| 2012年09月09日(日) |
黄金を抱いて、アルゴ、ロックアウト、駄作の中だけに、ミラクル・ツインズ、エクスペンダブルズ2、ドリームハウス、ニモ3D+Hobbit |
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ ※このページでは、試写で見せてもらった映画の中から、※ ※僕が気に入った作品のみを紹介しています。なお、文中※ ※物語に関る部分は伏せ字にしておきますので、読まれる※ ※方は左クリックドラッグで反転してください。 ※ ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 『黄金を抱いて翔べ』 大阪府出身の女流ミステリー作家高村薫が1990年に発表した デビュー作の映画化。その映画化に、大阪府出身の脚本家・ 吉田康弘と奈良県出身の監督・井筒和幸が挑戦した。 主人公はちょっと影のある男。その男が大阪に現れ、以前か らの知り合いらしい男の斡旋で吹田に居を構えて、運送会社 で働き始める。しかしそれは表向きのことで、彼らには裏で 大きな計画があった。 それは古びた大きな銀行の地下に眠る時価数億円の金の延べ 板。それを強奪しようという計画だ。そして主人公には、仕 事を斡旋した男から爆弾を扱える男の紹介が依頼される。主 人公にはそれに合う男の心当たりがあったが… その他、銀行内のセキュリティシステムに詳しい男や、銀行 のエレベーターを手掛けた老人などが加わって計画がスター トする。しかしそこには集まってきた男たちの過去が関って いた。 出演は、妻夫木聡、浅野忠信、桐谷健太、溝端淳平、東方神 起のチャンミン、そして西田敏行。他に青木崇高、田口トモ ロヲ、中村ゆり、鶴見辰吾らが脇を固めている。 爆弾魔の男が川向こうに住んでいたのが故意か偶然かなど、 多少解り難いところはあったが、その監視で実力を測るなど の展開は納得できた。他にも計画は緻密さと大胆が巧みに織 り合わされて、なかなか見応のある作品になっていた。 ただし物語の展開上仕方ない面はあるが、人が多少安易に死 に過ぎるのと、そこでの人間ドラマが希薄な感じもした。そ れは原作が作家のデビュー作という点もあるのかもしれない が、映画としてもう少し肉付けしてもよかったかと思えると ころだ。 尤もそれもやり過ぎると問題だが…。本作の場合は、今この 状況で犯行を実行しなければならない理由付けも多少不明確 で、ここにもっと切迫した雰囲気も欲しかった。 俳優たちはそれなりに雰囲気を出していて、なかなか良い感 じだった。ただ、西田敏行を3週連続で紹介することになっ たのは、ちょっと驚きだが。他にこの年代で上手く存在感の 出せる俳優がいないのも事実なのだろう。
『アルゴ』“Argo” 2010年11月紹介『ザ・タウン』などのベン・アフレック監督 ・主演による最新作。1979年に起きた在テヘランアメリカ大 使館人質事件。その際にカナダ大使公邸に逃げ込んだ6人の アメリカ人を巡る、俄かには信じられない脱出作戦の全貌を 描いた実話に基づく作品。 事件の発端は、前国王のアメリカ入国に怒ったイランの民衆 が大使館になだれ込み、そこにいた52人を人質にとったとい うもの。その直接の事件は1年以上を経て解決を見るが、実 は民衆がなだれ込んだ際に6人のアメリカ人が大使館を脱出 し、カナダ大使公邸に匿われていた。 しかしその事実が知れると、カナダ大使館は勿論、アメリカ 大使館に人質になってる人々にも危険が迫る。そこでCIA は、密かにその6人を脱出させる作戦を立てるが…。 その計画とは、折からのSF映画ブームに目を付け、ハリウ ッド製SF映画の偽計画を立てて、イランの荒野にロケハン に訪れたスタッフとして6人を連れ出すというもの。そして CIAは『猿の惑星』でオスカー受賞のジョン・チェンバー スらに協力を求め、作戦をスタートする。 映画にはチェンバースは実名で登場し、Daily Variety紙に 載った実際の偽広告なども紹介されている。