| 2012年07月22日(日) |
ダークナイト ライジング、画皮 あやかしの恋、X年後、歌えマチグヮー、マダガスカル3、コンシェンス、セイフ、ペンギン夫婦のつくり方 |
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ ※このページでは、試写で見せてもらった映画の中から、※ ※僕が気に入った作品のみを紹介しています。なお、文中※ ※物語に関る部分は伏せ字にしておきますので、読まれる※ ※方は左クリックドラッグで反転してください。 ※ ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 『ダークナイト ライジング』“The Dark Knight Rises” 2005年5月紹介『バットマン・ビギンズ』、2008年7月紹介 『ダークナイト』に続く、クリストファー・ノーラン監督に よる3部作の完結篇。 2005年作品では映像に圧倒され、2008年作品では物語に圧倒 された3部作の完結は、正にアクションに圧倒されたという 感じの作品だった。実は試写日は、前日大阪でのイヴェント から夜行バスでの帰京で多少体力に不安があったが、そんな ものは吹っ飛ぶ2時間45分だった。 物語は、前作、前々作の全てに決着を付けるもので、悪の同 盟から送られた刺客との壮絶な闘いが繰り広げられる。その 始まりは前作の8年後、ブルース・ウェインは前作の最後の 死闘から立ち直れていない。 しかも、ハーヴェイ・デントはその業績を称えられ、そのデ ントを倒さざるを得なかったバットマンには悪のレッテルが 貼られている。ただしゴッサムシティにはデント法が施行さ れ、犯罪者は即行刑務所に送り込むことで平穏が保たれてい た。 従ってウェインには手も足も出ない状況だったのだが、彼が 立ち直れない理由はそれだけではない。この辺はオリジナル のコミックスのコンセプトとも巧みに絡まって、見事なドラ マが展開されて行く。 そして登場するのが最強の傭兵ベイン、それにセリーナ・カ イル=キャットウーマンが、バットマン=ウェインを新たな 冒険の旅へと誘って行く。そこには悪の同盟の影も見え隠れ していた。 出演はクリスチャン・ベール、マイクル・ケイン、ゲイリー ・オールドマン、モーガン・フリーマン。そしてアン・ハサ ウェイ、トム・ハーディー。さらにはマリオン・コティヤー ル、ジョセフ・ゴードン=レヴィットらが脇を固めている。 脚本は、3部作を支えたデヴィッド・S・ゴイヤーの原案か ら、監督と弟のジョナサン・ノーランが執筆。 最初に本作ではアクションに圧倒されたと書いたが、VFX からスタント、モブシーンまで、それはそれぞれが究極とも 言える壮大な映像が展開される。そしてその中でのブルース からレイチェルへの想いは、個人的にも身近に感じられて心 に染みるものになっていた。 なお物語は、未来への布石も数多く置かれたものになってい る。特にアルフレッドと、もう1人のシーンは期待されるも のだ。しかし映画はこれで見事な結末を迎えており、そこか ら先は無くても良い。ただ7年間楽しませてくれてありがと う、ご苦労様、と言いたくなる。そんな感じの作品だった。 それに本作を観ると、最初から3部作を観直したくなる。そ んな感じもする作品だ。
