる。しかしそこにはFBIの追求も厳しさを増していた。 果たしてクロエは究極の破壊工作を阻止できるか? 主演は、TVドラマ『ルーキーブルー』や『ヒーローズ』で もレギュラーだったミッシー・ペグレム。共演は2003年8月 紹介『S.W.A.T.』などのオリヴィエ・マルティネス、2008年 5月紹介『スピード・レーサー』などのキック・ガリー、ド ラマのゲストや短編映画に出ているマニー・モンタナ。 製作総指揮は、ドラマ『CSI:科学捜査班』などを手掛け るアンソニー・E・ズイカー。なお、本作の制作に当っては ネットセキュリーのノートンが全面協力しているようだ。 作品は、1話10分の物語が1日3話ずつ3日間の計90分で構 成されているもので、その1話ごとに起承転結するものだか らこれは目まぐるしい。実は試写は多少睡眠不足の状態で観 たが、その睡魔など吹っ飛ぶ勢いだった。 ただそれは基本がテレビドラマのノリで、じっくりと人間の ドラマが描けているものではない。例えばクライマックスな どは、せっかく主人公の行動が生中継されているという設定 なら、世界中が注目して応援しているようなシーンが挿入さ れれば、それなりの感動もあったと思うものだが。 でもまあそれは無い物ねだりという事だろう。因に、物語は 次回があるように終っていたものだ。
『天のしずく』 料理研究家で作家の辰巳芳子を撮影したドキュメンタリー。 辰巳は「いのちのスープ」と呼ばれるポタージュスープを提 唱し、それは全国の生産者に支えられ、また鎌倉の自宅で開 催される料理教室には数多くの支援者も集まっている。そし てそのスープは、終末医療の現場などでも関心を呼んでいる ようだ。 そんな辰巳の姿とその周囲の人々、さらには辰巳の歩んでき た道程と、現在・未来などが撮されている。しかしそこに撮 されているのは単に辰巳の姿だけでなく、日本の現状や戦争 を含めた日本の昭和の歴史が描き出されているものだ。そこ には忘れてはならない歴史の悲劇も描かれる。 しかもそれを声高に主張するのではなく、静かに淡々と、辰 巳の心からのメッセージとして伝えている。そんな描き方に も惹かれる作品だった。そこには現代ドキュメンタリーの常 として3・11も描かれるが、それも映画のメッセージに沿っ たものになっている。 個人的には、癩病の女性の話にも注目したが、そこではあえ て辰巳の言葉ではなく、元患者の女性の言葉として語られて いるのも心に残るものだ。これが一般の観客にどこまで伝わ るかは判らないが、このような悲劇が行われていた事実は、 間違いなく伝わるものだろう。 辰巳は大正13年生まれだそうで、僕の母親も大正10年の生ま れだから、僕には自分の母親を見ているような感じもした。 その母はもはや家事も何もしていない生活になっているが、 本作の終盤で辰巳がおせちを作る姿には母の姿がはっきりと 思い出された。 僕の母もおせちの煮しめは一つずつ作って調理法で、大きな 鍋にそれぞれの材料が巧みに味付けされて行く様子は、正に お袋の姿を思い出させてくれたものだ。そんな文化も徐々に 失われて行く。先日テレビ番組で、産業革命がイギリス料理 を消滅させたという話を聞いたが、日本も同じだ。 スープで始まった物語が煮しめで締めくくられる。そんな描 き方も素晴らしい作品だった。 脚本と監督は河邑厚徳。NHKで数多くの作品を手掛けてき たドキュメンタリストの映画では初の作品となるようだが、 静かな中にグイグイと観客を引き込んで行く描き方はさすが のものだ。 また作中の朗読を草笛光子、ナレーションを谷原章介、音楽 を2006年『時をかける少女』などの吉田潔が担当している。
『人生の特等席』“Trouble with the Curve” 『ミリオン・ダラー・ベイビー』など2度のオスカー監督賞 と、作品賞、名誉賞にも輝くクリント・イーストウッドが、 1993年『ザ・シークレット・サービス』以来の主演のみに専 念した作品。監督には、長年の製作パートナーであるロバー ト・ロレンツが起用され、監督デビューを飾っている。 主人公は、アメリカ・メジャーリーグの老練スカウトマン。 何人もの名選手を見出し、リーグに勇名を馳せた男も、寄る 年波には勝てず、目に障害も発生して選手の動きをしっかり 見ることもままならない。そして球団からは、残り3ヶ月の 契約期間の延長も難しくなっている。 そんな男には一人娘がいたが、幼く母親を亡くした娘は自立 して弁護士となり、その実力は法律事務所の共同経営者の席 も目前だった。