因にその偽映画 の題名が“Argo”というものだ…と、ここまでが今回の映画 の内容。 実はDaily Variety紙は数年前まで定期購読していて、そん なことあったかと思い返してみたが、僕が購読をし始めたの が1981年4月で掲載はそれ以前だった。しかし情報を探って いくと、偽計画として立てられたのはロジャー・ゼラズニー 原作の“Lord of Light”だったことが判明。 その計画には『X‐メン』などのアーティストのジャック・ キルビーらも関っていて、コロラドにアミューズメントパー クの計画もあったというもので、その話には何となく聞き覚 えもあった。ただし製作者バリー・アイラ・ゲラーの立てた その計画が頓挫し、それがこの作戦に採用されたようだ。 他には映画には出てこないが、後には『E.T.』などに関る メイクアップアティチストのボブ・シーデルらも作戦の主な 協力者だったとのことだ。因にチェンバースは、この作戦以 前からかなり有力なCIAの協力者だったそうだ。 それにしても、これはSF映画ファンにとてはかなり愉快な 話で、SF映画も意外なところで世間のお役に立っていたと いうこと。まあ作品の中では「バカ映画」と呼ばれ続けてい るが。 共演は、アラン・アーキン、ブライアン・クランストン、ジ ョン・グッドマン(チェンバース役)。原作はジョシュア・ ベアマン、脚本はクリス・テリオ、製作にはジョージ・クル ーニーが名を連ねている。 なお、字幕で『最後の猿の惑星』となっていたものが、エン ドロールでは“Conquest of the Planet of the Apes”だっ た。こちらの邦題は『猿の惑星・征服』だったはずで、その 点はちょっと気になった。
『ロックアウト』“Lockout” リュック・ベッソン製作・脚本、ガイ・ピアース主演による 近未来スペースアクション。 物語の背景は2079年。舞台は宇宙空間に浮かぶとあるステー ション。そこでは犯罪者たちが冷凍睡眠によってその刑期を 過ごしたいた。そしてその宇宙ステーションを大統領の娘が 訪問する。彼女の目的は、そのステーションを巡るある疑惑 を調査するものだったが… 調査のため冷凍睡眠から覚まされた犯罪者が突然彼女に襲い 掛かり、彼女を拉致した犯罪者は他の500人の冷凍睡眠を解 除、目覚めた犯罪者らによってステーションは制圧されてし まう。この事態にCIAは、元捜査官の男をステーションに 潜入させる作戦を立てるが… ピアース扮するこの元捜査官の主人公が濡れ衣を着せられて いて、その無実の証拠を握る元仲間もステーションに収容さ れている。そこで主人公は人質の救出と共に、元仲間の奪還 も目指すという展開だ。しかもそこには別のタイムリミット も迫ってくる。 まあ、受刑者を眠らせてしまって刑期の意味があるのかとい う疑問も湧くが、犯罪者で刑務所が満員という現状は、こん な発想も生んでしまうのだろう。その他のタイムリミットの 設定などは、それなりに考えられていたものだ。 共演は、2009年6月紹介『96時間』などのマギー・グレイ ス。他に、『タイタンの戦い』などのヴィンセント・リーガ ン、2009年1月紹介『THIS IS ENGLAND』などのジョセフ・ ギリガンらが脇を固めている。 グレイスは、その後は『ナイト&デイ』などにも出演してい たが、立派に育ったもので、次回作の『96時間』の続編も 楽しみになってくる。 共同脚本と監督はスティーヴン・レジャーとジェイムズ・マ ザー。映画学校の同級生というコンビ監督で、今までは短編 映画で受賞歴があるようだが、本作はベッソンに見い出され ての長編デビュー作品だ。 脚本的にはピアースの減らず口など楽しめたが、映像的には もう少し宇宙空間らしいアクションシーンも欲しかった感じ もする。でもまあ基本的には上映時間が96分程度の作品で、 その割には宇宙戦のシーンなどもそれなりにあって、これは これで納得できる作品になっていた。