『画皮 あやかしの恋』“畫皮” 中国の秦から漢に変る時代を背景に、魔性の恋の行方を描い た物語。 主人公の将軍は西域での闘いの中、とある盗賊に襲われた村 で美しい女を救出する。その身寄りの無いという女を自宅に 連れ帰った将軍は、愛する妻に事情を話し、女を自宅に置く ことにする。ところがその将軍の家の周囲で連続殺人が起き 始める。 その犯人はトカゲの化身の妖魔で、将軍に助けられた女も狐 の化身。2人は人の姿に化けていたのだが、その姿(画皮) を保つには、人間の心臓を食べ続けなければならなかった。 そこでトカゲの妖魔が殺人し、毎日それを貢いでいたのだ。 こうして将軍の家に入り込んだ狐の妖魔は、将軍の妻を亡き ものにして、家督を奪う計画を進めていたのだが…。妖魔の 出没によって疑心暗鬼が生まれ、様々なドラマが展開されて 行く。 中国の妖魔と人間の関りでは『白蛇伝』などの作品が記憶に あり、いずれも哀しい物語が綴られるものだが、その中でも 本作は抜群のドラマ性に溢れた作品だと言える。特に後半の 正体を明かしてからの展開はリアルで素晴らしかった。 出演は、2011年5月紹介『酔拳』などのジョウ・シュンと、 2011年3月紹介『処刑剣』などのヴィッキー・チャオ、さら に2002年『小さな中国のお針子』などのチェン・クン。他に 2011年12月紹介『関羽』などのスン・リー、『処刑剣』など のチー・ユー・ウー、ドニー・イェンらが脇を固めている。 妖艶なジョウと、いかにも賢夫人という感じのヴィッキーの 対比バランスが良く、そこに健気で一途なスンが巧みに絡ん で、正に中国若手女優の競演という作品になっている。さら にコメディー・リリーフ的な役割も担うドニーもベテランの 味を出していた。 製作・監督は、2011年7月紹介『レジェンド・オブ・フィス ト』などのゴードン・チャン、アクション監督は2011年3月 紹介『孫文の義士団』などのトン・ワイ。また音楽を、読売 テレビ『デカ☆黒川鈴木』などの藤原いくろうが担当してい る。 大体この種の話では、退魔師は損な役回りになることが多い が、本作はそこにもドラマを設けて、それらのほぼ全員が主 役というかなり難しい構成にも挑んでいる。それも成功した と言える作品だ。
『X年後』 1954年にビキニ環礁で行われたアメリカによる水爆実験をめ ぐる愛媛県・南海放送製作のドキュメンタリー。 ビキニ環礁での水爆実験に関しては、1954年3月1日実施の 第1回実験で死の灰を浴びた第五福龍丸の被曝が知られるも のだが、この作品を観て改めて被曝したのはその1隻だけで はなかったことに気付かされた。 第五福龍丸に関しては、当時子供だった僕の印象は、同船が 規制区域に侵入していたか、たまたま風向きか何かの関係で 死の灰を浴びたものと思わされていた。僕自身は事件当時は 5歳だから、この印象も後日の報道や学習によるものと思う が、僕らはそう教え込まれていた。しかしその印象の全ては 陰謀だったようだ。 この作品を観た後では当然とも思えるが、当時被曝した船は 第五福龍丸だけではなかったし、死の灰を浴びた漁師もその 乗務員だけではなかった。しかし当時の日本政府は、アメリ カ政府から送られた200万ドルの保証金だけで、全てに口を 噤んでしまった。 この作品は改めてその事実にスポットライトを当て、明らか に放射能の影響と思える死亡率やガン発症率の高さを示し、 広島長崎に継ぐ被曝者でありながら何の保障も受けられなか った漁民たちの姿を描いて行く。 そしてもう1点、28年前にその事実に気付き、以来地道にそ の調査を続けている高知県の元高校教師の活動を追い、生存 者や遺族もすでに高齢となって、国家的大事であるはずの出 来事が、歴史の闇に消えてしまう恐ろしさも描いている。 なお作品は、今年1月「NNNドキュメント」枠で全国放送 された映像にさらに増補されたもので、その作品が9月15日 から東京は東中野と愛媛でも一般公開される。その後は草の 根的に全国で公開したいとのことで、事件を葬らせないため の努力が続くようだ。 また試写会で挨拶に立った監督に訊いた話では、作品中の元 高校教師の調査は、書籍化はされているがほとんど知られて もいないとのこと。一般上映では、そのデータなどをWebに 公開するためのボランティアの募集もしたいそうだ。