しかし最後の関門である案件のプレゼンテー ションも間近の日、彼女は旧知の球団幹部から父親の様子を 見るように依頼される。 こうして、事務所の仕事を抱えたまま父親がスカウトに来て いるコロラドマウンテンリーグのスタンドにやってきた彼女 は、過去に横たわる父親との確執に向かい合って行くことに なる。そこにはかつて父親がスカウトしたものの、球団の酷 使で挫折した元選手のスカウトマンもいて… 視力の減退した主人公が音を聞いただけで球種や打撃の問題 点を言い当てるシーンなどもあって、野球の奥深かさを感じ させる。それをまたイーストウッドが語るのだから、これは もう野球そのものより、その世界を堪能できるものだ。その 格好良さは堪らない。 メジャーリーグが背景の作品は、最近では昨年9月紹介『マ ネーボール』もあるが、球団経営を描いたブラッド・ピット 主演作より本作の方がより人間に近いところを描いているこ とは確かだろう。それは様々な人間模様を描き出して行く。 共演は今年4月紹介『ザ・マペッツ』などのエイミー・アダ ムス、2010年10月紹介『ソーシャル・ネットワーク』などの ジャスティン・ティバーレイク。他にジョン・グッドマン、 マシュー・リラード、ロバート・パトリックらが脇を固めて いる。 なお本作は、今年10月20日から28日まで六本木で開催される 第25回東京国際映画祭においてクロージングを飾るものだ。
『最初の人間』“Le premier homme” 1960年に46歳で交通事故により亡くなったノーベル賞文学賞 作家アルベール・カミュの遺作だが、1994年まで発表される ことのなかった未完の原作の映画化。 舞台は1957年夏のアルジェリア。フランスに渡って成功した 作家が母校の大学での講演のために帰ってくる。しかしフラ ンスからの独立闘争に揺れる故郷は、彼に対して歓迎だけで はないようだ。その講演で平和的解決を訴える作家は、聴衆 の激しい非難の嵐を呼んでしまう。 それでも講演のあと街に出た作家は、故郷で1人で暮らす母 親を訪ねたり、危険を冒してイスラム教徒の居住区に向い、 幼馴染からの訴えを聞いたりもするが、そんな行動に合わせ て作家の幼い頃の記憶が再現されて行く。それは慎ましくも 平和に満ちた時代だった。 そして作家は幼い頃に出兵して亡くなった父親の面影に辿り 着く。 1954年に勃発し、1962年にアルジェリアが独立を勝ち取るま で続くアルジェリアの闘争に対して、元々がフランスからの 入植者の子孫であるカミュは、当初は映画にも描かれるよう に、フランス人とイスラム教徒とが平和的に共存する社会を 夢見ていたようだ。 しかし映画の冒頭にも描かれる講演会での出来事で、双方が 強硬な態度を変えないことに失望したカミュは、以降は一切 の発言を拒んでいた。そんなカミュの態度には批判も集まっ たが、それに対して彼が執筆を開始したのが本作であるとも 伝えられている。 そんなカミュの思いの詰め込まれた本作は、交通事故の現場 で発見されたカバンの中に収められていたが、当時の状況を 鑑みて遺族はその出版を拒否したものだ。その本作の中で、 カミュは信念ともいえる平和共存の社会を願っていたが。 フランスとアルジェリアの関係については、あまり詳しくは 知らなかった。しかし2006年6月にフランスのサッカー選手 アルベール・ジダンのドキュメンタリーを紹介した折に、ア ルジェリア出身の選手の置かれた境遇を知ったものだ。 それ以前には、ジッロ・ポンテコルヴォ監督の『アルジェの 戦い』を公開当時に観ているが、それは正に独立戦争そのも のを描いていた。従ってその陰に隠された民衆の、特にフラ ンス系の人々の思いなどは描かれていなかった。その部分が 本作では描き出されている。 脚本と監督は、1998年『いつか来た道』でヴェネチア金獅子 賞など数々の受賞に輝くジャンニ・アメリオ。イタリア人の 監督だが、1966年『アルジェの戦い』もイタリア人監督によ るものだったようだ。 主演は2005年12月紹介『美しき運命の傷痕』などのジャック ・ガンブラン。2011年8月紹介『やがて来る者へ』などのマ ヤ・サンサ、2006年3月紹介『隠された記憶』などのドゥニ ・ポダリデス、それに映画出演は2000年以来というベテラン 女優のカトリーヌ・ソラらが脇を固めている。