『駄作の中だけに俺がいる』 現代芸術家の会田誠の制作風景と人物を追ったドキュメンタ リー。 会田は、1993年「巨大フジ隊員VSキングギドラ」や、1996年 「紐育空爆之図」などの作品で著名になり、近年はアメリカ ・ヨーロッパなどでも個展や作品の展示が行われている。 本作は、そんな会田が日本では実現できない大型作品の制作 のために、北京の住居兼ギャラリーで制作を続ける様子など に密着し、会田自身の芸術への想いや、家族、仲間との生活 の様子を記録している。 それにしても、会田本人やその夫人らが、かなりサーヴィス 精神旺盛な人たちのようで、作品はほとんど嫌味なども感じ られないものになっている。その中で、ある意味全精力を賭 けて自分の構想に立ち向かう会田の姿が描かれている。 因に作中で描かれているのは、「灰色の山」と「滝の絵」、 他にも2作ほどが写されているが、それらの絵を見るだけで も価値が感じられる。しかもそこに会田がその絵に賭ける心 情などがモノローグのように挿入されている。 これは絵画制作のドキュメンタリーとしても堪能できる作品 になっていた。 その会田は、子供の頃はAD/HD(注意欠陥・多動性障害) だったと自覚しているようだ。そして遺伝性とされるその障 害によって小学生の息子も学校を変らざるを得なかったとさ れている。しかしその父親は子供の頃から絵画の才能を発揮 し、すでに息子もPC上で見事な3D絵画を制作する。 実は、後日に知的障害者のドキュメンタリーを観て、その障 害者についてもいろいろ考えさせられたが、障害の程度の差 はあるにせよ、その才能の方向によってもこうも違う人生に なってしまうことにも、問題の難しさを感じさせた。 因に本作の後半に取材されている個展は、東京市ケ谷で開催 されており、実はその当時に前を通りかかって掲げられてい たバナーに「何じゃコリャ」と思った記憶がある。案外身近 な場所で行われていたことにも驚いた。 なお、会田氏の次の個展は、今年11月17日から来年3月31日 まで六本木の森美術館で開催されるようで、約100点が展示 されるとのこと。東京国際映画祭の会期中でないのは残念だ が、できたら観に行きたいと思ったものだ。
『ミラクル・ツインズ』“The Power of Two” 嚢胞性線維症(CF)という難病を持つ日系アメリカ人の女 性双生児の姿を追ったドキュメンタリー。 この難病について、日本のインターネットページで調べると 治療法には対処療法しかないように書かれているが、本作の 舞台であるアメリカでは、臓器移植による治療が一般的に行 われているようだ。その中心がスタンフォード大学であるよ うにも描かれている。 そして登場するのは、アナベル・万里子とイサベル・百合子 という双子の姉妹。2人は名前が表す通り日系人で、母親が 日本人、父親がドイツ人の家庭に生まれるが、本来は日本人 には稀という遺伝性の病を、一卵性双生児であるために一緒 に発症してしまう。 しかし彼女らは、それぞれが1回及び2回の移植手術によっ て、現在は極めて良好な健康状態を取り戻しているようにも 見える。そんな姉妹は、アメリカで「ミラクル・ツインズ」 と呼ばれているものだ。 そんな姉妹を追ったドキュメンタリーだが、映画を観るまで は単純に手術を受けるまでの苦難などを描いた難病ものだろ うと予想していた。ところが実際の作品は、難病の枠を超え た移植医療の問題を扱っており、さらに移植医療の立ち遅れ が著しい日本の問題が主に描かれた作品になっていた。 それは姉妹が日系人であったことにも拠りそうだが、そこで は宗教の問題や、日本における移植医療の歴史的な経緯など も紹介され、日本の移植医療が極めて特異な道を歩んだこと も紹介されている。 またその中では、臓器提供者の父親が「アメリカではヒーロ ーなんだよね」と言いながら、恐らく誹謗中傷の的にされた のであろう姿や、何より来日の際に「日本人のドナーに会う ことが楽しみ」と語っていた姉妹が、結局その面会シーンが 映画に登場しない辺に、問題の深さを感じさせたものだ。 