『歌えマチグヮー』 沖縄県那覇市にある栄町市場の再興への運動を描いたドキュ メンタリー。 タイトルの「マチグヮー」というのは琉球方言で「市場」の ことだそうだ。その舞台となる栄町市場は戦後60年の歴史を 持ち、およそ4000坪のアーケード街の中に120の店が並んで いる。しかし最近ではシャッターの降りている店舗も増えて いたようだ。 そしてお決まりの再開発の計画が提案され、歴史ある市場は 消えようとしていた。しかもこの敷地は戦前には沖縄女子師 範及び第一高女のあった場所で、市場の消滅と再開発は、そ の「ひめゆり」の歴史も消す恐れがあった。 そんな市場を救うため、住民たちが立ち上がる。そして彼ら が始めたのは歌作り。元々音楽の好きな沖縄の人たちが、こ こぞとばかりに才能を発揮。ついには「おばあラッパーズ」 まで誕生してしまう。 撮影・監督・編集は新田義貴。元は1992年NHK入局だが、 中東・アジア問題などの番組制作を続ける中で、沖縄放送局 配属となり2009年に独立。その後もドキュメンタリー作品の 制作を続けて、本作が劇場公開第1作となるようだ。 その制作態度はあまり出しゃばりもせず、しかしそれなりに 被写体との交流もあって、被写体目線での問題提起などは巧 みに行われている感じだ。ただまあ本作の場合は結末が成功 裏に終わっているから、それはそれで作り易かったとも言え るのだろう。 それにキーワードが音楽というのも映画としては作り易いと ころで、独特の沖縄旋律に乗せて披露される歌や踊りが作品 の全体を見事に彩ってくれる。そしてその音楽に誘われるよ うに集まったり帰ってきた人々が、今の市場を支えていると いう展開も素敵だった。 日本全国、シャッター商店街は数知れないが、僕自身がサッ カーの応援で各地を訪れてみると、地方の中核都市であって もその浮き沈みはかなり顕著に感じられる。そんな中で音楽 を通じて再興に成功した栄町市場の記録は、それなりの参考 にはなりそうな感じだ。 勿論そこには各地ごとの事情もあるだろうが、何かを見つけ てそれ懸命に応援すること、それが第1歩のようにも感じら れた。
『マダガスカル3』 “Madagascar 3: Europe's Most Wanted” 2005年6月紹介『マダガスカル』で始まったニューヨーク市 立動物園の人気者、ライオンのアレックス、シマウマのマー ティ、キリンのメルマン、カバのグロリアを主人公にしたシ リーズの最新第3作。 実は、2008年公開の『2』の試写は観ていなくて、今回は久 し振りの再見となった。その第2作はアフリカのサバンナが 舞台だったようだが、そこで主人公たちはペンギンズの裏切 りに遭っていたようだ。 でもまあそれはお決まりのもの、観客はそうだということを 認識していさえすればよい。そんなところから今回のお話は 始まる。 そこで、ようやくペンギンズの裏切りに気付いた主人公たち は、ニューヨークに帰るための最後の手立てと思われるペン ギンズの後を追って、彼らが向かったモンテカルロにやって くるのだが… そこには、自宅の壁を自らが「保護」した世界中の動物の剥 製で一杯にしたいと考える女動物保護官と、その組織が待ち 構えていた。しかも彼女は、まだライオンを手に入れていな かったのだ。 こうしてモンテカルロに到着するなり保護官に追われること になった4人組らは、貨物ヤードに停車中のサーカス列車に 隠れる。そしてそのサーカスの動物たちがニューヨーク公演 を夢見ていることを知った主人公たちは、サーカスの立直し を開始する。 作品はシリーズ初の3Dで制作されているが、このサーカス のシーンはかなりの見ものになっている。