『ユニバーサル・ソルジャー殺戮の黙示録』 “Universal Soldier: Day of Reckoning” 『ハード・ソルジャー炎の奪還』“6 Bullets” 今月紹介『エクスペンダブルズ2』にも出演のジャン=クロ ード・ヴァン・ダム主演によるアクション作品が2作連続で 公開されることになり、公開は別々だが試写は連続で行われ た。ここでは纏めて紹介する。 1本目は、言うまでもなく1992年にローランド・エメリッヒ 監督のハリウッド進出第1作として製作された作品からの継 続編。1999年にミック・ロジャース監督による『ザ・リター ン』が発表され、その後に2010年4月紹介『リジェネレーシ ョン』が公開されての、本作は第4作となる。 監督は2010年作と同じジョン・ハイアムズで、前作の原題が 試写されたフィルム上では、“A New Beginning”となって いた事からの予定された続編のようだ。 でその物語は、リュック・デュブローではない新たな男が中 心となるもので、その男の一家が襲われ、妻と幼い娘が目前 で殺される事件が発端となる。そして男は、人相が脳裏に焼 き付いた襲撃犯への復讐を誓うというものだが…。 出演は、『エクスペンダブルズ2』にはヴァン・ダムの配下 役で出ていたスコット・アドキンス。そしてヴァン・ダム、 さらにドルフ・ラングレンも登場する。 ただし本作で、実はユニソルに新たな要素が加わっており、 それはオリジナルのコンセプトからは逸脱したもの。そのた め試写の間はかなりの違和感があった。しかし落ち着いて考 えると、元々の1992年作にも本作のテーマへの言及はあった もので、その点では元の思想に法ったものと言えそうだ。 因に今回登場する新たな要素は、1990年代に2作制作された TVムーヴィの流れを引くようで、パラレルワールドがここ で合体したことにもなりそうだ。 2本目は、180度方向を変えて正に現代犯罪を扱った作品。 原題の意味は映画の最初に紹介されるが、かなり衝撃的なも のだ。 物語は、男が誘拐された少年を単独で奪還するシーンから始 まる。それは鮮やかな手口で作戦を成功させるのだが。その 裏ではコラテラル・ダメージとは言い切れない事象が発生し ていた。このため男はトラウマを負ってしまう。 そして再び誘拐事件が起きた時、男は被害者の両親から協力 を懇願されるが、最初は応じる素振りも見せない。しかし男 が動き出すと、事件は凄まじい展開を見せることになる。 作品はヴァン・ダム主演のアクションドラマだが、背景にあ るのは若年者の人身売買。その話はアジア映画でも何度も登 場しているが、本作では2009年6月紹介『96時間』にも描 かれたヨーロッパにおける事情が描かれている。 といっても作品はあくまでもアクション映画。『エクスペン ダブルズ2』とは見違える風貌のヴァン・ダムによる見事な 闘いが描かれるものだ。それと今回の2作品を連続で観てい ると、両作でそっくりのシーンが登場し、それを全く違う風 貌で、真逆の意味合いで演じているのも面白かった。 共演はTVドラマ“Stargate: Atlantis”のジョー・フラニ ガンと、同じく“Stargate SG-1”のアナ=ルイーズ・プロ ウマン。それにヴァン・ダムの息子のクリストファー・ヴァ ン・ヴァレンバーグが主人公の息子役で出演している。 監督は、2002年“Cube 2”の脚本と、2004年“Cube Zero” の監督も務めたアーニー・バーバラッシュ。監督は2011年の 自身の前作でもヴァン・ダムと組んでいたようだ。 * * 2004年“Shaun of the Dead”と2008年5月紹介『ホット ・ファズ』のエドガー・ライト監督・脚本、サイモン・ペッ グ脚本・主演による新作のパロディ・コメディが計画され、 イギリスで撮影が開始されている。 今回の題名は“The World's End”。因に上記2作と本作 は併せて“cornetto”トリロジーとも称されているもので、 それぞれはジャンル映画に独自の捻りを加えたとのこと。そ の第1作はゾンビで第2作は警官ものだった訳だが、新作は それがSFとのことだ。 内容は20年ぶりの同窓会に集まった男たちが、昔の出来事 に話を咲かせるが、それは彼らを過去に誘い、さらに未来の 人類に関わる事態に繋がって行くというもの。ペッグ脚本の SFコメディでは2011年10月紹介『宇宙人ポール』もなかな かの出来だったので、本作の日本公開も期待したいものだ。
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