その一方で、日本における政治的な動きとしては、自らが父 親への生体肝移植のドナーでもある河野太郎衆議院議員が登 場し、その取り組みも紹介される。その中ではようやく移植 関連法が改正されたことも報告される。因に河野氏は、僕が 応援しているサッカーチームの存続に尽力してくれた人で、 その登場には嬉しくも感じられた。 監督は、2度のオスカーノミネーターでカリフォルニア大学 などでも教鞭を取るマーク・スモロウィッツ。 なお本作の推薦者の中には、俳優ジャック・ブラックの名前 も挙がっていたようだ。
『エクスペンダブルズ2』“The Expendables 2” 2010年公開作品の続編。実は、前作の時は試写を観せて貰え なくて、今回が初鑑賞となった。といっても物語は本作だけ で充分に理解できたし、問題なく楽しめたものだ。 そのお話は、自ら消耗品(expendables)と名告る傭兵部隊 を中心に、まずはチベット国境ネパールにある反政府軍基地 からの富豪救出作戦で開幕し、そこで部隊メムバーの紹介も 行われる。そしてニューヨークに戻った彼らに、CIAから 有無を言わさぬ仕事が言い渡される。 それは、僻地に撃墜された輸送機からある品物を回収すると いう彼らにとっては容易い仕事に見えたが、その作戦に1人 の女性の同行が命じられ、さらにその回収現場には、新たな 強敵が待ち構えていた。そしてその作戦は、世界に脅威を与 えるものになって行く。 というお話はあるが、それはまあ映画の展開の繋ぎのための ようなもので、本作の見所は何といってもCGIに頼らない 肉体系のアクションと、新旧とさらに東西も取り混ぜたアク ションスターたちの共演にある。 その出演者は、シルヴェスター・スタローン、アーノルド・ シュワルツェネッガー、ブルース・ウィリス。また、ジェイ スン・ステイサム、ドルフ・ラングレン、ジェット・リー。 そしてチャック・ノリスにジャン=クロード・ヴァン・ダム らの錚錚たる顔ぶれが登場する。 さらに今年7月紹介『ハンガー・ゲーム』のリアム・ヘムズ ワース、2008年1月紹介『トゥヤーの結婚』などのユー・ナ ン、前作『エクスペンダブルズ』に登場のランディ・クート ゥア、テリー・クルーズ、2003年8月紹介『ブラックマスク 2』などのスコット・アドキンスらが脇を固めている。 CGIを駆使したVFXアクション全盛の時代に、肉体系の アクションを注目させようという魂胆はよくわかる作品。そ れはまあマシンガンなどで銃弾雨霰の中、主人公たちは全く の無傷で敵だけが一発必中で倒されるなんていうのは、あれ あれとも思ってしまうが、これがハリウッド映画なのだ。 原案と脚本は、2006年8月紹介『16ブロック』などのリチ ャード・ウェンク、監督は、2007年4月紹介『ストレンジャ ー・コール』などのサイモン・ウェスト、製作は、今年5月 紹介『コナン・ザ・バーバリアン』などのアヴィ・ラーナー が担当している。
『ドリームハウス』“Dream House” ダニエル・クレイグ、ナオミ・ワッツ、レオチェル・ワイズ 共演による心理サスペンス。 主人公は、多忙だった編集者の職を辞したばかりの男性。彼 は愛する妻と2人の娘と共に郊外の家に暮らしている。とこ ろが娘の1人が窓から覗かれていると訴え始める。そこで家 を見回った主人公は、地下室に屯していた悪餓鬼たちから、 その家が一家惨殺事件の現場だったことを教えられる。 そこで事の真相を調べ始める主人公だったが、主人公の問い 掛けに町の人々は一様に口を噤んでしまう。そしてようやく 口を開いてくれたのは、向かいの家に住む女性だったが…。 そこには驚愕の事実が潜んでいた。 脚本は、1989年にクリストファー・ロイド主演で『ドリーム ・チーム』などの作品のあるデヴィッド・ルーカ。監督は、 1989年の『マイ・レフトフット』と1992年の『父の祈りを』 で連続オスカー候補になったジム・シェリダン。