実際、サーカスを 舞台にしたアニメーションは過去にもあると思うが、その出 し物は現実のサーカスに制約されている感じがしていた。 しかし、従来のサーカスのイメージを打ち破った「シルク・ ド・ソレイユ」が、本作でもその制約を取っ払ってしまった ようで、本作では実に奔放な技が展開される。そんな技が映 画としても巧みに描かれているものだ。 脚本と監督はシリーズ全てを手掛けるエリック・ダーネル。 また監督にはトム・マクグラスとコンラッド・ヴァーノンも 協力している。さらに脚本には、2006年9月紹介『イカとク ジラ』などのノア・ボーンバックが参加して物語を完成させ ているようだ。 声優は、僕が観たオリジナル版では、ベン・スティラー、ク リス・ロック、デヴィッド・シュワイマー、ジェイダ・ピン ケット=スミス。さらにブライアン・クランストン、ジェシ カ・チャスティン、マーティン・ショート。それにフランシ ル・マクドーマンド。 日本版は、玉木宏、柳沢慎吾、岡田義徳、高島礼子らになる ようだ。
『コンシェンス/裏切りの炎』“火龍” 前々回紹介『強奪のトライアングル』と共に、「ニュー香港 ノワール・フェス」と題して8月11日から東京・新宿武蔵野 館で上映される3作品の内の1本。今年3月紹介『ビースト ・ストーカー/証人』などのダンテ・ラム監督による2010年 作品。 映画の開幕は、かなりトリッキーな映像。その中から最初の 事件がスタートし、そこから警察内部も巻き込む重大犯罪が 描かれて行く。しかもそこには、追跡劇や銃撃戦、さらには 街頭での爆発など、正にアクションが盛り沢山に描かれた作 品だ。 物語の始まりは娼婦の殺害事件。その捜査に任命された主人 公は、実は身重の妻を通り魔に殺され、以来ミニバンに寝泊 まりしてその犯人を追い続けてもいた。しかし捜査を任じら れた主人公は腹心の部下や女性刑事らと共に殺人犯を追い詰 めて行く。 ところが、囮捜査などでようやく犯人を捕えても、自白した 犯人が護送中に犯罪組織と思われる連中に奪還されるなどの 事態が繰り返される。このため主人公らは警察に内通者がい ることを疑い始めるが… 1970年代の香港警察の腐敗ぶりは物凄かったそうで、それが ジャッキー・チェンの『香港国際警察』を生み出したのだそ うだが、本作の背景は携帯電話なども登場する現代でも、そ の図式は変わっていないようだ。 しかも本作では、警察側の真犯人が最終的にそのことを自分 の弁明にしているのだから、これはもう究極とも言えるもの になっていた。これでよく香港警察が文句を言わないものだ と思ってしまうほどだ。 恐らくは壮絶なアクション映画を作るためのフィクションと して認められているのだろうが、それにしても… 出演は、2008年12月紹介『花の生涯』などのレオン・ライ、 2011年8月紹介『アクシデント』などのリッチー・レン、そ して2010年11月2日付「東京国際映画祭」で紹介した『ホッ ト・サマー・デイズ』などのビビアン・スー。 上記の警察官が犯罪に走る理由などが多少不明確な感じもす るが、それを補う壮絶な銃撃戦などの展開で、映像的には存 分に満足できる作品だった。
『セイフ』“Safe” 2010年4月紹介『プリンス・オブ・ペルシャ』などの脚本も 担当したボアズ・イェーキンの脚本・監督、ジェイスン・ス テイサム主演によるアクション作品。 主人公の1人は、賭けボクシングで本当は負けるはずだった のに相手を1発で倒してしまい、八百長の仕掛け人から追わ れることになってしまった男。もう1人は、中国本土で天才 的な数学の能力を示し、ある目的でアメリカに連れてこられ た少女。 何しろ男は滅法強く、少女は観た数字は絶対に忘れない。そ んな2人がニューヨークで出会い、中国マフィアとロシア・ マフィアを向こうに回して、共に窮地からの脱出劇が描かれ る。 戦闘能力に長ける男がいたいけな少女を守って敵地を脱出す るという作品はいろいろあったと思うが、本作では少女の頭 が良くて各所で必要な行動を取る。そんなところが新機軸の 作品と言えそうだ。 共演は、2011年8月紹介『リミットレス』などのロバート・ ジョン・バーク、『ダークナイト ライジング』にも出演の レジー・リー、2002年4月紹介『ノット・ア・ガール』など のアンソン・マウント、さらに2008年2月紹介『燃えよ!ピ ンポン』などのジェームズ・ホン。 それに1975年映画デビュー作の『狼たちの午後』でオスカー ノミネートされたクリス・サランドンと、オーディションを 勝ち抜き本作で長編デビューした12歳の新星キャサリン・チ ェン。見るからに東洋系のチェンはこれからの活躍も楽しみ だ。 物語では、少女しか覚えられないはずの情報を主人公が簡単 に記憶してしまうなど、アレレと思うシーンも登場するが、 ここは本来なら暗号を少女の天分と男の経験で解読し、その 結果を男が記憶するというような流れが必要だろう。 上映時間が94分では、そこまで充分には描けなかったのかも 知れないが、もう少し何とかして欲しい感じはした部分だ。 その他では、後半の展開などは思わずニヤリとしてしまった し、それはエンターテインメントとしては充分だった。
『ペンギン夫婦のつくり方』 平成12年に発売されて日本中に食べるラー油ブームを巻き起 こした石垣島辺銀食堂の辺銀夫妻を描いたドラマ作品。 物語は、中国人と日本人の国際結婚だった夫妻の夫が、日本 国籍への帰化申請をするところから始まる。それは国際結婚 で認められる夫婦別姓に夫が不満を感じ始めたせいだった。 ところが偽装結婚を警戒する日本政府は、帰化申請に対して 夫婦個別の聞き取り調査など厳重な審査を実施。しかもその 間には夫妻が不正行為を働いていないか調べる、身辺調査な ども行っていた。 こうして進められる調査によって徐々に明らかにされる夫妻 の姿が描かれて行く。 最近各地を訪れると、何処に行ってもご当地食材を使った食 べるラー油が氾濫している。そんなブームの立て役者がこの 辺銀夫妻なのだそうだ。そんな訳でこの映画もそのラー油の 開発秘話なのかと思っていたら、これは本当に夫婦の作り方 の物語だった。 そこには勿論ラー油開発の話も出ては来るが、メインとなっ ているのは夫婦の話。2人の愛情が如何にして育まれていっ たか、そんな夫婦の歴史がラー油開発と共に描かれて行く。 それは波乱万丈と言うものではないが、夫婦はこうありたい と思えるものだ。 出演は、2011年3月紹介『八日目の蝉』などの小池栄子、台 湾俳優ワン・チュアンイー。他に6月紹介『るろうに剣心』 などの深水元基、沖縄出身の山城智二、吉田妙子らが脇を固 めている。 脚本と監督は、2009年6月紹介『僕らはあの空の下で』の平 林克理。脚本には2010年8月紹介『裁判長!ここは懲役4年 でどうすか』のアサダアツシも参加している。 辺銀(ペンギン)というのは夫妻の実際の苗字だが、日本で 唯一のこの苗字が誕生する理由がちょっと面白くて、これが 正に法律の落し穴。こんなことが許される(許さざるを得な かった)日本の法律の面白さも描けていた。 それに全編が石垣島でロケされた風景も素敵な作品。因に、 劇中の登場する料理は全て辺銀夫妻の調理によるものだそう で、それも本当に美味しそうな作品だった。 なお10月20日の公開に先駆ける前売鑑賞券の発売では、現在 入手6カ月待ちと言われるペンギンラー油付きペア鑑賞券も 発売されているそうだ。因に試写会では、15gのパック詰め が配られたが、これは本当に美味しかった。
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