脚本はかな り捻りの効いた見事なものだが、それを監督と上記の3人の 出演者たちが完璧に映像化している。 共演は、今年8月紹介『リンカーン/秘密の書』などのマー トン・ソーカス、1997年『ガタカ』などのイライアス・コテ ィーズ、2009年5月紹介『ターミネーター4』などのジェー ン・アレクザンダー。 さらに主人公の2人の娘役に、2010年7月紹介『インセプシ ョン』に出演のテイラー・ギアとクレア・アスティン・ギア の姉妹。そしてもう1人の少し年長の少女役に、『デスパレ ートな妻たち』にレギュラー出演のレイチェル・G・フォッ クス。彼女と主人公の交わす台詞は出色のものだ。 この種の心理ドラマは、とかくトリッキーな展開が目を引く が、本作ではその中に素晴らしい情感が込められている。特 に本来なら掟破りの展開が、ここでは物語に深みを与えてい る面もあり、それは見事な脚本。オスカー脚本賞にもノミネ ートされたシェリダン監督が惚れ込んだのも判る作品だ。 なおシーンによって2つの顔を見せる家のプロダクション・ デザインは、1981年『スキャナーズ』などデヴィッド・クロ ーネンバーグ作品を手掛けるキャロル・スピアが担当。また 衣裳デザインも『スキャナーズ』などのデルフィーヌ・ホワ イトが手掛けているのも注目だ。
『ファインディング・ニモ3D』 “Finding Nemo/Partysaurus Rex” 2003年11月紹介のディズニー=ピクサーによるCGIアニメ ーション作品が3D化され、3D劇場限定で再公開される。 物語については以前の紹介を見て貰いたいが、今回見直して みると、一部の展開がかなりシビアなことに改めて気付かさ れた。それはまあ当時も指摘はされていたが、10年前の僕は まだディズニーのブランドで気にもしていなかった。 しかし今見ると、戦争に絡む表現などにはかなりの厳しさも 感じたものだ。その他にも現実を見詰める視線には、確かに 従来のディズニーとは異なるものが感じられた。でもまあ、 全体はディズニー調の冒険なのだが。 ということで今回は、それがさらに3D化もされているもの だが、ハリウッドの特に後付けの3Dでは、どうしても奥行 き感が主体で前に飛び出してこないのは、いろいろあって難 しいのが現状のようだ。従って本作でもあまりこれはという 3D感は得られなかった。 これは、2008年4月13日付で報告しているように“Deep Sea 3D”をIMax-3Dで体験している僕としては物足りなくも感じ てしまうところだ。でもまあその他の海中の景観はそれなり に3D化されていたから、これは現状では満足しなければな らないものだろう。 なお公開では、『レックスはお風呂の王様』“Partysaurus Rex”という短編作品が併映される。こちらは人気の『トイ ・ストーリー』からのスピンオフで、いつもはちょっと間抜 けな感じの恐竜人形のレックスが、入浴用のおもちゃと共に 大活躍するというもの。ちょっとした才能が皆に大きな夢を もたらすという展開は、社会的な側面を持った作品にも感じ られた。 * * 8月5日付で3部作になることを報告した“The Hobbit” の映画化で3作の副題と全米公開日が発表された。 それによると、まず来年12月13日に全米公開される第2部 の副題は“The Desolation of Smaug”となり、第3部の副 題が“There and Back Again”とされると共に、その全米公 開日は2014年7月18日になるとのことだ。 またこの3部作では、撮影が通常の倍速の毎秒48齣の方式 で行われており、一部の劇場で方式に対応した上映が行われ ると、特に3Dでは極めて滑らかな映像が観られる。それが 日本で観られるかどうか判らないけど、ディジタルならその 程度の対応は難しくはないはずで、是非とも日本でも実現し て欲しいものだ。
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